JP7484738B2 - 造形体の製造方法、および、造形体 - Google Patents

造形体の製造方法、および、造形体 Download PDF

Info

Publication number
JP7484738B2
JP7484738B2 JP2021006595A JP2021006595A JP7484738B2 JP 7484738 B2 JP7484738 B2 JP 7484738B2 JP 2021006595 A JP2021006595 A JP 2021006595A JP 2021006595 A JP2021006595 A JP 2021006595A JP 7484738 B2 JP7484738 B2 JP 7484738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
shaped body
modeling layer
manufacturing
modeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021006595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022110884A (ja
Inventor
広司 宮下
正 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2021006595A priority Critical patent/JP7484738B2/ja
Publication of JP2022110884A publication Critical patent/JP2022110884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7484738B2 publication Critical patent/JP7484738B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

本発明は、造形体の製造方法、および、造形体に関する。
従来から、出射されたレーザ光に対して金属を供給して溶融させたのち、基材の上で凝固させることで、金属の造形体を製造する製造方法が知られている。例えば、特許文献1には、造形体の主成分となる金属と、造形体の主成分より融点が高い異種金属と、が混合された混合粉末を用いて、造形体を製造する技術が開示されている。
特開2019-085604号公報
しかしながら、上記先行技術によっても、造形体において、造形体の内部に形成される空孔を低減する技術については、なお、改善の余地があった。例えば、特許文献1の技術では、基材の上に造形体を造形する場合、レーザ光によって溶融した金属の熱は、基材に流れやすいため、溶融した金属は、凝固しやすい。溶融した状態の金属の内部に留まっている気体は、溶融した金属が凝固すると内部に閉じ込められて空孔となるため、特許文献1の技術では、空孔が形成されやすい。空孔が多くなると、造形体の強度が低下するおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、造形体において、内部の空孔を低減し、強度を向上する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、金属を含んだ第1造形層を積層させて造形体を製造する造形体の製造方法が提供される。この造形体の製造方法は、基材の表面に前記第1造形層よりも熱伝導率が低い第2造形層を形成する第1工程と、前記第2造形層の上に前記第1造形層を積層させて、前記造形体を形成する第2工程と、を備える。
この構成によれば、第1工程において、基材の表面に第2造形層を形成したのち、第2工程において、第2造形層の上に第1造形層を積層させて造形体を形成する。金属を含んだ第1造形層を、第1造形層を形成する金属を一旦溶融させて形成する場合、溶融した金属の内部に気体が留まるおそれがある。上述の製造方法では、第1工程で形成する第2造形層は、第1造形層よりも熱伝導率が低いため、第2工程において溶融した金属の熱は、第2造形層を通って基材に流れにくくなっている。これにより、溶融した金属が凝固するまでの時間は、比較的長くなるため、溶融した金属内の気体は、外部に排出されやすくなり、溶融した金属が凝固することで形成される第1造形層に空孔が形成されにくくなる。したがって、造形体の内部の空孔を低減することができるため、造形体の強度を向上することができる。
(2)上記形態の造形体の製造方法において、前記第2工程では、出射されたレーザ光に第1金属粉末を供給することによって前記第1金属粉末を加熱し、前記第2造形層の上で前記第1金属粉末を溶融および凝固させて前記第1造形層を形成し、前記第1工程では、前記第1金属粉末と前記第1金属粉末よりも熱伝導率が低い第2金属粉末とを混合させた混合粉末を、出射されたレーザ光に供給することによって前記混合粉末を加熱し、前記基材の上で前記混合粉末を溶融および凝固させて前記第2造形層を形成してもよい。この構成によれば、第2造形層は、第1造形層を形成する第1金属の粉末と、第1金属よりも熱伝導率が低い第2金属の粉末とを混合させた混合粉末から形成される。これにより、第2造形層には、第1造形層を形成する第1金属が含まれるため、第1造形層と第2造形層との接合力を向上することができる。したがって、造形体の強度をさらに向上することができる。
(3)上記形態の造形体の製造方法において、前記第1金属粉末は、前記基材と同じ成分を含んでいてもよい。この構成によれば、第1金属粉末は、基材と同じ成分を含んでいる。これにより、第1金属粉末から形成される第1造形層は、基材との接合力が向上するため、例えば、基材に形成されている窪みに第1造形層を形成することで第1造形層と基材とが接触する場合、造形体と基材との接合力を向上することができる。
(4)上記形態の造形体の製造方法において、前記第2工程では、前記第1金属粉末は、キャリアガスによって前記第2造形層に向けて供給されてもよい。この構成によれば、第2工程において、第1金属粉末は、キャリアガスによって第2造形層の上に供給される。これにより、第1金属粉末は、第2造形層の上に供給されやすくなるため、第1造形層の成形速度を向上することができる。また、第2工程において、第1金属粉末を第2造形層の上に供給するキャリアガスが、溶融する第1金属の内部に含まれても、熱伝導率が低い第2造形層によって溶融した第1金属は、凝固しにくくなっているため、第1造形層に空孔は形成されにくい。これにより、造形体の強度を向上しつつ、造形体の成形速度を向上することができる。
(5)上記形態の造形体の製造方法において、前記第1工程では、前記基材の上に前記第2造形層を複数積層させてもよい。この構成によれば、第1工程において、基材の上に複数の第2造形層を積層させる。これにより、基材と第1造形層との間の熱伝導率はさらに低下するため、第1造形層を形成するときに、溶融した金属は、さらに凝固しにくくなる。したがって、第1造形層にはさらに空孔が形成されにくくなるため、造形体の強度をさらに向上することができる。
(6)上記形態の造形体の製造方法において、前記第2工程は、前記第2造形層を加熱する工程と、加熱された前記第2造形層の上に、前記第1造形層を積層させる工程と、を含んでもよい。この構成によれば、第2工程において、加熱された第2造形層の上に第1造形層を積層させる。これにより、第2造形層の上で溶融した金属の熱は、第2造形層を通って基材にさらに流れにくくなるため、溶融した金属が凝固するまでの時間は、さらに長くなり、空孔がさらに形成されにくくなる。したがって、第1造形層に形成される空孔をさらに低減することができるため、造形体の強度をさらに向上することができる。
(7)上記形態の造形体の製造方法において、前記第2工程では、減圧環境下で前記第1造形層を積層させてもよい。この構成によれば、第2工程において、減圧環境下で第1造形層を積層させる。これにより、溶融した金属内の気体は、外部にさらに排出されやすくなるため、第1造形層に空孔がさらに形成されにくくなる。したがって、第1造形層に形成される空孔をさらに低減することができるため、造形体の強度をさらに向上することができる。
(8)本発明の別の形態によれば、造形体が提供される。この造形体は、基材の上と、前記基材に積層される第1造形層であって、金属を含む第1造形層と、前記基材と前記第1造形層との間に配置される第2造形層であって、熱伝導率が前記第1造形層の熱伝導率より低い第2造形層と、を備える。この構成によれば、造形体は、基材の上に形成される第2造形層と、第2造形層の上に積層される第1造形層と、を備える。金属を溶融および凝固させて第1造形層を形成する場合、溶融した金属の内部に気体が留まるおそれがある。上述の構成の造形体では、第2造形層は、第1造形層よりも熱伝導率が低いため、溶融した金属の熱は、第2造形層を通って基材に流れにくくなっている。これにより、溶融した金属が凝固するまでの時間は、第2造形層の熱伝導率が比較的高い場合に比べ長くなるため、溶融した金属内の気体は、外部に排出されやすくなり、溶融した金属が凝固することで形成される第1造形層に空孔が形成されにくくなる。したがって、造形体の内部の空孔を低減することができるため、造形体の強度を向上することができる。
(9)上記形態の造形体において、前記第1造形層は、第1金属を含んでおり、前記第2造形層は、前記第1金属と、前記第1金属より熱伝導率が低い成分と、を含んでいてもよい。この構成によれば、第2造形層は、第1造形層を形成する第1金属と、第1金属よりも熱伝導率が低い成分と、を含んでいる。これにより、第2造形層には、第1造形層の第1金属が含まれるため、第1造形層と第2造形層との接合力を向上することができる。したがって、造形体の強度をさらに向上することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、造形体の製造方法を実行する装置やシステム、これら装置およびシステムの制御方法、これら装置およびシステムにおいて造形体の製造方法を実行させるコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを配布するためのサーバ装置、そのコンピュータプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現することができる。
第1実施形態の造形体製造装置の概略構成を示す模式図である。 第1実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。 比較例の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。 第1実施形態の造形体の製造方法で製造した造形体の断面写真である。 比較例の造形体の製造方法で製造した造形体の断面写真である。 造形体の空孔率を示す図である。 第2実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。 第3実施形態の造形体製造装置の概略構成を示す模式図である。 第4実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の造形体製造装置1の概略構成を示す模式図である。図2は、第1実施形態の造形体製造装置1での造形体の製造状況を説明する図である。造形体製造装置1は、レーザ出射部10と、原料供給部20と、ノズル部30と、制御部40と、を備える。第1実施形態の造形体製造装置1によって造形される造形体5は、図1に示すように、基材6と、第2造形層7aと、複数の第1造形層8a、8bと、を備える。なお、説明の便宜上、図1および図2では、本実施形態の造形体製造装置1において、鉛直方向をz軸方向とする。また、z軸に垂直な方向をx軸方向とし、z軸とx軸とに垂直な方向をy軸方向とする。
レーザ出射部10は、基材6の上方(z軸のプラス方向)に配置されており、図示しないレーザ光源を有する。レーザ出射部10は、制御部40と電気的に接続されており、制御部40が出力する指令に応じて、レーザ光源からレーザ光Lzを出射する。レーザ光Lzは、ノズル部30に向けて出射される。
原料供給部20は、ノズル部30に金属粉末を供給する。原料供給部20は、制御部40と電気的に接続されており、制御部40が出力する指令に応じて、金属粉末をノズル部30に供給する。本実施形態では、原料供給部20は、図示しないガス供給部が供給するキャリアガスとともに、複数の種類の金属粉末をノズル部30に供給可能である。
ノズル部30は、ノズル31と、駆動部32と、を備える。ノズル31は、基材6とレーザ出射部10との間に配置されている。ノズル31は、図2に示すように、二重管構造を有しており、内管部33と、外管部34とを有する。内管部33は、z軸のマイナス方向に向かうにしたがって、外径が小さくなるように形成されている管状部材である。内管部33は、レーザ出射部10から出射されたレーザ光Lzが通るように形成されている。本実施形態では、内管部33の内側を通るレーザ光Lzの周囲には、レーザ光Lzを囲むようにシールドガスG1が供給されている。外管部34は、内管部33の外側に配置されている管状部材である。外管部34は、z軸のマイナス方向に向かうにしたがって、外径が小さくなるように形成されている。内管部33と外管部34との間には、原料供給部20が供給する金属粉末Mが通る通路35が形成されている。通路35を通る金属粉末Mは、キャリアガスG2(図2参照)とともに基材6の上に向かって供給される。ノズル31は、駆動部32に接続されている。
駆動部32は、制御部40と電気的に接続されており、制御部40の指令に応じて、ノズル31を駆動する駆動力を発生する。本実施形態では、ノズル31は、基材6に対してz軸方向、x軸方向、および、y軸方向のいずれの方向にも移動可能に設けられている。これにより、基材6の表面61の任意の場所に、第2造形層7aと複数の第1造形層8a、8bとを形成することができる。
制御部40は、ROM、RAM、および、CPUを含んで構成されるコンピュータである。制御部40は、レーザ出射部10と、原料供給部20と、駆動部32とのそれぞれと、電気的に接続している。制御部40は、事前に入力されているコンピュータプログラムに応じて、レーザ出射部10から出射されるレーザ光Lzの出射タイミングや強度などや、原料供給部20によって供給される金属粉末の種類や供給量などを制御する。また、制御部40は、駆動部32によるノズル31の移動を制御する。
次に、本実施形態の造形体5の製造方法を説明する。本実施形態の造形体5の製造方法は、例えば、指向性エネルギー堆積方式(デポジション方式)による製造方法である。指向性エネルギー堆積方式では、基材6に向けて照射されるレーザ光Lzの照射領域に、キャリアガスG2によって金属粉末Mを供給することで、レーザ光Lzによって溶融された金属粉末Mを基材6の上に堆積させて、任意の形状の造形体5を造形する。なお、造形体5の製造方法は、指向性エネルギー堆積方式に限定されず、第1造形層8a、8bや第2造形層7aを形成する金属を一旦溶融させて凝固させることで任意の形状の造形体5を造形することが可能な方法であればよい。
最初に、第1工程として、基材6の表面61に第2造形層7aを形成する。具体的には、レーザ出射部10によって基材6の表面61に向けてレーザ光Lzを出射させた状態で、第2造形層7aとなる混合粉末をレーザ光Lzに供給する。第1工程において、原料供給部20が供給する混合粉末は、第1造形層8a、8bとなる第1金属の粉末と、第1金属よりも熱伝導率が低い第2金属の粉末と、を混合させたものである。本実施形態では、第1金属は、例えば、熱伝導率が27W/(m・K)のSKH51であり、第2金属は、例えば、熱伝導率がSKH51の熱伝導率より低い21W/(m・K)の炭化チタン(TiC)である。これにより、第2造形層7aの熱伝導率は、第1造形層8a、8bの熱伝導率より低くなる。本実施形態では、混合粉末は、SKH51の粉末(第1金属粉末)と、TiCの粉末(第2金属粉末)とが、体積比で1:1の割合で混合されている。第1工程では、この混合粉末をレーザ光Lzによって加熱し溶融した後、SS400から形成されている鉄系の基材6の表面61で凝固させることで、第2造形層7aを形成する。本実施形態では、ノズル31を基材6の表面61に沿ってx軸方向およびy軸方向の少なくとも一方向に移動させることで、基材6上の任意の範囲に第2造形層7aを形成することができる。本実施形態では、第2造形層7aは、100μmの厚さとなるように形成される。
次に、第2工程として、第1工程で形成された第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを積層させて、造形体5を形成する。具体的には、レーザ出射部10によって第2造形層7aの表面71に向けてレーザ光Lzを出射させた状態で、第1造形層8の成分であるSKH51の粉末をレーザ光Lzに供給する。第2工程において、SKH51の粉末は、図2に示すように、例えば、アルゴン(Ar)などのキャリアガスG2によって搬送される。本実施形態では、第2工程の最初として、ノズル31を第2造形層7aの表面71に沿って移動させることで、第2造形層7aの表面71上に最初の第1造形層8aが形成される。さらに、ノズル31を第1造形層8aの表面81に沿って移動させることで、第1造形層8aの表面81上に第1造形層8bが形成される(図2参照)。このようにして、第2造形層7aの上に、複数の第1造形層8a、8bを形成し、任意の形状の造形体5を形成する。なお、図2では、2つの第1造形層8a、8bのみを示しているが、3つ以上の第1造形層を積層してもよい。
本実施形態の造形体5の製造方法では、第2工程において、図2に示すように、レーザ光Lzに供給されたSKH51の粉末Mは、レーザ光Lzによって加熱されることで溶融するため、第2造形層7aの表面71上や直前に形成された第1造形層の表面(例えば、図2に示す第1造形層8aの表面81上)に、SKH51の溶融池8cが形成される。この溶融池8cの内部には、レーザ光LzのシールドガスG1や、SKH51の粉末MのキャリアガスG2などの気体が留まるおそれがある。気体が内部に留まったまま溶融池8cが凝固すると、第1造形層8a、8bの内部に、内部に留まった気体によって空孔が形成される。本実施形態の造形体5の製造方法では、基材6と第1造形層8a、8bとの間に、熱伝導率が比較的低い第2造形層7aが形成されているため、第1造形層8a、8bの熱は、第2造形層7aを通って基材6に流れにくくなっている。これにより、溶融したSKH51が凝固するまでの時間は、比較的長くなるため、溶融池8cに含まれる気体は、外部に排出されやすくなり、溶融池8cが凝固することで形成される第1造形層8a、8bに空孔が形成されにくくなる。したがって、造形体5の内部の空孔を低減することができるため、造形体5の強度を向上することができる。なお、第1造形層8a、8bに形成される空孔は、キャリアガスG2によるものだけに限定されない。
図3は、比較例の造形体製造装置での造形体9の製造状況を説明する図である。比較例の造形体9の製造方法は、本実施形態と同様に、基材6の表面61にレーザ光Lzを出射させた状態で、第1造形層9aを形成する金属の粉末をレーザ光Lzに供給することで、基材6の表面61上に、第1造形層9aを直接形成する。さらに、第1造形層9a上に、第1造形層9aの製造方法と同じ方法で第1造形層9bを形成し、第1造形層9aの製造方法と同じ方法で第1造形層9cを形成する。比較例の造形体9の製造方法において、第1造形層9a、9b、9cを形成するとき、基材6上または直前に形成された第1造形層上に、第1造形層9aの金属の溶融池が形成される(例えば、図3に示す溶融池9d)。この溶融池9dには、キャリアガスG2が留まるおそれがあり、このまま溶融池9dが凝固すると、第1造形層9a、9b、9cの内部に、キャリアガスG2由来の空孔Vが形成される(図3参照)。造形体9に空孔Vが存在すると、造形体9の強度が低くなり、壊れやすくなる。
図4は、第1実施形態の造形体の製造方法で製造した造形体5の断面写真である。図5は、比較例の造形体の製造方法で製造した造形体の断面写真である。図4に示す造形体5と、図5に示す造形体9とのそれぞれは、出力が750Wのレーザ光を出射した状態で、SKH51の粉末を、供給量0.1g/s、キャリアガス流量25L/minの条件でレーザ光に供給することで、円柱形状に形成したものである。図4に示すように、本実施形態の造形体の製造方法で製造した造形体5では、第1造形層8の内部に、内径が大きな空孔は確認されず、また、空孔の数も比較的少ない。一方、図5に示すように、比較例の造形体の製造方法で製造した造形体9では、第1造形層9aの内部に、内径が大きな空孔が形成されており、第1造形層9aの内部の空孔の数も、本実施形態の第1造形層8に比べると多いことが明らかとなった。
図6は、造形体の空孔率を示す図である。図6には、図4で示した、本実施形態の製造方法で製造した造形体5の空孔率と、図5で示した、比較例の製造方法で製造した造形体9の空孔率と、を示している。ここで、空孔率とは、図4および図5で示した造形体の断面積に対する空孔Vの断面積の比である。図6に示すように、比較例の造形体9の空孔率は、5.99%となる一方、本実施形態の造形体5の空孔率は、0.11%となることが明らかとなった。すなわち、本実施形態の造形体5の内部には、比較例の造形体9の内部に比べ、空孔となっている部分が少ないことを示している。
以上説明した、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第1工程において、基材6の表面61に第2造形層7aを形成したのち、第2工程において、第2造形層7aの上に第1造形層8を積層させて造形体5を形成する。SKH51の粉末を一旦溶融させて第1造形層8を形成する場合、溶融したSKH51の内部に、SKH51の粉末を搬送したキャリアガスなどが留まるおそれがある。本実施形態の造形体5の製造方法では、第1工程で形成される第2造形層7aは、第1造形層8よりも熱伝導率が低いため、第2工程において溶融したSKH51の熱は、第2造形層7aを通って基材6に流れにくくなっている。これにより、溶融したSKH51が凝固するまでの時間は、比較的長くなるため、溶融したSKH51内の気体は、外部に排出されやすくなり、溶融したSKH51が凝固することで形成される第1造形層8に空孔が形成されにくくなる。したがって、第1造形層8a、8bを形成する金属の融点に影響されることなく、造形体5の内部の空孔を低減することができるため、造形体5の強度を向上することができる。
また、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、溶融したSKH51が凝固するまでの時間は、比較的長くなる。これにより、本実施形態の造形体5の製造方法では、比較的高融点の成分を含む造形体の製造にも適用することができる。したがって、第1造形層8a、8bの成分に影響されることなく造形体5の内部の空孔を低減することができるため、様々な成分の造形体5の強度を向上することができる。
また、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第2造形層7aは、第1造形層8を形成するSKH51の粉末と、SKH51よりも熱伝導率が低いTiCの粉末とを混合させた混合粉末を用いて形成される。これにより、第2造形層7aには、第1造形層8を形成する鉄系の成分が含まれるため、第1造形層8と第2造形層7aとの接合力を向上することができる。したがって、造形体5の強度をさらに向上することができる。
また、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第2工程において、SKH51の粉末は、キャリアガスG2によって第2造形層7aの上に供給される。これにより、SKH51の粉末は、第2造形層7aの上に供給されやすくなるため、第1造形層8a、8b、の成形速度を向上することができる。また、第2工程において、SKH51の粉末を第2造形層7aの上に供給するキャリアガスG2が溶融するSKH51の内部に含まれても、熱伝導率が比較的低い第2造形層7aによって溶融したSKH51は凝固しにくくなっているため、第1造形層8a、8bに空孔Vは形成されにくい。これにより、造形体5の強度を向上しつつ、造形体5の成形速度を向上することができる。
また、本実施形態の造形体5によれば、造形体5は、基材6上に形成される第2造形層7aと、第2造形層7aの上に積層される第1造形層8a、8bと、を備える。第1造形層8aを形成するSKH51の粉末を溶融および凝固させて第1造形層8a、8bを形成する場合、溶融したSKH51の内部にキャリアガスG2が留まるおそれがある。しかしながら、造形体5では、第2造形層7aの熱伝導率が第1造形層8の熱伝導率よりも低いため、溶融したSKH51の熱は、第2造形層7aを通って基材6に流れにくくなっている。これにより、溶融したSKH51が凝固するまでの時間は、第2造形層7aの熱伝導率が比較的高い場合に比べ長くなるため、溶融したSKH51内のキャリアガスG2は外部に排出されやすくなり、第1造形層8に空孔が形成されにくくなる。したがって、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vを低減することができるため、第1造形層8a、8bを形成する金属の種類に影響されることなく、造形体5の強度を向上することができる。
また、本実施形態の造形体5によれば、第2造形層7aは、第1造形層8a、8bを形成するSKH51と、SKH51よりも熱伝導率が低いTiCと、を含む。これにより、第2造形層7aには、第1造形層8a、8bの鉄系の成分が含まれるため、第1造形層8a、8bと第2造形層7aとの接合力を向上することができる。したがって、造形体5の強度をさらに向上することができる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。第2実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、基材と第1造形層との間に、複数の第2造形層を積層する点が異なる。
第2実施形態の造形体5は、図7に示すように、基材6と、複数の第2造形層7a、7bと、複数の第1造形層8a、8bと、から形成される。複数の第2造形層7a、7bは、第1実施形態の造形体5の製造方法において、第2工程の前に、第1工程を2回繰り返すことで、それぞれが形成される。第2工程では、複数の第2造形層7a、7bのうち、最後に形成した第2造形層7bの上に、第1造形層8aを形成する。
以上説明した、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第1工程において、基材6の上に複数の第2造形層7a、7bを積層させる。これにより、基材6と第1造形層8a、8bとの間の熱伝導率がさらに低下するため、第1造形層8a、8bを形成するときに、溶融したSKH51は、さらに凝固しにくくなる。したがって、第1造形層8a、8bにはさらに空孔Vが形成されにくくなるため、造形体5の強度をさらに向上することができる。
<第3実施形態>
図8は、第3実施形態の造形体製造装置3の概略構成を示す模式図である。第3実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、第2工程において、減圧環境下で第1造形層を形成する点と、第2造形層を加熱する点が異なる。
本実施形態の造形体製造装置3は、レーザ出射部10と、原料供給部20と、ノズル部30と、制御部40と、カバー51と、加熱部52と、を備える。カバー51は、図8に示すように、基材6の表面61において、第1造形層8a、8bが形成される範囲を囲むことが可能なケースである。カバー51の内部は、図示しない減圧ポンプに接続されており、制御部40の指令に応じて減圧ポンプが駆動すると、減圧することが可能である。カバー51には、ノズル31が挿入可能な貫通孔51aが形成されている。
加熱部52は、基材6を加熱可能な、例えば、ヒータである。加熱部52は、制御部40と電気的に接続されており、制御部40の指令に応じて発熱する。加熱部52において発生した熱は、基材6や第2造形層7aの温度を上昇させるために利用される。なお、加熱部52は、ヒータに限定されず、基材6とともに第2造形層7aを加熱可能な、例えば、バーナーであってもよい。
第3実施形態の造形体5の製造方法では、第2工程において、カバー51の内部を減圧するとともに、基材6を加熱することで第2造形層7aを加熱する。第2工程では、この加熱されている第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを形成する。
以上説明した、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第2工程において、加熱された第2造形層7aの上に第1造形層8a、8bを積層させる。これにより、第2工程において、第2造形層7aの上で溶融したSKH51の熱は、第2造形層7aを通って基材6にさらに流れにくくなるため、溶融したSKH51が凝固するまでの時間は、さらに長くなり、第1造形層8a、8bに空孔Vがさらに形成されにくくなる。したがって、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減することができるため、造形体5の強度をさらに向上することができる。
また、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第2工程において、減圧環境下で第1造形層8a、8bを積層させる。これにより、溶融したSKH51内のキャリアガスG2は、外部にさらに排出されやすくなるため、第1造形層8a、8bに空孔Vがさらに形成されにくくなる。したがって、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減することができるため、造形体5の強度をさらに向上することができる。
<第4実施形態>
図9は、第4実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。第4実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、第2工程においてレーザ光に供給する金属の種類が異なる。
第4実施形態の造形体5が備える基材6は、窪み62が形成されている。第4実施形態の造形体5の基材6は、例えば、金型であって、窪み62は、その金型の一部に形成されている。
第4実施形態の造形体5の製造方法では、第1工程において、窪み62の内側に、第2造形層7aを形成したのち、第2工程において、複数の第1造形層8a、8bを形成する。この第2工程において、第1金属として、基材6と同じ成分のSS400の粉末Mをレーザ光Lzに供給する。これにより、窪み62の内側に接触する第1造形層8a、8bは、基材6と同じ成分を含むこととなる。
以上説明した、本実施形態の造形体5の製造方法によれば、第2工程において供給される金属は、基材6と同じ成分である。これにより、第1造形層8a、8bは、基材6との接合力が向上する。したがって、基材6に形成されている窪み62に第1造形層8a、8bを形成することで、第1造形層8a、8bと基材6との接合力が向上するため、基材6を含む造形体5の強度をさらに向上することができる。
<本実施形態の変形例>
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
[変形例1]
上述の実施形態では、第1工程において、第1金属であるSKH51の粒子と熱伝導率がSKH51の熱伝導率より低いTiCの粉末とを混合した混合粉末を用いて、第2造形層7aを形成するとした。しかしながら、第2造形層の成分は、これに限定されない。第2造形層の成分は、第2造形層の熱伝導率が第1造形層の熱伝導率より小さくなる成分であればよい。したがって、第1工程において、レーザ光Lzに供給される混合粉末は、SKH51の粒子に、TiC以外の熱伝導率が小さい粒子を混合したものであってもよいし、第1造形層の成分より熱伝導率が小さい、1種類の成分からなる粒子であってもよい。
[変形例2]
上述の実施形態では、キャリアガスによってSKH51の粉末を供給するとした。しかしながら、キャリアガスはなくてもよい。キャリアガスがない場合でも、レーザ光のシールドガスや第1造形層を形成する環境中の気体が溶融した第1金属の内部に留まることによって空孔が形成される場合がある。この場合であっても、上述の実施形態のように、溶融した第1金属が凝固するまでの時間が長くなるため、内部の気体は外部に排出されることで、造形体の内部の空孔を低減することができる。
[変形例3]
上述の実施形態では、造形体の製造方法は、指向性エネルギー堆積方式による製造方法であるとした。しかしながら、造形体の製造方法は、これに限定されない。基材の表面に、第2造形層を形成したのち、第2造形層の上に、第1造形層を積層させて造形体を造形する方法であればよい。
[変形例4]
第3実施形態では、第2工程において、加熱部52を用いて基材6および第2造形層7aを加熱し、カバー51を用いて第1造形層8a、8bを減圧環境下で形成するとした、しかしながら、加熱部52による加熱のみや、カバー51による減圧のみであってもよい。加熱のみであっても、第1造形層8a、8bからの熱の移動を抑制することができるし、減圧のみであっても、溶融したSKH51の内部に含まれる気体を外部に排出しやすくなる。これらによって、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減することができるため、造形体5の強度をさらに向上することができる。
[変形例5]
第3実施形態では、第2工程において、加熱されている第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを形成するとした。しかしながら、第2工程において、第2造形層7aを加熱するタイミングと第1造形層8a、8bを形成するタイミングとの関係は、これに限定されない。先に第2造形層7aを加熱した後、加熱された第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを形成してもよい。これによっても、第2造形層7aの上で溶融したSKH51の熱は、第2造形層7aを通って基材6にさらに流れにくくなるため、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減し、造形体5の強度をさらに向上することができる。
[変形例6]
第4実施形態において、基材6の窪み62に、複数の第2造形層を形成したのち、第1造形層を形成してもよい。これにより、第1造形層を形成するときに、溶融した第1金属の熱が、比較的熱容量が大きい金型に逃げることをさらに抑制できるため、造形体5の内部の空孔をさらに低減することができる。したがって、基材6を含む造形体5の強度をさらに向上することができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1,3…造形体製造装置
5…造形体
6…基材
7a,7b…第2造形層
8,8a,8b…第1造形層
10…レーザ出射部
20…原料供給部
30…ノズル部
31…ノズル
32…駆動部
40…制御部
51…カバー
52…加熱部
61…表面
62…窪み
G1…シールドガス
G2…キャリアガス
Lz…レーザ光
M…金属粉末
V…空孔

Claims (9)

  1. 金属を含んだ第1造形層を積層させて造形体を製造する造形体の製造方法であって、
    基材の表面に前記第1造形層よりも熱伝導率が低い第2造形層を形成する第1工程と、
    前記第2造形層の上に前記第1造形層を積層させて、前記造形体を形成する第2工程と、を備え、
    前記第2工程では、前記第2造形層の上に形成される金属の溶融池が凝固し前記第1造形層が形成されるまでの間、前記溶融池に含まれる気体を外部に排出させる、
    造形体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第2工程では、出射されたレーザ光に第1金属粉末を供給することによって前記第1金属粉末を加熱し、前記第2造形層の上で前記第1金属粉末を溶融および凝固させて前記第1造形層を形成し、
    前記第1工程では、前記第1金属粉末と前記第1金属粉末よりも熱伝導率が低い第2金属粉末とを混合させた混合粉末を、出射されたレーザ光に供給することによって前記混合粉末を加熱し、前記基材の上で前記混合粉末を溶融および凝固させて前記第2造形層を形成する、
    造形体の製造方法。
  3. 請求項2に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第1金属粉末は、前記基材と同じ成分を含む、
    造形体の製造方法。
  4. 請求項2または請求項3に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第2工程では、前記第1金属粉末は、キャリアガスによって前記第2造形層に向けて供給される、
    造形体の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第1工程では、前記基材の上に前記第2造形層を複数積層させる、
    造形体の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第2工程は、
    前記第2造形層を加熱する工程と、
    加熱された前記第2造形層の上に、前記第1造形層を積層させる工程と、を含む、
    造形体の製造方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
    前記第2工程では、減圧環境下で前記第1造形層を積層させる、
    造形体の製造方法。
  8. 造形体であって、
    基材、第2造形層、第1造形層の順に積層されており、
    前記第1造形層は、金属を含んでおり、
    前記第2造形層は、熱伝導率が前記第1造形層の熱伝導率より低い、
    造形体。
  9. 請求項8に記載の造形体であって、
    前記第1造形層は、第1金属を含んでおり、
    前記第2造形層は、前記第1金属と、前記第1金属より熱伝導率が低い成分と、を含んでいる、
    造形体。
JP2021006595A 2021-01-19 2021-01-19 造形体の製造方法、および、造形体 Active JP7484738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021006595A JP7484738B2 (ja) 2021-01-19 2021-01-19 造形体の製造方法、および、造形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021006595A JP7484738B2 (ja) 2021-01-19 2021-01-19 造形体の製造方法、および、造形体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022110884A JP2022110884A (ja) 2022-07-29
JP7484738B2 true JP7484738B2 (ja) 2024-05-16

Family

ID=82570140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021006595A Active JP7484738B2 (ja) 2021-01-19 2021-01-19 造形体の製造方法、および、造形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7484738B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121187A (ja) 2008-11-20 2010-06-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 三次元造形物及びその製造方法
JP2018020547A (ja) 2016-07-26 2018-02-08 セイコーエプソン株式会社 三次元造形物の造形ステージ、三次元造形物の製造装置及び三次元造形物の製造方法
JP2020530879A (ja) 2017-08-15 2020-10-29 エフュージョンテック ピーティーワイ リミテッド 三次元プリンタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010121187A (ja) 2008-11-20 2010-06-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 三次元造形物及びその製造方法
JP2018020547A (ja) 2016-07-26 2018-02-08 セイコーエプソン株式会社 三次元造形物の造形ステージ、三次元造形物の製造装置及び三次元造形物の製造方法
JP2020530879A (ja) 2017-08-15 2020-10-29 エフュージョンテック ピーティーワイ リミテッド 三次元プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022110884A (ja) 2022-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11904391B2 (en) Additive manufacturing of articles comprising beryllium
Gadagi et al. A review on advances in 3D metal printing
EP3047926B1 (en) Additive manufacturing method
JP5995202B2 (ja) 粉末積層造形装置及び粉末積層造形方法
CN108348998B (zh) 附加制造方法和设备
US11420254B2 (en) Method of forming an object using 3D printing
JP2022023873A (ja) 付加製造プロセス用の高品質球状粉末及びその形成方法
JP5452072B2 (ja) 電子ビーム造形方法
JP2006200030A (ja) 立体造形物の製造方法及び製造装置
TW201938352A (zh) 在金屬物件之黏合劑噴膠成型製造內之奈米粒子
JP2011021218A (ja) 積層造形用粉末材料及び粉末積層造形法
EP3116706B1 (en) Sintering particulate material
CA2424141A1 (en) Rapid manufacturing of carbon nanotube composite structures
US10343217B2 (en) Nanoparticle enhancement for additive manufacturing
TW201936296A (zh) 用於將3d列印部件脫膠之幾何結構
US10137642B1 (en) Methods to form 3D objects using cross-linkable or sinterable materials
US20120219726A1 (en) Method and device for producing a component
CN106967974A (zh) 使用增材制造形成具有孔隙构造的热障涂层的方法
JP7484738B2 (ja) 造形体の製造方法、および、造形体
EP2918359A1 (en) Sintering particulate material
KR20210008188A (ko) 3d 프린팅용 메탈/세라믹 코어/쉘 분말 제조방법
EP3984669A1 (en) Method of regenerating a build plate
US11130191B2 (en) Method of manufacturing metal articles
JP2024519974A (ja) 3dプリントのための熱伝達装置
JP2023023338A (ja) 造形体の製造方法、および、造形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240116

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20240213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20240213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7484738

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150