JP7484738B2 - 造形体の製造方法、および、造形体 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の造形体製造装置1の概略構成を示す模式図である。図2は、第1実施形態の造形体製造装置1での造形体の製造状況を説明する図である。造形体製造装置1は、レーザ出射部10と、原料供給部20と、ノズル部30と、制御部40と、を備える。第1実施形態の造形体製造装置1によって造形される造形体5は、図1に示すように、基材6と、第2造形層7aと、複数の第1造形層8a、8bと、を備える。なお、説明の便宜上、図1および図2では、本実施形態の造形体製造装置1において、鉛直方向をz軸方向とする。また、z軸に垂直な方向をx軸方向とし、z軸とx軸とに垂直な方向をy軸方向とする。
図7は、第2実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。第2実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、基材と第1造形層との間に、複数の第2造形層を積層する点が異なる。
図8は、第3実施形態の造形体製造装置3の概略構成を示す模式図である。第3実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、第2工程において、減圧環境下で第1造形層を形成する点と、第2造形層を加熱する点が異なる。
図9は、第4実施形態の造形体製造装置での造形体の製造状況を説明する図である。第4実施形態の造形体の製造方法は、第1実施形態の造形体の製造方法(図1)と比較すると、第2工程においてレーザ光に供給する金属の種類が異なる。
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上述の実施形態では、第1工程において、第1金属であるSKH51の粒子と熱伝導率がSKH51の熱伝導率より低いTiCの粉末とを混合した混合粉末を用いて、第2造形層7aを形成するとした。しかしながら、第2造形層の成分は、これに限定されない。第2造形層の成分は、第2造形層の熱伝導率が第1造形層の熱伝導率より小さくなる成分であればよい。したがって、第1工程において、レーザ光Lzに供給される混合粉末は、SKH51の粒子に、TiC以外の熱伝導率が小さい粒子を混合したものであってもよいし、第1造形層の成分より熱伝導率が小さい、1種類の成分からなる粒子であってもよい。
上述の実施形態では、キャリアガスによってSKH51の粉末を供給するとした。しかしながら、キャリアガスはなくてもよい。キャリアガスがない場合でも、レーザ光のシールドガスや第1造形層を形成する環境中の気体が溶融した第1金属の内部に留まることによって空孔が形成される場合がある。この場合であっても、上述の実施形態のように、溶融した第1金属が凝固するまでの時間が長くなるため、内部の気体は外部に排出されることで、造形体の内部の空孔を低減することができる。
上述の実施形態では、造形体の製造方法は、指向性エネルギー堆積方式による製造方法であるとした。しかしながら、造形体の製造方法は、これに限定されない。基材の表面に、第2造形層を形成したのち、第2造形層の上に、第1造形層を積層させて造形体を造形する方法であればよい。
第3実施形態では、第2工程において、加熱部52を用いて基材6および第2造形層7aを加熱し、カバー51を用いて第1造形層8a、8bを減圧環境下で形成するとした、しかしながら、加熱部52による加熱のみや、カバー51による減圧のみであってもよい。加熱のみであっても、第1造形層8a、8bからの熱の移動を抑制することができるし、減圧のみであっても、溶融したSKH51の内部に含まれる気体を外部に排出しやすくなる。これらによって、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減することができるため、造形体5の強度をさらに向上することができる。
第3実施形態では、第2工程において、加熱されている第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを形成するとした。しかしながら、第2工程において、第2造形層7aを加熱するタイミングと第1造形層8a、8bを形成するタイミングとの関係は、これに限定されない。先に第2造形層7aを加熱した後、加熱された第2造形層7aの上に、第1造形層8a、8bを形成してもよい。これによっても、第2造形層7aの上で溶融したSKH51の熱は、第2造形層7aを通って基材6にさらに流れにくくなるため、第1造形層8a、8bの内部の空孔Vをさらに低減し、造形体5の強度をさらに向上することができる。
第4実施形態において、基材6の窪み62に、複数の第2造形層を形成したのち、第1造形層を形成してもよい。これにより、第1造形層を形成するときに、溶融した第1金属の熱が、比較的熱容量が大きい金型に逃げることをさらに抑制できるため、造形体5の内部の空孔をさらに低減することができる。したがって、基材6を含む造形体5の強度をさらに向上することができる。
5…造形体
6…基材
7a,7b…第2造形層
8,8a,8b…第1造形層
10…レーザ出射部
20…原料供給部
30…ノズル部
31…ノズル
32…駆動部
40…制御部
51…カバー
52…加熱部
61…表面
62…窪み
G1…シールドガス
G2…キャリアガス
Lz…レーザ光
M…金属粉末
V…空孔
Claims (9)
- 金属を含んだ第1造形層を積層させて造形体を製造する造形体の製造方法であって、
基材の表面に前記第1造形層よりも熱伝導率が低い第2造形層を形成する第1工程と、
前記第2造形層の上に前記第1造形層を積層させて、前記造形体を形成する第2工程と、を備え、
前記第2工程では、前記第2造形層の上に形成される金属の溶融池が凝固し前記第1造形層が形成されるまでの間、前記溶融池に含まれる気体を外部に排出させる、
造形体の製造方法。 - 請求項1に記載の造形体の製造方法であって、
前記第2工程では、出射されたレーザ光に第1金属粉末を供給することによって前記第1金属粉末を加熱し、前記第2造形層の上で前記第1金属粉末を溶融および凝固させて前記第1造形層を形成し、
前記第1工程では、前記第1金属粉末と前記第1金属粉末よりも熱伝導率が低い第2金属粉末とを混合させた混合粉末を、出射されたレーザ光に供給することによって前記混合粉末を加熱し、前記基材の上で前記混合粉末を溶融および凝固させて前記第2造形層を形成する、
造形体の製造方法。 - 請求項2に記載の造形体の製造方法であって、
前記第1金属粉末は、前記基材と同じ成分を含む、
造形体の製造方法。 - 請求項2または請求項3に記載の造形体の製造方法であって、
前記第2工程では、前記第1金属粉末は、キャリアガスによって前記第2造形層に向けて供給される、
造形体の製造方法。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
前記第1工程では、前記基材の上に前記第2造形層を複数積層させる、
造形体の製造方法。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
前記第2工程は、
前記第2造形層を加熱する工程と、
加熱された前記第2造形層の上に、前記第1造形層を積層させる工程と、を含む、
造形体の製造方法。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の造形体の製造方法であって、
前記第2工程では、減圧環境下で前記第1造形層を積層させる、
造形体の製造方法。 - 造形体であって、
基材、第2造形層、第1造形層の順に積層されており、
前記第1造形層は、金属を含んでおり、
前記第2造形層は、熱伝導率が前記第1造形層の熱伝導率より低い、
造形体。 - 請求項8に記載の造形体であって、
前記第1造形層は、第1金属を含んでおり、
前記第2造形層は、前記第1金属と、前記第1金属より熱伝導率が低い成分と、を含んでいる、
造形体。
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