JP7483426B2 - 遠隔操作システム及び操作端末 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔操作システム及び操作端末に関する。
操作者による遠隔操作により自車両を駐車スペースに駐車させる駐車操作を支援する駐車支援装置が知られている。例えば、特許文献1は、自車両が駐車スペースに至る駐車経路を算出する駐車経路算出手段と、駐車経路に障害物が存在するか否かを判定する障害物判定手段と、を備え、駐車経路算出手段は、障害物が操作者ではないと判定された場合に、障害物を迂回する駐車経路を算出する車両遠隔操作システムを開示する。
特開2017―7399号公報
しかしながら、自動運転による駐車は、車両の走行速度が遅く、駐車に時間がかかる場合がある。例えば、駐車経路が直線であって、車両の周囲の安全が確保できる場合であれば、車両の速度を上げることで自動駐車にかかる時間を短縮することができる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、自動駐車により駐車させる場合の利便性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の遠隔操作システムは、車両に搭載された車載装置と、前記車載装置を遠隔操作する操作端末と、が無線接続された遠隔操作システムであって、前記車載装置は、前記車両の現在位置から目標駐車位置までの駐車経路を生成する経路生成部と、前記操作端末から受信した設定情報に含まれる前記車両の速度の設定と、前記経路生成部が生成した前記駐車経路と、に基づき、設定された前記車両の速度で、前記車両を前記駐車経路に沿って走行させるための制御情報を生成し、前記制御情報を、前記車両の走行を制御する車両制御装置に出力する制御情報生成部と、を備え、前記操作端末は、前記車載装置と無線通信を行う無線通信部と、表示部と、タッチセンサを含む操作部と、前記表示部に駐車開始ボタンと、前記駐車開始ボタンの他に表示バーを表示させ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更し、変更された前記表示バーの長さに対応した前記車両の速度を設定した設定情報を生成し、前記設定情報を前記車載装置に送信させ、前記駐車開始ボタンがユーザによりタッチ操作されている間、前記車両の走行を許可する許可情報を送信させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記ユーザの指が前記駐車開始ボタンから離れ、前記駐車開始ボタンのタッチ操作が検出されなくなると、前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止し、前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止している状態のときのみ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更する操作を受け付け、前記表示バーの長さが変更されると、変更された前記表示バーの長さに対応した前記設定情報を含む設定信号を前記車載装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、自動駐車により駐車させる場合の利便性を向上させることができる。
遠隔操作システムのシステム構成を示す図である。 車載装置及び操作端末の構成を示すブロック図である。 車載装置のタッチパネルに表示される表示画像の一例を示す図である。 操作端末のタッチパネルに表示される表示画像の一例を示す図である。 操作端末のタッチパネルに表示される表示画像の一例を示す図である。 操作端末のタッチパネルに表示される表示画像の一例を示す図である。 操作端末の動作を示すフローチャートである。 車載装置の動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、遠隔操作システム1のシステム構成図である。
遠隔操作システム1は、車両に搭載された車載装置10と、車載装置10を遠隔操作する操作端末200と、を備えるシステムである。操作端末200は、本発明の外部装置に相当する。車載装置10と操作端末200は、無線通信によりデータ通信可能に接続される。車載装置10と操作端末200とを接続する無線通信の通信方式は、少なくとも所定距離以上の通信距離を担保できる方式であれば任意であり、例えば、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)を用いることができる。また、以下では、車載装置10が搭載された車両を、自車両5という。
車載装置10は、自車両5の自動駐車を支援する装置である。本実施形態では、「自動駐車」は、車載装置10の制御により自車両5を目標駐車位置に自動で駐車させる態様である。ユーザ3は、自動駐車を行う前に自車両5を降車し、自車両5の周辺の安全性を確認した上で、操作端末200のタッチパネル225に表示された所定のボタンをタッチ操作する。車載装置10は、操作端末200から、自車両5の走行を許可する走行許可信号を受信している間、自車両5を走行させ、自車両5を目標駐車位置に駐車させる。
なお、本実施形態では、ユーザ3が自車両5を降車した後に、自車両5を自動走行で目標駐車位置に駐車させる場合について説明するが、ユーザ3が自車両5に搭乗した状態で自車両5を走行させ、目標駐車位置に駐車させる態様であってもよい。ユーザ3が自車両5から降車した後で、自車両5が自動駐車を行う場合、例えば、目標駐車位置の両側に他の車両が駐車し、目標駐車位置に駐車したときにユーザ3が自車両5から降車できないような場合に、有効な駐車方法となる。
操作端末200は、モバイル型の電子機器であり、例えば、スマートキーシステムのスマートキーや、スマートフォン、タブレットPC(パーソナルコンピュータ)等を操作端末200として用いることができる。
操作端末200は、ユーザ3の操作を受け付け、受け付けた操作に対応した操作信号を車載装置10に送信する。操作端末200が受け付ける操作には、自車両5に、自車両5の走行を許可する操作や、自動駐車による走行時の自車両5の車速を設定する操作等が含まれる。
図2は、車載装置10及び操作端末200の構成を示すブロック図である。
まず、車載装置10の構成について図2を参照しながら説明する。
車載装置10は、無線通信部20、位置検出ユニット30、検出部40、車両センサ50、車両制御ユニット60、操作部70、表示部80及び駐車支援装置100を備える。
無線通信部20は、駐車支援装置100の制御に従って操作端末200と無線通信を行い、信号を送受信する。
位置検出ユニット30は、自車両5の現在位置を検出する。位置検出ユニット30は、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号を受信するGNSS受信装置と、GNSS受信装置が受信したGNSS信号に基づいて自車両5の現在位置を演算する演算装置と、を備える。GNSS受信装置及び演算装置の図示は省略する。位置検出ユニット30は、演算して求めた自車両5の現在位置を示す位置情報を駐車支援装置100に出力する。
検出部40は、自車両5の周囲に存在する障害物を検出し、検出した障害物と自車両5との距離等を検出する1又は複数のセンサを備える。本実施形態の検出部40は、センサとして、カメラユニット41及びソナーユニット43を備えるが、検出部40に搭載可能なセンサは、カメラユニット41及びソナーユニット43に限定されない。例えば、検出部40が、電波や光等を利用して障害物との間の距離を測定可能なレーダーやライダー(LiDAR:Laser Imaging Detection and Ranging)を備える構成であってもよい。
カメラユニット41は、自車両5の前方、後方、左側方及び右側方等の自車両5の複数箇所に搭載されたカメラにより構成される。これらのカメラは、自車両5を中心に360°の範囲を撮影可能となるように画角が調整されている。カメラユニット41の各カメラは、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等のイメージセンサと、イメージセンサの受光状態から撮影画像を生成するデータ処理回路とを備える。カメラユニット41の各カメラは、各々の撮影範囲を所定のフレームレートで撮影して撮影画像を生成する。カメラユニット41は、生成した撮影画像を駐車支援装置100に出力する。駐車支援装置100は、入力された撮影画像をメモリ110に一時的に記憶させる。
ソナーユニット43は、自車両5の前方、後方、左側方及び右側方等の複数箇所に搭載され、超音波により自車両5の周囲に存在する障害物の大きさや、障害物までの距離等を検出する。ソナーユニット43は、ソナーユニット43の検出情報を示すセンサ値を駐車支援装置100に出力する。
車両センサ50は、自車両5に搭載されたセンサである。自車両5に搭載される車両センサ50には、例えば、シフトポジションセンサや、車速センサ、ブレーキセンサ、舵角センサ等が含まれる。これらのセンサの図示は省略する。
車両制御ユニット60には、カメラユニット41の撮影画像や、ソナーユニット43のセンサ値が入力される。また、車両制御ユニット60には、車両センサ50のセンサ値が検出結果として入力される。
車両制御ユニット60は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)等のコンピュータを備え、操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67を制御するユニットである。車両制御ユニット60は、本発明の車両制御装置に相当する。車両制御ユニット60は、駐車支援装置100から後述する制御情報が入力されると、入力された制御情報に基づいて、操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67を駆動する駆動信号を生成する。また、車両制御ユニット60は、駐車支援装置100から走行開始を指示する開始指示が入力されると、生成した駆動信号により操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67を駆動し、自車両5を駐車経路に従って走行させる。このとき、車両制御ユニット60は、入力される制御情報や、車速センサや、ブレーキセンサ、舵角センサのセンサ値に基づいて操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67をフィードバック制御し、駐車支援装置100が生成した駐車経路に従って自車両5を走行させる。また、車両制御ユニット60は、駐車支援装置100から、走行停止を指示する停止指示が入力されると、駆動装置63の駆動を停止させ、制動装置65を動作させて自車両5の走行を停止させる。
車両制御ユニット60には、CAN(Controller Area Network)やEthernet(登録商標)等の車載ネットワークを介して操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67が接続される。
操舵装置61は、自車両5の操舵輪を操舵させるアクチュエータを含む装置である。車両制御ユニット60は、このアクチュエータを駆動させることで、操舵輪の操舵角を変更して自車両5の進行方向を制御する。
駆動装置63は、自車両5の駆動輪の駆動力を調整するアクチュエータを含む装置である。アクチュエータには、自車両5の動力源がエンジンである場合はスロットルアクチュエータが該当し、動力源がモータである場合には当該モータが該当する。車両制御ユニット60は、アクチュエータを駆動させることで、自車両5の駆動力を制御する。
制動装置65は、自車両5の車輪に付与する制動力を制御するアクチュエータを含む装置である。車両制御ユニット60は、アクチュエータを駆動させることで、車輪に制動力を付与し、自車両5の車速を減速させる。
変速装置67は、変速機及びアクチュエータを含む装置である。車両制御ユニット60は、アクチュエータを駆動させて変速機のシフト位置を変更することで、変速機の変速比を変更したり、自車両5の進行方向を前進又は後進に切り替えたりする。
操作部70は、ボタンやスイッチ等のハードウェアを備え、ユーザ3の操作を受け付ける受付部として機能する。ボタンやスイッチの図示は省略する。操作部70は、ボタンやスイッチが操作されると、操作されたボタンやスイッチに対応した操作信号を駐車支援装置100に出力する。
表示部80は、タッチパネル85を備える。タッチパネル85は、液晶パネル等の表示パネルと、抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチセンサとを備える。タッチパネル85は、タッチパネル85に対する操作の操作位置を検出し、検出した操作位置を示す情報を駐車支援装置100に出力する。以下、タッチパネル85に対する操作をタッチ操作という。また、操作位置を示す情報は、タッチパネル85の位置を示す座標情報である。
駐車支援装置100は、ROM(Read Only Memory)やRAM等のメモリ110と、CPUやMPU等のプロセッサ130と、を備えるコンピュータである。駐車支援装置100は、これらのハードウェアの他に、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等のストレージ装置や、センサ類や周辺機器等を接続するためのインターフェース回路、車載ネットワークを介して他の車載装置と通信する車載ネットワーク通信回路等を備える。駐車支援装置100は、メモリ110が記憶する制御プログラムをプロセッサ130が実行することで各種の機能的構成を実現する。
メモリ110は、プロセッサ130が実行する制御プログラムや、カメラユニット41から入力される撮影画像、ソナーユニット43から入力されるセンサ値、後述するマップ生成部133が生成したマップデータ、操作端末200から受信した情報等を記憶する。
駐車支援装置100は、機能的構成として、情報取得部131、位置情報取得部132、マップ生成部133、障害物検出部134、駐車領域検出部135、表示制御部136、経路生成部137及び制御情報生成部138を備える。
情報取得部131は、無線通信部210が操作端末200から受信した信号に含まれる情報を取得する。無線通信部210が操作端末200から受信する信号には、例えば、自動駐車による走行時の自車両5の走行速度を設定した設定信号や、自動駐車による自車両5の走行を許可する許可情報を含む走行許可信号等が含まれる。情報取得部131は、設定信号に含まれる走行速度の設定情報を取得し、走行許可信号に含まれる許可情報を取得する。
位置情報取得部132には、位置検出ユニット30により算出された自車両5の現在位置が位置情報として入力される。位置情報取得部132は、公知又は周知のデッドレコニングの手法を用いて、自車両5の現在位置を推定し、位置検出ユニット30から入力された自車両の現在位置を、推定結果に基づき補正する。
マップ生成部133には、位置情報取得部132から自車両5の現在位置の情報が入力される。また、マップ生成部133は、メモリ110に記憶されたカメラユニット41の撮影画像や、ソナーユニット43のセンサ値を取得する。マップ生成部133は、取得した撮影画像やセンサ値に基づいて自車両5の周囲に存在する障害物を検出する。
マップ生成部133は、自車両5の周囲に存在する障害物の位置や大きさ、自車両5の現在位置をローカル座標系に記録したマップデータを生成する。このマップデータは、メモリ110に生成される。障害物は、自車両5の走行を阻害、或いは規制する適宜の物体である。障害物の例として、例えば柱や壁等の建造物、自車両5が走行可能な走行領域と駐車領域とを区画するポールや地面の区画線、他車両、カート、歩行者等が挙げられる。
また、マップ生成部133には、位置情報取得部132が取得した自車両5の現在位置が逐次入力される。また、マップ生成部133は、メモリ110が記憶する撮影画像や、センサ値を逐次読み出す。マップ生成部133は、これらの情報に基づき、マップデータの登録情報である自車両5の現在位置や、障害物の位置や大きさを逐次更新する。
障害物検出部134は、自車両5の周囲に存在する障害物を検出する。障害物検出部134は、マップ生成部133が生成したマップデータに基づき、自車両5の走行の障害物となる障害物を検出する。
駐車領域検出部135は、自車両5を駐車させることが可能な駐車可能領域を検出する。以下では、自車両5が駐車可能な領域を「駐車可能領域」という。また、他車両が駐車しており駐車できない領域も含む場合には、「駐車領域」と表記する。駐車領域検出部135は、マップ生成部133が生成したマップデータや、カメラユニット41の撮影画像に基づいて駐車可能領域を検出する。例えば、駐車領域検出部135は、カメラユニット41の撮影画像を解析して路面に引かれた駐車区画線を検出する。駐車区画線は、駐車領域を区画する白線である。駐車領域検出部135は、検出した駐車区画線に基づいて駐車領域の位置を特定し、特定した駐車領域のうち、領域内に他車両等の障害物が存在しない駐車可能領域をマップデータに基づいて選択する。駐車領域検出部135は、検出した駐車可能領域を表示制御部136に通知する。
図3は、タッチパネル85に表示される表示画像の一例を示す図である。
表示制御部136は、カメラユニット41の撮影画像に、駐車可能領域の位置を示す図形や識別情報等を重畳した表示画像を生成する。表示制御部136は、生成した表示画像をタッチパネル85に表示させる。図3に示す表示画像には、駐車領域検出部135が検出した駐車可能領域の位置を示す図形と、駐車可能領域を識別する識別番号とが表示されている。表示制御部236は、タッチパネル85に対するタッチ操作により、駐車可能領域の1つがユーザ3により選択されると、選択された駐車可能領域のマップデータにおける位置を示す情報を経路生成部137に出力する。
経路生成部137は、駐車可能領域の1つが選択されると、自車両5を駐車させる目標駐車位置を、選択された駐車可能領域内に設定し、自車両5を現在位置から目標駐車位置に移動させる駐車経路を生成する。経路生成部137は、マップデータに基づき、障害物と接触せずに自車両5を目標駐車位置に駐車させるための駐車経路を生成する。本明細書において、「接触」には、自車両5と障害物とが衝突して自車両5が進行方向に進行できない場合も含まれる。また、自車両5と障害物との接触はないが、自車両5と障害物との距離が予め設定された距離以下であり、自車両5が障害物接触するのではとの不安感をユーザ3に与える場合も接触と判定してもよい。経路生成部137は、生成した駐車経路の情報を制御情報生成部138に出力する。
制御情報生成部138は、経路生成部137が生成した駐車経路に従って自車両5を走行させるための制御情報を生成する。制御情報は、車両制御ユニット60が、操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67を制御する情報である。制御情報生成部138は、情報取得部131が操作端末200から走行許可信号を受信すると、生成した制御信号を車両制御ユニット60に出力し、走行開始を指示する開始指示を車両制御ユニット60に出力する。車両制御ユニット60は、制御信号に基づいて駆動信号を生成し、開始指示が入力されると、生成した駆動信号により操舵装置61、駆動装置63、制動装置65及び変速装置67を駆動する。
また、制御情報生成部138は、情報取得部131が走行許可信号を受信できなくなると、走行停止を指示する停止指示を車両制御ユニット60に出力する。車両制御ユニット60は、制御情報生成部138から、停止指示が入力されると、駆動装置63の駆動を停止させ、制動装置65を動作させて自車両5の走行を停止させる。
次に、操作端末200の構成について説明する。
操作端末200は、無線通信部210、表示部220及び制御部230を備える。
無線通信部210は、制御部230の制御に従って車載装置10と無線通信を行い、各種データを送受信する。
表示部220は、タッチパネル225を備える。タッチパネル225は、液晶パネル等の表示パネルと、抵抗膜方式や静電容量方式等のタッチセンサとを備える。タッチパネル225は、タッチ操作の操作位置を検出し、検出した操作位置を示す情報を制御部230に出力する。操作位置を示す情報は、タッチパネル225の位置を示す座標情報である。タッチパネル225は、本発明の操作部に相当する。
制御部230は、メモリ235とプロセッサ250とを備える。メモリ235は、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等により構成される。プロセッサ250は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)により構成される。
メモリ235には、プロセッサ250が実行する制御プログラムを記憶する。制御プログラムには、アプリケーションプログラム27が含まれる。アプリケーションプログラム27を、以下ではアプリ237という。アプリ237は、例えば、不図示のサーバ装置からダウンロードされたプログラムである。
プロセッサ250がアプリ237を実行することで、操作端末200は、車載装置10とのデータ通信を行い、操作端末200が受け付けた操作に対応した操作信号を、車載装置10に送信する。
制御部230は、機能的構成として、通信制御部251と、表示制御部253と、情報生成部255とを備える。
通信制御部251は、情報生成部255が生成した情報を含む信号を生成する。通信制御部251は、無線通信部210を制御して、生成した信号を車載装置10に送信する。通信制御部251が生成する信号には、前述した設定信号や、走行許可信号が含まれる。
表示制御部253は、タッチパネル225に表示させる表示画像を生成し、生成した表示画像をタッチパネル225に表示させる。
情報生成部255は、車載装置10に送信する情報を生成して通信制御部251に出力する。情報生成部255が生成する情報には、走行速度の設定情報や、自動駐車による走行を許可する許可情報が含まれる。走行速度の設定情報は、自動駐車により走行させる自車両5の速度を設定した情報である。
図4は、操作端末200のタッチパネル225に表示される表示画像の一例を示す図である。
タッチパネル225に対するタッチ操作によりアプリ237が選択されると、制御部230は、選択されたアプリ237を実行し、操作端末200を車載装置10に無線接続する。
プロセッサ250が選択されたアプリ237を実行することでタッチパネル225には、図4に示す表示画像が表示される。図4に示す表示画像には、駐車開始ボタン310や、速度変更表示330A、デフォルトボタン350等が表示される。
駐車開始ボタン310は、自車両5に自動駐車を実行させるボタンである。
ユーザ3は、自車両5から降車し、自車両5の周囲の安全を目視により確認した後、ユーザ3の指を駐車開始ボタン310にタッチさせるタッチ操作を行い、タッチさせた指を駐車開始ボタン310から離さないようにする。制御部230は、駐車開始ボタン310のタッチ操作が検出されると、走行許可信号を生成し、生成した走行許可信号を車載装置10に送信する。また、制御部230は、タッチ操作が検出されている間、所定の間隔で、走行許可信号を車載装置10に送信する。
また、ユーザ3の指が駐車開始ボタン310から離れ、駐車開始ボタン310のタッチ操作が検出されなくなると、制御部230は、走行許可信号の送信を停止する。車載装置10は、操作端末200から走行許可信号を受信することができなくなると、自動駐車による自車両5の走行を停止させる。
速度変更表示330Aには、バー表示領域331と、速度変更バー333とが表示される。バー表示領域331は、速度変更バー333が表示される領域である。速度変更バー333の長さは、ユーザ3のタッチ操作により変更可能である。例えば、ユーザ3が、指を速度変更バー333が表示されたタッチパネル85の位置にタッチさせ、タッチさせた指を左右に動かす。制御部230は、ユーザ3の指の動きに応じて、速度変更バー333の長さを長く変更したり、短く変更したりする。ユーザ3が指を右に動かすことで、速度変更バー333の長さが長く変更され、ユーザ3が指を左に動かすことで、速度変更バー333の長さが短く変更される。
速度変更バー333の長さは、操作端末200から車載装置10に送信される自車両5の走行速度の設定値に対応する。
制御部230は、自車両5が停止状態にある場合、速度変更バー333の長さの変更を受け付ける。制御部230は、自車両5が停止状態にあれば、自動駐車の開始前であっても、自動駐車の途中であっても、自動駐車の走行速度の変更を受け付ける。制御部230は、速度変更バー333の長さが、ユーザ3のタッチ操作により変更されると、変更された速度変更バー333の長さに対応した設定情報を含む設定信号を車載装置10に送信する。この表示例では、速度変更バー333の長さを長く変更することで、自動駐車による自車両5の走行速度が大きく変更され、速度変更バー333の長さを短く設定することで、自動駐車による自車両5の走行速度が小さく変更される。
デフォルトボタン350は、速度変更バー333を、デフォルト値に変更するボタンである。制御部230は、自車両5が停止状態にある場合に、デフォルトボタン350に対するタッチ操作が検出されると、速度変更バー333の長さをデフォルトの長さに変更し、デフォルトに設定された自車両5の走行速度を示す情報を車載装置10に送信する。
自動駐車により自車両5を走行させる場合の上限速度は、自車両5の車両諸元により決定される。操作端末200においてアプリ237が起動されると、操作端末200から自車両5へ車両諸元の取得要求が送信される。駐車支援装置100は、車両制御ユニット60から車両諸元を取得し、取得した車両諸元の情報を操作端末200に送信する。操作端末200は、駐車支援装置100から受信した車両諸元の情報に基づき、上限の駐車速度が表示される。車両諸元とは、例えば、車両規格上の最小回転半径(R)や、エンジン性能、ブレーキ性能等の情報である。
アプリ237が選択され、図4に示す表示画像がタッチパネル225に表示された場合であって、前回、自車両5の速度を変更していない場合、速度変更バー333が、デフォルト表示で表示される。デフォルト表示では、速度変更バー333の長さが、バー表示領域331の1/2で表示される。すなわち、バー表示領域331の左端から中央に速度変更バー333が表示される。
図5は、速度変更表示330Aの他の例を示す図である。
図5には、速度変更表示330Bとして、スライダー335、及びスライダーバー337を表示した例を示す。
この速度変更表示330Bの場合も、スライダー335の表示位置が、ユーザ3のタッチ操作により変更される。制御部230は、スライダー335のスライダーバー337での表示位置に対応した設定情報を含む設定信号を車載装置10に送信する。この表示例では、スライダー335の表示位置をスライダーバー337の右側に移動させることで、自動駐車による自動駐車による走行時の走行速度が大きく変更され、スライダー335の表示位置をスライダーバー337の左側に移動させることで、自動駐車による走行時の走行速度が小さく変更される。
図6は、速度変更表示330Aの他の例を示す図である。
図6には、速度変更表示330Cとして、速度変更ボタン339を表示した例を示す。
速度変更表示330Cには、複数の速度変更ボタン339が表示される。図6には、5つの速度変更ボタン339が表示された例を示す。速度変更ボタン339の各々には、自動駐車による走行時の走行速度が設定されている。例えば、「1」の番号が付された速度変更ボタン339が押下されることで、自動駐車による走行時の自車両5の走行速度が最も小さい値に変更される。また、「5」の番号が付された速度変更ボタン339が押下されることで、自動駐車による走行時の自車両5の走行速度が最も大きい値に変更される。
図7は、操作端末200の制御部230の動作を示すフローチャートである。
制御部230は、まず、アプリ237を選択するタッチ操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。アプリ237を選択するタッチ操作を受け付けていない場合(ステップS1/NO)、制御部230は、タッチ操作を受け付けるまで他の処理を実行するか、操作を受け付けるまで処理の開始を待機する。
制御部230は、アプリ237を選択するタッチ操作を受け付けた場合(ステップS1/YES)、アプリ237を起動させ(ステップS2)、無線通信部210を制御して、操作端末200と車載装置10とを無線接続する(ステップS3)。
次に、制御部230は、駐車開始ボタン310へのタッチ操作が検出されたか否かを判定する(ステップS4)。制御部230は、駐車開始ボタン310へのタッチ操作が検出されなかった場合(ステップS4/NO)、ステップS8の判定に移行する。また、制御部230は、駐車開始ボタン310へのタッチ操作が検出された場合(ステップS4/YES)、走行許可信号を生成し、生成した走行許可信号を車載装置10に送信する(ステップS5)。
次に、制御部230は、駐車開始ボタン310のタッチ操作が検出できなくなったか否かを判定する(ステップS6)。制御部230は、駐車開始ボタン310へのタッチ操作が検出された場合(ステップS6/NO)、走行許可信号を車載装置10に送信する。また、制御部230は、駐車開始ボタン310へのタッチ操作が検出されなくなると(ステップS6/YES)、車載装置10への走行許可信号の送信を停止する(ステップS7)。走行許可信号の送信が停止されることで、車載装置10の車両制御ユニット60は、駆動装置63の駆動を停止させ、制動装置65を動作させて自車両5の走行を停止させる。
また、制御部230は、ステップS4の判定において、駐車開始ボタン310のタッチ操作が検出できなかった場合(ステップS4/NO)、速度変更バー333の長さを変更する操作を検出したか否かを判定する。制御部230は、速度変更バー333の長さを変更する操作を検出した場合(ステップS8/YES)、検出した操作により変更された速度変更バー333の長さに基づき、自車両5の走行速度を設定した設定情報を生成する。制御部230は、生した設定情報を含む設定信号を車載装置10に送信する(ステップS9)。
また、制御部230は、速度変更バー333の長さを変更する操作が検出できなかった場合(ステップS8/NO)、アプリ237を終了させる終了操作を検出したか否かを判定する(ステップS10)。制御部230は、終了操作を検出した場合(ステップS10/YES)、この処理フローを終了させる。また、制御部230は、終了操作を検出できなかった場合(ステップS10/NO)、ステップS4の判定に戻り、駐車開始ボタン310のタッチ操作が検出されたか否かを判定する。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら駐車支援装置100の動作を説明する。
駐車支援装置100は、タッチパネル85に対するタッチ操作や、操作部70の操作により、駐車支援の開始を指示する開始操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS11)。駐車支援装置100は、開始操作を受け付けていない場合(ステップS11/NO)、開始操作を受け付けるまで処理の開始を待機する。
また、駐車支援装置100は、開始操作を受け付けた場合(ステップS11/YES)、位置検出ユニット30が算出した自車両5の現在位置を、デッドレコニングの手法による補正して位置情報を取得する(ステップS12)。
次に、駐車支援装置100は、検出部40の検出結果であるカメラユニット41の撮影画像や、ソナーユニット43のセンサ値をメモリ110から取得する(ステップS13)。駐車支援装置100は、取得した撮影画像を解析した解析結果や、取得したセンサ値に基づいて自車両5の周囲の障害物を検出し、検出した障害物の位置や大きさ、自車両5の現在位置等の情報に基づきマップデータを生成する(ステップS14)。
次に、駐車支援装置100は、駐車可能領域を検出する(ステップS15)。駐車支援装置100は、撮影画像から路面に引かれた駐車区画線を検出して駐車領域を検出する。また、駐車支援装置100は、検出した駐車領域のうち、他車両等の障害物が存在しない駐車可能領域を検出する。
次に、駐車支援装置100は、カメラユニット41の撮影画像に、検出した駐車可能領域の位置を示す図形や識別情報等を重畳して表示画像を生成し、生成した表示画像をタッチパネル85に表示させる(ステップS16)。
次に、駐車支援装置100は、表示画像に表示された駐車可能領域のいずれか1つを選択する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS17)。駐車支援装置100は、駐車可能領域の1つを選択する操作を受け付けていない場合(ステップS17/NO)、操作を受け付けるまで待機する。また、駐車支援装置100は、選択する操作を受け付けた場合(ステップS17/YES)、現在位置から選択された駐車可能領域まで自車両5を移動させる駐車経路を生成する(ステップS18)。ステップS18は、本発明の生成ステップに相当する。
次に、駐車支援装置100は、生成した駐車経路に従って自車両5を走行させるための制御情報を生成する(ステップS19)。ここでは、駐車支援装置100は、自車両5の走行速度を制御する制御情報を、前回の自動駐車による走行時の走行速度に制御する制御情報を生成する。また、駐車支援装置100は、自車両5の走行速度が、予め設定されたデフォルト値となるように制御する制御情報を生成してもよい。
次に、駐車支援装置100は、操作端末200から走行許可信号を受信したか否かを判定する(ステップS20)。駐車支援装置100は、走行許可信号を受信した場合(ステップS20/YES)、ステップS19で生成した制御情報を車両制御ユニット60に出力し、自動駐車による走行を許可する許可指示を出力する(ステップS22)。ステップS222は、本発明の出力ステップに相当する。
また、駐車支援装置100は、走行許可信号を受信していない場合(ステップS20/NO)、設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21は、本発明の受信ステップに相当する。駐車支援装置100は、設定信号を受信していない場合(ステップS21/NO)、ステップS20の判定に戻る。また、駐車支援装置100は、設定信号を受信した場合(ステップS21/YES)、制御情報のうち、自車両5の走行速度を制御する情報を、設定信号に含まれる設定情報が示す走行速度となるように変更する(ステップS19)。その後、駐車支援装置100は、ステップS20の判定に戻り、走行許可信号を受信したか否かを判定する。
次に、駐車支援装置100は、自車両5が自動駐車による走行を開始すると、操作端末200から走行許可信号の受信が継続しているか否かを判定する(ステップS23)。駐車支援装置100は、走行許可信号の受信が継続している場合(ステップS23/YES)、自車両5が目標駐車位置に到達したか否かを判定する(ステップS24)。駐車支援装置100は、自車両5が目標駐車位置に到達したと判定すると(ステップS24/YES)、この処理フローを終了させる。また、駐車支援装置100は、自車両5が目標駐車位置に到達していないと判定すると(ステップS24/NO)、ステップS26の判定に移行する。
また、駐車支援装置100は、走行許可信号の受信ができなくなると(ステップS23/NO)、車両制御ユニット60に、停止指示を出力する(ステップS25)。車両制御ユニット60は、駐車支援装置100から停止指示が入力されると、駆動装置63の駆動を停止させ、制動装置65を動作させて自車両5の走行を停止させる。
その後、駐車支援装置100は、操作端末200から設定信号を受信したか否かを判定する(ステップS26)。ステップS26は、本発明の受信ステップに相当する。駐車支援装置100は、操作端末200から設定信号を受信した場合(ステップS26/YES)、制御情報のうち、自車両5の走行速度を制御する情報を、設定信号に含まれる設定情報が示す走行速度となるように変更する(ステップS27)。その後、駐車支援装置100は、ステップS20の判定に戻り、走行許可信号を受信したか否かを判定する(ステップS20)。
また、駐車支援装置100は、設定信号を受信していない場合(ステップS26/NO)、駐車支援を終了させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS28)。駐車支援装置100は、駐車支援を終了させる操作を受け付けた場合(ステップS28/YES)、この処理フローを終了させる。また、駐車支援装置100は、駐車支援を終了させる操作を受け付けていない場合(ステップS28/NO)、ステップS20の判定に戻り、走行許可信号を受信したか否かを判定する。
以上説明したように本実施形態の車載装置10は、自車両5に搭載された装置であって、無線通信部20、経路生成部137及び制御情報生成部138を備える。
無線通信部20は、操作端末200と無線通信を行い、自車両5の速度を設定した設定情報を受信する。
経路生成部137は、自車両5の現在位置から目標駐車位置までの駐車経路を生成する。
制御情報生成部138は、設定情報に設定された車両の速度と、経路生成部137が生成した駐車経路と、に基づき、設定された自車両5の速度で、自車両5を駐車経路に沿って走行させるための制御情報を生成する。制御情報生成部138は、生成した制御情報を、自車両5の走行を制御する車両制御ユニット60に出力する。
従って、自車両5を自動駐車により走行させる場合に、自車両5の走行速度を操作端末200の操作により変更することができる。例えば、自車両5の周囲の安全性が確保され、駐車経路が直線である場合、自動駐車による走行速度を速く設定することで、自動駐車にかかる時間を短縮し、自車両5を自動駐車により駐車させる場合の利便性を向上させることができる。
また、操作端末200は、表示部220と、操作部に相当するタッチパネル225と、表示制御部253と、情報生成部255とを備える。
表示制御部253は、表示バーに相当する速度変更バー333を表示部220に表示させ、速度変更バー333の長さを、タッチパネル225で受け付けた操作に基づいて変更する。
情報生成部255は、速度変更バー333の長さに対応した自車両5の速度を設定した設定情報を生成し、生成した設定情報を車載装置10に送信させる。
従って、操作端末200の操作により、自動駐車による走行時の速度を変更することができる。
また、操作端末200は、車載装置10から自車両5の車両諸元の情報を取得し、取得した車両諸元の情報に基づいて自車両5の速度の上限値を設定する。
従って、ユーザの操作により設定することなく、自動駐車による走行時の速度の上限値を設定することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、操作端末200の表示部220の背景色を、速度変更バー333の設定に基づいて段階的に変更してもよい。例えば、自車両5の走行速度が大きく設定されるほど、背景色の赤色成分の値を高く変更してもよい。
例えば、速度変更バー333の長さが予め設定された第1しきい値以下の場合、表示部80に表示される背景色を青色とし、速度変更バー333の長さが第1しきい値よりも大きく、第2しきい値以下の場合、表示部80に表示される背景色を黄色とし、速度変更バー333の長さが第2しきい値よりも大きく、第3しきい値以下の場合、表示部80に表示される背景色を橙色とし、速度変更バー333の長さが第3しきい値よりも大きい場合、表示部80に表示される背景色を赤色で表示してもよい。
また、図2に示すブロックは、本願発明を理解容易にするために、車載装置10や操作端末200の構成要素を主な処理内容に応じて分類して示した概略図であり、構成要素は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、本発明の車載装置の制御方法を、コンピュータを用いて実現する場合、このコンピュータに実行させるプログラムを記録媒体、又はこのプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。記録媒体には、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、駐車支援装置100が備えるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、図8に示すフローチャートの処理単位は、車載装置10の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。車載装置10処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割してもよい。また、車載装置10の処理は、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、図7に示す操作端末の処理を示すフローチャートについても同様である。
1 遠隔操作システム
3 ユーザ
5 自車両
10 車載装置
20 無線通信部
27 アプリケーションプログラム
30 位置検出ユニット
40 検出部
41 カメラユニット
43 ソナーユニット
50 車両センサ
60 車両制御ユニット
61 操舵装置
63 駆動装置
65 制動装置
67 変速装置
70 操作部
80 表示部
85 タッチパネル
100 駐車支援装置
110 メモリ
130 プロセッサ
131 情報取得部
132 位置情報取得部
133 マップ生成部
134 障害物検出部
135 駐車領域検出部
136 表示制御部
137 経路生成部
138 制御情報生成部
200 操作端末
210 無線通信部
225 タッチパネル
230 制御部
235 メモリ
237 アプリ
250 プロセッサ
251 通信制御部
253 表示制御部
255 情報生成部
310 駐車開始ボタン
330A、330B、330C 速度変更表示
331 バー表示領域
333 速度変更バー
335 スライダー
337 スライダーバー
339 速度変更ボタン
350 デフォルトボタン

Claims (6)

  1. 車両に搭載された車載装置と、前記車載装置を遠隔操作する操作端末と、が無線接続された遠隔操作システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両の現在位置から目標駐車位置までの駐車経路を生成する経路生成部と、
    前記操作端末から受信した設定情報に含まれる前記車両の速度の設定と、前記経路生成部が生成した前記駐車経路と、に基づき、設定された前記車両の速度で、前記車両を前記駐車経路に沿って走行させるための制御情報を生成し、前記制御情報を、前記車両の走行を制御する車両制御装置に出力する制御情報生成部と、
    を備え、
    前記操作端末は、
    前記車載装置と無線通信を行う無線通信部と、
    表示部と、
    タッチセンサを含む操作部と、
    前記表示部に駐車開始ボタンと、前記駐車開始ボタンの他に表示バーを表示させ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更し、
    変更された前記表示バーの長さに対応した前記車両の速度を設定した設定情報を生成し、前記設定情報を前記車載装置に送信させ
    前記駐車開始ボタンがユーザによりタッチ操作されている間、前記車両の走行を許可する許可情報を送信させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザの指が前記駐車開始ボタンから離れ、前記駐車開始ボタンのタッチ操作が検出されなくなると、前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止し、
    前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止している状態のときのみ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更する操作を受け付け、
    前記表示バーの長さが変更されると、変更された前記表示バーの長さに対応した前記設定情報を含む設定信号を前記車載装置に送信することを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記操作端末は、前記車載装置から前記車両の車両諸元の情報を取得し、取得した前記車両諸元の情報に基づいて前記車両の速度の上限値を設定することを特徴とする請求項記載の遠隔操作システム。
  3. 制御部は、前回、前記表示部に前記表示バーを表示させたときに、前記表示バーの長さを変更する操作を受け付けなかった場合、前記表示バーを、デフォルトに設定された長さで表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔操作システム。
  4. 車両の現在位置から目標駐車位置に移動させる駐車経路を生成し、生成された前記駐車経路に従って前記車両を走行させるための制御情報を生成することで、前記車両の前記目標駐車位置への駐車を支援する車載装置を遠隔操作する操作端末であって、
    前記車載装置と無線通信を行う無線通信部と、
    表示部と、
    タッチセンサを含む操作部と、
    前記表示部に駐車開始ボタンと、前記駐車開始ボタンの他に表示バーを表示させ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更し、
    変更された前記表示バーの長さに対応した前記車両の速度を設定した設定情報を生成し、前記設定情報を前記車載装置に送信させ
    前記駐車開始ボタンがユーザによりタッチ操作されている間、前記車両の走行を許可する許可情報を送信させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザの指が前記駐車開始ボタンから離れ、前記駐車開始ボタンのタッチ操作が検出されなくなると、前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止し、
    前記車載装置に送信する走行許可信号の送信を停止している状態のときのみ、前記表示バーの長さを、前記操作部が受け付けた操作に基づいて変更する操作を受け付け、
    前記表示バーの長さが変更されると、変更された前記表示バーの長さに対応した前記設定情報を含む設定信号を前記車載装置に送信することを特徴とする操作端末。
  5. 前記操作端末は、前記車載装置から前記車両の車両諸元の情報を取得し、取得した前記車両諸元の情報に基づいて前記車両の速度の上限値を設定することを特徴とする請求項4載の操作端末。
  6. 制御部は、前回、前記表示部に前記表示バーを表示させたときに、前記表示バーの長さを変更する操作を受け付けなかった場合、前記表示バーを、デフォルトに設定された長さで表示させることを特徴とする請求項4又は5記載の操作端末。
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