JP7482577B2 - サーバおよび通信デバイス - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 アプリ配信サービス「Google Play」に掲載 令和1年9月26日 アプリ配信サービス「App store」に掲載 令和1年9月30日
本明細書に開示される技術分野は、通信デバイスにインストールされたプログラムと通信可能なサーバおよび通信デバイスに関する。
従来より、自社の機能ないしサービスを他社のアプリケーションプログラム(以下、本明細書では、「アプリケーションプログラム」を省略して、「アプリケーション」あるいは「アプリ」と称することがある)を介して利用可能にするために、ソフトウェア開発キット(Software Development Kit、SDK)を提供する場合がある。
SDKを利用した技術を開示した文献としては、例えば特許文献1がある。特許文献1には、カメラアプリから利用されるカメラ制御SDKが開示されており、さらにカメラ制御SDKの利用可否を示す情報を互いに異なる2つのカメラアプリからアクセス可能な共有の記憶領域に記憶することで、あるカメラアプリで追加したカメラ制御SDKを別のカメラアプリでも利用可能にする構成が開示されている。
特開2016-18501号公報
特許文献1では、互いに異なる2つのカメラアプリに同一のカメラ制御SDKがそれぞれ組み込まれる場合、共有の記憶領域に記憶された1つの利用可否情報、すなわち1つの情報を用いて異なる2つのカメラアプリを管理する技術について開示している。しかしながら、アプリケーションと、アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラム(SDK)を有するアプリケーションの情報は、異なるアプリケーションの情報であるため1つの識別情報では管理することができない。
本明細書は、通信デバイスにインストール可能な少なくとも一部の機能を共通とする互いに異なるアプリケーションからの処理に基づく情報を、サーバを用いて管理可能とする技術を開示する。
上述した課題の解決を目的としてなされたサーバは、
第1アプリケーションと、
前記第1アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラムが組み込まれた第2アプリケーションと、通信可能なサーバにおいて、
前記第1アプリケーションの識別情報と、前記第2アプリケーションの識別情報と、を連携する、
ことを特徴としている。
上記装置の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、通信デバイスにインストール可能な少なくとも一部の機能を共通とする互いに異なるアプリケーションからの処理に基づく情報を、サーバを用いて管理可能とする技術が実現される。
実施の形態にかかる決済システムの概略構成図である。 実施の形態にかかる携帯端末の構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる決済サービスサーバの構成を示すブロック図である。 決済サービスサーバが有する決済ユーザTBの構成を示す図である。 決済サービスサーバが有する決済方法TBの構成を示す図である。 決済サービスサーバが有する連携TBの構成を示す図である。 決済サービスサーバが有する決済TBの構成を示す図である。 決済サービスサーバが有するクーポンTBの構成を示す図である。 決済アプリからログイン要求する際の処理の流れを示す図である。 パートナーアプリからログイン要求する際の処理の流れを示す図である。 決済アプリから決済を行う際の処理の流れを示す図である。 決済アプリから決済履歴の照会を行う際の処理の流れを示す図である。 パートナーアプリから決済履歴の照会を行う際の処理の流れを示す図である。 パートナーサーバから決済履歴の照会を行う際の処理の流れを示す図である。 決済サービスサーバにおけるクーポン配信処理の手順を示すフローチャートである。 パートナーサーバからの要求によって決済サービスサーバからパートナーアプリにクーポンを発行する際の処理の流れを示す図である。 決済システムにおける決済ユーザIDと他の情報との関連を示す図である。
以下、本実施形態にかかるサーバおよび通信デバイスを含む決済システムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
[決済システム100の構成]
本形態の決済システム100は、図1に示すように、店舗端末1と、携帯端末2と、決済サービスサーバ3と、パートナーサーバ4とを備える。本形態の決済システム100では、携帯端末2が、決済サービスサーバ3およびパートナーサーバ4とインターネット等のネットワークを介して通信可能となっている。また、決済サービスサーバ3は、携帯端末2の他、店舗端末1、パートナーサーバ4ともインターネット等のネットワークを介して通信可能となっている。携帯端末2と店舗端末1とはネットワーク上で直接的に繋がっていないが、一方が表示したコードを他方が読み取ることができる。
店舗端末1は、商品あるいはサービスを提供する店舗に設置された情報処理端末である。店舗端末1は、決済システム100のサービスのプラットフォームを運用する決済サービス会社と提携した各店舗に備えられる。そのため、店舗端末1は、決済システム100内に複数存在し得るが、図1では省略して1台のみ示している。
携帯端末2は、決済システム100によってキャッシュレス決済のサービスを受けるユーザが保有する情報処理端末であり、例えばスマートフォンやPDAである。携帯端末2も、決済システム100のサービスを受けるユーザごとに存在する。そのため、携帯端末2も、決済システム100内には複数存在し得るが、図1では省略して1台のみ示している。携帯端末2は、通信デバイスの一例である。
また、携帯端末2には、パートナーアプリ221と決済アプリ223との少なくとも一方がインストールされている。パートナーアプリ221は、決済サービス会社と提携した会社(以下、「パートナー」と称する)によって提供されるアプリケーションである。パートナーは、店舗端末1が備えられた店舗の少なくとも1つを運営する。パートナーアプリ221は、第2アプリケーションの一例である。決済アプリ223は、決済サービス会社によって提供されるアプリケーションである。決済アプリ223は、第1アプリケーションの一例である。
決済アプリ223は、決済機能を有している。すなわち、店舗端末1に決済アプリ223が示す情報を読み取らせる、あるいは店舗端末1の情報を決済アプリ223が読み取ることで、互いの情報が決済サービスサーバ3に渡され、決済サービスサーバ3による決済処理を受けることができる。この他、決済アプリ223は、決済履歴の照会や各種のクーポンの受信を行う機能を有している。
また、パートナーアプリ221には、決済機能を有する決済SDK222が組み込まれている。決済SDK222は、決済サービス会社によって提供されるプログラムである。決済SDK222は決済アプリ223の少なくとも一部の機能を有するプログラムである。例えば、決済SDK222は決済アプリ223と同等の決済機能を有する一方で、決済履歴の照会を行う機能の一部が決済アプリ223よりも制限されている。
なお、携帯端末2は、必ずしもパートナーアプリ221と決済アプリ223との両方がインストールされている必要はなく、いずれか一方がインストールされていれば、決済システム100の決済サービスを利用することができる。すなわち、パートナーアプリ221がインストールされている携帯端末2と、決済アプリ223がインストールされている携帯端末2とが別であってもよい。
決済サービスサーバ3は、決済サービス会社が管理するサーバであり、決済処理を実行する。決済サービスサーバ3は、サーバの一例である。決済サービスサーバ3は、各種のテーブル(TB)を有している。具体的には、決済システム100のサービスを受けるユーザの情報を記憶する決済ユーザTB321と、各ユーザの決済方法を記憶する決済方法TB322と、パートナーとの連携情報を記憶する連携TB323と、各ユーザの決済情報を記憶する決済TB325と、現在登録されているクーポンの情報を記憶するクーポンTB326と、を有している。各TBは1つのTBから構成されてもよいし、複数のTBから連結されたものであってもよい。各TBの詳細については後述する。
パートナーサーバ4は、パートナーが管理するサーバである。パートナーサーバ4も各種のTBを有しており、例えば、パートナーのサービスを受けるユーザの情報を記憶するパートナーユーザTB421と、決済システム100との連携を示す情報を記憶するパートナー連携TB422とを有している。
なお、図1中の決済サービスサーバ3およびパートナーサーバ4は、必ずしも単一のハードウェアを表すとは限らず、複数のハードウェアによって構成されていてもよい。例えば、決済サービスサーバ3の場合、決済処理が行われるハードウェア(デバイス)と、各種のTBを記憶するハードウェア(デバイス)と、が異なってもよい。
[携帯端末2のハードウェアの構成]
本形態の携帯端末2は、図2に示すように、CPU21と、メモリ22と、を含むコントローラ20を備えている。さらに、携帯端末2は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)23と、カメラ24と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)25とを備え、これらがコントローラ20に電気的に接続されている。なお、図2中のコントローラ20は、携帯端末2の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際に携帯端末2に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU21は、メモリ22から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ22は、ROM、RAMを含み、さらにHDD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含み、各種のプログラムやデータを記憶する。メモリ22には、例えば、前述した決済SDK222が組み込まれたパートナーアプリ221や、決済アプリ223が記憶される。
ユーザIF23は、ユーザによる入力操作を受け付けるハードウェアと、情報を表示するハードウェアを含む。ユーザIF23は、例えば、入力機能と表示機能との両方を備えたタッチパネルが該当する。カメラ24は、撮影を行うためのハードウェアを含む。通信IF25は、外部装置との通信を行うためのハードウェアを含む。
[決済サービスサーバ3のハードウェアの構成]
本形態の決済サービスサーバ3は、図3に示すように、CPU31と、メモリ32と、を含むコントローラ30を備えている。さらに、決済サービスサーバ3は、ユーザIF33と、通信IF35とを備え、これらがコントローラ30に電気的に接続されている。なお、図3中のコントローラ30も、決済サービスサーバ3の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際に決済サービスサーバ3に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
決済サービスサーバ3を構成するCPU31等のハードウェアは、携帯端末2が備える各種のハードウェアと機能がほぼ同じであり、説明を省略する。なお、メモリ32には、例えば、前述した決済ユーザTB321、決済方法TB322、連携TB323、決済TB325、クーポンTB326が記憶される。また、決済サービスサーバ3は、ユーザIF33を備えていなくてもよい。
[決済サービスサーバ3が有する各種のTBの構成]
決済ユーザTB321は、図4に示すように、決済システム100のサービスを受けるユーザの個人情報を1つのレコードとして記憶している。各レコードには、レコードを区別するための決済ユーザIDが付与される。決済ユーザIDは、決済サービスサーバ3にて決済処理を行う際に用いられる。すなわち、決済サービスサーバ3は、決済ユーザIDごとにユーザを区別する。決済ユーザIDは、第1アプリケーションの識別情報の一例である。ユーザの個人情報としては、電話番号やEメールアドレス等、連絡先の情報が含まれる。ユーザの個人情報は、ユーザを認証するための情報として用いられる。
決済方法TB322は、図5に示すように、前述した決済ユーザIDと決済方法に関する情報とを関連付けて1つのレコードとして記憶している。各レコードには、レコードを区別するための決済方法IDが付与される。決済方法に関する情報としては、クレジットカードや銀行口座等、決済の種類に関する情報が含まれる。本形態の決済システム100を利用するユーザは、複数の決済方法を登録することが可能であり、1つの決済ユーザIDに対して決済方法が異なる複数のレコードが決済方法TB322に登録されることがある。例えば図5中、決済ユーザIDが「User01」のユーザは、「方法01」と「方法02」の2種類の決済方法を登録しており、決済処理を要求する際にはいずれか1つを選択する。
連携TB323は、図6に示すように、前述した第1アプリケーションの識別情報の一例である決済ユーザIDと、アプリを識別するアプリコードと、を関連付けて1つのレコードとして記憶している。各レコードには、レコードを区別するための連携IDが付与される。連携IDおよび/またはアプリコードは、第2アプリケーションの識別情報の一例である。アプリコードは、決済SDKが組み込まれたパートナーアプリの種類(あるいは決済SDKの種類)を区別するための情報である。決済アプリ223にはアプリコードが付与されない。ユーザは複数種類のプログラムを決済に利用することが可能であり、1つの決済ユーザIDに対してアプリコードが異なる複数のレコードが連携TB323に登録されることがある。例えば図6中、決済ユーザIDが「User01」のユーザは、「SDK01」が組み込まれたパートナーアプリと「SDK02」が組み込まれたパートナーアプリとの2種類のパートナーアプリを所有している。各パートナーアプリは、同じデバイスにインストールされていてもよいし、別々のデバイスにインストールされていてもよい。このように、第1アプリケーションの識別情報の一例である決済ユーザIDと第2アプリケーションの識別情報の一例であるアプリコードおよび/または連携IDとを、決済サービスサーバ3で連携して記憶することにより、通信デバイスにインストール可能な少なくとも一部の機能を共通とする互いに異なるアプリケーションの情報を、サーバを用いて管理することが可能になる。
決済TB325は、図7に示すように、前述した決済ユーザIDと、前述した決済方法に関する情報と、前述したアプリコードと、前述した連携IDと、決済の詳細情報と、を関連付けて1つのレコードとして記憶している。各レコードには、レコードを区別するための決済IDが付与される。なお、決済アプリ223によって決済を行った場合には、アプリコードが付与されていないため、アプリコードおよび連携IDはブランクとなる。決済の詳細情報には、例えば、商品ないしサービスの提供を受けた店舗を識別する店舗IDと、決済を行った日時および金額が含まれる。
クーポンTB326は、図8に示すように、前述した決済ユーザIDと、前述したアプリコードと、クーポンの詳細情報と、を関連付けて1つのレコードとして記憶している。各レコードには、レコードを区別するためのクーポンIDが付与される。クーポンの詳細情報には、例えば、クーポンの有効期限、割引額が含まれる。クーポンは特典の一例である。レコードに含まれる決済ユーザIDは、クーポンを利用可能なユーザを示す。また、アプリコードは、クーポンの発行元、すなわち原資を示す。例えばアプリコードが「SDK01」のパートナーアプリ221を提供するパートナーが原資のクーポンの場合、クーポンTB326のアプリコードの欄には「SDK01」が記憶される。なお、決済サービス会社が原資のクーポンの場合には、アプリコードが付与されていないため、アプリコードはブランクとなり、決済アプリ223およびパートナーアプリ221で利用可能である。
[決済アプリ223からのログイン]
続いて、決済アプリ223から決済サービスサーバ3にログインする際の手順を、図9を参照しつつ説明する。本形態では、決済アプリ223から決済を行うにあたって、決済アプリ223が決済サービスサーバ3にログインしている必要がある。なお、本明細書での決済アプリ223が行う処理は、携帯端末2のCPU21によって実行される処理であり、決済サービスサーバ3が行う処理は、決済サービスサーバ3のCPU31によって実行される処理である。
決済アプリ223は、起動中、決済サービスサーバ3へログインするための操作、すなわちログイン要求を受け付ける(S01)。ログイン要求を受け付ける際、決済アプリ223は、ユーザの個人情報として、電話番号とEメールアドレスの入力も受け付ける。ログイン要求を受け付けると、決済アプリ223は、ログイン要求を、入力された個人情報とともに、決済サービスサーバ3に送信する(S02)。
決済サービスサーバ3は、ログイン要求を受け付けると、決済ユーザIDを作成する(S03)。そして、作成した決済ユーザIDを、ログイン要求に付されていた個人情報とともに、決済ユーザTB321に登録する(S04)。
その後、決済サービスサーバ3は、認証情報としてのアクセストークンを、ログイン要求を行った決済アプリ223に送信する(S05)。認証情報は、決済サービスサーバ3によって期限管理され、決済ユーザIDと関連付けて決済サービスサーバ3のメモリ32に記憶される。
なお、ログイン要求に付されていた個人情報と一致する個人情報が記憶されている決済ユーザIDがある場合、S03およびS04は省略される。そして、アクセストークンが更新され、そのアクセストークンが決済ユーザIDと関連付けて記憶され、さらにそのアクセストークンが決済アプリ223に送信される。
一方、決済サービスサーバ3から認証情報を受信した決済アプリ223は、その受信した認証情報をメモリ22に記憶する(S06)。以後、決済を要求する場合、決済アプリ223は、メモリ22に記憶した認証情報を利用する。
なお、決済を要求するにあたって、決済アプリ223では、決済の要求を行う前に、決済方法に関する情報の入力も受け付け、入力された決済方法に関する情報を、メモリ22に記憶した認証情報とともに決済サービスサーバ3に送信する。決済サービスサーバ3は、入力された決済方法に関する情報を受信すると、認証情報と関連付けられた決済ユーザIDを抽出し、その決済ユーザIDに関連付けて、受信した決済方法に関する情報を決済方法TB322に登録する。
[パートナーアプリ221からのログイン]
続いて、パートナーアプリ221から決済サービスサーバ3にログインする際の手順を、図10を参照しつつ説明する。本形態では、パートナーアプリ221から決済を行うにあたっても、パートナーアプリ221が決済サービスサーバ3にログインしている必要がある。パートナーアプリ221からログインする場合、パートナーアプリ221によって決済SDK222を起動し、決済SDK222を介して決済サービスサーバ3にログインすることになる。そのため、パートナーアプリ221の処理を、決済SDK222による処理と、決済SDK222以外のパートナーアプリ221による処理とに分けて説明する。なお、本明細書でのパートナーアプリ221や決済SDK222が行う処理は、携帯端末2のCPU21によって実行される処理である。
決済SDK222は、起動中、ログイン要求を受け付ける(S11)。S11では、決済SDK222の起動要求がログイン要求を兼ねてもよい。ログイン要求を受け付けると、決済SDK222は、パートナーアプリ221を介してパートナーサーバ4に対してアプリコードの送信要求を送信する(S12)。
パートナーサーバ4は、アプリコードの送信要求を受信すると、決済SDK222を介して決済サービスサーバ3にログイン要求を送信する(S13)。ログイン要求には、あらかじめパートナーサーバ4に記憶されているパートナーアプリ221のアプリコードが付される。具体的にS13では、決済SDK222がパートナーサーバ4からのログイン要求を一旦受信し、決済サービスサーバ3が有する認証ページのURLおよびアプリコードを起動オプションに設定し、携帯端末2が有するブラウザを起動する。これにより、決済サービスサーバ3では、アプリコードを受信するとともに、ログインするための情報として、ユーザの個人情報を受け付ける。
決済サービスサーバ3は、個人情報が入力されると、決済ユーザIDを作成する(S14)。そして、作成した決済ユーザIDを、入力された個人情報とともに、決済ユーザTB321に登録する(S15)。さらに、決済サービスサーバ3は、連携IDを作成する(S16)そして、作成した連携IDを、S14にて作成した決済ユーザIDおよび受信したアプリコードとともに、連携TB323に登録する(S17)。
その後、決済サービスサーバ3は、認証情報としてのアクセストークンを、ログイン要求を行ったパートナーサーバ4に送信する(S18)。認証情報は、決済サービスサーバ3によって期限管理され、決済ユーザIDおよびアプリコードと関連付けて決済サービスサーバ3のメモリ32に記憶される。
なお、ログイン要求に付されていた個人情報と一致する個人情報が記憶されている決済ユーザIDがある場合、S14からS17は省略される。そして、アクセストークンが更新され、そのアクセストークンが決済ユーザIDと関連付けて記憶され、さらにそのアクセストークンがパートナーサーバ4に送信される。また、ログイン要求に付されていた個人情報と一致する個人情報が記憶されている決済ユーザIDがある場合であっても、連携IDが登録されていない場合には、S16およびS17は行われる。
決済サービスサーバ3から認証情報を受信したパートナーサーバ4は、その受信した認証情報をパートナーアプリ221を介して決済SDK222に送信し(S19)、決済SDK222はパートナーサーバ4から送信される認証情報をメモリ22に記憶する(S20)。以後、決済SDK222は、決済を要求する場合、メモリ22に記憶した認証情報を利用する。また、パートナーアプリ221も、決済履歴の照合処理を要求する場合、メモリ22に記憶した認証情報を利用する。
なお、決済処理を要求するにあたって、パートナーアプリ221の決済SDK222でも、決済処理の要求を行う前に、決済方法に関する情報の入力も受け付け、入力された決済方法に関する情報を、メモリ22に記憶した認証情報とともに決済サービスサーバ3に送信する。決済サービスサーバ3は、入力された決済方法に関する情報を受信すると、認証情報と関連付けられた決済ユーザIDを抽出し、その決済ユーザIDに関連付けて、受信した決済方法に関する情報を決済方法TB322に登録する。
また、ログインが成功した後、パートナーアプリ221では、パートナーサーバ4にて連携IDを利用可能にするため、図10に示したように、連携IDの送信命令を認証情報とともに決済SDK222を介して決済サービスサーバ3に送信する(S21)。決済サービスサーバ3は、連携IDの送信命令を受信すると、認証情報と関連付けられた決済ユーザIDとアプリコードとの組み合わせを抽出し、その組み合わせに関連付けられた連携IDを決済SDK222に送信し(S22)、決済SDK222を介してパートナーアプリ221が受信する。パートナーアプリ221は、決済サービスサーバ3から受信した連携IDをパートナーサーバ4に送信する(S23)。なお、連携IDは決済サービスサーバ3からパートナーサーバ4に直接送信されてもよい。
パートナーサーバ4は、受信した連携IDをパートナーサーバ4のメモリに記憶する(S24)。具体的には、パートナーアプリ221は、パートナーがユーザを管理するためのパートナーユーザIDを連携IDとともにパートナーサーバ4に送信する。パートナーユーザIDは、パートナーユーザTB421(図1参照)に登録されているものである。パートナーサーバ4は、受信した連携IDを、同じく受信したパートナーユーザIDと関連付けて、パートナー連携TB422に登録する。
[決済アプリ223からの決済の手順]
続いて、決済アプリ223から決済を行う際の手順を、図11を参照しつつ説明する。決済アプリ223は、コード支払いの指示を受け付ける(S31)。このコード支払いの指示は、決済アプリ223からの決済の要求を意味する。そして、コード支払いの指示を受け付けると、コードの送信を要求するコード要求を、メモリ22に記憶される認証情報とともに、決済サービスサーバ3に送信する(S32)。
決済サービスサーバ3は、コード要求を受信すると、個々の二次元コードを識別するためのコード識別情報を含む二次元コードを作成し、コード識別情報を認証情報と関連付けて一時的に記憶する(S33)。二次元コードは、コード識別情報を含められるものであればよく、例えばバーコードやQRコード(登録商標)が該当する。そして、作成した二次元コードを決済アプリ223に送信する(S34)。決済サービスサーバ3から二次元コードを受信した決済アプリ223は、受信した二次元コードを携帯端末2のユーザIF23に表示する(S35)。
一方、店舗側では、店舗端末1に金額が入力される(S36)。そして金額が入力された状態で、店舗端末1は、携帯端末2に表示されている二次元コードを読み取る(S37)。そして、店舗端末1は、二次元コードを解析し、二次元コードに含まれるコード識別情報を抽出し、抽出したコード識別情報と、入力された金額と、あらかじめ登録されている店舗IDと、を決済サービスサーバ3に送信する(S38)。
決済サービスサーバ3は、店舗端末1からコード識別情報、金額、店舗IDを受信すると、そのコード識別情報に関連付けられた認証情報を抽出し、さらにその認証情報に関連付けられた決済ユーザIDを抽出し、さらにその決済ユーザIDに関連付けられた決済方法を抽出し、決済処理を行う(S39)。そして、抽出した決済ユーザIDおよび決済方法と、受信した金額、店舗ID、および日時とを含む決済情報を、決済TB325に登録する(S40)。
決済処理が完了した後、決済サービスサーバ3は、決済アプリ223に対して、ユーザ用の支払い通知をプッシュ通知によって行う(S41)。また、店舗端末1に対して、店舗用の支払い通知をメッセージ送信によって行う(S42)。
なお、パートナーアプリ221から決済SDK222を介して決済処理を行う場合、決済SDK222からは決済アプリ223と同様にコード要求と認証情報とを決済サービスサーバ3に送信する。そして、決済サービスサーバ3は、認証情報から決済ユーザIDとともにアプリコードを抽出し、アプリコードと、アプリコードと決済ユーザIDとに基づいて連携TB323から抽出される連携IDとが含まれる決済情報を、決済TB325に登録することで決済処理を完了させる。すなわち、パートナーアプリ221から決済SDK222を介して決済処理を行う場合であっても、第2アプリケーションの識別情報の一例である連携IDでなく、第1アプリケーションの識別情報の一例である決済ユーザIDと決済方法TB322において関連付けられた決済方法を用いて決済処理を行う。このように、パートナーアプリ221から決済処理を行う場合であっても、決済ユーザIDを用いて決済を行うことでパートナーアプリ221毎に決済情報を登録する必要がなくなるため、ユーザの利便性が向上する。また、後述するように決済アプリ223とパートナーアプリ221での決済履歴の照会機能を差別化することが可能になる。
また、図11に示した決済手順は、携帯端末2から二次元コードを表示し、店舗端末1でその二次元コードを読み取る手順(いわゆるConsumer-Presented Mode、CPM)であるが、店舗端末1から二次元コードを表示し、携帯端末2でその二次元コードを読み取る手順(いわゆるMerchant-Presented Mode、MPM)であってもよい。その場合、店舗端末1から金額および店舗IDを含むコード要求を決済サービスサーバ3に要求し、店舗端末1が決済サービスサーバ3から送信される二次元コードを表示する。そして、決済アプリ223がその二次元コードを読み取ると、二次元コードの特定情報を認証情報とともに決済サービスサーバ3に送信し、認証情報から決済ユーザID等を抽出して決済処理を行う。
[決済アプリ223からの決済履歴の照会]
続いて、決済アプリ223から決済履歴の照会を行う際の手順を、図12を参照しつつ説明する。決済アプリ223は、決済履歴の照会指示を受け付ける(S101)。そして、照会指示を受け付けると、決済履歴の送信を要求する照会要求を、メモリ22に記憶される認証情報とともに、決済サービスサーバ3に送信する(S102)。
決済サービスサーバ3は、照会要求を受信すると、認証情報に関連付けられた決済ユーザIDを抽出し、さらに決済ユーザIDに関連付けられた決済情報を、決済TB325から抽出する(S103)。S103では、どのアプリから決済処理が行われたかは関係なく、抽出された決済ユーザIDに紐づく全ての決済情報を抽出する。すなわち、決済アプリ223からの照会要求の場合、決済サービスサーバ3は、決済アプリ223からの決済もパートナーアプリ221からの決済も両方とも抽出する。そして、抽出した決済情報を、決済アプリ223に送信する(S104)。
決済アプリ223は、決済サービスサーバ3から決済情報を受信すると、受信した決済情報をユーザIF23に一覧表示させる(S105)。なお、決済アプリ223が受信する決済情報には、決済ユーザIDや連携IDが含まれない。また、アプリコードも含まれなくてもよい。ただし、アプリコードが含まれると、決済アプリ223は、決済を行ったアプリごとに決済情報を表示することができる。
[パートナーアプリ221からの決済履歴の照会]
続いて、パートナーアプリ221から決済SDK222を介して決済履歴の照会を行う際の手順を、図13を参照しつつ説明する。パートナーアプリ221は、決済履歴の照会指示を受け付ける(S111)。そして、照会指示を受け付けると、決済履歴の送信を要求する照会要求を、メモリ22に記憶される認証情報とともに、決済SDK222を介して決済サービスサーバ3に送信する(S112)。
決済サービスサーバ3は、パートナーアプリ221から決済SDK222を介して照会要求を受信すると、認証情報に関連付けられた決済ユーザIDおよびアプリコードを抽出し、さらに決済ユーザIDおよびアプリコードに関連付けられた決済情報を、決済TB325から抽出する(S113)。S113では、決済ユーザIDに加えて、アプリコードによって抽出される決済処理が限定され、決済ユーザIDが一致したとしても他のアプリによって決済された決済情報は抽出されない。すなわち、パートナーアプリ221からの照会要求の場合、決済サービスサーバ3は、そのパートナーアプリ221を利用するユーザのパートナーアプリ221からの決済のみ抽出する。そして、抽出した決済情報を、パートナーアプリ221の決済SDK222に送信する(S114)。
パートナーアプリ221は、決済SDK222を介して決済サービスサーバ3から決済情報を受信すると、受信した決済情報をユーザIF23に一覧表示させる(S115)。受信する決済情報には、他のアプリからの決済情報は含まれない。そのため、ユーザの困惑が生じ難い。なお、パートナーアプリ221が受信する決済情報には、決済ユーザIDやアプリコードや連携IDが含まれない。ここで、アプリコードが含まれない理由は、パートナーアプリ221から決済SDK222を介して決済履歴の照会を行う場合、決済サービスサーバ3はアプリコードを用いて当該パートナーアプリ221による決済履歴のみを送信している。そのため、アプリコードに関する情報は不要であり、アプリコードを送信しないことでデータ量を削減できる。
[パートナーサーバ4からの決済履歴の照会]
続いて、パートナーサーバ4から決済履歴の照会を行う際の手順を、図14を参照しつつ説明する。パートナーサーバ4は、決済履歴の照会指示を外部装置から受信する(S121)。そして、照会指示を受信すると、決済履歴の送信を要求する照会要求を、アプリコードとともに、決済サービスサーバ3に送信する(S122)。
決済サービスサーバ3は、パートナーサーバ4から照会要求を受信すると、受信したアプリコードに関連付けられた決済情報を、決済TB325から抽出する(S123)。S123では、アプリコードによって抽出される決済が限定され、他のアプリによって決済された決済情報は抽出されない。すなわち、パートナーサーバ4からの照会要求の場合、決済サービスサーバ3は、ユーザを特定せずにパートナーアプリ221からの決済のみ抽出する。そして、抽出した決済情報を、パートナーサーバ4に送信する(S124)。
パートナーサーバ4は、決済サービスサーバ3から決済情報を受信すると、受信した決済情報を、照会指示を送信した外部装置に送信する(S125)。受信する決済情報には、決済アプリ223および他のパートナー(他の企業)のパートナーアプリ221を用いて決済処理された決済情報は含まれない。そのため、パートナーサーバ4は、自社に関する情報のみを取得でき、決済情報を利用し易い。なお、パートナーサーバ4が受信する決済情報には、決済ユーザIDおよびアプリコードは含まれないが、連携IDが含まれる。パートナーサーバ4は、連携IDをパートナーユーザIDと関連付けて記憶していることから、決済情報をパートナーユーザIDごとに区別できる。そのため、パートナーサーバ4は、例えば外部装置からの特定のパートナーユーザIDの決済情報の送信要求に応えて、その特定のパートナーユーザIDに対応する決済情報に限定して送信することができる。そして、パートナーサーバ4が連携IDを用いてパートナーユーザIDごとの決済情報を取得できることで、例えばパートナーユーザIDを持つユーザがパートナーの商品ないしサービスを購入する店舗(場所)、時間帯、価格帯を解析でき、そのユーザに適した広告やサービスを提供できる。
なお、図14では、外部装置から照会指示を受信したことを契機にパートナーサーバ4から照会要求を送信しているが、定期的に照会要求を出力する等、外部装置からの指示に基づかなくても照会要求を送信してもよい。
[決済サービスサーバ3によるクーポンの配信]
続いて、決済サービスサーバ3によるクーポンを配信する際の手順を、図15を参照しつつ説明する。なお、個々のクーポンは、図5に示したようにクーポンTB326にあらかじめ登録されており、決済サービスサーバ3は、登録されている各クーポンの配信依頼を個別に受け付ける。そして、決済サービスサーバ3は、クーポンの配信依頼を受け付ける度に、図15に示すクーポン配信処理を実行する。
クーポン配信処理では、決済サービスサーバ3は先ず、配信対象となるクーポンの情報をクーポンTB326から読み出す(S201)。そして、配信対象となるクーポンにアプリコードが指定されているか否かを判断する(S202)。本形態では、パートナーが原資のクーポンにはアプリコードが付与され、決済サービス会社が原資のクーポンにはアプリコードが付与されない。そのため、S202は、クーポンの原資がパートナーか否かを判断することになる。決済サービス会社が原資のクーポンは、第1特典の一例であり、パートナーが原資のクーポンは、第2特典の一例である。
アプリコードが指定されていないクーポンの場合、すなわち決済サービス会社の原資のクーポンの場合(S202:NO)、決済サービスサーバ3は、決済アプリ223に対してクーポンのメッセージ配信とプッシュ通知を行う(S203)。また、決済サービスサーバ3は、連携TB323を参照し、クーポンにて指定される決済ユーザIDに関連付けられるアプリコードを抽出し、抽出したアプリコードに対応するパートナーアプリ221に対してクーポンのメッセージ配信を行う(S204)。
決済サービス会社の原資のクーポンはパートナーアプリ221からも使用できることで使い勝手がよくなるが、例えばパートナーアプリ221も決済アプリ223も同じ携帯端末2にインストールしているユーザにとっては、同じようなプッシュ通知を複数受け取ることになる。そのため、パートナーアプリにはプッシュ通知を行わず、パートナーアプリ221への通知を決済アプリ223への通知と比較して強度を弱めることで、複数の通知を受け取ることのユーザの煩わしさを軽減する。
一方、アプリコードが指定されているクーポンの場合、すなわちパートナーの原資のクーポンの場合(S202:YES)、決済サービスサーバ3は、そのアプリコードに対応するパートナーアプリ221に対してクーポンのメッセージ配信とプッシュ通知を行う(S205)。パートナーの原資のクーポンは、決済アプリ223に配信されない。S205あるいはS204の後、クーポン配信処理を終了する。
このようにクーポンは、原資がパートナーか否かによって配信先が異なる。そのため、パートナーアプリ221は、そのパートナーの原資のクーポンと決済サービス会社の原資のクーポンとが利用可能になる。一方で、決済アプリ223は、決済サービス会社の原資のクーポンのみが利用可能になる。例えば、図8に示したクーポンTB326に登録されたクーポンが全て配信された場合、アプリコードが「SDK01」のパートナーアプリ221では、アプリコードが「SDK01」のクーポンである「CP01」と「CP04」に加え、アプリコードが無いクーポンである「CP03」も利用可能に表示される。また、アプリコードが「SDK02」のパートナーアプリ221では、アプリコードが「SDK02」のクーポンである「CP02」に加え、アプリコードが無いクーポンである「CP03」も利用可能に表示される。一方、決済アプリ223では、アプリコードが無いクーポンである「CP03」のみが利用可能に表示される。クーポンの配信とは、決済サービスサーバ3のクーポンTB326に利用可能なクーポンが登録され、決済アプリ223やパートナーアプリ221でクーポンが利用可能な状態であればよい。
なお、決済サービス会社のクーポンは、決済ユーザIDに関連付けられる。そのため、例えば決済サービス会社の原資のクーポンは決済アプリ223でもパートナーアプリ221でも利用可能であるが、一方のアプリでそのクーポンを使用した場合、そのクーポンは消滅するため、他方のアプリでもそのクーポンは使用できなくなる。このようにクーポンを決済ユーザIDと関連付けることで、クーポンの2重取りを防ぐことができる。また、パートナー原資のクーポンは決済ユーザIDだけでなく、アプリコードに関連付けられている。そのため、パートナー原資のクーポンは、原資を出しているパートナーアプリ221からのみ利用可能である。更に、決済ユーザIDにも関連付けられているため、クーポンの2重取りを防ぐことができる。
[パートナーのポイントをクーポンに変換して配信]
続いて、パートナーのポイントをクーポンに変換して配信する際の手順を、図16を参照しつつ説明する。なお、決済サービスサーバ3には、あらかじめパートナー原資のクーポンとして決済割引のクーポンが複数登録されている。具体的には、100円割引、500円割引、1000円割引、といったクーポンである。そして、パートナーサーバ4は、決済サービスサーバ3からそのパートナー原資のクーポンの情報を取得している。
パートナーアプリ221は、パートナーサーバ4からそのクーポンの情報を取得して、ユーザからそれらのクーポンの発行指示を受け付ける(S301)。パートナーアプリ221は、ある1つのクーポンの発行指示を受け付けると、そのクーポンを示すクーポン情報を含むクーポン発行依頼をパートナーサーバ4に送信する(S302)。
パートナーサーバ4は、クーポン発行依頼を受け付けると、パートナー連携TB422を参照し、クーポンの発行依頼を行ったユーザのパートナーユーザIDから連携IDを取得する(S303)。そして、取得した連携IDおよび発行指示を受け付けたクーポンを示すクーポン情報を含むクーポン発行依頼を、決済サービスサーバ3に送信する(S304)。なお、選択されたクーポンに換算されるパートナーのポイントが不足している場合には、発行不可をパートナーアプリ221に応答する。
決済サービスサーバ3は、クーポン発行依頼を受信すると、連携TB323を参照し、クーポン発行依頼に含まれる連携IDから決済ユーザIDおよびアプリコードを取得する(S305)。決済サービスサーバ3は、あらかじめ登録されているクーポンの中から、取得した決済ユーザIDおよびアプリコードを含むクーポンであって、クーポン発行依頼に含まれるクーポン情報によって示される内容に対応するクーポンを抽出して発行する(S306)。
S306の後、決済サービスサーバ3は、クーポンを発行したことを示すクーポン発行通知をパートナーサーバ4に送信する。パートナーサーバ4は、クーポン発行通知を受け付けると、そのユーザがパートナーの特典として有しているポイントのうち、そのクーポンに対応するポイント分を消費する(S307)。例えば、パートナーが10ポイントを1円と換算している場合、100円割引のクーポンの発行指示を受け付けると、10ポイント×100円=1000ポイントがユーザのポイントから減算される。
また、S306で発行されるクーポンはパートナー原資のクーポンであるため、パートナーアプリ221にのみそのクーポンが発行される。そのため、S306によるクーポンが発行された後、パートナーアプリ221の決済SDK222で決済を行う際、そのクーポンを使用することができる(S308)。
本形態の決済システム100では、パートナーサーバ4は、パートナーアプリ221と直接通信できるにもかかわらず、決済サービスサーバ3と決済SDK222とを介してクーポンを発行する。すなわち、本形態の決済システム100では、クーポンの発行依頼に基づきパートナー原資のクーポンがあらかじめ決済サービスサーバ3に登録されている。また、決済SDK222上でユーザはクーポン発行依頼に基づくクーポンの発行を確認することができる。そのため、パートナーアプリ221にて決済する際、パートナーのポイントを利用するために決済サービスサーバ3はパートナーサーバ4と通信しなくてもクーポンを利用した決済処理を行うことができる。また、決済SDK222上で容易にパートナーアプリ221を介して配信依頼したクーポンを選択することができる。このようにすることで、決済時間と通信回数を削減できる。
以上詳細に説明したように本形態の決済システム100では、異なるアプリケーション間であっても、サーバ上で両者の識別情報を連携させることができる。両者の識別情報を連携させることにより、アプリケーションと、アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラム(SDK)が組み込まれた別のアプリケーションとを連携させることができる。
そして、決済ユーザIDに紐づいて、決済アプリ223からもパートナーアプリ221からも決済を行うことができる。また、パートナーアプリ221から行った決済の決済情報も、図17に示すように、連携IDと紐づいて決済ユーザIDと関連付けられる。さらにパートナーアプリ221が複数ある場合には、パートナーアプリごとに連携IDが付与される。例えばパートナーアプリ221(a)には連携IDの「連携01」が付与され、パートナーアプリ221(b)には連携IDの「連携02」が付与される。そのため、連携IDに基づいて、どのパートナーアプリでの決済かを区別できる。
そして、本形態の決済システム100では、決済アプリ223からもパートナーアプリ221からも通信可能な決済サービスサーバ3が連携TB323を有し、連携TB323によって、決済ユーザIDと、連携IDやアプリコードと、を関連付ける。この構成により、例えば決済ユーザIDを知り得ないパートナーサーバ4も、連携IDを用いて決済ユーザIDと紐づいた決済情報を取得して利用できるようになる。
また、本形態の決済システム100では、パートナーサーバ4は連携IDを知っているものの、決済ユーザIDを知らず、決済ユーザIDに関連付けられた決済方法や電話番号等と直接的に連携していない。そのため、決済ユーザIDに関連付けられた決済方法や電話番号の安全性は高いものになる。このようにパートナーサーバ4が、決済ユーザIDと直接的に連携していないため、低リスクでパートナーサーバ4に決済サービスサーバ3の情報を提供できる。
また、本形態の決済システム100では、決済機能を持つアプリケーションについて、各アプリに個別のユーザIDを持たせるのではなく、決済ユーザIDを用いた決済に集約することで、1つの識別情報で複数のアプリケーションないしプログラムからの決済要求を管理できる。さらに1つの識別情報で決済処理を行うことから、決済機能を有するアプリケーションないしプログラムごとに決済方法を登録する必要がなくなり、ユーザの手間を軽減できる。
また、少なくとも一部が異なる複数のアプリケーションから決済が可能な場合、決済履歴を照合する際に、他のアプリケーションからの決済まで照合すると、ユーザが混乱する可能性がある。
本形態の決済システム100では、決済アプリ223はパートナーアプリ221からの決済も含めた全ての決済情報が取得できる一方、パートナーアプリ221はそのパートナーアプリ221からの決済のみを取得する。そのため、パートナーは自社の決済のみをユーザに開示することになり、ユーザの混乱を回避でき、またパートナーアプリ221がパートナーアプリ221の決済履歴に基づいて独自にポイント等を付与する場合についても、パートナーアプリ221の決済履歴のみを開示するためユーザの混乱を回避できる。また、決済アプリ223は自社の決済サービスを利用した全ての決済履歴を取得する。そのため、ユーザは全ての決済履歴を一覧することが可能で利便性が向上する。
また、本形態の決済システム100では、パートナーアプリ221と通信するパートナーサーバ4から直接に決済履歴の照会の要求があった場合も、パートナーサーバ4はパートナーアプリ221からの決済のみを取得する。そのため、自社のアプリケーションを用いた決済のみを取得でき、自社のアプリケーションに対する決済履歴を他のサービスに活用できる。例えば、購入した商品の種類、時間帯、価格帯等の購買情報を活用した広告表示が可能になる。
また、少なくとも一部が異なる複数のアプリケーションから決済が可能な場合であって各社がそれぞれクーポンのような特典を発行可能な場合、他社のクーポンが自社のアプリケーションで表示されてしまうと、ユーザが混乱する可能性がある。
本形態の決済システム100では、決済サービス会社の原資のクーポンは決済アプリ223とパートナーアプリ221とに配信し、パートナー原資のクーポンはそのパートナーのパートナーアプリ221にのみ配信する。このように原資ごとにクーポンの配信先を変えることで、パートナーにとって他社原資のクーポンが自社のアプリケーションに届かなくなり、ユーザの混乱を低減できる。
本形態の決済システム100では、パートナーサーバ4からのクーポン発行依頼に基づくクーポンは、決済サービスサーバ3を介してパートナーアプリ221に組み込まれた決済SDK222で利用可能となる。決済サービスサーバ3には、ユーザの店舗でのクーポン使用に先立ってパートナーのポイントに基づくクーポンが登録される。そのため、ユーザの決済時には、決済サービスサーバ3はパートナーサーバ4と通信を行うことなく、クーポンを使用した決済処理を実行することができ、決済時間と通信回数を削減することができる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、各アプリがインストールされる装置は、携帯端末に限らず、デスクトップのPC等の固定端末であってもよい。
また、実施の形態では、決済SDK222がパートナーアプリ221に始めから組み込まれているが、例えば決済サービスサーバ3に決済SDK222を記憶させ、携帯端末2が決済サービスサーバ3から決済SDK222をダウンロードし、パートナーアプリ221に決済SDK222を後から追加して組み込んでもよい。
また、実施の形態では、パートナーアプリ221や決済SDK222は認証情報を用いて決済サービスサーバ3に決済要求や決済情報の照会要求を行っているが、連携TB323に連携IDと決済ユーザIDとが関連付けられていることから、携帯端末2において連携IDを記憶し、連携IDを用いて決済サービスサーバ3に決済要求や決済情報の照会要求を行ってもよい。
また、実施の形態では、決済アプリ223にはアプリコードを付与していないが、アプリコードを付与し、決済アプリ223の情報を決済TB325等に明確に記憶できるようにしてもよい。この場合、例えば決済アプリ223からのログイン時には、連携TB323に、決済ユーザIDと決済アプリ223のアプリコードとを関連付けたレコードも記憶すればよい。また、例えば決済アプリ223からの支払要求に基づいて決済処理を行った際には、決済TB325に、決済アプリ223のアプリコードと連携IDとを記憶すればよい。
また、実施の形態に記載した各種のTBの構成は一例であり、実施可能な範囲での変形が可能である。例えば、実施の形態のクーポンTB326に、発行時間の項目を設けてもよい。また、例えば、実施の形態のクーポンTB326には、発行先を特定するための決済ユーザIDが含まれているが、クーポンTB326に決済ユーザIDを含めず、クーポンの発行先を管理するための別TBを用意し、その別TBでクーポンIDと決済ユーザIDとを関連付けて管理してもよい。この場合、発行時間はその別TBで管理するとよい。
また、実施の形態に記載した認証方法は一例であり、実施の形態の手順に限るものではない。例えば、OAuth2.0を用いた認証方式であれば、任意に実行内容を変更できる。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 店舗端末
2 携帯端末
3 決済サービスサーバ
4 パートナーサーバ
100 決済システム
221 パートナーアプリ
222 決済SDK
223 決済アプリ
323 連携TB
325 決済TB
326 クーポンTB

Claims (10)

  1. 第1アプリケーションがインストールされた第1通信デバイスと、
    前記第1アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラムが組み込まれた第2アプリケーションがインストールされた第2通信デバイスと、通信可能なサーバにおいて、
    前記第1アプリケーションの識別情報と、前記第2アプリケーションの識別情報と、を連携し、
    前記第1通信デバイスと、前記第2通信デバイスとは、ともに前記サーバに決済処理を要求する決済機能を有しており、
    前記サーバは、
    前記第1通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、第1決済情報を決済データベースに登録し、
    前記第2通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、前記第2アプリケーションを用いた決済であることを識別可能な第2決済情報を前記決済データベースに登録し、
    前記第1通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第1決済情報と前記第2決済情報とを前記決済データベースから抽出して前記第1通信デバイスに応答し、
    前記第2通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第2決済情報を前記決済データベースから抽出して前記第2通信デバイスに応答する、
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 請求項1に記載するサーバにおいて、
    前記第1アプリケーションは、決済方法に関する情報と関連付けられており、
    前記サーバは、
    前記第2通信デバイスから決済処理の要求があった場合、前記第1アプリケーションに関連付けられた決済方法で決済処理を実行する、
    ことを特徴とするサーバ。
  3. 請求項2に記載するサーバにおいて、
    前記第1通信デバイスから決済処理の要求があった場合、前記第1アプリケーションに関連付けられた決済方法で決済処理を実行する、
    ことを特徴とするサーバ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するサーバにおいて、
    前記第1通信デバイスと同一のデバイスである前記第2通信デバイスと通信可能である、
    ことを特徴とするサーバ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するサーバにおいて、
    前記第2通信デバイスと通信可能な外部サーバからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第2決済情報を前記決済データベースから抽出して前記外部サーバに応答する、
    ことを特徴とするサーバ。
  6. 第1アプリケーションがインストールされた第1通信デバイスと、
    前記第1アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラムが組み込まれた第2アプリケーションがインストールされた第2通信デバイスと、通信可能なサーバにおいて、
    前記第1アプリケーションの識別情報と、前記第2アプリケーションの識別情報と、を連携し、
    前記サーバは、
    前記第1アプリケーションに関連付けられた第1特典と、
    前記第2アプリケーションに関連付けられた第2特典と、を発行し、
    前記第1特典は、前記第1アプリケーションおよび前記第2アプリケーションで利用可能であり、
    前記第2特典は、前記第2アプリケーションで利用可能である、
    ことを特徴とするサーバ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するサーバにおいて、
    前記第2通信デバイスと通信可能な外部サーバから出力された特典の発行要求を受信したことに応じて、前記特典を前記プログラムを介して前記第2アプリケーションに発行する、
    ことを特徴とするサーバ。
  8. サーバと通信可能な通信デバイスにインストールされる第1アプリケーションと第2アプリケーションとに含まれるプログラムであって、
    前記通信デバイスに、
    前記第1アプリケーションによる決済処理と、前記第2アプリケーションに組み込まれた前記プログラムによる決済処理を前記サーバに要求させる処理と、
    前記第1アプリケーションによる決済履歴の照会を前記サーバに要求させた場合、前記第1アプリケーションに関連付けられた第1決済情報と前記第2アプリケーションに関連付けられた第2決済情報とを、前記第1アプリケーションにより決済処理が行われた場合、前記第1アプリケーションに関連付けられた前記第1決済情報を決済データベースに登録し、前記第2アプリケーションにより決済処理が行われた場合、前記第2アプリケーションを用いた決済であることを識別可能な前記第2決済情報を前記決済データベースに登録する前記サーバから取得させる処理と、
    前記第2アプリケーションによる決済履歴の照会を前記サーバに要求させた場合、前記第2決済情報を前記サーバから取得させる処理と、
    を実行させるプログラム。
  9. サーバに実行させるプログラムであって、
    第1アプリケーションがインストールされ、前記サーバに決済処理を要求する第1通信デバイスと、前記第1アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラムが組み込まれた第2アプリケーションがインストールされ、前記サーバに決済処理を要求する第2通信デバイスと、通信可能な前記サーバであって、前記第1アプリケーションの識別情報と、前記第2アプリケーションの識別情報とを連携する、前記サーバに、
    前記第1通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、第1決済情報を決済データベースに登録し、
    前記第2通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、前記第2アプリケーションを用いた決済であることを識別可能な第2決済情報を前記決済データベースに登録し、
    前記第1通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第1決済情報と前記第2決済情報とを前記決済データベースから抽出して前記第1通信デバイスに応答し、
    前記第2通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第2決済情報を前記決済データベースから抽出して前記第2通信デバイスに応答する、
    処理を実行させるプログラム。
  10. サーバが実行する情報処理方法であって、
    第1アプリケーションがインストールされ、前記サーバに決済処理を要求する第1通信デバイスと、前記第1アプリケーションの少なくとも一部の機能を有するプログラムが組み込まれた第2アプリケーションがインストールされ、前記サーバに決済処理を要求する第2通信デバイスと、通信可能な前記サーバであって、前記第1アプリケーションの識別情報と、前記第2アプリケーションの識別情報と、を連携する、前記サーバが、
    前記第1通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、第1決済情報を決済データベースに登録し、
    前記第2通信デバイスからの決済処理の要求により決済処理が行われた場合、前記第2アプリケーションを用いた決済であることを識別可能な第2決済情報を前記決済データベースに登録し、
    前記第1通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第1決済情報と前記第2決済情報とを前記決済データベースから抽出して前記第1通信デバイスに応答し、
    前記第2通信デバイスからの決済履歴の照会の要求があった場合、前記第2決済情報を前記決済データベースから抽出して前記第2通信デバイスに応答する、
    処理を実行する情報処理方法。
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