JP7482202B1 - 空間光変調器及び立体映像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素ピッチが狭く高効率の空間光変調器を提供する。【解決手段】空間光変調器は、第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含み、各画素が、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有する。各画素と前記第1の透明基板との間に、開口を有するマスク層を含んでもよい。あるいは、各画素と前記第2の透明基板との間に、開口を有するマスク層を含んでもよい。光変調層より光の出射側のいずれかの面に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。あるいは、光変調層より光の入射側のいずれかの面に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。【選択図】図2A

Description

本開示は、空間光変調器(Spatial Light Modulator(SLM))及び立体映像装置(ホログラム装置ともいう)に関する。
空間光変調器(SLM)は、画像信号などにより、光源からの光ビームの空間的分布、すなわち、強度、偏光又は位相等を空間毎に制御して、光を変調する。特にホログラフィ技術に空間光変調器が利用される。また他には、レーザー加工、顕微鏡、光ピンセット等に利用される。
なお、駆動回路を形成したシリコン上に液晶層を積層した空間光変調装置(Liquid Crystal on Silicon(LCoS))が実用化されている(非特許文献1(1表)参照)。
ホログラフィによる立体表示における課題の一つに、視野角の拡大がある。視野角の拡大のためには、狭い画素ピッチ(例えば1μm程度)の空間光変調器が必要とされる。しかし、LCoSにおいては画素ピッチを狭くするのに伴い、コンデンサ容量が不足し、さらに、光路に与える液晶厚の影響が大きくなって、目的の特性が得られない。
"ホログラフィ基盤技術 特集号" NHK技研、2013年、第138巻、p.8-21 (https://www.nhk.or.jp/strl/publica/rd/138/pdf/rd138.pdf)。
本開示は、画素ピッチが狭く高効率の空間光変調器を提供する。
本開示に係る空間光変調器は、第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含み、各画素が、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有する。
各画素と前記第1の透明基板との間に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。あるいは、各画素と前記第2の透明基板との間に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。
光変調層より光の出射側のいずれかの面に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。あるいは、光変調層より光の入射側のいずれかの面に、開口を有するマスク層をさらに含んでもよい。
各画素のための画素電極の形状が長方形又は楕円形、前記開口の形状が長方形又は楕円形のうちの組み合わせであってもよい。なお、長方形は正方形を、楕円形は円形を含むものとする。
前記開口の面積が各画素の位置によって変化してもよい。
前記画素回路がトランジスタをさらに備え、前記トランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記トランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記トランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第1の電極は前記ドレイン電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第2の電極はReRAMラインに接続してもよい。
前記画素回路が第1のトランジスタと第2のトランジスタをさらに備え、前記第1のトランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記第1のトランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記第1のトランジスタのドレイン電極は前記抵抗変化型メモリの第1の電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第2の電極は前記第2のトランジスタのゲート電極及びReRAMラインに接続し、前記第2のトランジスタのソース電極は電圧供給ラインに接続し、前記第2のトランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続してもよい。
各画素のための第2の画素電極が前記ReRAMラインに接続してもよい。
あるいは、前記画素回路が第1のトランジスタと第2のトランジスタをさらに備え、
前記第1のトランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記第1のトランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記第1のトランジスタのドレイン電極は前記第2のトランジスタのゲート電極に接続し、
前記抵抗変化型メモリの第1の電極は前記第2のトランジスタのゲート電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第2の電極はReRAMラインに接続し、
前記第2のトランジスタのソース電極は電圧供給ラインに接続し、前記第2のトランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続してもよい。
前記画素回路が直列又は並列に接続された複数の前記抵抗変化型メモリを含んでもよい。
本開示に係る立体映像装置は、コヒーレント(可干渉性)光源と、第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含む空間光変調器とを含む。各画素は、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有する。
図1は、実施形態に係る空間光変調器の全体構成を示す図である。 図2Aは、図1のA-A’線に沿った断面図である。 図2Bは、図1のA-A’線に沿った図2Aとは別の断面図である。 図3Aは、実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素回路の第1の例を示す図である。 図3Bは、実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素回路の第2の例を示す図である。 図3Cは、抵抗変化型メモリの構造の例を説明するための図である。 図3Dは、図3Aの画素回路の駆動動作例を示す図である。 図3Eは、図3Bの画素回路の駆動動作例を示す図である。 図3Fは、図3Bの画素回路の変形例を示す図である。 図3Gは、図3Bの画素回路の別の変形例を示す図である。 図3Hは、図3Bの画素回路のさらに別の変形例を示す図である。 図4は、図2Aに示す断面図と図3Aに示す画素回路とを有する空間光変調器の下面図である。 図5は図4のB-B’線に沿った断面図である。 図6は、図2Aに示す断面図と図3Bに示す画素回路とを有する空間光変調器の下面図である。 図7Aは図6のC-C’線に沿った断面図である。 図7Bは図6のD-D’線に沿った断面図である。 図8Aは上側からの透過光を説明するための図である。 図8Bは実施形態に係る空間光変調器による上側からの透過光を説明するための図である。 図9Aは下側からの透過光を説明するための図である。 図9Bは実施形態に係る空間光変調器による下側からの透過光を説明するための図である。 図10は実施形態に係る開口形状の様々な例を示す図である。 図11は実施形態に係る開口形態の変形例を示す図である。 図12Aは、実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素回路の第3の例を示す図である。 図12Bは、実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素回路の第4の例を示す図である。 図13Aは、画素回路の模擬回路の例を示す図である。 図13Bは、図13Aに示す回路の出力を示す図である。 図14は、実施形態に係る立体映像装置を示す図である。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本開示は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本開示の効果を阻害しない範囲で適宜変更を加えて実施することができる。一実施形態について記載した特定の説明が他の実施形態についても当てはまる場合には、他の実施形態においてはその説明を省略している場合がある。
図1は、本実施形態に係る空間光変調器(SLM)10の全体構成を示す図である。
図1に示す空間光変調器10は、二枚の基板を有する空間光変調器である。なお、二枚の基板のうちの少なくとも一枚は透明である。反射型の場合は、二枚の基板のうちの一枚が透明である。
図1に示す空間光変調器10が透過型であるときは、二枚の基板はどちらも透明であって、それぞれ第1の透明基板110と第2の透明基板120である。以下の説明では空間光変調器10は透過型とするが、反射型であってもよい。
空間光変調器10は、第1の透明基板110と第2の透明基板120との間のコンタクト190と、シール材195とを備える。
なお、空間光変調器10の、第1の透明基板110側を下部とし、第2の透明基板120側を上部として、第1の透明基板110を下部透明基板110とも呼び、第2の透明基板120を上部透明基板120とも呼ぶ。
なお、しばしば、第1の透明基板110から第2の透明基板120の方向にz軸を取る。第1の透明基板110及び第2の透明基板120に平行で、互いに直交する2方向(特に画素が整列する2方向であって空間光変調器の縦方向と横方向)にx軸及びy軸を取る。
空間光変調器10はアクティブ領域AAを含む。アクティブ領域AAは画素Pixが配置される領域である。アクティブ領域AAの周辺(非アクティブ領域)には、画素Pixを駆動するためのゲートドライバ及びソースドライバ(データドライバともいう)と、電気信号を空間光変調器10の外部から供給するためのパッドPadを設けることができる。
画素Pixは第1の透明基板110と第2の透明基板120の間に形成される。各画素は画素電極、画素回路、及び、光の偏光、位相又は散乱等を変調することで、透過強度、反射強度又は散乱度を変化させる光変調素子を含む。画素電極は透明電極とし得る。図示しないが、例えば吸収や干渉等によりもたらされる光の強度変化を利用する場合には、偏光板や部分透過ミラー等の追加の要素が利用できる。
第1の透明基板110と第2の透明基板120は、それらの間にコンタクト190を置き、シール材195により接着され、アクティブ領域AAの画素Pixが封止されている。
図2A及び図2Bは、図1に示す空間光変調器10のA-A’線に沿った断面図である。
図2Aを参照すると、図1に示す空間光変調器10は第1の透明基板110から、マスク層130、平坦化層101、画素電極層140、第1のアライメント層103、光変調層150、第2のアライメント層105、共通電極層160、及び第2の透明基板120の順に積層している。
光変調層150は画素電極層140に印加される画像信号に応じて、反射、散乱又は干渉現象等による光変調により画像を形成する。光変調層150は画素Pixの光変調素子に対応する。
光変調層150は典型的には液晶分子を含むので、以下では単に液晶層150として説明する。
画素電極層140は画素Pix毎の画素電極を与え、TFT及び記憶素子等を含んだ画素回路、及び、配線のための多層構造を有する。
第1のアライメント層103及び第2のアライメント層105はそれぞれ配向膜を含み、液晶層150の分子に接触して配向させる。
共通電極層160は各画素Pixに共通の電極を与える。共通の電極は透明電極とし得る。
マスク層130は透過光の一部を遮断する。平坦化層101はマスク層130上に平坦面を提供する。
ネマティック液晶においては微細化に伴い、液晶のクロストークが大きくなる(漏れ電界効果:fringing field effect)。
ホログラム用途の空間光変調器10については、液晶層150として強誘電性液晶を使用することができる。強誘電性液晶は漏れ電界の効果が小さく、画素がぼやけにくい。
強誘電性液晶を使用することで画素ピッチは実用水準である1μmに近付く。
反射型の空間光変調器のうちLCoSに代表される液晶素子では、液晶層150に対して角度の大きい光は変調量誤差が大きくなり、また、その影響は画素間のピッチを狭くするほど大きくなる。よって、ノイズの原因になったり部分的に画像が暗くなって目的の特性が得られない。透過型の空間光変調器にすることで画素間のピッチを狭くしても、隣接する画素への光の漏れの影響が小さくなり、目的の特性が得られる。
本開示では、空間光変調器10の画素Pixを透過型素子にして、さらに、変調量が最大/最小の領域のみをマスク層130の開口で切り出すことで変調量誤差が大きくならないようにする。マスク層130については後述する。
図2Bを参照すると、図1に示す空間光変調器10は第1の透明基板110から、画素電極層140、第1のアライメント層103、液晶層150、第2のアライメント層105、共通電極層160、平坦化層101、マスク層130及び第2の透明基板120の順に積層している。
図2Aにおいてはマスク層130が第1の透明基板110側に形成されている。つまり、各画素と第1の透明基板110との間にマスク層130を含む。それに対して、図2Bにおいてはマスク層130が第2の透明基板120側に形成されている。つまり、各画素と第2の透明基板120との間にマスク層130を含む。
透明基板は、石英ガラス、サファイヤガラス、等のガラスを用いることができる。また、映像光の波長よりもバンドギャップが広い半導体を用いることもできる。基板に半導体を用いた場合には、基板を用いてトランジスタを形成することができる。
透明基板と空気の界面は、単層もしくは多層の誘電体薄膜による低反射膜等の光学薄膜を有していてもよい。
マスク層130は光が出ていく側に設けられるのが好ましい。図2Aの断面図を有する空間光変調器10は、第2の透明基板120に入射した光が第1の透明基板110から出て行くように用いるのがよい。図2Bの断面図を有する空間光変調器10は、第1の透明基板110に入射した光が第2の透明基板120から出て行くように用いるのがよい。
マスク層130は光が入射する側にも設けられていてもよい。入射する側にマスク層を設けることにより、画素回路による光の回析や散乱を防ぐことができる。また、トランジスタをマスクすることで、光電流の発生やトランジスタの劣化を抑制することができる。
マスク層130の置かれる位置は、空間光変調器10のいずれの面であってもよい。空間光変調器10の内部や、第1の透明基板110又は第2の透明基板120の光が入射する側の面に設けられていても、光が出ていく側の面に設けられていてもよく、また、第1の透明基板110及び第2の透明基板120に接していなくてもよい。マスク層130は光学薄膜に接していてもよい。
図3Aは、本実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素Pixのための画素回路の第1の例を示す図である。
図3Aの画素回路は、上部破線で示す画素Pixに対応して、トランジスタ(Tr)、抵抗変化型メモリ(ReRAM)及び画素電極141を含んでいる。
液晶のためのアクティブ・マトリクス駆動方式の画素回路では表示を維持するためにコンデンサを使用している。しかし、ホログラムに使用される空間光変調器においては微細化のために、コンデンサの面積すなわち容量が不足する。
本開示では画素回路の記憶素子にReRAMを用いる。図3Cは、ReRAMの構造の例を説明するための図である。図3CのReRAMは、電極(例として第1の電極に白金、第2の電極に白金を用いる)で遷移金属酸化膜(例として酸化ニッケルを用いる)や金属ハロゲン化物(例として三臭化鉛セシウムを用いる)等の活性層を挟んだ単純な構成の不揮発メモリである。
ReRAMは電圧による抵抗状態の書き込み及び電流電圧特性による抵抗状態の読み出しができ、不揮発で抵抗状態を保持する。ReRAMは素子面積が小さいので、ReRAMを用いることで画素回路の微細化が可能になる。さらに、消費電力を抑え、しかも高速である。また、透明なReRAMを使用してもよい。透明なReRAMは画素開口部に使用することができる。
トランジスタTrのゲート電極はゲートラインに接続し、ソース電極はソースラインに接続し、ドレイン電極は画素電極141に接続する。ReRAMの第1の電極はトランジスタTrのドレイン電極に接続し、第2の電極はReRAMに電圧を与えて記憶させるためのReRAMラインに接続する。
図3Bは、本実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素Pixのための画素回路の第2の例を示す図である。
図3Bの画素回路は、上部破線で示す画素Pixに対応して、第1のトランジスタ(Tr1)、第2のトランジスタ(Tr2)、抵抗変化型メモリ(ReRAM)、分割用抵抗及び画素電極141を含んでいる。
第1のトランジスタTr1のゲート電極はゲートラインに接続し、ソース電極はソースライン(セレクトラインともいう)に接続し、ドレイン電極はReRAMの第1の電極に接続する。
ReRAMの第2の電極は第2のトランジスタTr2のゲート電極及びメモリライン(ReRAMライン)に接続する。
第2のトランジスタTr2のソース電極は電圧供給ライン(VDD)に接続し、前記第2のトランジスタのドレイン電極は画素電極141に接続する。
つまり、図3Aの画素回路は1トランジスタ構成であるのに対し、図3Bの画素回路は2トランジスタ構成である。
なお、図3Bでは、ReRAMの第2の電極は分割用抵抗を介してReRAMラインに接続する。図3Bの画素回路ではReRAMラインとは別に、画素駆動用の電圧供給ラインを使用することが可能になっている。なお、図3Bの画素回路において、電圧供給ライン(VDD)がReRAMラインを兼ねていてもよい。なお、電圧供給ラインは必ずしも正側とは限らず、負側であってもよい。
図3Bの構成の変形例のいくつかを図3F、図3G及び図3Hに示す。
図3Fでは、画素電極141に対向する第2の画素電極が負電源(VSS/GND)に接続する。なお、VSS/GNDがReRAMラインを兼ねている。第1の画素電極と第2の画素電極は共に画素電極層内に設けることができ、同一の面内に設けても、異なる面に設けてもよい。第1の画素電極と第2の画素電極が共に、一方の透明基板の側に設けられた場合には、共通電極は省略できる場合があり、また、画素電極層よりも下部透明基板側に設けることもできる。
図3Gでは、VDDがReRAMラインを兼ねている。
図3Hでは、第1のトランジスタTr1のゲート電極はゲートラインに接続し、ソース電極はソースラインに接続し、ドレイン電極は第2のトランジスタTr2のゲート電極に接続する。
抵抗変化型メモリの第1の電極は第2のトランジスタTr2のゲート電極に接続し、第2の電極はReRAMラインに接続する。
第2のトランジスタTr2のソース電極は電圧供給ライン(VDD)に接続し、ドレイン電極は画素電極141に接続する。
なお、図3Hでは、第1のトランジスタTr1のドレイン電極は分割用抵抗を介して、第2のトランジスタTr2のゲート電極に接続する。また、VDDがReRAMラインを兼ねている。
図3Dを参照して図3Aの画素回路の駆動動作例を説明する。
図3Dの(1)においては、画素の行に対して、その1行にある全ての画素回路の抵抗変化型メモリReRAMをリセットする、つまり、ReRAMにLRS(低抵抗)状態<0>を書き込む動作を示す。
そのためには、その行に対するゲートラインをHighにし、ソースラインをLRS状態書き込み電圧に応じた値にする。これにより、トランジスタTrのドレイン電極がLRS状態書き込み電圧になり、ReRAMにLRS状態<0>が書き込まれる。
図3Dの(2)においては、(1)の動作に引き続いて、その画素の行に対して、全ての画素Pixをリセットさせる、つまり画素PixをDown状態<0>にする動作を示す。
そのためには、その行に対するゲートラインをLowにし、トランジスタTrのドレイン電極の状態をソースラインから切り離す。また、ReRAMラインにDown状態のパルスを与えて、各ReRAMの状態を画素電極141に反映する。(1)の動作では、ReRAMはLRS状態<0>であるから、画素電極141及び画素Pixの状態はDown状態<0>になる。
図3Dの(3)においては、(2)の動作に引き続いて、その画素の行に対して、画素回路のReRAMに目的のデータを記録する、つまり、各画素Pixに対応するReRAMにUp状態<1>又はDown状態<0>を書き込む動作を示す。
そのためには、その行に対するゲートラインをHighにし、目的のデータにおいてDown状態にすべき画素Pixに対応するソースラインをHRS(高抵抗)状態書き込み電圧に応じた値にする。これにより、トランジスタTrのドレイン電極もがHRS状態書き込み電圧になり、ReRAMにHRS状態<1>が書き込まれる。一方、目的のデータにおいてUp状態にすべき画素Pixに対応するソースラインをLRS状態書き込み電圧に応じた値にする。これにより、トランジスタTrのドレイン電極もがLRS状態書き込み電圧になり、ReRAMのLRS状態<0>が保持され、もしくは、書き込まれる。特定のReRAMに対し、ReRAMの状態を遷移させる必要が無い場合には、記録動作を行わないことが望ましい。記録動作回数を削減することで、ReRAMの劣化を抑制することができる。
図3Dの(4)においては、(3)の動作に引き続いて、その画素の行に対して、ReRAMに記録された目的のデータに応じて、対応する画素PixをUp状態<1>又はDown状態<0>にする動作を示す。
そのためには、その行に対するゲートラインをLowにし、トランジスタTrのドレイン電極の状態をソースラインから切り離す。また、各ReRAMラインにUp状態のパルスを与えて、各ReRAMの状態を画素電極141に反映する。(3)の動作では、目的のデータに応じてReRAMはHRS状態<1>又はLRS状態<0>であるから、画素電極141及び画素Pixの状態もUp状態<1>又はDown状態<0>になる。
このように(1)から(4)の動作によって、1行毎に目的のデータに応じてReRAMにHRS状態<1>又はLRS状態<0>を書き込み、さらに画素Pixの状態もUp状態<1>又はDown状態<0>とすることができる。
例えば(4)の動作に引き続いて(1)の動作に戻ることで、異なるデータに対しての動作を行うことができる。
図3Eを参照して図3Bの画素回路の駆動動作例を説明する。図3Eでは説明を簡単にするために1つの画素について説明をする。画素の各行に対して、全ての画素回路のReRAMをリセットする動作(図3Dの(1)参照)、及び、全ての画素Pixをリセットさせる動作(図3Dの(2)参照)については説明を省略する。
図3Eの(3)においては、画素回路のReRAMに目的のデータを記録する動作を示す。ゲートラインGLをHighにし、目的のデータに応じてソースラインSLをHigh又はLowにする。これにより、第1のトランジスタTr1のドレイン電極もHighになり、ReRAMにHRS状態又はLRS状態が書き込まれる。
図3Eの(4)においては、(3)の動作に引き続いて、その画素の行に対して、ReRAMに記録された目的のデータに応じて、対応する画素PixをUp状態又はDown状態にする動作を示す。
Up状態のパルスを与えて、ReRAMの状態を画素電極に反映する。なお、画素電極は電圧供給ライン(VDD)に接続し液晶の駆動はVDDにより行う(図3G、図3Hも参照)。
図4は、図2Aに示す断面図と図3Aに示す画素回路とを有する空間光変調器10の下面図である。図5は図4のB-B’線に沿った断面図である。
前述のとおり、図2Aにおいてはマスク層130が第1の透明基板(下部透明基板)110側に形成されている。また、図2Aで説明したように下部透明基板110の上部にはマスク層130があり、さらにその上部には順に、画素電極層140、液晶層150、共通電極層160及び上部透明基板120があり、画素Pixを形成している。
図4及び図5を参照すると、画素Pixにおいてはマスク層130と画素電極層140(画素電極141)との間に、トランジスタ(TFT)Tr、ReRAMが形成されている。TFTの各電極(ゲート、ソース及びドレインの各電極)、ReRAMの各電極、及び、画素電極141は、ゲートライン、ソースライン及びReRAMラインと、図3Aの画素回路を形成するように接続している。
図4及び図5に示すように、画素電極141の一部に対応して、マスク層130に開口131が設けられており、透過光が下部透明基板110から出るようになっている。すなわち、マスク層130は、画素の一部分からの光が出るようにした開口131が設けられた光遮断マスク(開口マスクとも呼ぶ)を含んでいる。開口131については、さらに後述する。
なお、マスク層130はゲートライン、ソースライン及びReRAMラインをはじめとする配線やトランジスタもマスクするようにしてもよい。
図6は、図2Aに示す断面図と図3Bに示す画素回路とを有する空間光変調器10の下面図である。図7Aは図6のC-C’線に沿った断面図である。図7Bは図6のD-D’線に沿った断面図である。
図6、図7A及び図7Bを参照すると、画素Pixにおいてはマスク層130と画素電極層140(画素電極141)との間に、第1のトランジスタ(TFT1)Tr1、第2のトランジスタ(TFT2)Tr2、ReRAM及び分割用抵抗が形成されている。TFT1及びTFT2の各電極(ゲート、ソース及びドレインの各電極)、ReRAMの各電極、分割用抵抗及び、画素電極141は、ゲートライン、ソースライン、ReRAMライン及び電圧供給ライン(VDD)と、図3Bの画素回路を形成するように接続している。
図6に示すように、画素電極141の一部に対応して、マスク層130に開口131が設けられており、透過光が下部透明基板110から出るようになっている。すなわち、マスク層130は、画素の一部分からの光が出るようにした開口131が設けられた光遮断マスク(開口マスク)を含んでいる。
さらに、マスク層130はゲートライン、ソースライン、ReRAMライン及び電圧供給ラインをはじめとする配線やトランジスタが露出しないようしてもよい。または、配線やトランジスタが露出しないように他の適切な遮光手当をしてもよい。
図8A及び図8Bを参照して、本実施形態に係る空間光変調器による上側(第2の透明基板側)からの透過光について説明する。
図8Aは空間光変調器における上側からの透過光の回析や散乱を説明するための図である。上部透明基板120から平行光線が入った場合、液晶層150、及び、配線やスイッチング素子(画素電極層140参照)を通る際に、界面又は構造により回析や散乱を生じ、下部透明基板110から出る光の波面が乱れて、映像ノイズを生じることがある。
本実施形態に係る空間光変調器による透過光について、図8Bを参照して説明する。図8Bの空間光変調器は、図2Aのように下部透明基板110側にマスク層130を有する。
本実施形態に係る空間光変調器の上部透明基板120から入った平行光線は、液晶層150及び画素電極層140の界面又は構造により回析や散乱を生じる。しかし、下部透明基板110側に設けられたマスク層130により、その開口131から出る光においては、乱れた波面成分がマスクされて、理想的な波面のみが下部透明基板110から出る。これにより、ノイズの少ない映像が得られる。
図9A及び図9Bを参照して、本実施形態に係る空間光変調器による下側(第1の透明基板側)からの透過光について説明する。
図9Aは空間光変調器における透過光の回析や散乱を説明するための図である。下部透明基板110から光線が入った場合、画素電極層140及び液晶層150を通る際に、界面又は構造により回析や散乱を生じ、上部透明基板120から出る光の波面が乱れて、映像ノイズを生じることがある。
本実施形態に係る空間光変調器による透過光について、図9Bを参照して説明する。図9Bの空間光変調器は、図2Bのように上部透明基板120側にマスク層130を有する。
本実施形態に係る空間光変調器に下部透明基板110から平行光線が入った場合、上部透明基板120側に設けられたマスク層130により、その開口131から出る光は乱れた波面成分がマスクされて、理想的な波面のみが上部透明基板120から出る。これにより、ノイズの少ない映像が得られる。
すなわち、本実施形態の空間光変調器は、マスク層及び画素ごとの開口により、波面成型、すなわち収束性を向上させて、ノイズを低減させる。さらに、開口の寸法を小さくするに伴い、映像の輝度の平坦化ができる。
以上のように、本実施形態の空間光変調器は、各画素のON/OFFの保持に、コンデンサよりも微細化が可能なReRAMを用いる。また、従来の反射型素子ではなく透過型素子とし、かつ開口のあるマスクを設けることで、目的の変調を与えた光(領域)のみを切り出す。そして、液晶層には強誘電性液晶を利用し、屈折率変調(もしくは偏光板を利用した振幅変調)を与える。
これにより、狭画素ピッチかつ高効率の空間光変調器が実現でき、実用的な視野角を持ったホログラムディスプレイを実現できる。
図10は本実施形態に係る開口形状の様々な例、(1)から(4)を示す図である。なお、図10においては、図2Aのようにマスク層130が下部透明基板110側に形成されている場合について、下面図(図4又は図6参照)を用いて説明する。図2Bのようにマスク層130が上部透明基板120側に形成されている場合も同様である。
図10の(1)から(4)においては、一例として、それぞれ4つのPixを示している。各Pixについて、開口131の中心位置と、画素電極141の中心位置とは、下面図において略一致する。
さらに、下面図において、開口131は画素電極141の一部に対応している。つまり、画素電極141は開口131を被覆する。
図10の(1)では画素電極141が正方形で、開口131も正方形である。
図10の(2)では画素電極141が正方形で、開口131は円形である。
図10の(3)では画素電極141が長方形で、開口131も長方形である。
図10の(4)では画素電極141が円形で、開口131も円形である。
開口形状は図8の(1)~(4)の例に限られない。特に画素電極の形状は長方形(正方形は長方形に含まれる)又は楕円形(円形は楕円形に含まれる)であって、開口131の形状も画素電極の形状とは独立に長方形又は楕円形であり、それら4通り(正方形と長方形を、円形と楕円形を区別するならば16通り)の組み合わせについても本開示の範囲である。
画素電極141及び開口131の形状により変調される光及び透過した光の形状が変化するので、空間光変調器10からの映像の輝度等を調整することができる。
図11は本実施形態に係る開口形態の変形例を示す図である。図11の例では、開口131の面積又は形状が画素Pixの位置によって変化する。特に、アクティブ領域AAの中心をxy平面の原点として、ある画素Pixの中心座標が(x、y)であるときに、そのPixの開口131の面積はx及びyに応じて変化することができる。例えば、開口131の面積(S(x、y)とする)はxに比例しyに比例して変化し得る。つまり、ある定数Aを用いて、S(x、y)=Axとしてよい。
開口131の面積を画素Pixの位置によって変化するようにして、空間光変調器10からの映像の輝度等を調整することができる。例えば、後述するようにホログラム用途では光源からの光が空間光変調器を透過する。そのため、中心部と周辺部では輝度等が異なる場合がある。開口131の面積を画素Pixの位置によって変化するようにして輝度の均一性を調整することができる。
また、開口131の中心位置と、画素電極141の中心位置とは、一致していなくともよい。開口131の中心位置の間隔が一定でない構成とすることで、中心位置の間隔が一定の場合には表現できない空間周波数を表現できるようになる。
図12A及び図12Bは、それぞれ、本実施形態に係る空間光変調器に使用することのできる、画素回路の第3及び第4の例を示す図である。
抵抗変化型メモリReRAMの1個当たりの変調性能が不足する場合には、図12A又は図12Bに記載のように、ReRAMを並列又は直列に複数接続することができる。
それに加えて、又は、それに代えて、フィラメント生成又はイオン伝導パス生成等を目的として、ReRAMについて異なった材料を選択することができる。
これらにより、各画素に対する変調性能を調整することができる。
図13A及び図13Bを参照して、本実施形態に係る空間光変調器の動作例(図3Dの(4)参照)について説明する。
図13Aは、2つの画素を有する画素回路の模擬回路の例を示す図である。図13Aでは、画素については液晶の自発分極分のコンデンサCと抵抗Rの並列で置換する。抵抗変化型メモリReRAMは、低抵抗状態(Ron)及び高抵抗状態(Roff)の二値とする。
Ronに対する電圧VM1及び電流AM1、Roffに対する電圧VM2及び電流AM2に対して、液晶の閾値電圧VthがVM1>Vth>VM2となるように、オン時間τが選択される。そして、オン時間τ内に複数個の電圧パルスVG1を含むようにする。
図13Bは、図13Aに示す回路の出力を示す図である。画素については液晶はC=5.62fFとR=100TΩの並列で置換する。ReRAMについては、Ron=1kΩ及びRoff=2MΩの二値とする。
画素面積はホログラム用途の空間光変調器のために1μm四方とする。図13Bにおいては、電圧パルスVG1が、ピーク値=1V、周波数=400MHz、デューティー比=0.25のとき、VM1(実効値)=447.2mVであり、VM2=215.0mVとなる。よって液晶のVthは、215.0mVから447.2mVの間にする。もしくは、液晶の反転に十分な閾値電圧や周波数を選択する。
図14は、実施形態に係る立体映像装置(ホログラム装置とも呼ぶ)1を示す図である。立体映像装置1は本開示の空間光変調器10と、光源20とを含む。立体映像装置1は空間光変調器10と光源20との間にレンズ等からなる光学系30を含んでもよい。立体映像のために、光源20はレーザーやスーパールミネッセントダイオード等のコヒーレントな光源である。二次元表示に使用するのであれば光源20は発光ダイオード等であってもよい。空間光変調器10を透過した画像は、ユーザ40には三次元イメージ50に見える。
図示しないが、0次光を除去するためのフィルター等を有していてもよい。
光路には、さらに映像光に反映される情報の多重化のための素子が追加されていてもよい。例えば角度多重のための光偏向素子等が挙げられる。
本開示に係る空間光変調器10を使用することで、狭画素ピッチかつ高効率であって、実用的な視野角を持った立体映像装置が実現される。
上記した形態以外にも、本開示の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態及び各変形例で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
なお、本説明において用いられた「AとBが接続」という用語は、A及びBが直接的に接続されていることに限らず、AとBの間に1以上の素子(抵抗など)が介在していて間接的に接続されていてもよい。
1 立体映像装置
10 空間光変調器(SLM)
101 平坦化層
103 第1のアライメント層
105 第2のアライメント層
110 第1の透明基板
120 第2の透明基板
130 マスク層
131 開口
140 画素電極層
141 画素電極
150 液晶層(光変調層)
160 共通電極層
190 コンタクト
195 シール材
20 光源
30 光学系
40 ユーザ
50 三次元イメージ
AA アクティブ領域
Pix 画素

Claims (10)

  1. 第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含み、各画素が、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有し、
    前記画素回路がトランジスタをさらに備え、
    前記トランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記トランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記トランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続し、
    前記抵抗変化型メモリの第1の電極は前記ドレイン電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第2の電極はReRAMラインに接続する、空間光変調器。
  2. 第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含み、各画素が、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有し、
    前記画素回路が第1のトランジスタと第2のトランジスタをさらに備え、
    前記第1のトランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記第1のトランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記第1のトランジスタのドレイン電極は前記抵抗変化型メモリの第1の電極に接続し、
    前記抵抗変化型メモリの第2の電極は前記第2のトランジスタのゲート電極及びReRAMラインに接続し、
    前記第2のトランジスタのソース電極は電圧供給ラインに接続し、前記第2のトランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続する、空間光変調器。
  3. 各画素のための第2の画素電極が前記ReRAMラインに接続する、請求項2に記載の空間光変調器。
  4. 第1の透明基板と第2の透明基板との間に複数の画素を含み、各画素が、抵抗変化型メモリ(ReRAM)を含む画素回路を前記第1の透明基板の側に有し、強誘電性液晶を含む光変調層を前記第2の透明基板の側に有し、
    前記画素回路が第1のトランジスタと第2のトランジスタをさらに備え、
    前記第1のトランジスタのゲート電極はゲートラインに接続し、前記第1のトランジスタのソース電極はソースラインに接続し、前記第1のトランジスタのドレイン電極は前記第2のトランジスタのゲート電極に接続し、
    前記抵抗変化型メモリの第1の電極は前記第2のトランジスタのゲート電極に接続し、前記抵抗変化型メモリの第2の電極はReRAMラインに接続し、
    前記第2のトランジスタのソース電極は電圧供給ラインに接続し、前記第2のトランジスタのドレイン電極は各画素のための画素電極に接続する、空間光変調器。
  5. 前記光変調層より光の出射側のいずれかの面又は前記光変調層より光の入射側のいずれかの面に、開口を有するマスク層をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の空間光変調器。
  6. 各画素と前記第1の透明基板との間又は各画素と前記第2の透明基板との間に、開口を有するマスク層をさらに含む、請求項に記載の空間光変調器。
  7. 各画素のための前記画素電極の形状が長方形又は楕円形であって、前記開口の形状が長方形又は楕円形である、請求項に記載の空間光変調器。
  8. 前記開口の面積が各画素の位置によって変化する、請求項に記載の空間光変調器。
  9. 前記画素回路が直列又は並列に接続された複数の前記抵抗変化型メモリを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の空間光変調器。
  10. 請求項1から4のいずれか一項に記載の空間光変調器と、コヒーレント光源とを含む、立体映像装置。
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