JP7481940B2 - 極狭開先サブマージアーク溶接方法および極狭開先サブマージアーク溶接装置 - Google Patents
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Description
所定の溶接条件のもとで、溶接対象と同じ素材にビードオンプレート溶接を施して、そのビードオンプレート溶接の際のビード幅WBと溶着断面積ARとを計測し、
前記溶接条件から溶接入熱Qを求め、
溶接時の開先壁への入熱HGを、前記溶接入熱Qと、前記ビード幅WBと、トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
トーチ狙い位置における溶融池表面から開先底のコーナー部までの一般化した距離Rを、前記溶着断面積ARと前記トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
前記入熱HGと距離Rとで形成されるHG-R平面に、実験的に求めた開先溶接時の融合不良の有無の表示をプロットし、
この開先溶接時の融合不良の有無の表示がプロットされたHG-R平面に、開先壁における融合不良の有無を基準とする判定線を引き、
前記判定線よりも融合不良の無い領域となるように溶接条件を設定して開先溶接を行うことを特徴とする。
制御装置とを備え、
前記デジタル式の溶接電源は、EN比と、溶接電流と、電圧との設定値を設定変更できるものであり、
前記制御装置は、
所定の溶接条件のもとで、溶接対象と同じ素材にビードオンプレート溶接を施して、そのビードオンプレート溶接の際のビード幅W B と溶着断面積A R とを計測し、
前記溶接条件から溶接入熱Qを求め、
溶接時の開先壁への入熱H G を、前記溶接入熱Qと、前記ビード幅W B と、トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
トーチ狙い位置における溶融池表面から開先底のコーナー部までの一般化した距離Rを、前記溶着断面積A R と前記トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
前記入熱H G と距離Rとで形成されるH G -R平面に、実験的に求めた開先溶接時の融合不良の有無の表示をプロットし、
この開先溶接時の融合不良の有無の表示がプロットされたH G -R平面に、開先壁における融合不良の有無を基準とする判定線を引き、
開先溶接を行うために、前記判定線よりも融合不良の無い領域となるように溶接条件を設定することを特徴とする。
溶接欠陥は、図1~図3に示すルート幅WRと、トーチ狙い位置Pすなわちルート幅WRの方向における溶接トーチの位置とに影響を受けると見込まれる。そこで、ルート幅WRとトーチ狙い位置Pとの変化が溶接欠陥に及ぼす影響を評価するため、シングルトーチで開先溶接を実施した。各溶接条件で溶接欠陥を判定し、ビード高さh、溶込み深さDを計測した。また、開先溶接時と溶接部の形状を比較するため、ビードオンプレート溶接も実施した。得られた結果から融合不良判定モデルを作成するために、シングルトーチおよびタンデムトーチを用いて、ビード幅WBおよび溶着断面積ARを変化させた溶接条件で ビードオンプレート溶接を実施し、各溶接条件でのビード幅WBおよび溶着断面積ARを計測した。次に、それらの溶接条件で開先溶接を実施し、融合不良を判定した。
ルート幅WRが溶接欠陥に及ぼす影響を評価するため、上述の基準条件(EN比0.5、溶接電流600A、電圧33V、溶接速度30cm/min)に対して、ルート幅WBを8~18mmの範囲で変化させた。各ルート幅WBの値での溶接部断面のマクロ試験結果を図5に示す。トーチ狙い位置はP=0mmで一定である。図5には、同条件でのビードオンプレート溶接結果も併せて示す。ルート幅WR=8mmでは、融合不良は生じなかったが、開先の両壁面が大きく溶融し、アンダカットが生じた。アンダカット部は、スラグが固着し除去できなかった。ルート幅WR=12~15mmでは、アンダカット、融合不良共に生じない良好な溶接部が得られた。ルート幅WR=16mmでは、片側(図における左側)の開先壁は溶融するが、反対側(図における右側)は、溶融せず融合不良となり、スラグを除去できなかった。ルート幅WR=18mmでは、両壁面ともに溶融せず融合不良となり、両側の溶接止端部でスラグを除去できなかった。このルート幅WR=18mmでは、ビードオンプレートでのビード幅WB(約26.5mm)と比較してルート幅WRは小さかった(18mm)が、開先壁は溶融しなかった。
(溶接欠陥を防止するためのトーチ-開先壁間距離Lの条件)
上記の実験結果から、溶接欠陥は、ルート幅WRとトーチ狙い位置Pとに影響を受けることがわかった。これらのルート幅WRやトーチ狙い位置Pの値が変わると、溶接トーチと開先壁との距離が変わる。すなわち、ルート幅WRとトーチ狙い位置Pとの関係は、図11に示されるトーチ-開先壁間距離Lで表現できる。図5および図8において、開先壁が過剰に溶融、ガウジングされアンダカットが生じたことから、アンダカットと、開先壁が溶融した面積とには相関があると考えられる。ここで、開先壁で溶融した面積(図5や図8のように断面表示されたときに現れる面積)を、AGと定義する(図12参照)。また、上述のように、開先溶接時の融合不良LFは、開先底のコーナー部13で生じやすい。すなわち、開先壁を大きく溶融する溶接条件とするほど、融合不良LFを防止できると考えられる。ここで、開先底でコーナー部13から開先壁側に溶融した幅(溶込んだ深さ)をWGと定義する。上述の基準条件(EN比0.5、溶接電流600A、電圧33V、溶接速度30cm/min)において、開先壁での溶融幅WGおよびトーチ狙い位置Pを変化させた条件で、溶融面積AGを計測した結果を図12に示す。同様の条件で、溶融幅WGを計測した結果を図13に示す。これらの計測結果は、左右の開先壁で別々に計測したものをともに表している。凡例はそれぞれ良好(〇)、アンダカットが発生(△)、融合不良LFが発生(×)である。図12に示すように、トーチ-開先壁間距離Lが小さくなると溶融面積AGは増加し、アンダカットが生じたL=4mmでは溶融面積AGは30mm2以上となった。また、図13に示すように、開先壁での溶融幅WGは、トーチ-開先壁間距離L=5~6mmで極大となり、トーチ-開先壁間距離Lがさらに大きくなると減少し、WG=0mmとなったときには融合不良LFが生じた。以上より、同一の溶接条件で、トーチ-開先壁間距離Lが小さくなると、アンダカットが生じやすく、開先壁での溶融幅WGは減少する。一方、トーチ-開先壁間距離Lが大きすぎると、開先底を十分に溶融できなくなり融合不良LFが生じる。つまり、上述の基準条件での、極狭開先SAWで溶接欠陥を防止するトーチ-開先壁間距離Lの範囲は4<L≦7.5mmである。
図13に示すように、開先壁での溶融幅WGは、トーチ-開先壁間距離L=5~6mmで極大となり、Lがさらに大きくなると減少した。ここで、ビードオンプレート溶接でのビード幅WBと開先壁での溶融幅WGとから、開先壁による溶接部形状への影響を考える。図13より導出される「L+WG」と「L」との関係を図14~図17に示す。L≦4mmではアンダカットが生じるため、L≧4mmを対象とした。図14において、〇は融合不良LFなし、×は融合不良が生じた。「L+WG」は開先底で溶融した幅であり、開先溝の幅方向でどれだけが溶融できたかを表している。L+WG>Lの範囲で、融合不良LFの無い良好な溶接部となる。
(融合不良判定モデル)
図11~図13に示した、溶接欠陥の生じないトーチ-開先壁間距離Lの範囲(4mm<L≦7.5mm)は、上述の基準条件(EN比0.5、溶接電流600A、電圧33V、溶接速度30cm/min)のもとでの結果である。これに対し、溶接条件が変わると溶接部形状は変化し、特に融合不良LFは溶接条件の影響を受けやすい。様々な溶接条件に対して融合不良LFを防止する条件範囲を選定するためには、一般に非常に多くの実験を実施する必要がある。しかし、本発明においては、ビードオンプレート溶接による実験結果から、極狭開先SAWで融合不良LFを防止する条件を判定するモデルを作成した。
上述のように、基準条件(EN比0.5、溶接電流600A、電圧33V、溶接速度30cm/min)のもとで、溶接欠陥が生じないトーチ-開先壁間距離Lの範囲(4mm<L≦7.5mm)を求めることができた。しかし、これは基準条件下のものであり、溶接条件が変われば、溶接欠陥が生じないトーチ-開先壁間距離Lの範囲も変化する。そこで、以下においては、融合不良判定モデル上でトーチ-開先壁間距離Lの影響を評価し、溶接条件に応じた融合不良の生じないトーチ-開先壁間距離Lの範囲をモデルから決定する。
上述の式(2)は、一般化して次のように書き換えることができる。
図34は、本発明の実施の形態の極狭開先サブマージアーク溶接装置を示す。ここで41は溶接対象、42はシングルトーチ構造の溶接トーチである。溶接トーチ42は、走行台車43に搭載されることで、溶接対象41に設けられた極狭開先44の長さ方向に沿って溶接方向45へ移動可能である。溶接トーチ42は、1軸スライダ46に取り付けられることで、極狭開先44の幅方向に位置調節できるように構成されている。47はレーザセンサで、溶接トーチ42と一体化されることで、1軸スライダ46によって溶接トーチ42と一緒に極狭開先44の幅方向に移動されるように構成されている。そしてレーザセンサ47は、溶接個所よりも前方で極狭開先44を認識し、現在のトーチ42の位置と、トーチ42から左右の開先壁までの距離L1、L2とを計測する。また図34において、48はデジタル溶接電源、49は制御装置(PC)である。制御装置49は、各溶接条件でのビード幅WBと溶着断面積ARとをあらかじめデータベースとして保有しておき、以下の処理1と処理2とを行うアルゴリズムを有する。
図34の溶接装置を用いた溶接工程を図35のフローチャートを参照しながら説明する。図35のステップS11で工程が開始されたなら、まずステップS12において、図34のレーザセンサ47により溶接対象41の開先44のデータを取得する。このレーザセンサ47による取得データは制御装置49に送られ、制御装置49は、ステップS13において、トーチ42から左右の開先壁までの距離L1、L2のデータを取得する。そして制御装置49は、ステップS14において、上述の融合不良判定モデルを用いて、取得された距離L1、L2のデータの条件下で融合不良が生じるかどうかを判断する。
42 溶接トーチ
43 走行台車
46 1軸スライダ
47 レーザセンサ
48 デジタル溶接装置
49 制御装置
WB ビード幅
AR 溶着断面積
L トーチ-開先壁間距離
Q 溶接入熱
HG 開先壁への入熱
R 溶融池表面から開先底のコーナー部までの一般化した距離
Claims (8)
- 所定の溶接条件のもとで、溶接対象と同じ素材にビードオンプレート溶接を施して、そのビードオンプレート溶接の際のビード幅WBと溶着断面積ARとを計測し、
前記溶接条件から溶接入熱Qを求め、
溶接時の開先壁への入熱HGを、前記溶接入熱Qと、前記ビード幅WBと、トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
トーチ狙い位置における溶融池表面から開先底のコーナー部までの一般化した距離Rを、前記溶着断面積ARと前記トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
前記入熱HGと距離Rとで形成されるHG-R平面に、実験的に求めた開先溶接時の融合不良の有無の表示をプロットし、
この開先溶接時の融合不良の有無の表示がプロットされたHG-R平面に、開先壁における融合不良の有無を基準とする判定線を引き、
前記判定線よりも融合不良の無い領域となるように溶接条件を設定して開先溶接を行うことを特徴とする極狭開先サブマージアーク溶接方法。 - 溶接時の開先壁への入熱HGを、溶接入熱Qと、ビード幅WBおよびトーチ-開先壁間距離Lの差(WB-L)との積で表すことを特徴とする請求項1記載の極狭開先サブマージアーク溶接方法。
- トーチ狙い位置における溶融池表面から開先底のコーナー部までの距離Rを、溶着断面積ARをトーチ-開先壁間距離Lで除したもの(AR/L)のべき乗と、トーチ-開先壁間距離Lのべき乗との和で表すことを特徴とする請求項1または2記載の極狭開先サブマージアーク溶接方法。
- トーチ-開先壁間距離Lを開先溶接時に計測し、この計測されたトーチ-開先壁間距離Lに対して、溶接欠陥の生じない適正範囲となる溶接条件を設定することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の極狭開先サブマージアーク溶接方法。
- 開先溶接時の溶接条件としての、EN比と、溶接電流と、電圧と、溶接速度とのうちの少なくとも1つを制御することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の極狭開先サブマージアーク溶接方法。
- 極狭開先サブマージアーク溶接装置であって、
デジタル式の溶接電源と、
制御装置とを備え、
前記デジタル式の溶接電源は、EN比と、溶接電流と、電圧との設定値を設定変更できるものであり、
前記制御装置は、
所定の溶接条件のもとで、溶接対象と同じ素材にビードオンプレート溶接を施して、そのビードオンプレート溶接の際のビード幅W B と溶着断面積A R とを計測し、
前記溶接条件から溶接入熱Qを求め、
溶接時の開先壁への入熱H G を、前記溶接入熱Qと、前記ビード幅W B と、トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
トーチ狙い位置における溶融池表面から開先底のコーナー部までの一般化した距離Rを、前記溶着断面積A R と前記トーチ-開先壁間距離Lとを用いて表し、
前記入熱H G と距離Rとで形成されるH G -R平面に、実験的に求めた開先溶接時の融合不良の有無の表示をプロットし、
この開先溶接時の融合不良の有無の表示がプロットされたH G -R平面に、開先壁における融合不良の有無を基準とする判定線を引き、
開先溶接を行うために、前記判定線よりも融合不良の無い領域となるように溶接条件を設定することを特徴とする極狭開先サブマージアーク溶接装置。 - トーチ-開先壁間距離Lを調整するためにトーチを溶接線方向に直交する方向に移動させるための移動装置を有することを特徴とする請求項6記載の極狭開先サブマージアーク溶接装置。
- 溶接前の開先についてのデータを取得するためのセンサを有することを特徴とする請求項6または7記載の極狭開先サブマージアーク溶接装置。
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