JP7480495B2 - コネクタ洗浄器具 - Google Patents

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本開示はコネクタ洗浄器具に関し、特に経腸栄養用のコネクタの洗浄器具に関する。
医療機器においては、機器とチューブ、チューブとシリンジ、及びチューブ同士など種々の接続部が存在する。近年、医療機器の増加により、医療機器の誤接続が大きな問題となっている。このため、医療機器の誤接続を防止するために、新しいコネクタの規格が定められつつある。具体的には、医療機器を6つのカテゴリーに分け、異なるカテゴリーの医療機器を互いに接続できないコネクタとすることが求められている。例えば、栄養に関する分野においては、患者側上流端にオスルアーを有するオスコネクタを設け、供給側下流端にオスルアーを受け入れるメスコネクタを設ける規格となっている。
患者側上流端に設けられるオスコネクタは、長期に使用される場合もあり、清浄に維持することは非常に重要である。しかし、カプラを有するオスコネクタの場合、オスルアーの先端から漏れ出した栄養剤が、オスルアーとカプラとの隙間に浸入しやすい。このような問題に対してオスルアーとカプラとの隙間に拭き取り具を挿入することが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2017-099738号公報
しかし、オスルアーとカプラとの隙間は小さいため、浸入した栄養剤を拭き取ることは容易ではない。また、浸入した栄養剤が乾燥固化すると拭き取りはさらに困難になる。
本開示の課題は、経腸栄養用のオスコネクタのオスルアーとカプラとの隙間を容易に洗浄できる洗浄器具を実現できるようにすることである。
本開示のコネクタ洗浄器具の一態様は、経腸栄養用のオスコネクタのオスルアーとカプラとの隙間に挿入される少なくとも1つのブラシと、ブラシをオスルアーの外周面に沿って回動させる回動機構とを備え、回動機構は、ブラシが取り付けられたブラシ保持部と、ブラシ保持部を回動させる駆動部とを有する。
本開示のコネクタ洗浄器具は、オスルアーとカプラとの隙間に沿って回動する。このため、回動するブラシが隙間に浸入した栄養剤を掻き取り、オスルアーとカプラとの隙間を洗浄することができる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、ブラシは、ブラシ保持部に着脱自在に取り付けられていてもよい。このような構成とすることにより清潔なブラシを使用することができ、使用時に汚染されたブラシが使用されることを防止できる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、駆動部は、ブラシ保持部を第1の方向に回動させる第1の回動動作と、第1の方向と反対の第2の方向に回動させる第2の回動動作とを交互に実行する。
このような構成とすることにより、オスルアーとカプラとの隙間に挿入されたブラシを回動機構により回動させると共に、第1の回動動作と第2の回動動作とを交互に繰り返して洗浄できる。このため、異なる方向から隙間に浸入した栄養剤を掻き取り、オスルアーとカプラとの隙間をもれなく容易に洗浄することができる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、駆動部は、第1及び第2の回動動作において、ブラシ保持部に保持された1つ又は複数のブラシが回動する回転角の合計が360°を超えるようにブラシ保持部を回動させるようにできる。このような構成とすることにより、第1の回動動作と第2の回動動作の切り替わり点においてもブラシが複数の方向から隙間に浸入した栄養剤を掻き取り、オスルアーの外周をもれなく洗浄することができる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、駆動部は、ブラシ保持部に対して軸方向に相対移動させることによりブラシ保持部を回動させる本体部を有してもよい。このような構成とすることにより、軸方向に押すまたは引く操作によりブラシを回転させて洗浄することができるため、ブラシの操作性を大きく向上させることができる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、ブラシ保持部は、回動軸と、回動軸から側方に突出したガイド凸部とを有し、本体部は、内壁面にらせん状に設けられてガイド凸部と係合するガイド溝を有する筒状部であり、筒状部内に収容され、回動軸をブラシ側に付勢する付勢機構を有し、筒状部を回動軸に対して軸方向に相対移動させることにより、ガイド溝がガイド凸部をガイドして回動軸を回動させるようにできる。このような構成とすることにより、構成が簡易となりコストを低減できる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、オスルアーの端面と当接し、オスルアーの開口を塞ぐ閉塞部を有し、閉塞部は、回動動作により回動しないようにしてもよい。このような構成とすれば、オスルアーの開口を塞いだ状態でもブラシをスムーズに回転させることができる。
本開示のコネクタ洗浄器具において、ブラシはループ状のフィラメントを有してもよい。このような構成とすれば、ブラシが栄養剤を掻き取りやすくすることができ、洗浄効率を向上できる。
本開示の洗浄器具によれば、オスルアーの周り全体を洗浄できるので、洗浄し残しを発生しにくくすることができる。
一実施形態に係るコネクタ洗浄器具を示す斜視図である。 一実施形態に係るコネクタ洗浄器具を示す分解斜視図である。 図1のIII-III線における断面図である。 オスコネクタの先端部を示す断面図である。 ブラシの変形例を示す断面図である。 一実施形態に係るコネクタ洗浄器具の使用例を示す斜視図である。 変形例に係るコネクタ洗浄器具を示す分解斜視図である。 変形例に係るコネクタ洗浄器具を示す断面図である。
図1~図3に示すように、本実施形態のコネクタ洗浄器具100は、4本のブラシ101と、ブラシ101を回動させる回動機構102とを備えている。回動機構102は、ブラシ101が取り付けられたブラシ保持部121と、ブラシ保持部121を回動させる駆動部122とを有している。本実施形態のコネクタ洗浄器具100は、図4に示すようなオスルアー201とオスルアー201を囲むカプラ202とを有する経腸栄養用のオスコネクタのオスルアー201とカプラ202との隙間203の洗浄に用いることができる。カプラ202は、オスルアー201に対して固定されているものであっても、自由に回転するものであってもよい。以下においては、コネクタ洗浄器具のブラシ101の側を先端側、反対側を基端側として説明する。
本実施形態においてブラシ101は、軸111と軸111の周りに突出した複数のフィラメント112とを有しており、フィラメント112を含めたブラシ101の外径は、オスコネクタ200のオスルアー201とカプラ202との隙間の幅よりもわずかに大きい。これにより、フィラメント112がオスルアー201の外表面とカプラ202の内表面とに接した状態で洗浄を行うことができ、未洗浄部分を発生しにくくすることができる。
ブラシ101は、直線状のフィラメントを束ねたものに限らず、例えば、図5に示すようなループ状のフィラメント113を有するものであってもよい。このようであると、オスルアー201及びカプラ202に対するフィラメントの接触面積を大きくすることができる。また、ループ状のフィラメントが栄養剤を効率的に絡み取ることができ、洗浄効率を向上させることができる。また、フィラメントがコイル状に巻かれていたり、束にしてさらによじられたもの等を用いたりすることもできる。さらに、ブラシ101は隙間に浸入した栄養剤を掻き取る、拭い去る、又は拭き取ることができるものであればよく、フィラメントが毛束としてまとめられたものに限らず、脱脂綿、不織布又はスポンジ等が軸に巻き付けられた構成のものであってもよい。
本実施形態において、ブラシ保持部121は、棒状の回動軸131と、回動軸131の一方の端部に固定されたブラシ固定板132と、回動軸131から側方に突出して設けられたガイド凸部133とを有している。本実施形態においてブラシ固定板132は、図4に示す経腸栄養用のオスコネクタ200のカプラ202の外径とほぼ一致する直径を有する円盤状であり、回動軸131と共に回動する。本実施形態においては、ブラシ保持部121の先端側の面には、4本のブラシ101が中心軸から所定の間隔をおいて円周上に等間隔に配置されている。
本実施形態において、駆動部122は、回動軸131を収容する筒状の本体部135と、本体部135内に収容された回動軸131を付勢する付勢部材である圧縮コイルばね136とを有している。本体部135の内面には、回動軸131に設けられたガイド凸部133と係合するらせん状のガイド溝137が形成されている。本体部135の基端側は本体キャップ135Aにより閉じられており、先端側は回動軸131が挿通される開口を有する端面135Bにより閉じられている。端面135Bに設けられた開口は、回動軸131に設けられたガイド凸部133が通過できないように設定されている。なお、付勢部材は必須ではない。
本体部135を回動軸131に対して軸方向に相対移動させることにより、ガイド凸部133がガイド溝137にガイドされて回動軸131が回動する。圧縮コイルばね136は、本体キャップ135Aとガイド凸部133との間に固定されている。本体部135を回動軸131に対して先端側に相対移動させることにより圧縮コイルばね136は付勢され、本体部135を回動軸131に対して基端側に相対移動させる駆動力を発生させる。
本体部135を先端側に押圧して回動軸131に対して先端側に相対移動させると、ブラシ101と連結された回動軸131は第1の方向に回動すると共に、圧縮コイルばね136が付勢される。本体部135を押圧する力を緩めると、圧縮コイルばね136に蓄えられた付勢力により、本体部135は基端側に自動的に相対移動する。これにより回動軸131は第2の方向に回動する。
図6に示すように、ブラシ101をオスコネクタ200のオスルアー201とカプラ202との隙間203に挿入した状態で、本体部135を軸方向に反復移動させることにより、ブラシ101がオスルアー201の外周面に沿って第1の方向及び第2の方向に交互に反復回動する。このため、オスルアー201とカプラ202との隙間を容易に洗浄することができる。また、本体部135を軸方向に反復移動させることでブラシが回動するため、使用者の手首に負担がかかることなくブラシ101を回動させることができる。さらに、一方の手でブラシを掴み、他方の手でコネクタを掴んでブラシを回動させようとすると、無意識のうちにコネクタを掴んだ手もひねってしまい、コネクタから人体に伸びるチューブ300に負荷がかかってしまうおそれがある。本実施形態のコネクタ洗浄器具100は、軸方向のピストン運動によりブラシを回転させるため、手をひねるような動作が発生しにくく、チューブ300への負荷を生じにくくできるという利点がある。
本実施形態において、本体部135を先端側に相対移動させた際に回動軸131が第1の方向に1/4回転以上回動し、基端側に相対移動させた際に第2の方向に1/4回転以上回動することが好ましい。このようにすれば、オスルアー201の外周の全面が1回の回動動作により、いずれかのブラシ101と接触するようにできる。なお、本実施形態においてはブラシ101の本数が4本であるため1/4回転以上としたが、1回の回動動作により、各ブラシ101の回動角の合計が360°を超えるようにすることが好ましい。また、第1の方向への回動によるブラシの軌跡と第2の方向への回動によるブラシの軌跡とが一部重なり合うようにするのが好ましい。このようにすることで、オスルアー201の外周の全面をブラシが第1の方向と第2の方向で接触させることができる。回動量はブラシ101の本数をnとすると、1本のブラシ101の回動角は360/n°以上とするのが好ましい。ブラシ101の本数は、特に限定されず1本以上あればよいが、洗浄の効率の観点カプラ2本以上であることが好ましく、ブラシ101はオスルアーとカプラの隙間において周上に等間隔に設置されることが好ましい。
衛生面の観点からブラシ101は交換可能にすることが好ましい。ブラシ101が複数である場合には、複数のブラシ101が固定されたブラシ固定板132全体を交換可能にすれば、迅速に交換することができ好ましい。本実施形態においては、回動軸131の先端部に切り欠きを設け、ブラシ固定板132の内面には切り欠き上をスライドする凸部が形成されている。切り欠きは回動軸131の先端部側に向かって外方に傾斜しており、回動軸131の先端部をブラシ固定板132の開口部に挿入することで、凸部と切り欠きとが逆ざやで係合して強固に固定される。回動軸131とブラシ固定板132を脱離は回動軸131とブラシ固定板との固定解除は嵌合強度を超える外力を加えられることで実現される。なお、回動軸131とブラシ固定板132の固定は実施形態のものに限らず、凹凸嵌合、突起とL字溝による係合、摩擦係合であってもよく、回動軸131とブラシ固定板132とをネジ止めする構成としてもよい。また、回動軸131とブラシ固定板132の脱離は、ボタン操作により嵌合強度が低減したり、各部材の位置規制が解除されたりするよう設計することもできる。
洗浄は、乾いた状態で行うことができるが、オスルアー201とカプラ202との隙間203に洗浄液を入れた状態で行うこともできる。隙間203に洗浄液を入れることにより、隙間203に付着した栄養剤等の輸液が乾燥した状態となっている場合でもブラシが栄養剤を掻き取り、効率よく洗浄を行うことができる。隙間203に入れる洗浄液は、水とすることができるが、洗剤成分や殺菌成分を含んでいてもよい。なお、洗浄液は洗浄器具内部から放出されるようにしてもよく、例えば、回動軸に放出口や流路やシリンジ接続口を設け、シリンジを介して洗浄液が器具から放出可能なようにしてもよい。また、洗浄器具内に洗浄液の貯留部を設けてもよい。洗浄液の温度は室温とすることができるが、30℃~40℃程度に加温することもできる。
ブラシ固定板132の中央部にオスルアー201の開口部を塞ぐ凸部である閉塞部138を設けることにより、隙間203に入れた洗浄液がオスルアー201内に浸入しにくくすることができる。閉塞部138を設けることにより、乾いた状態で洗浄する場合であっても、ブラシ101によって巻き上げられた埃や異物等がオスルアー201内に浸入しにくくすることができる。
閉塞部138は、例えば、回動軸131の先端部がブラシ固定部132を貫通するようにして設けることができる。また、閉塞部138は、ブラシ固定部132に別途凸状の部分を設けてもよいし、洗浄器具と別体とすることもできる。閉塞部138は、オスルアー201の開口部を確実に塞ぐと共に、ブラシ固定板132の回動を妨げないように、表面を平滑に仕上げて摩擦を小さくすることが好ましい。また、閉塞部138をブラシ固定板132から独立させ、閉塞部138は回動せず、ブラシ固定板132だけが回動するような構成とすることもできる。なお、閉塞部138は、オスルアー201の開口部を塞ぐことができればよく、例えばオスルアー201の端部に被さる凹状の部材とすることもできる。
本実施形態においてブラシ固定板132をカプラ202の外径とほぼ等しい外径を有する円盤としている。これにより、ブラシ固定板132が隙間203に入れた洗浄液が飛び散らないようにする蓋として機能する。但し、ブラシ固定板132は、ブラシ101を保持できればよく、例えばブラシ101が4本の場合には、円盤ではなく十字状の板としてもよい。円盤状のブラシ固定板132の場合、その外径はカプラ201の外径よりも大きくしてもよい。さらに、円盤状のブラシ固定板132の周縁部に側壁を設け、カプラ202に被せるキャップ状とすることもできる。
ブラシ固定板132とは別に、カプラ202に外嵌するキャップ部を設けることもできる。この場合、キャップ部は回動軸131と独立させ、回動軸131の回動に追随して回動しないようにすることができる。キャップ部を設けることにより、隙間203に入れた洗浄液を隙間203の外に漏れ出しにくくすることができる。キャップ部を設ける場合、隙間203に洗浄液を供給する洗浄液供給部を設けることもできる。洗浄液供給部は、キャップ部に設けられた小径の開口部とし、洗瓶等により隙間203に洗浄液を供給することができる。また、開口部にチューブとスポイト等を接続し、隙間203への洗浄液の供給と吸い出しとができるようにしてもよい。
本実施形態においては、筒状の本体部135の内面に平行してらせん状に延びる一対の凸部によりガイド溝137を設ける例を示した。しかし、図7及び図8に示すように、筒状の本体部135の内面を彫り込むことによりガイド溝137を設けることもできる。また、本実施形態においては、筒状の本体部135が先端方向に押されることでブラシが回動した後に付勢部材によって筒状の本体部135が基端方向に相対移動することでブラシが逆方向に回動したが、付勢部材をガイド凸部133と端面135Bの間に設け、筒状の本体部135が基端方向に引かれることでブラシが回動した後に付勢部材によって筒状の本体部135が先端方向に相対移動することでブラシが逆方向に回動するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、筒状の本体部135が使用者のハンドル部を構成しているが、筒状の本体部135の外側に別途筒状のハンドル部を設けてもよい。例えば、回動軸に対して軸方向に移動不可能に且つ筒状の本体部に対して回動不可能に固定されたハンドル部を別途設けると共に筒状の本体部に軸方向に外力を加えることができる操作部を形成し、操作部を押引することでブラシを回動させるようにしてもよい。操作部はハンドル部の基端より外部に延びるような構成であってもよいし、ハンドル部の側面より外部に延びるようであってもよい。
本実施形態においては、棒状の回動軸131を有するブラシ保持部121と、筒状の本体部135を有する駆動部122を設けたが、駆動部は、ブラシ保持部に対して軸方向に相対移動させることにより、ブラシ保持部を回動させることができれば他の構成とすることもできる。例えば、本体部の内面にらせん状のガイド凸部を設け、回動軸に凸部と係合する凹部を設けることにより、同様の回動動作を実現できる。また、ブラシ保持部の側にらせん状のガイド溝又はガイド凸部を有する筒状の部材を設け、駆動部の側にガイド溝又はガイド凹部と係合する部材を有する棒状の部材を設け、棒状の部材を筒状の部材に抜き差しすることにより回動を生じさせることもできる。
駆動部122はブラシ保持部121を回動させることができればどのような構成としてもよいが、第1の方向に回動する第1の回動動作と、第2の方向に回動する第2の回動動作とを交互に繰り返し行えるようにすることが好ましい。駆動部は本実施形態において示したようなものに限らず、例えば小型のモーターを本体部に内蔵させ、小型のモーターにより駆動部を構成することもできる。
モーターを駆動部とする場合には、本体に電池を内蔵できるようにすることができる。また、モーターを用いる場合、ブラシの回動動作をプログラム制御することもできる。プログラム制御であれば、例えば、第1の方向に複数回転した後、第2の方向に複数回転するようにしたり、回動角度が異なる複数の回動動作を組み合わせたりすることもできる。また、軸方向に反復運動させるモーターと、ガイドリブとガイド突起とによる回動方向への変換機構とを組み合わせて、ブラシを第1の方向と第2の方向とに回動をさせることもできる。
本開示のコネクタ洗浄器具は、オスコネクタのオスルアーとカプラとの隙間を容易に洗浄でき、経腸栄養用のオスコネクタの洗浄等において有用である。
100 コネクタ洗浄器具
101 ブラシ
102 回動機構
111 軸
112 フィラメント
113 フィラメント
121 ブラシ保持部
122 駆動部
131 回動軸
132 ブラシ固定板
133 ガイド凸部
135 本体部
135A 本体キャップ
135B 端面
137 ガイド溝
138 閉塞部
200 オスコネクタ
201 オスルアー
202 カプラ
203 隙間
300 チューブ

Claims (6)

  1. 経腸栄養用のオスコネクタのオスルアーとカプラとの隙間に挿入される少なくとも1つのブラシと、
    前記ブラシを前記オスルアーの外周面に沿って回動させる回動機構とを備え、
    前記回動機構は、前記ブラシが取り付けられたブラシ保持部と、前記ブラシ保持部を回動させる駆動部とを有し、
    前記ブラシ保持部及び前記駆動部は、一方に設けられた軸方向にらせん状に延びる凸部又は凹部からなるガイド構造を有しと、他方に設けられて前記ガイド構造に沿って相対移動する凹部又は凸部からなる被ガイド構造とを有し、
    前記駆動部と前記ブラシ保持部とを前記軸方向に相対移動させることにより前記ブラシ保持部を回動させ、
    前記駆動部は、付勢機構を有し、
    前記ブラシ保持部は、回動軸を有し、
    前記駆動部は、筒状部を有し、
    前記被ガイド構造は、前記回動軸から側方に突出したガイド凸部であり、
    前記ガイド構造は、前記筒状部の内壁面にらせん状に設けられて前記ガイド凸部と係合するガイド溝であり、
    前記付勢機構は、前記筒状部内に収容され、前記回動軸を前記ブラシ側に付勢し、
    前記ブラシは、前記回動軸の先端部に固定され且つ前記カプラの開口部を覆うブラシ固定板の先端側の面に固定されている、コネクタ洗浄器具。
  2. 前記ブラシ固定板は、前記ブラシ保持部の前記回動軸に着脱自在に取り付けられる、請求項1に記載のコネクタ洗浄器具。
  3. 前記駆動部は、前記ブラシ保持部を第1の方向に回動させる第1の回動動作と、前記ブラシ保持部を前記第1の方向と反対の第2の方向に回動させる第2の回動動作とを交互に実行する、請求項1又は2に記載のコネクタ洗浄器具。
  4. 前記駆動部は、前記第1及び第2の回動動作において、前記ブラシ保持部に取り付けられた1つ又は複数の前記ブラシが回動する回動角の合計が360°を超えるように前記ブラシ保持部を回動させる、請求項3に記載のコネクタ洗浄器具。
  5. 前記オスルアーの端面と当接し、前記オスルアーの開口を塞ぐ閉塞部を有し、
    前記閉塞部は、回動動作により回動しない、請求項1~のいずれか1項に記載のコネクタ洗浄器具。
  6. 前記ブラシはループ状のフィラメントを有する、請求項1~のいずれか1項に記載のコネクタ洗浄器具。
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