JP7479715B2 - 3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5g屋内スマート測位方法 - Google Patents

3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5g屋内スマート測位方法 Download PDF

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Description

本発明は、屋内測位分野と機器視覚分野に属し、具体的には3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法に関する。
近年、車列ナビゲーション、災害救援などの位置サービス産業の発展に伴い、高精度の測位は、無線測位技術の人気研究方向になっている。当初は、屋外シーンに重点を置き、グローバルナビゲーションサテライトシステム(Global Navigation Satellite System、GNSS)を主導とした屋外測位を実現していたが、建物の遮蔽により、GNSS信号は、屋内の正確な測位に応用できない。近年の調査統計によると、人々が80%-90%の時間に屋内にいることから、屋内測位の研究がますます注目されている。さらに工場の企業規模が拡大するにつれ、従業員の安全に対する予防が難しくなっているため、従業員を特定のエリア内で正確に屋内測位することが求められている。以上は、いずれも屋内環境の正確な定位が定位の研究焦点になっていることを示し、その研究成果は、極めて大きな経済効果をもたらすだけでなく、他の分野と結合して革新を行うことができる。
現在の屋内測位方法には、近接探査法、質量心測位法、多辺測位法、三角測位法、極点法、指紋測位法、航位推算法などの技術があるが、これらの方法には、多かれ少なかれ欠点がある。例えば近接探査法は、簡単で実現しやすいが、大まかな測位情報しか提供できない。質量心測位法は、高精度測位を実現するには、密集した基地局の配置が必要で、莫大な経済的代償をもたらす。総合的に考えると、屋内測位は、一般的に多辺測位法と指紋測位法を採用し、この2つの測位方式は、いずれも良好な測位精度を得ることができる。そのうち、多辺測位法の原理は、受信した信号強度により、信号の減衰モデルを利用して距離を計算し、距離に基づいて線形連立方程式を立てて測位位置を求める。指紋測位法に基づく屋内測位は、オフライン指紋ライブラリの照合またはマッピング方法である。たとえば、RSSにより分類アルゴリズムを用いてオフライン指紋ライブラリ中の基準ポイントを照合し、基準ポイントの位置を重み付けして測位位置を求める。あるいは、RSSにより回帰アルゴリズムを用いてマッピング関係を構築して測位位置を取得する。多辺測位法は、複雑な屋内環境及び基地局の配置位置の影響を受け、1種類の減衰モデルを用いてRSS-距離関係を表現することは、測位精度を低下させる。また、RSSデータを用いた指紋測位も、RSS信号の変動により測位精度が悪くなる。
本発明は、マルチ5G基地局モデル学習及び3重視覚照合の両方から出発し、3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法を提案し、マルチ5G基地局モデル学習を用いて各5G基地局のRSS-距離モデルおよび多角度視覚収集データを取得して屋内環境をより良く特徴付ける一方、マルチ5G基地局RSS-距離モデルと3重視覚照合技術を用いて、より高精度な屋内測位を実現する。
本発明が提供する3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法において、まず5G基地局が屋内の異なる基準ポイントの多角度画像、RSSおよび位置情報を収集し、収集した画像と基準ポイントの位置データをクラウドにアップロードし、次に、RSSデータ処理後、各5G基地局がローカルサーバーでRSS-距離の回帰モデルを学習し、クラウドで多角度画像および基準ポイント位置を利用して画像-位置指紋ライブラリを構築し、最後に、3重視覚照合モデルとマルチ5G基地局回帰モデルによる測位融合を行い、より正確な位置予測をモバイル機器に送信する。
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法は、以下のステップを含む。
(1)オフライン段階において、モバイル機器は、5G基地局と通信を行い、5G基地局は、受信信号強度(Received Signal Strength、RSS)データ(5G基地局は、同一基準ポイントの複数回のRSSデータを取得する)、モバイル機器の位置およびモバイル機器が存在する位置の8の方向(東、西、南、北、南東、北東、南西、北西)に撮影された画像を取得し、ここで5G基地局は、RSSデータ、モバイル機器の位置および5G基地局の位置を利用してローカルサーバーにRSS-距離の指紋ライブラリを構築し、5G基地局は、撮影された画像およびモバイル機器の位置をクラウドにアップロードし、クラウドに画像-位置の指紋ライブラリを構築する。
(2)各ローカルサーバは、RSS-距離の指紋ライブラリを利用して、RSS-距離の回帰モデル学習を行う。
(3)クラウドは、画像-位置の指紋ライブラリに基づいて、3重視覚照合モデルを利用して指紋測位を行う。
(4)5G基地局がテストポイントのRSSベクトルを取得することにより、クラウドは、ステップ(2)におけるRSS-距離の回帰モデルと結合して多辺測位を行う。
(5)クラウドは、ステップ(4)における多辺測位結果とステップ(3)における指紋測位結果を加重融合し、テストポイントの融合測位結果を得る。
さらに、前記ステップ(2)の実現過程は、以下のとおりである。
まず、RSS-距離の指紋ライブラリ中の各5G基地局に対応するRSSデータに対してガウスフィルタリング及び閾値フィルタリングを行う。
その後、フィルタリングされた指紋ライブラリに基づいて、ニューラルネットワークに対して学習を行い、RSS-距離回帰モデルが得られる。
前記ニューラルネットワークは、基準ポイントのRSSデータを入力とし、基準ポイントから5G基地局までの距離を出力とする。
m基地局がr基準点に対して収集したRSSベクトルは、以下であり、
ここで、Nは、5G基地局がある基準ポイントに対して収集したRSSデータの個数を示し、
は、RSSm,r中のn番目のデータを示す。
RSSm,rがガウスフィルタリングされた後、m基地局のr基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化し、
ここで、Nは、RSSm,rに対するガウスフィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
は、
のn番目のデータを示す。
が閾値フィルタリングされた後、m基地局のr基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化し、
ここで、Nは、
に対する閾値フィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
は、
のn番目のデータを示す。
ガウスフィルタリングおよび閾値フィルタリング後のRSSベクトルに基づいて、m基地局は、ローカルサーバでニューラルネットワークを学習し、対応するRSS-距離回帰モデルを得て、以下のように示される。
ここで、f(・)は、m基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示す。
さらに、前記ステップ(3)の実現過程は、以下のとおりである。
3重視覚照合モデルに対して、まず、tテストポイントで撮影された画像をYOLO目標検出システムで画像検出する。tテスト点のθ方向に撮影された画像の識別物情報は、以下のように示される。
ここで、θは、tテストポイントにおける画像撮影の角度を示す。cは、q(q=1,2,...,Q1)識別物を示す。また、YOLO目標検出システムは、各識別物が存在する識別領域も取得することができる。
θと結合し、tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの同じ識別物の類似度照合(第1の視覚照合)を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像とr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の同じ識別物情報を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の識別物情報を示し、θ1∈{東、西、南、北、南東、北東、南西、北西}。
で、|・|は、集合の要素数を示し、のちのフローを行う。そうでなければ、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像は、tテストポイントの測位ができないと考え、θ1方向に撮影された画像を破棄する。
tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の方向関係の類似度照合(第2の視覚照合)を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、ccおよびctは、
中の2つの識別物を示し、G(・)は、0-1変換関数であり、以下のように示される。
tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の距離関係の類似度照合(第3の視覚照合)を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示す。
3重視覚照合のデータと結合して照合し、まずtテストポイントのθ方向に撮影された画像と異なる方向のr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の類似度を計算し、以下に示す。
得られた類似度を大きい順にソートし、上位K個の類似度に対応する基準ポイントを選択して重み付けを行い、tテストポイントの3重視覚照合の指紋測位結果を取得する。
ここで、(x,y)は、k基準ポイントの座標であり、Kは、上位K個の類似度に対応する基準ポイントの集合である。
さらに、前記ステップ(4)の実現過程は、以下のとおりである。
tテストポイントのRSSベクトルRSSm,t=[RSS1,t,...,RSSm,t,...RSSM,t]の各要素を判断し、閾値αより小さい要素を廃棄し、tテストポイントの測位に用いない。
テストポイントのRSSベクトルの残った要素のうち、3つの最大RSS値に対応する5G基地局(それぞれm1、m2、m3とする)を選出する。tテストポイントからm1、m2、m3基地局までの距離に基づいて、多辺測位を行う。tテストポイントから3つの5G基地局までの距離は、それぞれ、d=fm1(RSSm1,t)、d=fm2(RSSm2,t)、d=fm3(RSSm3,t)である。ここで、fm1(・)、fm2(・)、fm3(・)は、それぞれ、m1、m2、m3の3つの5G基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示す。
多辺測位の具体式は、以下であり、
ここで、xm1、xm2、xm3、xt1は、それぞれ5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の横座標を示し、ym1、ym2、ym3、yt1は、それぞれ、5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の縦座標を示す。
その後、

に基づいて、多辺測位結果と3重視覚照合の指紋測位結果とを加重融合して、最終的な測位結果を得る。
であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
かつ0<|D|<3であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
かつ
|D|=0であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
|D|+|D|<3であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
w=0
最終的な測位位置は、以下である。
(x,y)=w*(xt1,yt1)+(1-w)*(xt2,yt2
ここで、α<α、αは、信号が悪い上限を示し、αは、信号の良好な下限を示す。2つの閾値は、機器によって異なる。本発明では、

本発明は、マルチ5G基地局RSS-距離モデル及び多角度視覚収集データを採用して屋内環境をより良く特徴づけることができ、またマルチ5G基地局RSS-距離モデル及び3重視覚照合モデルを採用して融合測位を実現し、単一測位方法による単一指紋照合の精度が不足する問題を改良し、非常に広い応用シーンがある。
本発明のフローチャートである。 マルチ5G基地局モデル学習の模式図である。 3重視覚照合のフローチャートである。
以下、本発明の技術手段について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法を提供する。図1に示すように、本発明が提供する3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法において、まず5G基地局が屋内の異なる基準ポイントの多角度画像、RSSおよび位置情報を収集し、収集した画像と基準ポイントの位置データをクラウドにアップロードし、各5G基地局がローカルサーバーでRSS-距離の回帰モデルを学習し、クラウドで多角度画像および基準ポイント位置を利用して画像-位置指紋ライブラリを構築し、最後に、3重視覚照合モデルとマルチ5G基地局回帰モデルによる測位融合を行い、より正確な位置予測をモバイル機器に送信する。
本発明は、主に3つの内容を含む。1つは、マルチ5G基地局の回帰モデル学習であり、RSSと基準ポイントの位置に基づいて、異なる5G基地局がそれぞれRSS-距離モデルを学習する。2つ目は、画像と基準ポイントの位置を用いて3重視覚照合測位アルゴリズムを提案する。3つ目は、クラウドが3重視覚照合モデルとマルチ5G基地局回帰モデルに基づいて融合測位を実現し、モバイル機器の位置を予測する。
1.マルチ5G基地局の回帰モデル学習
屋内測位でよく使われるRSS-距離モデルは、対数減衰モデルであるが、屋内環境の複雑さ(壁の遮蔽など)や、5G基地局が置かれている位置の周囲環境が異なり、すべての5G測位基地局に対して1種類の対数減衰モデルを採用すると、測位精度が不足するため、各5G基地局に対してそれぞれニューラルネットワークを採用してRSS-距離モデルを学習する必要がある。
ガウスフィルタリングは、主に複雑な環境によるデータ異常の問題を解決するものである。データの正確性を保証するため、各5G基地局は、同じ基準ポイントの複数回のRSSデータを収集してガウスフィルタリングを行う。
m基地局がr基準点に対して収集したRSSベクトルは、以下であり、
ここで、Nは、同一の基準ポイントに対して収集したRSSデータの個数を示す。収集したRSSm,rに基づいて、平均値μと分散σは、以下のように示される。
であれば、このデータは、フィルタリングされる。ガウスフィルタリング後、m基地局がr基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化する。
ここで、Nは、RSSm,rに対するガウスフィルタリングの後に、同一の基準ポイントに残ったRSSデータの個数を示す。
閾値フィルタリングは、主にRSS-距離モデルで実現される多辺測位法においてRSS値が小さいと測位精度が悪くなるからである。閾値フィルタリングを用いることでRSS-距離モデルのRSS範囲を減少するものの、RSS距離モデルは、小さなRSS値に影響されないため、モデルの精度が向上する。ガウスフィルタリングおよび閾値フィルタリング後(RSS値≧90dBm)、m基地局のr基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化する。
ここで、Nは、
に対するガウスフィルタリングおよび閾値フィルタリングの後に、同一の基準ポイントに残ったRSSデータの個数を示す。データフィルタリング処理の後、ローカルサーバは、RSS-距離モデル学習を行う。それは、主にニューラルネットワークを通じて基準ポイントのRSSを入力とし、基準ポイントから5G基地局までの距離を出力として学習した回帰モデルであり、図2に示す。m基地局が学習したRSS-距離回帰モデルは、以下のように示される。
ここで、f(・)は、m基地局学習モデルのマッピング関係を示す。
2.3重視覚照合モデル:
指紋定位の前に、オフライン指紋ライブラリを構築し、RSSの変動による測位誤差問題を考慮する必要がある。本発明は、多角度画像と基準ポイント位置の指紋測位方法を考慮する。基準ポイントについては、8方位の画像情報と、基準ポイントの位置とが画像-位置指紋ライブラリを構築する(各角度で撮影された画像は、基準ポイントの位置と1組のサンプルを構成する)。指紋測位を行う際には、図3に示すように、3重視覚照合モデルを用いて指紋照合を行う。
第1の視覚照合:
tテストポイントで撮影された画像をYOLO目標検出システムで画像検出し、同一の識別物の数に基づいて画像の類似度を比較する。YOLO目標検出システムは、画像を検出してtテストポイント(テストポイントは、モバイル機器が存在する位置である)で撮影された画像の識別物情報を得ることができ、以下のように示される。
ここで、θは、tテストポイントにおける画像撮影の角度を示す。cは、q(q=1,2,...,Q1)識別物を示す。また、YOLO目標検出システムは、各識別物が存在する識別領域も取得することができる。
θと結合し、tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの同じ識別物の類似度照合を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像とr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の同じ識別物情報を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の識別物情報を示す。
であれば、のちの照合を行う。
第2の視覚照合:
YOLO目標検出システムを利用して、識別物が存在する識別領域に対して、tテストポイントにおける撮影画像の識別物間の相対方位情報を得ることができる。画像中の識別物の向きの制約によって、識別物の相対的な方向情報を抽出して方向関係を確立する。テストポイントの撮影画像における識別物の方向関係を以下に示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示す。
tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の方向関係の類似度照合を行い、次のように示す。
ここで、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示す。G(・)は、0-1変換関数であり、以下のように示される。
第3の視覚照合:
YOLO目標検出システムと結合して、識別物が存在する識別領域に対して、tテストポイントの撮影画像の識別物間の相対距離情報を得ることができる。画像を画素解析することにより、tテストポイントの撮影画像における識別物の距離関係は、以下のように示される。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示す。tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の距離関係の類似度照合は、次のように示す。
ここで、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示す。
3重視覚照合に基づいて、tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの画像の類似度を、以下に示す。
得られた類似度を大きい順にソートし、上位K=10個の類似度に対応する基準ポイントを選択して重み付けを行い、tテストポイントの3重視覚照合の指紋測位結果を得る。
融合測位:
上述した内容は、多辺測位法と指紋測位法のそれぞれの優位性と不足を考慮し、それぞれに改良を行い、良好な測位結果を得るために融合測位の方式を採用し、両測位方法の優位性を十分に利用している。RSSが大きいほど信号が正確になるので、RSS値に基づいて、測位に使用可能な5G基地局が選択される。RSSの各要素を判断し、RSSm,t<-90dBmであれば、m基地局のRSSは、tテストポイントの測位に用いられない。RSSに残った要素の大きさの順番に基づいて、3つの最大RSS値に対応する5G基地局(それぞれm1、m2、m3とする)を選択して多辺測位を行う。
tテストポイントから3つの5G基地局までの距離は、それぞれ、d=fm1(RSSm1,t)、d=fm2(RSSm2,t)、d=fm3(RSSm3,t)である。ここで、fm1(・)、fm2(・)、fm3(・)は、それぞれ、m1、m2、m3の3つの5G基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示す。
そして、多辺測位の具体式は、以下であり、
ここで、xm1、xm2、xm3、xt1は、それぞれ5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の横座標を示し、ym1、ym2、ym3、yt1は、それぞれ、5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の縦座標を示す。
その後、多辺測位結果と3重視覚照合の指紋測位結果とを加重融合する。

に基づいて、以下の3種類に分けて加重融合測位を行う。
であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
かつ0<|D|<3であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
かつ|D|=0であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
|D|+|D|<3であれば、多辺測位結果の重みは、以下のように示される。
w=0
得られた最終測位位置は、以下である。
(x,y)=w*(xt1,yt1)+(1-w)*(xt2,yt2
以上、本発明の実施例が提供する3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法について詳しく紹介したが、当業者に対しては、本発明の実施例の思想に基づき、具体的な実施形態および応用において改良を行うことがある。以上をまとめると、本明細書の内容は、本発明を限定するものとして解釈されるべきではない。
(付記)
(付記1)
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、以下のステップを含むことを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(1)オフライン段階において、モバイル機器は、5G基地局と通信を行い、5G基地局は、受信信号強度RSSデータ、モバイル機器の位置およびモバイル機器が存在する位置の複数の方向に撮影された画像を取得し、ここで5G基地局は、RSSデータ、モバイル機器の位置および5G基地局の位置を利用してローカルサーバーにRSS-距離の指紋ライブラリを構築し、5G基地局は、撮影された画像およびモバイル機器の位置をクラウドにアップロードし、クラウドに画像-位置の指紋ライブラリを構築する。
(2)各ローカルサーバは、RSS-距離の指紋ライブラリを利用して、RSS-距離の回帰モデル学習を行う。
(3)クラウドは、画像-位置の指紋ライブラリに基づいて、3重視覚照合モデルを利用して指紋測位を行う。
(4)5G基地局がテストポイントのRSSベクトルを取得することにより、クラウドは、ステップ(2)におけるRSS-距離の回帰モデルと結合して多辺測位を行う。
(5)クラウドは、ステップ(4)における多辺測位結果とステップ(3)における指紋測位結果を加重融合し、テストポイントの融合測位結果を得る。
(付記2)
付記1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
前記ステップ(1)において、5G基地局は、モバイル機器が存在する位置の東、西、南、北、南東、北東、南西、北西の8方向に撮影された画像を取得することを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(付記3)
付記1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
前記ステップ(1)において、5G基地局は、同一基準ポイントの複数回のRSSデータを取得することを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(付記4)
付記3に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
前記ステップ(2)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
まず、RSS-距離の指紋ライブラリ中の各5G基地局に対応するRSSデータに対してガウスフィルタリング及び閾値フィルタリングを行う。
その後、フィルタリングされた指紋ライブラリに基づいて、ニューラルネットワークに対して学習を行い、RSS-距離回帰モデルが得られる。
前記ニューラルネットワークは、基準ポイントのRSSデータを入力とし、基準ポイントから5G基地局までの距離を出力とする。
(付記5)
付記4に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
m基地局がr基準点に対して収集したRSSベクトルは、以下であり、
ここで、Nは、5G基地局がある基準ポイントに対して収集したRSSデータの個数を示し、
は、RSSm,r中のn番目のデータを示し、
RSSm,rがガウスフィルタリングされた後、基地局の基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化し、
ここで、Nは、RSSm,rに対するガウスフィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
は、
のn番目のデータを示し、
が閾値フィルタリングされた後、m基地局のr基準点に対するRSSベクトルは、次のように変化し、
ここで、Nは、
に対する閾値フィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
は、
のn番目のデータを示し、
ガウスフィルタリングおよび閾値フィルタリング後のRSSベクトルに基づいて、基地局は、ローカルサーバでニューラルネットワークを学習し、対応するRSS-距離回帰モデルを得て、以下のように示され、
ここで、f(・)は、m基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示す、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(付記6)
付記1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
前記ステップ(3)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(3.1)tテストポイントで撮影された画像をYOLO目標検出システムで画像検出し、画像ごとの識別物情報および各識別物が存在する識別領域を取得し、ここで、tテスト点のθ方向に撮影された画像の識別物情報は、以下のように示される。
ここで、cは、q識別物を示し、q=1,2,...,Q1、Q1は、識別物の数を示す。
(3.2)tテストポイントと異なる方向の基準ポイントの同じ識別物の類似度照合を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像とr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の同じ識別物情報を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の識別物情報を示し、θ1∈{東、西、南、北、南東、北東、南西、北西}。
であれば、ステップ(3.3)を実行し、|・|は、集合の要素数を示し、そうでなければ、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像は、tテストポイントの測位ができないと考え、θ1方向に撮影された画像を破棄する。
(3.3)tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の方向関係の類似度照合を行い、次のように示す。
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、ccおよびctは、
中の2つの識別物を示し、G(・)は、0-1変換関数である。
(3.4)tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の距離関係の類似度照合を行い、次のように示す;
ここで、
は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示し、
は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示す。
(3.5)tテストポイントのθ方向に撮影された画像と異なる方向のr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の類似度を、以下に示す。
(3.6)(3.5)で得られた類似度を大きい順にソートし、上位K個の類似度に対応する基準ポイントを選択して重み付けを行い、tテストポイントの3重視覚照合の指紋測位結果を取得する。
ここで、(x,y)は、k基準ポイントの座標であり、Kは、上位K個の類似度に対応する基準ポイントの集合である。
(付記7)
付記1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
であることを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(付記8)
付記1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
前記ステップ(4)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(4.1)tテストポイントのRSSベクトル
RSSm,t=[RSS1,t,...,RSSm,t,...RSSM,t]のうち閾値αより小さい要素を廃棄する。ここで、Mは、5G基地局数を示し、RSSm,tは、m基地局がtテストポイントに対して収集したRSS値を示す。
(4.2)(4.1)で得られた3つの最大RSS値に対応する5G基地局を選出し、m1、m2、m3とする。
(4.3)tテストポイントからm1、m2、m3基地局までの距離に基づいて、多辺測位を行う。多辺測位の具体式は、以下であり、
ここで、d、d、dは、それぞれtチェックポイントからm1、m2、m3基地局までの距離を示し、xm1、xm2、xm3、xt1それぞれ5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の横座標を示し、ym1、ym2、ym3、yt1は、それぞれ、5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の縦座標を示し、(xt1,yt1)は、tテストポイントの多辺測位結果を示す。
(付記9)
付記8に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
=fm1(RSSm1,t)、d=fm2(RSSm2,t)、d=fm3(RSSm3,t)であり、
ここで、fm1(・)、fm2(・)、fm3(・)は、それぞれ、m1、m2、m3基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示すことを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(付記10)
付記7に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
多辺測位結果と3重視覚照合の指紋測位結果とを加重融合して、tテストポイントの最終測位結果を得ることを特徴とする、
3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
(x,y)=w*(xt1,yt1)+(1-w)*(xt2,yt2
ここで、
であれば、多辺測位結果の重み

かつ0<|D|<3であれば、

かつ|D|=0であれば、

|D|+|D|<3であれば、w=0、

Claims (8)

  1. 3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、以下の全てのステップを含むことを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
    (1)学習データ収集段階において、モバイル機器は、5G基地局と通信を行い、5G基地局は、モバイル機器から送信された無線信号の受信信号強度RSSデータ、モバイル機器の位置である基準ポイントの位置情報およびモバイル機器により基準ポイントから複数の方向に撮影された画像を取得し、ここで5G基地局は、RSSデータ、基準ポイントの位置情報および5G基地局の位置を利用して5G基地局が備えるサーバであるローカルサーバーにRSSデータと、5G基地局と基準ポイントとの距離と、を紐付けるRSS-距離の指紋ライブラリを構築し、5G基地局は、撮影された画像および基準ポイントの位置情報をクラウドにアップロードし、クラウドに画像と基準ポイントの位置情報とを紐付ける画像-位置の指紋ライブラリを構築する。
    (2)各前記5G基地局が備えるローカルサーバは、ステップ(1)で構築されたRSS-距離の指紋ライブラリを利用して、RSSデータと、前記5G基地局と前記基準ポイントとの距離との関係を示すRSS-距離の回帰モデルを得るための学習を行う。
    (3)前記クラウドは、ステップ(1)で構築された画像-位置の指紋ライブラリに基づいて、前記基準ポイントで撮影された画像と測位対象の前記モバイル機器の位置であるテストポイントから撮影された画像との類似度を、それぞれの画像から検出された識別物の類似度と、各ポイントから識別物への相対方向に関する類似度と、各ポイントと識別物との間の距離に関する類似度とにより照合し、照合した類似度に基づいて指紋測位結果を得る3重視覚照合モデルを利用して指紋測位を行う。
    (4)前記5G基地局が前記テストポイントのRSSベクトルを取得することにより、前記クラウドは、ステップ(2)におけるRSS-距離の回帰モデルに前記テストポイントのRSSベクトルを入力して多辺測位を行う。
    (5)前記クラウドは、前記テストポイントのRSSデータと予め設定された閾値とに基づいて、前記指紋測位結果、および、前記多辺測位の結果それぞれの重みを計算し、ステップ(4)における多辺測位結果とステップ(3)における指紋測位結果との加重和を算出し、前記テストポイントの融合測位結果を得る。
    前記ステップ(3)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする。
    (3.1)測位対象の前記モバイル機器の位置を示すtテストポイントで撮影された画像をYOLO(You Only Look Once)のアルゴリズムで物体検出を行うYOLO物体検出システムで画像検出し、画像ごとの検出された物体である識別物の識別物情報および各識別物が存在する識別領域を取得し、ここで、tテストポイントのθ方向に撮影された画像から検出された識別物の識別物情報は、以下のように示される。
    ここで、cは、q識別物を示し、q=1,2,...,Q1Q1は、識別物の数を示す。
    (3.2)tテストポイントと異なる方向の基準ポイントの同じ識別物の類似度照合を行い、次のように示す。
    ここで、
    は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像とr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の同じ識別物情報を示し、
    は、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の識別物情報を示し、θ1∈{東、西、南、北、南東、北東、南西、北西}であり、| |は、絶対値を示す
    であれば、ステップ(3.3)を実行し、|・|は、集合の要素数を示し、そうでなければ、r基準ポイントのθ1方向に撮影された画像は、tテストポイントの測位ができないと考え、θ1方向に撮影された画像を破棄する。
    (3.3)tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の方向関係の類似度照合を行い、次のように示す。
    ここで、
    は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、
    は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対方向を示し、ccおよびctは、
    中の2つの識別物を示し、G(・)は、0-1変換関数であり、
    であることを特徴とし、
    ここで、| |は、絶対値を示す
    (3.4)tテストポイントと異なる方向のr基準ポイントの識別物情報の距離関係の類似度照合を行い、次のように示す。
    ここで、
    は、tテストポイントのθ方向に撮影された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示し、
    は、r基準ポイントのθ1方向に撮像された画像において、2つの識別物が存在する識別領域の中心の画素の相対距離を示す。
    (3.5)tテストポイントのθ方向に撮影された画像と異なる方向のr基準ポイントのθ1方向に撮影された画像の類似度を、以下に示す。
    ここで、|・|は、集合の要素数を示す。
    (3.6)(3.5)で得られた類似度を大きい順にソートし、上位K個の類似度に対応する基準ポイントを選択して重み付けを行い、tテストポイントの3重視覚照合の指紋測位結果を取得する。
    ここで、(x,y)は、k基準ポイントの座標であり、Kは、上位K個の類似度に対応する基準ポイントの集合である。
  2. 請求項1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    前記ステップ(1)において、5G基地局は、前記モバイル機器により撮影された前記基準ポイントの東、西、南、北、南東、北東、南西、北西の8方向に撮影された画像を取得することを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
  3. 請求項1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    前記ステップ(1)において、5G基地局は、前記モバイル機器から複数回送信された無線信号に基づき、同一基準ポイントの複数回のRSSデータを取得することを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
  4. 請求項3に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    前記ステップ(2)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
    まず、RSS-距離の指紋ライブラリ中の各5G基地局に対応するRSSデータに対してガウスフィルタリング及び閾値フィルタリングを行う。
    その後、フィルタリングされた指紋ライブラリに基づいて、ニューラルネットワークに対して学習を行い、RSS-距離回帰モデルが得られる。
    前記ニューラルネットワークは、基準ポイントのRSSデータを入力とし、基準ポイントから5G基地局までの距離を出力とする。
  5. 請求項4に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    前記ステップ(1)において、m基地局がr基準ポイントに対して収集したRSSベクトルは、以下であり、
    ここで、Nは、5G基地局がある基準ポイントに対して収集したRSSデータの個数を示し、
    は、RSSm,r中のn番目のデータを示し、
    RSSm,rがガウスフィルタリングされた後、基地局の基準ポイントに対するRSSベクトルは、次のように変化し、
    ここで、Nは、RSSm,rに対するガウスフィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
    は、
    のn番目のデータを示し、
    が閾値フィルタリングされた後、m基地局のr基準ポイントに対するRSSベクトルは、次のように変化し、
    ここで、Nは、
    に対する閾値フィルタリングの後に残ったRSSデータの個数を示し、
    は、
    のn番目のデータを示し、
    前記ステップ(2)において、ガウスフィルタリングおよび閾値フィルタリング後のRSSベクトルに基づいて、基地局は、ローカルサーバでニューラルネットワークを学習し、対応するRSS-距離回帰モデルを得て、以下のように示され、
    ここで、f(・)は、m基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示す、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
  6. 請求項1に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    前記ステップ(4)の実現過程は、以下のとおりであることを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
    (4.1)tテストポイントのRSSベクトル
    RSSm,t=[RSS1,t,...,RSSm,t,...RSSM,t]のうち閾値αより小さい要素を廃棄する。ここで、Mは、5G基地局数を示し、RSSm,tは、m基地局がtテストポイントに対して収集したRSS値を示す。
    (4.2)(4.1)で得られた3つの最大RSS値に対応する5G基地局を選出し、m1、m2、m3とする。
    (4.3)tテストポイントからm1、m2、m3基地局までの距離に基づいて、多辺測位を行う。多辺測位の具体式は、以下であり、
    ここで、d、d、dは、RSS-距離回帰モデルにtテストポイントのRSSベクトルを入力することにより得られた、それぞれtテストポイントからm1、m2、m3基地局までの距離を示し、xm1、xm2、xm3、xt1それぞれ5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の横座標を示し、ym1、ym2、ym3、yt1は、それぞれ、5G基地局m1、m2、m3および多辺測位計算の縦座標を示し、(xt1,yt1)は、tテストポイントの多辺測位結果を示す。
  7. 請求項に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    =fm1(RSSm1,t)、d=fm2(RSSm2,t)、d=fm3(RSSm3,t)であり、
    ここで、fm1(・)、fm2(・)、fm3(・)は、それぞれ、m1、m2、m3基地局に対応するRSS-距離回帰モデルのマッピング関係を示すことを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
  8. 請求項に記載の3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法であって、
    多辺測位結果と3重視覚照合の指紋測位結果との加重和を算出して、tテストポイントの最終測位結果を得ることを特徴とする、
    3重視覚照合とマルチ基地局回帰を融合した5G屋内スマート測位方法。
    (x,y)=w*(xt1,yt1)+(1-w)*(xt2,yt2
    ここで、
    であれば、多辺測位結果の重み

    ここで| |は、絶対値を示し、
    かつ0<|D|<3であれば、

    ここで| |は、絶対値を示し、
    かつ|D|=0であれば、

    ここで| |は、絶対値を示し、
    |D|+|D|<3であれば、w=0、

    ここで、(xt1,yt1)は、tテストポイントの多辺測位結果を示し、(xt2,yt2)は、tテストポイントの指紋測位結果を示し、α、αは、予め設定された閾値であり、η、η、ηは、wを算出するための調整係数であり、RSSm,tは、m基地局がtテストポイントに対して収集したRSS値を示し、Dは、
    を満たす基地局セットを示し、Dは、
    を満たす基地局セットを示し、
    |D |、|D |の| |は、集合の要素数を示す。
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