JP7479654B1 - 電子お灸器及び電子お灸システム - Google Patents

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Abstract

【課題】お灸の中断があってもお灸効果を常時得ることができるとともに、再開時には電熱ユニットを常に一定の強度で容易に固定することができ、使用上の自由度を高めることができる電子お灸器を提供する。【解決手段】電子お灸器2は、通電により発熱する熱源を備えた充電型の電熱ユニット4と、灸材(もぐさ)を保持して皮膚表面に貼着される灸材保持体10と、を備え、電熱ユニット4と灸材保持体10とが、非接着構成を介して着脱自在に設けられている。灸材保持体10には円筒状の灸材収容部を有する結合部材が設けられ、電熱ユニット4の底面には灸材収容部を収容する収容凹部が形成され、灸材収容部に形成された凸部と、収容凹部に形成された凹部とを嵌合した状態で電熱ユニット4を回転させると灸材保持体10に電熱ユニット4が結合固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、電子お灸器及びこれを備えた電子お灸システムに関する。
血行を良くして疲労回復や筋肉の疲れをとる等の目的で、経穴(ツボ)と呼ばれる特定の部位に温熱刺激を与えることにより遠赤外線効果で生理状態を変化させる、お灸が活用されている。一般的には、よもぎの葉から精製したもぐさを燃やして皮膚の上に直接のせる手法が採られている。よもぎの腺毛の油分にはシオネールという成分が多く含まれており、温熱刺激に加えてこのシオネールが薬効を高める役割を担っていると考えられている。しかしながら、よもぎ等の灸材の燃焼によるお灸は温度調節が困難で治療部位における温度のバラツキがあったり、火傷やお灸痕が残ってしまう等の問題があった。
この問題に対処すべく、温度調節が容易な通電による発熱を利用した電子式(電気式)のお灸器が種々開発されている。特許文献1には、小型シーズヒータと、シャッターによる温度調節機構とを備えた電子式お灸具が開示されている。このお灸具の底面には離型紙を有する接着シートが固定されており、接着シートで皮膚の所定部位に接着固定した後、スイッチボタンを操作して使用するようになっている。接着シートは芳香成分または薬用成分を含んでいる。
特許文献2には、電熱でよもぎ抽出液等の灸液を気化させて患部に作用させる充電型の携帯用電子灸治療器が開示されている。スイッチボタンの操作で3段階に温度を設定できるようになっており、各温度情報は液晶ディスプレイに表示され、発熱のオン・オフがLEDによって表示されるようになっている。器具の下端には付着パッドが固定されており、皮膚の所定部位に接着固定して使用するようになっている。
特許第4448561号公報 特表2017-515646号公報
特許文献1、2に開示の如く、従来における電子式のお灸器は接着シートを介して電熱ユニットを治療部位に固定する方式であるため、例えば一時的にお灸を止めて外出するような場合にはお灸器全体を人体から取り外さなければならなかった。そのままの状態では電熱ユニットの外形的な嵩張りによって被服の不自然な盛り上がりを来すからである。お灸器を同じ部位に接着して使用を再開する場合、接着力が低下してお灸器が脱落する可能性を否めない。
ところで、この種のもぐさ等によるお灸効果は通電加熱が停止されても長時間持続することが確認されている。この観点から上記従来技術を考察すると、一時的にお灸を中断する場合お灸効果も中断されることになり、お灸効果を無駄に放置していることになる。接着シートに対し電熱ユニットを接着材を介して着脱自在に設け、一時的にお灸を中断する場合には灸材またはその効能を保持した接着シートを人体に残し、電熱ユニットのみを取り外す構成とすることも考えられるが、この場合にも接着力が低下して電熱ユニットが脱落する可能性を否めない。また、接着シートと電熱ユニットとの位置決めは目視で行うことになるので、例えば肩の背中寄りの部位で電熱ユニットを再固定する場合には、電熱ユニットの熱源と灸材との適性な位置関係(対向性)がずれ易く、その場合にはお灸効果が低減する。再固定時の操作も面倒で煩わしい。換言すれば、上記従来技術は一時的な外出等によるお灸の中断場面を想定しておらず、日常の活動における使用上の自由度が低いといえる。よもぎ成分を含有した粘着シールを介して皮膚表面に電熱ユニットを固定するタイプの電子お灸器も市販されているが、シールの構成上含有成分の厚みが薄いため、お灸効果は満足できるレベルになかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、お灸の中断があってもお灸効果を常時得ることができるとともに、再開時には電熱ユニットを常に一定の強度で容易に固定することができ、使用上の自由度を高めることができる電子お灸器及びこれを備えた電子お灸システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子お灸器(2)は、通電により発熱する熱源(40)を備えた電熱ユニット(4,5)と、灸材(8)を保持して皮膚表面に貼着される灸材保持体(10)と、を備え、電熱ユニット(4,5)により灸材(8)を加熱する電子お灸器(2)であって、電熱ユニット(4,5)と灸材保持体(10)とが、非接着構成を介して着脱自在に設けられていることを特徴とする。
本発明に係る電子お灸器によれば、外出等によって一時的にお灸を中断してその後に再開する場合でも、電熱ユニットを取り外して灸材保持体のみを人体に残した状態で移動することができ、外出時の被服の嵩張りも無い。電熱ユニットを灸材保持体に再度固定する場合も簡単な操作できるとともに、取り外し回数に拘わらず常に一定に強度で再固定することができる。
また、上記の電子お灸器(2)では、灸材保持体(10)が、灸材(8)を皮膚表面に対して露出させる灸材露出孔(20a)を有し、皮膚表面に貼着される柔軟シート(20)と、該柔軟シート(20)の表面側に固定され、灸材露出孔(20a)に連通する筒状の灸材収容部(22a)を有する結合部材(22)と、を備え、電熱ユニット(4,5)と結合部材(22)との間には、凹部(4g)とこれに嵌合する凸部(22c)とが相対的に形成され、凹部(4g)と凸部(22c)とを嵌合した状態で電熱ユニット(4,5)を回転させることにより、電熱ユニット(4,5)が灸材保持体(10)に固定される構成としてもよい。これによれば、凹部と凸部とを嵌合した後電熱ユニットを回転させるという簡単な操作で灸材保持体に電熱ユニットを固定でき、電子お灸器を簡単に組み立てることができる。皮膚表面に灸材保持体を貼着した後の電熱ユニットの取り外しも容易である。
また、上記の電子お灸器(2)では、結合部材(22)が柔軟シート(20)に固定するためのフランジ(22b)を備え、電熱ユニット(4,5)には灸材収容部(22a)を収容する収容凹部(4f)が形成され、灸材収容部(22a)の外周面には凸部(22c)が周方向に間隔をおいて複数形成され、
収容凹部(4f)には凹部(4g)が凸部(22c)に対応する数形成されているとともに、凹部(4g)に連設して電熱ユニット(4,5)を回転した後の凸部(22c)の抜けを規制する抜け止め部(4h)が形成されている構成としてもよい。これによれば、灸材保持体に電熱ユニットを固定した後の安定した固定状態を得ることができ、電熱ユニットの不意の脱落を防止できる。
また、上記の電子お灸器(2)では、抜け止め部(4h)には電熱ユニット(4,5)の回転後の自然な逆回転を規制する小突起(4i)が形成されている構成としてもよい。これによれば、灸材保持体に対する電熱ユニットの固定完了を手の感覚で容易に認識することができる。
また、上記の電子お灸器(2)では、灸材(8)の皮膚表面に臨む側を除く部分は熱伝導性の良い薄肉の金属シート(26)で覆われている構成としてもよい。これによれば、もぐさ等の灸材の崩れを防止できるとともに熱源からの熱を灸材に良好に伝達することができる。
また、上記の電子お灸器(2)では、電熱ユニット(4,5)が加熱温度を複数段階に変える構成を有しているとともに、加熱温度の各段階の変化を色別で視認できる構成を有している構成としてもよい。これによれば、現在の設定温度を容易に知ることができ、設定温度を忘れた場合でも容易に確認することができる。
また、上記の電子お灸器(2)では、電熱ユニット(4,5)が皮膚表面に向けて赤外線を照射する構成を有している構成としてもよい。これによれば、お灸効果に加えて赤外線による温熱効果を同時に得ることができる。
また、上記の電子お灸器(2)では、電熱ユニット(4,5)が皮膚表面に向けて青色または赤色の光を照射する構成を有している構成としてもよい。これによれば、お灸効果に加えて皮膚に良いとされる青色または赤色の光の効果を同時に得ることができる。
また、本発明の電子お灸器(2)では、電熱ユニット(4,5)が、熱源(40)に通電するバッテリー(42)と、通電を制御する制御回路部(44)と、を備えている構成としてもよい。これによれば、灸材に対する加熱温度の制御を高精度に行うことができる。
また、本発明の電子お灸システム(7)は、電子お灸器(2)と、バッテリー(42)に充電する充電器(6)と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る電子お灸システムによれば、電熱ユニットを通電のためのワイヤを有しない構成とすることができ、取り扱いや人体に貼着した状態の移動が容易となる。
また、上記の電子お灸システム(7)では、充電器(6)がワイヤレスで充電する構成を有している構成としてもよい。これによれば、充電器に対する電熱ユニットの位置合わせが不要で使用性の向上を図ることができるとともに、電熱ユニットの防水化も容易となる。
また、上記の電子お灸システム(7)では、充電器(6)が電熱ユニット(4,5)を偶数個同時に充電できる構成としてもよい。これによれば、多数のツボ部位に同時にお灸を行うことができ、また、人体の左右対称部位を同時にお灸できる。また、電熱ユニットを交換して充電器で交互充電することにより同じツボ部位に連続して長時間お灸をすることが可能となる。
本発明によれば、お灸の中断があってもお灸効果を常時得ることができるとともに、再開時には電熱ユニットを常に一定の強度で容易に固定することができ、使用上の自由度を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る電子お灸器の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る電子お灸システムの一部をなす充電器の斜視図である。 図2で示した充電器の構成を詳細に示す図で、(a)は一つの電熱ユニットを取り外した状態の斜視図、(b)は取り外した電熱ユニットの斜視図である。 図1で示した電子お灸器における灸材保持体を示す図で、(a)は平面図、(b)は裏面図である。 図4で示した灸材保持体の分解斜視図である。 図1で示した電子お灸器における電熱ユニットの底面図である。 図1で示した電子お灸器の使用状態を示す斜視図である。 図1で示した電子お灸器の灸材保持体に対する電熱ユニットの固定動作を示す要部断面図で、(a)は嵌合前の状態を示す図、(b)は嵌合した状態を示す図、(c)は電熱ユニットを回転させて固定した状態を示す図である。 図1で示した電子お灸器の灸材保持体と電熱ユニットの嵌合構成を示す要部拡大図である。 図1で示した電子お灸器の制御ブロック図である。 第2実施形態における図6相当図である。 第3実施形態における電子お灸器の制御ブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図9を参照して第1実施形態を説明する。図1は、本実施形態に係る電子お灸器2を示している。電子お灸器2は、通電により発熱する熱源(後述)を備えたコマ形状の電熱ユニット4と、灸材(後述)を保持して皮膚表面に貼着される灸材保持体10と、を備え、電熱ユニット4により灸材を加熱する電子お灸器であって、電熱ユニット4と灸材保持体10とが、後述の非接着構成を介して着脱自在に設けられている。
図2に示すように、本実施形態に係る電子お灸システム7は、図1で示した電子お灸器2と、電熱ユニット4に内蔵された後述のバッテリーに充電する充電器6と、を備えている。充電器6は、2個(偶数個)の電熱ユニット4,5を同時に充電できる構成を有している。
図3は、充電器6から片方の電熱ユニット4を使用するために取り出した状態を示している。充電器6は、長円状の外形を有する充電器本体6aと、電熱ユニット4,5を収容する2つの充電ピット6bと、USBケーブル12と、を備えている。充電ピット6bの側面には給電端子14a,14bが露出しており、給電端子14a,14bの横には上下方向に延びる2つの突条6cが形成されている。図3(b)に示すように、電熱ユニット4の側面には、給電端子14a,14bに接触する受電端子16a,16bが露出しており、その両側には突条6cに嵌合する2つのガイド溝4dが形成されている。
電熱ユニット4を充電ピット6bに収容する場合、電熱ユニット4を指で摘まんで向きを合わせた状態で充電ピット6bに少し挿入すると、充電ピット6bの底面内部に設けられた不図示の磁石によって、各突条6cに各ガイド溝4dが嵌合した状態で電熱ユニット4が磁力で吸引され、給電端子14a,14bと受電端子16a,16bとが接触する所定位置に収容される。本実施形態では電熱ユニット4の向き合わせは、電熱ユニット4の通電を操作する操作部材としてのスイッチボタン4bの表面に印字されたアルファベットのAの向きを合せることによってなされる。電熱ユニット5にはアルファベットのBが印字されており、向き合わせの他、充電状態を区別するために電熱ユニット4,5間で印字表示を異ならせている。
電熱ユニット4,5はスイッチボタン4b、5bの印字表示が異なるだけで同一の構成を有し、符号も対応している。印字表示はアルファベットに限定される趣旨ではない。電熱ユニット4,5は同一の構成、同一の使い方をするので、以下では特に必要が無い限り電熱ユニット4のみを代表して説明する。
図2及び図3において符号6dは電熱ユニット4の取出しを容易にするために径方向の対向部位に形成された面取り部を示している。USBケーブル12のプラグを不図示のUSBポートに挿入すると、赤色のインジケータランプ18が点灯し、充電器6への通電を確認(視認)できるようになっている。充電器本体6aの上面は不図示の着脱自在な透明なカバーで覆われているが、図2及び図3ではこのカバーの図示を省略している。
図3(b)に示すように、電熱ユニット4は、プラスチック製の筐体4aと、筐体4aの上面中央に形成され、通電を操作する押下式のスイッチボタン4bと、段階的な加熱温度の変更を知らせる環状インジケータ4cと、上述の給電端子14a,14bと、ガイド溝4d等を備えている。
図4及び図5を参照して灸材保持体10の構成を説明する。図4(a)は使用前の灸材保持体10をその表面側から見た図であり、図4(b)は同灸材保持体10を裏面側から見た図である。図5は灸材保持体10の分解斜視図である。灸材保持体10は、もぐさ8を皮膚表面に対して露出させる灸材露出孔20aを有し、皮膚表面に貼着される多孔質ないしメッシュ状の柔軟シート20と、該柔軟シート20の表面20b側に固定され、灸材露出孔20aに連通する筒状(ここでは円筒状)の灸材収容部22aを有する結合部材22と、を備えている。結合部材22は柔軟シート20に対して硬質なプラスチック製であり、柔軟シート20に接着固定するためのフランジ22bを備えている。フランジ22bは灸材収容部22aに一体に形成されている。灸材収容部22aの上端には径方向外方へ突出する凸部22cが周方向に間隔をおいて複数形成されている。本実施形態では凸部22cは120°間隔で3つ形成されている。なお、図4(a)等では、見やすくするために柔軟シート20の多孔質ないしメッシュ表示を省略している。
図5を参照して灸材保持体10の構成を詳細に説明する。もぐさ8は円柱状に固められた状態で周囲を崩れないようにカラー24で覆われて灸材収容部22aに収容され、もぐさ8の皮膚表面に臨む側を除く部分は熱伝導性の良い薄肉の金属シ-ト、ここではアルミシート26で覆われている。アルミシート26は灸材収容部22aに収容される円筒部26aとフランジ状の固定片26bとからなり、もぐさ8はアルミシート26を介して円筒部26aに収容されている。灸材保持体10とアルミシート26は両面接着シート28を介して柔軟シート20の表面20bに固定されている。両面接着シート28の表面側における接着領域28aにアルミシート26の固定片26bが接着固定され、残りの接着領域28bに結合部材22のフランジ22bにおけるアルミシート26の固定片26bに対応する部分を除く外側部分が接着固定されている。
柔軟シート20の裏面側におけるもぐさ8の皮膚表面に露出する側は、柔軟シート20の裏面に接着固定された繊維フィルタ様の薄肉シート30で覆われている。仮想円30aは灸材露出孔20aの対向範囲を示しており、薄肉シート30は灸材露出孔20aよりも広い面積を有して安定に接着固定されている。これにより、もぐさ8の脱落防止と、もぐさ8の薬用効果の皮膚表面への浸透、香りの放出が可能となっている。
柔軟シート20は、肩の表面(皮膚表面)等の不定形曲面に対して柔軟に追随変形して貼着できるように花びら形状を有している。このような形状とすることにより剥がれにくく、電子お灸器2を体に付けたまま動くことができる。柔軟シート20の形状はこれに限定されず、不定形曲面に対して柔軟に追随変形できればよく、亀甲形状等でもよい。柔軟シート20の裏面20cには接着層32(図9参照)が形成され、未使用状態において接着層32は柔軟シート20と同形状の離型紙34で覆われている。離型紙34には灸材露出孔20aと同径の透孔34aが形成されている。柔軟シート20の裏面20cの一部には、離型紙34の剥離が容易にできるように離型紙34とは色が異なる離型紙片36が介在されている。
図6は電熱ユニット4を底面側から見た図である。電熱ユニット4の結合側である底面4eには、結合部材22の円筒状の灸材収容部22aを収容する円筒状の収容凹部4fが形成され、収容凹部4fの周囲には径方向外方に突出する凹部4gが凸部22cに対応する数形成されているとともに、凹部4gには図中時計回り方向に連設して電熱ユニット4を回転した後の凸部22cの抜けを規制する抜け止め部4hが形成されている。凹部4gと凸部22cとの嵌合構成は逆態様でもよい。すなわち、電熱ユニット4と結合部材22との間には、凹部4gとこれに嵌合する凸部22cとが相対的に形成されていればよく、凹部4gと凸部22cとを嵌合した状態で電熱ユニット4を回転させることにより、電熱ユニット4が灸材保持体10に結合固定される。
図7及び図8を参照して、灸材保持体10に対する電熱ユニット4の結合動作を一箇所の嵌合部位で説明する。図7に示すように、本実施形態に係る電子お灸器2は例えば肩こりを低減するために左右の肩のツボに貼着される。上記の通り、充電器6は2つの電熱ユニット4,5を同時に充電できるので、肩や両腕、両足等の人体の左右対称部位を同時に治療(お灸)できる利点を有している。図7は左右の肩の背中寄りにそれぞれ電子お灸器2を固定する例を示している。右肩では予め灸材保持体10と電熱ユニット5とが一体に結合された電子お灸器2を、灸材保持体10の離型紙34を剥がして貼着した状態を示している。左肩では電子お灸器2を右肩と同様に貼着した後に一時的な外出等のために電熱ユニット4を取り外し、灸材保持体10に再度結合する例を示している。
一つの電子お灸器2を使って一箇所のみツボの治療を行っている場合に、電熱ユニット4のバッテリー残量が無くなったとき充電器6に残っている充電済みの他方の電熱ユニット5に交換すれば治療を連続して行うことができる。交互充電により長時間のお灸も可能である。
上記のように灸材保持体10は左肩の背中寄りに貼着されているので、目視で電熱ユニット4と灸材保持体10の嵌合部位を位置合わせをすることは困難である。この場合、左手に持った電熱ユニット4の底面4eを大体の感じで見当を付けて灸材保持体10の灸材収容部22aに当て、電熱ユニット4を少し両方向に回転させるように動かすと、すぐに灸材収容部22aの凸部22cが電熱ユニット4の凹部4gに嵌合するようになっている。
図8(a)は灸材収容部22aの凸部22cが電熱ユニット4の凹部4gに対向した状態を示しており、左手に持った電熱ユニット4が矢印方向(灸材収容部22a側)に押されていると、図8(b)に示すように、凹部4gに凸部22cが進入する。このとき、電熱ユニット4が動いた感覚が手に伝わるので、使用者は凹部4gに凸部22cが嵌合したことを容易に認識できる。その後、電熱ユニット4を時計回り方向(矢印方向)に回転すると、図8(c)に示すように凸部22cが抜け止め部4hに位置決めされ、灸材保持体10に対する電熱ユニット4の結合(固定)が完了する。
抜け止め部4hには電熱ユニット4の回転後の自然な逆回転を規制する小突起4iが形成されており、電熱ユニット4の回転操作に伴って凸部22cが小突起4iを乗り越えるときに抜け止め部4h及び/または凸部22cが弾性変形し、凸部22cは抜け止め部4hにスナップフィットによって位置固定される。この場合スナップフィット感が手に伝わるので、使用者は灸材保持体10に対する電熱ユニット4の固定が完了したことを容易に認識できる。凹部4gの抜け止め部4hの反対側には壁4g-1が存在するので、電熱ユニット4は一方向にしか回らない。本実施形態では時計回り方向の回転で電熱ユニット4を固定するようにしているが、反時計回り方向の回転で固定するようにしてもよい。さらには、抜け止め部4hを凹部4gの両側に設けていずれの方向に回しても固定できるようにしてもよい。
スナップフィットとした電熱ユニット4はお灸中、灸材保持体10にしっかりと固定されるが、取り外す場合には僅かな回転操作力で容易に外すことができる。このため、一時的に外出する等の場合には電熱ユニット4のみを取り外して灸材保持体10のみを人体に残すことができ、作用、効能が長時間に及ぶとされるもぐさ8の効果を中断することなく享受することができる。灸材保持体10の表面、すなわち柔軟シート20の表面20bからの結合部材22の高さはせいぜい3mm程度であるので、一時的にお灸を中断して外出する場合、薄着でも灸材保持体10が体に残っていることによる被服の盛り上がりはほとんど無い。
接着固定方式の場合には剥がす度に接着力(固定力)が低減するが、本実施形態の嵌合構成によればお灸の中断回数に拘わらず灸材保持体10に対する電熱ユニット4の固定強度を常に一定とすることができる。凹部4gと凸部22cとの位置が合うと容易に嵌合がなされる構成であるので、目視が困難な部位でも手が届く範囲であれば、大体の見当を付けて当てるだけで位置合わせをすることができ、その後の簡単な操作で容易に結合することができる。体の前側における目視しやすい部位での嵌合の容易性は言うに及ばない。
非接着構成(嵌合による結合構成)の一方をなす筒状の灸材収容部22aを利用してもぐさ8を収容しているので、もぐさ8を押し固めて厚みのある塊状とすることができ、粘着シートにもぐさ成分を含有させる方式に比べてもぐさ8の作用、効能を十分に発揮させることができる。すなわち、本実施形態では、非接着構成の利点ともぐさ8の作用、効能の向上の両立を実現している。
図8において、符号38は収容凹部4fの上面を塞ぐ加熱板を示し、加熱板38は後述する熱源としてのヒータ40で加熱される。図9に示すように、灸材保持体10に電熱ユニット4が結合されると、加熱板38と熱伝導性の良いアルミシート26とが近接ないし接触し、ヒータ40による加熱がもぐさ8に良好に伝達される。図9では加熱板38を除いて電熱ユニット4の内部構成を省略している。
図10を参照して電熱ユニット4の制御構成を説明する。電熱ユニット4は、筐体4aの内部に熱源としてのヒータ40と、該ヒータ40に通電するバッテリー42と、通電を制御する制御回路部44と、上記のスイッチボタン4bと、加熱温度を監視するための温度センサ46等を備えている。制御回路部44はCPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を含むマイクロコンピュータである。バッテリー42は受電端子16a,16bを介して充電器6により充電される。
本実施形態では電子お灸器2は加熱温度を複数段階に変える構成を有している。具体的には電熱ユニット4は三段階の設定温度を任意に設定できるようになっており、各設定温度は予め制御回路部44のROMに記憶されている。スイッチボタン4bを2秒程度長押しすると制御回路部44により電熱ユニット4の電源がオンになり、ヒータ40への通電がなされるとともに環状インジケータ4cに青色の第1温度ランプ48aが点灯する。第1温度ランプ48aが点灯したときの第1温度はマイルドな低温(例えば42℃)であり、制御回路部44は温度センサ46の情報を基に第1温度を維持する制御(例えばオンオフ制御)を行う。使用者は環状インジケータ4cの色を見て現在の設定温度を容易に確認することができる。
スイッチボタン4bをさらに押すと(2回目)、第2温度ランプ48bが点灯し、環状インジケータ4cの色が黄色に変わる。第2温度は中程度の温熱(例えば50℃)である。制御回路部44は温度センサ46の情報を基に第2温度を維持する制御(例えばオンオフ制御)を行う。スイッチボタン4bをさらに押すと(3回目)、第3温度ランプ48cが点灯し、環状インジケータ4cの色がオレンジ色に変わる。第3温度は灼熱温度(例えば55℃)である。制御回路部44は温度センサ46の情報を基に第3温度を維持する制御(例えばオンオフ制御)を行う。上記の各電源オンの状態からスイッチボタン4bを2秒程度長押しすると電源がオフし、環状インジケータ4cが消灯する。上記のように、電熱ユニット4は加熱温度の各段階の変化を色別で視認できる構成を有している。上記3段階の温度変化を区別する環状インジケータ4cの色別はあくまでも一例である。
バッテリー残量が無くなった電熱ユニット4を充電器6の充電ピット6bに収容すると、環状インジケータ4cに充電開始を知らせる赤色が点灯し、充電が完了すると所定時間青色が点灯した後消灯する。したがって、充電器6にセットされた電熱ユニット4,5の環状インジケータ4c、5cが消灯している場合には充電が完了していることを示している。
設定温度の表示や充電状態をディスプレイに文字等で表示するようなタイプでは、ディスプレイを覗かなければ確認できないが、本実施形態では色で区別しているので、離れた所からも容易に確認することができる。例えば、電子お灸器2を背中に貼着した場合等には現在の設定温度を目視で確認することはできないが、本実施形態では環状インジケータ4cで色別表示としているので、電子お灸器2を背中に貼着した場合でも鏡に映して設定温度を容易に確認することができる。
電子お灸器2の使い方は、基本的には、灸材保持体10に電熱ユニット4を結合固定し、スイッチボタン4bを押して好みの温度に設定した後、ツボを探してから灸材保持体10の離型紙34を剥いでツボの部位に貼着する。
[第2実施形態]
図11を参照して第2実施形態を説明する。第1実施形態と同一部分又は同一と見做せる部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の説明は適宜省略する(以下の他の実施形態において同じ)。
図11(a)に示すように、本実施形態における電熱ユニット4は、皮膚表面に向けて赤外線を照射する構成を有している。具体的には、電熱ユニット4は内部に周方向に配置された複数のLEDからなる遠赤外線ランプ50を備えている。電熱ユニット4の底面4eには各遠赤外線ランプ50に対応して円形の透孔52が形成されている。灸材保持体10の結合部材22のフランジ22bには透孔52に対応する位置に同数の円形の透孔54が形成されている。これにより各赤外線ランプ50からの遠赤外線光は多孔質ないしメッシュ状の柔軟シート20を通過して皮膚表面に照射される。これによりもぐさ8による血液循環促進等の遠赤外線効果及び薬効が作用する範囲の外側周辺にも遠赤外線効果を付与することができ、もぐさ8によるお灸効果をさらに高めることができる。柔軟シート20にも透孔54に連通する透孔を同数形成してもよい。
上記構成において、遠赤外線ランプ50に代えて、赤色または青色の光を照射するランプを設け、柔軟シート20に透孔54に連通する透孔を同数形成する構成としてもよい。皮膚が可視光を感じていることが推測されており、実際に、赤い光が傷の回復を早くし、青い光がニキビの原因である菌の増殖を防ぐという実験結果も報告されている。このような構成とすることにより、もぐさ8によるお灸効果を一層高めることができる。また、電熱ユニット4に、筋肉に電気刺激を与えて活性化を促すEMS(Electrical Muscle Stimulation)構成を搭載し、もぐさ8によるお灸効果に加えて美容効果を得る構成としてもよい。また、電熱ユニット4に振動源を搭載して、お灸と同時に皮膚に振動を付与するようにしてもよい。
[第3実施形態]
図12を参照して第3実施形態を説明する。本実施形態では電熱ユニット4に内蔵されたAI制御部56によってお灸中の制御がなされる。電熱ユニット4は温度センサ46に加えて温度・湿度計55を備えている。AI制御部56は、お灸実施者(電子お灸器2の使用者)が着けているウエアラブルセンサとしてのスマートウォッチ58から送信される生体情報等に基づいてお灸実施者に最適な加熱温度の制御を行うようになっている。AI制御部56は音声認識手段を備えている。
温度・湿度計55によってお灸実施室内の温度や湿度が測定され、スマートウォッチ58によって、お灸実施者の血圧、脈拍、心電図、血糖値、血中酸素濃度、呼吸数などが測定される。これらの測定データはAI制御部56に逐次送信され、蓄積される。お灸中に例えばお灸実施者が「ああ気持ちいい」という声を発してこれをマイクロフォン60で拾った場合、AI制御部56はそのときの各データとの関連付けを行い、機械学習をする。また、AI制御部56は定期的にあるいは不定期にスピーカー62を介してお灸実施者に例えば「気分はどうですか」という趣旨の質問を行い、お灸実施者からの返答と各データとの関連付けを行って機械学習をする。機械学習では血中酸素濃度に基づく疲労度やストレスレベルとの関係も考慮される。このようにすれば、AI制御部56は機械学習の積み重ねによって得られた予測データに基づいて、お灸実施者の実施時点の生体情報や環境情報に基づいた最適な加熱温度の制御を行うことができる。
お灸実施者が例えば「痛い」や「気分が悪い」というネガティブな内容の声を発した場合には、AI制御部56はヒータ40による加熱温度を下げたり、ヒータ40への通電を停止する制御を行う。電熱ユニット4のバッテリ-残量がゼロに近付いたときはその旨をスピーカー62を介してアナウンスするようにしてもよい。AI制御部56とお灸実施者との間の会話はBluetoothの範囲にあるお灸実施者のスマートフォンで行ってもよい。また、AI制御部56はスマートフォンから音楽を流し、お灸実施者が感じる心地良さと各データとの関連付けを行って機械学習をするようにしてもよい。スマートウォッチ58がない場合、お灸実施者との間の会話のみでAI制御部56がヒータ40の温度を制御するようにしてもよい。
電熱ユニット4の環状インジケータ4cに設定温度を表示する色とは別に、ヨガやピラティス等のトレーニングモードで色が変わる機能を設け、色の変化に合わせて呼吸や力の入れ具合を変える使い方もできる。この場合スマートフォンやタブレットにインストールされたアプリで色を変えるようにすれば、ヨガやピラティス等の教室あるいは自宅等のリモートエリアにおいて、先生やインストラクターが生徒全体を一括操作で指導することができる。また、アプリでトレーニングモードに応じてヒータ40の温度を変えるようにしてもよい。このようにすれば、もぐさ8によるお灸効果に加え、ヨガ等のエクササイズ効果を同時に得ることができる。
また、電熱ユニット4を防水構造とすれば、浴室や浴場でお灸をしながら半身浴をすることができ、もぐさ8によるお灸効果に加え、入浴による半身浴効果を同時に得ることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では充電器6として2個の電熱ユニット4,5を同時に充電できる構成を例示したが、1個充電方式でもよく、3個以上を同時に充電できる構成としてもよい。また、充電方式としてはワイヤ接触方式を例示したが、電磁誘導を利用したワイヤレス(非接触)充電方式としてもよい。また、スイッチボタン4bで電源をオンオフする構成を例示したが、AI制御部56がお灸実施者の音声を認識して自動的に電源をオンオフするようにしてもよい。
上記各実施形態では充電方式の電熱ユニット4,5を例示したが、例えば一つの電源からフレキシブルな細いケーブルで複数の電熱ユニット4にそれぞれ直接電力を供給する構成としてもよい。また、非接着構成としては電熱ユニット4,5側に磁石を、結合部材22側に磁性体を設け、磁力で吸着固定する構成としてもよい。上記各実施形態の如く電熱ユニット4,5と結合部材22間の嵌合・結合構成をプラスチックで成形することにより、磁石に比べて低コスト化を実現できる。また、上記各実施形態で灸材としてもぐさ8を例示したが、香りを主目的した灸材としてもよい。
また、上記各実施形態で述べた構成は、相互に矛盾しない限り各実施形態間で任意に組み合わせて適用可能である。
2 電子お灸器
4、5 電熱ユニット
4a、5a 筐体
4b、5b スイッチボタン
4c、5c 環状インジケータ
4f 収容凹部
4g 凹部
4h 抜け止め部
4i 小突起
6 充電器
6a 充電器本体
6b 充電ピット
7 電子お灸システム
8 もぐさ(灸材)
10 灸材保持体
12 USBケーブル
14a、14b 給電端子
16a、16b 受電端子
20 柔軟シート
20a 灸材露出孔
22 結合部材
22a 灸材収容部
22c 凸部
22b フランジ
26 金属シート
28 両面接着シート
38 加熱版
40 ヒータ(熱源)
42 バッテリー
44 制御回路部
46 温度センサ
50 遠赤外線ランプ
56 AI制御部
58 スマートウォッチ
60 マイクロフォン
62 スピーカー

Claims (10)

  1. 通電により発熱する熱源を備えた電熱ユニットと、
    灸材を保持して皮膚表面に貼着される灸材保持体と、を備え、
    前記電熱ユニットにより前記灸材を加熱する電子お灸器であって、
    前記電熱ユニットと前記灸材保持体とが、非接着構成を介して着脱自在に設けられており、
    前記灸材保持体が、前記灸材を前記皮膚表面に対して露出させる灸材露出孔を有し、前記皮膚表面に貼着される柔軟シートと、該柔軟シートの表面側に固定され、前記灸材露出孔に連通する筒状の灸材収容部を有する結合部材と、を備え、
    前記電熱ユニットと前記結合部材との間には、凹部とこれに嵌合する凸部とが相対的に形成され、前記凹部と前記凸部とを嵌合した状態で前記電熱ユニットを回転させることにより、前記電熱ユニットが前記灸材保持体に固定され、
    前記結合部材を前記柔軟シートに固定するためのフランジを備え、
    前記電熱ユニットには前記灸材収容部を収容する収容凹部が形成され、
    前記灸材収容部の外周面には前記凸部が周方向に間隔をおいて複数形成され、
    前記収容凹部には前記凹部が前記凸部に対応する数形成されているとともに、前記凹部に連設して前記電熱ユニットを回転した後の前記凸部の抜けを規制する抜け止め部が形成されていることを特徴とする電子お灸器。
  2. 前記抜け止め部には前記電熱ユニットの回転後の自然な逆回転を規制する小突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子お灸器。
  3. 前記灸材の前記皮膚表面に臨む側を除く部分は薄肉の金属シートで覆われていることを特徴とする請求項に記載の電子お灸器。
  4. 前記電熱ユニットが加熱温度を複数段階に変える構成を有しているとともに、加熱温度の各段階の変化を色別で視認できる構成を有していることを特徴とする請求項に記載の電子お灸器。
  5. 前記電熱ユニットが前記皮膚表面に向けて赤外線を照射する構成を有していることを特徴とする請求項に記載の電子お灸器。
  6. 前記電熱ユニットが前記皮膚表面に向けて青色または赤色の光を照射する構成を有していることを特徴とする請求項1に記載の電子お灸器。
  7. 前記電熱ユニットが、前記熱源に通電するバッテリーと、通電を制御する制御回路部と、を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電子お灸器。
  8. 請求項7に記載の電子お灸器と、前記バッテリーに充電する充電器と、を備えていることを特徴とする電子お灸システム。
  9. 前記充電器がワイヤレスで充電する構成を有していることを特徴とする請求項に記載の電子お灸システム。
  10. 前記充電器が前記電熱ユニットを偶数個同時に充電できる構成を有していることを特徴とする請求項9に記載の電子お灸システム。
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