JP7478542B2 - 乾燥装置の運転制御方法、及び乾燥装置の運転方法 - Google Patents
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Description
本発明の乾燥装置の運転制御方法によれば、前記判定ステップに用いる閾値を適切な値に設定することで、シール素材が乾燥したタイミングで乾燥炉の運転を自動的に停止させることができる。これにより、乾燥炉での余分な乾燥時間が少なくなり、エネルギーロスを低減することができる。
この場合、判定ステップにおいて第1重量と第2重量との重量差を求めるときに、現時点の直前に測定されたシール素材の重量を第2重量として用いるので、前記重量差を容易に求めることができる。
この場合、判定ステップにおいて第1重量と第2重量との重量差を求めるときに、シール素材の加熱前に測定されたシール素材の重量を第2重量として用いるので、前記重量差を容易に求めることができる。
シール素材の加熱を開始してからシール素材が昇温して乾燥し始めるまでの間、シール素材の重量はほとんど変化しないので、その間に判定ステップが行われると前記重量差が閾値以下であると判定されて、シール素材が乾燥していない状態で乾燥炉の運転が停止するおそれがある。しかし、前記(4)では、シール素材の加熱を開始した時点から一定時間が経過したときに判定ステップを行うので、シール素材が乾燥していない状態で乾燥炉の運転が停止するのを抑制することができる。
加熱中のシール素材から含浸液が蒸発している間、その蒸発熱によってシール素材は昇温しにくいので、シール素材は所定温度付近に維持される。そして、シール素材の乾燥が進んで含浸液の蒸発量が少なくなると、シール素材は前記所定温度から昇温し始める。このため、その昇温時に判定ステップを行えば前記重量差が閾値以下であると判定される可能性が高くなり、シール素材が乾燥した状態で乾燥炉の運転を停止できる可能性が高くなる。そこで、前記(5)では、温度測定部が測定したシール素材の温度が温度閾値を超えたときに判定ステップを行うので、シール素材が乾燥していない状態で乾燥炉の運転が停止するのをさらに抑制することができる。
本発明の乾燥装置の運転方法によれば、制御部が前記判定に用いる閾値を適切な値に設定することで、シール素材が乾燥したタイミングで乾燥炉の運転を自動的に停止させることができる。これにより、乾燥炉での余分な乾燥時間が少なくなり、エネルギーロスを低減することができる。
この場合、重量測定部は、シール素材が収容された収容カゴを一点支持した状態でシール素材の重量を測定するので、測定時の外乱要因を低減することができる。これにより、シール素材の重量を正確に測定することができるので、制御部は前記判定を正確に行うことができる。
[シール素材]
図1は、本発明の実施形態に係る乾燥装置の運転方法を用いて製造されたシール材を示す斜視図である。本実施形態のシール材は、例えばグランドパッキン1からなる。グランドパッキン1は、例えばポンプ、バルブ又はドレッサージョイント等の流体機器の軸封部品として使用される。グランドパッキン1は、芯材2の周りで複数本のヤーン3を編組してなる紐状のパッキン素材(シール素材)4に対して含浸工程及び乾燥工程等を行うことによって製造される。
図2は、パッキン素材4の乾燥工程で用いられる乾燥装置10を示す概略断面図である。乾燥装置10は、バッチ式のものであり、乾燥炉11、収容カゴ12、重量測定部13、温度測定部14、及び制御部15を備えている。
図4は、制御部15の内部構成を示す機能ブロック図である。制御部15は、CPU等を有するコンピュータを備えて構成されている。制御部15は、重量測定部13の測定重量及び温度測定部14の測定温度に基づいて乾燥炉11の運転を制御する。制御部15の各機能は、前記コンピュータの記憶装置に記憶された制御プログラムがCPUにより実行されることで発揮される。
取得部151は、所定時間毎に重量測定部13のロードセル132に出力指令を出力し、ロードセル132で測定されたパッキン素材4の重量をロードセル132から取得する。
取得部151は、取得したパッキン素材4の重量及び温度を判定部152に渡す。
また、判定部152は、前記重量W2及び前記重量W3を用いて、重量差ΔW(W2-W1)及び重量差ΔW’(W3-W1)の両方又は一方が閾値以下であるか否かの判定を行ってもよい。
また、判定部152は、前記一定時間が経過したとき、及び前記測定温度が温度閾値を超えたときのいずれか一方の時点で、前記判定を行ってもよい。
図5は、制御部15が実行する処理を示すフローチャートである。以下、図5を参照しつつ、制御部15が実行する処理手順について説明する。
制御部15は、乾燥炉11の操作スイッチから操作指令が入力されると(ステップST1で「Yes」の場合)、乾燥炉11の運転を開始する(ステップST2)。
本実施形態の乾燥装置10によれば、制御部15は、現時点で重量測定部13が測定したパッキン素材4の重量である第1重量と、過去に重量測定部13が測定したパッキン素材4の重量である第2重量との重量差が閾値以下であるか否かの判定を行い、前記重量差が閾値以下である場合に乾燥炉11の運転を停止する。これにより、パッキン素材4が乾燥したタイミングで乾燥炉11の運転を自動的に停止させることができるので、乾燥炉11での余分な乾燥時間が少なくなり、エネルギーロスを低減することができる。
図6は、乾燥装置10の変形例を示す概略断面図である。本変形例の乾燥装置10は、収容カゴ12及び重量測定部13の各構成が、上記実施形態と異なる。
本変形例の収容カゴ12は、搬送カゴ5が載置される載置部121と、載置部121から上方に延びる複数の柱部124と、これらの柱部124の上端が固定された天板部125とを有している。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 乾燥装置
11 乾燥炉
12 収容カゴ
13 重量測定部
14 温度測定部
15 制御部
Claims (4)
- 含浸液が含浸されたシール素材を熱風により加熱して乾燥させる乾燥炉と、前記乾燥炉の運転を制御する制御部と、を備えた乾燥装置において、前記制御部が実行する乾燥装置の運転制御方法であって、
前記乾燥炉の運転中に、前記乾燥炉内の前記シール素材の重量を所定時間毎に取得する取得ステップと、
前記シール素材の加熱を開始した時点から、前記所定時間よりも長い一定時間が経過したときに、現時点において前記取得ステップで取得した前記シール素材の重量である第1重量と、現時点の直前において前記取得ステップで取得した前記シール素材の重量である第2重量との重量差が閾値以下であるか否かの判定を行う判定ステップと、
前記判定ステップで前記重量差が閾値以下であると判定された場合に前記乾燥炉の運転を停止する制御ステップと、を含み、
前記所定時間は、前記第2重量を取得する時点から、前記第1重量を取得する時点までの時間間隔である、乾燥装置の運転制御方法。 - 前記取得ステップでは、前記重量に加えて、前記乾燥炉内の前記シール素材の温度を所定時間毎に取得し、
前記判定ステップは、前記取得ステップで取得した前記シール素材の温度が温度閾値を超えたときに行う、請求項1に記載の乾燥装置の運転制御方法。 - 含浸液が含浸されたシール素材を熱風により加熱して乾燥させる乾燥炉と、前記乾燥炉内の前記シール素材の重量を測定する重量測定部と、前記乾燥炉の運転を制御する制御部と、を備えた乾燥装置の運転方法であって、
前記乾燥炉の運転中に、前記重量測定部が前記シール素材の重量を測定する第1工程と、
前記制御部が、前記重量測定部から所定時間毎に前記シール素材の重量を取得して前記乾燥炉の運転を制御する第2工程と、を含み、
前記第2工程において、前記制御部は、前記シール素材の加熱を開始した時点から、前記所定時間よりも長い一定時間が経過したときに、現時点で前記重量測定部が測定した前記シール素材の重量である第1重量と、現時点の直前において前記重量測定部が測定した前記シール素材の重量である第2重量との重量差が閾値以下であるか否かの判定を行い、前記重量差が閾値以下である場合に前記乾燥炉の運転を停止し、
前記所定時間は、前記第2重量を取得する時点から、前記第1重量を取得する時点までの時間間隔である、乾燥装置の運転方法。 - 前記乾燥装置は、前記乾燥炉内において前記シール素材を収容する収容カゴをさらに備え、
前記第1工程において、前記重量測定部は、前記乾燥炉に対して前記収容カゴを一点支持した状態で前記シール素材の重量を測定する、請求項3に記載の乾燥装置の運転方法。
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