JP7475708B2 - 微細気泡発生器用ハウジングおよび微細気泡水供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、微細気泡発生器を内蔵して、微細気泡を含有した微細気泡水を送水する微細気泡発生器用ハウジングおよび微細気泡発生器を内蔵した微細気泡水供給装置に関するものである。
微細気泡を含有した微細気泡水を、例えば、シャワー水や洗濯水にすれば汚れを落としやすくすることができ、浴槽水とすれば入浴後の保温効果を発揮させることができる。
シャワー水を微細気泡水とするときには、微細気泡発生器をシャワーヘッドに内蔵させることができる。浴槽水を微細気泡水とするときには、微細気泡発生器を給湯器への配管の上流に配置したり給湯器に内蔵させたりすることができる。また、洗濯水を微細気泡水とするときには、微細気泡発生器を洗濯機への配管の上流に配置したり洗濯機に内蔵させたりすることができる。
しかし、これでは、微細気泡水を使用する各所に配置する必要がある。そこで、1つの微細気泡発生器によって家全体或いはビル全体に微細気泡水を供給する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の微細気泡液供給システムは、戸建て住宅内へ引き込まれる配管に設置された量水器(水道メータ)と最初の分岐部との間で、バイパス流路が設けられ、切替弁により本管かバイパス流路かが選択でき、バイパス流路に微細気泡液発生装置が設けたものである。
特開2020-11161号公報
しかし、特許文献1に記載の微細気泡液供給システムでは、戸建て住宅で使用される全部の水に微細気泡を含有させるものではあるが、住宅で使用される水量が増減することにより、微細気泡器が発生可能な微細気泡水が安定的に供給されない。従って、住宅の各所に設置された吐出口の一か所で開栓されると微細気泡数を安定供給できない。
そこで本発明は、建物全体に安定して微細気泡を含有した微細気泡水を供給することが可能な微細気泡発生器用ハウジングを提供することを目的とする。
本発明の微細気泡発生器用ハウジングは、水が流入する流入口が設けられた流入部と、前記流入口からの水から微細気泡を含有させた微細気泡水を発生する微細気泡発生器が配置される保持部と、前記微細気泡発生器からの微細気泡水が流出する流出口が設けられた流出部とを備え、前記流入部から前記流出部へ流れる流路に、前記微細気泡発生器を並列的に接続させることを特徴としたものである。
また、本発明の微細気泡水供給装置は、本発明の微細気泡発生器用ハウジングに前記微細気泡発生器を内蔵させたことを特徴としたものである。
本発明によれば、流入口から流入した水が流入部から保持部に配置された微細気泡発生器に流れる。微細気泡発生器により発生した微細気泡を含有させた微細気泡水は、流出口が設けられた流出部へ流れる。そして、微細気泡水は、流出口から吐出させる。保持部には、流入部から流出部へ流れる流路に、微細気泡発生器が並列的に接続されている。従って、流量が増加しても並列接続された微細気泡発生器に水を流すことができ、通水量を増加させることができるので、複数箇所で消費されても微細気泡水を賄うことが可能である。
前記並列接続された微細気泡発生器への流量の増減に応じて、通水する前記微細気泡発生器の数を増減させるバルブを備えたものとすることができる。微細気泡発生器は流量によって発生する微細気泡の数も変化するため、流量が少ないときに、並列接続された微細気泡発生器へ均等に通水すると、1つの微細気泡発生器へ通水した場合と比較して、微細気泡の数が減少する。従って、バルブが流量の増減に応じて通水する微細気泡発生器の数を増減させることにより、微細気泡発生器が発生する微細気泡の数を安定させることができる。
前記バルブは、流量の増減に応じて通水量が増減する機能を備えたものとすることができる。バルブが流量の増減に応じて通水量が増減することで、1つの微細気泡発生器の通水量より多い流量があるときに少しずつ次の微細気泡発生器へ通水させることができる。
前記バルブは、順方向への水流にばね力により抵抗して開度が調整される逆止弁により形成されたものとすることができる。バルブを逆止弁とすることで容易に並列接続された微細気泡発生器への流量を調整することができる。
前記並列接続された微細気泡発生器は、バルブ無しとした第1微細気泡発生器と、所定のばね定数を有するバルブが装着された第2微細気泡発生器と、前記第2微細気泡発生器に装着されたバルブよりばね定数が大きいバルブが装着された第3微細気泡発生器とにより形成されたものとすることができる。
前記流入部と前記保持部とを区画して、前記保持部に通水する貫通孔が形成された区画壁が設けられ、前記保持部は、前記微細気泡発生器の周囲を囲い、前記流入部からの水を保水するケーシングを備えたものとすることができる。流入部から保持部に区画壁の貫通孔を介して通水して、微細気泡発生器の周囲を囲うケーシングにより保水される。そうすると、微細気泡発生器の内部を通過する水の内圧が、周囲の水による外圧と、バランスが取れる。従って、耐久性が低い、例えば、樹脂製の微細気泡発生器でも長期間使用することができる。
前記流出部は、前記並列接続された微細気泡発生器からの水流を収束する先細り形状に形成されたものとすることができる。
流出部が先細り形状に形成されているため、並列接続された微細気泡発生器からの水流が収束することにより、流速を維持した状態で流出口から微細気泡水を供給することができる。
本発明の微細気泡発生器用ハウジングは、流量が増加しても並列接続された微細気泡発生器に水を流すことができ、通水量を増加させることができるので、複数箇所で消費されても微細気泡水を賄うことが可能である。よって、本発明は、建物全体に安定して微細気泡を含有した微細気泡水を供給することができる。
本発明の実施の形態に係る微細気泡発生器を内蔵した微細気泡発生器用ハウジングが配置された建物の配管の状態を説明するための配管図である。 図1に示す微細気泡発生器用ハウジングを説明するための図であり、(A)は外観図、(B)は内部を説明するための図である。 図1に示す微細気泡発生器用ハウジングの内部を透視した斜視図である。 図2(B)に示す微細気泡発生器の入水部に設けられるバルブの構成を説明するための図であり、(A)はばね部が弁体を付勢して閉鎖した作動前の図、(B)はばね部が縮小して弁体が開放した作動後の図である。 微細気泡水供給装置への水量と微細気泡発生器の流量との関係を説明するためのグラフである。
本発明の実施の形態に係る微細気泡発生器用ハウジングを図面に基づいて説明する。
図1に示す微細気泡発生器用ハウジング10は、複数の微細気泡発生器(図3参照)を内蔵することで、建物全体に微細気泡水を供給する微細気泡水供給装置100として機能するものである。
微細気泡水は、ファインバブル、ウルトラファインバブルやマイクロバブルの他、ナノバブルとも称されるものである。ファインバブルとは、直径100μm未満の微細気泡であり、そのうち、1μm以上100μm未満をマイクロバブル、1μm未満をウルトラファインバブルと定義されている。
例えば、図1に示すように建物Hには、道路下の配水管(図示せず)から引き込まれた給水管Pに量水器Mが設置されている。量水器Mからの配管は、まず、微細気泡水供給装置100に接続されている。従って、微細気泡水供給装置100は、量水器Mの下流側であり、最初に配管が分岐Rする位置より上流側に配置されている。
微細気泡水供給装置100からの配管は、それぞれ、台所(キッチン)の蛇口C、給湯器B、洗濯機W1、洗面台W2や便所の水栓トイレTなどに分岐している。また、給湯器Bからの温水が流れる配管は、浴槽、洗面台W2、台所の蛇口Cなどに分岐している。
図2(A)および同図(B)に示す微細気泡発生器用ハウジング10は、水が流入する流入口21が設けられた流入部20と、流入口21からの水から微細気泡を含有させた微細気泡水を発生する微細気泡発生器Eが配置される保持部30と、微細気泡発生器Eからの微細気泡水が流出する流出口41が設けられた流出部40とを備えている。
図2(B)および図3に示すように、流入部20と保持部30と流出部40とは、円筒状のケーシング50の内部空間が、区画壁61,62により区画され、流入側の第1蓋部22と流出側の第2蓋部42とによりケーシング50の両端が閉鎖されている。
第1蓋部22には、量水器M(図1参照)からの配管に連結される筒状の流入口21が設けられている。また、第2蓋部42には、分岐配管からの配管が連結される筒状の流出口41が設けられている。
流入口21の外周壁21aには、接続継手(図示せず)により、量水器Mからの配管に連結するためのねじ溝が形成されている。また、流出口41の外周壁41aにも、接続継手(図示せず)により分岐配管からの配管と連結するためのねじ溝が形成されている。
区画壁61,62は、円盤状に形成されている。区画壁61には、微細気泡発生器Eの入水部E1が配置される貫通孔である流入孔61aと、流入部20に流入した水を保持部30へ通水して保持部30を水で満たすための貫通孔である通水孔61bとが形成されている。
区画壁62には、微細気泡発生器Eの出水部E2が配置される貫通孔である流出孔62aが形成されていると共に、微細気泡発生器Eの出水部E2がねじ込まれる筒部62tが形成されている。
本実施の形態では、3本の微細気泡発生器Eを取り付けるために、区画壁61の通水孔61bは軸線を中心に120°ごとに3つ形成されている。また、区画壁62の流出孔62aも、通水孔61bに対応させて3つ形成されている。区画壁61の通水孔61bは、3つずつが軸線を中心に120°ごとに形成されている。
流出部40は、区画壁62の外周縁部62bから流出口41へ向かって半径が徐々に小さくなる漏斗状の導出部43を備えている。
微細気泡発生器Eは、通水することで微細気泡を発生する機能を有する。例えば、微細気泡発生器Eは、キャビテーション効果によりウルトラファインバブルを発生させるものとすることができる。本実施の形態では、微細気泡発生器Eとして樹脂製のものを使用している。
3本の微細気泡発生器Eは、流入部20の内部空間に入水部E1が位置し、流出部40の内部空間に出水部E2が位置することで、微細気泡発生器Eは並列的に接続している。
また、微細気泡発生器用ハウジング10は、並列接続された微細気泡発生器Eへの流量の増減に応じて、通水する微細気泡発生器の数を増減させるバルブを備えている。
本実施の形態では、微細気泡発生器Eは、3本(第1微細気泡発生器1E,第2微細気泡発生器2E,第3微細気泡発生器3E)が保持部30に配置されている。
第1微細気泡発生器1Eは、バルブが無い状態である。第2微細気泡発生器2Eは、所定のばね定数を有するバルブが装着されている。第3微細気泡発生器3Eは、第2微細気泡発生器2Eに装着されたバルブよりばね定数が大きいバルブが装着されている。
ここで、通水する微細気泡発生器の数を増減させるバルブについて、図面に基づいて説明する。
図4(A)および同図(B)に示すバルブ70は、図2(B)に示す微細気泡発生器E(第2微細気泡発生器2E,第3微細気泡発生器3E)の入水部E1に配置されている。
バルブ70は、ケーシングである筒部71と、筒部71の前部の開口を塞ぐ弁体72と、弁体72を閉鎖方向に付勢するばね部73とを備えている。
筒部71は、水流が流入する開口部である流入口71iと、流出する開口部である流出口71oとを有する円筒状に形成されている。流入口71iの縁部には、環状で板状の弁座71aが形成されている。流出口71oには、流出口71oの縁部の3箇所から軸線の中心位置まで延び、中心位置に貫通孔である案内孔71bが形成されたハブ71cが形成されている。
弁体72は、筒部71の流入口71iを塞ぐ蓋部72aと、蓋部72aの後部から下流に向かって延びて、ハブ71cの案内孔71bを挿通する軸部72bと、蓋部72aの後部から筒部71の内周面に向かって突出して蓋部72aの移動を案内する脚部72cとを備えている。
ばね部73は、圧縮コイルばねにより形成されている。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る微細気泡発生器用ハウジングに微細気泡発生器が内蔵された微細気泡水供給装置の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
なお、微細気泡発生器Eは、例えば、水圧が0.3MPaのときに、8.3Lの微細気泡水を発生させることができるものを使用しているとする。また、バルブ70は、第2微細気泡発生器2Eに装着されたバルブ70のばね部73が、第1微細気泡発生器1Eの最大流水量から開栓し始めるようなばね定数を有しており、また、第3微細気泡発生器3Eに装着されたバルブ70のばね部73が、第2微細気泡発生器2Eの最大流水量から開栓し始めるようなばね定数を有しているものを使用してものとする。
図1に示す建物Hにて、洗面台W2が使用されたり、または、台所の蛇口Cが使用されたりして、まず、建物H内で1つ開栓されることで、建物Hの配管に給水管Pから水が供給される。
微細気泡水供給装置100に水が供給されると、図3に示すように、流入口21から流入部20に水が流入する。
流入部20から、まずバブル無しの第1微細気泡発生器1Eへ流入する。また、建物H内で1つ開栓された程度の水量では、第2微細気泡発生器2Eの図4(A)に示すバルブ70は、ばね部73により弁体72が閉鎖状態のままである。
更に、第3微細気泡発生器3Eのバルブ70は、第2微細気泡発生器2Eに装着されたバルブよりばね定数が大きいため、図4(A)に示す弁体72が閉鎖状態のままである。微細気泡発生器E(第1微細気泡発生器1E~第3微細気泡発生器3E)がこのような状態であることから、図5に示すグラフに示すように、まず、第1微細気泡発生器1Eに通水する流量が徐々に増加する。
消費箇所が少なく、配管を流れる流量が少ない場合に、並列接続された微細気泡発生器Eへ水を流すと分散してしまい、それぞれの微細気泡発生器Eにて十分な水量が確保できるため、十分な微細気泡を発生できず、微細気泡が少ない量の水を建物H内へ供給することになる。
しかし、本実施の形態に係る微細気泡発生器用ハウジング10では、消費箇所が少なく、配管を流れる流量が少なくても、並列的に接続された微細気泡発生器のうち、まずは、バブル無しの第1微細気泡発生器1Eへ水量の大部分を通水させることができるので、第1微細気泡発生器1Eへの水量を確保することで、第1微細気泡発生器1Eによる微細気泡を含む水を供給することができるため、建物H内での各消費箇所で、微細気泡を含む水の効果を享受することができる。
次に、洗面台W2が使用されているところに、料理のために台所の蛇口Cが開栓されたとする。つまり、建物H内で2つ同時に開栓されることで、建物Hの配管への水の供給が増加する。
そうすると、第2微細気泡発生器2Eに装着された、図4(B)に示すばね部73が縮小することで、バルブ70の弁体72が水流に押され、開栓し始める。しかし、第2微細気泡発生器2Eに装着されたバルブ70よりばね定数が大きいバルブ70が装着された第3微細気泡発生器3Eでは、まだ、通水できない状態である。
そのため、図5に示すグラフに示すように、第1微細気泡発生器1Eは最大流水量を維持したまま、第2微細気泡発生器2Eが開栓し始め、流量が徐々に増加することで、全体の流量を増加させることができる。
従って、第1微細気泡発生器1Eと第2微細気泡発生器2Eとの2本により、十分な微細気泡を含む水を建物H内に供給することができる。
次に、洗面台W2が使用されているところに、料理のために台所の蛇口Cが開栓され、更に、洗濯機W1が使用されたとする。つまり、建物H内で3つ同時に開栓されることで、建物Hの配管への水の供給が更に増加する。
そうすると、第3微細気泡発生器3Eに装着された、図4(B)に示すバルブ70のばね部73が縮小することで、弁体72が水流に押され、開栓し始める。
図5に示すグラフに示すように、第1微細気泡発生器1Eおよび第2微細気泡発生器2Eは最大流水量を維持したまま、第3微細気泡発生器3Eが開栓し始め、流量が徐々に増加することで、全体の流量を増加させることができる。
従って、第1微細気泡発生器1Eから第3微細気泡発生器3Eの3本により、十分な微細気泡を含む水を建物H内に供給することができる。
このように、建物Hで消費される流量が増加しても、流入部20から流出部40への流路に微細気泡発生器が並列的に接続されていることで、複数本の微細気泡発生器に水を流すことができ、流量を増加させることができるので、複数箇所で消費されても微細気泡水を賄うことが可能である
また、バルブ70を逆止弁とすることで容易に並列接続された微細気泡発生器Eへの流量を調整することができる。また、バルブ70が流量の増減に応じて、ばね部73の伸縮により、弁体72が少しずつ開閉して通水量が増減することで、1つの微細気泡発生器の通水量より多い流量があるときに少しずつ次の微細気泡発生器へ通水させることができる。
並列接続された第1微細気泡発生器1E~第3微細気泡発生器3Eから流出した微細気泡を含む水は、先細り形状の流出部40により水流が収束することにより、流速を維持した状態で流出口41から建物H内の配管に微細気泡水を供給することができる。
また、区画壁61に通水孔61bが形成され、流入部20から通水孔61bを介して微細気泡発生器Eの周囲を囲う保持部30内に流入して、ケーシング50により保水される。従って、微細気泡発生器Eの内部を通過する水の内圧が、周囲の水による外圧と、バランスが取れるので、ステンレスなどの金属製と比較して耐久性が低く、高い内圧に弱い、樹脂製の微細気泡発生器Eでも長期間使用することができる。
なお、図3に示す本実施の形態に係る微細気泡発生器用ハウジング10では、3本の微細気泡発生器Eを内蔵しているが、流水量に応じて2本であっても4本以上とすることができる。また、微細気泡発生器を4本以上としたときでも、3本としたときと同様に、逆止弁のばね部のばね定数を微細気泡発生器ごとに対応させて順番に増加させたものとすることで、本実施の形態に係る微細気泡水供給装置100と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、家庭用として住宅だけでなく、微細気泡発生器を内蔵した本発明の微細気泡発生器用ハウジングを、建物の規模に応じて並列接続することで、集合住宅や施設など業務用としても設置することが可能である。
10 微細気泡発生器用ハウジング
100 微細気泡水供給装置
20 流入部
21 流入口
21a 外周壁
22 第1蓋部
30 保持部
40 流出部
41 流出口
41a 外周壁
42 第2蓋部
43 導出部
50 ケーシング
61,62 区画壁
61a 流入孔
61b 通水孔
62a 流出孔
62b 外周縁部
62t 筒部
70 バルブ
71 筒部
71a 弁座
71b 案内孔
71c ハブ
71i 流入口
71o 流出口
72 弁体
72a 蓋部
72b 軸部
72c 脚部
73 ばね部
E,1E,2E,3E 微細気泡発生器
E1 入水部
E2 出水部
H 建物
P 給水管
M 量水器
C 台所の蛇口
B 給湯器
W1 洗濯機
W2 洗面台
T 水栓トイレ
R 分岐

Claims (5)

  1. 水が流入する流入口が設けられた流入部と、
    前記流入口からの水から微細気泡を含有させた微細気泡水を発生する微細気泡発生器が配置される保持部と、
    前記微細気泡発生器からの微細気泡水が流出する流出口が設けられた流出部とを備え、
    前記流入部から前記流出部へ流れる流路に、前記微細気泡発生器を並列的に接続させる微細気泡発生器用ハウジングにおいて、
    前記並列接続された微細気泡発生器への流量の増減に応じて、通水する前記微細気泡発生器の数を増減させるバルブを備え、
    前記バルブは、流量の増減に応じて通水量が増減する機能を備え、順方向への水流にばね力により抵抗して開度が調整される逆止弁により形成されている微細気泡発生器用ハウジング。
  2. 前記並列接続された微細気泡発生器は、バルブ無しとした第1微細気泡発生器と、所定のばね定数を有するバルブが装着された第2微細気泡発生器と、前記第2微細気泡発生器に装着されたバルブよりばね定数が大きいバルブが装着された第3微細気泡発生器とにより形成された請求項1記載の微細気泡発生器用ハウジング。
  3. 前記流入部と前記保持部とを区画して、前記保持部に通水する貫通孔が形成された区画壁が設けられ、
    前記保持部は、前記微細気泡発生器の周囲を囲い、前記流入部からの水を保水するケーシングを備えた請求項1または請求項2記載の微細気泡発生器用ハウジング。
  4. 前記流出部は、前記並列接続された微細気泡発生器からの水流を収束する先細り形状に形成された請求項1からのいずれかの項に記載の微細気泡発生器用ハウジング。
  5. 前記請求項1から4のいずれかの項に記載の微細気泡発生器用ハウジングに前記微細気泡発生器を内蔵させた微細気泡水供給装置
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