JP7474904B2 - 予混合燃焼バーナー、燃料噴射装置及びガスタービン - Google Patents

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Description

本開示は、予混合燃焼バーナー、燃料噴射装置及びガスタービンに関する。
本願は、2021年2月19日に日本に出願された特願2021-025565号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
ガスタービン等の燃焼器においては、窒素酸化物の排出低減等のために、いわゆる予混合燃焼を行う技術が知られている。特許文献1には、水素など燃焼速度の高い高反応性燃料を用いる際に流路内へのフラッシュバックを抑制可能なガスタービン用の予混合燃焼バーナーが記載されている。この特許文献1の予混合燃焼バーナーは、管内流路の空気流れに対して燃料プレナムから燃料を流入させて混合させた後に、その混合気に交差するように空気プレナムから空気を流入させている。
特開2012-57929号公報
特許文献1に記載されているような予混合燃焼バーナーにおいて管内流路を流れる混合気の流速は、管内壁面の近傍で遅くなる。その一方で、特許文献1のように、管内流路の空気流れに対して交差するように燃料を流入させる場合、管内壁面の近傍における燃料濃度が高まる場合が有る。そのため、燃料の燃焼速度が管内壁面の近傍における流速を上回り、管内流路を火炎が遡上するフラッシュバックの生じる可能性が有る。
本開示の目的は、フラッシュバックの発生を抑制することができる予混合燃焼バーナー、燃料噴射装置及びガスタービンを提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示に係る予混合燃焼バーナーは、軸線の延びる軸線方向の第一側に入口開口を有するとともに前記軸線方向の第二側に出口開口を有する外管と、前記軸線方向に延びる筒状に形成されて、前記外管の内側に間隔をあけて配置され、前記外管との間にフィルム空気の流れるフィルム空気流路を形成する内管と、前記外管の内壁面から内方に向かって延びて前記内管を支持するストラットと、を備え、前記内管の前記第一側の端部は、前記外管の前記入口開口よりも第二側に配置され、前記内管の前記第二側の端部は、前記外管の前記出口開口よりも第一側に配置され、前記外管、前記ストラット及び前記内管には、燃料を前記外管の外側から前記ストラットの内部を経て前記内管の内側に噴射させる燃料噴射流路が形成されている。
上記態様によれば、フラッシュバックの発生を抑制することができる。
本開示の第一実施形態に係るガスタービンの構成を模式的に示す断面図である。 この発明の第一実施形態における燃焼器の断面図である。 本開示の第一実施形態に係る予混合燃焼バーナーの断面図である。 図3のストラットのIV-IV断面図である。 上記予混合燃焼バーナーを軸線方向から見た図である。 縦軸を内管の内壁面及び内管よりも軸線下流側の外管の内壁面における燃料濃度、横軸を予混合燃焼バーナーの軸線方向位置としたグラフである。 本開示の第二実施形態に係る予混合燃焼バーナーの図3に相当する断面図である。 本開示の実施形態の第一変形例を示す予混合燃焼バーナーの断面図である。 本開示の実施形態の第二変形例を示す予混合燃焼バーナーの断面図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
〈第一実施形態〉
《ガスタービンの構成》
図1は、本開示の第一実施形態に係るガスタービンの構成を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、ガスタービン10は、空気Aを圧縮する圧縮機20と、圧縮機20で圧縮された空気中で燃料を燃焼させて燃焼ガスGを生成する複数の燃焼器40と、燃焼ガスGにより駆動するタービン30と、を備えている。
圧縮機20は、ロータ軸線Lrを中心として回転する圧縮機ロータ21と、圧縮機ロータ21を回転可能に覆う圧縮機ケーシング25と、複数の静翼列26と、を有する。なお、以下では、ロータ軸線Lrが延びる方向をロータ軸線方向Da、このロータ軸線方向Daの一方側を軸線上流側Dau、他方側を軸線下流側Dadとする。また、このロータ軸線Lrを中心とした周方向を単に周方向Dcとし、ロータ軸線Lrに対して垂直な方向を径方向Drとする。さらに、径方向Drでロータ軸線Lrに近づく側を径方向内側Driとし、その反対側を径方向外側Droとする。
圧縮機ロータ21は、ロータ軸線Lrに沿ってロータ軸線方向Daに延びるロータ軸22と、このロータ軸22に取り付けられている複数の動翼列23と、を有する。複数の動翼列23は、ロータ軸線方向Daに並んでいる。各動翼列23は、いずれも、周方向Dcに並んでいる複数の動翼で構成されている。複数の動翼列23のそれぞれの軸線下流側Dadには、複数の静翼列26のうちのいずれかの静翼列26が配置されている。各静翼列26は、圧縮機ケーシング25の内側に設けられている。各静翼列26は、いずれも、周方向Dcに並んでいる複数の静翼で構成されている。ロータ軸22の径方向外側Droと圧縮機ケーシング25の径方向内側Driとの間であって、ロータ軸線方向Daで静翼及び動翼が配置されている領域の環状の空間は、空気が流れつつ圧縮される空気圧縮流路を成す。
タービン30は、圧縮機20の軸線下流側Dadに配置されている。このタービン30は、ロータ軸線Lrを中心として回転するタービンロータ31と、タービンロータ31を回転可能に覆うタービンケーシング35と、複数の静翼列36と、を有する。タービンロータ31は、ロータ軸線Lrに沿ってロータ軸線方向Daに延びるロータ軸32と、このロータ軸32に取り付けられている複数の動翼列33と、を有する。複数の動翼列33は、ロータ軸線方向Daに並んでいる。各動翼列33は、いずれも、周方向Dcに並んでいる複数の動翼で構成されている。
複数の動翼列33のそれぞれの軸線上流側Dauには、複数の静翼列36のうちのいずれかの静翼列36が配置されている。各静翼列36は、タービンケーシング35の内側に設けられている。各静翼列36は、いずれも、周方向Dcに並んでいる複数の静翼で構成されている。ロータ軸32の径方向外側Droとタービンケーシング35の径方向内側Driとの間であって、ロータ軸線方向Daで静翼及び動翼が配置されている領域の環状の空間は、燃焼器40からの燃焼ガスGが流れる燃焼ガス流路を成す。
圧縮機ロータ21とタービンロータ31とは、同一ロータ軸線Lr上に位置し、互いに接続されてガスタービンロータ11を成す。このガスタービンロータ11には、例えば、発電機GENのロータが接続されている。ガスタービン10は、さらに、ロータ軸線Lrを中心として筒状の中間ケーシング16を備える。
中間ケーシング16は、ロータ軸線方向Daで、圧縮機ケーシング25とタービンケーシング35との間に配置されている。圧縮機ケーシング25とタービンケーシング35とは、この中間ケーシング16を介して接続されている。圧縮機ケーシング25と中間ケーシング16とタービンケーシング35とは、互い接続されてガスタービンケーシング15を成す。中間ケーシング16内には、圧縮機20からの圧縮空気Acomが流入する。複数の燃焼器40は、この中間ケーシング16に設けられている。
《燃焼器の構成》
図2は、この発明の第一実施形態における燃焼器の断面図である。なお、図2において、燃焼器40内部の詳細な構成について図示を省略している。
図2に示すように、燃焼器40は、燃焼筒50と、燃料噴射装置60と、を有する。
燃焼筒50は、燃料噴射装置60から噴射された混合気Gmを燃焼(換言すれば、予混合燃焼)させることで高温・高圧の燃焼ガスGを生成する。燃焼筒50は、更に、この生成された高温高圧の燃焼ガスGをタービン30の燃焼ガス流路内に送る。この第一実施形態の燃焼筒50は、中間ケーシング16内に配置されている。
燃料噴射装置60は、圧縮空気Acomと燃料F(図1参照)とを混合して燃焼筒50内に混合気Gmを噴射する。燃料噴射装置60は、複数の予混合燃焼バーナー61Aと、ケーシング62と、燃料プレナム63(後述する)と、を備えている。この第一実施形態の燃焼器40の燃料Fは、燃焼速度の高い高反応性燃料である水素などを用いることができる。なお、以下では、燃焼器40の軸線Atが延びる方向を燃焼器軸線方向Dtとする。なお、燃焼器40には、更にパイロットバーナー(図示せず)を備えていてもよい。
《予混合燃焼バーナーの構成》
図3は、本開示の第一実施形態に係る予混合燃焼バーナーの断面図であり、例えば、図2の破線で囲んだ部分の拡大図である。図4は、図3のストラットのIV-IV断面図である。図5は、図3の予混合燃焼バーナーのV-V断面図である。上記予混合燃焼バーナーを軸線方向から見た図である。
予混合燃焼バーナー61Aは、圧縮機20から供給される圧縮空気Acomと燃料ライン45から供給される燃料Fとを混合する。図3に示すように、予混合燃焼バーナー61Aは、外管64と、内管65と、ストラット66と、を備えている。
図2、図3に示すように、外管64は、燃焼器軸線方向Dtの第一側である軸線上流側Dtuに入口開口67を有するとともに、燃焼器軸線方向Dtの第二側である軸線下流側Dtdに出口開口68を有している。この第一実施形態の外管64は、その内側に軸線Atと平行な中心軸線Oを中心とする円柱状の内部空間69を形成している。この第一実施形態における複数の予混合燃焼バーナー61Aの外管64のそれぞれの燃焼器軸線方向Dtの長さは、同一に形成されている。さらに、これら外管64の燃焼器軸線方向Dtの位置は、それぞれ同一とされている。なお、以下では、外管64の内部空間69の中心軸線Oが延びる方向を軸線方向Doとする。また、軸線方向Doの第一側を軸線上流側Dou、第二側を軸線下流側Dodとする。さらに、この中心軸線Oを中心とした周方向を単に周方向Docとし、中心軸線Oに対して垂直な方向を径方向Dorとする。
図3に示すように、内管65は、複数の外管64のそれぞれの内側に間隔をあけて配置されている。内管65は、軸線方向Doに延びる筒状に形成されている。内管65は、外管64との間にフィルム空気Afの流れるフィルム空気流路71を形成している。この第一実施形態で例示する内管65は、厚さ寸法一定で中心軸線Oを中心とした円筒状に形成されている。これにより、この第一実施形態における内管65の外周面65aと外管64の内周面64aとの間には、ストラット66の形成される箇所を除き、径方向Dorの寸法が一定のフィルム空気流路71が形成されている。例えば、フィルム空気流路71の径方向Dorの寸法Sは、外管64の内径の10%程度とすることができる。
内管65の軸線上流側Douの端部65cは、外管64の入口開口67よりも軸線下流側Dodに配置されている。また、内管65の軸線下流側Dodの端部65dは、外管64の出口開口68よりも軸線上流側Douに配置されている。この第一実施形態で例示する予混合燃焼バーナー61Aは、軸線方向Doにおける軸線上流側Douの端部65cと入口開口67との距離L1よりも、軸線下流側Dodの端部65dと出口開口68との距離L2の方が大きくなっている。
この第一実施形態における内管65は、軸線下流側Dodの端部65dにテーパー面72を有している。このテーパー面72は、軸線下流側Dodに向かうにしたがって内管65の径方向Dor内側に形成される内側流路73の流路断面積を拡大するように傾斜している。
図3、図5に示すように、ストラット66は、外管64の内周面64aから内方に向かって延びて内管65を支持している。言い換えれば、ストラット66は、フィルム空気流路71を径方向Dorに横断するように設けられて、外管64の内周面64aと内管65の外周面65aとを接続している。この第一実施形態におけるストラット66は、周方向Docに間隔をあけて複数設けられている。図5においては、周方向Docに等間隔となるように四つのストラット66が配置されている場合を例示している。
図4に示すように、ストラット66の断面形状は、翼型をなしている。より具体的には、このストラット66の断面形状は、周方向Docの第一側を向く第一面66aと、第二側を向く第二面66bとが対称に形成され、周方向Docの中心線Lcと翼弦とが一致する対称翼をなしている。そして、この対称翼の中心線Lcは、軸線方向Doに延びている。上記のようにストラット66の断面形状が対称翼をなしていることで、ストラット66によりフィルム空気流路71の空気流れに旋回成分が付与されることを抑制できる。
図3に示すように、この第一実施形態の内管65の軸線上流側Douの端部65cは、ストラット66の最も軸線上流側Douの端部66cよりも軸線上流側Douまで延びている。また、この第一実施形態のストラット66の軸線下流側Dodの端部66dは、内管65の軸線下流側Dodの端部65dよりも軸線上流側Douの端部66cに近い位置に配置されている。
図3に示すように、燃料プレナム63は、ケーシング62(図2参照)内で且つ外管64の外側に設けられている。燃料プレナム63には燃料ライン45(図1参照)が接続されており、この燃料ライン45から燃料プレナム63に燃料Fが供給される。なお、図1に示すように、燃料ライン45には、燃料プレナム63へ供給する燃料Fの流量を調節する燃料流量調節弁46が設けられている。この第一実施形態における燃料プレナム63は、少なくともストラット66の径方向Dorの外側に形成されている。
外管64、ストラット66及び内管65には、燃料噴射流路74が形成されている。燃料噴射流路74は、燃料Fを外管64の外側からストラット66の内部を経て内管65の内側の内側流路73に噴射させる。より具体的には、この第一実施形態の燃料噴射流路74は、外管64、ストラット66及び内管65を径方向Dorに貫通している。この燃料噴射流路74によって、外管64に隣接する燃料プレナム63と、内管65の内側流路73とが連通され、燃料噴射流路74を通じて燃料プレナム63の燃料Fが、図3中に破線で示すように内管65の内側流路73に噴射される。ここで、燃料噴射流路74が径方向Dorに延びる場合について説明したが、燃料噴射流路74が延びる方向は径方向Dorに限られない。燃料噴射流路74の延びる方向は、図3の断面視で、中心軸線Oと交差する方向であればよい。
《外管及び内管の長さ》
図6は、縦軸を内管の内周面及び内管よりも軸線下流側の外管の内周面における燃料濃度、横軸を予混合燃焼バーナーの軸線方向位置としたグラフである。
上記の予混合燃焼バーナー61Aには、軸線上流側Douから圧縮空気Acomが流入する。具体的には、圧縮空気Acomは、外管64の入口開口67から流入して、内管65の外側に位置するフィルム空気流路71と、内管65の内側に位置する内側流路73とに分流する。この際、圧縮空気Acomは、フィルム空気流路71と内側流路73との流路断面積の比率に応じた流量(体積流量)でそれぞれ分流する。フィルム空気流路71に流入した圧縮空気Acomの一部(言い換えれば、フィルム空気Af)は、フィルム空気流路71を軸線下流側Dodに向かって流れる。その一方で、内側流路73に流入した圧縮空気Acomの残部(言い換えれば、主流)は、燃料噴射流路74から噴射された燃料Fと混合されて混合気Gmとなる。この第一実施形態における燃料Fの噴射は、内側流路73の流れに対して交差する方向に噴射されるいわゆるクロスフローとなっている。
内管65の内周面65bの近傍、及び外管64の内周面64aの近傍には、各内周面64a,65bに接触することで流速が低下して混合気Gmの燃焼速度(言い換えれば、火炎の反応速度)を下回る流速の流れが生じる場合が有る。ここで、燃焼速度を下回る流速とは、例えば、可燃流体の流れであった場合に、流れの上流側に火炎が遡上してしまう流速を意味する。以下、各内周面64a,65bに接触することで流速が低下して混合気Gmの燃焼速度を下回る流速の流れを、単に内周面64aに接する流れ、又は、内周面65bに接する流れと称する。
このような予混合燃焼バーナー61Aにおいて噴射された燃料Fは、軸線下流側Dodに向かうほど、圧縮空気Acomとの混合が進み、図6に示すように、内管65の内周面65bに接する流れの燃料濃度が徐々に上昇する。この第一実施形態の内管65の軸線方向Doの長さは、この内管65の内周面65bに接する流れの燃料濃度が、気流中で火炎が保持される可能性のない十分に低い濃度(以下、基準濃度と称する、図6中、一点鎖線で示す)以下となるように形成されている。
内管65の軸線下流側Dodの端部65d(図6中、内管出口)から軸線下流側Dodに流れ出た混合気Gmは、外管64の内側の流路(内部空間69)を軸線下流側Dodに向かって流れる。ここで、内管65の端部65dから流れ出た直後の混合気Gmの周囲には、フィルム空気流路71から流れ出たフィルム空気Afが流れている。そして、フィルム空気Afは、軸線方向Doで内管65の軸線下流側Dodの端部65dから、外管64の出口開口68(図6中、外管出口)に向かうにしたがって、混合気Gmと混ざり、その燃料濃度が徐々に上昇する。つまり、外管64の内周面64aに接する流れの燃料濃度は、図6に示すように、軸線下流側Dodの端部65d(図6中、内管出口)の位置から軸線下流側Dodに向かって徐々に上昇する。この第一実施形態の外管64の軸線方向Doの長さは、この外管64の内周面64aに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下となるように形成されている。
《作用効果》
上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aは、軸線上流側Douに入口開口67を有するとともに軸線下流側Dodに出口開口68を有する外管64と、軸線方向Doに延びる筒状に形成されて外管64の内側に間隔をあけて配置され外管64との間にフィルム空気Afの流れるフィルム空気流路71を形成する内管65と、外管64の内周面64aから内方に向かって延びて内管65を支持するストラット66と、を備えている。そして、内管65の軸線上流側Douの端部65cは、外管64の入口開口67よりも軸線下流側Dodに配置され、内管65の軸線下流側Dodの端部65dは、外管64の出口開口68よりも軸線上流側Douに配置されている。さらに、外管64、ストラット66及び内管65には、燃料Fを外管64の外側からストラット66の内部を経て内管65の内側に噴射させる燃料噴射流路74が形成されている。
このような構成を備える予混合燃焼バーナー61Aによれば、外管64の内側に内管65を配置してフィルム空気流路71を形成していることで、内管65よりも軸線下流側Dodにおける外管64の内周面64aに沿ってフィルム空気Afを流すことができる。これにより、外管64の内周面64aに接する流れの燃料濃度が上昇することを抑制できる。したがって、外管64の内周面64aに接する流れの流速が燃焼速度を下回る場合であっても、外管64の内周面64aに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制することができる。
さらに、上記予混合燃焼バーナー61Aによれば、内管65の軸線上流側Douの端部65cが、外管64の入口開口67よりも軸線下流側Dodに配置されているため、外管64の入口開口67から流入した圧縮空気Acomの流れを阻害せずに、圧縮空気Acomをフィルム空気流路71と内側流路73とに安定して分流させることができる。また、内管65の軸線下流側Dodの端部65dは、外管64の出口開口68よりも軸線上流側Douに配置されているため、内管65の内周面65bに接する流れを火炎が遡上することを抑制できる。
さらに、上記予混合燃焼バーナー61Aによれば、燃料噴射流路74が外管64、ストラット66及び内管65の各内部に形成されているため、外管64の外側の燃料プレナム63等に供給された燃料Fを、内管65の内周面65bから内側流路73に向けてクロスフローとなるように噴射させることができる。したがって、燃料噴射流路74を導くための専用の配管を形成することなく、内管65を支持するストラット66の内部を有効利用して燃料噴射流路74を形成することができる。
上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aの外管64は、入口開口67からフィルム空気流路71を経て出口開口68に至る流れのうち、外管64の内周面64aに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下の燃料濃度となる長さで形成されている。
したがって、外管64の内周面64aに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下となり、外管64の内周面64aに接する流れが燃焼することを抑制できる。その結果、外管64の内周面64aに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制できる。
また、上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aの内管65は、内管65の軸線下流側Dodの端部65dから流出する流れのうち、内管65の内周面65bに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下となる長さで形成されている。
したがって、内管65の内周面65bに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下となり、内管65の内周面65bに接する流れが燃焼することを抑制できる。その結果、内管65の内周面65bに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制できる。
さらに、上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aのストラット66は、断面翼型状をなしている。
したがって、フィルム空気流路71において軸線方向Doへ流れるフィルム空気Afの流路抵抗を低減できるため、フィルム空気Afの流速低下を抑制することができる。
また、上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aは、内管65の軸線下流側Dodの端部65dに、軸線下流側Dodに向かうにしたがって内側流路73の流路断面積が拡大するように傾斜したテーパー面72を備えている。
したがって、内管65の作成上の都合により軸線下流側Dodの端部65dにテーパー面72を設ける必要が生じた場合に、フィルム空気流路71の流路断面積が拡大されてフィルム空気Afが静圧回復して流速低下することを抑制できる。
さらに、上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aは、燃料Fとして水素ガスを含んでいる。
上記予混合燃焼バーナー61Aによれば、このように水素ガスを含み、燃焼速度の高い高反応性燃料を用いている場合においても、有効にフラッシュバックの発生を抑制できる。
さらに、この第一実施形態の燃料噴射装置60は、複数の予混合燃焼バーナー61Aと、予混合燃焼バーナー61Aを支持するケーシング62と、ケーシング62内で且つ外管64の外側に設けられた燃料プレナム63とを備えている。
上記燃料噴射装置60によれば、上記予混合燃焼バーナー61Aを備えることでフラッシュバックによる損傷の発生を抑制できる。
また、この第一実施形態のガスタービン10は、圧縮空気Acomを生成する圧縮機20と、上記燃料噴射装置60、及びこの燃料噴射装置60から噴射された混合気Gmを燃焼させることで燃焼ガスGを生成する燃焼筒50、を有した燃焼器40と、燃焼器40で生成された燃焼ガスGにより駆動するタービン30と、を備えている。
このようなガスタービン10によれば、燃焼器40の損傷発生を抑制して、ガスタービン10の信頼性向上を図ることができる。
〈第二実施形態〉
次に、本開示の第二実施形態を図面に基づき説明する。以下に説明する第二実施形態においては、上述した第一実施形態と予混合燃焼バーナーの構成のみが異なる。そのため、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する(後述する第一変形例及び第二変形例も同様)。
《予混合燃焼バーナーの構成》
図7は、本開示の第二実施形態に係る予混合燃焼バーナーの図3に相当する断面図である。
図7に示すように、第二実施形態の予混合燃焼バーナー61Bは、圧縮機20から供給される圧縮空気Acomと燃料ライン45から供給される燃料Fとを混合する。予混合燃焼バーナー61Bは、外管64Bと、内管65Bと、ストラット66と、を備えている。
この第二実施形態の外管64Bは、第一実施形態と同様に、軸線上流側Douに入口開口67を有するとともに、軸線下流側Dodに出口開口68を有している。外管64Bは、外管本体81と、出口断面縮小部82と、出口端部83と、を備えている。本実施形態の外管本体81は、内側に軸線Atと平行な中心軸線Oを中心とする円柱状の内部空間84を形成している。なお、外管本体81の内部空間84の断面形状は円形に限られない。
出口断面縮小部82は、外管本体81の軸線下流側Dodに形成されている。出口断面縮小部82は、出口開口68に向かって外管64Bの内部空間69の断面積(言い換えれば、流路断面積)を漸次減少させている。この第二実施形態の出口断面縮小部82は、最も軸線下流側Dodにおいて内管65Bの内径r1と同等の内径r2まで一定の傾斜角度で外管64Bの流路断面積を縮小させている。
出口端部83は、出口断面縮小部82の軸線下流側Dodに形成されている。出口端部83は、出口断面縮小部82と出口開口68とを繋いでおり、軸線方向Doの全域において一定の流路断面積となるように形成されている。この第二実施形態における出口端部83の流路断面積(言い換えれば、内径)は、内管65Bの内側流路73の流路断面積(言い換えれば、内径)と同等になっている。
内管65Bは、第一実施形態と同様に、外管64Bの内側に間隔をあけて配置されている。内管65Bは、軸線方向Doに延びる筒状に形成され、外管64Bとの間にフィルム空気Afの流れるフィルム空気流路71を形成している。内管65Bの軸線上流側Douの端部65cは、外管64Bの入口開口67よりも軸線下流側Dodに配置されている。また、内管65Bの軸線下流側Dodの端部65dは、外管64Bの出口開口68よりも軸線上流側Douに配置されている。この第二実施形態では、第一実施形態と同様に、軸線方向Doにおける軸線上流側Douの端部65cと入口開口67との距離よりも、軸線下流側Dodの端部65dと出口開口68との距離の方が大きくなっている。
この第二実施形態における内管65Bの軸線下流側Dodの端部65dは、出口断面縮小部82の軸線上流側Douの一部と、軸線方向Doで重なるように形成されている。内管65Bの軸線下流側Dodの端部65dには、出口断面縮小部82の内壁面82aと平行となるように面取り部85が形成されている。この面取り部85が形成されていることで、内管65Bの端部65dの近傍においてもフィルム空気流路71の流路断面積(言い換えれば、径方向Dorの寸法S)が一定に保たれている。
《作用効果》
上述した第二実施形態の予混合燃焼バーナー61Bの外管64Bは、出口開口68に向かって流路断面積を漸次減少させる出口断面縮小部82を備えている。
このような予混合燃焼バーナー61Bによれば、上述した第一実施形態の作用効果に加え、出口断面縮小部82により外管64Bの流路断面積を漸次減少することができるため、内管65Bの内側流路73から流出した主流及びフィルム空気Afが減速することを抑制できる。また、内側流路73の流路断面積と、出口端部83の流路断面積とが同一であるため、主流が減速されない。そのため、内管65Bの軸線下流側Dodの端部65dに形成される段差によって生じる渦の発達を抑制できる。
〈実施形態の第一変形例〉
次に、本開示の実施形態における第一変形例を図面に基づき説明する。
上述した第一、第二実施形態の予混合燃焼バーナー61A,61Bでは、水素を含む一種類の燃料Fを燃料噴射流路74から噴射させて混合する構成について説明した。しかし、予混合燃焼バーナー61Cは、燃焼速度の異なる二種類以上の燃料を、圧縮空気Acomと予混合可能に構成してもよい。図8は、本開示の実施形態の第一変形例における予混合燃焼バーナーの断面図である。
図8に示すように、第一変形例における予混合燃焼バーナー61Cは、上述した第一実施形態の予混合燃焼バーナー61Aの構成に加えて、水素を含む高反応性燃料である燃料Fの燃焼速度よりも低い燃焼速度の燃料(以下、単に低反応性燃料F2と称する)を噴射可能に構成されている。この第一変形例の予混合燃焼バーナー61Cは、燃料Fと低反応性燃料F2とを選択的に噴射する構成であるが、燃料Fと低反応性燃料F2とを同時に噴射してもよい。低反応性燃料F2としては、例えば、メタンを含む燃料を例示できる。
この第一変形例の燃料噴射装置60は、外管64とケーシング62との間に、燃料Fを貯留する第一燃料プレナム63Aと、低反応性燃料F2を貯留する第二燃料プレナム63Bと、を備えている。
予混合燃焼バーナー61Cは、軸線方向Doに間隔をあけて形成された複数のストラット66を備えている。この第一変形例における予混合燃焼バーナー61Cは、軸線方向Doに間隔をあけて配置された第一ストラット66Aと第二ストラット66Bとを備えている。また、この第一変形例においては、第一ストラット66Aは、周方向Docに間隔をあけて複数設けられている。同様に、第二ストラット66Bは、周方向Docに間隔をあけて複数設けられている。なお、周方向Docにおける第一ストラット66Aの位置と第二ストラット66Bの位置とは、互いに同一となるようにしてもよい。
外管64とストラット66と内管65とには、外管64の外側からストラット66の内部を経て内管65の内側に燃料噴射させる燃料噴射流路74が形成されている。この第一変形例では、外管64と第一ストラット66Aと内管65とに第一燃料噴射流路74Aが形成され、外管64と第二ストラット66Bと内管65とに第二燃料噴射流路74Bが形成されている。第一燃料噴射流路74Aは、第一燃料プレナム63Aと内管65の内側流路73とを連通させ、第二燃料噴射流路74Bは、第二燃料プレナム63Bと内管65の内側流路73とを連通させている。
上記第一変形例における予混合燃焼バーナー61Cによれば、第一燃料噴射流路74Aよりも軸線上流側Douに第二燃料噴射流路74Bが形成されているため、低反応性燃料F2を用いる際に、燃料Fよりも軸線上流側から噴射して圧縮空気Acomと混合させることができる。したがって、第二燃料噴射流路74Bから出口開口68までの距離を長くすることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、圧縮空気Acomと低反応性燃料F2との混合促進を図り、発生する窒素酸化物の量を低減することが可能となる。
〈実施形態の第二変形例〉
図9は、本開示の実施形態の第二変形例における予混合燃焼バーナーの断面図である。
上記の第一変形例では、第二燃料噴射流路74Bが低反応性燃料F2を内管65の内側流路73に噴射する場合について説明した。しかし、第二燃料噴射流路74Bの形成される位置は、第一変形例の位置に限られない。図9に示すように、例えば、内管65よりも軸線上流側Douの外管64に、低反応性燃料F2を噴射する第二燃料噴射流路74Cを形成してもよい。この第二燃料噴射流路74Cは、内管65よりも軸線上流側Douの外管64の内部空間69に低反応性燃料F2を噴射する。この第二変形例の第二燃料噴射流路74Cは、中心軸線Oに向かって径方向Dorの外側から内側に向かって低反応性燃料F2を噴射しているため、噴射された低反応性燃料F2の大部分は、内管65の内側流路73に流入し圧縮空気Acomと混合される。つまり、フィルム空気流路71に流入するフィルム空気Afには、低反応性燃料F2が殆ど含まれない。
したがって、第二変形例の予混合燃焼バーナー61Dによれば、上記第一変形例と同様に、第一燃料噴射流路74Aよりも軸線上流側Douに第二燃料噴射流路74Cが形成されているため、低反応性燃料F2を用いる際に、燃料Fよりも軸線上流側Douから噴射して圧縮空気Acomと混合させることができる。そして、第二燃料噴射流路74Cから出口開口68までの距離を長くすることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、圧縮空気Acomと低反応性燃料F2との混合促進を図り、窒素酸化物を低減することが可能となる。
〈他の実施形態〉
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態である第一、第二実施形態及び第一、第二変形例では、全てのストラット66の内部に、燃料噴射流路74が形成されていたが、燃料噴射流路74を形成しないストラット66を備えていてもよい。また、ストラット66の数量は、上述した実施形態の数量に限られない。
上記の実施形態に係る燃料噴射装置60は、外管64の内周面64aが断面円形に形成され、内管65が円筒状に形成されている場合について説明したが、外管64及び内管65の形状は、上記形状に限られない。例えば、外管64の内周面64aを断面多角形状に形成するとともに、内管65を断面多角形の筒状に形成してもよい。
また、第一実施形態及び第一、第二変形例では、内管65の軸線下流側Dodの端部65dにテーパー面72が形成されている場合を例示したが、テーパー面72を省略してもよい。
さらに、上述した第一変形例及び第二変形例の構成には、第二実施形態のように出口断面縮小部82を設けるようにしてもよい。さらに、上述した第一変形例及び第二変形例において、二種類の燃焼速度の異なる燃料を用いる場合を例示したが、燃焼速度の異なる三種類以上の燃料を噴射する三種類以上の燃料噴射流路を軸線方向Doに間隔をあけて設けるようにしてもよい。この場合、燃焼速度の低い燃料ほど、軸線上流側Douから噴射させればよい。
また、上記の実施形態では、ガスタービン10の燃焼器40に用いられる予混合燃焼バーナー61A~61Dについて説明したが、本開示の予混合燃焼バーナーは、ガスタービン以外の燃焼器にも適用可能である。
〈付記〉
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(1)第1の態様によれば、予混合燃焼バーナー61A~61Dは、軸線Oの延びる軸線方向Doの第一側に入口開口67を有するとともに前記軸線方向Doの第二側に出口開口68を有する外管64,64Bと、前記軸線方向Doに延びる筒状に形成されて、前記外管64,64Bの内側に間隔をあけて配置され、前記外管64,64Bとの間にフィルム空気Afの流れるフィルム空気流路71を形成する内管65,65Bと、前記外管64,64Bの内壁面64aから内方に向かって延びて前記内管65,65Bを支持するストラット66と、を備え、前記内管65,65Bの前記第一側の端部は、前記外管64,64Bの前記入口開口67よりも第二側に配置され、前記内管65,65Bの前記第二側の端部は、前記外管64,64Bの前記出口開口68よりも第一側に配置され、前記外管64,64B、前記ストラット66及び前記内管65,65Bには、燃料を前記外管64,64Bの外側から前記ストラット66の内部を経て前記内管65,65Bの内側に噴射させる燃料噴射流路74が形成されている。
第1の態様の予混合燃焼バーナー61A~61Dによれば、外管64,64Bの内側に内管65,65Bを配置してフィルム空気流路71を形成していることで、内管65,65Bよりも軸線方向Doの第二側における外管64,64Bの内壁面64aに沿ってフィルム空気Afを流すことができる。これにより、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れの燃料濃度が上昇することを抑制できる。したがって、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れの流速が燃焼速度を下回る場合であっても、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制することができる。
さらに、第1の態様の予混合燃焼バーナー61A~61Dによれば、内管65,65Bの軸線方向Doの第一側Douの端部65cが、外管64,64Bの入口開口67よりも軸線方向Doの第二側Dodに配置されているため、外管64,64Bの入口開口67から流入した圧縮空気Acomの流れを阻害せずに、圧縮空気Acomをフィルム空気流路71と内側流路73とに安定して分流させることができる。また、内管65,65Bの軸線方向Doの第二側Dodの端部65dは、外管64,64Bの出口開口68よりも軸線方向Doの第一側Douに配置されているため、内管65,65Bの内壁面65bに接する流れを火炎が遡上することを抑制できる。
さらに、第1の態様の予混合燃焼バーナー61A~61Dによれば、燃料噴射流路74が外管64,64B、ストラット66及び内管65,65Bの各内部に形成されているため、外管64,64Bの外側の燃料プレナム63等に供給された燃料Fを、内管65,65Bの内壁面65bから内部流路に向けてクロスフローとなるように噴射させることができる。したがって、燃料噴射流路74を導くための専用の配管を形成することなく、内管65,65Bを支持するストラット66の内部を有効利用して燃料噴射流路74を形成することができる。
(2)第2の態様によれば、第1の態様に係る予混合燃焼バーナー61A~61Dにおいて、前記外管64,64Bは、前記入口開口67から前記フィルム空気流路71を経て前記出口開口68に至る流れのうち、前記外管64,64Bの内壁面64aに接する流れの燃料濃度が気流中で火炎が保持される可能性のない基準濃度以下の燃料濃度となる長さで形成されているものであってよい。
このように構成することで、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れの燃料濃度を基準濃度以下となり、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れに火炎が至ることを抑制できる。その結果、外管64,64Bの内壁面64aに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制できる。
(3)第3の態様によれば、第2の態様に係る予混合燃焼バーナー61A~61Dにおいて、前記内管65,65Bは、前記内管65,65Bの第二側Dodの端部65dから流出する流れのうち、前記内管65,65Bの内壁面65bに接する流れの燃料濃度が気流中で火炎が保持される可能性のない基準濃度以下となる長さで形成されているものであってよい。
このように構成することで、内管65,65Bの内壁面65bに接する流れの燃料濃度が基準濃度以下となり、内管65,65Bの内壁面65bに接する流れに火炎が至ることを抑制できる。その結果、内管65,65Bの内壁面65bに接する流れを火炎が遡上するフラッシュバックの発生を抑制できる。
(4)第4の態様によれば、第1から第3の態様の何れか一つの態様に係る予混合燃焼バーナー61A~61Dの前記ストラット66は、断面翼型状をなす。
このように構成することで、フィルム空気流路71において軸線方向Doへ流れるフィルム空気Afの流路抵抗を低減できるため、フィルム空気Afの流速低下を抑制することができる。
(5)第5の態様によれば、第1から第4の態様の何れか一つの態様に係る予混合燃焼バーナー61A,61C,61Dは、前記内管65の前記第二側Dodの端部65dに、前記第二側Dodに向かうにしたがって前記内管65の内側流路73の流路断面積が拡大するように傾斜したテーパー面72を備える。
このようなテーパー面72を設けることで、例えば、内管65の作成上の都合により軸線方向Doの第二側Dodの端部65dにテーパー面72を設ける必要が生じた場合に、フィルム空気流路71の流路断面積が拡大されてフィルム空気Afが静圧回復して流速低下することを抑制できる。
(6)第6の態様によれば、第1から第5の態様の何れか一つの態様の予混合燃焼バーナー61A~61Dの前記燃料Fは、水素ガスを含む。
このように水素ガスを含み、燃焼速度の高い高反応性燃料を用いている場合であっても、有効にフラッシュバックの発生を抑制できる。
(7)第7の態様によれば、第1から第6の態様の何れか一つの態様の予混合燃焼バーナー61Bの前記外管64Bは、前記出口開口68に向かって流路断面積を漸次減少させる出口断面縮小部82を備える。
このように構成することで、出口断面縮小部82により外管64Bの流路断面積を漸次減少することができるため、内管65Bの内側流路73から流出した主流及びフィルム空気Afが減速することを抑制できる。また、内側流路73の流路断面積と、出口端部83の流路断面積とが同一であるため、主流が減速されない。そのため、内管65Bの軸線方向Doの第二側Dodの端部65dに形成される段差によって生じる渦の発達を抑制できる。
(8)第8の態様によれば、第1から第7の態様の何れか一つの態様の予混合燃焼バーナー61Cは、前記軸線方向Doに間隔をあけて形成された複数の前記ストラット66(66A,66B)を備え、前記外管64と、前記軸線方向Doに間隔をあけて配置された複数のストラット66と、前記内管65とには、前記軸線方向Doに間隔をあけて形成された複数の前記燃料噴射流路74(74A,74B)が設けられ、前記軸線方向Doの第一側に配置された前記燃料噴射流路74ほど、燃焼速度の低い他の燃料F2を噴射する。
(9)第9の態様によれば、第1から第7の態様の何れか一つの態様の予混合燃焼バーナー61Dにおいて、前記内管65よりも前記軸線方向Doの第一側Douの前記外管64には、前記燃料Fよりも燃焼速度の低い他の燃料F2を前記外管64の内側に噴射させる第二燃料噴射流路74Cが形成されている。
第8の態様及び第9の態様によれば、燃料噴射流路74よりも軸線方向Doの第一側にも燃料噴射流路74が形成されていることで、燃焼速度の低い他の燃料F2を用いる際に、他の燃料F2をより第一側Douから噴射して圧縮空気Acomと混合させることができる。したがって、他の燃料F2を噴射する燃料噴射流路74から出口開口68までの距離を長くすることができるため、フラッシュバックを抑制しつつ、圧縮空気Acomと他の燃料F2との混合促進を図り、発生する窒素酸化物の量を低減することが可能となる。
(10)第10の態様によれば、燃料噴射装置60は、複数の上記予混合燃焼バーナー61A~61Dと、複数の前記予混合燃焼バーナー61A~61Dを支持するケーシング62と、前記ケーシング62内で且つ前記外管64の外側に設けられた燃料プレナム63と、を備える。
上記のような予混合燃焼バーナー61A~61Dを備えることでフラッシュバックを抑制できるため、燃料噴射装置60における損傷の発生を抑制できる。
(11)第11の態様によれば、ガスタービン10は、圧縮空気を生成する圧縮機20と、第10の態様に係る燃料噴射装置60、及び前記燃料噴射装置60から噴射された混合気Gmを燃焼させることで燃焼ガスGを生成する燃焼筒50、を有した燃焼器40と、前記燃焼器40で生成された燃焼ガスGにより駆動するタービン30と、を備える。
上記のような燃料噴射装置60をガスタービン10が備えることで、ガスタービン10の信頼性向上を図ることができる。
上記態様によれば、フラッシュバックの発生を抑制することができる。
10…ガスタービン 11…ガスタービンロータ 15…ガスタービンケーシング 16…中間ケーシング 20…圧縮機 21…圧縮機ロータ 22…ロータ軸 23…動翼列 25…圧縮機ケーシング 26…静翼列 30…タービン 31…タービンロータ 32…ロータ軸 33…動翼列 35…タービンケーシング 36…静翼列 40…燃焼器 50…燃焼筒 60…燃料噴射装置 61A,61B,61C,61D…予混合燃焼バーナー 62…ケーシング 63…燃料プレナム 63A…第一燃料プレナム 63B…第二燃料プレナム 64,64B…外管 64a…内周面 65,65B…内管 65a…外周面 65b…内周面 65c…端部 65d…端部 66…ストラット 66A…第一ストラット 66B…第二ストラット 66a…第一面 66b…第二面 67…入口開口 68…出口開口 69…内部空間 71…フィルム空気流路 72…テーパー面 73…内側流路 74…燃料噴射流路 74A…第一燃料噴射流路 74B,74C…第二燃料噴射流路 81…外管本体 82…出口断面縮小部 83…出口端部 84…内部空間 85…面取り部

Claims (11)

  1. 軸線の延びる軸線方向の第一側に入口開口を有するとともに前記軸線方向の第二側に出口開口を有する外管と、
    前記軸線方向に延びる筒状に形成されて、前記外管の内側に間隔をあけて配置され、前記外管との間にフィルム空気の流れるフィルム空気流路を形成する内管と、
    前記外管の内壁面から内方に向かって延びて前記内管を支持するストラットと、
    を備え、
    前記内管の前記第一側の端部は、前記外管の前記入口開口よりも第二側に配置され、
    前記内管の前記第二側の端部は、前記外管の前記出口開口よりも第一側に配置され、
    前記外管、前記ストラット及び前記内管には、燃料を前記外管の外側から前記ストラットの内部を経て前記内管の内側に噴射させる燃料噴射流路が形成されている予混合燃焼バーナー。
  2. 前記外管は、前記入口開口から前記フィルム空気流路を経て前記出口開口に至る流れのうち、前記外管の内壁面に接する流れの燃料濃度が気流中で火炎が保持される可能性のない基準濃度以下の燃料濃度となる長さで形成されている請求項1に記載の予混合燃焼バーナー。
  3. 前記内管は、前記内管の第二側の端部から流出する流れのうち、前記内管の内壁面に接する流れの燃料濃度が気流中で火炎が保持される可能性のない基準濃度以下となる長さで形成されている請求項2に記載の予混合燃焼バーナー。
  4. 前記ストラットは、断面翼型状をなす請求項1から3の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  5. 前記内管の前記第二側の端部に、前記第二側に向かうにしたがって前記内管の流路断面積が拡大するように傾斜したテーパー面を備える請求項1から4の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  6. 前記燃料は、水素ガスを含む請求項1から5の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  7. 前記外管は、前記出口開口に向かって流路断面積を漸次減少させる出口断面縮小部を備える請求項1から6の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  8. 前記軸線方向に間隔をあけて形成された複数の前記ストラットを備え、
    前記外管と、前記軸線方向に間隔をあけて配置された複数のストラットと、前記内管とには、前記軸線方向に間隔をあけて形成された複数の前記燃料噴射流路が設けられ、
    前記軸線方向の第一側に配置された前記燃料噴射流路ほど、燃焼速度の低い他の燃料を噴射する請求項1から7の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  9. 前記内管よりも前記軸線方向の第一側の前記外管には、前記燃料よりも燃焼速度の低い他の燃料を前記外管の内側に噴射させる第二燃料噴射流路が形成されている請求項1から7の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナー。
  10. 複数の請求項1から9の何れか一項に記載の予混合燃焼バーナーと、
    複数の前記予混合燃焼バーナーを支持するケーシングと、
    前記ケーシング内で且つ前記外管の外側に設けられた燃料プレナムと、を備える燃料噴射装置。
  11. 圧縮空気を生成する圧縮機と、
    請求項10に記載の燃料噴射装置、及び前記燃料噴射装置から噴射された混合気を燃焼させることで燃焼ガスを生成する燃焼筒、を有した燃焼器と、
    前記燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動するタービンと、
    を備えるガスタービン。
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