JP7471210B2 - フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、フィルタ装置に関する。
原子力発電所等の施設では電源喪失時に備えて非常用電源設備が用意されている。かかる非常用電源設備にはディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する電源設備が採用されるが、粉塵などの粒子状物質を含む雰囲気の中でも確実に始動し、安定的に発電することが求められる。そこで、原子力発電所等の施設又は非常用電源設備では外気取入口に粉塵などを捕集するためのフィルタ装置を設置することが求められる。
特許文献1には、火山灰を捕集可能なフィルタ装置が開示されている。かかるフィルタ装置は、外気に含まれる火山灰を捕集するフィルタと、フィルタを外気の流れる方向と交差する方向にスライド可能に支持するレールと、複数のフィルタが外気の流れる方向と交差する方向に並んで配置されるようにレールを支持するフレームと、を備えている。
特開2019-37933号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたフィルタ装置では吸気圧力損失が発生するので、内燃機関の吸気フィルタを別途設け、火山が噴火した場合に火山灰を捕集するフィルタを外気取入口に対して設置することが検討されている。このような外気取入口に対するフィルタの設置作業は少なからず時間や手間を要するが、例えば、火山が噴火して、近い将来、雰囲気中に火山灰のような粒子状物質の混入が予想される場合には、これらの粒子状物質が到達する前に迅速に設置作業を完了させる必要がある。そのため、内燃機関の吸気フィルタを別途設け、火山が噴火した場合に火山灰のような微粒子を捕集するフィルタを外気取入口に設置することとするとフィルタの設置に要する時間を短縮することが求められる。
本開示は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、フィルタの設置に要する時間を短縮できるフィルタ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るフィルタ装置は、
気体が流通可能な開口部が設けられ、前記開口部に対して粒子状物質を捕集可能なフィルタをスライド可能に支持可能な枠体と、
前記枠体に支持された前記フィルタが前記開口部に対して位置決めされた状態で固定するための固定部と、
を備える。
本開示のフィルタ装置によれば、フィルタを設置する作業者は、フィルタを開口部に対してスライドさせることで開口部に対してフィルタを位置決めすることができ、固定部によってフィルタを固定することで、開口部に対してフィルタを設置できる。よって、フィルタを開口部に対して容易に設置できるようになるため、フィルタの設置に要する時間を短縮できる。そのため、近い将来、気体中に火山灰のような粒子状物質の混入が予想される場合にもこれらの粒子状物質が到達する前にフィルタの設置作業を完了させることができる。
実施形態に係るフィルタ装置を概略的に示す正面図である。 図1に示したフィルタ装置の平面図である。 図1に示した一つのフィルタ装置を概略的に示す正面図である。 図3に示したフィルタ装置の平面図であって、フィルタを固定する前の状態を示す図である。 図3に示したフィルタ装置の平面図であって、フィルタを固定した後の状態を示す図である。 図4に示した固定部の詳細を示す平面図である。 実施形態に係るフィルタ装置を適用した非常用電源設備の一例(例1)を概略的に示す図である。 実施形態に係るフィルタ装置を適用した非常用電源設備の一例(例2)を概略的に示す図である。 実施形態に係るフィルタ装置を適用した非常用電源設備の一例(例3)を概略的に示す図である。 実施形態に係るフィルタ装置を適用した非常用電源設備の一例(例4)を概略的に示す図である。 実施形態に係るフィルタ装置を適用した非常用電源設備の一例(例5)を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態に係るフィルタ装置について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、実施形態に係るフィルタ装置1を概略的に示す正面図である。図2は、図1に示したフィルタ装置1の平面図である。図3は、図1に示した一つフィルタ装置1を概略的に示す正面図である。図4は、図3に示したフィルタ装置1の平面図であって、図4-1はフィルタ2を固定する前の状態を示す図であり、図4-2はフィルタ2を固定した後の状態を示す図である。図5は、図4に示した固定部4の詳細を示す図である。
実施形態に係るフィルタ装置1は、例えば、原子力発電所の建屋等の施設の外気取入口INT1や原子力発電所等の施設に用意された非常用発電設備等の設備の外気取入口INT2に設置される。実施形態に係るフィルタ装置1は、施設の外気取入口INT1や設備の外気取入口INT2の大きさに合わせて構成される(図2参照)。
図1及び図2に示すように、実施形態に係るフィルタ装置1は、枠体3及び固定部4を備えている。
枠体3には、気体(例えば、空気)が流通可能な開口部31が設けられ、開口部31に対してフィルタ2をスライド可能に支持する。よって、フィルタ2を設置する作業者はフィルタ2をスライドさせることで開口部31に対してフィルタ2を位置決めすることができる。枠体3にスライド可能に支持されるフィルタ2は、気体が流通可能であって、気体と共に流入する火山灰等の粒子状物質を捕集可能である。
図1及び図2に示す例では、枠体3は、フィルタ2を気体の流れ方向と交差する方向にスライド可能に支持する。よって、フィルタ2を設置する作業者はフィルタ2を気体の流れ方向と交差する方向にスライドさせることで開口部31に対してフィルタ2を位置決めすることができる。
図1及び図2に示す例では、枠体3は、幅方向及び高さ方向よりも奥行き方向が短い直方体形状の枠体で構成され、枠体3の後面に開口部31が設けられ、枠体3の前面に開口部31と対応する前面開口部32が設けられている。よって、図1に示したフィルタ装置1の正面視において開口部31は前面開口部32に重なる(図1に開口部31は現れていない)。尚、特に図示はしないが、枠体3には、開口部31と前面開口部32との間にフィルタ2をスライド可能に支持する床板又はレールが設けられ、フィルタ2がスライド可能に支持される。
図1及び図2に示す例では、枠体3には、施設の外気取入口INT1や設備の外気取入口INT2の大きさに合わせて複数の開口部31が設けられており、枠体3は、複数の開口部31に対応するように複数のフィルタ2をスライド可能に支持する。よって、フィルタ2を設置する作業者は、複数の開口部31に対応するように複数のフィルタ2を順次スライドさせることで、複数の開口部31の各々に対してフィルタ2を位置決めすることができる。
図1及び図2に示す例では、複数の開口部31は等間隔に設けられ、隣り合う一対の開口部31の間には縦桟(縦枠)33が設けられる。
図1及び図2に示す例では、枠体3は、開口部31の側方にフィルタ2を挿入するための少なくとも一つの挿入口34を有する。よって、フィルタ2を設置する作業者は少なくとも一つの挿入口34からフィルタ2を挿入することで開口部31に対してフィルタ2を供給することができる。図1及び図2に示す例のように、枠体3に複数の開口部31が設けられている場合には、少なくとも一つの挿入口34からフィルタ2を順次挿入することで複数の開口部31の各々に対してフィルタ2を供給することができる。
図1及び図2に示す例では、少なくとも一つの挿入口34は、開口部31の両側に一対設けられる。よって、フィルタ2を設置する作業者は開口部31の両側に一対設けられた挿入口34のどちらからでもフィルタ2を挿入できるので、フィルタ2を設置する作業者の利便性が向上する。図1及び図2に示す例のように、枠体3に複数の開口部31が設けられている場合には、フィルタ2を設置する二人の作業者が開口部31の両側に一対設けられた挿入口34の各々からフィルタ2を順次挿入することでフィルタ2の設置作業に要する時間を短縮することができる。
図1及び図2に示す例では、枠体3は、少なくとも一つの挿入口34の各々に対して開閉可能な側面扉35を備えている。側面扉35には操作ハンドル36が設けられており、操作ハンドル36を開操作することで挿入口34が開放され、挿入口34からフィルタ2の挿入が可能となる。
図1及び図2に示す例のように、枠体3に複数の開口部31が設けられている場合には、枠体3に支持される複数のフィルタ2の間にスペーサ5が介装される。スペーサ5は、隣り合う一対の間隔を確保するためのものであり、隣り合う一対のフィルタ2の間に縦桟33と同じ間隔が確保される。
固定部4は、枠体3に支持されたフィルタ2を固定するためのものである。よって、フィルタ2を設置する作業者は、開口部31に対して位置決めされたフィルタ2を固定部4によって固定できる。
例えば、固定部4は、フィルタ2を開口部31に押し付けた状態でフィルタ2を枠体3に対して固定可能である。よって、フィルタ2を設置する作業者がフィルタ2を開口部31の縁部に押し付けた状態でフィルタ2を枠体3に対して固定すれば、フィルタ2が開口部31の縁部に密着するので、粒子状物質が含まれる気体がフィルタ2を通らずに施設内又は設備内に入り込むのを防止できる。
図3から図5に示す例では、固定部4は、前面開口部32を開閉する前面扉41、枠体3の前面開口部32の縁部(以下「開放側縁部」という)に設けられた留め金具42、及び留め金具42の先端部に設けられたネジ43により構成される。
前面扉41には、フィルタ2の通気面(前面通気面)に挿通する開口41aが設けられる。前面扉41は、枠体3に対して回動可能に支持されることにより、前面開口部32を開放する開状態と、前面開口部32を閉塞する閉状態とに切替可能である。図3に示す例では、前面扉41は、枠体3の前面開口部32のヒンジ側縁部の上下に設けられた一対のヒンジ44を介して開閉可能に支持されることにより、開状態と閉状態とに切替可能である(図4参照)。
例えば、前面扉41のヒンジ側縁部に隣り合うヒンジ側端部の高さ方向中程には開度規制金具45が設けられ、前面扉41の開度が90度を超えて開くことがないように規制されている。開度規制金具45は、例えば、平面視L字状の金具で構成され、前面扉41の開度が90度を超える場合に枠体3(ヒンジ側縁部)と干渉することで前面扉41の開度が規制される(図4参照)。
図4に示すように、前面扉41は、例えば、開状態で針金やロープ等の部材WRで固定可能であり、よって、施設や設備を囲む雰囲気の中の火山灰のような粒子状物質の混入が予測されるまで前面扉41を開状態で固定しておくことで前面扉41による吸気圧力損失を抑制できる。そして、フィルタ2を枠体3に対して固定する場合に針金やロープ等の部材WRを切断することで前面扉41を開状態から閉状態に切替可能とする。
留め金具42とネジ43は、前面扉41の閉状態(非押圧状態)から閉状態の前面扉41がフィルタ2を開口部31の縁部に押し付ける押圧状態に切替可能である。留め金具42は、枠体3の開放側端部に回動可能に取り付けられ、例えば、留め金具42が前面扉41と重なる位置にある場合に留め金具42が前面扉41の開放を遮ることで前面扉41を枠体3に対して固定する一方、留め金具42が前面扉41と重ならない位置にある場合に留め金具42が前面扉41の開閉を自在にすることで前面扉41を枠体3に対して開放する。
留め金具42の先端部に設けられたネジ43は、前面扉41を枠体3(前面開口部32)に押し付けるためのもので、留め金具42が前面扉41と重なる位置にある状態(前面扉41の開放を遮る状態)でネジ43を締め付けることでネジ43の先端が前面扉41を押圧するので、非押圧状態から押圧状態に切り替わり、開口部31に対して位置決めされたフィルタ2が枠体3に対して固定される。
上述した固定部4によれば、前面扉41を開状態から閉状態に切り換え、留め金具42によって前面扉41の開放を遮るとともに、ネジ43を締め付けることで、前面扉41がフィルタ2を開口部31の縁部に押し付けた状態でフィルタ2を枠体3に固定できる。よって、フィルタ2を設置する作業者は、フィルタ2の設置に要する時間を短縮でき、近い将来、気体中に火山灰のような粒子状物質の混入が予想される場合にもこれらの粒子状物質が到達するまえにフィルタ2の設置作業を完了させることができる。
図2に示す例では、フィルタ装置1は、枠体3よりも下流側に配置された吸気フィルタ6を更に備える。吸気フィルタ6は、フィルタ2を通過した後の気体に含まれる粒子状物質を捕集可能である。よって、施設内又は設備内には微粒子状物質を取り除いた気体が供給される。これにより、電源設備が確実に始動し、安定的に発電することができる。例えば、吸気フィルタ6は、フィルタ2よりも更に小さな孔径を有していてもよい。この場合、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質はフィルタ2で捕集され、吸気フィルタ6にはフィルタ2の孔径よりも更に小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給される。これにより、吸気フィルタ6はフィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質による目詰まりを防止できる。
上述した実施形態に係るフィルタ装置1によれば、枠体3が開口部31に対してフィルタ2をスライド可能に支持し、固定部4が枠体3に支持されたフィルタ2を固定することで、開口部31に対してフィルタ2が設置される。これにより、フィルタ2の設置に要する時間を短縮でき、近い将来、気体中に火山灰のような粒子状物質の混入が予想される場合にもこれらの粒子状物質が到達する前にフィルタ2の設置作業を完了させることができる。
図6は、実施形態に係るフィルタ装置1を適用した非常用電源設備の一例(例1)を概略的に示す図である。図6に示す非常用電源設備11は、例えば、沸騰水型原子炉(以下「BWR」という)の原子力施設に設置される設備であって、設備内にディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機111が設置されている。非常用電源設備11には重力方向下方が開口した外気取入口113が設けられ、実施形態に係るフィルタ装置1は、外気取入口113の下流であってバグフィルタ115(吸気フィルタ)の上流にバグフィルタ115と平行に設置される。尚、実施形態に係るフィルタ装置1が枠体3よりも下流側に吸気フィルタ6を備える場合に、バグフィルタ115に替えて実施形態に係るフィルタ装置1を設置してもよい。
かかる非常用電源設備11によれば、外気取入口113が重力方向下方に開口しているので、非常用電源設備11を囲む雰囲気の中に火山灰のような粒子状物質が混入している場合であっても設備内への粒子状物質の流入を抑制できる。そして、雰囲気の中に含まれる粒子状物質は実施形態に係るフィルタ装置1のフィルタ2で捕集され、フィルタ2の下流には粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。そして、バグフィルタ115にはフィルタ2の孔径よりも小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給されるので、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質によるバグフィルタ115の目詰まりを防止できる。そして、バグフィルタ115としてフィルタ装置1に設置されるフィルタ2の孔径よりも小さな孔径のフィルタを選定することで、フィルタ装置1に設置されたフィルタ2を通過した微粒子状物質はバグフィルタ115で捕集され、バグフィルタ115の下流には微粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。これにより、非常電源設備内に設置されたディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機111は確実に始動し、安定的に発電することができる。
図7は、実施形態に係るフィルタ装置1を適用した非常用電源設備の一例(例2)を概略的に示す図である。図7に示す非常用電源設備12は、例えば、BWRの原子力施設に設置される設備であって、設備内にディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機121が設置されている。非常用電源設備12には水平方向が開口した外気取入口123が設けられ、該外気取入口123の入口にはルーバー124が設置され、実施形態に係るフィルタ装置1は、ルーバー124の下流であってバグフィルタ125(吸気フィルタ)の上流にルーバー124及びバグフィルタ125と平行に設置される。尚、実施形態に係るフィルタ装置1が枠体3よりも下流側に吸気フィルタ6を備える場合に、バグフィルタ125に替えて実施形態に係るフィルタ装置1を設置してもよい。
かかる非常用電源設備12によれば、外気取入口123の入口にルーバー124が設置されているので、非常用電源設備12を囲む雰囲気の中に火山灰のような粒子状物質が混入している場合であっても設備内への粒子状物質の流入を抑制できる。そして、雰囲気の中に含まれる粒子状物質は実施形態に係るフィルタ装置1のフィルタ2で捕集され、フィルタ2の下流に粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。そして、バグフィルタ125にはフィルタ2の孔径よりも小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給されるので、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質によるバグフィルタ125の目詰まりを防止できる。そして、バグフィルタ125としてフィルタ装置1に設置されるフィルタ2の孔径よりも小さな孔径のフィルタを選定することで、フィルタ装置1に設置されたフィルタ2を通過した微粒子状物質はバグフィルタ125で捕集され、バグフィルタ125の下流には微粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。これにより、非常電源設備内に設置されたディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機121は確実に始動し、安定的に発電することができる。
図8は、実施形態に係るフィルタ装置1を適用した非常用電源設備の一例(例3)を概略的に示す図である。図8に示す非常用電源設備13は、例えば、加圧水型原子炉(以下「PWR」という)の原子力施設に設置される設備であって、設備内にディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機131が設置されている。内燃機関によって発電する発電機131には重力方向下方が開口した煙突状のダクト132が接続され、実施形態に係るフィルタ装置1は、ダクト132の一端に設けられた外気取入口133の入口であって、金網フィルタ135の上流に金網フィルタ135と平行に設置される。
かかる非常用電源設備13によれば、発電機131に接続された煙突状のダクト132の一端に設けられた外気取入口133が重力方向下方に開口しているので、非常用電源設備13を囲む雰囲気の中に火山灰のような粒子状物質の混入している場合であっても設備内への粒子状物質の流入を抑制できる。そして、雰囲気の中に含まれる粒子状物質は実施形態に係るフィルタ装置1のフィルタ2で捕集され、フィルタ2の下流には粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。そして、金網フィルタ135にはフィルタ2の孔径よりも小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給されるので、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質による金網フィルタ135の目詰まりを防止できる。そして、金網フィルタ135としてフィルタ装置1に設置されるフィルタ2の孔径よりも小さな孔径のフィルタを選定することで、フィルタ装置1に設置されたフィルタ2を通過した微粒子状物質は金網フィルタ135で捕集され、金網フィルタ135の下流には微粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。これにより、非常電源設備内に設置されたディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機131は確実に始動し、安定的に発電することができる。
図9は、実施形態に係るフィルタ装置1を適用した非常用電源設備の一例(例4)を概略的に示す図である。図9に示す非常用電源設備14は、例えば、PWRの原子力施設に設置される設備であって、設備内にディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機141が設置されている。内燃機関によって発電する発電機141には煙突状のダクト142が接続され、ダクト142の一端に設けられた外気取入口143の入口はドーム状の傘144によって覆われ、実施形態に係るフィルタ装置1は、外気取入口143の入口であって吸気フィルタ145の上流に吸気フィルタ145と平行に設置される。
かかる非常用電源設備14によれば、煙突状のダクト142の一端に設けられた外気取入口143の入口がドーム状の傘144によって覆われているので、非常用電源設備14を囲む雰囲気の中に火山灰のような粒子状物質が混入している場合であっても設備内への粒子状物質の流入を抑制できる。そして、雰囲気の中に含まれる粒子状物質は実施形態に係るフィルタ装置1のフィルタ2で捕集され、フィルタ2の下流には粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。そして、吸気フィルタ145にはフィルタ2の孔径よりも小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給されるので、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質による吸気フィルタ145の目詰まりを防止できる。そして、吸気フィルタ145としてフィルタ装置1に設置されるフィルタ2の孔径よりも小さな孔径のフィルタを選定することで、フィルタ装置1に設置されたフィルタ2を通過した微粒子状物質は吸気フィルタ145で捕集され、吸気フィルタ145の下流には微粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。これにより、非常電源設備内に設置されたディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機141は確実に始動し、安定的に発電することができる。
図10は、実施形態に係るフィルタ装置1を適用した非常用電源設備の一例(例5)を概略的に示す図である。図10に示す非常用電源設備15は、例えば、PWRの原子力施設に設置される設備であって、設備内にディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機151が設置されている。非常用電源設備15は、内燃機関によって発電する発電機151が設置される部屋15Aのほかに、前室15B及び中室15Cが設けられている。そして、内燃機関によって発電する発電機151には煙突状のダクト152が接続され、ダクト152の一端は中室中央に延びて前室に向いて設置され、その一端に吸気フィルタ155が設置される。また、前室15Bには外気取入口153が設けられ、ルーバー154が設置され、前室15Bと中室15Cとの境界に実施形態に係るフィルタ装置1が設置される。
かかる非常用電源設備15によれば、前室15Bの外気取入口153にルーバー154が設置されているので、非常用電源設備15を囲む雰囲気の中に火山灰のような粒子状物質が混入している場合であっても設備内への粒子状物質の流入を抑制できる。そして、雰囲気の中に含まれる粒子状物質は実施形態に係るフィルタ装置1のフィルタ2で捕集され、フィルタ2の下流に粒子状物質が含まれる気体の流入を防止できる。そして、吸気フィルタ155にはフィルタ2の孔径よりも小さな粒子状物質(微粒子状物質)を含んだ気体が供給されるので、フィルタ2の孔径よりも大きな粒子状物質による吸気フィルタ155の目詰まりを防止できる。これにより、非常用電源設備内に設置されたディーゼルエンジン等の内燃機関によって発電する発電機151は確実に始動し、安定的に発電することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば、以下のように把握される。
[1]の態様に係るフィルタ装置(1)は、
気体が流通可能な開口部(31)が設けられ、前記開口部(31)に対して粒子状物質を捕集可能なフィルタ(2)をスライド可能に支持可能な枠体(3)と、
前記枠体(3)に支持された前記フィルタ(2)が前記開口部(31)に対して位置決めされた状態で固定するための固定部(4)と、
を備える。
このような構成によれば、フィルタ(2)を設置する作業者は、フィルタ(2)を開口部(31)に対してスライドさせることで開口部(31)に対してフィルタ(2)を位置決めすることができ、固定部(4)によってフィルタ(2)が開口部(31)に対して位置決めされた状態で固定することで、開口部(31)に対してフィルタ(2)を設置できる。よって、フィルタ(2)の設置に要する時間を短縮でき、近い将来、気体中に火山灰のような粒子状物質の混入が予想される場合にもこれらの粒子状物質が到達する前にフィルタ(2)の設置作業を完了させることができる。
[2]別の態様に係るフィルタ装置は、[1]に記載のフィルタ装置(1)であって、
前記枠体(3)は、前記フィルタ(2)を前記気体の流れ方向と交差する方向にスライド可能に支持する。
このような構成によれば、フィルタ(2)を設置する作業者はフィルタ(2)を気体の流れ方向と交差する方向にスライドさせることで開口部(31)に対してフィルタ(2)を位置決めすることができる。
[3]また別の態様に係るフィルタ装置(1)は、[2]に記載のフィルタ装置(1)であって、
前記枠体(3)は、前記開口部(31)の側方に前記フィルタ(2)を挿入するための少なくとも一つの挿入口(34)を有する。
このような構成によれば、フィルタ(2)を設置する作業者は少なくとも一つの挿入口(34)からフィルタ(2)を挿入することで開口部(31)に対してフィルタ(2)を供給することができる。
[4]また別の態様に係るフィルタ装置(1)は、[3]に記載のフィルタ装置であって、
前記少なくとも一つの挿入口(34)は、前記開口部(31)の両側方に一対設けられる。
このような構成によれば、フィルタ(2)を設置する作業者は開口部(31)の両側方に一対設けられた挿入口(34)のどちらからでもフィルタ(2)を挿入できるので、フィルタ(2)を設置する作業者の利便性が向上する。
[5]また別の態様に係るフィルタ装置は、[1]から[4]のいずれか一つに記載のフィルタ装置(1)であって、
前記固定部(4)は、前記フィルタ(2)が前記開口部(31)に対して位置決めされた状態にある場合に、前記フィルタ(2)を前記開口部(31)の縁部に押し付けた状態で前記フィルタ(2)を前記枠体(3)に対して固定可能である。
このような構成によれば、固定部(4)がフィルタ(2)を開口部(31)の縁部に押し付けた状態でフィルタ(2)を枠体(3)に対して固定することでフィルタ(2)が開口部(31)の縁部に密着するので、粒子状物質が含まれる気体がフィルタ(2)を通らずに施設内又は設備内に入り込むのを抑制できる。
[6]また別の態様に係るフィルタ装置は、[1]から[5]のいずれか一つに記載のフィルタ装置(1)であって、
前記フィルタ(2)を通過した後の前記気体に含まれる前記粒子状物質よりも更に微小な微粒子状物質を捕集可能な吸気フィルタ(6)よりも上流に配置される。
このような構成によれば、吸気フィルタ(6)よりも上流に配置されることで、吸気フィルタ(5)よりも上流において粒子状物質が捕集され、吸気フィルタ(6)の目詰まりを抑制できる。
[7]また別の態様に係るフィルタ装置(1)は、[1]から[6]のいずれか一つに記載のフィルタ装置(1)であって、
前記枠体(3)には、複数の前記開口部(31)が設けられており、
前記枠体(3)は、複数の前記開口部(31)に対応するように複数の前記フィルタ(2)をスライド可能に支持する。
このような構成によれば、フィルタ(2)を設置する作業者は、複数の開口部(31)に対応するように複数のフィルタ(2)を順次スライドさせることで、複数の開口部(31)の各々に対してフィルタ(2)を位置決めすることができる。
[8]また別の態様に係るフィルタ装置は、[7]に記載のフィルタ装置であって、
前記枠体(3)に支持される複数の前記フィルタ(2)の間に介装されるスペーサ(5)を更に備える。
このような構成によれば、枠体(3)にフィルタ(2)とスペーサ(5)を交互に供給することで複数の開口部(31)の各々に対してフィルタ(2)を供給できるので、複数の開口部(31)に対してフィルタ(2)を供給する時間を更に短縮できる。
1 フィルタ装置
2 フィルタ
3 枠体
31 開口部
32 前面開口部
33 縦桟(縦枠)
34 挿入口
35 側面扉
36 操作ハンドル
4 固定部
41 前面扉
41a 開口
42 留め金具
43 ネジ
44 ヒンジ
45 開度規制金具
5 スペーサ
6 吸気フィルタ
11 非常用電源設備
111 発電機
113 外気取入口
115 バグフィルタ
12 非常用電源設備
121 発電機
123 外気取入口
124 ルーバー
125 バグフィルタ
13 非常用電源設備
131 発電機
132 ダクト
133 外気取入口
135 金網フィルタ
14 非常用電源設備
141 発電機
142 ダクト
143 外気取入口
144 傘
145 吸気フィルタ
15 非常要電源設備
15A 発電機が設置される部屋
15B 前室
15C 中室
151 発電機
152 ダクト
153 外気取入口
154 ルーバー
155 吸気フィルタ
INT1 施設の外気取入口
INT2 設備の外気取入口
WR 針金やロープ等の部材

Claims (7)

  1. 気体が流通可能な開口部が設けられ、前記開口部に対して粒子状物質を捕集可能なフィルタをスライド可能に支持可能な枠体と、
    前記枠体に支持された前記フィルタが前記開口部に対して位置決めされた状態で固定するための固定部と、
    を備え
    前記固定部は、前記開口部を開閉する扉と、前記枠体の開口部の縁部に設けられた留め金具と、前記留め金具の先端部に設けられたネジと、を含み、
    前記フィルタが前記開口部に対して位置決めされた状態にある場合に、前記扉を開状態から閉状態に切り替え、前記留め金具が前記扉の開放を遮ることで前記扉を前記枠体に対して固定し、前記留め金具が前記扉の開放を遮る状態で前記ネジを締め付けることで、前記扉が前記フィルタを前記開口部の縁部に押し付けた状態で前記フィルタを前記枠体に対して固定する、フィルタ装置。
  2. 前記枠体は、前記フィルタを前記気体の流れ方向と交差する方向にスライド可能に支持する、
    請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記枠体は、前記開口部の側方に前記フィルタを挿入するための少なくとも一つの挿入口を有する、請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 前記少なくとも一つの挿入口は、前記開口部の両側方に一対設けられる、請求項3に記載のフィルタ装置。
  5. 前記フィルタを通過した後の前記気体に含まれる前記粒子状物質よりも更に微小な微粒子状物質を捕集可能な吸気フィルタよりも上流に配置される、請求項1からのいずれか一項に記載のフィルタ装置。
  6. 前記枠体には、複数の前記開口部が設けられており、
    前記枠体は、複数の前記開口部に対応するように複数の前記フィルタをスライド可能に支持可能である、請求項1からのいずれか一項に記載のフィルタ装置。
  7. 前記枠体に支持される複数の前記フィルタの間に介装されるスペーサを更に備える、請求項に記載のフィルタ装置。
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