JP7469990B2 - 2段遠心ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、前段のインペラから吐出される流体を次段のインペラの吸入側へと導くための案内羽根部材を備える2段遠心ポンプに関する。
流体機械の一形態としての多段遠心ポンプには、特許文献1及び2のように、電動モータなどの駆動源によって回転駆動されるロータ軸に複数のインペラを軸方向に沿って取り付け、隔壁によってポンプケース内に画成された複数のポンプ室の各々に前記各インペラをそれぞれ収容するとともに、前記ポンプケース内において前記隔壁を介して軸方向に互いに隣接する2つのインペラの間に案内羽根部材をそれぞれ介設して構成されるものがある。ここで、案内羽根部材は、ロータ軸が挿通可能な中心孔を有する基盤部と、該基盤部の前面に形成されて前記2つのインペラのうち前段側のインペラにより取扱流体に与える運動エネルギを静圧に変換(昇圧)させる機能(ディフューザ機能)と、前記基盤部の後面に形成されて昇圧された取扱流体の流れ角度を変えて次段のインペラへと案内する機能(ガイド機能)とを有しており、そのディフューザ機能として、前記基盤部の前段側のインペラ外周面を臨むように突設されるディフューザベーン(翼列)による複数のディフューザ通路が形成され、ガイド機能として、前記基盤部の後面に突設される複数のガイドベーンによる複数のリターン通路が形成されている。
斯かる多段遠心ポンプにおいては、前段側のインペラによって加速された液体は、案内羽根部材のディフューザ通路に沿って径方向外方へと流れる過程で減速されて圧力上昇(
昇圧)される。そして、この液体は、ディフューザ通路からリターン通路へと受け渡されると該リターン通路に沿って径方向内方へと流れて次段のインペラの吸入側へと導かれ、次段のインペラによって再び加速される。この再加速された液体は、次段のインペラの径方向外方のポンプ室に形成されたボリュート部を流れる過程で減速昇圧され、最終的にポンプケースの吐出口から外部に吐出される。
ところで、上述のように作用する従来の2段遠心ポンプの内部構造の一部を図6の破断部分斜視図に示すが、同図に示すように、ポンプケース102の隔壁121Aと、該隔壁121Aに載置される案内羽根部材110に形成された複数のディフューザ通路132の外周端に開口する流出口132aとの間に急峻な段差δが生じてしまうことがある。このため、各ディフューザ通路132を図示矢印方向に流れる液体の流れ方向が段差δにおいて急変し、この液体が各リターン通路134へとスムーズに流れることができず、この結果、液体の流動損失(エネルギ損失)が大きくなってポンプ効率の低下を招く場合が多い。
そこで、特許文献1には、インペラの下流に配置されるディフューザ通路、曲がり流路及びリターン通路を連通するように案内羽根部材の前面から後面に掛けて一挙に区画する複数のクロスオーバー翼の後端を周方向に傾斜させる構成とした鋳物(金属)製の案内羽根部材を有する多段遠心ポンプが提案されている。このような構成を採用することによって、リターン通路における液体の流れの剥離を抑え、ポンプ効率の低下を防ぐことができるとされている。
また、特許文献2には、各段のインペラごとにこれを収容するポンプケースをそれぞれ設け、複数のポンプケースを軸方向に積層一体化する構成を採用した多段遠心ポンプが開示されている。
特開2020-060114号公報 特許第5599463号公報
ところで、特許文献1において提案された多段遠心ポンプにおいては、ディフューザ通路及びリターン通路に加えて曲がり通路を案内羽根部材に一体化する構成が採用されているため、案内羽根部材に係る流体剥離を抑え込むためには、曲がり通路に沿う基盤部周縁部の厚みを増して曲がり流路を緩曲線化する必要性がある。このため、基盤部が中実厚肉化してしまうことからこれを採用する遠心ポンプの重厚長大化を招くという問題が発生する。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、重厚長大化を抑制しつつ、案内羽根部材を流れる液体の流動損失(エネルギ損失)を小さく抑えてポンプ効率の低下を防ぐことができる2段遠心ポンプを提供することにある。
ところで、特許文献1に開示された多段遠心ポンプにおいては、複数のクロスオーバー翼の翼列後端を周方向に傾斜させる構成が採用されているため、複数のクロスオーバー翼が形状的にアンダーカットとなって成形後の型抜きができないという問題が発生する。なお、例えば成形方法として、鋳物を製作するたびに鋳型を消失する消失鋳型法を使用すれば、複数のクロスオーバー翼と基盤部とを一体成形することは可能であるが、製作工程の複雑化や時間毎生産数の減少を招くことになって製作コストが高くなるという問題がある。
また、特許文献2に開示された2段遠心ポンプにおいては、各段のインペラごとに設けられた複数のポンプケースを軸方向に積層一体化する構成が採用されているため、部品点数が増えて構造の複雑化を招くとともに、組立工数が増えてコストアップを招くという問題が発生する。
したがって、本発明の他の目的は、部品点数と組立工数を削減して構造の単純化とコストダウンを図ることができる2段遠心ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、筒状部と、該筒状部の軸方向開口部をそれぞれ覆うカバー部材及びケース部材とで構成するポンプケースと、駆動源によって回転駆動されるロータ軸を挿し通す円孔を有しつつ前記ポンプケースの中の空間を仕切る隔壁と、円盤状の基盤部に形成された中心孔を前記円孔と同軸にして前記隔壁前面に載置される案内羽根部材とを有し、前記隔壁によって前記ポンプケース内に画成された2つのポンプ室の各々に前記ロータ軸に保持する2つの各インペラをそれぞれ収容するとともに、軸方向に互いに隣接する前記2つのインペラの間に前記隔壁及び前記案内羽根部材を介設して構成され、前記案内羽根部材に、前記基盤部の前面側で前記2つのインペラのうち前段側のインペラを囲繞する複数のデフューザベーンにより区画される複数のディフューザ通路と、前記基盤部の背面側で前記隔壁に対向する複数のリターンガイドベーンにより区画される複数のリターン通路とが形成された2段遠心ポンプであって、
前記案内羽根部材の前記複数のデフューザベーン及び前記複数のリターンガイドベーンは、前記基盤部とともに樹脂成形により一体に成型され、且つ各ディフューザ通路の外周開口部及び各リターン通路の流入口に沿う径方向外側輪郭が当該案内羽根部材の外接円よりも径方向内方に向かってV字状に曲がる切欠き状に形成されているため、前記案内羽根部材とポンプケースの内周壁との間には、軸方向視扇状の空間が形成され、
前記隔壁の前面側に、該前面と各前記ディフューザ通路の外周開口部及び各リターン通路の流入口に沿う前記軸方向視扇状の空間の径方向外側輪郭との間に生じる段差を埋めることによってこの段差部分を滑らかにスロープ形状とするために、前記軸方向視扇状の空間を埋める平坦部と、前記平坦部に連なりつつ前記軸方向視扇状の空間の径方向外側輪郭よりも径方向内方側を埋める下降スロープ状の部分とを有する複数の補間部突設され、前記補間部が前記筒状部及び前記隔壁と共に樹脂成形により一体に成型されていることによって前記案内羽根部材と前記ポンプケースへの周方向の位置決めがなされることを特徴とする。
発明によれば、案内羽根部材の各ディフューザ通路の外周開口部とポンプケースの隔壁との間の段差が隔壁の補間部によってそれぞれ埋められるため、案内羽根部材において、液体は、各ディフューザ通路から流れ方向の急激な変化を伴うことなく各リターン通路へとそれぞれスムーズに流れる。このため、案内羽根部材における液体の流動損失(エネルギ損失)が低く抑えられてポンプ効率の低下が防がれる。
また、案内羽根部材の各ディフューザ通路の外周開口端面及び各リターン通路の流入口に沿う径方向外側輪郭が、当該案内羽根部材の外接円よりも径方向内方に向かってV字状に曲がる切欠き状に形成されているため、案内羽根部材とポンプケースの内周壁との間には、軸方向視扇状の空間が形成され、この空間を埋めるようにポンプケースの隔壁には補間部が突設されている。したがって、ポンプケースの隔壁の外周部には、複数(ディフューザ通路と同数)の突起状の補間部が周方向に突設され、これらの補間部によって各ディフューザ通路の外周開口部と隔壁との間の段差が埋められる。この結果、案内羽根部材における各ディフューザ通路と各リターン通路とがそれぞれ滑らかに接続され、各ディフューザ通路を流れる流体が各リターン通路へとそれぞれスムーズに流れ込み、この流体の流れ方向の急変が防がれて流れ損失(エネルギ損失)が小さく抑えられる。また、案内羽根部材の各ディフューザ通路の外周開口端面とポンプケースの内周壁との間に形成される空間に補間部が嵌合するため、この嵌合によって案内羽根部材とポンプケースとの周方向の位置決めが高精度且つ確実になされ、特段の位置決め手段が不要となる。
また、ポンプケースの隔壁及び複数の補間部を、筒状部と共に一体に樹脂成形したため、隔壁の軸方向両側にポンプ室をそれぞれ形成することができる。したがって、各段のインペラごとに設けられた複数のポンプケースを軸方向に積層一体化する構成を採用する従来の多段遠心ポンプに対して、部品点数と組立工数を削減することができ、構造の単純化とコストダウンを実現することができる。
本発明に係る2段遠心ポンプの縦断面図である。 本発明に係る2段遠心ポンプの案内羽根部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 本発明に係る2段遠心ポンプのポンプケース(筒状部)の斜視図である。 本発明に係る2段遠心ポンプのポンプケース(筒状部)に案内羽根部材を組み込んだ状態を示す平面図である。 本発明に係る2段遠心ポンプのポンプケースの内部構造の一部を示す破断部分斜視図である。 従来の2段遠心ポンプのポンプケースの内部構造の一部を示す破断部分斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る2段遠心ポンプの縦断面図、図2は同2段遠心ポンプの案内羽根部材を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、図3は同2段遠心ポンプのポンプケース(筒状部)の斜視図、図4は同ポンプケース(筒状部)に案内羽根部材を組み込んだ状態を示す平面図、図5は同ポンプケースの内部構造の一部を示す破断部分斜視図である。
図1に示す2段遠心ポンプ(以下、単に「ポンプ」と称する)1は、モータポンプであって、図1において上下(軸方向)に配置されたポンプ部Pと駆動源であるモータ部Mとを同一中心軸線に沿って連結一体化して構成されており、その中心軸線上には、支軸6と、この支軸6に回転可能に保持されたモータ部Mの発揮する回転動力をポンプ部Pに伝達するための中空状のロータ軸3とが収容されており、このロータ軸3及び支軸6間には滑り軸受7,8が介設されている。なお、本実施の形態に係るポンプ1は、ポンプ部Pとモータ部Mが上下に配置された状態、つまり縦置き状態で使用されているが、ポンプ部Pとモータ部Mが横方向に配置される横置き状態でも使用することができる。
上記ポンプ部Pは、ポンプケース2内に形成された上下の第1ポンプ室S1と第2ポンプ室S2に、前記ロータ軸3の上半部で上下に並べて取り付けられた1段目の第1インペラ4、2段目の第2インペラ5と、該第1及び第2インペラ4,5間に挿入する形で設ける案内羽根部材10とをそれぞれ収容して構成されている。なお、本実施の形態においては、ポンプケース2と第1及び第2インペラ4,5と案内羽根部材10は、樹脂によって構成されている。
上記ポンプケース2は、円筒状の筒状部21と、該筒状部21の上下の開口部をそれぞれ覆うカバー部材22及びケース部材23を軸方向に連結一体化して構成されている。ここで、筒状部21の内周壁の軸方向のほぼ中間位置からはリング円板状にして筒状部21の横断面に沿う方向に延在しつつ同筒状部21の内部空間を上下に画成する隔壁21Aが一体に設けられており、而してポンプケース2内には、隔壁21Aによって第1ポンプ室S1と第2ポンプ室S2が画成されている。そして、筒状部21の外周の下方側からは、第2ポンプ室S2に連通する円筒状の吐出管21Bが接線方向に延びている(図3及び図4参照)。なお、隔壁21Aの中心軸線上には、第1ポンプ室S1と第2ポンプ室S2間を連通する円孔21aが形成されている。また、隔壁21Aの第1ポンプ室S1側には案内羽根部材10が載置されており、この案内羽根部材10には前記円孔21aと同軸な中心孔10aが形成されている。そして、この円孔21a、中心孔10a、第1ポンプ室S1および第2ポンプ室S2には上記ロータ軸3及び支軸6が挿通している。
前記カバー部材22は、前記中心軸線に対応する部位に円筒状の吸入管22Aが一体に立設されており、この吸入管22Aの上端は、吸入口22aとして開口している。そして、カバー部材22内の吸入管22Aの基端部中央には、整流コーン22Bが一体に形成されており、この整流コーン22Bの周囲には、複数枚(図示例では、3枚)の整流板22bが形成されている。
そして、上記第1インペラ4は、その外周が案内羽根部材10に囲繞され、且つ、その吸入側を前記吸入管22Aの基端部に臨ませる姿勢で筒状部21上側の第1ポンプ室S1内に収容され、ロータ軸3に固定されている。また、上記第2インペラ5は、隔壁21A下面側で、その吸入側を前記円孔21aに臨ませる姿勢で筒状部21下側の第2ポンプ室S2内に収容され、ロータ軸3に固定されている。
さらに、前記ケース部材23は、その中心部にカップ状の有底円筒部23Aを備えており、この有底円筒部23Aの上端からはフランジ部23Bが径方向外方に向かって一体に形成されている。そして、このケース部材23の有底円筒部23Aの底部中心部には、円柱状のボス部23aが上方に向かって一体に立設されており、このボス部23aとカバー部材22に形成された整流コーン22Bの各中心部には、支軸6の上下両端が嵌着されている。
また、カバー部材22の整流コーン22Bと上側の滑り軸受7との間には、支軸6によってスラストワッシャ9が連れ回り不能に保持されている。
モータ部Mは、前記ケース部材23の下方から連結されるモータケース11を備えており、このモータケース11は、筒状の外郭部11Aと、この外郭部11Aの下面開口部を下方から覆う有底筒状のカバー部材11Bとを上下に連結一体化して構成されている。ここで、外郭部11Aは、ケース部材23のフランジ部23Bの下面にリング状のシール部材12を介して密着した状態で液密に連結されている。また、カバー部材11Bは、その上端面がリング状のシール部材13を介して外郭部11Aの下側に液密に連結されている。
そして、モータ部Mは、ロータ軸3の下側に固着された円筒状のロータ14と、ケース部材23の有底円筒部23Aを介してロータ14に対向配置されたステータ15を備えている。ここで、ロータ14は、ポンプケース2のケース部材23に設けられた有底円筒部23Aの内部に収容されており、ロータ軸3の下端部外周に固着されている。なお、ロータ14は、永久磁石によって構成されている。
ステータ15は、ステータコア16にインシュレータ17を介して三相コイル18が巻装されて成るものであり、前記ステータコア16は、例えば筒状に形成されるヨーク16aと、そのヨーク16aの内周の周方向に等間隔をあけた複数箇所から半径方向内包に突出するT字状のティース16bとを一体に有する。
前記インシュレータ17は、前記ティース16bの内周側先端部を前記有底円筒部23Aの外側に臨ませるために露呈しつつ前記ステータコア16を被覆する。一方、前記モータケース11の外郭部11Aは、この実施の形態では、前記インシュレータ17をインサートした電気絶縁性樹脂材で成形され、これにより前記ステータ15は、その少なくとも一部が前記外郭部11Aで包まれて固定されている。なお、三相コイル18は、後述する制御基板19に形成された制御回路にそれぞれ電気的に接続されている。
ところで、モータケース11の外郭部11Aの下面からは支持脚11aがカバー部材11B内に向かって一体に延びており、この支持脚11aの下端には、ステータ15の各三相コイル18への通電を制御するための制御基板19が支持脚11aの下端に形成されたスナップフィット爪11a1によって係合支持されている。
次に、前記案内羽根部材10の構成の詳細を図2及び図5に基づいて以下に説明する。
上記したように、隔壁21Aの第1ポンプ室S1側に載置されている案内羽根部材10の中心部には中心孔10aが形成されており、この中心孔10aにはロータ軸3が貫通している。そして、図2(a)に示すように、案内羽根部材10の上面外周部には、第1インペラ4の回転周面を臨む姿勢で軸方向視三角状の6枚のディフューザベーン(翼列)31が周方向に等角度ピッチ(60度間隔)で一体に突設されており、周方向に隣接する2枚のディフューザベーン31の間には、径方向外方に向かって通路面積が漸増しつつ周方向(第1インペラ4の回転方向)に湾曲する溝状のディフューザ通路32がそれぞれ形成されている。すなわち、案内羽根部材10の上面外周部には、ディフューザベーン31と同数の6つのディフューザ通路32が周方向に60度間隔で且つその外周端が案内羽根部材10の外接円Cとして示す筒状部21の内壁面へと漸近的に近づく形状に区画されており、しかも、各等角度ピッチ(60度ピッチ)で放射状に形成されている。
他方、案内羽根部材10のポンプケース2の隔壁21Aに対向する下面には、図2(c)に示すように、径方向外方から中心孔10aに向かって湾曲しながら渦巻状に延びる6枚のリターンガイドベーン(翼列)33が周方向に60度間隔で一体に突設されている。そして、周方向に隣接する2枚のリターンガイドベーン33の間には、リターンガイドベーン33と同数の6つのリターン通路34がそれぞれ区画されている。
ここで、各6つのディフューザ通路32とリターン通路34とは第1ポンプ室S1内で連絡(連通)されており、すなわち、図5に示すように、各リターン通路34の外周端は、ディフューザ通路32と立体交差する姿勢でディフューザベーン31の下方に開口する矩形の流入口34aを有するように区画されており、しかも、各リターン通路34の流入口34aには隣接して各ディフューザ通路32の外周端である流出口32aが開口している。したがって、各ディフューザ通路32と各リターン通路34は、流出口32a及び流入口34aを介して連通している。
ここで、各ディフューザ通路32の外周開口端面(流出口32aが開口する端面)32bは、図2(a)に示すように、案内羽根部材10の外接円Cよりも径方向内方に向かって斜行している。また、これに隣接する各リターン通路34の流入口34aの外周開口端部(流入口34aが開口する端面)34bも同様に、案内羽根部材10の外接円Cよりも径方向内方に向かって斜行しており、これらにより、軸方向視において、案内羽根部材10の外側輪郭には、径方向内方に向かってV字状に曲がる(凹む)6つの切欠部が形成されている。したがって、第1ポンプ室S1には、前記切欠部と筒状部21とで囲まれる軸方向視扇状の空間Sが形成されている。
以上のように構成された案内羽根部材10は、ポンプケース2の筒状部21内の隔壁21Aによって画成された第1ポンプ室S1に収容配置されるが、従来の遠心ポンプにおいては、図6に示すように、筒状部内の隔壁121Aの上面が平坦な平面として構成されていたため、ディフューザ通路132の外周端面に開口する流出口132aと隔壁121Aの上面との間には段差δが形成され、この段差δが液体の流れ方向の急変を招いて結果的に当該ポンプのポンプ効率の低下に繋がることは前述の通りである。
そこで、本実施の形態では、ポンプケース2の筒状部21に設けられた隔壁21Aの上面に、案内羽根部材10の各ディフューザ通路32の流出口32aと隔壁21Aの上面との間に形成される段差δを埋めるための計6つの補間部21bを周方向に60度間隔で一体に突設している。
ここで、前述のように、案内羽根部材10の外周開口端面32b及び外周開口端部34bとポンプケース2(筒状部21)の内周壁との間には、軸方向視(平面視)扇形の計6つの空間Sが形成され、この空間Sを埋めるようにポンプケース2の隔壁21Aに補間部21bが突設されている。そして、各補間部21bは、リターン通路34の流入口34aよりも径方向内方に向かって下降スロープ状に成形されており、このため、案内羽根部材10における各ディフューザ通路32と各リターン通路34とが補間部21bによってそれぞれ滑らかに接続される。しかも、この場合、案内羽根部材10の各ディフューザ通路32の外周開口端面32bとポンプケース2(筒状部21)の内周壁との間に形成される空間Sに補間部21bが嵌合するため、この補間部21bの空間Sへの嵌合によって案内羽根部材10とポンプケース2との周方向の位置決めがなされ、これにより特段の位置決め手段を要することなく、案内羽根部材10とポンプケース2との周方向の位置決めが高精度且つ確実になされる。
次に、以上のように構成されたポンプ1の作用について説明する。
制御基板19からステータ15の各三相コイル18への通電制御下にステータ15が発生する磁界によってロータ14及び該ロータ14を保持しているロータ軸3が支軸6を中心として所望の速度で回転駆動される。
ポンプ部Pにおいて、ロータ軸3に取り付けられた第1インペラ4と第2インペラ5がポンプケース2内の第1ポンプ室S1と第2ポンプ室S2においてそれぞれ回転する。すると、第1インペラ4の回転によってポンプケース2のカバー部材22に形成された吸入管22A内に負圧が発生し、この負圧に引かれて取扱液体(冷却液)が図1に矢印にて示すように吸入口22aから吸入管22A内に吸引される。そして、吸入管22A内に吸引された液体は、吸入管22A内を下方に向かって流れ1段目の第1インペラ4に吸引される。
第1インペラ4に吸引された液体は、回転する第1インペラ4から運動エネルギを与えられながら径方向外方へと流れ、この第1インペラ4の外周端から案内羽根部材10の上面に形成された複数(本実施の形態では、6つ)のディフューザ通路32を図2(a)に矢印にて示すように径方向外方に向かってそれぞれ流れ、続いて、図5に矢印にて示すように、各ディフューザ通路32の外周端に開口する流出口32aへと進行する。なお、液体は、案内羽根部材10の径方向外方に向かって通路断面積が漸増しつつ湾曲する各ディフューザ通路32を流れる過程で減速されて圧力が高められる。
而して、各ディフューザ通路32の外周開口端面に開口する流出口32aからそれぞれ流出する液体は、流出口32aと隣接して開口する流入口34aから案内羽根部材10の下面に区画された6つの各リターン通路34にそれぞれ流入する。この場合、前述のように、案内羽根部材10における各ディフューザ通路32と各リターン通路34とが隔壁21Aに突設された補間部21bによってそれぞれ滑らかに接続されるため、各ディフューザ通路32を流れる液体は、各ディフューザ通路32の流出口32aから流出した直後にその流れ方向が急変することがない。このため、各ディフューザ通路32から各リターン通路34へと液体が受け渡される際の該液体の流動損失(エネルギ損失)が小さく抑えられる。
その後、各リターン通路34へと流れ込んだ液体は、図2(c)に矢印にて示すように、各リターン通路34を径方向内方に向かってそれぞれ進行し、図1に矢印にて示すように、隔壁21Aの中心部に形成された円孔21aを通過して該円孔21aを臨む2段目の第2インペラ5の吸入側へと導かれる。そして、第2インペラの吸入側へと導かれた液体は、該第2インペラ5の回転によって運動エネルギを付与されながら径方向外方へと流れ、この第2インペラ5の外周端から第2ポンプ室S2へと流出するとともに、第2ポンプ室S2に形成されたボリュート部を流れる課程で減速されつつ一層圧力が高められた状態となる。このように第1インペラ4と第2インペラ5を通じて加圧された液体は、第2ポンプ室S2から吐出管21Bへと接線方向に流れ込み、この吐出管21Bから外部へと吐出される。
すなわち、本実施の形態に係るポンプ1においては、図2(a)に示すように、案内羽根部材10の各ディフューザ通路32の外周開口端面32b及び外周開口端部34bを、斜行させることで案内羽根部材10の外周輪郭に案内羽根部材10の外接円Cよりも径方向内方に向かってV字状に曲がる計6つの切欠部が形成され、該切欠部とポンプケース2の内周壁との間には、軸方向視扇形の計6つの空間Sが形成され、これらの空間Sを埋めるようにポンプケース2の隔壁21Aには、6つの補間部21bが突設されている。一層詳細には、ポンプケース2の隔壁21Aの上面には、図3及び図4に示すように、6つ(ディフューザ通路32と同数)の突起状の補間部21bが周方向に等角度ピッチ(60度間隔)で突設されており、これらの補間部21bによって各ディフューザ通路32の外周端に開口する流出口32aと隔壁21Aとの間の段差δが埋められる。
以上のように、本実施の形態に係るポンプ(2段遠心ウォータポンプ)1においては、案内羽根部材10の各ディフューザ通路32の外周端に開口する流出口32aとポンプケース2の隔壁21Aとの間の段差δが隔壁21Aに突設された計6つの補間部21bによってそれぞれ埋められているため、液体は、各ディフューザ通路32から流れ方向の急激な変化を伴うことなく各リターン通路34へとそれぞれスムーズに流れる。このため、液体の流れ方向の急変に伴う該液体の流動損失(エネルギ損失)が小さく抑えられて当該ポンプ1のポンプ効率の低下が防がれるという効果が得られる。
また、案内羽根部材10とポンプケース2の内周壁との間に形成される空間Sに補間部21bがそれぞれ嵌合するため、この嵌合によって案内羽根部材10とポンプケース2との周方向の位置決めが高精度且つ確実になされ、特段の位置決め手段が不要となる。
さらに、本実施の形態に係るポンプ1においては、ポンプケース2の筒状部21に、1つの隔壁21Aを当該筒状部21の内周壁から径方向内方に向かって一体に樹脂成形することによって、該隔壁21Aの上下(軸方向両側)に第1ポンプ室S1と第2ポンプ室S2とを一挙に形成することができる。したがって、各段のインペラごとに設けられた複数のポンプケースを軸方向に積層一体化する構成を採用する従来の2段遠心ポンプ(特許文献2参照)に対して、部品点数と組立工数を削減することができ、これによって当該ポンプ1の構造の単純化とコストダウンを実現することができるという効果も得られる。
以上の実施の形態においては、冷却液を取扱流体として用いる電動ウォータポンプに対して本発明を適用した例について説明したが、本発明は、冷却液以外の任意の液体(例えば、油)を取扱流体として用いる2段遠心ポンプに対しても同様に適用可能である。
その他、本発明は、以上説明した実施の形態に適用が限定されるものではなく、特許請求の範囲及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
1 2段遠心ポンプ
2 ポンプケース
21 ポンプケースの筒状部
21A ポンプケースの隔壁
21a 隔壁の円孔
21b 隔壁の補間部
22 ポンプケースのカバー部材
23 ポンプケースのケース部材
3 ロータ軸
4 第1インペラ
5 第2インペラ
6 支軸
10 案内羽根部材
10a 案内羽根部材の中心孔
31 案内羽根部材のディフューザベーン
32 ディフューザ通路
32a ディフューザ通路の流出口(外周開口部)
32b ディフューザ通路の外周開口端面
33 案内羽根部材のリターンガイドベーン
34 リターン通路
34a リターン通路の流入口
34b リターン通路の外周開口端部
C 案内羽根部材の外接円
M モータ部(駆動源)
P ポンプ部
S1 第1ポンプ室
S2 第2ポンプ室
δ 段差

Claims (1)

  1. 筒状部(21)と、該筒状部(21)の軸方向開口部をそれぞれ覆うカバー部材(22)及びケース部材(23)とで構成するポンプケース(2)と、
    駆動源(M)によって回転駆動されるロータ軸(3)を挿し通す円孔(21a)を有しつつ前記ポンプケース(2)の中の空間を仕切る隔壁(21A)と、円盤状の基盤部に形成された中心孔(10a)を前記円孔(21a)と同軸にして前記隔壁(21A)前面に載置される案内羽根部材(10)とを有し、
    前記隔壁(21A)によって前記ポンプケース(2)内に画成された2つのポンプ室(S1,S2)の各々に前記ロータ軸(3)に保持する2つの各インペラ(4,5)をそれぞれ収容するとともに、軸方向に互いに隣接する前記2つのインペラ(4,5)の間に前記隔壁(21A)及び前記案内羽根部材(10)を介設して構成され、
    前記案内羽根部材(10)に、前記基盤部の前面側で前記2つのインペラ(4,5)のうち前段側のインペラ(4)を囲繞するように立つ複数のデフューザベーン(31)により区画される複数のディフューザ通路(32)と、前記基盤部の背面側で前記隔壁(21A)に対向する複数のリターンガイドベーン(33)により区画される複数のリターン通路(34)とが形成された2段遠心ポンプ(1)であって、
    前記案内羽根部材(10)の前記複数のデフューザベーン(31)及び前記複数のリターンガイドベーン(33)は、前記基盤部とともに樹脂成形により一体に成型され、且つ各ディフューザ通路(32)の外周開口部(32a)及び各リターン通路(34)の流入口(34a)に沿う径方向外側輪郭が当該案内羽根部材(10)の外接円(C)よりも径方向内方に向かってV字状に曲がる切欠き状に形成されているため、前記案内羽根部材(10)とポンプケース(2)の内周壁との間には、軸方向視扇状の空間(S)が形成され、
    前記隔壁(21A)の前面側に、該前面とディフューザ通路(32)の外周開口部(32a)及び各リターン通路(34)の流入口(34a)に沿う前記軸方向視扇状の空間(S)の径方向外側輪郭との間に生じる段差(δ)を埋めることによってこの段差(δ)部分を滑らかにスロープ形状とするために、前記軸方向視扇状の空間(S)を埋める平坦部と、前記平坦部に連なりつつ前記軸方向視扇状の空間の径方向外側輪郭よりも径方向内方側を埋める下降スロープ状の部分とを有する複数の補間部(21b)突設され、前記補間部(21b)が前記筒状部(21)及び前記隔壁(21A)と共に樹脂成形により一体に成型されていることによって前記案内羽根部材(10)と前記ポンプケース(2)との周方向の位置決めがなされることを特徴とする2段遠心ポンプ。
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