JP7469932B2 - 電力システム及びバッテリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力システム及びバッテリ装置に関する。
電力供給の方式として、小規模な電源装置を需要地の近辺や各家庭に分散して配置し、かかる電源装置から電力供給を行う分散型電源が注目されている(例えば、特許文献1参照)。分散型電源は、電源装置として、例えば、リチウムイオンバッテリなどの定置型バッテリを備えている。そこで、近年では、世界的に普及してきている電気自動車やハイブリッド自動車に搭載されていたバッテリ(リユースバッテリ)を、分散型電源における定置型バッテリとして再利用することが検討されている。
特開2012-249392号公報
しかしながら、分散型電源では、大規模地震、災害、事故などが発生した際に、定置型バッテリの側では、地震、災害、事故などの発生を直接検知することができず、電力系統との連系情報に基づいて電力系統との連系運転と解列とを判定しているため、定置型バッテリに起因する火災や感電などの2次災害を併発する可能性がある。このような事象は、分散型電源における定置型バッテリとしてリユースバッテリを再利用する場合にも同様に生じ、リユースバッテリの再利用を広く普及させるためにも解決すべき課題となる。
本発明の目的は、電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置に起因する2次災害を抑制するのに有利な技術を提供することにある。
本発明の一側面としての電力システムは、電力を供給する電力系統と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置と、を備えた電力システムであって、前記バッテリ装置は、前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、をそれぞれが内包する複数のバッテリと、前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
本発明の別の側面としての電力システムは、電力を供給する電力系統と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置と、を備えた電力システムであって、前記バッテリ装置は、前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、を内包するバッテリと、前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部と、を含み、前記電力システムは、前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバを更に有し、前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする
本発明の更に別の側面としてのバッテリ装置は、電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置であって、前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、をそれぞれが内包する複数のバッテリと、前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのバッテリ装置は、電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置であって、前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、を内包するバッテリと、前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部と、を有し、前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバを有し、前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置に起因する2次災害を抑制するのに有利な技術を提供することができる。
本発明の一側面としての電力システムの構成を示す概略図である。 サーバの構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態におけるバッテリ装置の処理例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態におけるサーバの処理例を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての電力システム1の構成を示す概略図である。電力システム1は、小規模な電源装置、具体的には、定置型のバッテリ装置を需要地の近辺や各家庭に分散して配置し、かかるバッテリ装置から電力供給を行う分散型電源を構成するシステムである。電力システム1は、図1に示すように、電力系統10と、定置型のバッテリ装置20と、サーバ30と、外部装置40と、を備える。
電力系統10は、例えば、電力会社などの電力供給設備を含む。電力系統10は、バッテリ装置20(電力システム1)に対して、電力線を介して電力(交流電力)を供給する。電力系統10から供給される電力は、PCS230の制御下において、バッテリ部211に蓄電される。
バッテリ装置20は、電力系統10から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置である。バッテリ装置20は、複数のバッテリ210と、複数のDC-DCコンバータ220と、パワーコンディショナ(PCS)230と、インタフェース(I/F)部240と、解列リレー250と、を含む。
バッテリ210は、バッテリ部211と、加速度センサ212と、電圧センサ213と、電流センサ214と、温度センサ215と、EEPROM216と、バッテリマネジメントユニット(BMU)217と、を内包する。バッテリ210には、本実施形態では、電動機を動力源として走行する車両、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載されていたバッテリであって、電動機に電力を供給していたバッテリを再利用したリユースバッテリが用いられている。図1に示すように、車両のリユースバッテリは、一般的に、加速度センサ212を含む各種センサが予め搭載されている(組み込まれている)。従って、車両のリユースバッテリをバッテリ210として再利用することは、バッテリ部の振動を検知する検知器を備えたバッテリを新たに用意する場合と比較して、コスト面や環境面で有利となる。但し、バッテリ210は、車両のリユースバッテリに限定されるものではなく、少なくともバッテリ部の振動を検知する検知器(例えば、加速度センサ)を搭載したバッテリが少なくとも1つあればよい。
バッテリ部211は、電力系統10から供給される電力を蓄電するためのものであって、例えば、リチウムイオンなどの二次電池を含む。バッテリ部211に蓄電された電力は、PCS230の制御下において、電子機器などの負荷(不図示)に供給(放電)される。
加速度センサ212は、加速度(速度変化)を検出するセンサである。加速度センサ212は、本実施形態では、例えば、地震、災害、事故(衝撃)などに起因してバッテリ部211に生じている加速度を検出することで、バッテリ部211の振動を検知する検知器として機能する。
電圧センサ213は、バッテリ部211を含む回路に対して並列に接続され、例えば、バッテリ部211の端子間の電位差(電圧)を計測する。
電流センサ214は、バッテリ部211を含む回路に対して直列に接続され、例えば、バッテリ部211の端子間の電流を計測する。
温度センサ215は、接触式又は非接触式のセンサであって、例えば、バッテリ部211又はその近傍の温度を計測する。
EEPROM216は、書き換え可能な読み取り専用の不揮発性メモリである。EEPROM216は、電源(電力)の供給が断たれた場合であっても保持すべきデータや情報の記憶に用いられる。
BMU217は、CPUやメモリなどを含み、バッテリ部211を制御(管理)する機能を有する。BMU217は、加速度センサ212で検知されたバッテリ部211の振動、電圧センサ213で計測されたバッテリ部211の端子間の電圧、電流センサ214で計測されたバッテリ部211の端子間の電流、及び、温度センサ215で計測されたバッテリ部211の温度に基づいて、過充電や過放電が生じないように、バッテリ部211における充放電を制御する。
DC-DCコンバータ220は、例えば、降圧コンバータや昇圧コンバータなどを含み、直流電圧のレベルを変換する機能を有する。
PCS230は、バッテリ部211(バッテリ210)に蓄電された電力を電子機器などの負荷(家庭などの環境)で使用できるように変換するインバータである。PCS230は、例えば、DC-DCコンバータ220から出力される直流を交流に変換する。また、後述するように、PCS230は、本実施形態では、電力系統10とバッテリ210との系統接続を制御する制御部としても機能する。
I/F部240は、インターネットなどの通信ネットワーク(不図示)を介して、サーバ30と通信可能な有線又は無線の通信インタフェースを含む。I/F部240は、サーバ30とバッテリ装置20との通信(データや情報の送受信)を中継する。
解列リレー250は、電力系統10とバッテリ210との間に設けられ、電力系統10とバッテリ210との間の回路のON/OFFを切り替える。解列リレー250は、本実施形態では、PCS230の制御下で動作し、電力系統10とバッテリ210との系統接続を接続状態又は非接触状態にするスイッチを含む。
サーバ30は、例えば、CPUやメモリなどを含むコンピュータ(情報処理装置)で構成されている。サーバ30は、本実施形態では、電力システム1において、バッテリ装置20から提供される情報を集約及び管理するサーバや外部装置40に情報を提供するサーバとして機能する。
図2は、サーバ30の構成を示す概略ブロック図である。サーバ30は、処理部310と、記憶部320と、インタフェース(I/F)部330と、を含む。処理部310は、CPUに代表されるプロセッサを含み、記憶部320に記憶されたプログラムを実行する。処理部310は、本実施形態では、バッテリ装置20からの情報の集約及び管理に関する処理や外部装置40への情報の提供に関する処理を行う。記憶部320は、RAM、ROM、ハードディスクなどの記憶デバイスを含む。記憶部320には、バッテリ装置20から提供される情報や外部装置40に提供する情報などが記憶されている。I/F部330は、インターネットなどの通信ネットワークを介して、バッテリ装置20や外部装置40と通信可能な有線又は無線の通信インタフェースを含む。I/F部330は、サーバ30とバッテリ装置20との通信やサーバ30と外部装置40との通信を中継する。
図1に戻って、外部装置40は、例えば、CPUやメモリなどを含むコンピュータ(情報処理装置)で構成されている。外部装置40は、サーバ30からの情報が提供される提供先、例えば、ガス、水道、電気などのインフラ事業者、自治体、公共機関、不動産業者などに設置されている。
このような電力システム1では、バッテリ装置20が定置されている地域やその近傍で大規模な地震、災害、事故などが発生した際に、電力系統10とバッテリ210との系統接続が維持されていると、バッテリ210(バッテリ装置20)に起因する火災や感電などの2次災害を併発する可能性がある。
そこで、本実施形態では、大規模な地震、災害、事故などが発生した際に、バッテリ装置20(PCS230)が自らのバッテリ210の状態を推定(判定)し、バッテリ210が危険な状態である場合には、バッテリ210を電力系統10から解列することで、バッテリ210に起因する火災や感電などの2次災害を抑制(防止)する。
以下、電力システム1の処理例について説明する。ここでは、主に、バッテリ装置20の処理例、及び、サーバ30の処理例について説明する。
まず、図3を参照して、本実施形態におけるバッテリ装置20の処理例を説明する。
S1002において、加速度センサ212がバッテリ部211の振動の検知を開始する。加速度センサ212は、上述したように、バッテリ部211に生じている加速度を検出することで、バッテリ部211の振動を検知することができる。加速度センサ212によるバッテリ部211の振動の検知は、地震、災害、事故などの発生を監視するという観点から、電力システム1の動作中においては常に行っていることが好ましい。
S1004において、PCS230は、加速度センサ212によってバッテリ部211の振動が検知されたかどうかを判定する。バッテリ部211の振動が検知されていない場合には、S1002に移行して、加速度センサ212によるバッテリ部211の振動の検知を継続する。一方、バッテリ部211の振動が検知された場合には、S1006に移行する。なお、加速度センサ212によってバッテリ部211の振動が検知されたかどうかの判定は、PCS230の代わりに、BMU217が行ってもよい。
S1006において、PCS230は、加速度センサ212で検知されたバッテリ部211の振動の大きさが閾値を超えているかどうかを判定する。ここで、閾値は、バッテリ210が危険な状態となるときのバッテリ210の振動を基準として予め設定されている。従って、バッテリ部211の振動の大きさが閾値を超えていない場合には、バッテリ部211は危険な状態ではない(即ち、安全な状態である)と推定されるため、S1002に移行して、加速度センサ212によるバッテリ部211の振動の検知を継続する。一方、バッテリ部211の振動の大きさが閾値を超えた場合には、バッテリ部211は危険な状態であると推定されるため、S1008に移行する。
S1008において、PCS230は、バッテリ210を電力系統10から解列するように、電力系統10とバッテリ210との系統接続を制御する。具体的には、PCS230は、解列リレー250において電力系統10とバッテリ210との接続系統を非接続状態にする(電力系統10とバッテリ210との間の回路をOFFに切り替える)ことで、バッテリ210を電力系統10から解列する。このように、解列リレー250を用いることで、簡易な構成でありながら、バッテリ210を電力系統10から解列することを実現することができる。
S1010において、PCS230は、I/F部240を介して、サーバ30に対して、バッテリ210を電力系統10から解列したことを示す解列情報、及び、加速度センサ212で検知されたバッテリ部210の振動に関する振動情報を提供(送信)する。なお、振動情報は、バッテリ210を電力系統10から解列したかにかかわらず、加速度センサ212がバッテリ部211の振動の検知を開始したときから常にサーバ30に提供するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、地震、災害、事故などが発生し、加速度センサ212で検知されるバッテリ部211の振動の大きさが閾値を超えた場合(バッテリ210が危険な状態である場合)に、バッテリ210を電力系統10から解列する。これにより、地震、災害、事故などが発生した場合であっても、バッテリ210に起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。
なお、電力システム1において、バッテリ装置20は、図1に示すように、バッテリ部211及び加速度センサ212を、それぞれが内包する複数のバッテリ210を含んでいる。従って、複数のバッテリ210のそれぞれが内包する加速度センサ212で検知される振動の大きさが異なる(ばらつく)ことがある。このような場合には、複数のバッテリ210のそれぞれが内包する加速度センサ212で検知される振動の大きさの総体に基づいて、即ち、各加速度センサ212で検知される振動の大きさを総合的に判断して、電力系統10と複数のバッテリ210との系統接続を制御するとよい。これにより、複数のバッテリ210を電力系統10から解列する際のバリエーション(自由度)を増やすことができる。
例えば、複数のバッテリ210のそれぞれが内包する加速度センサ212で検知される振動のうち少なくとも1つの振動の大きさが閾値を超えた場合に、複数のバッテリ210を電力系統10から解列する。これにより、バッテリ210に起因する火災や感電などの2次災害が併発される可能性が少しでもある場合には、複数のバッテリ210が電力系統10から解列されるため、安全性を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
また、複数のバッテリ210のそれぞれが内包する加速度センサ212で検知される振動のうち全ての振動の大きさが閾値を超えた場合に、複数のバッテリ210を電力系統10から解列してもよい。これにより、複数のバッテリ210が危険な状態である場合のみ、複数のバッテリ210が電力系統10から解列されるため、バッテリ部211における充放電を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
また、複数のバッテリ210のそれぞれが内包する加速度センサ212で検知される振動のうち過半数の振動の大きさが閾値を超えた場合に、複数のバッテリ210を電力系統10から解列してもよい。これより、複数のバッテリ210のうち過半数のバッテリ210が危険な状態である場合に、複数のバッテリ210が電力系統10から解列されるため、信頼性を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
また、本実施形態では、バッテリ装置20の側、即ち、PCS230でバッテリ210を電力系統10から解列しているが、サーバ30の側、即ち、処理部310でバッテリ210を電力系統10から解列するようにしてもよい。このように、サーバ30から電力系統10とバッテリ210との系統接続を遠隔制御する場合であっても、バッテリ210に起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。但し、この場合には、加速度センサ212がバッテリ部211の振動の検知を開始したら、サーバ30に対して、加速度センサ212によって検知されるバッテリ部211の振動(振動情報)を常に提供(送信)する必要がある。
次に、図4を参照して、本実施形態におけるサーバ30の処理例を説明する。
S2002において、処理部310は、I/F部330を介して、S1010でバッテリ装置20から提供される解列情報及び振動情報を取得する。かかる解列情報及び振動情報は、記憶部320に記憶される。
S2004において、処理部310は、S2002で取得した振動情報を集約することでバッテリ装置20が定置されている地域の災害及び地盤(の強弱)の少なくとも一方を推定して、かかる地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成する。このように、バッテリ装置20が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して推定情報を生成することによって、局所的な防災の観点で有用な情報を得ることができる。
S2006において、処理部310は、I/F部330を介して、外部装置40に対して、S2004で生成した推定情報を提供(送信)する。これにより、局所的な防災の観点で有用な情報を外部装置40と共有することができる。例えば、不動産事業者に設置されている外部装置40に対しては、バッテリ装置20が定置されている地域の地盤に関する推定情報を提供することで、その対価を得ることができる。また、インフラ事業者に設置されている外部装置40に対しては、バッテリ装置20が定置されている地域の災害に関する推定情報を提供することで、インフラ事業者と情報を共有し、安全なインフラサービスの提供に寄与することができる。また、自治体や公共機関に設置されている外部装置40に対しては、バッテリ装置20が定置されている地域の災害及び地盤に関する推定情報を提供することで、より高精度、且つ、精細度なハザードマップの作成に寄与することができる。
また、本実施形態では、サーバ30は、バッテリ210を電力系統10から解列したことを示す解列情報も取得している。従って、サーバ30は、解列情報に基づいて、バッテリ装置20を管理するとよい。例えば、サーバ30は、外部装置40から災害が復旧した旨の情報を取得した場合には、バッテリ装置20に対して、バッテリ210を電力系統10からの解列を解除するように(即ち、電力系統10とバッテリ210との系統接続を復旧させるように)指示を与えることができる。
なお、本実施形態では、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載されていたバッテリを再利用したリユースバッテリを用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、電動スクータ(電動二輪車)で使用するMPP(モバイルパワーパック:携帯型蓄電池)を用いることも可能である。
<実施形態のまとめ>
1. 上述の実施形態の電力システムは、
電力を供給する電力系統(例えば、10)と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置(例えば、20)と、を備えた電力システム(例えば、1)であって、
前記バッテリ装置は、
前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部(例えば、211)と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器(例えば、212)と、をそれぞれが内包する複数のバッテリ(例えば、210)と、
前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部(例えば、230)と、
を含み、
前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
この実施形態によれば、地震、災害、事故などが発生した場合であっても、バッテリに起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。また、この実施形態によれば、複数のバッテリを電力系統から解列する際のバリエーション(自由度)を増やすことができる。
2. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記検知器(例えば、212)は、前記バッテリ部(例えば、211)に生じている加速度を検出する加速度センサを含むことを特徴とする。
この実施形態によれば、加速度センサをバッテリ部の振動を検知する検知部とすることができる。
3. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記複数のバッテリ(例えば、210)は、電動機を動力源として走行する車両に搭載され、前記電動機に電力を供給していたバッテリを再利用したリユースバッテリであることを特徴とする。
この実施形態によれば、バッテリ部の振動を検知する検知器を備えたバッテリを新たに用意する場合と比較して、コスト面や環境面で有利となる。
. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記制御部(例えば、230)は、前記複数のバッテリ(例えば、210)のそれぞれが内包する前記検知器(例えば、212)で検知される振動のうち少なくとも1つの振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統(例えば、10)から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
この実施形態によれば、安全性を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記制御部(例えば、230)は、前記複数のバッテリ(例えば、210)のそれぞれが内包する前記検知器(例えば、212)で検知される振動のうち全ての振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統(例えば、10)から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
この実施形態によれば、バッテリ部における充放電を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記制御部(例えば、230)は、前記複数のバッテリ(例えば、210)のそれぞれが内包する前記検知器(例えば、212)で検知される振動のうち過半数の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統(例えば、10)から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
この実施形態によれば、信頼性を重視(優先)した系統接続の制御を実現することができる。
. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記バッテリ装置(例えば、20)から、前記検知器(例えば、212)で検知された前記バッテリ部(例えば、211)の振動に関する振動情報を取得するサーバ(例えば、30)を更に有し、
前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする。
この実施形態によれば、局所的な防災の観点で有用な情報を得ることができる。
8. 上述の実施形態の電力システムは、
電力を供給する電力系統(例えば、10)と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置(例えば、20)と、を備えた電力システム(例えば、1)であって、
前記バッテリ装置は、
前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部(例えば、211)と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器(例えば、212)と、を内包するバッテリ(例えば、210)と、
前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部(例えば、230)と、
を含み、
前記電力システムは、前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバ(例えば、30)を更に有し、
前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする。
この実施形態によれば、地震、災害、事故などが発生した場合であっても、バッテリに起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。また、この実施形態によれば、局所的な防災の観点で有用な情報を得ることができる。
9. 上述の実施形態の電力システム(例えば、1)では、
前記サーバ(例えば、30)は、前記サーバに接続された外部装置(例えば、40)に前記推定情報を提供することを特徴とする。
この実施形態によれば、局所的な防災の観点で有用な情報を外部装置と共有することができる。
10. 上述の実施形態のバッテリ装置は、
電力系統(例えば、10)から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置(例えば、20)であって、
前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部(例えば、211)と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器(例えば、212)と、をそれぞれが内包する複数のバッテリ(例えば、210)と、
前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部(例えば、230)と、
を有し、
前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする。
この実施形態によれば、地震、災害、事故などが発生した場合であっても、バッテリに起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。また、この実施形態によれば、複数のバッテリを電力系統から解列する際のバリエーション(自由度)を増やすことができる。
11. 上述の実施形態のバッテリ装置は、
電力系統(例えば、10)から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置(例えば、20)であって、
前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部(例えば、211)と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器(例えば、212)と、を内包するバッテリ(例えば、210)と、
前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部(例えば、230)と、
を有し、
前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバ(例えば、30)を有し、
前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする。
この実施形態によれば、地震、災害、事故などが発生した場合であっても、バッテリに起因する火災や感電などの2次災害を抑制することができる。また、この実施形態によれば、局所的な防災の観点で有用な情報を得ることができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:電力システム 10:電力系統 20:バッテリ装置 210:バッテリ 211:バッテリ部 212:加速度センサ 230:PCS

Claims (11)

  1. 電力を供給する電力系統と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置と、を備えた電力システムであって、
    前記バッテリ装置は、
    前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、をそれぞれが内包する複数のバッテリと、
    前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする電力システム。
  2. 前記検知器は、前記バッテリ部に生じている加速度を検出する加速度センサを含むことを特徴とする請求項1に記載の電力システム。
  3. 前記複数のバッテリは、電動機を動力源として走行する車両に搭載され、前記電動機に電力を供給していたバッテリを再利用したリユースバッテリであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力システム。
  4. 前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動のうち少なくとも1つの振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする請求項に記載の電力システム。
  5. 前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動のうち全ての振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする請求項に記載の電力システム。
  6. 前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動のうち過半数の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とする請求項に記載の電力システム。
  7. 前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバを更に有し、
    前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の電力システム。
  8. 電力を供給する電力系統と、前記電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置と、を備えた電力システムであって、
    前記バッテリ装置は、
    前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、を内包するバッテリと、
    前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部と、
    を含み、
    前記電力システムは、前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバを更に有し、
    前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とする電力システム。
  9. 前記サーバは、前記サーバに接続された外部装置に前記推定情報を提供することを特徴とする請求項7又は8に記載の電力システム。
  10. 電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置であって、
    前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、をそれぞれが内包する複数のバッテリと、
    前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記複数のバッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記複数のバッテリのそれぞれが内包する前記検知器で検知される振動の大きさの総体に基づいて、前記電力系統と前記複数のバッテリとの系統接続を制御することを特徴とするバッテリ装置。
  11. 電力系統から供給される電力を蓄電する定置型のバッテリ装置であって、
    前記電力系統から供給される電力を蓄電するためのバッテリ部と、前記バッテリ部の振動を検知する検知器と、を内包するバッテリと、
    前記検知器で検知される前記バッテリ部の振動の大きさが閾値を超えた場合に、前記バッテリを前記電力系統から解列するように、前記電力系統と前記バッテリとの系統接続を制御する制御部と、
    を有し、
    前記バッテリ装置から、前記検知器で検知された前記バッテリ部の振動に関する振動情報を取得するサーバを有し、
    前記サーバは、前記振動情報を集約することで前記バッテリ装置が定置されている地域の災害及び地盤の少なくとも一方を推定して、前記地域の災害及び地盤の少なくとも一方に関する推定情報を生成することを特徴とするバッテリ装置。
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