JP7469123B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両の空調制御に係るものとされ、特に、車両のプレ空調制御に係る車両制御装置の技術分野に関する。
車両は車室内の乗員が快適に過ごせるように、空調制御装置を備えている。また、空調制御装置においては、乗員の乗車前に車室内を快適な状態にしておくためのプレ空調制御を行う場合がある。例えば、下記に示す特許文献1においてプレ空調に関連する技術が開示されている。
特開2015-095971号
電気自動車やハイブリッド車では、プレ空調による電力消費と、車両のモータ走行可能距離を勘案すると、車両走行のためにはなるべくプレ空調を行わない方が望ましい。そのため、例えば車庫や充電スポットなどで充電中であるときや、或いは満充電状態のときだけプレ空調を許可するといったことも考えられる。
しかしこのような制限を行うと、乗員はプレ空調による快適な状態を得られず、満足度が低くなるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、乗員がプレ空調の実行をより的確に判断できるようにすることを目的とする。
本発明に係る車両制御装置は、乗員の乗車前の車室空間の空調動作であるプレ空調を実行する場合の車両の走行可能距離を算出し、算出した走行可能距離に基づく提示情報を生成する提示情報生成部と、プレ空調操作のためのユーザインタフェースにおける提示のために前記提示情報を送信する処理を行う通信処理部と、前記ユーザインタフェースによるプレ空調の操作に基づいてプレ空調指示を行う指示部と、を備える。
例えば携帯端末などで車両のプレ空調の操作を行うユーザに対し、プレ空調を行った場合に走行可能な距離を提示する。
上記した本発明の車両制御装置においては、前記提示情報は、算出した走行可能距離から設定した走行確保距離を減算した提示用走行可能距離を提示する情報であることが考えられる。
走行確保距離とは、固定値又は変動値としての距離であるが、例えば車両走行時の安全確保のために必要とされる距離として設定する。
上記した本発明の車両制御装置においては、前記提示情報生成部は、算出した走行可能距離が所定値以上であるときは、走行可能距離に基づく提示情報を生成しないことが考えられる。
プレ空調を行った場合の走行可能距離がある程度長い場合は、プレ空調操作を行おうとするユーザに対して走行可能距離を提示しない。
上記した本発明の車両制御装置においては、前記提示情報生成部は、周囲環境の判定結果を走行可能距離の算出に用いることが考えられる。
例えば周囲の温度、車室内温度、天候、道路状況などが周囲環境として想定され、それに応じた設定温度との差などを考慮して、走行可能距離を算出する。
上記した本発明の車両制御装置においては、前記提示情報生成部は、走行可能距離と目的地の情報に基づいて前記提示情報を生成することが考えられる。
例えば目的地の情報に基づいて、目的地までの距離、経路上の施設、道路などの判定結果を提示情報に反映させる。
本発明によればユーザ(乗員)は、プレ空調をするか否かを、走行可能距離を勘案して決めることができ、プレ空調による快適な車内空間を享受できる機会を増やすことができる。
本発明の実施の形態が適用される車両を含む全体構成の説明図である。 実施の形態の車両の構成例を示すブロック図である。 実施の形態のユーザ端末の構成例を示すブロック図である。 実施の形態のユーザ端末における情報提示例の説明図である。 実施の形態のユーザ端末の処理のフローチャートである。 実施の形態の車両制御装置の処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の提示情報生成処理のフローチャートである。 実施の形態のユーザ端末における情報提示例の説明図である。 第2の実施の形態の提示情報生成処理のフローチャートである。 実施の形態のユーザ端末における情報提示例の説明図である。
<1.全体の構成>
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態として、車両を含む全体の構成について説明する。
図1は、車両100についてのプレ空調制御を行うためのシステム構成の全体を示したものである。当該システムは、車両100とユーザ端末200とサーバ装置300と通信ネットワーク400とを備えている。
車両100とユーザ端末200とサーバ装置300は、通信ネットワーク400を介して相互にデータ通信が可能とされている。
車両100は、内部空間が車室空間101とされている。
ユーザ端末200は、車両100に乗車予定の乗員(以降「ユーザ」とも記載)が使用する携帯電話、スマートフォン、PC(Personal Computer)などの端末装置とされる。
例えば、ユーザ端末200には、車両100についての各種制御を行うことが可能な専用のアプリケーションソフトウェア(以降、単に「専用アプリ」とも記載する)がインストールされている。ユーザは、ユーザ端末200上で専用アプリを起動して使用することにより、車両100についての各種操作が可能とされており、本実施の形態では、ユーザは専用アプリを用いることで、車両100と離れた状態で、プレ空調の操作を行うことが可能とされている。
なお専用アプリでは、A地点からB地点までの移動経路を検索する処理が実行可能とされる場合もある。例えば、ユーザ又は車両100の現在位置から目的地まで移動するための移動経路の検索などである。
車両100についての制御を行うためのアプリと移動経路を検索するためのアプリが異なるアプリであってもよい。
サーバ装置300は、専用アプリによる各種処理の一部を実行するPCなどの端末装置である。サーバ装置300は、例えば、専用アプリの移動経路検索要求に応じて、検索結果を抽出しユーザ端末200に送信する処理などを実行可能である。
そのために、サーバ装置300は、例えばAPI(Application Programming Interface)機能などを備えて構成されていてもよい。
サーバ装置300は、各種の処理を実行するためのDB(Database)301を備えている。DB301は、例えば検索処理に用いられる検索DBである。その他にも、DB301には、専用アプリで実行される各種の処理に用いられる情報が記憶されていてもよい。
なお専用アプリが、ユーザ端末200と車両100との通信を行うのみでプレ空調の制御を行う例も考えられ、その場合、ここでいうサーバ装置300が設けられないシステム構成も考えられる。
通信ネットワーク400の構成は特に限定されるものではなく、携帯電話回線網、移動体通信網、インターネット、イントラネット、エキストラネットなどが想定される。
<2.車両の構成>
車両100は、プレ空調制御を含む各種制御を行うための車両制御装置1を備えている。
車両100についての具体的な構成について、図2を参照して説明する。なお、以下の説明においては、エンジンを搭載せずモータのみを用いることにより走行する電気自動車としての車両100を例に挙げるが、HEV(Hybrid Electric Vehicle)車両としての車両100であってもよい。
車両100は、モータ制御部4、トランスミッション制御部5、操舵制御部6、ブレーキ制御部7、無線通信制御部8、空調制御部9、プレ空調制御部10、センサ・操作子類11、バス12などを備えている。
モータ制御部4、トランスミッション制御部5、操舵制御部6、ブレーキ制御部7、空調制御部9、プレ空調制御部10、無線通信制御部8は、それぞれCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有するマイクロコンピュータを備えて構成され、互いがバス12を介してデータ通信可能に接続されている。
モータ制御部4は、アクセル操作などによる要求駆動力に基づいてモータ駆動部を制御することで、モータジェネレータの動作制御を行う。モータ駆動部は、モータジェネレータの駆動回路を有する電気回路部として構成されている。
モータ制御部4は、モータ要求駆動力に基づき、モータジェネレータを力行回転させるべき場合はモータ駆動部に対する指示を行ってモータジェネレータを力行回転させ、モータジェネレータを回生回転させるべき場合にはモータ駆動部に対する指示を行ってモータジェネレータを回生回転させる。
モータ制御部4は、モータジェネレータの電源として車両100が備える走行用バッテリーの充電状態などの情報(SOC:State Of Charge)を監視し、SOCに応じてモータジェネレータの出力制限などを行う。
トランスミッション制御部5は、車両100に設けられた所定のセンサからの検出信号や操作子による操作入力情報等に基づき、トランスミッション関連アクチュエータとして設けられた各種のアクチュエータを制御する。
トランスミッション関連アクチュエータとしては、例えば車両100が有する自動変速機の変速制御を行うための変速用アクチュエータや、前後進切替機構の動作を制御するための前後進切替用アクチュエータ等が設けられる。
例えば、トランスミッション制御部5は、所定の変速パターンに従い変速信号を変速用アクチュエータに出力して変速制御を行う。また、トランスミッション制御部5は、運転者の指示に基づき前後進切替用アクチュエータを制御して車両100の前進/後退の切り替えを行う。
操舵制御部6は、運転者のハンドル操作等に基づいて操舵アクチュエータ(例えばパワーステアリングモータ等、操舵角を変更可能に設けられたアクチュエータ)の駆動制御を行い、操舵角の制御を行う。
ブレーキ制御部7は、車両100に設けられた所定のセンサからの検出信号や操作子による操作入力情報等に基づき、ブレーキ関連アクチュエータとして設けられた各種のアクチュエータを制御する。
ブレーキ関連アクチュエータとしては、例えば、ブレーキブースターからマスターシリンダへの出力液圧やブレーキ液配管内の液圧をコントロールするための液圧制御アクチュエータ等、ブレーキ関連の各種のアクチュエータが設けられる。
ブレーキ制御部7は、所定のセンサ(例えば車軸の回転速度センサや車速センサ)の検出情報から車輪のスリップ率を計算し、スリップ率に応じて上記の液圧制御アクチュエータにより液圧を加減圧させることで、所謂ABS(Antilock Brake System)制御を実現する。
無線通信制御部8は、通信ネットワーク400を介して、ユーザ端末200やサーバ装置300との間で通信を行う。例えば、無線通信制御部8は、ユーザ端末200からプレ空調制御の実施要求などプレ空調制御に関する要求や、目的地や、経路情報などを受信する。
空調制御部9は、空気の圧縮を行う圧縮機(コンプレッサ)や膨張弁、送風ファンなどを制御することにより、車室空間101の冷暖房機能を実現する。例えば、圧縮機や膨張弁によって冷媒の圧縮や膨張が行われることにより蒸気圧縮冷凍サイクルを利用した空気の冷却や加熱が行われる。
空調制御部9は、操作子の操作等に応じて圧縮機等を駆動し、車室空間101を設定温度(目標温度)に近づけるための空調制御を行う。
プレ空調制御部10は、空調制御部9に対する制御情報を出力することにより、車室空間101のプレ空調制御を行う。プレ空調制御は、ユーザが車両100に乗車する前から行われる空調制御であり、ユーザが車両100に乗車した時点で既に快適と感じるような車室空間101を提供するために実行されるものである。
プレ空調制御を行うためにプレ空調制御部10が空調制御部9に対して出力する制御情報は、例えば空調実行の指示や設定温度の指示などである。
プレ空調制御部10には、CPU,ROM,RAM等によって各種の機能が構築される。
具体的に、プレ空調制御部10には、各機能として、提示情報生成部21、通信処理部22、指示部23が構築されている。
提示情報生成部21は、乗員の乗車前の空調動作であるプレ空調を実行する場合の車両100の走行可能距離を算出し、算出した走行可能距離に基づく提示情報を生成する処理を行う。
走行可能距離とは、例えばバッテリー残量に応じて求められる走行可能距離であるが、例えばエアコンを含む電装品の消費電力を考慮して求められることが好適である。また現在の車室空間の温度、外気温などと空調の設定温度の差も消費電力に影響を与える。このため例えば提示情報生成部21は、周囲環境の判定結果を走行可能距離の算出に用いることがある。例えば周囲の温度、車室内温度、天候、時間帯(夜間/昼)、道路状況などが周囲環境として想定され、それに応じた設定温度との差などを考慮して、走行可能距離を算出する。
また提示情報とは、ユーザ端末200においてユーザに対して提示する情報である。提示情報生成部21は、提示情報には算出した走行可能距離に基づく提示用走行可能距離を含むようにする。提示用走行可能距離とは、例えば算出した走行可能距離から後述する走行確保距離を減算した距離である。
また提示情報生成部21は例えば目的地の情報に基づいて、目的地までの距離、経路上の施設、道路などの判定結果を提示情報に反映させることもある。
通信処理部22は、ユーザ端末200との間のプレ空調に関する通信の処理を行う。通信処部22は、例えばユーザ端末200でのユーザインタフェース(専用アプリによる画面)における提示のために、提示情報生成部21が生成した提示情報を無線通信制御部8によりユーザ端末200に送信させる制御を行う。
指示部23は、ユーザ端末200でのユーザインタフェースによるプレ空調の操作に基づいてプレ空調指示を行う。例えば指示部23は、空調の実行や設定温度などを空調制御部9に対して指示する。空調制御部9は、指示内容に基づいて空調制御を行う。これにより、車両100の車室空間101においてプレ空調が実現される。
センサ・操作子類11は、自車両に設けられた各種のセンサや操作子を包括的に表している。センサ・操作子類11が有するセンサとしては、自車両の速度を検出する車速センサ11a、アクセルペダルの踏込み量からアクセル開度を検出するアクセル開度センサ11b、車室空間101の温度や車外の気温を測定する温度センサ11c、車室空間101の湿度や車外の湿度を測定する湿度センサ11dなどがある。
また、図示は省略したが、センサ・操作子類11は、他のセンサとして、自車走行路の勾配を検出する勾配センサ、乗員の有無を検出するセンサ、運転支援等のために車外環境を撮像するカメラ等も有する。
また、操作子としては、車両制御装置1の起動/停止を指示するためのスタートスイッチなどがある。
<3.ユーザ端末の構成>
図3はユーザ端末200の構成例を示している。
ユーザ端末200は、CPU31、ROM32、RAM33、バス34、入出力インタフェース35、入力部36、出力部37、記憶部38、通信部39、メディアドライブ40などを備えて構成されている。
CPU31は、ROM32に記憶されているプログラム、または記憶部38からRAM33にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM33にはまた、CPU31が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU31、ROM32、およびRAM33は、バス34を介して相互に接続されている。また、バス34には、入出力インタフェース35も接続されている。
入出力インタフェース35には、入力部36、出力部37、記憶部38、通信部39、メディアドライブ40が接続されている。
入力部36はキーボード、マウス、タッチパネル、マイクなどにより構成される。
出力部37はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどにより構成される。
記憶部38はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などにより構成される。
通信部39は通信ネットワーク400を介しての通信処理や機器間通信を行う。
メディアドライブ40には、必要に応じて磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア41が装着され、リムーバブルメディア41に対する情報の書き込みや読み出しが行われる。
ユーザ端末200では、通信部39による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われる。またリムーバブルメディア41を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU31が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、ユーザ端末200としての必要な情報処理や通信が実行される。
ユーザ端末200には、CPU31,ROM32,RAM33等によって各種の機能が構築される。
具体的には、ユーザ端末200には、上述した専用アプリ51としての機能や通信制御部53としての機能が構築される。
通信制御部53は車両100やサーバ装置300との通信処理を行う機能である。
専用アプリ51は、ユーザが車両から離れた場所で、少なくともプレ空調の操作を行うことができるようにするアプリケーションプログラムである。
本実施の形態の場合、ユーザ端末200における専用アプリ51の起動時には、一例として、図4のようにユーザ端末200のディスプレイにおいてプレ空調操作画面201が表示される。
このプレ空調操作画面201には、例えば提示内容202、開始ボタン203、キャンセルボタン204が表示される。
ここでは提示内容202は、プレ空調制御部10が生成した提示情報を含む内容であり、具体的には走行可能距離の提示を含んでいる。例えば「今、プレ空調すると、あと15km走行できます。プレ空調しますか?」というように、ユーザに、プレ空調を行うことによる走行可能距離を提示し、ユーザはこれを確認して開始ボタン203又はキャンセルボタン204を操作できるようにしている。
このように、専用アプリ51は、単にプレ空調の遠隔操作を可能とするだけでなく、プレ空調を行った場合の走行可能距離を提示して、ユーザがプレ空調の実行判断をすることができるようにする。
<4.第1の実施の形態の処理例>
第1の実施の形態の処理例を説明する。図5は専用アプリ51が起動されているユーザ端末200のCPU31が実行する処理、図6は車両100のプレ空調制御部10の処理を示している。
図5のステップS101は、ユーザ端末200における専用アプリ51の起動処理を示している。専用アプリ51が起動されたユーザ端末200では、専用アプリ51が提供する画像が画面201に表示される。
ここで、専用アプリ51において、図4のようなプレ空調操作画面201の表示が求められたとする。その場合ユーザ端末200のCPU31は処理をステップS102からステップS103に進め、車両100に対してプレ空調に関する情報要求を送信する処理を行う。この場合、CPU31は、単に提示情報を要求する要求情報のみを送信してもよいし、要求情報とともに目的地の情報、目的地までの経路の情報などを送信してもよい。例えば専用アプリ51がナビゲーション機能も備えている場合、そのナビゲーション機能において設定された目的地や経路の情報を送信することができる。
車両100のプレ空調制御部10は、ユーザ端末200からの情報要求を受信すると、図6のステップS201からステップS202に進み、提示情報生成処理を行う。
提示情報の生成処理例は図7で後述するが、上述のようにプレ空調を行った場合の走行可能距離の情報を含む。
プレ空調制御部10は、提示情報を生成したら、図6のステップS203で提示情報のユーザ端末200への送信処理を行う。これによりユーザ端末200に走行可能距離を含む提示情報が送信される。
ユーザ端末200のCPU31は、提示情報を受信すると、図5のステップS104からステップS105に処理を進め、図4のように提示情報に基づく提示内容202と、開始ボタン203と、キャンセルボタン204を含むプレ空調操作画面201を表示させる。そしてユーザの操作を待機する。
ユーザは、提示内容202により、走行可能距離を確認した上でプレ空調操作を行うか否かを判断できる。その間CPU31は、ステップS105でプレ空調操作画面201を表示させたまま、ステップS106、S108でユーザ操作を待機する。
ユーザが開始ボタン203を操作した場合は、CPU31はステップS106からステップS107に進み、プレ空調操作情報を車両100に送信する処理を行う。
一方、ユーザがキャンセルボタン204を操作した場合は、CPU31はステップS108からステップS109に進み、キャンセル信号を車両100に送信する処理を行う。
そして、ステップS107又はステップS109からステップS110に進み、プレ空調操作画面201を終了させる。
車両100のプレ空調制御部10は、提示情報を送信した後は図6のステップS204,S206でユーザ端末200からの操作情報を待機する。
ユーザ端末200からのプレ空調操作情報を受信したら、プレ空調制御部10はステップS204からステップS205に進み、空調制御部9に対してプレ空調開始指示を送信し、車室空間101における空調を実行させる。
一方、ユーザ端末200からのキャンセル情報を受信したら、プレ空調制御部10はステップS206から今回のプレ空調に関する処理を終える。
以上のようにユーザ端末200と車両100のプレ空調制御部10で、処理や通信が行われることで、ユーザは、プレ空調操作を行うために専用アプリ51のプレ空調操作画面201を開いたときに、プレ空調を行った場合の走行可能距離を確認できる。車両100から送信される提示情報として走行可能距離が含まれているためである。
ここで、図6のステップS202の提示情報生成処理例を図7で説明する。図7はステップS202を詳しく示したものである。
ユーザ端末200からの提示情報要求を受信した場合、プレ空調制御部10は図7のステップS220として、まず目的地や経路の情報が受信されたか否かで処理を分岐する。
受信した情報に目的地や経路の情報が含まれていない場合は、プレ空調制御部10はステップS230以降の処理を行う。
ステップS230でプレ空調制御部10は環境判定を行う。例えばプレ空調制御部10はセンサ類11による検出情報から現在の車室空間101の温度、外気温などの温度環境を判定する。また湿度や天候、時間帯(夜間/昼)を判定する場合もある。これらの情報は例えばサーバ装置300と通信して取得してもよい。
ステップS231でプレ空調制御部10は、走行確保距離を設定する。走行確保距離とは、例えば車両走行時の安全確保のために必要とされる距離とする。目的地が不明の場合、走行可能距離は、例えば1kmなどの固定値とする。もちろんこれは一例である。固定値としての距離はユーザが予め選択できるようにしてもよいし、地域や時期に応じて決められてもよい。例えば寒冷地では温暖な地域より距離を長めにしたり、冬期は夏期より距離を長めにしたりするなども考えられる。
ステップS232でプレ空調制御部10は、走行可能距離を算出する。これは、これからプレ空調を行ったとして、現在のバッテリー残量、空調による電力消費、ヘッドライトや速度表示パネル等の走行中に必要な電装品の電力消費、さらには車載ナビゲーション装置、カーステレオ等の電装品の電力消費なども考慮して、走行駆動力として使用できる電力量を求め、それによって走行可能と推定される走行距離を算出することになる。つまりここで求める走行可能距離は、現在からプレ空調を開始したとして、後どれくらい走行できるかという推定値となる。
この場合に、ステップS230での環境判定の結果を反映させた計算を行うことで推定精度を上げることができる。即ち現在の温度状況と設定温度との差により、空調に使用する電力量の推定精度を高めることができる。また時間帯(例えば夜間であるか否か)で、ヘッドライト等で消費される電力量の推定精度を高めることができる。また天候によってはワイパー動作、空調の除湿動作等も関係するため、それらの消費電力の推定精度を高めることができる。
従って、環境判定結果を考慮し、現在のバッテリー残量から、空調強度、使用される電装品の種別や頻度などに応じた電力を除いて、走行に使用できる電力を求めることで、走行可能距離の推定精度を高めることができる。
ステップS233でプレ空調制御部10は、提示用走行可能距離を算出する。ステップS232で算出した走行可能距離をそのまま表示させるのではなく、算出した走行可能距離から、ステップS231で設定した走行確保距離を減算した距離を、提示用走行可能距離とする。
例えば算出した走行可能距離が16kmであり、走行確保距離が1kmであったとすると、提示用走行可能距離は15kmとする。
走行確保距離は、不測の事態が生じたときに、乗員及び車両100の安全確保のために必要な走行距離である。例えば、走行車線から路肩や駐車スペースなどに移動させるのに必要な走行距離としている。
ユーザに対しては、走行確保距離を除いた距離を提示することで、ユーザが想定する走行距離に含まれない走行可能な距離を確保し、不測の事態にも対応できる可能性を高くする。
ステップS234でプレ空調制御部10は、周辺施設チェックを行う。プレ空調制御部10は、例えば車載のナビゲーションシステム等から車両の現在位置の周辺施設の情報を取得し、提示情報に反映させることもできる。なお、このステップS234は行われないことも考えられる。
ステップS235でプレ空調制御部10は、提示情報内容を設定する。少なくともステップS233で求めた提示用走行可能距離は、提示情報に含まれるようにする。加えてステップS234でチェックした現在位置の周辺施設に応じた情報を提示情報に含めるようにしてもよい。
このように内容が設定された提示情報は、図6のステップS203でユーザ端末200に対して送信され、図4のようにプレ空調操作画面201が表示されるとになる。
図7のステップS220で、受信した情報に目的地や経路の情報が含まれていると判定した場合は、プレ空調制御部10はステップS240以降の処理を行う。
ステップS240でプレ空調制御部10は、上述のステップS230と同様に環境判定を行う。
ステップS241でプレ空調制御部10は、目的地までの経路状況の判定を行う。例えば経路上の施設、特に充電可能な施設の有無を判定したり、或いは道路種別(高速道路、一般道路、峠道など)を判定したりすることが考えられる。
ステップS242でプレ空調制御部10は、走行確保距離を設定する。この場合は、走行確保距離は、固定値とはせずに、目的地や目的地までの経路に応じて設定することが考えられる。例えば目的地が近隣である場合、経路が都市部であって充電スタンドが充実している場合、路肩が広い道路ばかりである場合、峠道や農村地区であって緊急時に比較的長い距離の走行が必要となる場合、など様々な経路状況に応じて、走行確保距離を可変設定する。安全確保のために最低限必要とされる距離は、道路状況や地域に応じて異なると考えられるため、目的地や経路が判定できるのであれば、それに応じて走行確保距離を設定する。但し、このステップS242でも走行確保距離を固定値する例も考えられる。
ステップS243でプレ空調制御部10は、走行可能距離を算出する。これはステップS232と同様の処理となるが、加えて、目的地や経路の情報を反映させることが考えられる。例えば目的地まで高速道路で走行する場合、走行時の消費電力を多く見積もるなどである。
ステップS244でプレ空調制御部10は、提示用走行可能距離を算出する。ステップS243で算出した走行可能距離からステップS242で設定した走行確保距離を減算した距離を、提示用走行可能距離とする。
ステップS245でプレ空調制御部10は、経路上施設チェックを行う。特にこの場合は地図情報等の参照や或いはサーバ装置300等との通信を行い、より広い範囲、例えば経路上及び経路の周辺範囲で充電可能な施設などのチェックを行うようにする。一例として、経路を一時的に外れて1~2km程度で到達できる施設であるとか、時間にして経路を外れて10分程度で到達できる施設などを含めて検索する。友人の家など、ユーザが登録した場所を含めてチェックするようにしてもよい。
なお、このステップS245の処理はステップS241の段階で同時に行うようにしてもよい。
ステップS246でプレ空調制御部10は、提示情報内容を設定する。この場合、ステップS244で求めた提示用走行可能距離が提示情報に含まれるようにする。加えてステップS241やステップS245で求めた目的地や経路に応じた情報も含めるようにすることで、目的地や周辺施設等に応じた表示も行われるようにする。
このように内容が設定された提示情報は、図6のステップS203でユーザ端末200に対して送信されることになる。
以上のような処理が行われることで、ユーザ端末200において図5のステップS105で表示されるプレ空調操作画面201を、以下の例のようにすることができる。
まず目的地がわかっていない場合は次の例がある。
例えば専用アプリ51側でナビゲーション機能と連動していないとき、或いはナビゲーション機能を起動させていても、ユーザが目的地を設定していない場合は、車両100側に目的地や経路の情報が送信されない。このため図7のステップS220で目的地等の情報がないとされ、ステップS230以降の処理で提示情報が生成される。
この場合、プレ空調操作画面201としては。図4のような表示例により、ユーザにプレ空調を行うか否かを判断させることができる。
目的地は決まっているが、ユーザがナビゲーション機能を起動する必要がないような場合も同様となる。例えばいつものスーパーマーケットと家の往復などの場合に、ユーザはプレ空調操作をさせるか否か図4のようなユーザインタフェース上で判断できる。
ステップS234、S235の処理で、車両100の周辺施設をチェックして提示情報に反映させる場合、例えば「今プレ空調をすると、あと〇〇km走れます。最も近くで▲▲km以内に充電ポイントがあります。プレ空調しますか?」と表示して判断を促してくれるようにすることも考えられる。
またそのような場合のために、充電ポイントは一般に公開されているものに加え、自分の知り合いや充電させてくれるあてがある所を、ユーザが事前に登録する事が可能としてもよい。例えば車両100のナビゲーション装置側で登録したり、専用アプリ51で登録したりする。
その場合、ステップS234、S235の処理で、登録した場所も充電ポイントとして、提示情報に含めるようにすることができる。
またステップS234に相当する処理を、ユーザ端末200側のナビゲーション機能により実行し、上記の充電ポイント案内等をユーザ端末200側で提示内容202に加えるようにしてもよい。
例えば専用アプリ51或いは他のアプリケーションとしてユーザ端末200でナビゲーション機能が起動されており、提示情報要求とともに目的地や経路の情報が車両100側に送信される場合、図7のステップS240以降の処理で提示情報が生成される。
目的地がわかっている場合であるため、ステップS246で目的地や経路に応じた提示情報内容が設定できる。
このためユーザ端末200のプレ空調操作画面201では、例えば図8のようなメッセージを含む提示内容202を表示することが考えられる。
即ち「今プレ空調をすると、あと○○km走れます。目的地まで到着できます。プレ空調しますか?」と表示させてユーザに判断を促す。
或いは、「今プレ空調をすると、あと○○km走れます。目的地まで到着できませんが、経路途中の充電ポイントまでは行けます。プレ空調しますか?」というような内容となることも想定される。
或いは、「今プレ空調をすると、あと○○km走れます。目的地までの経路で充電ポイントがありません。」というような内容となることも想定される。
またこれらの場合に、単に開始ボタン203、キャンセルボタン204の操作だけではなく、「近場の充電ポイントを立ち寄りスポットとする」或いは「充電ポイントには立ち寄らないがプレ空調する」をユーザが選択できるようにしてもよい。
<5.第2の実施の形態>
第2の実施の形態としての提示情報生成処理例を図9に示す。即ち図6のステップS202で図7に代えて行われるようにする処理例である。
図9において図7と異なるのはステップS251,S252,S253が加えられた点である。その他のステップは同様であるため重複説明は避ける。
ステップS251,S252は、ステップS243、S232で算出された走行可能距離が、所定値以上であるかを判定する処理である。所定値以上であるときはステップS253に進み、距離提示不要判定を行い、その旨を図6のステップS203でユーザ端末200に送信する。その場合、ユーザ端末200では、提示情報の送信が無いことに応じて、例えば図10のように、プレ空調操作画面201で走行可能距離は表示せず、開始ボタン203とキャンセルボタン204を表示する。
走行可能距離が、所定値以上でなければ、ステップS233以降の処理、又はステップS244以降の処理が行われ、図4又は図8のような表示が行われる。
即ちこの図9の処理例は、走行可能距離が短い場合、例えばフル充電時の走行可能距離の30%以下などのときには、ユーザに走行可能距離を示してプレ空調操作の判断をさせるが、走行可能距離が十分に長いときは、そのような必要性は少ないため、プレ空調操作画面201で走行可能距離は表示せず、操作のみ可能とする例である。
<他の処理例>
上述した例では、プレ空調制御部10において走行可能距離の算出及びそれに応じた提示情報の生成を行うものとした。
変形例としては、これらの処理をユーザ端末200における専用アプリ51に基づくCPU31の処理として実行することが考えられる。
例えばCPU31は、車両100から現在のSOCや、センサ類11(温度センサ11c等)の検出値などの送信を受けるようにし、図7のステップ230からステップS235の処理、或いはステップS240からステップS245の処理を実行するようにする。そして生成した提示情報を図4,図8のように表示する。
このようなユーザ端末200側の処理によっても、ユーザに走行可能距離を提示した上でプレ空調操作の判断を促すことができる。
<まとめ及び変形例>
以上の実施の形態では次のような効果が得られる。
実施の形態の車両制御装置1は、乗員の乗車前の車室空間101の空調動作であるプレ空調を実行する場合の車両の走行可能距離を算出し、算出した走行可能距離に基づく提示情報を生成する提示情報生成部21と、プレ空調操作のためのユーザインタフェースにおける提示のために提示情報を送信する処理を行う通信処理部22と、ユーザインタフェースによるプレ空調の操作に基づいてプレ空調指示を行う指示部23を備えている。
これによりユーザ端末200で車両のプレ空調の操作を行うユーザに対し、プレ空調を行うことによる走行可能な距離を提示することができる。
従ってユーザは、プレ空調を行ったとしても走行可能である距離を確認した上で、プレ空調を行うか否かを決めることができる。例えば比較的近い場所へ行くのであれば、提示される走行可能距離が短くてもプレ空調を実行させるなど判断できる。
走行可能距離が短くなってしまうプレ空調は、車両のバッテリー充電中やフル充電状態の場合に実行を許可するということも考えられるが、本実施の形態によれば、ユーザの判断によって、走行可能距離が短い場合でもプレ空調が実行されるようにすることができることで、ユーザの満足度を向上させることができる。
なお空調用の電源としては、モータ駆動用の高電圧バッテリーを想定するが、空調用の電源として別のバッテリーを用いる場合も実施の形態の動作は有用である。空調用のバッテリーに対する回生電力による充電により車両走行距離に影響を与える場合があるためである。
第1,第2の実施の形態では、提示情報は、算出した走行可能距離から設定した走行確保距離を減算した提示用走行可能距離を提示する情報である例を挙げた。
プレ空調を行っても走行可能な距離としてメッセージ202で提示用走行可能距離が示されるが、これは、安全確保のための必要とされる走行確保距離を減算した値である。つまりユーザが通常の車両の走行として想定すればよい距離となる。もし、ユーザが、ぎりぎりの距離であってもプレ空調を動作させたときに、何らかのアクシデントがあったとしても、最低限の緊急走行は可能となる。例えば走行中の車線から路肩のある場所に移動するなどの走行ができるような余裕を持たせた上で、走行可能距離が提示される。
これにより、フル充電でない状態でプレ空調を許可したとしても、プレ空調のために走行不能となってしまって安全が確保できないといった事態を回避できる。
第2の実施の形態では、提示情報生成部21は、算出した走行可能距離が所定値以上であるときは、走行可能距離に基づく提示情報を生成しない例を挙げた。
プレ空調を行った場合の走行可能距離が所定値以上であれば、プレ空調を行っても、十分に走行可能であるとすると、走行可能距離を提示する必要性は小さい。この場合に走行可能距離を提示しないことで、ユーザにとってプレ空調の操作を、特に走行可能距離を気にせずに行わせるようにすることができる。
第1の実施の形態では、提示情報生成部21が、周囲環境の判定結果を走行可能距離の算出に用いる例を説明した。
例えば周囲の温度、車室内温度、天候、道路状況などが周囲環境として想定され、それに応じた設定温度との差などを考慮して、走行可能距離を算出する。これにより、現在の車両のおかれた状況に応じてより精度の高い走行可能距離をユーザに提示できるようになる。
第1の実施の形態では、提示情報生成部21が、走行可能距離と目的地の情報に基づいて前記提示情報を生成する例を説明した。
例えば目的地の情報に基づいて、目的地までの距離、経路上の施設、道路などの判定結果を提示情報に反映させる。これにより、車両の走行目的に沿って、ユーザにプレ空調を行うか否かを選択させるようにすることができる。
1 車両制御装置
4 モータ制御部
8 無線通信制御部
9 空調制御部
10 プレ空調制御部
11 センサ・操作子類
21 提示情報生成部
22 通信処理部
23 指示部
31 CPU
51 専用アプリ
53 通信制御部
100 車両
101 車室空間
200 ユーザ端末
201 プレ空調操作画面
202 提示内容
203 開始ボタン
204 キャンセルボタン

Claims (4)

  1. 乗員の乗車前の車室空間の空調動作であるプレ空調を実行する場合の車両の走行可能距離を算出し、算出した走行可能距離に基づく提示情報を生成する提示情報生成部と、
    プレ空調操作のためのユーザインタフェースにおける提示のために前記提示情報を送信する処理を行う通信処理部と、
    前記ユーザインタフェースによるプレ空調の操作に基づいてプレ空調指示を行う指示部と、を備え、
    前記提示情報生成部は、
    前記提示情報を、算出した走行可能距離から、設定した走行確保距離を減算した提示用走行可能距離を提示する情報とするとともに、
    目的地の情報を取得した場合は、目的地までの経路状況に応じて前記走行確保距離を可変設定したうえで前記提示用走行可能距離を算出する
    車両制御装置。
  2. 前記提示情報生成部は、算出した走行可能距離が所定値以上であるときは、走行可能距離に基づく提示情報を生成しない
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記提示情報生成部は、周囲環境の判定結果を走行可能距離の算出に用いる
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車両制御装置。
  4. 前記提示情報生成部は、目的地の情報を取得した場合、目的地又は目的地までの経路における周辺施設情報に基づいて、充電可能場所に関する情報を前記提示情報に含めるようにする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両制御装置。
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