JP7468445B2 - 内燃機関のシリンダ内除湿システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の停止中にシリンダ内で凝縮水が発生することを抑制する、内燃機関のシリンダ内除湿システムに関する。
従来、EGRクーラの下流側に水分吸着装置を設けることで、排ガス中の水分がEGRクーラにより冷却されて発生する凝縮水を吸水除去する技術が知られている。
例えば特許文献1では、通常の再循環経路に加えてパージ経路が増設されており、2つの水分吸着部と、それぞれの水分吸着部の流入側と流出側に接続されている流路を切り替える切替弁と、を有している。そして引用文献1では、切替弁を用いて、一方の水分吸着部をEGRの再循環経路に接続するとともに、他方の水分吸着部をパージ経路に接続している。これにより、一方の水分吸着部で吸水除去を続けながら、並行して、他方の水分吸着部における再生(乾燥)を行っている。そして、切替弁を用いることで、乾燥させた他方の水分吸着部をEGRの再循環経路に接続するとともに、吸水した一方の水分吸着部をパージ経路に接続している。
特開2018-25109号公報
しかしながら、特許文献1において吸水除去される対象は、再循環経路を流れる排ガス中に含まれる水分のうち、EGRクーラの冷却により発生した凝縮水であり、再循環経路を流れる排ガス中には依然として水分が含まれている。また、特に過給機が搭載されているような場合、過給機によって圧縮された吸気にも水分が含まれている。
これにより、シリンダ内においては、吸気マニホルドからの吸気と再循環経路からの排気の混合気が入ってくるが、内燃機関の停止後には、この流入した混合気が自然冷却されることでシリンダ内にて凝縮水が発生する場合がある。また、内燃機関の停止後に吸気マニホルド内において発生した凝縮水がシリンダ内にまで流れ落ちる、あるいはシリンダ内に向かって飛び散る場合がある。内燃機関の停止後にシリンダ内で凝縮水が発生したりシリンダ内に凝縮水が流入したりした場合には、例えばインジェクタの腐食等が発生する場合があるので、好ましくない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、内燃機関の停止中において、シリンダ内での凝縮水の発生やシリンダ内への凝縮水の流入を抑制することができる、内燃機関のシリンダ内除湿システムを提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の発明は、内燃機関の停止中にシリンダ内で凝縮水が発生することを抑制する、内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、前記内燃機関の吸気マニホルド内の吸気通路に配置されて伸長と圧縮が可能な吸排水部材と、前記吸排水部材を伸長及び圧縮させるアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置と、を有し、前記吸排水部材は、圧縮された場合は前記吸気通路を開口するとともに吸着している水分を排出し、伸長された場合は前記吸気通路を塞ぐが吸気は通過可能であり、通過させた吸気に含まれている水分及び前記吸気通路内を伝ってくる水分を吸着し、前記制御装置は、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出部と、検出した前記運転状態に基づいて、少なくとも前記内燃機関の停止中は前記吸排水部材を伸長させるように前記アクチュエータを制御する吸排水制御部と、を有する、内燃機関のシリンダ内除湿システムである。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、前記制御装置は、前記吸排水制御部にて前記内燃機関の停止直前に前記アクチュエータを制御して前記吸排水部材を伸長し、前記内燃機関の始動とともに前記アクチュエータを制御して前記吸排水部材を圧縮する、内燃機関のシリンダ内除湿システムである。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明に係る内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、前記吸排水部材は、前記吸気マニホルドの前記吸気通路における吸気出口の側に配置されている、内燃機関のシリンダ内除湿システムである。
次に、本発明の第4の発明は、上記第1の発明~第3の発明のいずれか1つに係る内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、前記内燃機関は、排気の一部を吸気に戻すEGRシステムを有しており、前記EGRシステムにおける排気の一部を吸気に戻すEGR配管は、EGRガスの流入側が、排気マニホルドまたは前記排気マニホルドよりも排気の下流側の排気管に接続され、前記EGRガスの流入側が、前記吸気マニホルドよりも吸気の上流側の吸気管または前記吸気マニホルドにおける前記吸排水部材よりも吸気の上流側となる位置に接続されている、内燃機関のシリンダ内除湿システムである。
第1の発明によれば、内燃機関の停止中に吸気マニホルドが自然冷却されることで発生した凝縮水がシリンダ内に浸入しようとしても、吸排水部材にて捕捉することができる。また、燃料カット制御等、内燃機関の停止に係る電子上の制御が実行され、燃料の燃焼によるピストンの押し下げが無くなってからも、クランク軸は慣性によりしばらくのあいだ動き続け、内燃機関が物理的に停止するまでは吸気がシリンダ内へ流入する。よって、例えば内燃機関の停止に係る制御タイミングにて吸排水部材の伸長制御を実行すれば、内燃機関が停止するまでにシリンダ内へ流入する吸気は吸排水部材を通過する。シリンダ内に流入した吸気は、吸排水部材を通過することで湿気が取り除かれているため、内燃機関の停止中はシリンダ内を湿気が無い状態で保つことができる。したがって、内燃機関の停止中において、シリンダ内での凝縮水の発生やシリンダ内への凝縮水の流入を抑制することができる。
第2の発明によれば、吸排水部材は吸気が通過可能であるものの、吸気の抵抗にもなる。また、内燃機関の始動中及び運転中はシリンダ内で常に燃焼が起こり、湿気が溜まるような環境では無い。よって、吸排水部材を伸長させる期間は内燃機関の停止直前及び停止中のみで良く、内燃機関の始動とともに吸排水部材を圧縮すれば何ら問題は無い。これにより、必要な時に吸排水部材を使用することになるため、吸排水部材の耐久性を向上できるととともに、ポンプ損失を低減することができる。
第3の発明によれば、吸気マニホルドからシリンダ内へ流入する全ての吸気は吸排水部材を通過することになり、吸気マニホルドからシリンダ内へ浸入しようとする凝縮水も全て捕捉される。よって、吸排水部材を吸気マニホルドの吸気入口の側に配置する場合と比較して、シリンダ内をより低湿度の状態で保つことができる。
第4の発明によれば、EGRシステムの再循環経路を流れる排ガス中には吸気以上に水分が含まれているが、吸気マニホルドに流入した排ガス(EGRガス)についても、吸排水部材によって湿気が取り除かれてシリンダ内は湿気が無い状態で保たれる。また、排ガス(EGRガス)が自然冷却されて発生した凝縮水がシリンダ内に浸入しようとしても吸排水部材で捕捉される。よって、EGRシステムを有する内燃機関の停止中において、シリンダ内での凝縮水の発生やシリンダ内への凝縮水の流入を抑制することができる。
第1の実施形態に係る内燃機関システムにおける内燃機関周囲の概略構成を示す図である。 吸気マニホルド近傍に設けられたアクチュエータ(吸排水部材を伸長させた状態)を模式的に表した斜視図である。 吸気マニホルド近傍に設けられたアクチュエータ(吸排水部材を圧縮させた状態)を模式的に表した斜視図である。 伸長時の吸排水部材を示す図である。 圧縮時の吸排水部材を示す図である。 第1の実施形態における制御装置の[全体処理]の処理手順の例を説明するフローチャートである。 第1の実施形態において図6に示すフローチャートの[吸排水部材伸長制御]の処理手順の例を説明するフローチャートである。 第1の実施形態において図6に示すフローチャートの[吸排水部材圧縮制御]の処理手順の例を説明するフローチャートである。 吸排水部材伸長・圧縮機構の第1の変形例を説明する図である。 図9におけるX-X断面図である。 図9におけるXI-XI断面図である。 図9における吸排水部材伸長・圧縮機構の斜視図である。 吸排水部材伸長・圧縮機構の第2の変形例を説明する図である。 図13におけるXIV-XIV断面図である。 図13における吸排水部材伸長・圧縮機構の斜視図である。 図13におけるXIV-XIV断面図であって吸排水部材の圧縮時を示す図である。
●[内燃機関システム1の概略構成(図1)]
以下に本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。まず図1を用いて、内燃機関システム1の概略構成について説明する。本実施の形態の説明では、内燃機関として、車両に搭載された内燃機関10(例えばディーゼルエンジン)を用いて説明する。
以下、システム全体について、内燃機関10、吸気系、排気系、各種検出装置の順に各構成を説明する。内燃機関10は複数のシリンダ11A~11D(気筒)を有しており、インジェクタ23A~23Dが、それぞれのシリンダに設けられている。インジェクタ23A~23Dには、コモンレール21と燃料配管22A~22Dを介して燃料が供給されており、インジェクタ23A~23Dは、制御装置80からの制御信号によって駆動され、それぞれのシリンダ11A~11D内に燃料を噴射する。なお、コモンレール21は、燃料圧力検出装置や燃料ポンプによって(それぞれ図示省略)、目標燃料圧力に調整された燃料が充填されている。制御装置80は、燃料圧力検出装置を用いて検出した燃料圧力が目標燃料圧力に近づくように燃料ポンプを制御する。
吸気管31の流入側には、エアクリーナ、ターボ過給機、インタークーラ等が設けられている(それぞれ図示省略)。吸気管31の流出側は吸気マニホルド32の流入側に接続され、吸気マニホルド32の流出側は内燃機関10の流入側に接続されている。また、吸気管31には、EGR配管61の流出側が接続されており、EGR配管61の流入側(排気管37との接続部)から流入してきたEGRガスが、吸気管31内に吐出される。なお、EGR配管61の接続箇所は、例えば吸気マニホルド32の吸気入口33の付近に設定してもよい。ただし、吸気マニホルド32における吸排水部材40A~40Dよりも吸気の上流側となる位置である必要がある。
吸気マニホルド32は、吸気管31に繋がる1つの吸気入口33に対し、各ブランチ35A~35Dを経ることで(図2参照)、4つのシリンダ11A~11Dへと繋がる吸気出口34A~34Dを有している。吸気マニホルド32の各ブランチ35A~35Dは、断面形状が略長方形となっており、吸気出口34A~34Dの側にはそれぞれ吸排水部材40A~40Dが配置されている(図1、図4、図5参照)。なお、図2及び図3では、メッシュ部材52A~52Dに取り付けられている吸排水部材40A~40Dの記載を省略している。ここで、吸気マニホルド32における吸気通路とは、吸気入口33からそれぞれの吸気出口34A~34Dまでの各通路全てを言う。吸気マニホルド32の吸気通路には、吸気と排気(EGRガス)の混合気が流入される。
吸排水部材40A~40Dは、伸長と圧縮が可能で、例えば吸水スポンジからなる。吸排水部材40A~40Dは、伸長された場合は吸気マニホルド32の吸気通路を塞ぐが吸気は通過可能であり、通過させた吸気に含まれている水分及び吸気マニホルド32の吸気通路内(壁面)を伝ってくる水分を吸着する(図4参照)。また、吸排水部材40A~40Dは、圧縮された場合は吸気マニホルド32の吸気通路を開口するとともに吸着している水分を排出する(図5参照)。
アクチュエータ50は、吸気マニホルド32の近傍に設けられており、吸排水部材40A~40Dを伸長及び圧縮させる。具体的には、アクチュエータ50は、制御装置80からの制御信号によって所定のタイミングで駆動される。アクチュエータ50の構造と動作については後述する。
内燃機関10の排気側には排気マニホルド36の流入側が接続され、排気マニホルド36の流出側には排気管37の流入側が接続されている。排気管37の流出側には、タービンや排気浄化装置等が設けられている(それぞれ図示省略)。
排気管37には、EGR配管61の流入側が接続されている。EGR配管61は、排気管37と吸気管31とを連通し、排気管37の排気ガスの一部を吸気管31に還流させる(排気ガスの一部を吸気に戻す)ことが可能である。またEGR配管61には、EGRクーラ62、EGR弁63が設けられている。制御装置80は、EGR弁63の開度を調整することで、EGR配管61内を流れるEGRガスの流量を調整可能である。なお、EGR配管61の接続箇所は、排気マニホルド36の排気出口付近としてもよい。
始動・停止ボタン71は、内燃機関10を始動もしくは停止するためのボタンであり、車室内のフロントパネル等に設けられ、ユーザに押下される。始動・停止ボタン71は、内燃機関10の停止中に押下されると、内燃機関10の始動に係る制御信号を制御装置80に出力する。逆に、始動・停止ボタン71は、内燃機関10の運転中に押下されると、内燃機関10の停止に係る制御信号を制御装置80に出力する。
車速検出装置72は、例えば車両速度検出センサであり、車両の車輪等に設けられている。車速検出装置72は、車両の車輪の回転速度に応じた検出信号を制御装置80に出力する。制御装置80は、車速検出装置72より入力された検出信号をアイドリングストップ制御に利用する。
アクセルペダル踏込量検出装置73は、例えばアクセルペダル踏込角度センサであり、アクセルペダルに設けられている。制御装置80は、アクセルペダル踏込量検出装置73からの検出信号に基づいて、運転者によるアクセルペダルの踏込量を検出することが可能である。制御装置80は、アクセルペダル踏込量検出装置73より入力された検出信号をアイドリングストップ制御に利用する。
ブレーキペダル踏込量検出装置74は、例えばブレーキペダル踏込角度センサであり、ブレーキペダルに設けられている。制御装置80は、ブレーキペダル踏込量検出装置74からの検出信号に基づいて、運転者によるブレーキペダルの踏込量を検出することが可能である。制御装置80は、ブレーキペダル踏込量検出装置74より入力された検出信号をアイドリングストップ制御に利用する。
制御装置80は、CPU81、RAM82、記憶装置83、タイマ84等を有している。制御装置80(CPU81)には、上述した種々の検出装置からの検出信号が入力され制御装置80(CPU81)は、上述した種々のアクチュエータへの制御信号を出力する。なお、制御装置80の入出力は、上記の検出装置やアクチュエータに限定されるものではない。制御装置80は、上記の検出装置を含めた各種の検出装置からの検出信号に基づいて内燃機関10の運転状態を検出し、上記のアクチュエータを含む各種のアクチュエータを制御する。記憶装置83は、例えばFlash-ROM等の記憶装置であり、内燃機関の制御や自己診断等を実行するためのプログラムやデータ等が記憶されている。また制御装置80(CPU81)は、運転状態検出部81A、吸排水制御部81B等を有しているが、これらの詳細については後述する。
●[アクチュエータの構造と動作(図2、図3)]
図2に示すように、アクチュエータ50は、吸気マニホルド32の吸気出口34A~34Dの側に配置されており、モータ51と、メッシュ部材52A~52Dとを有する。モータ51のシャフト51aは、吸気マニホルド32のブランチ35A~35Dを貫通している。メッシュ部材52A~52Dは、シャフト51aに取り付けられており、各ブランチ35A~35Dの吸気通路をほぼ塞ぐ大きさである。メッシュ部材52A~52Dの材質は、金属や樹脂等であり、吸排水部材40A~40Dを伸長、圧縮可能な剛性を有するとともに、吸気を通過させる。図2においては、メッシュ部材52A~52Dの面は、吸気通路を流れる吸気に対して直交しており、ブランチ35A~35Dの吸気通路に設けられたストッパ53A~53Dに当接している。図3においては、メッシュ部材52A~52Dの面は、吸気通路を流れる吸気に対して平行となっており、ブランチ35A~35Dの内壁面と向かい合っている。
メッシュ部材52A~52Dは、モータ51のシャフト51aの回転に応じて回転する。メッシュ部材52A~52Dが、吸気通路を流れる吸気に対して平行である圧縮状態(図3)から吸気通路を流れる吸気に対して直交する伸長状態(図2)へ変化する際、ストッパ53A~53Dに当接することにより、モータ51の負荷が上がり電流値が上がる。一方、メッシュ部材52A~52Dが、吸気通路を流れる吸気に対して直交する伸長状態(図2)から吸気通路を流れる吸気に対して平行である圧縮状態(図3)へ変化する際、吸排水部材40A~40Dを介してブランチ35A~35Dの壁面から圧を受けることとなり、モータ51の負荷が上がり電流値が上がる。制御装置80は、このような電流値の変化によってシャフト51aの回転の停止時期を検知することができる。なお、図2および図3では省略しているが、メッシュ部材52A~52Dには、吸排水部材40A~40Dが取り付けられる(図4、図5参照)。吸排水部材40A~40Dは、図3に示す圧縮状態となったメッシュ部材52A~52Dと、ブランチ35A~35Dの内壁面の間に挟まれることによって、圧縮される(図5参照)。吸排水部材40A~40Dは、メッシュ部材52A~52Dが図2に示す伸長状態となった場合は、何ら力が加わることがないため、伸長している(図4参照)。
●[吸排水部材の伸長と圧縮による作用(図4、図5)]
図4および図5では、吸気マニホルド32のブランチ35Aを具体例にして説明し、他のブランチ35B~35Dは同様であるため説明を省略する。図4に示すように、ブランチ35Aにおける吸気出口34Aの側は、内燃機関10の停止直前に伸長した吸排水部材40Aによって塞がれる。
ここで、内燃機関10の停止直前とは、制御装置80による内燃機関10の停止に係る制御タイミングの時をいうが(詳細は後述する)、このような電子上の制御が実行され、燃料の燃焼によるピストンの押し下げが無くなってからも、クランク軸は慣性によりしばらくのあいだ動き続ける。つまり、内燃機関が物理的に停止するまでに、シリンダ11A(図1参照)内へ流入しようとする吸気KAにも当然水分WAが含まれている。しかし、吸気KAが吸排水部材40A(及びメッシュ部材52A~52D)を通過することによって、水分WAは吸排水部材40Aに吸着される。その結果、シリンダ11A内へは、吸排水部材40Aによって水分が取り除かれた吸気KBが流入することになる。そのため、内燃機関10の停止後においては、常にシリンダ11A内は湿気が無い状態で保たれる。よって、内燃機関10の停止中にシリンダ11A内で凝縮水が発生することが抑制できる。
また、内燃機関10の停止後、吸気マニホルド32が自然冷却されることにより、ブランチ35Aの内壁面に凝縮水WB1や凝縮水WB2が発生し、自重によりブランチ35Aの内壁面を伝ってシリンダ11A内へ浸入しようとする。しかし、このような凝縮水WB1や凝縮水WB2についても、吸排水部材40Aにより吸水し捕捉することができる。
図5に示すように、吸排水部材40Aは、内燃機関10の始動とともにメッシュ部材52Aとブランチ35A壁面の間に挟まれて圧縮される。その結果、伸長時に吸着、吸水した水分が雫WCとなって滴り落ち、シリンダ11A(図1参照)内へ浸入し得る。しかし、内燃機関10の始動中及び運転中はシリンダ11A内で常に燃焼が起こっており、シリンダ11A内が雫WCによる湿気により腐食するおそれは無い。なお、再度、内燃機関10の停止直前になるとシャフト51aが回転され、吸排水部材40Aは、図4に示すような伸長状態となり、ブランチ35Aにおける吸気出口34Aの側を塞ぐことになる。
●[第1の実施の形態における制御装置80の処理手順(図6~図8)]
次に図6~図8に示すフローチャートを用いて、制御装置80による吸排水部材伸長制御の処理手順の例について説明する。制御装置80(CPU81)は、例えば所定時間間隔(数[ms]~数10[ms]間隔)で図6に示す処理([全体処理])を起動し、ステップS110に処理を進める。
ステップS110にて制御装置80は、入力信号に基づいて伸長条件が成立したか否かを判定する。伸長条件が成立するのは、入力された制御信号が内燃機関10の停止に係る制御信号であった場合(内燃機関10の運転中にユーザが始動・停止ボタン71を押下した場合)や、入力された検出信号に基づいて内燃機関10の自動停止(アイドリングストップ)条件が成立した場合等である。制御装置80は、伸長条件が成立した場合(Yes)はステップS120へ処理を進め、そうでない場合(No)はステップS130へ処理を進める。なお、伸長条件が成立したタイミングが内燃機関10の停止直前に相当する。
ステップS120に進めた場合、制御装置80は、[吸排水部材伸長制御]の処理を実行して処理を終了する。なお[吸排水部材伸長制御処理](図7)の詳細については後述する。
ステップS130に進めた場合、制御装置80は、入力信号に基づいて圧縮条件が成立したか否かを判定する。圧縮条件が成立するのは、入力された制御信号が内燃機関10の始動に係る制御信号であった場合(内燃機関10の停止中にユーザが始動・停止ボタン71を押下した場合)や、入力された検出信号に基づいて内燃機関10の自動停止(アイドリングストップ)解除条件が成立した場合等である。制御装置80は、圧縮条件が成立した場合(Yes)はステップS140へ処理を進め、そうでない場合(No)は処理を終了する。
ステップS140に進めた場合、制御装置80は、[吸排水部材圧縮制御]の処理を実行して処理を終了する。なお[吸排水部材圧縮制御処理](図8)の詳細については後述する。
ステップS110、S130の処理を実行している制御装置80(CPU81)は、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出部81A(図1参照)に相当している。
[吸排水部材伸長制御処理(図7)]
次に図7を用いて、図6に示すフローチャートのステップS120の[吸排水部材伸長制御]の処理の詳細を説明する。図6に示すフローチャートのステップS120の処理を実行する際、制御装置80は図7に示すステップS210へ処理を進める。
ステップS210にて制御装置80は、伸長制御を開始してステップS220へ処理を進める。なお、伸長制御とは、アクチュエータ50のシャフト51aを回転させることにより、メッシュ部材52A~52Dを吸気マニホルド32の吸気通路を流れる吸気に対して平行である圧縮状態(図3)から、直交している伸長状態(図2)に変化させる制御である。
ステップS220にて制御装置80は、アクチュエータ50のモータ51の電流値に基づいて、メッシュ部材52A~52Dが吸気通路を流れる吸気に対して直交する伸長状態(図2)になったか否かを判定する。制御装置80は、メッシュ部材52A~52Dが直交状態(伸長状態)になった場合(Yes)はステップS240へ処理を進め、そうでない場合(No)はステップS230へ処理を進める。
ステップS230に進めた場合、制御装置80は、吸排水部材40A~40Dの伸長制御(メッシュ部材52A~52Dを直交状態(伸長状態)にする制御)を続行し、ステップS220の処理へ戻る。つまり、アクチュエータ50の制御はメッシュ部材52A~52Dが直交状態(伸長状態)になるまで続けられる。
ステップS240に進めた場合、制御装置80は、吸排水部材40A~40Dの伸長制御を停止し、吸排水部材伸長制御処理を終了する。
[吸排水部材圧縮制御処理(図8)]
次に図8を用いて、図6に示すフローチャートのステップS140の[吸排水部材圧縮制御]の処理の詳細を説明する。図6に示すフローチャートのステップS140の処理を実行する際、制御装置80は図8に示すステップS310へ処理を進める。
ステップS310にて制御装置80は、圧縮制御を開始してステップS320へ処理を進める。なお、圧縮制御とは、アクチュエータ50のシャフト51aを回転させることにより、メッシュ部材52A~52Dを吸気マニホルド32の吸気通路を流れる吸気に対して直交している伸長状態(図2)から、平行である圧縮状態(図3)に変化させる制御である。
ステップS320にて制御装置80は、アクチュエータ50のモータ51の電流値に基づいて、メッシュ部材52A~52Dが吸気通路を流れる吸気に対して平行である圧縮状態(図2)になったか否かを判定する。制御装置80は、メッシュ部材52A~52Dが平行状態(圧縮状態)になった場合(Yes)はステップS340へ処理を進め、そうでない場合(No)はステップS330へ処理を進める。
ステップS330に進めた場合、制御装置80は、吸排水部材40A~40Dの圧縮制御(メッシュ部材52A~52Dを平行状態(圧縮状態)にする制御)を続行し、ステップS320の処理へ戻る。つまり、アクチュエータ50の制御はメッシュ部材52A~52Dが平行状態(圧縮状態)になるまで続けられる。
ステップS340に進めた場合、制御装置80は、吸排水部材40A~40Dの圧縮制御を停止し、吸排水部材圧縮制御処理を終了する。
ステップS210~S240、S310~S340の処理を実行している制御装置80(CPU81)は、内燃機関の停止直前にアクチュエータを制御して吸排水部材を伸長し、内燃機関の始動とともにアクチュエータを制御して吸排水部材を圧縮する、吸排水制御部81B(図1参照)に相当している。
●[吸排水部材伸長・圧縮機構の変形例(図9~図16)]
本実施形態において、吸気マニホルド32の吸気通路を、吸排水部材を伸長させて塞ぐ、あるいは、吸排水部材を圧縮させて開放(開口)する機構として、アクチュエータ50(図2、図3参照)と吸排水部材40A~40D(図4、図5参照)を例に説明したが、他の例として、後述するような機構であってもよい。なお、吸気マニホルド32のブランチ35Aを具体例にして説明し、他のブランチ35B~35Dは同様であるため説明を省略する。
例えば、図9~図12に示すように、ブランチ35Aの吸気出口として、吸気通路の断面形状より一回り大きな断面形状を有する部屋Rを設け、その室内に吸排水部材41Aとプレート54Aを収める。プレート54Aは、その中央に、円筒形ナット部541Aを有しており、円筒形ナット部541Aの内壁面に切られた雌ネジがシャフト51aに設けられた雄ネジと螺合される。これにより、プレート54Aは、シャフト51aの回転に応じて部屋Rの室内を行き来することができる。また、吸排水部材41Aの中央にもシャフト51aを貫通させる貫通孔が設けられている。つまり、部屋Rの室内にて、プレート54Aがモータ51に近付くように移動すると、吸排水部材41Aが圧縮されるとともに、吸気通路が開放(開口)される。また、プレート54Aがモータ51から遠ざかるように移動すると、吸排水部材41Aが伸長するとともに、吸気通路が吸排水部材41Aで塞がれる(吸気は吸排水部材41Aを通過可能である)。なお、部屋Rを設けなくとも、ブランチ35Aの壁面にプレート54Aを案内したり吸排水部材41Aを位置決めするようなガイド部を設けても、これと同様の機構を実現することができる。
また、例えば、図13~図15には、各ブランチ35A~35Dの断面形状が円である場合の機構を示す。ブランチ35Aの壁面には、2枚のプレート55A、56Aが、シャフト51aを間に挟んで、ブランチ35Aの軸方向に対して平行に設けられている。また、シャフト51aには、扇状メッシュ部材57Aが取り付けられ、扇状メッシュ部材57Aには、例えば球を4等分した形状の吸排水部材41A、42Aが取り付けられる。扇状メッシュ部材57Aがプレート55A、56Aに対して直交していると、吸排水部材41A、42Aは伸長状態となる。そして、図16に示すように、シャフト51aを回転させると、扇状メッシュ部材57Aは、シャフト51aの回転に応じてプレート55A、56Aに近付いていくが、吸排水部材42A、43Aは、扇状メッシュ部材57Aとプレート55A、56Aの間に挟まれて圧縮される。
本発明の内燃機関のシリンダ内除湿システムは、本実施の形態で説明した外観、構成、構造等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、EGRシステム、過給機、インタークーラを有する内燃機関システム、これらを有していない内燃機関システム、のどちらにも適用可能である。
また、本実施形態において、吸気マニホルドの吸気出口に吸排水部材を配置するものとして説明したが、伸長時の吸排水部材により吸気マニホルドの吸気通路が全て塞がれるのであればどのように配置してもよい。例えば、吸気マニホルドの吸気入口に1つの吸排水部材を配置してもよい。また、吸気マニホルドの吸気入口に1つ配置したうえで、吸気マニホルドの各吸気出口にもそれぞれ配置してもよい。
また、本実施形態において、吸排水部材として吸水スポンジを例に説明したが、伸長、圧縮が可能で、伸長時と圧縮時それぞれで吸排水がなされ、かつ、伸長時に吸気を通過可能なものであればよく、例えば、不織布を蛇腹折りにしたものを吸排水部材とし、これを展開、折り畳むような構造であってもよい。
また、本実施形態において、伸長条件が成立したタイミングを内燃機関の停止直前に相当するものとして説明したが、これに限られるものではなく、例えば制御装置に内燃機関の停止に係る制御信号が出力、あるいは、入力されたタイミングであってもよい。
1 内燃機関システム
10 内燃機関
11A~11D シリンダ
21 コモンレール
22A~22D 燃料配管
23A~23D インジェクタ
31 吸気管
32 吸気マニホルド
33 吸気入口
34A~34D 吸気出口
35A~35D ブランチ
36 排気マニホルド
37 排気管
40A~40D 吸排水部材
41A 吸排水部材
50 アクチュエータ
51 モータ
51a シャフト
52A メッシュ部材
53A ストッパ
54A~56A プレート
541A 円筒形ナット部
57A 扇状メッシュ部材
61 EGR配管
62 EGRクーラ
63 EGR弁
71 始動・停止ボタン
72 車速検出装置
73 アクセルペダル踏込量検出装置
74 ブレーキペダル踏込量検出装置
80 制御装置
KA、KB 吸気
WA 水分
WB1、WB2 凝縮水
WC 雫

Claims (4)

  1. 内燃機関の停止中にシリンダ内で凝縮水が発生することを抑制する、内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、
    前記内燃機関の吸気マニホルド内の吸気通路に配置されて伸長と圧縮が可能な吸排水部材と、
    前記吸排水部材を伸長及び圧縮させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御装置と、
    を有し、
    前記吸排水部材は、
    圧縮された場合は前記吸気通路を開口するとともに吸着している水分を排出し、
    伸長された場合は前記吸気通路を塞ぐが吸気は通過可能であり、通過させた吸気に含まれている水分及び前記吸気通路内を伝ってくる水分を吸着し、
    前記制御装置は、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出部と、
    検出した前記運転状態に基づいて、少なくとも前記内燃機関の停止中は前記吸排水部材を伸長させるように前記アクチュエータを制御する吸排水制御部と、
    を有する、
    内燃機関のシリンダ内除湿システム。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、
    前記制御装置は、前記吸排水制御部にて前記内燃機関の停止直前に前記アクチュエータを制御して前記吸排水部材を伸長し、前記内燃機関の始動とともに前記アクチュエータを制御して前記吸排水部材を圧縮する、
    内燃機関のシリンダ内除湿システム。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、
    前記吸排水部材は、前記吸気マニホルドの前記吸気通路における吸気出口の側に配置されている、
    内燃機関のシリンダ内除湿システム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の内燃機関のシリンダ内除湿システムであって、
    前記内燃機関は、排気の一部を吸気に戻すEGRシステムを有しており、
    前記EGRシステムにおける排気の一部を吸気に戻すEGR配管は、
    EGRガスの流入側が、排気マニホルドまたは前記排気マニホルドよりも排気の下流側の排気管に接続され、
    前記EGRガスの流入側が、前記吸気マニホルドよりも吸気の上流側の吸気管または前記吸気マニホルドにおける前記吸排水部材よりも吸気の上流側となる位置に接続されている、
    内燃機関のシリンダ内除湿システム。
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