JP7467762B2 - 光学素子駆動装置 - Google Patents

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Description

本開示は、光学素子駆動装置に関する。
従来、可動部と固定部との間に四つのボールが配置された状態で、可動部と固定部とがサスペンションワイヤによって連結されるレンズ駆動装置が知られている(特許文献1参照。)。このレンズ駆動装置では、可動部は、固定部側に付勢されて固定部に接触できるように配置されている。
特開2019-158906号公報
しかしながら、このレンズ駆動装置は、レンズが取り付けられた可動部を移動させて目標位置に収束させる際に、ボールと固定部及び可動部のそれぞれとの間に作用する摩擦力を利用している。そのため、このレンズ駆動装置では、可動部を目標位置に移動させるための指令が入力されてから可動部がその目標位置に落ち着くまでの時間である整定時間(セトリングタイム)が長くなってしまうおそれがある。
そこで、レンズ等の光学素子をより迅速に目標位置に移動させることができる光学素子駆動装置を提供することが望ましい。
本発明の実施形態に係る光学素子駆動装置は、ベース部材を含む固定側部材と、前記ベース部材の上方に配置され、光学素子を保持可能な光学素子保持部材と、前記ベース部材と前記光学素子保持部材との間に配置された支持部材と、前記光学素子保持部材を下側へ付勢する付勢部材と、前記支持部材に支持された前記光学素子保持部材を上下方向と直交する平面に沿って移動させる駆動機構と、を備えた光学素子駆動装置において、前記光学素子保持部材は、制振部材を収容する収容部を有し、前記固定側部材は、先端部が前記収容部に挿入される突出部を有し、前記突出部の前記先端部は、前記収容部に設けられた前記制振部材と接触しており、前記光学素子保持部材の下面には、前記支持部材を収容する凹部が設けられており、前記収容部は、前記凹部と上下方向において重ならない位置に設けられており、前記固定側部材は、外周壁部及び天板部を有する筐体を含み、前記収容部は、上方が開放されており、前記光学素子保持部材は、前記筐体内に配置され、前記突出部は、前記天板部から延び前記先端部が前記収容部に挿入されるように構成されている。
上述の光学素子駆動装置は、光学素子をより迅速に目標位置に移動させることができる。
光学素子駆動装置の斜視図である。 光学素子駆動装置の分解斜視図である。 下側部材の分解斜視図である。 可動側部材の分解斜視図である。 付勢部材が取り付けられた光学素子保持部材の下方斜視図である。 更に磁石が取り付けられた光学素子保持部材の下方斜視図である。 更に支持部材が取り付けられた光学素子保持部材の下方斜視図である。 固定側部材の分解斜視図である。 付勢部材、金属部材、ワイヤ、及びベース部材の斜視図である。 付勢部材、金属部材、及びワイヤの斜視図である。 下側部材の全体の左側面図である。 光学素子保持部材に取り付けられた付勢部材の拡大図である。 下側部材の全体の左側面図である。 光学素子駆動装置の上面図である。 光学素子駆動装置の断面図である。 光学素子駆動装置の断面図である。 制振部材、磁石、コイル、及び絶縁基板の上面図である。 光学素子保持部材の上面図である。 光学素子駆動装置の別の構成例の分解斜視図である。 ベース部材の別の構成例の斜視図である。 光学素子保持部材の別の構成例の上面図である。 光学素子保持部材の更に別の構成例の上面図である。
以下、本発明の実施形態に係る光学素子駆動装置101について図面を参照して説明する。図1は、光学素子駆動装置101の斜視図である。図2は、ケース4と下側部材LBとで構成される光学素子駆動装置101の分解斜視図であり、ケース4が下側部材LBから分離された状態を示す。図3は、下側部材LBの分解斜視図であり、可動側部材MBが固定側部材FBから分離された状態を示す。図4は、可動側部材MBの分解斜視図である。図5A~図5Cは、可動側部材MBの下方斜視図である。図6は、固定側部材FBの分解斜視図である。
図1~図6において、X1は、三次元直交座標系を構成するX軸の一方向を表し、X2は、X軸の他方向を表す。また、Y1は、三次元直交座標系を構成するY軸の一方向を表し、Y2は、Y軸の他方向を表す。同様に、Z1は、三次元直交座標系を構成するZ軸の一方向を表し、Z2は、Z軸の他方向を表す。図1及び図2では、光学素子駆動装置101のX1側は、光学素子駆動装置101の前側(正面側)に相当し、光学素子駆動装置101のX2側は、光学素子駆動装置101の後側(背面側)に相当する。また、光学素子駆動装置101のY1側は、光学素子駆動装置101の左側に相当し、光学素子駆動装置101のY2側は、光学素子駆動装置101の右側に相当する。また、光学素子駆動装置101のZ1側は、光学素子駆動装置101の上側(被写体側)に相当し、光学素子駆動装置101のZ2側は、光学素子駆動装置101の下側(撮像素子側)に相当する。他の図における他の部材についても同様である。
光学素子駆動装置101は、XY平面に平行な仮想平面において図2に示すような光学素子OEを移動させるための装置である。図2では、明瞭化のため、光学素子OEは、略直方体形状を有するように表されているが、円柱形状等の他の形状を有していてもよい。また、図2以外の図では、明瞭化のため、光学素子OEの図示は省略されている。光学素子OEは、レンズ体、ミラー、プリズム、又は光学フィルタ等である。レンズ体は、少なくとも1枚のレンズを備えた筒状のレンズバレルである。本実施形態では、光学素子OEは、レンズ体である。
光学素子駆動装置101は、図1及び図2に示すように、固定側部材FBの一部であるケース4及び下側部材LBを含んで構成されている。
ケース4は、下側部材LBを覆うカバー部材である。本実施形態では、ケース4は、オーステナイト系ステンレス鋼等の非磁性金属で形成された板材に抜き加工及び絞り加工等を施して作製されている。非磁性金属で形成されているため、ケース4は、電磁力を利用する駆動機構DM等に磁気的な悪影響を及ぼすことはない。
ケース4は、図2に示すように、収納部4sを定める有蓋矩形筒状の外形を有する。具体的には、ケース4は、略矩形筒状の外周壁部4Aと、外周壁部4Aの上端(Z1側の端)と連続するように設けられた略矩形環状且つ平板状の天板部4Bと、を有する。天板部4Bの中央には、略矩形の開口4Kが形成されている。外周壁部4Aは、第1側板部4A1~第4側板部4A4を含む。第1側板部4A1と第3側板部4A3とは互いに対向し、第2側板部4A2と第4側板部4A4とは互いに対向している。また、第2側板部4A2及び第4側板部4A4は、第1側板部4A1及び第3側板部4A3に対して垂直に延びる。また、ケース4は、図1に示すように、接着剤によってベース部材18に接合されてベース部材18とともに筐体HSを構成する。
下側部材LBは、図3に示すように、固定側部材FBの一部であるワイヤ8、絶縁基板17、及びベース部材18と、可動側部材MBと、を含む。
ワイヤ8は、固定側部材FBに対して、XY平面に平行な方向に可動側部材MBを移動可能に支持するように構成されている。本実施形態では、ワイヤ8は、弾性に優れた金属材料で形成されたサスペンションワイヤであり、第1ワイヤ8A~第4ワイヤ8Dを含む。第1ワイヤ8A~第4ワイヤ8Dのそれぞれは、図3に示すように、下端部(Z2側の端部)が半田又は接着剤等によって金属部材7に固定され、且つ、上端部(Z1側の端部)が半田又は接着剤等によって付勢部材6に固定される。金属部材7は、ベース部材18に埋設された部材である。
この構成により、可動側部材MBは、第1ワイヤ8A~第4ワイヤ8Dによって、XY平面に平行な方向であるX軸方向とY軸方向のそれぞれに移動可能に支持されている。
絶縁基板17は、導電パターンが形成された基板である。絶縁基板17は、フレキシブルプリント基板、リジッドプリント基板、及びフレキシブルリジッドプリント基板の何れであってもよい。本実施形態では、絶縁基板17は、多層基板であり、駆動機構DMを構成するコイル9を含む。コイル9は、導電パターンによって絶縁基板17に形成されたフィルムタイプのコイルであり、図3に示すように、第1コイル9A~第4コイル9Dを含む。コイル9は、巻線タイプであってもよく、積層タイプであってもよい。
駆動機構DMは、X軸方向に沿って可動側部材MBを移動させる第1駆動機構、及び、Y軸方向に沿って可動側部材MBを移動させる第2駆動機構を含む。
第1駆動機構は、絶縁基板17に設けられた第1コイル9A及び第3コイル9Cと、Z軸方向において第1コイル9Aと対向するように離間して配置される第1磁石5Aと、Z軸方向において第3コイル9Cと対向するように離間して配置される第3磁石5Cと、を含む。
第2駆動機構は、絶縁基板17に設けられた第2コイル9B及び第4コイル9Dと、Z軸方向において第2コイル9Bと対向するように離間して配置される第2磁石5Bと、Z軸方向において第4コイル9Dと対向するように離間して配置される第4磁石5Dと、を含む。
略直方体形状を有する光学素子駆動装置101は、例えば、メイン基板(図示せず。)の上に取り付けられる。コイル9は、絶縁基板17、金属部材7、及びメイン基板を介して電流供給源に接続される。コイル9に電流が流れると、駆動機構DMは、XY平面に平行な方向に沿った電磁力を発生させる。
例えば、光学素子OEがレンズである場合、光学素子駆動装置101は、駆動機構DMによるXY平面に平行な方向に沿った電磁力を利用し、XY平面に平行な方向に沿って光学素子OEとしてのレンズを移動させることでシフト機能(手振れ補正機能)を実現できる。
可動側部材MBは、図4に示すように、光学素子保持部材2と、制振部材3と、磁石5と、付勢部材6と、を含む。
制振部材3は、固定側部材FBに対する可動側部材MBの振動を抑制できるように構成されている。制振部材3は、固定側部材FBに対する可動側部材MBの移動に応じて弾性的に伸縮できるように構成されている。本実施形態では、制振部材3は、可動側部材MBの本来の動きに影響を与えることなく、可動側部材MBの振動を抑制できるように構成されている。具体的には、制振部材3は、流動性のある樹脂(接着剤)を紫外線又は熱で硬化させることで形成されるゲル状ダンパー材である。制振部材3は、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性シリコーンゴム、又は紫外線硬化性シリコーンゴム等の他の材料で形成されてもよい。図4では、明瞭化のため、制振部材3に細かいドットパターンが付されている。他の図においても同様である。
より具体的には、制振部材3は、可動側部材MBを構成する光学素子保持部材2とともに移動できるように光学素子保持部材2の上面に保持された状態で、図1に示すように、固定側部材FBを構成するケース4の一部と接触するように配置されている。
磁石5は、第1磁石5A~第4磁石5Dを含む。本実施形態では、第1磁石5A~第4磁石5Dのそれぞれは、2極に着磁された直方体形状の永久磁石であり、内側がS極に着磁され、外側がN極に着磁されている。図4は、N極に着磁された部分をクロスパターンで示している。第1磁石5A~第4磁石5Dのそれぞれは、Z軸方向においてコイル9と対向するようにコイル9から離間して配置されている。第1磁石5A~第4磁石5Dのそれぞれは、内側がN極に着磁され、外側がS極に着磁されていてもよい。
光学素子保持部材2は、光学素子OE及び磁石5を保持できるように構成されている。本実施形態では、光学素子保持部材2は、液晶ポリマー(LCP)等の合成樹脂を射出成形することで形成されている。図4に示す例では、光学素子保持部材2は、上面視で略矩形環状の枠体RFであり、枠体RFを構成する四辺のそれぞれの下側に第1磁石5A~第4磁石5Dが配置される。第1磁石5A~第4磁石5Dは何れも、光学素子保持部材2に接着剤で固定されている。
具体的には、光学素子保持部材2は、図4に示すように、Z軸に平行に延びるように形成された貫通孔2Kを含む。本実施形態では、光学素子OEは、貫通孔2Kの内周面に接着剤で固定される。
また、光学素子保持部材2の被写体側(Z1側)の端面には台座部2dが設けられている。台座部2dには、図3に示すように、付勢部材6の内側部分6iが取り付けられる。
また、光学素子保持部材2の被写体側(Z1側)の端面には収容部2Qが設けられている。収容部2Qには、制振部材3が収容される。本実施形態では、収容部2Qは、Z2方向に凹んだ凹部であり、第1収容部2Q1~第4収容部2Q4を含む。第1収容部2Q1には、第1制振部材3Aが収容され、第2収容部2Q2には、第2制振部材3Bが収容され、第3収容部2Q3には、第3制振部材3Cが収容され、第4収容部2Q4には、第4制振部材3Dが収容される。なお、収容部2Qは、Z軸に平行に延びる貫通孔であってもよい。貫通孔として構成される収容部2Qは、Z2方向への空気の流出を可能にするため、硬化前の制振部材3(流動性のある接着剤)のZ1側からの注入を促進できるという効果をもたらす。
また、光学素子保持部材2の撮像素子側(Z2側)の端面には凹部2R(図5A参照。)が設けられている。凹部2Rには、磁石5が収容される。本実施形態では、凹部2Rは、第1凹部2R1~第4凹部2R4を含む。図5Bに示すように、第1凹部2R1には、第1磁石5Aが収容され、第2凹部2R2には、第2磁石5Bが収容され、第3凹部2R3には、第3磁石5Cが収容され、第4凹部2R4には、第4磁石5Dが収容される。なお、図5A~図5Cでは、明瞭化のため、光学素子保持部材2には粗いドットパターンが付されている。
また、光学素子保持部材2の撮像素子側(Z2側)の端面には円形凹部2S(図5A参照。)が設けられている。円形凹部2Sには、支持部材11の上側部分が収容される。
支持部材11は、光学素子保持部材2がXY平面に平行な方向に移動できるように光学素子保持部材2を支持するための部材である。本実施形態では、支持部材11は、球形状を有する金属製のボールである。支持部材11は、樹脂又はセラミックス等の金属以外の材料で形成されていてもよい。具体的には、支持部材11は、四つのボール(第1ボール11A~第4ボール11D)を含む。
より具体的には、円形凹部2Sは、第1円形凹部2S1~第4円形凹部2S4を含む。そして、図5Cに示すように、第1円形凹部2S1には、第1ボール11Aの上側部分が収容され、第2円形凹部2S2には、第2ボール11Bの上側部分が収容され、第3円形凹部2S3には、第3ボール11Cの上側部分が収容され、第4円形凹部2S4には、第4ボール11Dの上側部分が収容される。なお、第1ボール11A~第4ボール11Dのそれぞれの下側部分は、ベース部材18の上面に形成された円形凹部18S(図6参照。)に収容される。
付勢部材6は、光学素子保持部材2を下方に付勢するように構成されている。本実施形態では、付勢部材6は、板ばねである。板ばねは、例えば、銅合金、チタン銅系合金(チタン銅)、又は銅ニッケル合金(ニッケルすず銅)等を主な材料とした金属板から作製されている。
付勢部材6は、図3に示すように、光学素子保持部材2のZ1側の端面に配置されている。そして、付勢部材6は、光学素子保持部材2に固定される可動側支持部としての内側部分6iと、ワイヤ8を介して固定側部材FBに固定される固定側支持部としての外側部分6eと、内側部分6iと外側部分6eとの間に位置する弾性腕部6gと、を含む。
具体的には、内側部分6iは、第1内側部分6i1~第4内側部分6i4を含み、外側部分6eは、第1外側部分6e1~第4外側部分6e4を含み、弾性腕部6gは、第1弾性腕部6g1~第4弾性腕部6g4を含む。
外側部分6eには、ワイヤ8の上端部が挿通され且つ固定される貫通孔6xが形成されている。具体的には、第1外側部分6e1には、第1ワイヤ8Aの上端部が挿通され且つ固定される第1貫通孔6x1が形成され、第2外側部分6e2には、第2ワイヤ8Bの上端部が挿通され且つ固定される第2貫通孔6x2が形成されている。同様に、第3外側部分6e3には、第3ワイヤ8Cの上端部が挿通され且つ固定される第3貫通孔6x3が形成され、第4外側部分6e4には、第4ワイヤ8Dの上端部が挿通され且つ固定される第4貫通孔6x4が形成されている。本実施形態では、ワイヤ8の上端部と付勢部材6の外側部分6eとは半田で接合されている。
付勢部材6が光学素子駆動装置101に組み込まれた際には、内側部分6iは、上述のように、光学素子保持部材2の台座部2d(図4参照。)に取り付けられる。そして、内側部分6iは、光学素子保持部材2の上面(Z1側の面)に固定される。台座部2dの上面(Z1側の面)には、上方(Z1方向)に突出する丸形凸状の突起部2t(図4参照。)が形成されている。内側部分6iの固定は、内側部分6iに形成された貫通孔TH1(図4参照。)に突起部2tが挿通され且つ接着剤が塗布されることによって実現される。なお、内側部分6iの固定は、内側部分6iに形成された貫通孔TH1に突起部2tが挿通され且つ熱かしめ又は冷間かしめが施されることによって実現されてもよい。
絶縁基板17は、図6に示すように、ベース部材18に取り付けられる多層基板であり、コイル9及びセンサ10のそれぞれと外部との通電が可能となるように構成されている。具体的には、絶縁基板17には、コイル9に接続される導電パターン以外にも、センサ10を実装するための半田ランド及び導電パターン等(以下、「導電パターン等」とする。)の構成が含まれている。また、絶縁基板17の中央には開口17Kが形成されている。
ベース部材18は、液晶ポリマー等の合成樹脂を用いた射出成形によって形成される。本実施形態では、ベース部材18は、図6に示すように、上面視で略矩形状の輪郭を有し、中央に開口18Kを有する。なお、図6では、明瞭化のため、ベース部材18には細かいドットパターンが付されている。ベース部材18の被写体側の面(Z1側の面)である上面には、接着剤により絶縁基板17が固定される。開口18Kは、絶縁基板17に形成された開口17Kに対応している。また、ベース部材18の上面には、センサ10を収容する凹部18Bが形成されている。凹部18Bは、第1凹部18B1及び第2凹部18B2を含む。
センサ10は、可動側部材MBの位置を検出できるように構成されている。本実施形態では、センサ10は、可動側部材MBのX軸方向における変位とY軸方向における変位とを検出できるように複数設けられている。図6に示す例では、センサ10は、第1センサ10Aと第2センサ10Bとを含む。センサ10は、絶縁基板17の下側(Z2側)に取り付けられた状態で凹部18B内に収容される。具体的には、第1センサ10Aは第1凹部18B1内に収容され、第2センサ10Bは第2凹部18B2内に収容される。
図6に示す例では、センサ10は、ホール素子で構成され、ホール素子が受ける磁石5からの磁界の大きさに応じて変化するホール素子の出力電圧を測定することで、磁石5を含む可動側部材MBの位置を検出できるように構成されている。但し、センサ10は、巨大磁気抵抗効果(Giant Magneto Resistive effect: GMR)素子、半導体磁気抵抗(Semiconductor Magneto Resistive: SMR)素子、異方性磁気抵抗(Anisotropic Magneto Resistive: AMR)素子、又はトンネル磁気抵抗(Tunnel Magneto Resistive: TMR)素子等の磁気抵抗素子を利用して可動側部材MBの位置を検出するように構成されていてもよい。
また、ベース部材18の上面には、支持部材11を収容する円形凹部18Sが形成されている。具体的には、ベース部材18の四隅には、四つの支持部材11(第1ボール11A~第4ボール11D)を収容するための四つの円形凹部18S(第1円形凹部18S1~第4円形凹部18S4)が形成されている。
また、ベース部材18には、金属部材7がインサート成形によって埋め込まれている。金属部材7は、例えば、銅、鉄、又はそれらを主成分とする合金等の材料を含む金属板で形成される。図7A及び図7Bは、付勢部材6、金属部材7、及びワイヤ8の斜視図である。具体的には、図7Aは、ベース部材18に埋め込まれた状態の金属部材7と、付勢部材6及びワイヤ8との関係を示す。図7Bは、ベース部材18に埋め込まれていない状態の金属部材7と、付勢部材6及びワイヤ8との関係を示す。なお、図7Aでは、明瞭化のため、ベース部材18には細かいドットパターンが付されている。
本実施形態では、金属部材7は、ベース部材18から露出する角部7Cと、隣り合う二つの角部7Cを繋ぐ連結部7Dと、を有する。具体的には、角部7Cは、第1角部7C1~第4角部7C4を含む。連結部7Dは、第1角部7C1と第2角部7C2とを連結する第1連結部7D1、第2角部7C2と第3角部7C3とを連結する第2連結部7D2、第3角部7C3と第4角部7C4とを連結する第3連結部7D3、及び、第4角部7C4と第1角部7C1とを連結する第4連結部7D4を含む。
第1ワイヤ8Aは、上端部が付勢部材6の第1外側部分6e1に接合され、下端部が金属部材7の第1角部7C1に接合されている。同様に、第2ワイヤ8Bは、上端部が付勢部材6の第2外側部分6e2に接合され、下端部が金属部材7の第2角部7C2に接合されている。また、第3ワイヤ8Cは、上端部が付勢部材6の第3外側部分6e3に接合され、下端部が金属部材7の第3角部7C3に接合されている。また、第4ワイヤ8Dは、上端部が付勢部材6の第4外側部分6e4に接合され、下端部が金属部材7の第4角部7C4に接合されている。
次に、図8A~図8Cを参照し、付勢部材6の機能について説明する。図8A~図8Cは、下側部材LBの左側面図である。具体的には、図8Aは、下側部材LBの全体の左側面図であり、光学素子保持部材2が初期状態にあるときの下側部材LBの状態を示す。光学素子保持部材2の初期状態は、コイル9に電流が供給されていないときの光学素子保持部材2の状態を意味する。図8Bは、図8Aにおける破線で囲まれた範囲R1の拡大図である。図8Cは、下側部材LBの全体の左側面図であり、光学素子保持部材2が前側(X1側)に距離G2だけ変位したときの下側部材LBの状態を示す。なお、図8A及び図8Cでは、明瞭化のため、絶縁基板17の図示が省略されている。また、図8A~図8Cでは光学素子保持部材2に粗いドットパターンが付され、図8A及び図8Cではベース部材18に細かいドットパターンが付されている。
付勢部材6は、内側部分6iが可動側部材MB(光学素子保持部材2)に取り付けられ且つ外側部分6eがワイヤ8を介して固定側部材FB(金属部材7)に取り付けられたときに、上下方向(Z軸方向)において外側部分6eが内側部分6iよりも低くなるように構成されている。
具体的には、図8Bに示すように、第3ワイヤ8Cを介して金属部材7の第3角部7C3に固定される付勢部材6の第3外側部分6e3は、付勢部材6の第2内側部分6i2及び第3内側部分6i3よりも距離G1だけ下方(ベース部材18側)に位置するように構成されている。すなわち、第3弾性腕部6g3は、弾性的に変形した状態となるように構成されている。第1弾性腕部6g1、第2弾性腕部6g2、及び第4弾性腕部6g4についても同様である。
この構成により、付勢部材6は、光学素子保持部材2が初期状態にあるか否かにかかわらず、矢印AR1で示すように、光学素子保持部材2を下方(Z2方向)に押し付けることができる。具体的には、光学素子保持部材2は、ベース部材18の上面に形成された円形凹部18Sにその下側部分が収容されている支持部材11としてのボールの上側部分に押し付けられる。そのため、付勢部材6は、光学素子保持部材2が初期状態から変位している場合であっても、光学素子保持部材2と支持部材11とが接触し且つ支持部材11とベース部材18とが接触した状態を安定的に維持できる。
図8A~図8Cに示す例では、支持部材11を構成している第1ボール11A~第4ボール11Dのそれぞれは、XY平面に平行な方向に転動可能な状態で光学素子保持部材2とベース部材18との間に挟持されている。そのため、光学素子保持部材2は、X軸回りに回転(傾斜)することなく、且つ、Y軸回りに回転(傾斜)することなく、例えば矢印AR2で示すように、XY平面に平行な仮想平面VP1に沿って平行移動できる。この平行移動は、機械的には、付勢部材6の弾性腕部6gの弾性変形と、第1ボール11A~第4ボール11Dのそれぞれの転動と、図8Cに示すような第1ワイヤ8A~第4ワイヤ8Dのそれぞれの湾曲とによって実現される。なお、支持部材11を構成している第1ボール11A~第4ボール11Dのそれぞれは、光学素子保持部材2及びベース部材18の一方に対しては、XY平面に平行な方向に転動することなく、その場で摺動回転可能な状態となるように、光学素子保持部材2とベース部材18との間に挟持されていてもよい。或いは、第1ボール11A~第4ボール11Dのそれぞれは、転動可能で且つ摺動回転可能な状態で、光学素子保持部材2とベース部材18との間に挟持されていてもよい。これらの構成においても、光学素子保持部材2は、X軸回りに回転(傾斜)することなく、且つ、Y軸回りに回転(傾斜)することなく、XY平面に平行な仮想平面VP1に沿って平行移動できる。
次に、図9A~図9Cを参照し、可動側部材MBとともに移動する制振部材3と固定側部材FBとの関係について説明する。図9A~図9Cは、光学素子駆動装置101の構成例を示す図である。具体的には、図9Aは、光学素子駆動装置101の上面図である。図9Bは、図9Aの一点鎖線L1を含むYZ平面に平行な仮想平面における、X1側から見た光学素子駆動装置101の断面図である。図9Cは、図9Aの一点鎖線L2を含むYZ平面に平行な仮想平面における、X1側から見た光学素子駆動装置101の断面図である。
図9Aに示すように、可動側部材MBとしての光学素子保持部材2とともに移動する制振部材3は、ケース4の天板部4Bに形成された突出部4Tと接触するように、光学素子保持部材2の上面に形成された収容部2Q(図9B参照。)内に配置されている。
具体的には、突出部4Tは、天板部4Bの中央にある開口4Kの縁部に形成された四つの折り曲げ片(第1折り曲げ片4T1~第4折り曲げ片4T4)によって構成されている。
より具体的には、図9Bに示すように、第2折り曲げ片4T2は、光学素子保持部材2の上面に形成された第2収容部2Q2内に収容されている第2制振部材3B内にその先端部TPが入り込むように構成されている。また、第4折り曲げ片4T4は、光学素子保持部材2の上面に形成された第4収容部2Q4内に収容されている第4制振部材3D内にその先端部TPが入り込むように構成されている。第1折り曲げ片4T1及び第3折り曲げ片4T3についても同様である。
この構成により、制振部材3は、駆動機構DMが光学素子保持部材2を仮想平面VP1(図8C参照。)に平行に変位させて目標位置に位置付けるときに、光学素子保持部材2が目標位置を振動中心として振動してしまうのを抑制することができる。そのため、制振部材3は、制振部材3がない場合に比べ、光学素子保持部材2を現在位置から目標位置に変位させるためにコイル9に電流が供給されてから光学素子保持部材2がその目標位置に落ち着くまでの時間である整定時間(セトリングタイム)を短縮できる。
図9Cは、支持部材11を構成している第1ボール11A及び第2ボール11Bのそれぞれが、XY平面に平行な方向に転動可能な状態で光学素子保持部材2とベース部材18との間に挟持された状態を示す。具体的には、図9Cは、光学素子保持部材2の下面に形成された円形凹部2Sの内底面(Z1側の面)、及び、ベース部材18の上面に形成された円形凹部18Sの内底面(Z2側の面)が何れもXY平面に平行な平面であることを示している。また、図9Cは、Y軸方向において、第1ボール11Aの直径が、第1円形凹部2S1の直径よりも小さく、且つ、第1円形凹部18S1の直径よりも小さいことを示している。また、図9Cは、Y軸方向において、第2ボール11Bの直径が、第2円形凹部2S2の直径よりも小さく、且つ、第2円形凹部18S2の直径よりも小さいことを示している。このように、図9Cは、第1ボール11A及び第2ボール11BのそれぞれがXY平面に平行な方向に転動可能な状態で光学素子保持部材2とベース部材18との間に挟持される構成を示している。第3ボール11C及び第4ボール11Dについても同様である。この構成により、光学素子駆動装置101は、X軸回りに光学素子保持部材2を回転(傾斜)させることなく、且つ、Y軸回りに光学素子保持部材2を回転(傾斜)させることなく、ベース部材18に対して光学素子保持部材2をXY平面に平行に移動させることができる。なお、光学素子駆動装置101は、Z軸回りに光学素子保持部材2を回転させながら、ベース部材18に対して光学素子保持部材2をXY平面に平行に移動させてもよい。
次に、図10を参照し、制振部材3と磁石5及びコイル9との位置関係について説明する。図10は、光学素子駆動装置101の構成要素である制振部材3、磁石5、コイル9、及び絶縁基板17の上面図である。なお、図10では、明瞭化のため、制振部材3、磁石5、コイル9、及び絶縁基板17以外の構成要素の図示が省略されている。また、図10では、磁石5の下方に位置するコイル9の状態が分かるように、磁石5は、破線で示されている。
駆動機構DMは、光学素子保持部材2(図10では図示せず。)に固定された複数の磁石5(第1磁石5A~第4磁石5D)と、それら複数の磁石5と対向するように絶縁基板17に設けられた複数のコイル9(第1コイル9A~第4コイル9D)と、を含んで構成されている。
そして、制振部材3は、上面視において磁石5の内側に位置するように、光学素子保持部材2の上面に形成された収容部2Q内に収容されている。磁石5の内側の位置は、磁石5よりも光学素子OEの中心軸である光学素子保持部材2の中心軸AX1に近い位置を意味する。
具体的には、第1制振部材3Aは、第1磁石5Aの内側(X2側)に位置するように光学素子保持部材2の上面に配置され、第2制振部材3Bは、第2磁石5Bの内側(Y2側)に位置するように光学素子保持部材2の上面に配置されている。第3制振部材3C及び第4制振部材3Dについても同様である。
なお、制振部材3は、図9Bに示すように、正面視において磁石5の上側に位置するように光学素子保持部材2の上面に配置されている。磁石5の上側の位置は、Z軸方向において磁石5よりも高い位置を意味する。
この構成は、制振部材3を追加することによって光学素子駆動装置101のサイズが大きくなってしまうのを防止できるという効果をもたらす。この構成では、光学素子保持部材2における既存の構造上に制振部材3が取り付けられるためである。すなわち、この構成では、制振部材3を取り付けるための構造を追加する必要がないためである。
次に、図11を参照し、光学素子保持部材2における収容部2Qの配置について説明する。図11は、光学素子保持部材2の上面図である。図11では、光学素子保持部材2の角部2Cと辺部2Eとが区別できるように、角部2Cにドットパターンが付されている。なお、図11に示す角部2Cと辺部2Eとの区分は一例であり、別の基準で区分されていてもよい。
図11に示す例では、制振部材3を収容するための四つの収容部2Qは、光学素子保持部材2の中心軸AX1を含みYZ平面に平行な仮想平面VP2に関して面対称となるように構成されている。また、四つの収容部2Qは、光学素子保持部材2の中心軸AX1を含みXZ平面に平行な仮想平面VP3に関して面対称となるように構成されている。
光学素子保持部材2は、四つの角部2C(第1角部2C1~第4角部2C4)と四つの辺部2E(第1辺部2E1~第4辺部2E4)とを有する枠体RFを形成するように構成されている。そして、四つの収容部2Qは何れも貫通孔2Kの縁に隣接するように配置されている。具体的には、第1収容部2Q1は、第1辺部2E1の内側部分(X2側の部分)に設けられ、第2収容部2Q2は、第2辺部2E2の内側部分(Y2側の部分)に設けられ、第3収容部2Q3は、第3辺部2E3の内側部分(X1側の部分)に設けられ、第4収容部2Q4は、第4辺部2E4の内側部分(Y1側の部分)に設けられている。
四つの収容部2Qが中心軸AX1の回りにバランス良く設けられたこの構成は、固定側部材FBに対して可動側部材MB(光学素子保持部材2)が変位したときに、制振部材3の弾性変形によって可動側部材MB(光学素子保持部材2)に不所望の力が作用してしまうのを防止できる。
なお、収容部2Qは、辺部2Eの外側部分に設けられていてもよく、角部2Cに設けられていてもよい。また、収容部2Qは、一つの辺部2Eに二つ以上設けられていてもよい。
次に、図12を参照し、光学素子駆動装置101の別の構成例である光学素子駆動装置101Aについて説明する。図12は、光学素子駆動装置101Aの分解斜視図である。
光学素子駆動装置101Aは、付勢部材6がベース部材18に直接取り付けられるように構成されている点で、光学素子駆動装置101と異なる。この点に関し、光学素子駆動装置101は、付勢部材6がワイヤ8を介してベース部材18に取り付けられるように構成されている。
具体的には、光学素子駆動装置101Aでは、ベース部材18は、図13に示すように、四つの角部に四つの柱状部18P(第1柱状部18P1~第4柱状部18P4)を有するように構成されている。また、付勢部材6は、一つの内側部分6iと、四つの外側部分6e(第1外側部分6e1~第4外側部分6e4)と、内側部分6iと四つの外側部分6eのそれぞれとの間に位置する弾性腕部6g(第1弾性腕部6g1~第4弾性腕部6g4)とを有するように構成されている。図13は、付勢部材6が取り付けられたベース部材18の上方斜視図である。図13では、明瞭化のため、ベース部材18にドットパターンが付されている。
より具体的には、付勢部材6の第1外側部分6e1は、第1柱状部18P1の上端面に取り付けられ、付勢部材6の第2外側部分6e2は、第2柱状部18P2の上端面に取り付けられ、付勢部材6の第3外側部分6e3は、第3柱状部18P3の上端面に取り付けられ、付勢部材6の第4外側部分6e4は、第4柱状部18P4の上端面に取り付けられている。
柱状部18Pの上端面への外側部分6eの固定は、外側部分6eに形成された貫通孔TH2(図12参照。)に柱状部18Pの上端面から上方へ突出する突起部18tが挿通され且つ接着剤が塗布されることによって実現される。なお、柱状部18Pの上端面への外側部分6eの固定は、外側部分6eに形成された貫通孔TH2に突起部18tが挿通され且つ熱かしめ又は冷間かしめが施されることによって実現されてもよい。
この構成により、光学素子駆動装置101Aは、光学素子駆動装置101と同じ効果を実現しながらも、光学素子駆動装置101よりも少ない部品点数で製造され得る。
また、光学素子駆動装置101Aは、ケース4に形成された二つの突出部4T(左側折り曲げ片4TL及び右側折り曲げ片4TR)と光学素子保持部材2に設けられた二つの制振部材3とを有する点で、光学素子駆動装置101と異なる。この点に関し、光学素子駆動装置101は、ケース4に形成された四つの突出部4Tと光学素子保持部材2に設けられた四つの制振部材3とを有する。
具体的には、光学素子駆動装置101Aでは、制振部材3は、図12に示すように、光学素子保持部材2の第2辺部2E2の上面に設けられた左側制振部材3Lと、光学素子保持部材2の第4辺部2E4の上面に設けられた右側制振部材3Rと、を含む。
より具体的には、制振部材3は、図14Aに示すように、光学素子保持部材2の上面に形成された収容部2Q内に収容されている。図14A及び図14Bは、光学素子保持部材2の上面図である。図14Aは、光学素子駆動装置101Aを構成する光学素子保持部材2の上面図である。図14Bは、光学素子駆動装置101Aを構成する光学素子保持部材2の別の一例の上面図である。
図14Aに示す例では、収容部2Qは、光学素子保持部材2の第2辺部2E2の上面に形成された左側収容部2QLと、光学素子保持部材2の第4辺部2E4の上面に形成された右側収容部2QRと、を含む。左側収容部2QLは、第2辺部2E2の中央部分に設けられ、右側収容部2QRは、第4辺部2E4の中央部分に設けられている。左側制振部材3Lは、左側収容部2QL内に収容され、右側制振部材3Rは、右側収容部2QR内に収容されている。
そして、左側制振部材3Lと右側制振部材3Rとは、光学素子保持部材2の中心軸AX1を含みYZ平面に平行な仮想平面VP4に関して面対称となり、且つ、光学素子保持部材2の中心軸AX1を含みXZ平面に平行な仮想平面VP5に関して面対称となるように構成されている。
二つの収容部2Qが中心軸AX1を挟んでバランス良く設けられたこの構成は、固定側部材FBに対して可動側部材MB(光学素子保持部材2)が変位したときに、制振部材3の弾性変形によって可動側部材MB(光学素子保持部材2)に不所望の力が作用してしまうのを防止できる。
なお、収容部2Qは、上述の実施形態では、上面視で矩形状又は楕円形状の外形を呈するように構成されているが、上面視で、円形状又は多角形状等の外形を呈するように構成されていてもよい。
また、収容部2Qは、辺部2Eの中央部分以外の部分に設けられていてもよい。例えば、収容部2Qは、辺部2Eの内側部分に設けられていてもよく、辺部2Eの外側部分に設けられていてもよい。また、収容部2Qは、角部に設けられていてもよい。また、収容部2Qは、一つの辺部2Eに二つ以上設けられていてもよい。
また、収容部2Qは、図14Bに示すように、光学素子保持部材2の第3辺部2E3の上面に形成された後側収容部2QBのみで構成されていてもよい。
上述のように、本発明の実施形態に係る光学素子駆動装置101は、例えば図2及び図3に示すように、ベース部材18を含む固定側部材FBと、ベース部材18と対向するようにベース部材18の上方に配置され、光学素子OEを保持可能な光学素子保持部材2と、ベース部材18と光学素子保持部材2との間に配置された支持部材11と、光学素子保持部材2をベース部材18側である下側へ付勢する付勢部材6と、支持部材11に支持された光学素子保持部材2を上下方向(ベース部材18と光学素子保持部材2とが対向する方向)と直交する平面(Z軸と直交するXY平面に平行な仮想平面VP1(図8C参照。))に沿って移動させる駆動機構DMと、を備えている。駆動機構DMは、図3に示す例では、少なくともコイル9及び磁石5を有する電磁駆動機構として構成されている。光学素子保持部材2は、制振部材3を収容する収容部2Q(図4参照。)を有する。固定側部材FBを構成するケース4は、先端部TPが収容部2Qに挿入される突出部4Tを有する。突出部4Tの先端部TPは、収容部2Qに設けられた制振部材3と接触している。
この構成により、光学素子駆動装置101は、光学素子OEをより迅速に目標位置に移動させることができる。すなわち、光学素子駆動装置101は、光学素子保持部材2が移動した際に、その変位(移動)が落ち着くまでの時間を短縮することができる。光学素子保持部材2(光学素子OE)を目標位置に位置付けるときに発生する目標位置を振動中心とした光学素子保持部材2(光学素子OE)の振動を制振部材3によって早期に収束させることができるためである。
固定側部材FBは、望ましくは、外周壁部4A及び天板部4Bを有する筐体HS(ケース4)を含む。そして、光学素子保持部材2は、筐体HS内に配置される。この場合、光学素子保持部材2の上面に形成されている収容部2Qは、上方(天板部4B側)が開放されている。そして、突出部4Tは、天板部4Bから下方(ベース部材18側)に延び先端部TPが収容部2Qに挿入されるように構成される。
この構成は、制振部材3が確実に収容部2Q内に保持されるようにし、制振部材3が光学素子保持部材2から脱落するといった不具合が発生してしまうのを抑制できる。
天板部4Bは、望ましくは、金属板によって形成されているとともに開口4Kを有する。この場合、突出部4Tは、開口4Kの縁部で折り曲げられた折り曲げ片によって構成されている。図9A~図9Cに示す例では、突出部4Tは、第1折り曲げ片4T1~第4折り曲げ片4T4を含む。
この構成は、既存の部材(ケース4)を利用することにより、部品点数を過度に増加させることなく、制振部材3を用いた制振構造を実現できるという効果をもたらす。
駆動機構DMは、望ましくは、光学素子保持部材2に固定された複数の磁石5と、磁石5と対向するようにベース部材18に支持された複数のコイル9とを含む。この場合、収容部2Qは、上面視において、磁石5よりも内側に配置されている。
この構成は、駆動機構DMのZ軸方向における寸法が大きくなるのを抑制でき、光学素子駆動装置101の薄型化を実現できるという効果をもたらす。
光学素子保持部材2は、図11に示すように、四つの辺部2Eを含む枠体RFを形成するように構成されている。そして、収容部2Qは、四つの辺部2Eのそれぞれに設けられている。但し、収容部2Qは、四つの辺部2Eのうちの一つ、二つ、又は三つに設けられていてもよい。
この構成は、光学素子保持部材2の辺部2Eにおける空きスペースを利用して収容部2Qが形成されるようにするため、光学素子駆動装置101の大型化を抑制できるという効果をもたらす。
付勢部材6は、典型的には、板ばねであり、光学素子保持部材2に固定される可動側支持部としての内側部分6iと、固定側部材FBに固定される固定側支持部としての外側部分6eと、内側部分6iと外側部分6eとの間に位置する弾性腕部6gと、を含む。
固定側支持部としての外側部分6eは、サスペンションワイヤを介してベース部材18に固定され、或いは、ベース部材18に直接的に固定される。図7Aに示す例では、外側部分6eは、サスペンションワイヤとしてのワイヤ8を介してベース部材18に埋め込まれた金属部材7の角部7Cに固定されている。或いは、図13に示す例では、外側部分6eは、サスペンションワイヤを介することなく、ベース部材18の柱状部18Pに直接的に固定されている。
この構成は、簡単な構成を有する板ばねにより、可動側部材MBの下方への押し付けが容易に実現されるという効果をもたらす。
支持部材11は、例えば、ベース部材18と光学素子保持部材2との間に配置された複数のボールである。図3に示す例では、支持部材11は、光学素子保持部材2の下面に形成された円形凹部2S(図5A参照。)とベース部材18の上面に形成された円形凹部18S(図6参照。)との間に配置される四つのボール(第1ボール11A~第4ボール11D)である。
この構成は、簡単な構成を有するボールにより、可動側部材MBが平行移動する際の可動側部材MBと固定側部材FBとの間の距離の維持が容易に実現されるという効果をもたらす。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形及び置換等が適用され得る。また、上述の実施形態を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、上述の実施形態では、ワイヤ8の下端部は、ベース部材18に埋設された金属部材7の角部7Cに固定されているが、ベース部材18に重ねられるプリント配線基板又は絶縁基板17に固定されていてもよい。
また、上述の実施形態では、制振部材3を収容するための収容部2Qは、光学素子保持部材2の上面において上方に開放するように形成されているが、光学素子保持部材2の側面において側方に開放するように形成されていてもよい。この場合、突出部4Tは、ケース4の外周壁部4Aから内側に延びる折り曲げ片として形成されていてもよい。或いは、収容部2Qは、光学素子保持部材2の下面に形成されていてもよい。この場合、突出部は、ベース部材18の上面から上方に延びるように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、支持部材11は、四つのボールを利用して構成されているが、一つ又は複数のシャフトを利用して構成されていてもよく、一つ又は複数のレールを利用して構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、光学素子駆動装置101は、XY平面に平行な仮想平面VP1に沿って光学素子保持部材2が任意の方向に移動できるように構成されているが、光学素子保持部材2の移動方向が限定されるように構成されていてもよい。例えば、光学素子駆動装置101は、光学素子保持部材2がX軸方向のみに移動できるように構成されていてもよく、光学素子保持部材2がY軸方向のみに移動できるように構成されていてもよい。
本願は、2021年3月17日に出願した日本国特許出願2021-043897号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
2・・・光学素子保持部材 2C・・・角部 2C1・・・第1角部 2C2・・・第2角部 2C3・・・第3角部 2C4・・・第4角部 2d・・・台座部 2E・・・辺部 2E1・・・第1辺部 2E2・・・第2辺部 2E3・・・第3辺部 2E4・・・第4辺部 2K・・・貫通孔 2Q・・・収容部 2Q1・・・第1収容部 2Q2・・・第2収容部 2Q3・・・第3収容部 2Q4・・・第4収容部 2QB・・・後側収容部 2QL・・・左側収容部 2QR・・・右側収容部 2R・・・凹部 2R1・・・第1凹部 2R2・・・第2凹部 2R3・・・第3凹部 2R4・・・第4凹部 2S・・・円形凹部 2S1・・・第1円形凹部 2S2・・・第2円形凹部 2S3・・・第3円形凹部 2S4・・・第4円形凹部 2t・・・突起部 3・・・制振部材 3A・・・第1制振部材 3B・・・第2制振部材 3C・・・第3制振部材 3D・・・第4制振部材 3L・・・左側制振部材 3R・・・右側制振部材 4・・・ケース 4A・・・外周壁部 4A1・・・第1側板部 4A2・・・第2側板部 4A3・・・第3側板部 4A4・・・第4側板部 4B・・・天板部 4K・・・開口 4s・・・収納部 4T・・・突出部 4T1・・・第1折り曲げ片 4T2・・・第2折り曲げ片 4T3・・・第3折り曲げ片 4T4・・・第4折り曲げ片 4TL・・・左側折り曲げ片 4TR・・・右側折り曲げ片 5・・・磁石 5A・・・第1磁石 5B・・・第2磁石 5C・・・第3磁石 5D・・・第4磁石 6・・・付勢部材 6e・・・外側部分 6e1・・・第1外側部分 6e2・・・第2外側部分 6e3・・・第3外側部分 6e4・・・第4外側部分 6g・・・弾性腕部 6g1・・・第1弾性腕部 6g2・・・第2弾性腕部 6g3・・・第3弾性腕部 6g4・・・第4弾性腕部 6i・・・内側部分 6i1・・・第1内側部分 6i2・・・第2内側部分 6i3・・・第3内側部分 6i4・・・第4内側部分 6x・・・貫通孔 6x1・・・第1貫通孔 6x2・・・第2貫通孔 6x3・・・第3貫通孔 6x4・・・第4貫通孔 7・・・金属部材 7C・・・角部 7C1・・・第1角部 7C2・・・第2角部 7C3・・・第3角部 7C4・・・第4角部 7D・・・連結部 7D1・・・第1連結部 7D2・・・第2連結部 7D3・・・第3連結部 7D4・・・第4連結部 8・・・ワイヤ 8A・・・第1ワイヤ 8B・・・第2ワイヤ 8C・・・第3ワイヤ 8D・・・第4ワイヤ 9・・・コイル 9A・・・第1コイル 9B・・・第2コイル 9C・・・第3コイル 9D・・・第4コイル 10・・・センサ 10A・・・第1センサ 10B・・・第2センサ 11・・・支持部材 11A・・・第1ボール 11B・・・第2ボール 11C・・・第3ボール 11D・・・第4ボール 17・・・絶縁基板 17K・・・開口 18・・・ベース部材 18B・・・凹部 18B1・・・第1凹部 18B2・・・第2凹部 18K・・・開口 18P・・・柱状部 18P1・・・第1柱状部 18P2・・・第2柱状部 18P3・・・第3柱状部 18P4・・・第4柱状部 18S・・・円形凹部 18S1・・・第1円形凹部 18S2・・・第2円形凹部 18S3・・・第3円形凹部 18S4・・・第4円形凹部 18t・・・突起部 101・・・光学素子駆動装置 DM・・・駆動機構 FB・・・固定側部材 HS・・・筐体 LB・・・下側部材 MB・・・可動側部材 OE・・・光学素子 RF・・・枠体 TH1、TH2・・・貫通孔 TP・・・先端部

Claims (7)

  1. ベース部材を含む固定側部材と、
    前記ベース部材の上方に配置され、光学素子を保持可能な光学素子保持部材と、
    前記ベース部材と前記光学素子保持部材との間に配置された支持部材と、
    前記光学素子保持部材を下側へ付勢する付勢部材と、
    前記支持部材に支持された前記光学素子保持部材を上下方向と直交する平面に沿って移動させる駆動機構と、を備えた光学素子駆動装置において、
    前記光学素子保持部材は、制振部材を収容する収容部を有し、
    前記固定側部材は、先端部が前記収容部に挿入される突出部を有し、
    前記突出部の前記先端部は、前記収容部に設けられた前記制振部材と接触しており、
    前記光学素子保持部材の下面には、前記支持部材を収容する凹部が設けられており、
    前記収容部は、前記凹部と上下方向において重ならない位置に設けられており、
    前記固定側部材は、外周壁部及び天板部を有する筐体を含み、
    前記収容部は、上方が開放されており、
    前記光学素子保持部材は、前記筐体内に配置され、
    前記突出部は、前記天板部から延び前記先端部が前記収容部に挿入されるように構成されている
    ことを特徴とする光学素子駆動装置。
  2. 前記天板部は、金属板によって形成されているとともに、開口を有し、
    前記突出部は、前記開口の縁部で折り曲げられた折り曲げ片によって構成されている、
    請求項に記載の光学素子駆動装置。
  3. 前記駆動機構は、前記光学素子保持部材に固定された複数の磁石と、前記磁石と対向するように前記ベース部材に支持された複数のコイルとを含み、
    上面視において、前記収容部は、前記磁石よりも内側に配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の光学素子駆動装置。
  4. 前記光学素子保持部材は、四つの辺部を含む枠体を形成するように構成されており、
    前記収容部は、四つの前記辺部の少なくとも一つに設けられている、
    請求項1乃至請求項の何れかに記載の光学素子駆動装置。
  5. 前記付勢部材は、板ばねであり、
    前記板ばねは、前記光学素子保持部材に固定される可動側支持部と、前記固定側部材に固定される固定側支持部と、前記可動側支持部と前記固定側支持部との間に位置する弾性腕部と、を含む、
    請求項1乃至請求項の何れかに記載の光学素子駆動装置。
  6. 前記固定側支持部は、サスペンションワイヤを介して前記ベース部材に固定され、或いは、前記ベース部材に直接的に固定される、
    請求項に記載の光学素子駆動装置。
  7. 前記支持部材は、前記ベース部材と前記光学素子保持部材との間に配置された複数のボールである、
    請求項1乃至請求項の何れかに記載の光学素子駆動装置。
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