JP7467083B2 - ダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具 - Google Patents

ダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具 Download PDF

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本発明は、超硬合金からなる基体の表面にダイヤモンド被膜を被着した超硬合金製切削工具に関する。
従来、超硬合金製の切削工具の表面にダイヤモンドの被覆層をCVD法(化学気相成長方法)等で被膜する場合、超硬合金にバインダーとして含まれるCo金属が被膜の密着性を損ねる影響を及ぼすため、通常、基体表面のCo金属の低濃度化を目的とした表面処理が行われている。そのため、下記特許文献1に記載された切削工具では、ダイヤモンド被膜との界面から超硬合金製の基体を8μm以下の深さで化学処理によってCo金属を主体とする金属結合相の一部を除去している。
これによって、ダイヤモンド被膜の結合性を高めて耐チッピング性を確保している。特許文献1では、Co金属を主体とする金属結合相を基体表面から8μmより深く除去すると超硬合金の靭性が低下し、耐チッピング性が低下すると記載されている。
特許第6195068号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された切削工具では、Coを主体とする金属結合相の除去深さが8μm以下と浅いためダイヤモンド被膜の保持強度が小さく、超硬合金製の基体との密着性が小さい。そのため、切削加工時に比較的短時間でダイヤモンド被膜が剥がれ易く、工具寿命が短いという問題が残る。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、超硬合金の基体に対してダイヤモンド被膜の密着強度を高めて工具寿命をより長期化できるダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具を提供することを目的とする。
本発明によるダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具は、超硬合金に含まれる炭化タングステン粒子の結合相であるCo主体の金属元素群のうちの少なくとも1種の金属元素を表面から深さ30μm超~60μmの範囲内で除去して低濃度化してなる超硬合金製の基体と、この基体の表面に被着したダイヤモンド被膜と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、超硬合金製の基体の表面に深さ30μm超~60μmの範囲で結合相であるCo主体の金属元素群のうちの少なくとも1種の金属元素を除去して低濃度化したため、基体表面の硬度とヤング率は低下するが、残留応力及び衝撃が緩和するため高硬度のダイヤモンド被膜の密着性が飛躍的に高くなり切削加工を繰り返してもダイヤモンド被膜の剥離を抑制できて工具寿命が向上する。
また、1種の金属元素はCoであることが好ましい。
これによって、超硬合金製の基体の表面におけるダイヤモンド被膜の密着性が高まる。
本発明によるダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具によれば、炭化タングステン粒子の結合相である少なくとも1種の金属元素を超硬合金製基体の表面から深さ30μm超~60μmの範囲内で除去して低濃度化したため、基体の硬度とヤング率は低下するが、結合相である少なくとも1種の金属元素を除去した領域は残留応力及び切削加工における衝撃が緩和する緩和層として機能するため、高硬度のダイヤモンド被膜の基体に対する密着強度が著しく向上し、工具寿命を長期化することができる。
本発明の実施形態による超硬合金製の基体にダイヤモンド被膜を被覆した切削工具の模式図である。 超硬合金製基体の表面のCo金属を除去する前後の硬度の変化を示すグラフである。 超硬合金製基体の表面のCo金属を除去する前後のヤング率の変化を示すグラフである。 切削工具の表面のCoを除去した低濃度層の厚さと加工可能時間との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態によるダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具について図1~図4により説明する。
図1において、本発明の実施形態による切削工具1は例えばエンドミルであり、その刃先は超硬合金製の基体2とその表面2aにコーティングされたダイヤモンド被膜3とを備えている。基体2の超硬合金は機械的特性に優れたWC-Co系合金であり、WC(炭化タングステン)粒子の結合相としてCo主体の金属元素群が含まれ、高温で焼結することで形成されている。また、WC-Co系合金以外に、切削工具として耐酸化性を向上させた、WC-TiC-Co系超硬合金、WC-TaC-Co系超硬合金、WC-TiC-Tac-Co系超硬合金等の各種の超硬合金を用いることができる。
一方、ダイヤモンド被膜3をCVD法等で形成する場合、基体2の界面である表面2aにCo金属が存在すると、基体2の界面付近にアモルファスカーボンが形成されて正常なダイヤモンド被膜の合成を阻害するとともに、密着性が著しく低下する。そのため、基体2において炭化タングステン粒子の結合相であるCo主体の金属元素群のうちの少なくとも1種の元素、例えばCo金属を主成分とする金属結合相の一部を、ダイヤモンド被膜3と基体2との界面である表面2aから所定の深さDの範囲で除去して低濃度化して低濃度領域4を形成している。
結合相としてのCo金属を低濃度化する除去方法は例えば化学エッチングにより行われる。化学的エッチングとしては、一例として(硫酸+過酸化水素)または硝酸を用いたエッチング液に超硬合金の基体2の表面2aを所定時間浸漬してCoを主成分とする金属結合相の一部を表面2aから深さDの範囲でエッチングにより除去する。或いは、レーザービームによるレーザーエッチングによってCo金属を低濃度化してもよい。
基体2の表面2aからCo金属を除去して低濃度化する深さDの範囲は30μm超~60μmの範囲に設定するものとする。ここで、低濃度領域4の領域の深さDが基体2の表面2aから30μm超~60μmの範囲であると基体2の表面2aの硬度とヤング率が低下する。その一方で、表面2aにダイヤモンド被膜し、コーティングされるダイヤモンド被膜3の残留応力と共に切削加工時に加わる衝撃とを低濃度領域4で緩和する緩衝機能を発揮する。そのため、基体2の低濃度領域4とダイヤモンド被膜3とが剥がれにくくなり、密着性を飛躍的に向上させることができる。なお、低濃度領域4に関し、基体2の表面2aからの深さDとは表面2aに直交する方向をいう。
また、結合相であるCo金属の低濃度領域4では、結合相として寄与するCo金属による結合力は損なわれるが、結合相のCo粒子が関与しない粒子間結合の作用が残り、タングステン粒子同士の結合もダイヤモンド被膜3を被覆した切削工具1としての必要な強度は担保される。
一方、Co金属の低濃度領域4の深さDが30μm以下であると粒子間の結合が緩くなり、基体2の表面2aが脆くなる。しかも、低濃度領域4の緩衝機能が十分でないためダイヤモンド被膜3との密着性が不十分で剥離し易く、工具寿命を十分延ばすことができない。また、Co金属の低濃度領域4の深さDが60μmを超えると、低濃度領域4の脆化影響が増大することでダイヤモンド被膜3を被覆した切削工具1の基体2としての強度が低下すると共にダイヤモンド被膜3との密着性が不足する。そのため、ダイヤモンド被膜3が剥離し易く工具寿命が短くなる。
次に本実施形態による切削工具1の具体例の試験例について図2~図4により説明する。
図2及び図3はWC-Co系超硬合金の基体2について、4つのサンプルを用いて、表面2aのCo金属の除去による低濃度化を行った。このWC-Co系超硬合金の基体2では、表面2aの処理前の炭化タングステンの粒径は0.8~2.0μm、Co含有量は4.9wt%である。
WC-Co系超硬合金の基体2において、表面2aのCo金属処理後の低濃度領域4の硬度は、図2に示すように平均でHv(ビッカース硬さ)580減少した。図3に示す表面2aの処理後の低濃度領域4のヤング率について、平均で1.256減少となった。
また、WC-Co系超硬合金の基体2について、低濃度領域4におけるCo金属を含む結合相金属元素を低濃度化する化学処理後の主な各金属元素の含有量を、EDS(エネルギー分散型X線分光器)を用いて元素分析した。その結果は次のようになった。
即ち、Co金属は処理前4.793wt%から処理後に0.155wt%に減少した。その減少率は96.8%である。
Crは処理前4.793wt%から処理後に0.155wt%に減少した。その減少率は96.8%である。
Taは処理前1.228wt%から処理後に0.788wt%に減少した。その減少率は35.8%である。
Vは処理前0.080wt%から処理後に0.033wt%に減少した。その減少率は59.4%である。
なお、上述した基体2の化学処理のCo等の各金属元素のEDSによる検出結果は、基体2の表面2aを観察倍率3,000倍で視野全面(1.2×10-3mm)をスキャンした結果である。計測されたCo等金属元素の濃度の測定結果にばらつきはあるが、測定データから平均値を算出した。
また、上述した基体2のWC-Co系超硬合金について、基体2の表面2aから結合相であるCo金属の低濃度領域4の層厚即ち深さDについて0から次第に大きくした各切削工具1を製造した。切削工具1はボールエンドミルとし、これらの各切削工具1を用いて欠損に至るまでの加工時間の変化を測定した。加工機は立型マシニングセンターV33(牧野フライス)として、ミスト加工を行った。
切削条件として、切削工具1の切刃の半径0.5mm、回転速度n=20000min-1、送り速度f=200mm/min、ap×ae(Z軸方向の切り込み量×横方向の切り込み量)=0.02mm×0.1mmとした。
各切削工具1の試験結果は図4に示すようになった。試験結果において、超硬合金Eの基体2について表面2aからCo金属の低濃度領域4の深さDが30μmまでは加工時間360分以下でダイヤモンド被膜3がチッピングや剥離等で欠損した。Co金属の低濃度領域4の深さDが30μm超~60μmまでの範囲では、切削工具1の加工時間が500分以上となり好結果が得られた。また、Co金属の低濃度領域4の深さDが60μmを超えるとやはり加工時間260分程度でダイヤモンド被膜3が欠損した。
上述のように本実施形態によるWC-Co系超硬合金の切削工具1によれば、超硬合金製の基体2における結合相であるCo金属を主成分とする金属元素群を表面2aから深さ30μm超~60μmまでの範囲に亘って除去して低濃度領域4を形成することで、硬度とヤング率が低下するが、基体2の表面2aに被着したダイヤモンド被膜3の残留応力と切削加工時の衝撃を緩和できてダイヤモンド被膜3の密着性を飛躍的に向上できる。
しかも、Coを主成分とする結合相の金属元素群の低濃度領域4ではCoを中心とした結合相の結合力は低減するが、結合相が関与しない粒子間結合の作用が残るため、ダイヤモンド被膜3を備えた切削工具1として必要な強度が担保される。
そのため、切削工具1の加工可能時間が著しく延びて工具寿命を長くできる。
以上、本発明の実施形態による切削工具1について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の異なる形態や態様を採用できることはいうまでもない。これらはいずれも本発明の範囲に含まれる。
次に本発明の変形例について説明するが、上述した実施形態の部分や部品と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を行うものとする。
例えば、上述した実施形態では、超硬合金製の基体2において、表面2aから深さ30μm超~60μmの範囲で結合相の金属元素のうちCo金属元素を化学的エッチングまたはレーザーエッチング法によって除去して低濃度領域4を形成した。しかし、本発明では、超硬合金製の基体2の表面2aから除去する結合相の金属元素はCoに限定されるものではなく、例えば他の結合相のCr、Ta、V等の金属元素を除去するようにしてもよい。
しかも、除去する結合相の金属元素は1種類に限定されるものではなく、適宜の組み合わせの2種類以上の金属元素でもよい。これらの場合でもダイヤモンド被膜3と超硬合金製の基体2との密着性を向上できて切削工具の寿命を長期化できる。
なお、上述した実施形態では切削工具1の実施例としてボールエンドミル等のエンドミルについて説明したが、本発明における切削工具1はエンドミルに限られない。例えばドリル等のその他の転削工具やバイト等の旋削工具等の各種の切削工具にも適用できることはいうまでもない。
1 切削工具
2 基体
3 ダイヤモンド被膜
4 低濃度領域

Claims (1)

  1. WC粒子と、Co金属を含む結合相と、を有する基体と、
    前記基体の表面に被着したダイヤモンド被膜と、を備え、
    前記基体の表面と前記ダイヤモンド被膜との界面における前記Co金属の濃度が0.155wt%以下であり、前記界面から深さ30μm超~60μmまでの領域の前記濃度が、前記領域よりも深い領域の前記濃度よりも低いことを特徴とする、
    ダイヤモンド被膜を備えた超硬合金製切削工具。
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