JP7465815B2 - クリップアプリケータ - Google Patents

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Description

本発明は、はさみまたはピンセット型の手術用鉗子/把持器具に関し、および具体的には、生体組織クリップ、好ましくは、動脈瘤クリップ上での保持/把持/手渡しのためのクリップアプリケータに関する。
生体組織/動脈瘤クリップを手渡す/移動させる場合、外科医は、たとえ該クリップアプリケータの保持/作動グリップが簡単に解放される場合であっても、該クリップが、移動中に該アプリケータから落下しないことを確実にする、この目的のために使用される該クリップアプリケータに対するロックを望んでいる。このようなロックは、該クリップの紛失/落下を防ぐことを目的としているが、外科手術中に該外科医を苛立たせたり、過度に邪魔したりしてはならない。
従来より、該はさみまたはピンセット型の外科用保持/把持器具が一般的に知られており、それらの器具には、通常、該保持/把持器具の近位端(作動部)に配置され、および一方の枝部の側のスライドトラックと、他方の枝部に移動可能に取付けられている、該他方の枝部の側の回転カムとで構成されている、いわゆる廻り止めが備えられている。該二つの枝部が、該器具の該作動部の領域において一緒に押圧されると、該回転カムは、その入口において、該スライドトラックに係合し、該入口は、該二つの枝部が初めて離され/解放されるときに該回転カムが係合することができる凹曲面の形態のアンダカットを有しており、それにより、該器具を閉状態に保持する。そして、該二つの枝部が再び(二度目に)作動されると、該回転カムは、該凹状に湾曲したアンダカットから該スライドトラックの出口に向かって該スライドトラックに沿って移動し、最終的に該二つの枝部を解放する。
別の構成変形例は、該枝部の各々の露出位置に取付けられ、および該枝部の初期の角度位置Xから始まって、互いにぶつかって、例えば、X-5°の角度位置において互いに係合し、その結果、所定の位置にラッチされて、例えば、X-10°の角度位置において通り過ぎる金属シートを提供する。
この解決策の欠点は、全体の角度範囲X-10°を、該クリップの使用プロセス中にも通り過ぎなければならないということである。通り過ぎるときに起きる該ロックのスプリングバックが不快感として認識されて、該使用プロセス中に苛立ちを引き起こす。
上述した問題を考慮して、本発明の目的は、該ロックによって引き起こされる苛立ちが低減され、または防止される、好ましくは、ロック/循環ロック(circulation lock)を備えたはさみ/鉗子型またはピンセット型の手術用把持/保持器具を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の特徴を備えた適切な手術用器具によって解決される。本発明の有利な構成は、従属項の内容にある。
したがって、本発明の核心は、該(循環)ロックを、該把持/保持部(該器具の遠位エフェクタ部)と、該手術用器具の該(近位の手動)作動部との間の領域に配置することと、該器具が、この目的のために設けられた該器具の該作動部において排他的に(手動で)作動される場合に、該ロックをロック状態にできないように、この中間領域で該器具枝部をデザインすることから成る。本発明によれば、このロック状態は、好ましくは、この目的のために設けられた、(該把持/保持部と該作動部を接続する)(該作動部の外側に配設された)該中間領域における該作動部での作動に加えて、該器具を作動させることによってのみ実現することができる。より正確に言えば、該中間領域は、該器具ロックを係合しおよび係合解除する該排他的作動要素であると説明される。
ここでは、明確にするために、該器具枝部の該(手動)作動部が該器具の作動部であり、例えばユーザが、該作動部を用いて該器具枝部を互いに対して旋回させることができ、すなわち、該器具は、これらの器具作動部において開閉することができ、または、それぞれ、その開方向および閉方向において作動させることができることが言及されるべきである。換言すると、器具の作動は、該器具を開くことおよび閉じることという意味で理解すべきである。該器具は、該(近位の)器具作動部によって作動される。該器具のロックは、解放可能な器具ロックである。
本発明による該手術用把持/保持器具は、互いに対して動かすことができ、およびはさみ/鉗子またはピンセット型のスタイルで互いに旋回可能に結合される二つの器具枝部を有している。これら二つの枝部は、それら各々の遠位端部に該保持/把持部を、およびそれらの近位端部、例えば、(本願明細書において、以後、器具作動部と呼ぶ)該枝部の該把持/保持部において該器具を開閉する器具ハンドルに、好ましくは手動の作動部を構成している。各枝部の該保持/把持部と該作動部は、該中間領域により、好ましくは一体的に互いに接続され、例えば、はさみ/鉗子の設計の場合、該二つの枝部を互いに旋回可能に結合するヒンジ継手が配設される。該(枝部)ロック、すなわち、好ましくは、公知のデザイン(カム、スライドトラック、プレート等)の、互いにロック/ラッチ係合状態になる該ロック要素は、該はさみ/鉗子デザインの場合、好ましくは、該ヒンジ継手に対して該作動部の側の該中間領域内に配置される。
この場合、それら各々の(該器具を開閉する該それぞれの作動部の外側の)中間領域における該枝部は、本発明に従って、該器具が、対象物/生体組織、具体的には動脈瘤クリップ(開閉)を(規定通りに)掴む/保持する該枝部の該作動部(器具ハンドル)においてのみ(最大可能な/許容可能な作動位置/作動状態、具体的には、閉状態/閉位置まで)完全に作動される場合に、該器具ロックの該対向するロック要素が非係合状態にされたままであるように、好ましくは弓形に形成される。そのため、本発明による該把持/保持器具は、該器具ロックを(排他的に)ロックする/解除するまたは係合する/非係合状態にする第二の作動部/作動要素(本願明細書において、以後、ロック作動部と呼ぶ)を構成し、それにより、該器具の作動部が既に作動された状態にある該第二の作動部の該第一の(手動)動作が、該器具の作動部の該作動状態に対してさらなる操作を実行することなく、該ロックをロック状態にすることができる。該器具を再び開かなければならない場合、該ロック作動部は、該ロック(循環ロック)を公知の方法で解放するために(該器具作動部のさらなる操作を要することなく)二度、操作しなければならず、その後、該器具を開くために該器具作動部を解放しなければならない。
したがって、機能的には、本発明は、該器具の開閉のための該動作は、(本発明による該中間領域内での該ロックの位置決めにより排他的に)該器具をロックする/ロックを解除するための該器具の動作と機能的に独立しており、そのため、(該ロックの任意の機能の有効化)を個別に実行することができると説明することができる。
具体的には、該器具ロックは、該中間領域の弾性変形により、具体的には、該中間領域の弾性変形により排他的に係合され、および非係合状態にされる。
該二つのロック要素は、好ましくは、循環ロックを構成する。特に好ましくは、該二つのロック要素は、係止するために該器具ロックの第一の作動によって互いに向かって動き、そして、再び係合解除するために、該器具ロックの第二の作動により、再び互いに向かって動く。
好ましくは、該二つの器具枝部は、対象物/生体組織を掴む/保持するために、該器具が、該器具枝部の該近位の作動部においてのみ、最大可能作動位置まで、具体的には、(最大可能)閉位置/閉状態まで作動される場合、それら各々の中間領域(または、該器具ロックを係合しおよび係合解除するための作動要素)間にギャップを形成する。
該二つの中間領域が互いに向かって動くように、それらに圧力を印加することにより、該器具ロックが初めて作動される場合、該ギャップが閉じて、該二つの対向するロック要素が互いにラッチする。具体的には、該二つの中間領域が互いに向かって動くように、それらに圧力を印加することにより、該器具ロックが二度目に作動されると、該二つのロック要素は、ラッチ係合から解放される。
特に好ましくは、該器具枝部の該中間領域内の該ロック要素は、該器具枝部の開/閉方向に垂直な、好ましくは、該器具枝部の旋回面に垂直な側方運動により、または、好ましくは、該器具枝部の該旋回面内における、該器具枝部の該開/閉方向における動きによってそれらのロック要素が互いにラッチできるように、および具体的には解放できるように配置される。
以下、本発明を、添付図面を参照して、好適な実施形態に基づいてさらに説明する。
該鉗子型の手術用保持/把持器具、好ましくは、具体的には、非作動状態/開状態の本発明の好適な実施形態による動脈瘤クリップアプリケータを示す。 該器具ロックが非作動状態/非ロック状態になっている作動/閉状態における図1による該手術用保持/把持器具を示す。 該(接続された)器具ロックが作動状態/ロック状態になっている作動状態/閉状態における図2による該手術用保持/把持器具を示す。
図1によれば、本発明の該好適な実施形態の該手術用把持/保持器具は、各々が遠位の保持/把持部2a、4aと、近位の器具作動部2b、4bと、該遠位の保持/把持部2a、4aと該近位の器具作動部2b、4bを一体的に結合/接続している中間領域2c、4cとを構成する二つの好ましくは棒状の器具枝部2,4を備えた該鉗子/はさみ型の動脈瘤クリップアプリケータである。本実施形態において、該二つの器具枝部2,4は、該中間領域2c、4c内に、好ましくは該中間領域2c、4cの該遠位端に配置され、およびこの目的のために、該器具枝部2,4の各々において、貫通穴(詳細に図示せず)に挿入される、好ましくはヒンジピンまたはボルト6の形態のスイングヒンジを介して互いに旋回可能に結合されている。
この時点で、該手術用把持/保持器具は、各々が、遠位の保持/把持部と、近位の器具作動部と、該遠位の保持/把持部および該近位の器具作動部を一体的に結合する中間領域とを画定している二つの器具枝部を同様に備えた一本のピンセットのように設計することもできるが、この場合、該二つの器具枝部は、スプリングヒンジ(板ばね部)を介して、該器具作動部の該それぞれの近位端において互いに結合されることを指摘しておくべきであろう。
図1から明確に分かるように、各器具枝部2,4の各々の該保持/把持部2a、4aは、インプラント、例えば、動脈瘤クリップを相互作用的に把持して保持するように設計して準備することができる。しかし、別の手術用対象物、例えば、針等または患者の生体組織を把持および保持するために、本発明による該保持/把持部2a、4aを最適化することも考えられる。
該近位の器具作動部2b、4bは、手動で、すなわち手で掴まれるように、および互いに対して(互いに向かって)動かされ、または旋回されて、該器具1(該遠位の把持/保持部2a、4a)を閉じるように設けられおよび適合されている。本発明による該手術用器具1の(最大の)開きおよび(最大の)閉じのために、該枝部2,4/近位の器具作動部2b、4bの所定の(最大)移動経路または旋回角度が必要であり、または備えられ、これは、例えば、該開き/閉じ方向における止め部(図示せず)によって制限することができる。
そして、該手術用器具1には、本発明に従って、各器具枝部2,4の各々の該中間領域2c、4c内に、すなわち、該器具作動部2b、4bの外側に、および各器具枝部2,4の該把持/保持部2a、4aの外側に配置されている器具ロック8が設けられている。好ましくは、該器具ロック8は、該近位の作動部2b、4bと該ヒンジ(ピン)6との間の該中間領域2c、4c内に配置される。
該器具ロック8は、公知のデザインに従って構成され、すなわち、該ロック8は、該ロック8が、二つのロック要素を互いに向かって動かすことによって初めて作動される場合に、それらロック要素が互いにラッチして、その結果、該器具枝部2,4を、またはそれぞれ該器具1を該閉状態にロックするように、および該ロック8が、(例えば、また、該二つのロック要素を互いに向かって動かすことにより)二度目に作動される場合、それらロック要素が互いに解放されて、その結果、該器具1を開くために該器具枝部2,4、または、それぞれ該器具1を再び解放するように、互いに対向して配置され、および該器具枝部2,4上で互いに対向している、例えば、アンダカット、ラッチカムおよび/またはスライドトラックを形成する金属シートの形態の、互いにラッチすることのできる二つのロック要素から本質的に構成されている。
この時点で、該器具ロック8は、従来技術によるどのようなデザインも有することができることを指摘しておくべきであろう。例えば、ガイドリンクを、該枝部2,4の一方に配置することができ、また、回転カムを、反対側の枝部2,4に枢着することができ、その結果、回転構造から成る器具ロック8が生じる。しかし、各器具枝部2,4に、好ましくは、フック状の金属シートを設けることも可能であり、それらの金属シートは、該器具枝部2,4の(該開き/閉じ方向と垂直な)横方向の動きによって係止させることができ、および再び解放することができるように配置される(横方向オフセットロック)。
本発明によれば、少なくともその区間における該少なくとも一つの枝部2,4の該中間領域2c、4cは、該手術用器具1が、その近位の器具作動部2b、4bにおいて、該最大作動位置まで排他的に作動される場合、該器具ロック8またはそのロック要素をラッチできないように形成されている。具体的には、少なくとも一つの、好ましくは、両方の器具枝部2,4の該中間領域2c、4cは、排他的に該近位の作動部2b、4bが、それらの最大作動/閉位置まで作動された場合、ギャップdが、少なくとも該中間領域2c、4cにおいて、該器具枝部2,4間に生じ/残り、前記ギャップdが、互いに対向している該器具ロック8の該二つのロック要素をラッチ係合状態に至らせる/することができないような寸法になるように、例えば、円弧状に設計される。
本発明によれば、少なくとも一つの、好ましくは、各器具枝部2,4の該中間領域2c、4cは、該近位の器具作動部2b、4bに加えて、(該器具が既に閉じた状態になっている/該近位の器具作動部2b、4bの最大作動/閉位置にある)該器具ロック8を必要に応じて(排他的に)ロックおよび解放するために該近位の器具作動部2b、4bとは独立して作動させることができるロック作動部を構成している。
その結果、少なくとも一つの/各器具枝部2,4の該中間領域2c、4cは、該中間領域2c、4cへの直接的な圧力/力の印加のための位置マーカーとしても作用する、該枝部の一方の側に作動面/作動構造を有することができ、および例えば、指/親指に人間工学的に適合させることができる。このことは、本発明による該手術用把持/保持器具1、または、その器具枝部2,4が、各々/二つの作動部、すなわち、該器具1を排他的に閉じる(および開く)ための該近位の器具作動部2b、2cと、該器具ロック8を排他的にロックしおよび/または解放する、該中間領域2c、4cに配置された/によって形成された該ロック作動部を有することを意味する。
本発明による該手術用把持/保持器具の機能は、以下のように要約することができる。
まず第一に、本発明による該器具1は、相対的に旋回可能なように結合されている該枝部2,4を、必要に応じて、最大閉位置に達するまで、それらの近位の器具作動部2b、4bにおいて互いに向かって旋回させることにより、該従来から公知のこの種の器具のように該近位の器具作動部2b、4bにおいて手動で閉じることができる。該器具ロック8の該ロック要素は、この器具作動中にラッチ係合状態にならず、それらは、本発明による該中間領域2c、4cの該デザインならびに該枝部2,4の該中間領域2c、4cにおける該ロック8の特別な位置決めの結果として、互いへの距離を維持するため、該器具1は、該作動部2b、4bを解放することにより、再び簡単に開くことができる。
該閉位置において該器具1を必要に応じてロックするためには、該ロック作動部/中間領域2c、4cを(さらに)作動させることによって、該ロックを作動させなければならない。このことは、該器具1を閉じるために、該近位の器具作動部2b、4bを作動させた後、該近位の器具作動部2b、4bを排他的に作動させたときに、該中間領域2c、4cに残っている該ギャップdを閉じるために、およびそれによって、該二つの対向するロック要素をロックするために、力/圧力を該中間領域2c、4cに直接的に印加して該中間領域2c、4cを互いに向かって動かすことにより、該ロック8は追加的に作動されることを意味する。
このようにして既にラッチされている該器具を再び開かなければならない場合、該二つのロック要素をラッチ係合から外すために、該中間領域2c、4cを(該近位の器具作動部2b、4bを必要に応じて、それらの最大閉位置にした状態で)、再び互いに向かって直接的に動かさなければならず、そうすると、該近位の器具作動部2b、4bを解放して器具1を開くことができる。
このことには、この分野の周知の器具に優る以下の利点がある。
・(開閉の)該使用プロセス中に、該外科医の触覚的な苛立ちがない。
・該器具ロックの容易で的を絞ったラッチング。
・干渉を受けにくい(該近位の器具作動部が偶発的に作動した場合の意図しない解除がない、曲げられたロック要素によるスイッチングエラーがない)。
・簡単で安全なクリーニング。
・単純化された製造(組立て/調節不要)。
・製造コストの低減。
・公知のデザインから成る器具と比較して容易に習熟できる。
・耐タンパー性がある。
・該ロックの任意の接続性が与えられている。

Claims (7)

  1. 互いに対して旋回可能に結合され且つ各々が、遠位の把持又は保持部(2a、4a)と、近位の器具作動部(2b、4b)と、該遠位の把持又は保持部(2a、4a)および前記近位の器具作動部(2b、4b)を接続する中間領域(2c、4c)とを有する二つの器具枝部(2、4)を有し、および、
    器具ロック(8)であって、互いにラッチ係合状態にすることができる前記器具ロック(8)のロック要素が、前記器具枝部(2、4)上に配置されまたは形成されている前記器具ロック(8)を有する、手術用把持又は保持器具であって、
    開閉するための前記器具(1)の動作と、該器具(1)をロックしおよびロック解除するための該器具(1)の動作とは、前記器具枝部(2、4)の前記中間領域(2c、4c)内での前記器具ロック(8)の位置決めにより機能的に独立しており、そのため、個別に実行することができ、
    前記器具枝部(2、4)の前記中間領域(2c、4c)が、前記器具ロック(8)を係合しおよび係合解除する排他的な作動要素を構成し、
    前記二つの器具枝部(2、4)のうち少なくとも一つの器具枝部(2、4)の前記中間領域(2c、4c)は、前記近位の器具作動部(2b、4b)が開閉方向に最大作動位置または閉位置まで作動されたときのみに、前記二つの器具枝部(2、4)の間にギャップ(d)が残るように形成され、
    前記中間領域(2c、4c)内の作動構造または作動面を作動させることによってのみ、前記ギャップ(d)は閉じて前記器具ロック(8)のロック要素がラッチ係合状態になり、この作動構造または作動面は、前記近位の器具作動部(2b、4b)に対して遠位に配置され、
    前記中間領域(2c、4c)内の作動構造または作動面は、前記ギャップ(d)を閉じて前記器具ロック(8)の前記ロック要素をラッチ係合させるために、二つの器具枝部(2、4)が開閉方向に対して垂直な方向に互いに向かって動くように作動可能であることを特徴とする手術用把持又は保持器具。
  2. 前記器具枝部(2、4)は棒状であることを特徴とする、請求項1に記載の手術用把持又は保持器具。
  3. 前記二つの器具枝部(2、4)は、はさみ又は鉗子のように、互いに旋回可能に結合され、該二つの器具枝部(2、4)を互いに旋回可能に結合するヒンジ継手(6)が配設され、そして、
    前記器具ロック(8)は、該ヒンジ継手(6)に対して前記作動部(2b、4b)の側の前記中間領域(2c、4c)内に配置されることを特徴とする、請求項に記載の手術用把持又は保持器具。
  4. 前記器具ロック(8)の係合および係合解除は、前記中間領域(2c、4c)の弾性変形によって行われることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の手術用把持又は保持器具。
  5. 前記二つのロック要素は互いにラッチするために前記器具ロック(8)の第一の動作によって互いに向かって動き、および、該二つのロック要素は、再び互いから係合解除するために該器具ロック(8)の第二の動作によって再び互いに向かって動くことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の手術用把持又は保持器具。
  6. 前記二つの器具枝部(2、4)は、対象物又は生体組織を把持又は保持するために、前記器具(1)が、該器具枝部(2、4)の前記近位の作動部(2b、4b)においてのみ、最大作動位置または閉位置まで作動されたときに、各々の中間領域(2c、4c)間に前記ギャップ(d)を形成し、および、前記二つの中間領域(2c、4c)が互いに向かって動くように該二つの中間領域に力を加えることによって、最初に該器具ロック(8)を作動させることにより、該ギャップ(d)が閉じ且つ前記二つの対向するロック要素が互いにラッチし、そして、該二つの中間領域が互いに向かって動くように該二つの中間領域(2c、4c)に力を加えることによって、二度目に該器具ロック(8)を作動させることにより、該二つのロック要素がラッチ係合状態から解放されることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の手術用把持又は保持器具。
  7. 前記遠位の把持又は保持部(2a、4a)と前記近位の器具作動部(2b、4b)との間に、ヒンジ継手(6)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の手術用把持又は保持器具。
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