JP7463993B2 - 異常検出方法及び異常検出装置 - Google Patents
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Description
パレット式搬送装置では、パレットを駆動させる駆動機構の摩耗や破損等に起因して異常停止・故障が発生すると、生産ラインがストップし、生産性が低下することとなる。
そこで、駆動機構や転動機構といった各種機構の異常を検出するための技術開発が進められている。例えば、特許文献1では、ギヤトレインを支承する転がり軸受において、その転動接触面で発生する超音波帯域の摩擦音を超音波センサにより検出し、その検出信号と予め設定された判定基準値とを比較することにより、異常を判定する方法が採用されている。
即ち、搬送装置では、駆動機構として据付けられるモータ単体或いは上記転がり軸受のような転動装置単体の異常を検出することはできても、順次搬送される複数のパレットの中からそのパレット自体の異常を特定する方法は確立されていない。それ故、パレット周辺の機構を分解する等して、経時劣化による摩耗等に対処する点検保守をパレット全数について定期的に行わざるを得ないのが実情である。
また、蓄積されたデータ群について負荷情報ごとに係る判定が行われることにより生成された複数の判定結果とパレットの識別情報との対応関係に基づき、搬送対象とされた全てのパレットの中から、異常の判定回数を増加させる一のパレット、つまりパレットそのものの異常を個別に特定することができる。よって、パレット全数についてメンテナンスに係る工数を低減させることが可能となり、設備の稼動率の低下を抑制することができる。
図1に示す搬送装置1は、例えばワークを直線方向へ搬送させるパレット式搬送装置で構成されている。搬送装置1は、直線状に延びる搬送装置本体2を備え、搬送装置本体2の搬送路3に沿って複数のパレットPを搬送する。パレットPは、搬送装置本体2に組み込まれた駆動モータ5によりワークごと移動駆動される。
上記した駆動モータ5、回転伝達機構19、スクリューロッド15等は、複数のパレットPを矢印X方向へ搬送するための駆動機構6に相当する。
なお、図2ではポジション21~24相互の間隔を等間隔とし、これにパレットP1~P4の搬送間隔を対応させた形態で示しているが、搬送装置1において複数のパレットPの搬送間隔やポジションの設置数等は適宜変更しうるものである。
IDタグ17には、パレットP各々を識別するために、IDタグ17毎に当該パレットPの識別情報が予め記録されている。例えばパレットP1,P2,P3,P4…の識別情報として、図5に示す「No.1」「No.2」「No.3」「No.4」…が割り当てられ、各々対応するIDタグ17に記録されている。
このため、トルク値は、搬送路3上の複数のパレットP(図2では4つのパレットP1~P4)を搬送対象とした一動作分の周期的な波形を示す波形データT1として、当該パレットPの搬送間隔に対応した時間間隔で検出される。こうして検出されたトルク値は、異常検出装置30において、逐次取り込まれるパレットP各々の識別情報と対応付けた時系列的なデータ群として記憶される。
なお、異常検出装置30では、上記したデータ群或いは識別情報テーブル37に含まれる各種情報を、操作入力部34での入力操作に応じて表示部35に表示させることができる。
そして、異常検出装置30は、異常判定回数nのカウントアップの都度、対応するパレットP4~P7の何れかの当該判定回数nが所定のカウント値Nを超えたか否かを判定する(S5)。或いは、図6のパレート図で示す異常判定回数nを照合し、前記データ群に含まれる全てのパレットPの間で異常判定回数nの有意な差Δnがあるか否かを判定する。
前記カウント値Nは、異常判定回数nの最も多いパレットPを特定するために予め設定された閾値(例えば300回)である。また、図6は、破線で囲ったパレットP7の異常判定回数nがカウント値Nを超え、且つ他のパレットP6,P2,P1,…の異常判定回数nに比して有意な差Δnを生じさせているときの一例を表すものとする。
これに対し、異常検出装置30は、S5において異常判定回数nが所定のカウント値Nを超えた(n>N)と判定したとき、或いは図6のNo.7のパレットP7の如く他のパレットPの異常判定回数nとの間で有意な差Δnがあると判定したとき(S5:多い)、該当する一のパレットPの識別情報を特定する(S6)。
異常検出装置30は、パレットPの異常・正常を判定するために、搬送装置1で実際に搬送対象となるパレットPが正常状態であることを前提として、以下の学習モデルを作成する。
また、蓄積されたデータ群について負荷情報ごとに係る判定が行われることにより生成された複数の判定結果とパレットPの識別情報との対応関係に基づき、搬送対象とされた全てのパレットの中から、異常の判定回数を増加させる一のパレットP、つまりパレットそのものの異常を個別に特定することができる。よって、パレットP全数についてメンテナンスに係る工数を低減することが可能となり、設備25の稼動率の低下を抑制することができる。
これによれば、駆動モータ5の負荷情報としての例えばトルク値は、搬送装置1においてパレットPに生じる異常摩擦等と直接的な相関をもつことから、パレットPの正確な異常判定を行うことができる。
なお、駆動モータ5はサーボモータに限らず、例えばステッピングモータや、他の空圧や油圧の駆動源を用いても、パレットPの搬送に必要なトルクを発生させることができる。また、負荷情報はトルク値に限らず、例えば検出部として電流センサを用い、モータの電流値を検出してもよい。
このため、搬送路3上を複数のパレットPが搬送される際に、算出された異常度が閾値Thを超えたとき、当該複数のパレットPの中に異常のあるパレットPが含まれると判定することができ、容易且つ一義的に異常を検出することができる。
例えば、異常検出装置30の学習部30dは教師なし学習に限らず、教師あり学習等の公知の機械学習の手法により、搬送装置1から取得されたデータを用いた機械学習を行うことで学習モデルを作成することができる。
Claims (6)
- 搬送路(3)に沿って複数のパレット(P)を搬送可能な搬送装置(1)におけるパレットの異常を検出するための異常検出方法であって、
前記搬送装置において駆動機構(6)により複数のパレットが順次搬送される際に、その搬送路上のパレット各々の識別情報を取得する識別情報取得部(31)と、前記駆動機構に係る負荷を示す負荷情報を前記搬送路上のパレットの搬送間隔に対応した時間間隔で時系列に検出する検出部(32)と、を具備し、
前記識別情報取得部により取得された前記搬送路上のパレット各々の識別情報と、前記検出部により検出された負荷情報と、を逐次取り込み、対応付けた時系列的なデータ群として記憶する記憶ステップ(S2)と、
前記パレット各々の識別情報と対応付けられる前記負荷情報に基づいて、前記搬送路上の複数のパレットの中に異常のあるパレットが含まれるか否かを当該負荷情報ごとに判定する判定ステップ(S3)と、
前記データ群について前記負荷情報ごとに前記判定が行われることにより生成された複数の判定結果と前記パレットの識別情報との対応関係に基づいて、搬送対象とされた全てのパレット中から、前記異常の判定回数を増加させる一のパレットを特定する特定ステップ(S4,S5,S6)と、を備える異常検出方法。 - 前記駆動機構は、前記搬送装置において複数のパレットを搬送する際の駆動源としての駆動モータ(5)を有し、
前記検出部は、前記駆動モータの負荷変動を示す前記負荷情報を検出する請求項1記載の異常検出方法。 - 前記判定ステップは、前記パレット各々の識別情報と対応付けられる前記負荷情報から異常度を算出するとともに、算出された異常度と予め記憶された閾値とを比較することにより前記判定を行う請求項1又は2記載の異常検出方法。
- 予め取得された前記負荷情報を用いた機械学習を行い、学習モデルを作成する学習部(30d)を備え、
前記判定ステップは、その判定対象となる前記負荷情報から、前記学習モデルを用いて前記判定を行う請求項1から3の何れか一項記載の異常検出方法。 - 前記特定ステップは、前記判定ステップにおいて前記搬送路上の複数のパレットの中に異常のあるパレットが含まれると判定される都度、当該複数のパレット各々について前記異常の判定回数をカウントアップし、前記全てのパレットの中から前記異常の判定回数が所定のカウント値を超えた一のパレットを特定し、或いは前記全てのパレットの中で前記異常の判定回数の有意な差が生じている一のパレットを特定する請求項1から4の何れか一項記載の異常検出方法。
- 搬送路に沿って複数のパレットを搬送可能な搬送装置におけるパレットの異常を検出するための異常検出装置であって、
前記搬送装置において駆動機構により複数のパレットが順次搬送される際に、その搬送路上のパレット各々の識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記駆動機構に係る負荷を示す負荷情報を、前記搬送路上のパレットの搬送間隔に対応した時間間隔で時系列に検出する検出部と、
前記識別情報取得部により取得された前記搬送路上のパレット各々の識別情報と、前記検出部により検出された負荷情報と、を逐次取り込み、対応付けた時系列的なデータ群として記憶する記憶部(30a)と、
前記パレット各々の識別情報と対応付けられる前記負荷情報に基づいて、前記搬送路上の複数のパレットの中に異常のあるパレットが含まれるか否かを当該負荷情報ごとに判定する判定部(30b)と、
前記データ群について前記負荷情報ごとに前記判定が行われることにより生成された複数の判定結果と前記パレットの識別情報との対応関係に基づいて、搬送対象とされた全てのパレットの中から、前記異常の判定回数を増加させる一のパレットを特定する特定部(30c)と、を備える異常検出装置。
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