JP7461216B2 - 携帯情報端末、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、携帯情報端末、制御方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、次のようなプラント機器状態管理方法が開示されている。すなわち、特許文献1に記載されているプラント機器状態管理方法では、プラント機器状態管理装置から読み出された作業指示情報が携帯端末に入力されて携帯端末に表示される。作業員は開閉状態をチェックすべき手動弁を確認する。携帯端末により、手動弁のRFIDタグから手動弁の機器ID情報を読み取る。手動弁が操作対象の手動弁であるとき、作業員がこの手動弁を所定の開閉状態にし、開閉状態を示す情報を携帯端末に入力する。手動弁の操作結果が作業指示内容と一致するとき、この操作結果を示す情報がプラント機器状態管理装置に送信される。プラント機器状態管理装置では、その操作結果を示す情報が追加された配管計装図情報の表示情報が作成され、表示される。また、特許文献1に記載されているプラント機器状態管理方法では、作業指示情報に含まれた機器番号と携帯端末で読み取った手動弁に貼り付けられたRFIDタグに記憶された機器ID情報を比較することで、手動弁が作業指示情報で指示された作業対象機器であるかが確認され、確認されたとき、表示画面に手動弁が作業対象機器である旨が表示される。
特開2013-077128号公報
特許文献1に記載されているプラント機器状態管理方法では、RFIDタグを用いて操作しようとする手動弁が正しいか否かを確認することはできる。しかしながら、例えば配管レイアウトが複雑な場合に、作業現場において作業者が操作対象の手動弁にたどり着くことが、困難である場合があるという課題があった。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、操作対象の手動弁に容易にたどり着くことができる携帯情報端末、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る携帯情報端末は、配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部と、画像を表示する表示部と、前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを前記表示部に表示する状態表示制御部と、表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択する選択部と、選択された前記手動弁の位置情報を前記表示部に表示する手動弁位置表示制御部と、を備える。
本開示に係る制御方法は、配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部を用いて、画像を表示するステップと、前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを表示するステップと、表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択するステップと、選択された前記手動弁の位置情報を表示するステップと、を含む。
本開示に係るプログラムは、配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部を用いて、画像を表示するステップと、前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを表示するステップと、表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択するステップと、選択された前記手動弁の位置情報を表示するステップと、を含む。
本開示の携帯情報端末、制御方法およびプログラムによれば、操作対象の手動弁に容易にたどり着くことができる。
本開示の実施形態に係る携帯情報端末の構成例を示すブロック図である。 図1に示す手動弁情報21の構成例を示す模式図である。 本開示の実施形態に係る配管系統図である。 図1に示す携帯情報端末1の動作例を示すフローチャートである。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す携帯情報端末1の動作例を説明するための模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
(携帯情報端末の構成)
以下、本開示の実施形態に係る携帯情報端末、制御方法およびプログラムについて、図1~図14を参照して説明する。図1は、本開示の実施形態に係る携帯情報端末の構成例を示すブロック図である。図2は、図1に示す手動弁情報21の構成例を示す模式図である。図3は、本開示の実施形態に係る配管系統図である。図4は、図1に示す携帯情報端末1の動作例を示すフローチャートである。図5~図9および図11~図14は、図1に示す表示部18による表示画面の一例を示す模式図である。図10は、図1に示す携帯情報端末1の動作例を説明するための模式図である。なお、各図において同一または対応する構成には同一の符号を用いて説明を適宜省略する。
図1に示す本開示の実施形態に係る携帯情報端末1は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等の携帯端末であり、携帯端末が備える図示してない、コンピュータ、入出力装置、通信装置、記憶装置等のハードウェアと、コンピュータが実行するプログラム等のソフトウェアとの組み合わせから構成される機能的構成として、制御部10、状態表示制御部11、選択部12、手動弁位置表示制御部13、判定部14、判定結果表示制御部15、読取部16、入力部17、表示部18および記憶部19を備える。
制御部10は、状態表示制御部11~記憶部19の各部を制御する。入力部17と表示部18は、例えば、一体としてタッチパネルとして構成されていて、操作者(作業者)の入力操作を受け付けたり、画像を表示したりする。
記憶部19は、手動弁情報21、配管系統図22および位置表示情報(位置情報)23を記憶する。また、手動弁情報21は、手動弁開閉状態211と手動弁識別情報212を含む。手動弁情報21は、例えばプラント等の配管系統に設けられている複数の手動弁に関する情報である。手動弁情報21は、例えば、図2に示すように、手動弁毎の、「弁番号」、「識別番号」、「弁名称」、「現状」、「指示」、「配管系統図番号」、「位置表示情報番号」等を、一覧として含む情報である。図2に示す例において、「弁番号」は、例えば、配管系統図上で各手動弁に対して割り当てられた番号である。「識別番号」は、例えば、プラント内で各手動弁を一意に識別する識別情報である。「弁名称」は、手動弁の名称である。「現状」は、手動弁の現在の動作状態(開、閉あるいは調節弁の開度の状態)である。「指示」は、手動弁の動作状態の変更の指示の内容である。「配管系統図番号」は当該手動弁を含む配管系統図22の図面番号である。
「位置表示情報番号」は当該手動弁の位置を示す図面等の番号である。本実施形態において、位置表示情報23は、例えば、各手動弁が1または複数の管を介して接続される機器や装置との位置関係を示す情報であり、配管図、配管組立図、立体図、コンピュータグラフィックス等を用いて構成することができる。なお、図2に示す「現状」と「指示」が図1に示す手動弁開閉状態211に対応する。また、図2に示す「識別番号」が図1に示す手動弁識別情報212に対応する。
図2に示す例では、番号「1」の手動弁の、「弁番号」が「CA-001」、「識別番号」が「02AA102」、「弁名称」が「ガスタービン軸受シール空気ドレンセパレータ後供給弁」、「現状」が「閉」、「指示」が「30%開」、「配管系統図番号」が「SY-001」、そして、「位置表示情報番号」が「MAP-001」である。なお、以下では、番号「1」の手動弁を、手動弁CA-001ともいう。また、手動弁情報21は、図2に示す項目に限定されず、例えば、作業時刻、作業者名、過去の作業履歴等の項目を含んでいてもよい。
配管系統図22は、例えばプラント内の機器、架構、配管部品、その他諸設備の配置図であり、本実施形態においては例えば操作対象の手動弁と当該手動弁が接続する機器までの配管ルートを示す情報を含む図面である。図1に示す配管系統図22は、1または複数の配管系統図を含む。図3は、配管系統図22の一例を配管系統図101として示す。この場合、配管系統図101の番号は、図2に示す「SY-001」である。配管系統図101は、手動弁CA-001と、手動弁CA-001が配管部品31、32、33等を介して接続される機器(この例ではガスタービン30)との位置関係を示す。この場合、配管部品31および33は管、配管部品32はガスタービン軸受シール空気ドレンセパレータである。
図1に示す状態表示制御部11は、配管系統図22と複数の手動弁の開閉状態とを表示部18に表示する。選択部12は、作業者の入力部17に対する入力操作に従って、表示された配管系統図22から任意の手動弁を選択する。手動弁位置表示制御部13は、選択部12によって選択された手動弁の位置表示情報23を表示部18に表示する。判定部14は、選択部12によって選択された手動弁の識別情報と作業者が現場にて選択した手動弁に装着されたタグに記録された識別情報とを比較し、一致しているか否かを判定する。判定結果表示制御部15は、判定部14による判定結果を表示部18に表示する。読取部16は、配管系統内の複数の手動弁に装着されたタグに記録された識別情報を読み取る。
本実施形態において、手動弁に装着されたタグとは、手動弁の識別番号を示す情報を記録しているRFID(Radio Frequency Identification)タグ、手動弁の識別番号を示す情報を表す1次元あるいは2次元バーコードや識別番号そのものが印刷された札等である。読取部16は、RFIDリーダの機能を有したり、カメラと画像認識処理部としての機能を有したりすることで、手動弁に装着されたタグに記録された識別情報を読み取る。
(携帯情報端末の動作)
次に、図4等を参照して、図1に示す携帯情報端末1の動作例について説明する。図4に示す処理は、例えば作業者が携帯情報端末1で所定のアプリケーションプログラム(以下、アプリという)を起動したときに開始される。図4に示す処理が開始されると、まず、図1に示す制御部10が、構内あるいは公衆通信網を介して図示していない所定のサーバ等から手動弁情報21を受信する(ステップS101)。ステップS101で受信される手動弁情報21は、携帯情報端末1を操作する作業者が操作対象とする1または複数の手動弁に関する最新の手動弁開閉状態211(「現状」および「指示」)を含む。
次に、状態表示制御部11は、表示部18に手動弁情報21(手動弁情報21のうちの所定の項目)を表示し、選択された手動弁に係る配管系統図22と複数の手動弁の開閉状態とを表示部18に表示する(ステップS102)。図5は、状態表示制御部11が表示部18に表示した手動弁情報21の例(表示画面D10)を示し、図6は、状態表示制御部11が表示部18に表示した配管系統図22(配管系統図101)と複数の手動弁CA-001~008の開閉状態の例(表示画面D11)を示す。図5に示す表示画面D10は、図2に示す手動弁情報21のうち「弁番号」、「識別番号」、「弁名称」、「現状」および「指示」の各項目を表す情報を含む。図5に示す例では、番号「1」と番号「2」の手動弁CA-001および002の「現状」と「指示」が異なり、操作が必要な手動弁である。なお、表示画面D10では、例えば、操作が必要な手動弁のみを表示したり、操作が必要な手動弁が上位に並ぶようにソートして表示したりできるようにしてもよい。図5に示す表示画面D10において、例えば作業者によって番号「1」の行300のいずれかの項目が選択(タップ)されると、図6に示す表示画面D11が表示される。
図6に示す表示画面D11は、番号「1」の弁CA-001を含む配管系統図101を含み、配管系統図101に含まれる複数の手動弁CA-001~CA-008の状態(「現状」)を、色分けして示す。例えば、緑が閉状態、赤が開状態、緑と赤が調整開状態である。図6に示す例では、例えば、手動弁CA-001が開状態、手動弁CA-002が調整開状態である。また、「現状」と「指示」が異なる手動弁CA-001およびCA-002には、その旨の表示102および103がなされている。作業者は、表示画面D11上の配管系統図101を見ることで、操作する弁が何の系統であるか確認することができる。
次に、選択部12が、作業者による入力部17に対する操作に応じて、配管系統図101から手動弁を選択し、手動弁の詳細情報を表示部18に表示する(ステップS103)。例えば、図6に示す表示画面D11において作業者が手動弁CA-001を選択(タップ)したとすると、図7に示す表示画面D12が表示される。図7に示す表示画面D12は、前の表示画面D11に戻るためのアイコン301(「<BACK」)、前の表示画面D11において選択された手動弁CA-001の拡大図302、弁番号303、識別番号304、弁名称305、開閉状態306、「現状」と「指示」が異なる旨の注記307、「作業登録」ボタン308および「完了」ボタン309を表す情報を含む。作業者は、表示画面D12を見ることで、操作対象の手動弁CA-001の情報や状態を確認することができる。
次に、手動弁位置表示制御部13が、選択部12によって選択された手動弁の位置表示情報23を表示部18に表示する(ステップS104)。図7に示す表示画面D12において作業者が識別番号「02AA102」304を選択(タップ)したとすると、図8に示す表示画面D13が表示される。図8に示す表示画面D13は、位置表示情報23として配管組立図310を含む。図8に示す配管組立図310は、手動弁CA-001(手動弁311)と手動弁311と機器313(ガスタービンUN-001)とをつなぐ複数の配管部品312とを含む複数の配管部品の組み立て図(平面図)であり、「△△」で示す寸法を表す情報を含む。なお、配管組立図310の番号は図2に示す「MAP-001」である。また、図8に示す表示画面D13は、表示画面D13から表示画面D12へ戻るためのボタン315を含む。作業者は、表示画面D13を見ることで、操作対象の手動弁CA-001の位置を確認し、手動弁CA-001の位置へと移動することができる。
次に、読取部16が、作業者から操作対象の手動弁に装着されたタグに記録された識別情報の読み取り指示があるまで待機する(ステップS105で「NO」からステップS105の繰り返し)。例えば、図8に示す表示画面D13において作業者が「OK」ボタン315を選択(タップ)し、表示画面D12が表示された状態で例えば作業者が弁番号「CA-001」303を選択(タップ)することで、識別情報の読み取り指示がなされる。
識別情報の読み取り指示があると(ステップS105で「YES」になると)、読取部16は、手動弁に装着されたタグに記録された識別情報を読み取る(ステップS106)。ステップS106において、読取部16は、まず、例えば図9に示す表示画面D14を表示部18に表示させる。図9に示す表示画面D14は、ポップアップ画面320を含む。ポップアップ画面320は、「手動弁に装着されたタグを読み取ってください」というメッセージ321と、「キャンセル」ボタン322と、「OK」ボタン323を含む。「キャンセル」ボタン322は、読み取りを行わずに表示画面D12へ戻すためのボタンであり、「OK」ボタン323は読取部16に読み取り動作を行わせるためのボタンである。
例えば図10に示すように、作業者400は、手動弁401に装着されたタグ402に携帯情報端末1の読取部(RFIDリーダやカメラ)を近づけて、「OK」ボタン323を押すことで(あるいは「OK」ボタン323を押さずに読み取りが可能となった状態で自動的に)読取部16による読み取り動作を開始させることができる。なお、手動弁401のタグ402には手動弁401の手動弁識別情報(識別情報)212が予め記録(印刷)されているものとする。
次に、判定部14が、選択された手動弁の識別情報とタグに記録された識別情報とを比較し、一致しているか否かを判定する(ステップS107)。次に、判定結果表示制御部15が、判定部14による判定結果を表示部18に表示する(ステップS108)。ステップS108において、判定結果表示制御部15は、一致していた場合、例えば図11に示す表示画面D15を表示させ、一致していてなかった場合、例えば図12に示す表示画面D16を表示させる。図11に示す表示画面D15は、ポップアップ画面330を含む。ポップアップ画面330は、「操作対象の手動弁であることが確認されました」というメッセージ331と、「OK」ボタン332を含む。「OK」ボタン332は表示画面D12へ戻すためのボタンである。図12に示す表示画面D16は、ポップアップ画面340を含む。ポップアップ画面340は、「操作対象の手動弁ではありません」というメッセージ341と、「OK」ボタン342を含む。「OK」ボタン342は表示画面D12へ戻すためのボタンである。
次に、制御部10は、判定部14による判定結果に基づき、判定結果が一致していなかった場合(ステップS109で「NO」の場合)、ステップS103で図7の表示画面D12が表示された状態に戻し、判定結果が一致していた場合(ステップS109で「YES」の場合)、図7の表示画面D12が表示された状態に戻して作業登録指示があるまで待機する(ステップS110で「NO」の繰り返し)。作業者が手動弁を実際に操作した後、例えば、図7に示す表示画面D12において作業者が「作業登録」ボタン308を選択(タップ)したとすると、作業登録の指示がなされる(ステップS110で「YES」)。
作業登録の指示があると(ステップS110で「YES」になると)、制御部10が、作業登録を行う(ステップS111)。ステップS111において、制御部10は、まず、図13に示す表示画面D17を表示部18に表示させる。表示画面D17は、ポップアップ画面350を含む。ポップアップ画面350は、手動弁の全閉(0%)から全開(100%)とその中間の開度に対応するスライダー351と、「キャンセル」ボタン352と、「OK」ボタン353を含む。制御部10は、ポップアップ画面350に対する作業者の操作に応じて現在の状態を登録する。作業者は、スライダー351を操作して手動弁の操作後の状態を設定し、「OK」ボタン352を選択(タップ)することで、手動弁の現在の状態を登録することができる。
次に、制御部10は、記憶部19が含む手動弁情報21(操作対象の手動弁の「現状」の内容)を更新するとともに、更新した手動弁情報21を図示していない所定のサーバ等へ送信する(ステップS112)。制御部10は、ステップS112の後、図4に示す処理を終了するか、あるいは作業者の指示に応じてステップS102の処理から再度図4に示す処理を実行する。
(作用・効果)
以上のように本実施形態の携帯情報端末、制御方法およびプログラムによれば、作業者は、操作対象の手動弁の詳細情報や位置表示情報を携帯情報端末1で確認することができるので、操作対象の手動弁に容易にたどり着くことができる。
(変形例)
なお、上記説明では図8に示す配管組立図310を位置表示情報23の一例として上げたが、位置表示情報23は例えば図14に示すような三次元設計図(立体地図)360、三次元コンピュータグラフィックス、実写画像等を用いて表してもよい。図14は、図8に示す表示画面D13に代えて用いる(あるいは切り替えられるようにして両方を用いる)場合の表示画面D18の例を示す。表示画面D18は、三次元設計図360と、「OK」ボタン364を含む。この場合、三次元設計図360の番号は「MAP-101」であり、三次元設計図360は操作対象の手動弁361(CA-102)、手動弁361が接続される機器363(UN-101)、手動弁361と機器363間の配管部品362等を含んでいる。この場合、三次元設計図360は、選択された手動弁361が1または複数の管等の配管部品362を介して接続される機器363との位置関係を示している。
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
〈コンピュータ構成〉
図15は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ90は、プロセッサ91、メインメモリ92、ストレージ93、インタフェース94を備える。
上述の携帯情報端末1に、コンピュータ90が実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ93に記憶されている。プロセッサ91は、プログラムをストレージ93から読み出してメインメモリ92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ91は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ92に確保する。
プログラムは、コンピュータ90に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、ストレージに既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータは、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサによって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ93の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ93は、コンピュータ90のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース94または通信回線を介してコンピュータ90に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ90に配信される場合、配信を受けたコンピュータ90が当該プログラムをメインメモリ92に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ93は、一時的でない有形の記憶媒体である。
<付記>
実施形態に記載の携帯情報端末1は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る携帯情報端末は、配管系統図22と複数の手動弁の開閉状態(手動弁開閉状態211)を記憶する記憶部19と、画像を表示する表示部18と、前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを前記表示部18に表示する状態表示制御部11と、表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択する選択部12と、選択された前記手動弁の位置情報(位置表示情報23(配管組立図310、三次元設計図360))を前記表示部18に表示する手動弁位置表示制御部13と、を備える。この構成(および以下に示す各態様)によれば、作業者は、操作対象の手動弁に容易にたどり着くことができる。
(2)第2の態様に係る携帯情報端末は、(1)の携帯情報端末であって、前記手動弁位置表示制御部13は、選択された前記手動弁が1または複数の管を介して接続される機器との位置関係を示して、前記手動弁の位置情報を前記表示部18に表示する。この構成によれば、手動弁の位置を他の配管部品等との位置関係に基づいて把握することができる。
(3)第3の態様に係る携帯情報端末は、(1)または(2)の携帯情報端末であって、選択された前記手動弁の位置は、立体地図(三次元設計図360)で表示される。この構成によれば、手動弁の位置をより異なる視点から把握することができる。
(4)第4の態様に係る携帯情報端末は、(1)~(3)の携帯情報端末であって、前記配管系統内の複数の前記手動弁401に装着されたタグ402に記録された識別情報を読み取る読取部16と、選択された前記手動弁401の識別情報と前記タグ402に記録された識別情報とを比較し、一致しているか否かを判定する判定部14と、前記判定部14による判定結果を前記表示部18に表示する判定結果表示制御部15とをさらに備える。この構成によれば、手動弁の誤選択を防止することができる。
1 携帯情報端末
10 制御部
11 状態表示制御部
12 選択部
13 手動弁位置表示制御部
14 判定部
15 判定結果表示制御部
16 読取部
17 入力部
18 表示部
19 記憶部
21 手動弁情報
22 配管系統図
23 位置表示情報(位置情報)
211 手動弁開閉状態
212 手動弁識別情報
CA-001~008、311、361、401 手動弁
312、362 配管部品
311、363 機器
402 タグ

Claims (5)

  1. 配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部と、
    画像を表示する表示部と、
    前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを前記表示部に表示する状態表示制御部と、
    表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択する選択部と、
    選択された前記手動弁の位置情報を前記表示部に表示する手動弁位置表示制御部と、
    を備え
    前記手動弁位置表示制御部は、選択された前記手動弁と、当該手動弁と1または複数の配管部品を介して接続される機器と、当該1または複数の配管部品とを含む配管組立図を、前記手動弁の位置情報として前記表示部に表示し、前記配管組立図には少なくとも前記配管部品の寸法を示す情報が含まれている、
    携帯情報端末。
  2. 選択された前記手動弁の位置は、立体地図で表示される
    請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 数の前記手動弁に装着されたタグに記録された識別情報を読み取る読取部と、
    選択された前記手動弁の識別情報と前記タグに記録された識別情報とを比較し、一致しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果を前記表示部に表示する判定結果表示制御部と、
    をさらに備える請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部を用いて、
    画像を表示するステップと、
    前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを表示するステップと、
    表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択するステップと、
    選択された前記手動弁の位置情報を表示部に表示するステップと、
    を含み、
    前記手動弁の位置情報を表示するステップでは、選択された前記手動弁と、当該手動弁と1または複数の配管部品を介して接続される機器と、当該1または複数の配管部品とを含む配管組立図を、前記手動弁の位置情報として前記表示部に表示し、前記配管組立図には少なくとも前記配管部品の寸法を示す情報が含まれている、
    制御方法。
  5. 配管系統図と複数の手動弁の開閉状態を記憶する記憶部を用いて、
    画像を表示するステップと、
    前記配管系統図と複数の前記手動弁の開閉状態とを表示するステップと、
    表示された前記配管系統図から任意の前記手動弁を選択するステップと、
    選択された前記手動弁の位置情報を表示部に表示するステップと、
    を含むコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記手動弁の位置情報を表示するステップでは、選択された前記手動弁と、当該手動弁と1または複数の配管部品を介して接続される機器と、当該1または複数の配管部品とを含む配管組立図を、前記手動弁の位置情報として前記表示部に表示し、前記配管組立図には少なくとも前記配管部品の寸法を示す情報が含まれている、
    プログラム。
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