JP7460826B1 - 寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラム - Google Patents

寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援することができる寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラムを提供する。【解決手段】本開示の一態様に係る寄附支援装置は、ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行する決済実行部と、前記ユーザ端末を介して、前記決済に伴って利用可能な特典を提示する特典提示部と、前記ユーザ端末を介して、特典利用配分情報を取得する情報取得部と、前記特典利用配分情報に基づいて、前記特典の利用先を前記決済と寄附活動に配分する特典利用配分部と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本開示は、寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、取得部と、選定部と、通知部と、送信部とを有する寄附システムが記載されている。取得部は、端末装置からユーザに関する情報を取得する。選定部は、取得部によって取得されたユーザに関する情報とアンケートの実施対象のユーザを選定するための選定条件とに基づいて、アンケートの実施対象のユーザを選定する。通知部は、選定部によって選定されたユーザの端末装置に、アンケートに回答することで寄附団体に寄附されるアンケートの情報を通知する。送信部は、ユーザ毎にアンケートに回答した回数を計数し、アンケートの回数が所定の閾値を超えた場合には、アンケートに回答したユーザと同じ属性を有する他のユーザを特定し、特定した他のユーザの端末装置に、アンケートに回答したユーザに関する情報を送信する。
特開2020-144694号公報
しかしながら、特許文献1を含んだ従来技術は、柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援するという観点において改良の余地がある。
そこで本開示は、柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援することができる寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラムを提供することを目的の1つとする。
本開示の一態様に係る寄附支援装置は、ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行する決済実行部と、前記ユーザ端末を介して、前記決済に伴って利用可能な特典を提示する特典提示部と、前記ユーザ端末を介して、前記特典を前記決済に利用するか、前記特典を寄附活動に利用するか、前記特典の一部分を前記決済に利用して他部分を前記寄附活動に利用するか、前記特典の利用を放棄して前記特典を利用した場合と利用しない場合の差分を前記寄附活動に利用するかの情報を含む、特典利用配分情報を取得する情報取得部と、前記特典利用配分情報に基づいて、前記特典の利用先を前記決済と前記寄附活動に配分する特典利用配分部と、を有し、前記特典利用配分部は、前記特典の利用先を前記寄附活動に配分する場合、前記決済に係る商品/役務の種類と、前記決済に伴って利用可能な特典の種類とに基づいて、複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第1のモードと、前記複数の寄附先候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、前記複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第2のモードとのいずれかを選択的に設定する、ことを特徴とする。
本開示の一態様によれば、柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援することができる寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラムを提供することができる。
寄附支援装置の概略構成の一例を示す図である。 店舗の構成の一例を示す図である。 NFCタッチによる来店検出の一例を示す図である。 寄附支援サーバの内部構成の一例を示すブロック図である。 特典利用配分情報の入力画面の一例を示す図である。 ユーザによる選択・決定の動作に基づいて寄附先を決定する場合の一例を示す図である。 利用履歴管理部によって保持される情報をユーザ端末のディスプレイで参照可能とした場合の一例を示す図である。 寄附支援処理の第1の例を示す工程図である。 寄附支援処理の第2の例を示す工程図である。 ユーザ端末と寄附支援サーバの機能構成の一例を示す図である。 ユーザ端末と寄附支援サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
近年、商品を購入することで環境や社会問題の解決に貢献する「エシカル消費」に注目が集まっている。「エシカル消費」は、「倫理的な消費」とも呼ばれ、「安くて良いモノ」や「自分にとってどれくらい得か」といった基準だけで商品を選ぶのではなく、より広い視野で、「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動やライフスタイルを意味している。「エシカル消費」に係る商品として、「エシカル商品」がある。
「エシカル商品」とは、例えば、人や社会、環境を意識して作られた商品であり、当該商品がエシカル商品であることの目印となる「マーク」が付されたものを意味する。例えば、あるマークは、資源採取、製造、流通、使用消費、リサイクル、廃棄までの商品の一生(ライフサイクル)の全体を通して環境への負担が少なく、環境保全に役立つと認められたものであることを意味してもよい。また、別のマークは、環境保全の点から見て、適切で社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理のもと生産・製造されたと認められるものであることを意味してもよい。また、別のマークは、所定地域の農水産物及びこれらを主原料として製造された加工食品のうち、環境や健康に配慮した生産方法・優れた食感や品質・地域性のある素材など、個性・特徴があるもので、法令を遵守し、生産管理体制などが整理されたものであることを意味してもよい。また、別のマークは、発展途上国の生産者への適正価格の保証や人権、労働環境、生活水準の基準が守られているものであることを意味してもよい。
エシカル消費を自身の日常生活に取り入れたいと考える人の割合は増加する傾向にあり、今後のトレンドになり得るが、同時に障壁も存在する。例えば、消費者の意見として、「エシカル消費(エシカル商品)に関心はあるし機会があれば買いたいと思っているが、エシカル商品は値段が高いものが多いため現実的には買いたくてもなかなか手が出ない」というものがある(価格の障壁)。
また、エシカル消費は一種の寄附活動(寄附行為)として捉えることができるところ、寄附活動に対して意識レベルの障壁(敷居の高さ)を感じる消費者も少なくない。現状、寄附やボランティアという社会貢献活動は一部の人間に限定されている。これは、人の流れやお金の流れといった経済活動と寄附やボランティアという社会貢献活動とに連動性がないことが理由の1つとして挙げられる。
寄附活動を考えるユーザは、社会問題に関して課題を感じているものの行動に起こせていないことが多い。例えば、ユーザの多くが、地球温暖化や、気候変動に対する不安感や危機感を抱いている。SDGsで目標として掲げられているエリアについて課題を感じている人もいれば、「よく知らないが、なんだかまずそう」と、何かしなくてはならないということくらいは理解している人も居る。しかし、多くは日々の生活で忙しく、寄附やボランティアといった行動のハードルも高いため、何もできていない。また、日本国内・世界的な寄附市場の規模が十分に大きくないことからも社会貢献活動に繋がっていない。
本発明者は、上記の現状を重要な技術課題として捉えて、エシカル消費やエシカル商品といった文言に過剰にとらわれず、肩肘張らない自然体の姿勢で(金銭的・心情的に特段大きな負担を強いられず)、日常生活におけるスマートフォン等のユーザ端末を利用した電子決済の中で(電子決済と連動して)、柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援することができる寄附支援装置、寄附支援方法及び寄附支援プログラムを着想するに至った。すなわち、マークが付されたエシカル商品であるか否か等の条件を考慮せず、電子決済を利用した商品/役務の購買それ自体を「エシカルな行為」に昇華・発展させることができる。
本明細書において、「商品/役務」は、「商品及び/又は役務」、「商品と役務の少なくとも一方」を意味している(そのように読み替えてもよい)。あるいは、単に「商品」と言うとき、当該「商品」が役務を含む概念で使用されてもよい。本明細書において、「商品/役務」は、ユーザ端末の電子決済機能を利用した商取引の対象となり得るものであればよい。
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、寄附支援装置1の概略構成の一例を示す図である。「寄附支援装置」は、「寄附支援システム」と読み替えられてもよい(両者を同義としてもよい)。また、寄附支援方法及び寄附支援プログラムは、寄附支援装置1に含まれるコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)が(に)各種の処理ステップを実行する(させる)ことによって実現される。
図1に示すように、寄附支援装置1は、ユーザ端末10と、寄附支援サーバ20とを有している。ユーザ端末10と寄附支援サーバ20は、ネットワーク30により互いに通信可能に接続されている。図1では、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20とを単一構成として簡略化して描いているが、これは作図の便宜上の理由によるものである。実際には、ハードウェア構成としても、ソフトウェア構成としても、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20とは、図1に描いたよりも複雑な構成を有している。詳細については後述するが、例えば、寄附支援サーバ20は、複数のサーバやデータベース等を含んで構成されていてもよい。例えば、寄附支援サーバ20は、商品/役務の決済を実行する店舗に設置された店舗サーバ、商品/役務を提供するメーカー側に設置されたメーカー側サーバ、商品/役務の流通を請け負う流通側に設置された流通側サーバ、寄附先の団体等に設置された寄附先サーバ、及び、これら以外の各種サーバを含んでいてもよい(当該複数のサーバを包括した概念で使用してもよい)。
寄附支援装置(寄附支援システム)1は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20を含んだ構成として捉えてもよいし、ユーザ端末10を含まず寄附支援サーバ20だけを含んだ構成として捉えてもよい。つまり、寄附支援装置1において、ユーザ端末10は必須の構成要件ではない。
ユーザ端末10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの携帯端末(移動通信端末)である。つまり、本明細書におけるユーザ端末10は、寄附支援サーバ20との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスである。ユーザ端末10は、例えば、有線及び/又は無線(例えば、Long Term Evolution(LTE)、5th Generation New Radio(5G NR)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)など)を介して、ネットワーク(インターネットなど)と通信してもよい。ユーザ端末10による通信方式には自由度があり、種々の設計変更が可能であり、音響通信や可視光通信等であってもよい。ユーザ端末10は、ユーザの操作により、ブラウザ及びその他の各種のアプリケーションを実行する。
本実施形態において、ユーザ端末10は、自身の電子決済機能を利用して店舗(ストア)における各種の商品/役務の購買活動を行ったり、その購買活動に関連して付与された特典を電子決済に利用するか、寄附活動に利用するか、電子決済と寄附活動に配分するか等の決定を行ったりするために使用される。ユーザ端末10には、店舗(ストア)における電子決済機能を利用した購買活動等にかかるユーザの利便性を向上させるための「店舗利用アプリケーション」、及び、電子決済と寄附活動の配分にかかるユーザの利便性を向上させるための「寄附支援アプリケーション」がダウンロード(インストール)されてもよい。
寄附支援サーバ20は、ユーザ端末10との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスであればよく、デバイス、回路などで読み替えられてもよい。寄附支援サーバ20は、ユーザ端末10との間の通信を介して、ユーザに対して、店舗利用と寄附支援に関連する好適なサービスを提供するための各種の処理を制御・実行する。
図2は、店舗(ストア)2の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、店舗2は、出入口の近傍に設置されたNFC(Near Field Communication)タグ3と、それぞれ異なる商品/役務にかかる商品/役務ブース4~9とを有している。なお、店舗2に設置する各ブースは図2で例示したものに限定されず(数や種類には自由度があり)、種々の設計変更が可能である。図2では店舗2が1フロアで構成されるように描いているが、店舗2が2フロア以上(二階建て以上)で構成されていてもよい。また、店舗2は、複数の店舗を包括した概念で使用してもよい。
NFCタグ3は、店舗(ストア)2に設置されるとともに、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザの店舗(ストア)2への来店を検出する「検出部」として機能する。例えば、図3に示すように、店舗2に訪れたユーザが自身のユーザ端末10をNFCタグ3に近付けて近距離無線通信(NFC通信)を行うと、ユーザ端末10からNFCタグ3に電波が送られ、NFCタグ3からユーザ端末10に電波が戻ってきて、その結果が、ユーザ端末10から寄附支援サーバ20に送られる。その際、ユーザ端末10の所有者に関する情報(例えば、ユーザ端末10の識別情報、ユーザの年齢、性別、職業等の情報、ユーザの店舗における購買履歴情報、ユーザの決済利用と寄附利用の配分情報等)がユーザ端末10から寄附支援サーバ20に送られてもよい。
このように、NFCタグ3は、近距離無線通信部からなり、ユーザ端末10との間の近距離無線通信により、ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいて、ユーザの店舗(ストア)2への来店を検出する。この「検出処理」は、ユーザ端末10が店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションを登録済(インストール済、ダウンロード済)であるか否か、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションを起動中であるか否かにかかわらず(登録済、起動中でなかったとしても)、ユーザ端末10をNFCタグ3に近付けて近距離無線通信を行うだけで実行可能である(店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの導線とすることができる)。すなわち、ユーザ端末10をNFCタグ3に近付けて近距離無線通信を行うことで店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのインストールやアプリの起動導線とすることができるため、手間が無く店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの起動が行うことができ、検出処理の実行も可能となる。さらに、NFCタグ3には、各タグが設置された店舗の情報が対応付けられており(NFCタグ自体に店舗登録がなされており)、ユーザ端末をNFCタッチするだけで、“誰が”“いつ”“どの店舗に”来たかをIDに基づいて捕捉することができる。
図4は、寄附支援サーバ20の内部構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、寄附支援サーバ20は、決済実行部21と、特典提示部22と、情報取得部23と、特典利用配分部24と、利用履歴管理部25とを有している。
決済実行部21は、ユーザ端末10を介して、商品/役務の決済を実行する。例えば、店舗2の商品/役務ブース4~9を回ったユーザが購入を希望する特定商品を手に持ってレジに行き、ユーザ端末10を決済端末にタッチすることで、特定商品の決済が完了する(購買完了する)。決済実行部21による決済(電子決済)方式には自由度があり、種々の設計変更が可能であるが、例えば、プリペイド型(事前チャージ)、ポストペイ型(後払い)、デビット型(口座からの即時引き落とし)のいずれかを採用することができる。
特典提示部22は、ユーザ端末10を介して、決済実行部21による決済に伴って利用可能な特典を提示する。特典提示部22による特典の内容や提示タイミングには自由度があり、種々の設計変更が可能であるが、ここで幾つかの例を挙げて説明する。
ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいてユーザの来店が検出されると(ユーザ端末10をNFCタグ3にかざす入店タッチが検出されると)、これをトリガーとして、店舗2で販売中(商品/役務ブース4~9のいずれかに陳列されている)の全商品あるいは特定商品の割引クーポン(例えば10%オフや100円オフなど)がユーザ端末10のディスプレイに表示される。
あるいは、ユーザ端末10にインストール(ダウンロード)された店舗利用アプリケーションを介して、定期的・不定期に、店舗2で販売中(商品/役務ブース4~9のいずれかに陳列されている)の全商品あるいは特定商品の割引クーポン(例えば10%オフや100円オフなど)がユーザ端末10のディスプレイに表示される。
あるいは、店舗2の商品/役務ブース4~9をユーザが回っているときに、ユーザ端末10が、店舗2に設置されたビーコンやRFID(Radio Frequency Identification)、Wi-Fi(登録商標)などの無線標識発信装置と連動することで、店舗2で販売中(商品/役務ブース4~9のいずれかに陳列されている)の全商品あるいは特定商品の割引クーポン(例えば10%オフや100円オフなど)がユーザ端末10のディスプレイに表示される。
決済実行部21による決済時に、特典提示部22から提示された特典としての割引クーポンを使用することで、当該割引クーポンの分だけ、通常の購入金額(引き落とし金額)から差し引くことができる(ディスカウントを受けることができる)。これが従来の割引クーポン(特典)の使用方法である(これが本来的な使用方法であって、これ以外の使用方法は存在していない)。
本開示の実施形態では、特典提示部22から提示された特典、ここでは割引クーポンの使途を、従来(本来)の決済利用のみならず、寄附活動にも利用可能としている。具体的に、特典提示部22が、ユーザ端末10を介して、決済実行部21による決済に伴って利用可能な特典を提示する際に、特典の利用先を決済と寄附活動にどのように配分するかを示す「特典利用配分情報」の入力を促す。
図5は、特典利用配分情報の入力画面の一例を示す図である。図5の例では、特定商品としてのコーヒーを対象とした10%オフの割引クーポンが提示されるとともに、割引クーポンの使途として、「クーポンを使ってコーヒー購入」、「クーポン分を寄附する」、「コーヒー購入に5%使用&寄附に5%使用」の3つが提示され、この3つの使途から、いずれか1つの使途を選択・決定することができる。このように選択・決定された割引クーポンの使途が「特典利用配分情報」として、ユーザ端末10から寄附支援サーバ20に送信される。
「特典利用配分情報」として「クーポンを使ってコーヒー購入」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)から10%オフされて決済される(引き落とされる)。また、10%オフされた決済金額の全額(90%分)がメーカー側、流通側に配分される。
「特典利用配分情報」として「クーポン分を寄附する」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)がそのまま決済される(引き落とされる)。また、決済金額の90%がメーカー側、流通側に配分され、決済金額の10%が寄附先(被寄附団体)に配分される。
「特典利用配分情報」として「コーヒー購入に5%使用&寄附に5%使用」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)から5%オフされて決済される(引き落とされる)。また、5%オフされた決済金額の90%分がメーカー側、流通側に配分され、残りの5%分が寄附先(被寄附団体)に配分される。
このように、「特典利用配分情報」は、次の(1)~(4)の情報の少なくとも1つの情報を含むことができる。なお、(2)と(4)の情報は、決済金額の配分が同じ結果となるため、これらを等価な情報として扱うことができる。
(1)特典(割引クーポン)を商品/役務の決済に利用することを示す情報。
(2)特典(割引クーポン)を寄附活動に利用することを示す情報。
(3)特典(割引クーポン)の一部分を商品/役務の決済に利用して他部分を寄附活動に利用することを示す情報。
(4)特典(割引クーポン)の利用を放棄して特典(割引クーポン)を利用した場合と利用しない場合の差分を寄附活動に利用することを示す情報。
上記の(1)~(4)をまとめると、「特典利用配分情報」は、特典を決済に利用するか、特典を寄附活動に利用するか、特典の一部分を決済に利用して他部分を寄附活動に利用するか、特典の利用を放棄して特典を利用した場合と利用しない場合の差分を寄附活動に利用するか、の少なくとも1つの情報を含むことができる。
情報取得部23は、ユーザ端末10を介して、特典利用配分情報を取得する。つまり、情報取得部23は、ユーザ端末10から送信されてきた、特典(割引クーポン)の利用先を決済と寄附活動にどのように配分するかを示す「特典利用配分情報」を受信する。
特典利用配分部24は、情報取得部23が取得した特典利用配分情報に基づいて、特典(割引クーポン)の利用先を決済と寄附活動に配分する。例えば、寄附支援サーバ20が流通側サーバ、メーカー側サーバ、寄附先サーバを含んでいる場合、流通側サーバが電子決済の際のユーザの支払金を預かり、特典(割引クーポン)の配分を考慮した分配金を、メーカー側サーバと寄附先サーバに送金する。
図5の例において、特典利用配分情報として「クーポンを使ってコーヒー購入」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)から10%オフされて決済される(引き落とされる)。そして、特典利用配分部24は、10%オフされた決済金額の全額(90%分)を流通側、メーカー側に配分する。つまり、特典(割引クーポン)の利用先が決済に配分される。
図5の例において、特典利用配分情報として「クーポン分を寄附する」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)がそのまま決済される(引き落とされる)。そして、特典利用配分部24は、決済金額の90%を流通側、メーカー側に配分し、決済金額の10%を寄附先(被寄附団体)に配分する。つまり、特典(割引クーポン)の利用先が寄附活動に配分される。
図5の例において、特典利用配分情報として「コーヒー購入に5%使用&寄附に5%使用」を選択・決定した場合、コーヒーの定価(通常価格)から5%オフされて決済される(引き落とされる)。そして、特典利用配分部24は、5%オフされた決済金額の90%分を流通側、メーカー側に配分し、残りの5%分を寄附先(被寄附団体)に配分する。つまり、特典(割引クーポン)の利用先が決済と寄附活動に配分される。なお、特典(割引クーポン)の利用先を決済と寄附活動に配分する場合、その配分比率をシステム側で自動的に決定してもよいし、ユーザ端末10を介したマニュアル操作で決定してもよい。
特典利用配分部24は、特典(割引クーポン)の利用先を寄附活動に配分する場合、流通側、メーカー側と関連が深い寄附先(被寄附団体)、あるいは、著名な寄附先・被寄附団体(例えば、ユニセフや国境なき医師団、地震や洪水に起因する災害支援の基金等)を予め設定しておき、その寄附先(被寄附団体)に特典(割引クーポン)の利用を配分してもよい。
特典利用配分部24は、特典(割引クーポン)の利用先を寄附活動に配分する場合、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。特典利用配分部24は、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定するための複数のモードを有していてもよい。
第1のモードにおいて、特典利用配分部24は、決済に係る商品/役務の種類と、決済に伴って利用可能な特典(割引クーポン)の種類とに基づいて、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。例えば、地産地消の観点から、決済に係る特定商品がその地域で生産された農林水産物である場合に、その地域における農林水産業・食品産業の発展に寄与し得る寄附先(被寄附団体)を選択・決定してもよい。また、そのような寄附先(被寄附団体)の候補が複数存在する場合、特典(割引クーポン)の種類、例えば当該クーポンを使用できる店舗の場所や期間等に応じて、最終的な寄附先(被寄附団体)を絞り込んでもよい。
第2のモードにおいて、特典利用配分部24は、複数の寄附先(被寄附団体)の候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。現在又は将来において、寄附金控除の要件が整備・法制化されたことを想定したとき、寄附金控除の対象であることがユーザの寄附行為の障壁を取り払い、むしろ、ユーザの寄附行為を助長する可能性がある。このため、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から、寄附金控除の対象となる寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。また、ある寄附先(被寄附団体)の候補について、寄附金控除の上限額に到達済であるか否か、今回の寄附を行うと寄附金控除の上限額に到達見込みであるか否かに基づいて(寄附金控除の上限額に到達済または到達見込みであるときに)、寄附金控除の上限額に余裕がある別の寄附先(被寄附団体)、及び/又は、寄附金控除の対象でない別の寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。
第1、第2のモードを組み合わせて、特典利用配分部24は、決済に係る商品/役務の種類と、決済に伴って利用可能な特典(割引クーポン)の種類と、複数の寄附先(被寄附団体)の候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。
第3のモードにおいて、特典利用配分部24は、ユーザ端末10のディスプレイに複数の寄附先(被寄附団体)の候補を表示して、ユーザによる選択・決定の動作に基づいて、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定してもよい。図6は、ユーザによる選択・決定の動作に基づいて寄附先(被寄附団体)を決定する場合の一例を示す図である。図6では、寄附先(被寄附団体)の候補として、寄附先A、B、C、Dの4つを提示しており、チェックボックスにレ点を入れることで、寄附先A、B、C、Dの中から少なくとも1つを決定できるようになっている。図6では、寄附先A、Dが選択された場合を例示的に描いている。
このように、複数の寄附先(被寄附団体)の候補の中から少なくとも1つの寄附先(被寄附団体)を決定するための複数のモード(例えば、第1、第2、第3のモード)を有しており、特典利用配分部24は、これら複数のモードの中からいずれかのモードを選択的に設定することができる。
利用履歴管理部25は、ユーザ端末10の識別情報と、「特典利用配分情報」に基づいた特典(割引クーポン)の利用履歴とを対応付けて管理する。
ユーザ端末10を介した能動的なアクションに基づいてユーザの来店が検出されると(ユーザ端末10をNFCタグ3にかざす入店タッチが検出されると)、これをトリガーとしてユーザ端末10の識別情報が捕捉される。その後は、ユーザ端末10の識別情報に対応付けて、ユーザ端末10を介してどのような商品/役務の決済(購買活動)を行ったか、ユーザ端末10を介してどのような特典(例えば割引クーポン)が提示されたか、その特典に対して、ユーザ端末10を介して、どのような特典利用配分情報が伝送(送受信)されたか、特典利用配分情報に基づいて、特典(例えば割引クーポン)の利用先が決済と寄附活動にどのように配分されたか等のユーザ端末10を介した行動履歴情報が蓄積して管理される(ユーザID別に一括して把握される)。
図7は、利用履歴管理部25によって保持される情報をユーザ端末10のディスプレイで参照可能とした場合の一例を示す図である。図7は、利用履歴管理部25の保持情報の一部である。図7に示すように、ユーザ端末10のディスプレイに「クーポンで寄附実績」として、一か月単位の各日時毎(決済毎)に、特典(例えば割引クーポン)を利用して決済(購入)した商品/役務(ここではコーヒー)、及び、特典利用配分情報に基づいて特典(例えば割引クーポン)を寄附活動に配分した金額が表示されている。また、ユーザ端末10を操作することで、寄附金控除の適用を受けるための証明書となる領収証発行を選択・決定することができる。
寄附支援サーバ20は、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションがダウンロードされていないとき、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのダウンロードを誘導する機能を具備していてもよい。入店タッチ(ユーザ端末10をNFCタグ3にかざす能動的なアクション)した全てのユーザ端末10が、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションをダウンロード済みとは限らない。そこで、例えば、ユーザ端末10のディスプレイに店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのダウンロード画面を表示したり、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのストアを表示したりして、ユーザ端末10に店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのダウンロードを誘導してもよい。
入店タッチ(ユーザ端末10をNFCタグ3にかざす能動的なアクション)が行われると、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのDLユーザか否かが判断される。店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのDLユーザである場合、例えば、PUSH通知等の導線を経由したタップ後に、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの起動が行われる。これにより、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの休眠ユーザの再利用が促進されるとともに、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの起動が習慣化されることが期待できる。店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの非DLユーザである場合、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションのDLストアに誘導される。これにより、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの新規のダウンロード獲得が促進されることが期待できる。また、店舗利用アプリケーションや寄附支援アプリケーションの起動時にイベント(コンテンツ配信、特典付与)を発動し、イベントをID別に出し分けることで、“誰が”“いつ”“どの店舗に”来たかをIDに基づいて捕捉することができる。
図8は、寄附支援処理の第1の例を示す工程図である。
特典利用配分情報に基づいてクーポンが寄附活動に配分されると、クーポンで寄附クリックログが行われて、ユーザID別に情報が保持される。具体的に、対象商品と、値引き額と、有効期限とが、ユーザIDと対応付けて記憶される。また、使用済のクーポンは、店員コードにより入力消込が行われる。特典利用配分情報に基づいたクーポンの寄附活動への配分(クーポンで寄附)であっても、通常クーポンと同様に、JANコードとPOSシステムによる処理・管理を行うことができる。JANコードは、商品用の流通コードとして商品などに表示され、コンビニエンスストアやスーパーを中心に広く利用されているPOSシステムで活用される。JANコードは、EANコードと読み替えてもよい。POSシステムは、スーパーやコンビニエンスストアなどで、購入される商品のJANコードを読み取ることで、売上の金銭管理、商品の在庫管理、仕入管理を行うシステムである。また、消費者の動向も把握できるため、経営戦略を決定する的確な情報としても使用可能である。
アプリケーションシステム(APPシステム)では、店舗アプリ向けのソフトウェア開発キットとしてのSDK(Software Development Kit)からの情報を受けて、会員(ユーザ)と対象商品を把握する。また対象商品の購買確認後(電子決済完了後)に、クーポンの利用履歴を反映する。その際、SDK単独での消込判定を行ってもよいし、POSシステムと連携した判定を行ってもよいし、流通システムにクーポン利用分を反映してもよいし、アプリケーションシステム内の表示をSDKより反映してもよい。
その後、流通側とメーカー側とで、クーポン利用分を加味した支払料金(決済料金)を集計して、通常の販売促進(電子決済)と同様の請求処理を実行する。その際、流通側とメーカー側とで協力(協働)したESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))活用を行ってもよい。
流通側のサーバは、アプリケーションサーバ(APP)と、会員サーバと、寄附先サーバ(団体)とに接続されている。アプリケーションサーバと連携することで、ユーザビリティの向上、クーポン等の特典の新しい活用意義の創出、トータル額の表示による規模感の共有といったメリットを得ることができる。会員サーバと連携することで、ステージ制会員プログラムの活用、利用に応じた特典提供、エシカル志向判断、エシカル利用におけるアプリケーション利用の増大といったメリットを得ることができる。寄附先サーバと連携することで、上述した寄付活動の実行の他、DX(デジタルトランスフォーメーション)化したESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))の事例を利用したり、ESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))活動自体への寄与を図ったりすることができる。
図9は、寄附支援処理の第2の例を示す工程図である。図9は、クーポンを寄附に配分するための証明書と領収証の発行にかかるものである。
図8の第1の例と同様に、特典利用配分情報に基づいてクーポンが寄附活動に配分されると、クーポンで寄附クリックログが行われて、ユーザID別に情報が保持される。具体的に、対象商品と、値引き額と、有効期限とが、ユーザIDと対応付けて記憶される。アプリケーションシステム(APPシステム)では、店舗アプリ向けのソフトウェア開発キットとしてのSDK(Software Development Kit)からの情報を受けて、会員(ユーザ)と対象商品を把握する。また対象商品の購買確認後(電子決済完了後)に、クーポンの利用履歴を反映する。その際、SDK単独での消込判定を行ってもよいし、POSシステムと連携した判定を行ってもよいし、流通システムにクーポン利用分を反映してもよいし、アプリケーションシステム内の表示をSDKより反映してもよい。
続いて、月次集計及びレポート作成が行われる。その際、キャンペーン期間内の月次別にクーポン利用数を報告してもよいし、流通側へのレポートを行ってもよいし、メーカー側への請求対応を行ってもよいし、流通側から寄附先(被寄附団体)への払い込みを行ってもよい。また、会員サーバ情報連携して、アプリケーション(APP)のID別に情報送信が行われる。その際、対象ユーザへの施策を活用してもよい。最後に、領収証発行機能を作動させる。その際、例えば、前年の1月1日から12月31日までの合計額を対象としてもよいし、2000円以上の金額のみを領収証発行機能の対象としてもよい。
このように、本開示に係る寄附支援装置は、ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行する決済実行部と、ユーザ端末を介して、決済に伴って利用可能な特典を提示する特典提示部と、ユーザ端末を介して、特典利用配分情報を取得する情報取得部と、特典利用配分情報に基づいて、特典の利用先を決済と寄附活動に配分する特典利用配分部と、を具備している。これにより、柔軟で利便性に富んだ寄附活動を支援することが可能になる。例えば、メーカー側は販売促進活動を行うことで広告的活用が可能になり、流通側は近年減少傾向にある寄附を維持又は増大することができ、ユーザは特典(割引クーポン)利用により、肩肘張らない自然体の姿勢で(金銭的・心情的に特段大きな負担を強いられず)寄附活動を行うことができる。
また、本開示に係る寄附支援装置によれば、小銭に変わりキャッシュレスにより減ってしまったレジ前募金の復活、ユーザに選択権のある特典(例えば割引クーポン)を活用した社会活動支援、流通企業のエシカルESG(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))の評価拡大を図ることができる。そして何より、商品/役務を定価(通常価格)で購買しただけで、それをエシカル消費(エシカル行為)に昇華・発展させて満足度が上がるという新しい体験をユーザに提供することができる。例えば、この新しい体験を、「クーポンで寄附」、「きふーぽん」、「リクーポン」、「エシカルクーポン」、「エコクーポン」等と呼称してもよい。
図10は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20の機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、を有する。なお、図10では、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20の機能ブロックの一例を示しており、図10に描いていない他の機能ブロックを有していてもよい。また、一部の機能ブロックを含まない構成としてもよい。
制御部110は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20の制御を実施する。制御部110は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。
記憶部120は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20で利用する情報を記憶する。記憶部120は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるメモリ、ストレージ、記憶装置などにより構成することができる。
通信部130は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20の通信(例えば両者の相互通信)を行う。通信部130は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置により構成することができる。なお、通信部130は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
入力部140は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20における入力を受け付ける。また、入力部140は、所定の機器、記憶媒体などと接続され、データの入力を受け付けてもよい。入力部140は、入力結果を例えば制御部110に出力してもよい。入力部140は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボード、マウス、ボタンなどの入力装置、入出力端子、入出力回路などにより構成することができる。また、入力部140は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネル)としてもよい。
出力部150は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20における出力を行う。例えば、出力部150は、画像を表示する表示部、音声を出力する音声出力部などを含んで構成されてもよい。表示部は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイ、モニタなどの表示装置により構成することができる。また、音声出力部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるスピーカなどの出力装置により構成することができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線によって接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本開示の一実施形態における装置(ユーザ端末10と寄附支援サーバ20)は、本開示の寄附支援処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図11は、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ端末10と寄附支援サーバ20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、ユニット、サーバなどは、互いに読み替えることができる。ユーザ端末10と寄附支援サーバ20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
ユーザ端末10と寄附支援サーバ20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みなどを制御することによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。なお、上述の制御部110などの各部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD-ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。なお、上述の記憶部120は、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって実現されてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、SIMカードを含んでもよい。なお、上述の通信部130は、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。なお、上述の入力部140及び出力部150は、それぞれ入力装置1005及び出力装置1006によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1008によって接続される。バス1007は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ端末10と寄附支援サーバ20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び/又は本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。また、本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体及び信号波形の少なくとも1つを介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。
上記の実施形態では、ユーザ端末を介した能動的なアクションとして、ユーザ端末をNFCタグに近付ける(かざす)ことを例示して説明したが、ユーザ端末を介した能動的なアクションには自由度があり、種々の設計変更が可能である。例えば、ユーザ端末を所定位置で振動させたり、所定の識別情報(例えばQRコード(登録商標))を読み取ったり、Wi-Fi(登録商標)の接続といったアクションで代替することも可能である。
1 寄附支援装置(寄附支援システム)
2 店舗(ストア)
3 NFC(Near Field Communication)タグ
4 5 6 7 8 9 商品/役務ブース
10 ユーザ端末
20 寄附支援サーバ
21 決済実行部
22 特典提示部
23 情報取得部
24 特典利用配分部
25 利用履歴管理部
30 ネットワーク

Claims (4)

  1. ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行する決済実行部と、
    前記ユーザ端末を介して、前記決済に伴って利用可能な特典を提示する特典提示部と、
    前記ユーザ端末を介して、前記特典を前記決済に利用するか、前記特典を寄附活動に利用するか、前記特典の一部分を前記決済に利用して他部分を前記寄附活動に利用するか、前記特典の利用を放棄して前記特典を利用した場合と利用しない場合の差分を前記寄附活動に利用するかの情報を含む、特典利用配分情報を取得する情報取得部と、
    前記特典利用配分情報に基づいて、前記特典の利用先を前記決済と前記寄附活動に配分する特典利用配分部と、
    を有し、
    前記特典利用配分部は、前記特典の利用先を前記寄附活動に配分する場合、前記決済に係る商品/役務の種類と、前記決済に伴って利用可能な特典の種類とに基づいて、複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第1のモードと、前記複数の寄附先候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、前記複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第2のモードとのいずれかを選択的に設定する、
    ことを特徴とする寄附支援装置。
  2. 前記ユーザ端末の識別情報と、前記特典利用配分情報に基づいた前記特典の利用履歴とを対応付けて管理する利用履歴管理部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の寄附支援装置。
  3. ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行するステップと、
    前記ユーザ端末を介して、前記決済に伴って利用可能な特典を提示するステップと、
    前記ユーザ端末を介して、前記特典を前記決済に利用するか、前記特典を寄附活動に利用するか、前記特典の一部分を前記決済に利用して他部分を前記寄附活動に利用するか、前記特典の利用を放棄して前記特典を利用した場合と利用しない場合の差分を前記寄附活動に利用するかの情報を含む、特典利用配分情報を取得するステップと、
    前記特典利用配分情報に基づいて、前記特典の利用先を前記決済と前記寄附活動に配分するステップと、
    前記特典の利用先を前記寄附活動に配分する場合、前記決済に係る商品/役務の種類と、前記決済に伴って利用可能な特典の種類とに基づいて、複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第1のモードと、前記複数の寄附先候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、前記複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第2のモードとのいずれかを選択的に設定するステップと、
    をコンピュータによって実行することを特徴とする寄附支援方法。
  4. ユーザ端末を介して、商品/役務の決済を実行するステップと、
    前記ユーザ端末を介して、前記決済に伴って利用可能な特典を提示するステップと、
    前記ユーザ端末を介して、前記特典を前記決済に利用するか、前記特典を寄附活動に利用するか、前記特典の一部分を前記決済に利用して他部分を前記寄附活動に利用するか、前記特典の利用を放棄して前記特典を利用した場合と利用しない場合の差分を前記寄附活動に利用するかの情報を含む、特典利用配分情報を取得するステップと、
    前記特典利用配分情報に基づいて、前記特典の利用先を前記決済と前記寄附活動に配分するステップと、
    前記特典の利用先を前記寄附活動に配分する場合、前記決済に係る商品/役務の種類と、前記決済に伴って利用可能な特典の種類とに基づいて、複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第1のモードと、前記複数の寄附先候補が寄附金控除の対象であるか否かに基づいて、前記複数の寄附先候補の中から少なくとも1つの寄附先を決定する第2のモードとのいずれかを選択的に設定するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする寄附支援プログラム。
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