JP7459409B2 - 信号発生回路、制御回路、記憶媒体および信号発生方法 - Google Patents

信号発生回路、制御回路、記憶媒体および信号発生方法 Download PDF

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Description

本開示は、量子化器を有する信号発生回路、制御回路、記憶媒体および信号発生方法に関する。
近年、デルタシグマDAC(Digital Analog Converter)を用いてFPGA(Field Programmable Gate Array)から直接RF(Radio Frequency)信号を出力するダイレクトデジタルRFと呼ばれる手法が検討されている。ダイレクトデジタルRFは、出力回路としてFPGAに内蔵されている高速シリアル出力回路を多く用いるが、1bit量子化器から発生する量子化雑音、および高速シリアル出力回路の出力クロックに起因する位相雑音によってSNR(Signal to Noise Ratio)が劣化する。SNRを改善する手法としては、デルタシグマDAC自体のフィルタ次数を上げる手法、デルタシグマDACの量子化器に多ビットの量子化器を用いる手法、MASH(Multi stAge noise SHaping)型のデルタシグマ変換回路を用いる手法などがある。また、SNRを改善する手法として、特許文献1には、同一入力で異なる系列のデルタシグマ出力を合成する手法が開示されている。
欧州特許出願公開第2506426号明細書
デルタシグマDACをFPGAで実装する際の制約には、回路規模、および量子化ビット数の2つがある。回路規模は、FPGAの容量によって制約を受ける。また、量子化ビット数は、内蔵する高速シリアル出力回路の出力可能な多値数によって制約を受ける。特に汎用のFPGAに内蔵されている高速シリアル出力回路の多値数は最大でも2bit程度であるため、量子化器の多ビット化によるSNRの改善には限界がある。デルタシグマDAC自体のフィルタ次数を上げる方法は、量子化雑音の低減には効果があるが、位相雑音の影響を低減することはできない。また、デルタシグマDAC自体のフィルタ次数を上げる方法は、デルタシグマ変換回路自体の安定性が低下するほか、乗算器の増加による回路規模の増加が問題となる。
MASH型のデルタシグマ変換回路を用いる方法も、量子化雑音の低減には効果があるが、位相雑音の影響を低減することはできない。さらに、MASH型のデルタシグマ変換回路は、最終段の出力が多値化されるため、FPGA内蔵の高速シリアル出力回路で実装する上での制約が大きい。例えば、1-1MASH型のデルタシグマ変換回路は、出力直前の加算器の回路部分をアナログ合波回路で代替することで、高速シリアル出力回路に必要とされる多値数を3程度に抑えることができる。しかしながら、1-1-1MASH型のデルタシグマ変換回路は、前述のアナログ合波回路で代替する手法を用いたとしても、高速シリアル出力回路に必要とされる多値数が5となり、汎用のFPGAでの実装が困難である。
特許文献1に記載の手法は、初期値の異なるデルタシグマ変換回路は入力信号が同じであっても異なる信号系列を出力するという特性を利用し、異なる初期値を与えたデルタシグマ変換回路の出力を外部で合成することによって、量子化雑音および位相雑音の両方を低減することが可能である。しかしながら、異なる系列のデルタシグマDACの出力を得るためにデルタシグマ変換回路を複数用意する必要があり、回路規模が大きくなってしまう、という問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、多値数および回路規模の増加を抑制しつつ、デルタシグマ信号出力の量子化雑音および位相雑音による信号劣化を抑制可能な信号発生回路を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の信号発生回路は、第1の量子化器の出力信号と第1の入力信号量子化回路への第1の入力信号との差分を第1のフィルタへの入力信号とし、第1のフィルタからの出力信号を第1の量子化器への入力信号とする1段目の誤差フィードバック型の第1の入力信号量子化回路と、第1の量子化器への入力信号と第1の量子化器からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の第2の入力信号量子化回路へ分配する信号分配部と、各々が、第2の量子化器の出力信号と第2の入力信号量子化回路への第2の入力信号との差分を第2のフィルタへの入力信号とし、第2のフィルタからの出力信号を第2の量子化器への入力信号とする2段目の誤差フィードバック型の2以上の第2の入力信号量子化回路と、を備える。信号発生回路は、第1の入力信号量子化回路からの第1の出力信号と2以上の第2の入力信号量子化回路からの第2の出力信号とを合成して出力することを特徴とする。
本開示に係る信号発生回路は、多値数および回路規模の増加を抑制しつつ、デルタシグマ信号出力の量子化雑音および位相雑音による信号劣化を抑制できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る信号発生回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る信号発生回路のループフィルタの構成例を示す図 実施の形態1に係る信号発生回路の高速シリアル出力回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る信号発生回路のアナログ合波回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る信号発生回路の初期値制御部の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る信号発生回路の動作を示すフローチャート 実施の形態1に係る信号発生回路を実現する処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る信号発生回路を実現する処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図 実施の形態2に係る信号発生回路の構成例を示す図
以下に、本開示の実施の形態に係る信号発生回路、制御回路、記憶媒体および信号発生方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る信号発生回路1の構成例を示す図である。信号発生回路1は、送信信号生成部2と、入力信号量子化回路3-1~3-Nと、信号分配部5と、初期値制御部6と、アナログ合波回路7と、を備える。入力信号量子化回路3-1~3-Nは、MASH型のデルタシグマ変換回路である。デルタシグマ変換回路は、デルタシグマ変調回路とも言う。なお、Nは3以上の正の整数とする。
入力信号量子化回路3-1は、減算器12-1と、ループフィルタ13-1と、量子化器14-1と、高速シリアル出力回路16-1と、帰還経路17-1と、を備える。入力信号量子化回路3-2は、ゲイン部11-2と、減算器12-2と、ループフィルタ13-2と、量子化器14-2と、結合フィルタ15-2と、高速シリアル出力回路16-2と、帰還経路17-2と、を備える。以降も同様に、入力信号量子化回路3-Nは、ゲイン部11-Nと、減算器12-Nと、ループフィルタ13-Nと、量子化器14-Nと、結合フィルタ15-Nと、高速シリアル出力回路16-Nと、帰還経路17-Nと、を備える。なお、入力信号量子化回路3-2~3-Nによって、入力信号量子化回路群4を構成している。信号発生回路1において、入力信号量子化回路3-1は1段目の入力信号量子化回路であり、入力信号量子化回路3-2~3-N、すなわち入力信号量子化回路群4は2段目の入力信号量子化回路である。Nは3以上の正の整数のため、2段目の入力信号量子化回路である入力信号量子化回路群4は、2以上の入力信号量子化回路3を有する。
以降の説明において、入力信号量子化回路3-1を第1の入力信号量子化回路と称し、ループフィルタ13-1を第1のフィルタと称し、量子化器14-1を第1の量子化器と称し、高速シリアル出力回路16-1を第1の高速シリアル出力回路と称し、入力信号量子化回路3-1への入力信号を第1の入力信号と称し、入力信号量子化回路3-1からの出力信号を第1の出力信号と称することがある。また、入力信号量子化回路3-2~3-Nを第2の入力信号量子化回路と称し、ループフィルタ13-2~13-Nを第2のフィルタと称し、量子化器14-2~14-Nを第2の量子化器と称し、高速シリアル出力回路16-2~16-Nを第2の高速シリアル出力回路と称し、入力信号量子化回路3-2~3-Nへの入力信号を第2の入力信号と称し、入力信号量子化回路3-2~3-Nからの出力信号を第2の出力信号と称することがある。
また、以降の説明において、入力信号量子化回路3-1~3-Nを区別しない場合は入力信号量子化回路3と称し、ゲイン部11-2~11-Nを区別しない場合はゲイン部11と称し、減算器12-1~12-Nを区別しない場合は減算器12と称し、ループフィルタ13-1~13-Nを区別しない場合はループフィルタ13と称し、量子化器14-1~14-Nを区別しない場合は量子化器14と称し、結合フィルタ15-2~15-Nを区別しない場合は結合フィルタ15と称し、高速シリアル出力回路16-1~16-Nを区別しない場合は高速シリアル出力回路16と称し、帰還経路17-1~17-Nを区別しない場合は帰還経路17と称することがある。すなわち、信号発生回路1は、N-1個のゲイン部11と、N個の減算器12と、N個のループフィルタ13と、N個の量子化器14と、N-1個の結合フィルタ15と、N個の高速シリアル出力回路16と、N個の帰還経路17と、を有する。
送信信号生成部2は、送信信号x(z)を生成して入力信号量子化回路3-1に出力する。
入力信号量子化回路3-1において、減算器12-1は、送信信号x(z)と、量子化器14-1からの出力信号である帰還経路17-1からの信号との差分をとって、すなわち、送信信号x(z)から帰還経路17-1の信号を減算し、ループフィルタ13-1に出力する。
ループフィルタ13-1は、一般的には、図2に示すようなFIR(Finite Impulse Response)フィルタおよびIIR(Infinite Impulse Response)フィルタの組み合わせによって構成される。図2は、実施の形態1に係る信号発生回路1のループフィルタ13の構成例を示す図である。ループフィルタ13は、FIRフィルタ131と、IIRフィルタ132と、減算器133と、を備える。ループフィルタ13は、FIRフィルタ131によって減算器12からの出力信号をフィルタリングする。ループフィルタ13は、減算器133によって、FIRフィルタ131からの出力信号とIIRフィルタ132からの出力信号との差分をとって出力する。また、ループフィルタ13は、ループフィルタ13からの出力信号を分岐した信号を、IIRフィルタ132でフィルタリングする。ループフィルタ13-1からの出力信号は、量子化器14-1によって量子化され、高速シリアル出力回路16-1から出力されるとともに、帰還経路17-1を経由して減算器12-1において入力信号との差分をとるために用いられる。
量子化器14-1は、ループフィルタ13-1からの出力信号の大きさに応じた値を出力する。例えば、量子化器14-1は、ループフィルタ13-1からの出力信号の値が0以上の場合は1を出力し、ループフィルタ13-1からの出力信号の値が0未満の場合は-1を出力する。図1では、量子化器14-1から出力される信号をy(z)として表している。
高速シリアル出力回路16-1は、前段に接続されている量子化器14-1と同じ量子化ビット数を持つ出力回路を用いて、量子化器14-1からの出力信号の値に応じた値を出力する。
一般的なMASH型のデルタシグマ変換回路は、1段目のデルタシグマ変換回路の量子化誤差、すなわち量子化器の入力値と出力値との差分を2段目以降のデルタシグマ変換回路によってキャンセルすることで、量子化雑音を低減している。これに対して、本実施の形態の信号発生回路1は、MASH型のデルタシグマ変換回路である1段目の入力信号量子化回路3-1の量子化誤差を、並列に接続された2段目のN-1個のデルタシグマ変換回路である入力信号量子化回路3-2~3-Nに分配して出力する。信号発生回路1は、1段目のデルタシグマ変換回路である入力信号量子化回路3-1からの出力信号、および2段目のN-1個のデルタシグマ変換回路である入力信号量子化回路3-2~3-Nからの出力信号を、FPGA外部のアナログ合波回路7で合成することによって、量子化雑音を低減する。なお、図1に示すように、信号発生回路1において、アナログ合波回路7以外の構成についてはFPGAによって実装されることを想定しているが、信号発生回路1の構成は図1の例に限定されない。
信号分配部5は、減算器51を備える。減算器51は、入力信号量子化回路3-1のループフィルタ13-1からの出力信号と、入力信号量子化回路3-1の量子化器14-1からの出力信号である帰還経路17-1からの信号との差分をとる、すなわちループフィルタ13-1の出力信号から帰還経路17-1の信号を減算する。信号分配部5は、減算器51で得られた差分を、1段目の入力信号量子化回路3-1の量子化誤差として入力信号量子化回路3-2~3-Nに分配する。このように、信号分配部5は、量子化器14-1への入力信号と量子化器14-1からの出力信号との差分を第2の入力信号として入力信号量子化回路3-2~3-Nへ分配する。
n番目のデルタシグマ変換回路である入力信号量子化回路3-nにおいて、ゲイン部11-nは、分配された1段目の入力信号量子化回路3-1の量子化誤差に対してゲイン#nを乗算する。なお、nは2~Nの正の整数とする。
減算器12-nは、ゲイン部11-nからの出力信号と、量子化器14-nからの出力信号である帰還経路17-nからの信号との差分をとって、すなわち、ゲイン部11-nからの出力信号から帰還経路17-nの信号を減算し、ループフィルタ13-nに出力する。
ループフィルタ13-nの構成は、前述のループフィルタ13-1の構成と同様である。ループフィルタ13-nからの出力信号は、量子化器14-nによって量子化され、結合フィルタ15-nを経由して高速シリアル出力回路16-nから出力されるとともに、帰還経路17-nを経由して減算器12-nにおいてゲイン部11-nからの出力信号との差分をとるために用いられる。
量子化器14-nは、ループフィルタ13-nからの出力信号の大きさに応じた値を出力する。例えば、量子化器14-nは、ループフィルタ13-nからの出力信号の値が0以上の場合は1を出力し、ループフィルタ13-nからの出力信号の値が0未満の場合は-1を出力する。
結合フィルタ15-nは、1段目の入力信号量子化回路3-1の量子化誤差をキャンセルするために設定される固有のフィルタであり、FIRフィルタ、またはIIRフィルタ、またはFIRフィルタおよびIIRフィルタの組み合わせとして実装される。結合フィルタ15-nは、量子化器14-nからの出力信号に対してフィルタ処理を行い、高速シリアル出力回路16-nに出力する。図1では、結合フィルタ15-2~15-Nから出力される信号をy(z)~y(z)として表している。
高速シリアル出力回路16-nは、結合フィルタ15-nの前段に接続されている量子化器14-nと同じ量子化ビット数を持つ出力回路を用いる。
なお、ループフィルタ13-1~13-Nおよび結合フィルタ15-2~15-Nに設定されるフィルタ特性の組み合わせの代表例としては、式(1)および式(2)の組み合わせが存在する。式(1)はループフィルタ13-1~13-Nのフィルタ特性に対応するものであり、式(2)は結合フィルタ15-2~15-Nのフィルタ特性に対応するものである。なお、z-1は、一般的な遅延素子などで使用される係数である。
-1/(1-z-1) …(1)
1-z-1 …(2)
このように、2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nが有するループフィルタ13-2~13-Nの初期値を、ループフィルタ13-2~13-Nごとに異なる値とする。
また、ゲイン部11-2~11-Nに設定されるゲインについては、ゲイン部11-2~11-Nに設定されるゲイン、すなわち係数の合計値が1となるような値として、全てを1/(N-1)に設定することが考えられる。このように、2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nは、各々が、入力信号に異なる係数を乗算し、量子化器14の出力信号と係数を乗算後の入力信号との差分をループフィルタ13への入力信号とする。また、2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nで入力信号に乗算される2以上の係数の総和を1とする。
また、量子化器14-1~14-Nとして1bit量子化器を用い、ループフィルタ13-1~13-Nおよび結合フィルタ15-2~15-Nのフィルタ特性の組み合わせとして式(1)および式(2)の関係を用いた場合、結合フィルタ15-2~15-Nの出力は、-2,0,2の3値をとる。このため、高速シリアル出力回路16-2~16-Nは、3値の出力が可能な高速シリアル出力回路を用いる必要がある。3値の出力が可能な高速シリアル出力回路16-2~16-Nとしては、図3に示すような構成が考えられる。図3は、実施の形態1に係る信号発生回路1の高速シリアル出力回路16の構成例を示す図である。高速シリアル出力回路16は、エンコーダ161と、高速シリアル出力回路162,163と、アナログ合波回路164と、を備える。
高速シリアル出力回路16は、2つの高速シリアル出力回路162,163の出力信号をアナログ合波回路164で合成することによって、3値の出力を実現できる。この場合、エンコーダ161は、入力値が2の場合、高速シリアル出力回路162,163から同時に1が出力され、入力値が-2の場合、高速シリアル出力回路162,163から同時に-1が出力されるように制御する。また、エンコーダ161は、入力値が0の場合、高速シリアル出力回路162,163から逆の値、すなわち高速シリアル出力回路162から1が出力され、かつ高速シリアル出力回路163から-1が出力され、または高速シリアル出力回路162から-1が出力され、かつ高速シリアル出力回路163から1が出力されるように制御する。このように、高速シリアル出力回路16-1は、2以上の高速シリアル出力回路を用いることで多値出力を可能とする。また、高速シリアル出力回路16-2~16-Nは、各々が、2以上の高速シリアル出力回路を用いることで多値出力を可能とする。
アナログ合波回路7は、高速シリアル出力回路16-1~16-Nから出力された信号を、アナログ的に合波して出力する。図4は、実施の形態1に係る信号発生回路1のアナログ合波回路7の構成例を示す図である。アナログ合波回路7は、電力分配回路71~77を備える。電力分配回路71~77は、例えば、抵抗式のパワーコンバイナ、ウィルキンソンディバイダなどの電力を一定の比率で合成可能な回路素子である。なお、アナログ合波回路7は、図3に示す3値の出力の高速シリアル出力回路16に含まれるアナログ合波回路164の役割も含まれるように構成されてもよい。
図5は、実施の形態1に係る信号発生回路1の初期値制御部6の動作を示すフローチャートである。初期値制御部6は、信号発生回路1が動作を開始するタイミングで、ループフィルタ13-2~13-N内部のFIRフィルタ131およびIIRフィルタ132の初期値をランダムに設定する(ステップS101)。初期値制御部6による設定後、信号発生回路1は、送信信号生成部2から送信信号x(z)を出力し、送信信号x(z)に対する変換処理を開始する。
図6は、実施の形態1に係る信号発生回路1の動作を示すフローチャートである。信号発生回路1において、1段目の入力信号量子化回路3-1は、送信信号生成部2から送信信号x(z)が入力されると、減算器12-1、ループフィルタ13-1、量子化器14-1、および高速シリアル出力回路16-1によって第1の量子化処理を行い(ステップS201)、高速シリアル出力回路16-1からの出力信号をアナログ合波回路7に出力するとともに、量子化器14-1への入力信号および量子化器14-1からの出力信号を信号分配部5に出力する。信号分配部5は、量子化器14-1への入力信号と量子化器14-1からの出力信号との差分を演算する(ステップS202)。信号分配部5は、演算により求めた差分を入力信号として、2段目の入力信号量子化回路3-2~3-Nへ分配する(ステップS203)。2段目の入力信号量子化回路3-2~3-Nは、各々、信号分配部5から入力信号が入力されると、ゲイン部11、減算器12、ループフィルタ13、量子化器14、結合フィルタ15、および高速シリアル出力回路16によって第2の量子化処理を行い(ステップS204)、高速シリアル出力回路16からの出力信号をアナログ合波回路7に出力する。アナログ合波回路7は、入力信号量子化回路3-1~3-Nからの出力信号を合成して(ステップS205)、出力する。
このように、1段目の誤差フィードバック型の入力信号量子化回路3-1は、量子化器14-1の出力信号と入力信号量子化回路3-1への第1の入力信号との差分をループフィルタ13-1への入力信号とし、ループフィルタ13-1からの出力信号を量子化器14-1への入力信号とする。入力信号量子化回路3-1は高速シリアル出力回路16-1を用いて出力信号を出力する。また、2段目の誤差フィードバック型の2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nは、各々が、量子化器14の出力信号と入力信号量子化回路3への入力信号との差分をループフィルタ13への入力信号とし、ループフィルタ13からの出力信号を量子化器14への入力信号とする。2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nは、各々が、高速シリアル出力回路16を用いて出力信号を出力する。信号発生回路1において、アナログ合波回路7は、入力信号量子化回路3-1からの出力信号と2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nからの出力信号とを合成して出力する。
つづいて、信号発生回路1のハードウェア構成について説明する。信号発生回路1において、アナログ合波回路7は、図4に示すようなアナログ回路によって実現される。高速シリアル出力回路16-1~16-Nは、図3に示すような回路構成であり、前述のように、FPGAなどに内蔵される構成である。信号発生回路1において、その他の構成は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図7は、実施の形態1に係る信号発生回路1を実現する処理回路をプロセッサ91およびメモリ92で実現する場合の処理回路90の構成例を示す図である。なお、図7は、高速シリアル出力回路16-1~16-N、およびアナログ合波回路7を含んでいる。図7に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、信号発生回路1の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を信号発生回路1に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
上記プログラムは、1段目の誤差フィードバック型の入力信号量子化回路3-1が、量子化器14-1の出力信号と入力信号量子化回路3-1への入力信号との差分をループフィルタ13-1への入力信号とし、ループフィルタ13-1からの出力信号を量子化器14-1への入力信号とする第1のステップと、信号分配部5が、量子化器14-1への入力信号と量子化器14-2からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nへ分配する第2のステップと、2段目の誤差フィードバック型の2以上の入力信号量子化回路3-2~3-Nが、各々、量子化器14の出力信号と入力信号量子化回路3への第2の入力信号との差分をループフィルタ13への入力信号とし、ループフィルタ13からの出力信号を量子化器14への入力信号とする第3のステップと、を信号発生回路1に実行さるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図8は、実施の形態1に係る信号発生回路1を実現する処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路93の例を示す図である。なお、図8は、図7と同様、高速シリアル出力回路16-1~16-N、およびアナログ合波回路7を含んでいる。図8に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号発生回路1は、2段MASH型のデルタシグマ変換回路において、1段目を入力信号量子化回路3-1で構成し、2段目を入力信号量子化回路3-2~3-Nで並列にして構成し、2段目の入力信号量子化回路3-2~3-Nに異なる初期値を与えることで異なる系列のデルタシグマ信号出力を得て、アナログ合波回路7で入力信号量子化回路3-1~3-Nからの出力信号を合成することとした。これにより、信号発生回路1は、3段以上のMASH型デルタシグマ変換回路のように出力の多値数を増やすことなく、単純な2段MASH型デルタシグマ変換回路よりも量子化雑音を抑制することができる。また、信号発生回路1は、2段目のみを並列化するため、特許文献1に記載の手法と比較して、異なる系列のデルタシグマ出力を合成するために必要な回路規模を低減することができる。信号発生回路1は、多値数および回路規模の増加を抑制しつつ、デルタシグマ信号出力の量子化雑音および位相雑音による信号劣化を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、信号発生回路1は、初期値制御部6を用いてループフィルタ13-2~13-Nの内部のFIRフィルタ131およびIIRフィルタ132に初期値を設定していた。実施の形態2では、信号発生回路が初期値制御部6を備えない構成について説明する。
図9は、実施の形態2に係る信号発生回路1aの構成例を示す図である。信号発生回路1aは、図1に示す信号発生回路1から初期値制御部6を削除したものである。実施の形態2において、信号発生回路1aは、ゲイン部11-2~11-Nに対して予め式(3)に示すようなランダムな値が設定されているものとする。
ΣG=1.0 …(3)
なお、式(3)において、Gはi番目のゲインの値を表す。また、式(3)では記載を省略しているが、本来「Σ」の上下に示されるiの範囲はi=2~Nとなる。
入力信号量子化回路3-2~3-Nは、前述のようにデルタシグマ変換回路であり、基となる信号波形が同じであっても振幅が異なる場合、相関が低い異なる出力信号列を出力する特性を有する。そのため、信号発生回路1aは、このような入力信号量子化回路3-2~3-Nの特性を利用することで、初期値制御部6を不要としつつ、実施の形態1の信号発生回路1において初期値をランダムに設定した場合の効果と同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 信号発生回路、2 送信信号生成部、3-1~3-N 入力信号量子化回路、4 入力信号量子化回路群、5 信号分配部、6 初期値制御部、7,164 アナログ合波回路、11-2~11-N ゲイン部、12-1~12-N,51,133 減算器、13-1~13-N ループフィルタ、14-1~14-N 量子化器、15-2~15-N 結合フィルタ、16-1~16-N,162,163 高速シリアル出力回路、17-1~17-N 帰還経路、71~77 電力分配回路、131 FIRフィルタ、132 IIRフィルタ、161 エンコーダ。

Claims (9)

  1. 第1の量子化器の出力信号と第1の入力信号量子化回路への第1の入力信号との差分を第1のフィルタへの入力信号とし、前記第1のフィルタからの出力信号を前記第1の量子化器への入力信号とする1段目の誤差フィードバック型の前記第1の入力信号量子化回路と、
    前記第1の量子化器への入力信号と前記第1の量子化器からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の第2の入力信号量子化回路へ分配する信号分配部と、
    各々が、第2の量子化器の出力信号と前記第2の入力信号量子化回路への前記第2の入力信号との差分を第2のフィルタへの入力信号とし、前記第2のフィルタからの出力信号を前記第2の量子化器への入力信号とする2段目の誤差フィードバック型の2以上の前記第2の入力信号量子化回路と、
    を備え、
    前記第1の入力信号量子化回路からの第1の出力信号と2以上の前記第2の入力信号量子化回路からの第2の出力信号とを合成して出力することを特徴とする信号発生回路。
  2. 前記第1の入力信号量子化回路からの前記第1の出力信号と2以上の前記第2の入力信号量子化回路からの前記第2の出力信号とを合成して出力するアナログ合波回路、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の信号発生回路。
  3. 前記第1の入力信号量子化回路は、第1の高速シリアル出力回路を用いて前記第1の出力信号を出力し、
    2以上の前記第2の入力信号量子化回路は、各々が、第2の高速シリアル出力回路を用いて前記第2の出力信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号発生回路。
  4. 前記第1の高速シリアル出力回路は、2以上の高速シリアル出力回路を用いることで多値出力を可能とし、
    前記第2の高速シリアル出力回路は、各々が、2以上の高速シリアル出力回路を用いることで多値出力を可能とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の信号発生回路。
  5. 2以上の前記第2の入力信号量子化回路が有する前記第2のフィルタの初期値を、前記第2のフィルタごとに異なる値とする、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の信号発生回路。
  6. 2以上の前記第2の入力信号量子化回路は、各々が、前記第2の入力信号に異なる係数を乗算し、前記第2の量子化器の出力信号と前記係数を乗算後の前記第2の入力信号との差分を前記第2のフィルタへの入力信号とし、
    2以上の前記第2の入力信号量子化回路で前記第2の入力信号に乗算される2以上の前記係数の総和を1とする、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の信号発生回路。
  7. 信号発生回路を制御するための制御回路であって、
    1段目の誤差フィードバック型の第1の入力信号量子化回路において、第1の量子化器の出力信号と前記第1の入力信号量子化回路への第1の入力信号との差分を第1のフィルタへの入力信号とし、前記第1のフィルタからの出力信号を前記第1の量子化器への入力信号とし、
    前記第1の量子化器への入力信号と前記第1の量子化器からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の第2の入力信号量子化回路へ分配、
    2段目の誤差フィードバック型の2以上の前記第2の入力信号量子化回路において、各々、第2の量子化器の出力信号と前記第2の入力信号量子化回路への前記第2の入力信号との差分を第2のフィルタへの入力信号とし、前記第2のフィルタからの出力信号を前記第2の量子化器への入力信号とする、
    ことを前記信号発生回路に実施させることを特徴とする制御回路。
  8. 信号発生回路を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    1段目の誤差フィードバック型の第1の入力信号量子化回路において、第1の量子化器の出力信号と前記第1の入力信号量子化回路への第1の入力信号との差分を第1のフィルタへの入力信号とし、前記第1のフィルタからの出力信号を前記第1の量子化器への入力信号とし、
    前記第1の量子化器への入力信号と前記第1の量子化器からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の第2の入力信号量子化回路へ分配、
    2段目の誤差フィードバック型の2以上の前記第2の入力信号量子化回路において、各々、第2の量子化器の出力信号と前記第2の入力信号量子化回路への前記第2の入力信号との差分を第2のフィルタへの入力信号とし、前記第2のフィルタからの出力信号を前記第2の量子化器への入力信号とする、
    ことを前記信号発生回路に実施させることを特徴とする記憶媒体。
  9. 信号発生回路の信号発生方法であって、
    1段目の誤差フィードバック型の第1の入力信号量子化回路が、第1の量子化器の出力信号と前記第1の入力信号量子化回路への第1の入力信号との差分を第1のフィルタへの入力信号とし、前記第1のフィルタからの出力信号を前記第1の量子化器への入力信号とする第1のステップと、
    信号分配部が、前記第1の量子化器への入力信号と前記第1の量子化器からの出力信号との差分を第2の入力信号として2以上の第2の入力信号量子化回路へ分配する第2のステップと、
    2段目の誤差フィードバック型の2以上の前記第2の入力信号量子化回路が、各々、第2の量子化器の出力信号と前記第2の入力信号量子化回路への前記第2の入力信号との差分を第2のフィルタへの入力信号とし、前記第2のフィルタからの出力信号を前記第2の量子化器への入力信号とする第3のステップと、
    を含むことを特徴とする信号発生方法。
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