JP7456250B2 - 光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置 - Google Patents

光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置に関する。
複数の半導体レーザ光源から出射された各レーザビームを光ファイバに入射させて1本に合波する合波光学系が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の合波光学系は、行列状に配置された複数の半導体レーザ光源と、各半導体レーザ光源から出射したレーザビームを平行光とする複数のコリメータレンズと、コリメータレンズを通過したレーザビームを、SLOW軸方向を含む面内およびFAST軸方向を含む面内の一方のみで集光する第1集光レンズ(シリンドリカルレンズ)と、第1集光レンズを通過したレーザビームを、第1集光レンズとともに前記2つの面内の双方で集光する第2集光レンズ(アナモルフィックレンズ)と、第2集光レンズを通過した各レーザビームが入射する光ファイバとで構成される。
特開2007-163947号公報
例えば、特許文献1に記載の合波光学系を用いて、カラー画像をスクリーン上に投影しようとする場合、波長が互いに異なる赤系、緑系および青系のレーザビームをそれぞれ照射する3つの合波光学系が必要となる。
しかしながら、各合波光学系では、レーザビームの色によって光ファイバに対する結像位置がずれる現象が生じる、すなわち、色収差が生じる。その結果、スクリーン上でのカラー画像は、例えば一部がぼやけた画像となるおそれがある。
本発明の目的は、色収差を低減することができる光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置を提供することにある。
本発明の態様は、
第1波長の第1レーザ光を発する第1発光素子と、
前記第1発光素子の光路中に配置された第1コリメータと、
前記第1波長と異なる第2波長の第2レーザ光を発する第2発光素子と、
前記第2発光素子の光路中に配置された第2コリメータと、
前記第1コリメータを透過した前記第1レーザ光と、前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光とを合波する合波手段と、
前記合波手段から出射される合波光を集光する集光レンズと、
前記集光レンズによって集光された合波光を導光して出射する光ファイバと、
を備え、
前記合波手段は、
前記第1コリメータと前記集光レンズとの間に配置され、前記第1レーザ光を透過し、前記第2レーザ光を反射する光学素子と、
前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光の光路中に配置され、該第2レーザ光を前記光学素子に向かって反射させる反射ミラーと、を備え、
前記光学素子は、前記第2レーザ光を受ける凸湾曲面と凹湾曲面を有する透明基板と、前記凸湾曲面上に形成された、前記第2レーザ光を反射させる反射膜と、前記凹湾曲面に形成された前記第1レーザ光の反射を防止して、前記第1レーザ光を下流側に向かって透過させる反射防止膜を有する、光源装置の製造方法において、前記光学素子の前記凸湾曲面及び前記凹湾曲面を前記反射防止膜の成膜過程で形成したことを特徴とする光源装置の製造方法に関する。
本発明の態様は、上記の光源装置を備えるプロジェクタに関する。
本発明の態様は、上記の光源装置を備える機械加工装置に関する。
本発明によれば、光学素子により、色収差を相殺する(低減する)ことができ、よって、導光体に対するレーザ光の結合効率が向上する。
本発明の光源装置の実施形態を示す概略構成図である。 図1に示す光源装置が備える光源の縦断面図である。 図1に示す光源装置が備える合波手段の光学素子の縦断面図である。
以下、図1~図3を参照して、本発明の光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置の実施形態について説明する。なお、以下では、説明の都合上、図1中の左側を「光軸方向上流側(または左側)」、右側を「発光素子の光軸方向下流側(または右側)」と言う。また、光軸方向上流側については、単に「上流側」、光軸方向下流側については、単に「下流側」と言うことがある。
図1に示す光源装置1は、レーザ加工を行う機械加工装置200に適用することができる。機械加工装置200は、光源装置1を備える。この場合、光源装置1は、波長が互いに異なる、例えば波長が互いに異なる青系の第1レーザ光LB1と第2レーザ光LB2とをそれぞれ照射するよう構成されている。これにより、光源装置1は、例えば、レーザ加工を行うことができる。
光源装置1は、第1光源2Aと、第1コリメータ3Aと、第2光源2Bと、第2コリメータ3Bと、波長板7と、合波手段4と、集光レンズ5と、光ファイバ6とを備えている。以下、各光学部品の構成について説明する。
第1光源2Aは、第1波長の第1レーザ光LB1を照射する複数のLDパッケージ21Aを有する。これらのLDパッケージ21Aは、光軸方向と直交する2方向に行列状に配置されている。
第2光源2Bは、第1光源2Aに隣り合って配置されている。第2光源2Bは、第1波長と異なる第2波長の第2レーザ光LB2を照射する複数のLDパッケージ21Bを有する。これらのLDパッケージ21Bも、LDパッケージ21Aと同様に、光軸方向と直交する2方向に行列状に配置されている。
なお、光源装置1では、LDパッケージ21Aの配置態様(行数および列数)と、LDパッケージ21Bの配置態様(行数および列数)とが同じであるのが好ましい。
LDパッケージ21Aは、第1波長の第1レーザ光LB1を発する第1発光素子としてのレーザダイオード素子(LD素子)22Aを有する。LDパッケージ21Bは、第1波長と異なる第2波長の第2レーザ光LB2を発する第2発光素子としてのレーザダイオード素子(LD素子)22Bを有する。
LDパッケージ21AとLDパッケージ21Bとは、出射するレーザ光の波長が互いに異なること以外は、同じ構成であるため、LDパッケージ21Aについて代表的に説明する。
図2に示すように、LDパッケージ21Aは、レーザダイオード素子(LD素子)22Aと、フォトダイオード23と、パッケージ24とを有する。
パッケージ24は、レーザダイオード素子22Aとフォトダイオード23とを一括して収納する。パッケージ24は、いわゆるCAN型パッケージであり、ベース241と、キャップ242と、カバーガラス243とを有する。
ベース241は、円盤状をなし、フォトダイオード23が支持される円盤状部244と、円盤状部244から突出して形成され、レーザダイオード素子22Aが支持される支持部245とを有する。また、円盤状部244は、パッケージ24において、外径が最大に拡径したフランジ部となる。そして、LDパッケージ21Aを光源装置1での所定箇所に固定する際、円盤状部244でLDパッケージ21Aを安定して固定することができる。
ベース241には、キャップ242が固定されている。キャップ242は、ベース241に支持されたレーザダイオード素子22Aおよびフォトダイオード23を覆う部材である。また、キャップ242には、レーザ光LB(R)が通過する貫通孔246が形成されている。
ベース241およびキャップ242の構成材料としては、特に限定されず、例えば、アルミニウム等の金属材料を用いることができる。
カバーガラス243は、キャップ242の内側から貫通孔246を覆うガラス板である。第1レーザ光LB1は、カバーガラス243を透過することができる。なお、パッケージ24は、カバーガラス243が省略されていてもよい。
第1レーザ光LB1の光路中、すなわち、レーザダイオード素子22Aの光軸上には、第1光源2Aから離間して第1コリメータ3Aが配置されている。一方、第2レーザ光LB2の光路中、すなわち、レーザダイオード素子22Bの光軸上には、第2光源2Bから離間して第2コリメータ3Bが配置されている。第1コリメータ3Aと第2コリメータ3Bとは、配置位置(配置箇所)が異なること以外は、同じ構成であるため、第1コリメータ3Aについて代表的に説明する。
第1コリメータ3Aは、複数の円形のレンズ(平凸レンズ)31で構成されている。各レンズ31は、第1レーザ光LB1が入射する入射面311と、第1レーザ光LB1が出射する出射面312とを有する。入射面311は、平面で構成されている。出射面312は、湾曲した凸面で構成されている。なお、レンズ31の有効径は、円盤状部244の外径よりも大きいのが好ましい。
また、各レンズ31は、1つずつ、レーザダイオード素子22Aに臨んで配置されている。また、各レンズ31は、レーザダイオード素子22Aの光軸が当該レンズ31の中心をとおる位置に配置されている。これにより、各レーザダイオード素子22Aから発せられた第1レーザ光LB1を安定して平行光とすることができる。なお、第1コリメータ3Aは、組み合わせレンズで構成されていてもよい。
第2レーザ光LB2の光路中、すなわち、レーザダイオード素子22Bの光軸上には、第2コリメータ3Bから離間して波長板7が配置されている。波長板7は、複屈折材料等で構成されている。波長板7は、第2レーザ光LB2の直交する2つの偏光成分に位相差(光路差)を生じさせて、偏光状態を変えることができる。本実施形態では、波長板7は、1/2波長板である。
第1レーザ光LB1および第2レーザ光LB2の光路上であって、第1コリメータ3Aおよび波長板7に対して下流側には、合波手段4が配置されている。合波手段4は、第1コリメータ3Aを透過した第1レーザ光LB1と、第2コリメータ3Bおよび波長板7を順に透過した第2レーザ光LB2とを合波して、合波光LB3を生じさせる。なお、合波手段4の構成については、後述する。
合波光LB3の光路上であって、合波手段4に対して下流側には、集光レンズ5が配置されている。集光レンズ5は、合波手段4から出射される合波光LB3を集光するレンズである。集光レンズ5は、合波光LB3が入射する入射面51と、合波光LB3が出射する出射面52とを有する。入射面51は、湾曲した凸面で構成されている。出射面52は、平面で構成されている。
合波光LB3の光路上であって、集光レンズに対して下流側には、導光体である光ファイバ6が配置されている。光ファイバ6は、長尺状をなし、入射面61となる上流側の端面と、出射面62となる下流側の端面とを有する。入射面61には、集光レンズ5によって集光された合波光LB3が入射する。この合波光LB3は、光ファイバ6内を通過して出射面62まで導かれ、当該出射面62から出射することができる。
前述したように、例えば特許文献1に記載の合波光学系を用いて、カラー画像をスクリーン上に投影しようとする場合、その投影装置は、波長が互いに異なる赤系、緑系および青系のレーザビームをそれぞれ照射する3つの合波光学系を備える。この場合、各合波光学系の間では、レーザビームの色によって光ファイバに対する結像位置が光軸方向にずれる現象が生じる、すなわち、色収差が生じる。その結果、各光ファイバの出力にばらつきが生じて、スクリーン上でのカラー画像は、例えば一部がぼやけた画像となるおそれがある。
そこで、光源装置1では、このような色収差が生じることによる不具合が解消されるよう構成されている。以下、この構成および作用について説明する。
図1に示すように、光源装置1は、合波手段4を備える。合波手段4は、光学素子41と、反射ミラー45とを有する。
光学素子41は、第1コリメータ3Aと集光レンズ5との間に配置されている。光学素子41は、第1レーザ光LB1を透過し、第2レーザ光LB2を反射する光学部品である。
光学素子41としては、特に限定されず、例えば、偏光ビームスプリッタを用いることができる。これにより、光学素子41に偏光ビームスプリッタを用いるという簡単な構成で、光学素子41は、安定して、第1レーザ光LB1を透過させるとともに、第2レーザ光LB2を反射させることができる。なお、光学素子41としては、偏光ビームスプリッタに代えて、例えば、ダイクロイックミラーを用いることができる。
光学素子41の具体的な構成としては、例えば、本実施形態では、透明基板42と、反射膜43と、反射防止膜44とを有する構成となっている。
透明基板42は、弓なりに反った円板状をなす樹脂製の板材である。透明基板42は、一方側の面(表側の面)が凸状に湾曲した凸湾曲面421と、他方側の面(裏側の面)が凹状に湾曲した凹湾曲面422とを有する。
凸湾曲面421は、上流側に配置されて、第2レーザ光LB2を受けることができる。凹湾曲面422は、下流側に配置されて、すなわち、凸湾曲面421の反対側で、第1レーザ光LB1を受けることができる。
凸湾曲面421上には、反射膜43が凸湾曲面421の湾曲形状にならって形成されている。反射膜43は、第2レーザ光LB2を反射させることができる。反射膜43は、厚さが凸湾曲面421に沿って一定に形成されている。また、反射膜43は、例えば、酸化アルミニウム(アルミナ)等で構成することができる。なお、第1レーザ光LB1は、反射膜43を透過することができる。
凹湾曲面422には、反射防止膜44が凹湾曲面422の湾曲形状にならって形成されている。反射防止膜44は、第1レーザ光LB1の反射を防止して、第1レーザ光LB1を下流側に向かって透過させることができる。反射防止膜44は、厚さが凹湾曲面422に沿って一定に形成されている。また、反射防止膜44は、例えば、二酸化ケイ素(シリカ)等で構成することができる。
透明基板42は、反射膜43および反射防止膜44が形成される前の状態では、平行平板であるが、反射膜43および反射防止膜44が形成される成膜過程で、弓なりに反って湾曲する傾向にある。従って、光学素子41の全体形状は、透明基板42の湾曲形状にならうこととなる。
なお、光学素子41の湾曲量j41は、直径φd41や厚さt41の程度等にもよるが、例えば、直径φd41が70mm、直径φd41が4mmの場合、3μm以上200μm以下であるのが好ましい(図3参照)。これにより、後述する色収差の低減に寄与する。
反射ミラー45は、光学素子41よりも光軸方向下流側であって、第2コリメータ3B、波長板7を順に透過した第2レーザ光LB2の光路中に配置されている。反射ミラー45は、第2レーザ光LB2を光学素子41に向かって反射させる平面鏡である。反射ミラー45は、例えば、ガラス層46と、金属メッキ層47とを有する。
例えば、光学素子41が図示の構成と異なり、平行平板の場合、光ファイバ6に対する第1レーザ光LB1の集光位置は、光ファイバ6の入射面61上となる。一方、光ファイバ6に対する第2レーザ光LB2の集光位置は、前述した色収差が原因で、光ファイバ6の入射面61よりも上流側かまたは下流側に位置することとなる。
これに対し、光源装置1(合波手段4)では、光学素子41は、湾曲形状をなす。この場合、第1レーザ光LB1は、光学素子41を透過する際、凹状に湾曲した反射防止膜44(凹湾曲面422)、凸状に湾曲した反射膜43(凸湾曲面421)を順に透過することができる。これにより、第1レーザ光LB1に対する光学素子41のレンズ効果が抑制され、よって、光ファイバ6に対する第1レーザ光LB1の集光位置は、前記と同様に、光ファイバ6の入射面61上となる。
一方、第2レーザ光LB2は、凸状に湾曲した反射膜43で反射されて、凹レンズ効果により、光ファイバ6に対する第2レーザ光LB2の集光位置を、光ファイバ6の入射面61上に移動させることができる。
このように光源装置1では、湾曲形状をなす光学素子41により、色収差を相殺する(低減する)ことができる。これにより、光ファイバ6に対する結合効率が向上し、よって、レーザ加工を行うのに十分な強度の合波光L3が得られる。
<他の適用例>
光源装置1の他の適用例について説明する。
光源装置1は、画像等をスクリーンに投影するプロジェクタに適用することができる。プロジェクタは、光源装置1を備える。この場合、光源装置1は、波長が互いに異なる赤系、緑系および青系のレーザ光LBをそれぞれ照射するよう構成されている。これにより、光源装置1は、カラー画像を投影することができる。
以上、本発明の光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、光源装置、プロジェクタおよび機械加工装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
[態様]
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係る光源装置は、
第1波長の第1レーザ光を発する第1発光素子と、
前記第1発光素子の光路中に配置された第1コリメータと、
前記第1波長と異なる第2波長の第2レーザ光を発する第2発光素子と、
前記第2発光素子の光路中に配置された第2コリメータと、
前記第1コリメータを透過した前記第1レーザ光と、前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光とを合波する合波手段と、
前記合波手段から出射される合波光を集光する集光レンズと、
前記集光レンズによって集光された合波光を導光して出射する光ファイバと、
を備え、
前記合波手段は、
前記第1コリメータと前記集光レンズとの間に配置され、前記第1レーザ光を透過し、前記第2レーザ光を反射する光学素子と、
前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光の光路中に配置され、該第2レーザ光を前記光学素子に向かって反射させる反射ミラーと、を備え、
前記光学素子は、前記第2レーザ光を受ける凸湾曲面を有する透明基板と、前記凸湾曲面上に形成され、前記第2レーザ光を反射させる反射膜と、を有する。
第1項に記載の光源装置によれば、光学素子により、色収差を相殺する(低減する)ことができ、よって、導光体に対するレーザ光の結合効率が向上する。
(第2項)第1項に記載の光源装置において、
前記光学素子の湾曲量が、3μm以上200μm以下である。
第2項に記載の光源装置によれば、色収差の低減に寄与する。
(第3項)第1項または第2項に記載の光源装置において、
前記光学素子は、偏光ビームスプリッタまたはダイクロイックミラーである。
第3項に記載の光源装置によれば、光学素子に偏光ビームスプリッタまたはダイクロイックミラーを用いるという簡単な構成で、光学素子は、安定して、第1レーザ光を透過させるとともに、第2レーザ光を反射させることができる。
(第4項)一態様に係るプロジェクタは、
第1項~第3項のいずれか1項に記載の光源装置を備える。
第4項に記載のプロジェクタによれば、光源装置の光学素子により、色収差を相殺する(低減する)ことができ、よって、導光体に対するレーザ光の結合効率が向上する。
(第5項)一態様に係る機械加工装置は、
第1項~第3項のいずれか1項に記載の光源装置を備える。
第5項に記載の機械加工装置によれば、光源装置の光学素子により、色収差を相殺する(低減する)ことができ、よって、導光体に対するレーザ光の結合効率が向上する。
1 光源装置
2A 第1光源
2B 第2光源
21A LDパッケージ
21B LDパッケージ
22A レーザダイオード素子(LD素子)
22B レーザダイオード素子(LD素子)
23 フォトダイオード
24 パッケージ
241 ベース
242 キャップ
243 カバーガラス
244 円盤状部
245 支持部
246 貫通孔
3A 第1コリメータ
3B 第2コリメータ
31 レンズ(平凸レンズ)
311 入射面
312 出射面
4 合波手段
41 光学素子
42 透明基板
421 凸湾曲面
422 凹湾曲面
43 反射膜
44 反射防止膜
45 反射ミラー
46 ガラス層
47 金属メッキ層
5 集光レンズ
51 入射面
52 出射面
6 光ファイバ
61 入射面
62 出射面
7 波長板
200 機械加工装置
LB1 第1レーザ光
LB2 第2レーザ光
LB3 合波光
φd41 直径
j41 湾曲量
t41 厚さ

Claims (3)

  1. 第1波長の第1レーザ光を発する第1発光素子と、
    前記第1発光素子の光路中に配置された第1コリメータと、
    前記第1波長と異なる第2波長の第2レーザ光を発する第2発光素子と、
    前記第2発光素子の光路中に配置された第2コリメータと、
    前記第1コリメータを透過した前記第1レーザ光と、前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光とを合波する合波手段と、
    前記合波手段から出射される合波光を集光する集光レンズと、
    前記集光レンズによって集光された合波光を導光して出射する光ファイバと、
    を備え、
    前記合波手段は、
    前記第1コリメータと前記集光レンズとの間に配置され、前記第1レーザ光を透過し、前記第2レーザ光を反射する光学素子と、
    前記第2コリメータを透過した前記第2レーザ光の光路中に配置され、該第2レーザ光を前記光学素子に向かって反射させる反射ミラーと、を備え、
    前記光学素子は、前記第2レーザ光を受ける凸湾曲面と凹湾曲面を有する透明基板と、前記凸湾曲面上に形成された、前記第2レーザ光を反射させる反射膜と、前記凹湾曲面に形成された、前記第1レーザ光の反射を防止して、前記第1レーザ光を下流側に向かって透過させる反射防止膜を有する、光源装置の製造方法において、前記光学素子の前記凸湾曲面及び前記凹湾曲面を前記反射防止膜の成膜過程で形成したことを特徴とする光源装置の製造方法。
  2. 前記光学素子の湾曲量が、3μm以上200μm以下である請求項1に記載の光源装置の製造方法
  3. 前記光学素子は、偏光ビームスプリッタまたはダイクロイックミラーである請求項1または2に記載の光源装置の製造方法
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