JP7454302B1 - 支柱支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、支柱を地面に倒した状態で連結して、支柱を立設して支持できる支柱支持装置を提供する。【解決手段】 本発明は、基礎杭体、支柱連結体及び支柱支持体を備える。基礎杭体は、載置平板を地面に配置して地中に打込まれる。支柱連結体は載置平板の上に配置される杭連結平板及び杭連結平板の上に配置され、支柱の基端側に連結される支柱筒部材を有し、杭連結平板を載置平板に連結して基礎杭体に固定される。支柱筒部材は支柱筒部材に連結した支柱の中心線と直交する回転中心線を中心として前記杭連結平板に回転自在に配置される。支柱筒部材は、支柱筒部材に連結した支柱を地面に当接する傾倒位置、及び支柱筒部材に連結した支柱を地面に立設する立設位置の間に回転される。支柱支持体は支柱筒部材に連結した支柱の立設状態において、支柱を支持すると共に支柱を基礎杭体に固定する。【選択図】 図45

Description

本発明は、支柱を地面に立設して支持する支柱支持装置に関する。
支柱を支持する技術として、特許文献1は、支柱等固定装置を開示する。支柱等固定装置は、支柱端受け部と、支柱受け部に立設される支持筒を有する。支柱等固定装置は、支柱端受け部をコンクリートに連結して、コンクリート上に固定される。
実用新案登録第3122078号公報
特許文献1は、支柱を立設して支持する際、支柱をコンクリートに垂直にしつつ支持部の上方に持ち上げて、支柱の支柱端部を支持筒に挿入する必要がある。
本発明は、支柱を地面に倒した状態で支柱の基端側に連結して、支柱を立設して支持できる支柱支持装置を提供することにある。
本発明は、支柱を地面に立設して支持する支柱支持装置であって、載置部を有し、前記載置部を前記地面に配置して地中に打込まれる基礎杭体と、前記載置部の上に配置される杭連結部、及び前記杭連結部の上に配置され、前記支柱の基端側に連結される支柱連結部を有し、前記杭連結部を前記載置部に連結して前記基礎杭体に固定される支柱連結体と、支柱支持体と、を備え、前記支柱連結部は、前記支柱連結部に連結した前記支柱の中心線と直交する回転中心線を中心として、前記杭連結部に回転自在に軸支され、前記支柱連結部に連結した前記支柱を前記地面に当接する傾倒位置、及び前記支柱連結部に連結した前記支柱を前記地面に立設する立設位置の間に回転され、前記支柱支持体は、前記支柱連結部に連結した前記支柱の立設状態において、前記支柱を支持すると共に、前記支柱を前記基礎杭体に固定することを特徴とする支柱支持装置である。
請求項1は、支柱連結部は、支柱連結部に連結した支柱を(支柱の先端側)を地面に当接して傾倒させる傾倒位置(第1位置)、及び支柱連結部に連結し記支柱を地面に立設する立設位置(第2位置)の間で回転される構成も採用できる。
本発明によれば、支柱を地面に倒した状態おいて、支柱の基端側を支柱連結体の支柱連結部に連結して、支柱の基端側に連結した支柱連結部を基礎杭体の載置部に連結した杭連結部に対して回転することで、支柱を地面(載置部,杭連結部)に立設して支持することができる。
支柱支持装置を示す分解斜視図である。 支柱支持装置において、基礎杭体の基礎杭及び補助支柱支持体の補助杭を示す斜視図である。 支柱支持装置において、基礎杭体の基礎杭及び補助支柱支持体の補助杭を示す正面図である。 (a)は、基礎杭体の基礎支持部材を示す斜視図、(b)は、基礎杭体の基礎支持部材を示す底面図(下面図)である。 (a)は、基礎杭体の基礎支持部材の正面図、(b)は、基礎杭体の基礎支持部材を示す平面図(上面図)である。 (a)は、支柱連結体を示す斜視図、(b)は、支柱連結体を示す平面図(上面図)である。 (a)は、支柱連結体を示す正面図、(b)は、支柱連結体を示す側面図である。 (a)は、支柱連結体の支柱連結部(連結筒部材)を一方に回転した側面図、(b)は、支柱連結体の支柱連結部(連結筒部材)を他方に回転した側面図である。 支柱支持体(第1支柱支持体)の第1及び第2支柱支持具を示す分解斜視図である。 (a)は、第1支柱支持具の固定板及び支持板を示す斜視図、(b)は、第1支柱支持具の固定板及び支持板を示す平面図(上面図)である。 (a)は、第1支柱支持具の固定板及び支持板を示す正面図、(b)は、第1支柱支持具の固定板及び支持板を示す側面図である。 第1支柱支持具の固定板及び支持板を示す底面図(下面図)である。 (a)は、第1及び第2支柱支持具のストッパー板片を示す斜視図、(b)は、第1及び第2支柱支持具のストッパー板片を示す正面図、(c)は、第1及び第2支柱支持具のストッパー板片を示す側面図である。 第1支柱支持具を示す正面図である。 第1支柱支持具を示す一部断面側面図である。 (a)は、第2支柱支持具の固定板及び支持板を示す斜視図、(b)は、第2支柱支持具の固定板及び支持板を示す平面図(上面図)である。 (a)は、第2支柱支持具の固定板及び支持板を示す正面図、(b)は、第2支柱支持具の固定板及び支持板を示す側面図である。 第2支柱支持具の固定板及び支持板を示す底面図(下面図)である。 第2支柱支持具を示す正面図である。 第2支柱支持具を示す一部断面側面図である。 (a)は、支柱支持筒部材を示す斜視図、(b)は、支柱支持筒部材を示す平面図(上面図)である。 (a)は、支柱支持筒部材を示す左側面図、(b)は、支柱支持筒部材を示す右側面図である。 支柱、及び補助支持筒部材を示す分解斜視図である。 支柱、支柱支持筒部材、及び補助支柱支持筒部材を示す斜視図である。 支柱、及び補助支柱支持筒部材を示す側面図である。 基礎杭、及び補助杭を地中(地面)に打込んだ平面図(上面図)である。 (a)は、基礎杭(基礎杭体)を地中(地面)に打込んだ断面側面図、(b)は、基礎杭を地中(地面)に打込んだ平面図(上面図)である。 補助杭を地中(地面)に打込んだ断面側面図である。 基礎支持部材(基礎杭体)を地中(地面)に打込んだ断面側面図である。 基礎支持部材(基礎杭体)を地中(地面)に打込んだ平面図(上面図)である。 支柱連結体(杭連結平板、連結筒部材)を載置平板(基礎杭体)の上に配置した断面側面図である。 支柱連結体(杭連結平板、連結筒部材)を載置平板(基礎杭体)の上に配置した平面図(上面図)である。 支柱支持体(第1支柱支持体)の第1及び第2支柱支持具を、支柱連結体の杭連結平板の上に配置した断面図である。 支柱支持体(第1支柱支持体)の第1及び第2支柱支持具を、支柱連結体の杭連結平板の上に配置した右側面図である。 支柱支持体(第1支柱支持体)の第1及び第2支柱支持具を、支柱連結体の杭連結平板の上に配置した左側面図である。 支柱連結体の連結筒部材(支柱連結部)を、地面に向けて回転した右側面図である。 支柱連結体の連結筒部材(支柱連結部)を、地面に向けて回転した平面図(上面図)である。 (a)は、支柱支持筒部材(第2支柱支持体)を支柱(ポール)の基端側に固定した右側面図、(b)は、支柱支持筒部材(第2支柱支持体)を支柱(ポール)の基端側に固定した左側面図である。 杭固定筒部材、ターンバックルを補助杭に固定した側面図である。 支柱の基端側を支柱連結体(連結筒部材)に連結した側面図である。 支柱の基端側を支柱連結体(連結筒部材)に連結した平面図(上面図)である。 支柱支持筒部材(第2支柱支持体)の各支持ネジ軸を第1及び第2支柱支持具の支持板の軸受け溝穴に挿入した側面図である。 第1及び第2支柱支持具の支持板及びストッパー板片によって、支柱支持筒部材の各支持ネジ軸を挟持した拡大側面図である。 支柱支持装置(支柱支持体、補助支柱支持体)で支柱を支持した斜視図である。 立設状態の支柱を基礎杭体、支柱連結体及び支柱支持体で支持した図44の一部拡大図である。 立設状態の支柱を、基礎杭体、支柱連結体及び支柱支持体で支持した図44の左側面図である。 立設状態の支柱を、基礎杭体、支柱連結体及び支柱支持体で支持した図44の右側面図である。
本発明に係る支柱支持装置について、図1乃至図47を参照して説明する。
図44乃至図47において、支柱支持装置X(支柱支持具)は、支柱Yを地面GDに立設して支持する。支柱支持装置Xは、支柱Yを地面GDに立てて支持する。
支柱Yは、図23乃至図25に示すように、例えば、支柱筒部材81、一対(2本)のポール82,83及び支柱頭部84を有する。
支柱Yは、支柱筒部材81、各ポール82,83及び支柱頭部材84を組立てて構成(形成)される。
支柱筒部材81は、図23乃至図25に示すように、例えば、鉄、鋼、アルミ合金等の金属で円筒状(円筒体)に形成される。
各ポール82,83は、図23乃至図25示すように、例えば、鉄、鋼、アルミニウム合金等の金属で円管状(円筒管/円筒体)に形成される。各ポール82,83は、支柱円筒部材81によって連結される。
ポール82は、図23乃至図25に示すように、管中心線(ポール中心線)の方向に一方の管端82A(筒端/ポール端)及び他方の管端82B(筒端/ポール端)を有する。ポール82は、他方の管端82B側を支柱筒部材81内に挿入して、支柱筒部材81に固定される。ポール82は、他方の管端82B側を支柱円筒材81の一方の筒端81Aから支柱円筒材81内に挿入して、支柱円筒材81に固定される。
ポール83は、図23乃至図25に示すように、管中心線(ポール中心線)の方向に一方の管端83A(筒端/ポール端)及び他方の管端83B(筒端/ポール端)を有する。ポール83は、一方の管端83A側を支柱円筒材81内に挿入して、支柱筒部材81に固定される。ポール83は、一方の管端83A側を支柱筒部材81の他方の筒端81Bから支柱筒部材81内に挿入して、支柱筒部材81に固定される。
各ポール82,83は、他方の管端82B側及び一方の管端83A側を支柱筒部材81によって連結して、一体に組立てられる。
支柱頭部材84は、例えば、鉄、鋼、アルミニウム合金等の金属で形成される。支柱頭部材84は、図23乃至図25に示すように、円筒部85及び設置板86(設置平板)86を有する。
設置板86(設置平板)は、図23乃至図25に示すように、例えば、板厚さを有する円形状(円形板/円形平板)に形成される。設置板86は、板厚さ方向に板表面86A及び板裏面86Bを有する。設置板86は、円筒部85に同心に配置される。設置板86は、板裏面86Bを円筒部85の一方の筒端85Aに当接して、円筒部85に固定される。
支柱頭部材84は、図23乃至図25に示すように、ポール83の他方の管端83B側を円筒部85内に挿入して、ポール83の他方の管端83B側に固定される。ポール83は、他方の管端83B側を他方の筒端85Bから円筒部85内に挿入して、支柱筒部材81(円筒部85)に固定される。
支柱Yにおいて、ポール82の一方の管端82Aは、図23乃至図25に示すように、支柱Yの基端YA(一方の支柱端)となり、支柱頭部材84の設置板86の板表面86Aは、支柱Yの先端YB(他方の支柱端)となる。
支柱支持装置X(支柱支持具)は、図1乃至図22に示すように、基礎杭体1(支持基礎)、支柱連結体2、支柱支持体3(第1及び第2支柱支持体4,5)、補助支柱支持体6を備える。
基礎杭体1は、図1乃至5に示すように、基礎杭20、載置部21、基礎支持部材22(基礎ソケット)を有する。
基礎杭20は、図2及び3に示すように、例えば、丸棒のパイプ杭(管杭)であって、杭本体25、尖端部26及び杭頭部27を有する。
杭本体25は、図2及び図3に示すように、例えば、鉄、鋼等の金属管(鉄管、鋼管)であって、鉄、鋼等の金属で円筒状(筒状)に形成される。杭本体25は、基礎杭20の杭中心線m(杭本体25の管中心線)の方向Mの両管端側(各管端側)において、各管端25A,25Bに向かうに従って段々(徐々)に縮径する形状(先細り形状)に形成される。
尖端部26は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。尖端部26は、図2及び図3に示すように、杭本体12の一方の管端25Aを閉塞して、杭本体25に固定される。尖端部26は、基礎杭20の杭中心線m(杭本体25の管中心線)の方向Mにおいて、杭本体25の一方の管端25Aから突出して配置される。
杭頭部27は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。杭頭部27は、図2及び図3に示すように、杭本体25の他方の管端25Bを閉塞して、杭本体25に固定される。杭頭部27は、基礎杭20の杭中心線m(杭本体25の管中心線)の方向Mにおいて、杭本体25の他方の管端25Bから突出して配置される。
基礎支持部材22(基礎ソケット)は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。基礎支持部材22は、図4及び図5に示すように、基礎筒部28(筒部)、載置部21、及び複数(4本)のネジ軸29(ボルトネジ)を有する。
基礎筒部28(基礎円筒部/円筒部)は、図4及び図5に示すように、円筒状(円筒体)に形成される。
載置部21は、図4及び図5に示すように、例えば、板厚さを有する平板であって、正方形(四角形)に形成される(以下、「載置平板21」という)。載置平板21(載置板/載置部)は、板厚さ方向に板表面21A及び板裏面21Bを有する。
載置平板21は、載置平板21の板中心線bを基礎筒部28の筒中心線cに位置(一致)して、基礎筒部28と同心に配置される。載置平板21は、載置平板21の板裏面21Bを基礎筒部28の一方の筒端28Aに当接して、基礎筒部28に固定される。載置平板21は、基礎筒部28の一方の筒端28Aを閉塞して、基礎筒部28の一方の筒端28Aに固定される。
各ネジ軸29(ボルトネジ)は、図4及び図5に示すように、載置平板21(載置部)に配置される。各ネジ軸29は、載置平板21の縁面21a及び基礎筒部28の外周面28aの間の載置平板21に配置される。各ネジ軸29は、基礎筒部28の周方向において、各ネジ軸29の間に角度(90度の角度)を隔てて配置される。各ネジ軸29は、各ネジ軸29の軸中心線を基礎筒部28の筒中心線cと平行にして、載置平板21に固定される。各ネジ軸29は、載置平板21の板表面21Aから突出して、載置平板21に固定される。
支柱連結体2(支柱連結部材)は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。支柱連結体2は、図6乃至図8に示すように、杭連結部33、支柱連結部36及び連結軸37を有する。
杭連結部33は、図6乃至図8に示すように、例えば、板厚さを有する平板であって、正方形(四角形)に形成される(以下、「杭連結平板33」という)。杭連結平板33(杭連結板/杭連結部)は、板厚さ方向に板表面33A,33Bを有する。
杭連結平板33は、複数(4つ)の連結穴38(貫通穴)及び複数(一対)の軸受け部34,35を有する。各連結穴38は、杭連結平板33(連結平板)に形成される。各連結穴38は、杭連結平板33の板中心線dを中心とする周方向において、各連結穴38の間に角度(90度の角度)を隔てて配置される。各連結穴38は、杭連結平板33の板中心線dの方向Dにおいて、杭連結平板33を貫通して、杭連結平板33の板表面33A及び板裏面33Bに開口される。
各軸受け部34,35は、図6及び図7に示すように、杭連結平板33(杭連結平板33の板表面33A)に配置される。各軸受け部34,35は、杭連結平板33の板中心線dと直交する方向E(第1方向E)において、各軸受け部34,35の間に間隔δ1(第1間隔)を隔てて、杭連結平板33の板表面33Aに配置される。軸受け部34(第1軸受け部)は、第1方向Eにおいて、杭連結平板33の板中心線dとの間に間隔δ2(第2間隔)を隔てて、杭連結平板33の板表面33Aに配置される。軸受け部35(第2軸受け部)は、第1方向E(直交方向)において、杭連結平板33の板中心線dとの間に間隔δ2(第2間隔)を隔て、軸受け部34との間に間隔δ1(第1間隔)を隔てて、杭連結平板33の板表面33Aに配置される。各軸受け部34,35は、杭連結平板33の板中心線d(中心線)の方向Dにおいて、杭連結平板33の板表面33Aから突出して、杭連結平板33に固定される。
支柱連結部36は、図6乃至図8に示すように、例えば、筒長さL1を有する円筒状(筒状)に形成される筒部材である(以下、「連結筒部材36」という)。
連結筒部材36(支柱連結部)は、図6及び図7に示すように、大径筒部39(大径円筒部)、及び小径部40(小径円筒部)を有する。
大径筒部39は、小径筒部40と同心に配置される。大径筒部39は、小径筒部40の一方の筒端に連続して形成される。大径筒部39は、小径筒部40の一方の筒端から拡径して、小径筒部40と一体に形成される。大径筒部39の外周直径(外直径)は、各軸受け部34,35の間の間隔δ1より小さい直径を有する。
連結筒部材36(支柱連結筒部材)は、図6及び図7に示すように、杭連結平板33(杭連結部)の板表面33A側において、杭連結平板33(杭連結部)の上に配置される。連連結筒部材36は、杭連結平板33の板表面33A側において、各軸受け部34,35の間に配置される。連結筒部材36は、大径筒部39を各軸受け部34,35の間に配置して、各軸受け部34,35(杭連結部)に回転自在に軸支される。連結筒部材36は、大径筒部39の外周面39a及び軸受け部34の間に隙間δ3を隔て、大径筒部39の外周面39a及び軸受け部35の間に隙間δ3を隔てて、各軸受け部34,35の間に配置される。連結筒部材36は、杭連結平板33の板中心線dの方向Dにおいて、大径筒部39及び杭連結平板33(杭連結平板33の板表面33A)の間に間隔δ4(板間隔)を隔てて、各軸受け部34,35の間に配置される。
連結軸37は、図6及び図7に示すように、円柱状に形成される。連結軸37は、連結軸37の軸中心線gを杭連結平板33の板中心線d(連結筒部材36の筒中心線f)と直交する方向E(第1方向)に向けて、各軸受け部34,35の間に配置される。連結軸37は、第1方向Eにおいて、各軸受け部34,35、及び各軸受け部34,35の間に配置された大径筒部39(連結筒部材36)を貫通して、各軸受け部34,35に固定される。連結軸37は、第1方向Eにおいて、各軸受け部34,35の間に配置された大径筒部39(連結筒部材36)を回転自在に貫通して、各軸受け部34,35に固定される。
連結筒部材36は、杭連結平板33の板中心線d(杭連結部の中心線)と直交する回転中心線h(軸中心線g)を中心として、杭連結平板33(各軸受け部34,35)に回転自在に軸支される。連結筒部材36は、各軸受け部34,35の間に配置され、各軸受け部34,34に固定される連結軸37(軸中心線g)を中心として、連結軸37(杭連結部33)に対して回転される。
支柱支持体3は、図9乃至図22に示すように、例えば、第1支柱支持体4及び第2支柱支持体5で構成される。
支柱支持体3は、複数(一対)の支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)、及び支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)を有する。
第1支柱支持体4は、図9乃至図22に示すように、一対の支柱支持具45,46(第1支柱支持具45、第2支柱支持具46)を有する。
一方の支柱支持具45(第1支柱支持具)は、図9乃至図15に示すように、固定板48(固定平板)、支持板49(支持平板)及びストッパー板片50(固定板片)を有する。
固定板48は、図9乃至図12に示すように、板厚さを有する略矩形状(矩形状)の平板(固定平板)に形成される。固定板48は、板厚さ方向に板表面48A及び板裏面48Bを有する。固定板48は、一対の固定穴51(貫通穴)を有する。各固定穴51は、固定板48の長手方向(長さ方向)の各端側に配置される。各固定穴51は、固定板48の板厚さ方向において、固定板48を貫通して板表面48A及び板裏面48Bに開口される。
支持板49は、図9乃至12に示すように、板長さL2、板幅及び板厚さを有する平板(支持平板)に形成される。支持板49の板長さL2は、支柱円筒部材36(支柱連結部)の筒長さL1及び間隔δ4(板間隔)を加算した長さより大きい長さである(L2>L1+δ4)。支持板49は、板厚さ方向Aに板表面49A及び板裏面49Bを有する。
支持板49は、図9乃至図11に示すように、軸受け溝穴52(溝穴/溝)、及び軸受け穴53(第1軸受け穴)を有する。
軸受け溝穴52は、図9乃至図11に示すように、支持板49に形成される。軸受け溝穴52は、支持板49の板長さ方向B(板厚さ方向Aと直交する方向)において、支持板49の一方の板長さ端49a側に配置される。軸受け溝穴52は、支持板49の板幅方向C(板厚さ方向A及び板長さ方向Bと直交する方向)において、支持板49の一方の板幅端49c側に配置される。軸受け溝穴52は、支持板49の板幅方向Bにおいて、支持板49の各板幅端49c,49dの間に配置される。
軸受け溝穴52は、支持板49の板幅方向Bに延びて、支持板49の一方の板幅端49cに開口される。軸受け溝穴52は、支持板49の板厚さ方向Aにおいて、支持板49を貫通して、支持板49の板表面49A及び板裏面49Bに開口される。軸受け溝穴52は、支持板49の板幅方向Cにおいて、支持板49の一方の板幅端49c(板幅端面)から他方の板幅端49d(板幅端面)に向けて、溝深さDAを有して延在される。
軸受け穴53は、図9、図10(a)及び図11(a)に示すように、支持板49に形成される。軸受け穴53は、支持板49の板長さ方向Bにおいて、支持板49の一方の板長さ端49a側に配置される。軸受け穴53は、支持板49の板幅方向Bにおいて、支持板49の他方の板幅端49d側に配置される。軸受け穴53は、支持板49の板幅方向Cにおいて、軸受け溝穴52及び他方の板幅端49dの間に配置される。軸受け穴53は、支持板49の板厚さ方向Aにおいて、支持板49を貫通して、支持板49の板表面49A及び板裏面49Bに開口される。
支柱支持具45(第1支柱支持具)において、支持板49は、図9乃至図12に示すように、固定板48に固定される。支持板49は、支持板49の板表面49Aを、固定板48の板幅方向(短手方向)の一方の板幅端48c(板幅端面)に当接して、各固定穴51の間に配置される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bの他方の板長さ端49b側の板表面49Aを固定板50の一方の板幅端48cに当接して、固定板48(一方の板幅端48c)に固定される。
支柱支持具45(第1支柱支持具)において、支持板49は、図乃至図12に示すように、板表面49Aを固定板48の板表面48A及び板裏面48Bに直交して、固定板48に固定される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bの他方の板長さ端49bを固定板48の板裏面48Bと面一に配置して、固定板48の板表面48Aから突出される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bを固定板48の板表面48Aと直交する方向に向けて、固定板48の板表面48から延在される。支持板49は、軸受け溝穴52(支持板49の一方の長さ端49a側)及び固定板48の板表面48Aの間に間隔δ5(溝間隔)を隔てて、固定板48に固定される。間隔δ5(溝間隔)は、連結筒部材36(支柱連結部)の筒長さL1及び間隔δ4(板間隔)を加算した長さより大きい長さである(δ5>L1+δ4)。
支柱支持具45(第1支柱支持具)において、ストッパー板片50は、図13に示すように、板長さL3、板幅及び板厚さを有する平板に形成される。ストッパー板片50の板長さL3は、支持板49の板長さより短い長さである。ストッパー板片50の板幅は、支持板49の板幅より狭い幅である。ストッパー板片50は、板厚さ方向Hに板表面50A及び板裏面50Bを有する。
ストッパー板片50は、図13に示すように、固定溝穴55、及び軸受け穴56(第2軸受け穴)を有する。
固定溝穴55(固定溝/ストッパー溝)は、図13に示すように、ストッパー板片50に形成される。固定溝穴55は、ストッパー板片50の板長さ方向J(板厚さ方向Hと直交する方向)において、ストッパー板片50の一方の板長さ端50a側に配置される。固定溝穴55は、ストッパー板片50の板幅方向K(板厚さ方向H及び板長さ方向Jと直交する方向)に延びて、ストッパー板片50の一方の板幅端50c(板幅端面)に開口される。固定溝穴55は、ストッパー板片50の板幅方向Kにおいて、ストッパー板片50の一方の板幅端50cから他方の板幅端50dに向けて、溝深さDBを有して延在される。
固定溝穴55は、ストッパー板片50の板厚さ方向Aにおいて、ストッパー板片50を貫通して、ストッパー板片50の板表面50A及び板裏面50Bに開口される。
軸受け穴56(第2軸受け穴)は、図13に示すように、ストッパー板片50に形成される。軸受け穴56は、ストッパー板片50の板長さ方向Jにおいて、ストッパー板片50の他方の板長さ端50b側に配置される。軸受け穴56は、ストッパー板片50の板厚さ方向Hにおいて、ストッパー板片50を貫通して、ストッパー板片50の板表面50A及び板裏面50Bに開口される。
支柱支持具45(第1支柱支持具)において、ストッパー板片50は、図14及び図15に示すように、支柱支持具45の支持板49に回転自在に配置される。ストッパー板片50は、ストッパー板片50の板裏面50Bを支持板49の板表面49Aに当接して、支持板49に回転自在に軸支される。ストッパー板片50は、軸受け穴56(第2軸受け穴)を、支持板49の軸受け穴53(第1軸受け穴)と同心にして、支持板49に配置される。
支柱支持具45において、ストッパー板片50は、図14及び図15に示すように、ボルトネジ57及びナット58によって、支持板49に回転自在に軸支される。
ホルトネジ57は、図15に示すように、ネジ軸59を支持板49の板裏面49Bから軸受け穴53(第1軸受け穴)、及び軸受け穴56(第2軸受け穴)の順に貫通して、ストッパー板片50の板表面50Aから突出して、支持板49及びストッパー板片50に配置される。ボルトネジ57は、ネジ頭部60を支持板49の板裏面49Bに当接して、支持板49及びストッパー板片50に取付けられる。
ナット58は、図15に示すように、ストッパー板片50の板表面50Aから突出するネジ軸59に螺着される。
支柱支持具45において、ストッパー板片50は、図14及び図15に示すように、ボルトネジ57及びナット58によって、支持板49に回転自在(旋回自在)に軸支され、ボルトネジ57のネジ軸59の軸中心線jを中心として、支持板49に対し回転(旋回)する。
他方の支柱支持具46(第2支柱支持具)は、支柱支持具45(第1支柱支持具)と同一の構成であって、図9、及び図16乃至図20に示すように、固定板48、支持板49及びストッパー板片50を有する。
支柱支持具46(第2支柱支持具)において、支持板49は、図9、及び図16乃至図18に示すように、固定板48に固定される。支持板49は、支持板49の板裏面49Bを、固定板48の板幅方向(短手方向)の一方の板幅端48c(板幅端面)に当接して、各固定穴51の間に配置される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bの他方の板長さ端49b側の板裏面49Bを固定板48の一方の板幅端48cに当接して、固定板48(一方の板幅端48c)に固定される。
支柱支持具46(第2支柱支持具)において、支持板49は、図9、及び図16乃至図18に示すように、板裏面49Bを固定板48の板表面48A及び板裏面48Bに直交して、固定板48に固定される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bの他方の板長さ端49bを固定板48の板裏面48Bと面一に配置して、固定板48の板表面48Aから突出される。支持板49は、支持板49の板長さ方向Bを固定板48の板表面48と直交する方向に向けて、固定板48の板表面48Aから延在される。支持板49は、軸受け溝穴52(支持板49の一方の長さ端49a側)及び固定板48の板表面48Aの間に間隔δ5(溝間隔)を隔てて、固定板48に固定される。
支柱支持具46(第2支柱支持具)において、ストッパー板片50は、図19及び図20に示すように、支柱支持具46の支持板49に回転自在に配置される。ストッパー板片50は、ストパー板片50の板表面50Aを支持板49の板裏面49Bに当接して、支持板49に回転自在に軸支される。ストッパー板片50は、軸受け穴56(第2軸受け穴)を、支持板49の軸受け穴53(第1軸受け穴)と同心にして、支持板49に配置される。
支柱支持具46において、ストッパー板片50は、図19及び図20に示すように、ボルトネジ62及びナット63によって、支持板49に回転自在に軸支される。
ボルトネジ62は、図20に示すように、ネジ軸64を支持板49の板表面49Aから軸受け穴53(第1軸受け穴)、及び軸受け穴56(第2軸受け穴)の順に貫通して、ストッパー板片50の板裏面50Bから突出して、支持板49及びストッパー板片50に配置される。ボルトネジ62は、ネジ頭部65を支持板49の板表面49Aに当接して、支持板49及びストッパー板片50に取付けられる。
ナット63は、図20に示すように、ストッパー板片50の板裏面50Bから突出するネジ軸64に螺着される。
支柱支持具46において、ストッパー板片50は、図19及び図20に示すように、ボルトネジ62及びナット63によって、支持板49に回転自在(旋回自在)に軸支され、ボルトネジ62のネジ軸64の軸中心線kを中心として、支持板49に対し回転(旋回)する。
支柱支持筒部材47(第2支柱支持体4)は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。支柱支持筒部材47は、図21及び図22に示すように、支持筒部68及び支持ネジ軸69,70を有する。
支持筒部68は、図21及び図22示すように、円筒状(円筒体)に形成される。支持筒部68は、スリット穴71,及び複数(一対)の突出板片72,73を有する。
スリット穴71は、図21に示すように、支持筒部68の周方向にスリット幅HSを有して、支持筒部68の筒中心線nの方向Nに延在される。スリット穴71は、支持筒部68の両筒端68A,68Bに開口する。スリット穴71は、支持筒部68の筒中心線nと直交する方向(支持筒部68の径方向)において、支持筒部68を貫通して、支持筒部68の外周面68a及び内周面68bに開口される。
各突出板片72,73は、図21に示すように、支持筒部68の外周面68aに固定される。各突出板片72,73は、支持筒部68の周方向に並列されて、支持筒部68の外周面68aから径外方(外方)に突出される。各突出板片72,73は、各突出板片72,73の間(相互の間)にスリット穴71を位置して、スリット穴71に連続して配置される。
突出板片72は、図21、及び図22(a)に示すように、複数(一対)のネジ通し穴74を有する。各ネジ通し穴74は、支持筒部68の筒中心線nの方向Nに並列される。各ネジ通し穴74は、支持筒部68の筒中心線nと直交する方向において、突出板片72を貫通して形成される。
突出板片73は、図21及び図22(b)に示すように、複数(一対)のネジ穴75を有する。各ネジ穴75は、各ネジ通し穴74に対向(対峙)して、突出板片72に配置される。各ネジ穴75は、支持筒部68の筒中心線nの方向Nに並列される。各ネジ穴75は、支持筒部68の筒中心線nと直交する方向において、突出板片73を貫通して形成される。
突出板片72の各ネジ通し穴74、及び突出板片73の各ネジ穴75は、図21に示すように、ネジ通し穴74及びネジ穴75の間(相互の間)にスリット穴71を位置して連通される。
各支持ネジ軸69,70は、図21及び図22に示すように、支持筒部68の外周面68aに固定される。各支持ネジ軸69,70は、支持筒部68の筒中心線nの方向Nにおいて、支持筒部68の一方の筒端68Aに間隔δ8を隔てて、支持筒部68の外周面68aに配置される。各支持ネジ軸69,70は、支持筒部68の周方向において、各突出板片72,73の間に配置される。
一方の支持ネジ軸69(第1支持ネジ軸)は、図21及び図22に示すように、支持筒部68の周方向において、一方の突出板片72に90度の角度を隔てて配置される。
他方の支持ネジ軸70(第2支持ネジ軸)は、図21及び図22に示すように、支持筒部68の周方向において、他方の突出板片73に90度の角度を隔てて配置される。支持ネジ軸70は、支持筒部68の周方向において、支持ネジ軸69に180度の角度を隔てて配置される。
各支持ネジ軸69,70は、図21及び図22に示すように、支持筒部68の外周面68aから径外方(外方)に突出される。各支持ネジ軸69,70は、支持筒部68の筒中心線nに直交して、支持筒部68の外周面68aから突出して、支持筒部68に固定される。
補助支柱支持体6は、図23乃至図25、図39及び図44に示すように、補助支持筒部材91、複数本(例えば、3本)の支線92、複数(例えば、3つ)のターンバックル93、複数本(例えば、3本)の補助杭94、及び複数(例えば、3つ)の杭固定筒部材95を有する。
補助支持筒部材91は、例えば、鉄、鋼等で形成される。補助支持筒部材91は、図23乃至図25に示すように、補助筒部96、及び複数(例えば、3つ)の支持リング97(支持環状部材)を有する。
補助筒部96は、図23乃至図25に示すように、円筒状(円筒体)に形成される。
各支持リング97は、図23乃至図25に示すように、補助筒部96に固定される。各支持リング97は、補助筒部96の周方向において、各支持リング97の間に120度の角度を隔てて配置される。各支持リング97は、支持リング97の外周面を補助筒部96の外周面96aに当接して、補助筒部96に固定される。各支持リング97は、補助筒部96の外周面96aから補助筒部96の径外方に突出して配置される。
各支線92は、例えば、金属ワイヤーロープ(ステンレスワイヤーロープ)で形成される。
各補助杭94は、図39及び図44に示すように、基礎杭20と同一構成であって、杭本体25、尖端部26及び杭頭部27を有する。
杭固定筒部材95は、例えば、鉄、鋼等の金属で形成される。杭固定筒部材95は、円筒状(円筒体)に形成される。
支柱Yを設置する者(以下、「設置者」という)は、図26乃至図28に示すように、基礎杭体1(支持基礎)、及び複数(3本)の補助杭94(補助支柱支持体6)を地中に打込む。
基礎杭体1は、載置平板21(載置部)を地面GDに配置して地中(地面GD)に打込まれる。
設置者は、図26及び図27に示すように、基礎杭体1の基礎杭20を地中(地面GD)に打込む。設置者は、尖端部26から基礎杭20を地面GDに打込んで、基礎杭20の尖端部26、杭本体25及び杭頭部27を地中に埋設する。
基礎杭20は、地面GDから尖端部26、杭本体25及び杭頭部27の順に地中に打込まれ、杭頭部27を地面GDに面一として地中に埋設される。
設置者は、図26及び図28に示すように、基礎杭20を地中(地面GD)に打込むと、各補助杭94(3本の補助杭)を地中(地面GD)に打込む。設置者は、図26に示すように、各補助杭94を基礎杭20(杭本体25)の杭中心線mを中心とする半径Rαの円Cα上に配置して、各補助杭94を地中(地面GD)に打込む。各補助杭94は、基礎杭20(杭本体25)の周方向において、各補助杭94の間に角度θα(例えば、角度θα:120度)を隔てて、各補助杭94の杭中心線mを円Cα上に位置して配置される。
設置者は、尖端部26から各補助杭94を地面GDに打込んで、各補助杭94の尖端部26及び杭本体25を地中に埋設する。
各補助杭94は、図28に示すように、地面GDから尖端部26及び杭本体25の順に地中に打込まれ、杭頭部27及び杭頭部27側の杭本体25を地面GDから突出して地中に埋設される。
設置者は、図29及び図30に示すように、基礎杭20を地中(地面GD)に打込むと、基礎杭体1の基礎支持部材22を地中(地面GD)に打込む。
設置者は、図29及び図30に示すように、基礎筒部28の他方の筒端28Bから基礎支持部材22を地中(地面GD)に打込む。
設置者は、地中に打込まれた基礎杭20(杭本体25及び杭頭部27)を基礎筒部28内に挿入して、基礎筒部28(基礎支持部材22)を地中(地面GD)に打込んで、載置平板21(載置部)を地面GDに配置する。
基礎支持部材22は、基礎筒部28の他方の筒端28Bから地中(地面GD)に打込まれる。基礎筒部28は、地中(地面GD)に打込んだ基礎杭20に外嵌され、基礎筒部28の内周面28bを杭本体25の外周面25aに当接して地中(地面GD)に打込まれる。
設置者は、載置平板21(載置部)の板裏面Aを地面GD及び地中に打込んだ基礎杭20の杭頭部27に当接するまで、基礎支持部材22の基礎筒部28を地中(地面GD)に打込む。
基礎支持部材22は、図29及び図30に示すように、基礎筒部28を地中に打込んだ基礎杭20(杭本体25)に外嵌し、及び載置平板21(板裏面21B)を地面GDに配置(接地)して、基礎筒部28を地中(地面GD)に打込む。基礎筒部28は、基礎筒部28の内周面28bを杭本体25(基礎杭20)の外周面25aに当接して基礎杭20に外嵌されて、地中に打込まれて埋設される。載置平板21(載置部)は、基礎筒部28の地中(地面GD)の打込みによって、載置平板21の板裏面21を地面GDに接地すると共に、杭頭部27に当接して地面GDに配置される。
設置者は、図31及び図32に示すように、基礎杭体1(基礎杭20及び基礎支持部材22)を地中(地面GD)に打込むと、支柱連結体2を基礎杭体1(基礎支持部材22の載置平板21)の上に配置して、支柱連結体2を基礎支持部材22(基礎杭体1)に固定する。
設置者は、支柱連結体2の杭連結平板33の板裏面33Bを地面GDに配置した載置平板21(基礎杭体1/基礎支持部材22)に向けて、杭連結平板33(杭連結部)を載置平板21(載置部)の上に配置する。設置者は、杭連結平板33の各連結穴38の夫々に基礎支持部材22の各ネジ軸29を貫通して、杭連結平板33の板裏面33Bを載置平板21の板表面21Aに当接して、支柱連結体2(杭連結平板33、連結筒部材36)を載置平板21の上に配置(載置)する。
支柱連結体2(杭連結平板33、連結筒部材36)は、図31及び図32に示すように、杭連結平板33の板裏面33Bを載置平板21の板表面21Aに当接して、載置平板21(基礎支持部材22)の上に配置される。支柱連結体2(連結筒部材36)は、杭連結平板33の各連結穴38の夫々に基礎支持部材22の各ネジ軸29を貫通し、杭連結平板33を載置平板21の上に載置して、地上(基礎杭体1)に配置される。
設置者は、図33及び図35に示すように、支柱連結体2(杭連結平板33)を載置平板21の上に載置すると、各支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)を支柱連結体2(杭連結平板33)に配置して、各支柱支持具45,46を基礎支持部材22(基礎杭体1)に固定する。
設置者は、支柱連結体2の連結軸37の軸中心線g(回転中心線h)の方向Gにおいて、各支柱支持具45,46を支持筒部材36の両側の夫々に配置して、各支柱支持具45,46を支柱連結体2(杭連結平板33)に配置する。
設置者は、図33及び図34に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具45を支持筒部材36の一方側に配置する。設置者は、支柱支持具45(第1支柱支持具)を、載置平板21の上に配置した支柱連結体2(杭連結平板33の上)に配置(載置)する。
設置者は、図33に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具45の支持板49の板裏面49Bを連結筒部材36の外周面(軸受け部34)に向けて、杭連結平板33(杭連結部)に配置される。
設置者は、支柱支持具45の固定板48の板裏面48Bを載置平板21の上に載置した杭連結平板33(板表面33A)に向けて配置する。設置者は、支柱支持具45の固定板48の板裏面48Bを杭連結平板33の板表面33Aに当接して、固定板48、支持板49及びストッパー板片50を杭連結平板33(支柱連結体2)の上に配置(載置)する。
設置者は、支柱支持具45の固定板48の各固定穴51の夫々に2つのネジ軸29を貫通し、固定板48を杭連結平板33の上に載置して、支柱支持具45を地上(支柱連結体2、基礎杭体1)に配置する。
支柱支持具45の支持板49は、図33に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線g(回転中心線h)の方向Gにおいて、支持板49の板裏面49Bを軸受け部34及び連結筒部材36の外周面に向けて、支柱連結体2(杭連結平板33)の上に配置(載置)される。支柱支持具45の支持板49は、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支持板49の板裏面49B及び軸受け部34(連結筒部材36)の間に間隔δAを隔てて、連結筒部材36の筒中心線fと平行に配置される。
支柱支持具45の支持板49は、図33及び図34に示すように、固定板48の板裏面48Bを載置平板21の上に配置した杭連結平板33の板表面33Aに当接すると、杭連結平板33に直交して、支柱連結体2(杭連結平板33)及び基礎杭体1(載置平板21)に立設される。
設置者は、図33及び図35に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具46を支持筒部材36の他方側に配置する。支柱支持具46は、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具45(支持板49の板裏面49B)との間に、軸受け部34、支持筒部材36及び軸受け部35を位置して、支持筒部材36の他方側に配置される。
設置者は、図33及び図35に示すように、支柱支持具46(第2支柱支持具)を、載置平板21の上に配置した杭連結平板33(支柱連結体2)の上に配置する。
設置者は、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具46の支持板49の板表面49Aを支持筒部材36(軸受け部35/支柱支持具45の支持板49の板裏面49B)に向けて、杭連結平板33(杭連結部)に配置される。
設置者は、図33及び図35に示すように、支柱支持具46の固定板48の板裏面48Bを、載置平板21の上に配置した杭連結平板33(板表面33A)に向けて配置する。設置者は、支柱支持具46の固定板48の板裏面48Bを杭連結平板33の板表面33Aに当接して、固定板48、支持板49及びストッパー板片50を杭連結平板33(支柱連結体2)の上に配置(載置)する。
設置者は、支柱支持具46の固定板48の各固定穴51の夫々に2本のネジ軸29を貫通し、固定板48を杭連結平板33の上に載置して、地上(支柱連結体2、基礎杭体1)に配置される。
支柱支持具46の支持板49は、図33に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支持板49の板表面49Aを軸受け部35、支持筒部材36の外周面及び支柱支持具45の支持板49(板裏面49B)に向けて、支柱連結体2(杭連結平板33)の上に配置(載置)される。
支柱支持具46の支持板49は、図33に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支持板49の板表面49A及び軸受け部35(支持筒部材36)の間に間隔δBを隔てて、支持筒部材36の筒中心線fと平行に配置される。
支柱支持具46の支持板49は、図33に示すように、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、支柱支持具46の支持板49の板表面49A及び支柱支持具45の支持板49の板裏面49Bの間に間隔δCを隔てて、支柱支持具45の支持板49に平行に配置される。
支柱支持具46の支持板49は、図33及び図35に示すように、固定板48の板裏面48Bを載置平板21の上に配置した杭連結平板33の板表面33Aに当接すると、杭連結平板33に直交して、支柱連結体2(杭連結平板33)及び基礎杭体1(載置平板21)に立設される。
各支柱支持具45,46の支持板49は、図33乃至図35に示すように、各支柱支持具45,46の固定板48を杭連結平板33(載置平板21の上に配置した支柱連結体2)の上に配置すると、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、各軸受け溝穴52を対向(対峙)して配置される。各支柱支持具45,46のストパー板片50は、各支柱支持具45,46の固定板48を杭連結平板33の上に配置すると、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、各ストッパー板片50の間に各支持板49、各軸受け部34,35、及び支持筒部材36を位置して配置される。
設置者は、図33乃至図35に示すように、各支柱支持具45,46の固定板48を杭連結平板33の上に配置すると、各支柱支持具45,46の固定板48の板表面48A(各固定穴51)から突出するネジ軸29の夫々にナット78を螺着すると共に、固定板48の板表面48Aに圧接して、杭連結平板33(支柱連結体2)及び各支柱支持具45,46の固定板48(支柱支持体3/第1支柱支持体4)を載置平板21(基礎杭体1)に固定する。
支柱連結体2は、図33乃至図35に示すように、各ネジ軸29及びナット78によって、杭連結平板33(杭連結部)を載置平板21(載置部)に連結して、基礎杭体1に固定される。
第1支柱支持体4(支柱支持体3/各支柱支持具45,46)は、図33乃至図35に示すように、各ネジ軸29及びナット78によって、各支柱支持具45,46の固定板48を杭連結平板33及び載置平板21に連結して、基礎杭体1に固定される。
設置者は、図36及び図37に示すように、各支柱支持具45,46(固定板48、支持板49)を基礎杭体1(載置平板21)に固定すると、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結筒部材36を各軸受け部34,35に対して回転して、連結筒部材36(小径筒部40)を各支柱支持具45の支持板49の一方の板幅端49cから突出して、各支持板49の軸受け溝穴52及び地面GD(杭連結平板33)の間に配置する。
支柱連結体2の連結筒部材36(支柱連結部)は、図36及び図37に示すように、各軸受け部34,35に対して連結軸37の軸中心線g(回転中心線h)を中心として、地面GD(杭連結平板33の板表面33A)に向けて回転され、小径筒部40を各支柱支持具45,46の一方の板幅端49cから突出して、各支持板49及び地面GD(杭連結平板33の板表面33A)の間に配置される。
支柱連結体2の小径筒部40は、図36及び図37に示すように、回転中心線h(連結軸37の軸中心線g)を中心とする一方向の回転によって、各支柱支持具45,46の支持板49の一方の板幅端49cから突出されて、各支持板49の軸受け溝穴52及び杭連結平板33の板表面33Aの間の地面GD側に配置される。
設置者は、支柱連結体2の支持筒部材36を回転して、小径筒部40を地面GD側(杭連結平板33の板表面33A側)に配置すると、図23乃至図25で説明したと同様に、支柱円筒部材81、各ポール82,83及び支持頭部材84を組立てて支柱Yを構成する。
設置者は、支柱Yの組立てと同時に、支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)、及び補助支持筒部材91(補助支柱支持体6)を支柱Yに取付ける。
設置者は、図24及び図38に示すように、支柱支持筒部材47を支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)に配置して支柱Yに固定する。
設置者は、支柱支持筒部材47の支持筒部68を支柱Yの基端YAからポール82(支柱Y)に外嵌して、支柱支持筒部材47を支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)に配置する。
支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)は、支持筒部68を支柱Yの基端YA(一方の支柱端)から支柱Y(ポール82)に外嵌して、支柱Yの基端YA側に配置される。
設置者は、支柱支持筒部材47(支持筒部68)を支柱Y(ポール82)に外嵌して、支柱Yの基端YA側に配置すると、支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)を支柱Y(支柱Yの基端YA側)に固定する。
設置者は、図38に示すように、ボルトネジ98のネジ軸99を支柱支持筒部材47の各ネジ通し穴74の夫々に挿入して、各ネジ穴75の夫々に螺着する。設置者は、各ボルトネジ98のネジ軸99を支柱支持部材47の各ネジ穴75の夫々に螺着すると、各ボルトネジ98を回転して、各突出板片72,73の間のスリット穴71のスリット幅HSを狭めて、支柱支持筒部材47(支持筒部68)を支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)に固定する。支柱支持部材47(支柱筒部68)は、各ネジ穴75に螺着した各ボルトネジ98を回転することで、支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)に固定される。
設置者は、図23乃至図25に示すように、補助支持筒部材91(補助筒部66)を支柱Y(ポール83)に外嵌して、支柱Yの先端YB側(ポール83)に配置して、補助支持筒部材91(補助筒部材96)を支柱Yの先端YB側(ポール83)に固定する。
設置者は、補助支持筒部材91の補助筒部96を支柱Y(ポール83)に外嵌して、補助支持筒部材91を支柱Yの先端YB側(ポール83)に固定する。
補助支持筒部材91は、補助筒部96を支柱Y(ポール83)に外嵌して、支柱Yの先端YB側(ポール83)に補助筒部96を固定される。
設置者は、図24に示すように、各支線92(3本の支線)を支柱Yに固定した補助支持筒部材91に連結する。設置者は、各支線92の一方の線端側を補助支持筒部材91の各支持リング97の夫々に固定して、各支線92を補助支持筒部材91(支柱Yの先端YB側)に連結する。
設置者は、図39に示すように、各杭固定筒部材95を地中(地面GD)に打込んだ各補助杭94の夫々に固定する。
設置者は、各杭固定筒部材95を、地面GDから突出する各補助杭94の杭頭部27から杭本体25に外嵌して、各杭固定筒部材95を各補助杭94に固定する。
各固定筒部材85は、地中(地面GD)に打込まれた各補助杭94において、杭頭部27から杭本体25に外嵌されて、地面GDから突出する各補助杭94の杭頭部27側の杭本体25に固定される。
設置者は、図39に示すように、各ターンバックル93(3つのターンバックル)を、各補助杭94に固定した各杭固定筒部材95の夫々に連結して、各ターンバックル93を地中(地面GD)に打込んだ補助杭94の夫々に固定する。各ターンバックル93は、一方の端側を各補助杭94に固定した各杭固定筒部材95に連結して、地中(地面GD)に打込んだ各補助杭94の夫々に固定される。
設置者は、図40及び図41に示すように、支柱支持筒部材47及び補助支持筒部材91(各支線92)を固定した支柱Yを支柱連結体2(支柱連結部/連結筒部材36)に連結する。設置者は、図40及び図41に示すように、支柱Yの基端YA側を地面GD側に回転した連結筒部材36(支柱連結部)に連結する。
設置者は、支柱Yを地面GDに倒した状態において、支柱Yの基端YA側を小径筒部40(支持筒部材36)に外嵌して、支持筒部材36(支柱連結部)に固定する。
設置者は、支柱Yを地面GDに倒して、支柱Yの先端YB側(設置板86側)を地面GDに当接した状態で、支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)を支持筒部材36(小径筒部40)に外嵌して、支柱Yの基端YA側を支持筒部材36(支柱連結部)に連結(固定)する。
支柱Y(支柱支持筒部材47、補助支持筒部材91を固定した支柱Y)は、支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)を小径筒部40の他方の筒端40Bから小径筒部40に外嵌すると共に、支柱Yの基端YAを大径筒部39の筒端39A(一方の筒端39A)に当接して、小径筒部40(連結筒部材36)に固定される。
支柱連結体2において、連結筒部材36(支柱連結部)は、支柱Yの基端YA側(ポール82の一方の管端82A側)を小径筒部40に外嵌して、支柱Yの基端YA側に連結される。
設置者は、地面GDに倒した支柱Yの基端YA側を小径筒部40まで持ち上げ、支柱Yの先端YB側を地面GDに当接しつつ支柱Yを傾倒して、支柱Yの基端YA側を小径筒部40に外嵌する。
設置者は、支柱Yの基端YA側を支柱連結体2の連結筒部材36(支柱連結部)に固定(連結)すると、図42に示すように、支柱Y及び支柱連結体2の支持筒部材36を各軸受け部34,35に対して回転して、支柱Yを倒した状態から地面GDに立設する。
設置者は、支柱Yの基端YA側を連結した支持筒部材36(支柱連結部)を各軸受け部34,35に対し地面GDから離間する方向に回転して、支柱Yを地面GD(杭連結平板33、載置平板21)に立設する。支柱Y及び支柱支持筒部材47は、連結筒部材36の回転に伴って、第1及び第2支柱支持具45,46の支持板49の一方の板幅端49cから各支持板49の間に配置される。
支持筒部材36(支持連結部)は、連結筒部材36に連結した支柱Yの中心線Ya(支柱中心線/ポール82の管中心線)と直交する回転中心線h(連結軸37の軸中心線g)を中心として、杭連結平板33(杭連結部)に回転自在に軸支される。
支柱Yに固定された支柱支持筒部材47(支柱支持体/第2支柱支持体)は、図42に示すように、支柱Y及び支持筒部材36(支柱連結部)の地面GDから離間する方向への回転に伴って、各支持ネジ軸69,70を各支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)の各支持板49の一方の板幅端49cから各軸受け溝穴52の夫々に挿入して、各支柱支持具45,46の支持板49に配置される。
支柱支持筒部材47の各支持ネジ軸69,70は、図42に示すように、支柱Y及び連結筒部材36(支柱連結部)の地面GDから各支持板49の軸受け溝穴52に向けた回転に伴って、各支持板49の一方の板幅端49cから各支持板49の軸受け溝穴52内に挿入されると共に、各軸受け溝穴52(軸受け溝)の溝内側面52a(溝側面)に当接されて、各支柱支持具45,46の支持板49に支持される。各支持ネジ軸69,70は、載置平板21の上に配置した連結軸37の軸中心線gの方向Gにおいて、各支柱支持具45,46の支持板49の軸受け穴53を貫通して、軸受け溝穴52から各支持板49の板表面49A又は板裏面49Bから突出して配置される。
支柱Yは、図42に示すように、支柱支持筒部材47の各支持ネジ軸69,70の各支持板49の軸受け溝穴52(溝内側面)の当接によって、地面GD(載置平板21、杭連結平板33)に立設定されて、各支持ネジ軸69,70を介して各支柱支持具45,46の支持板49に支持される。
支柱Yの立設とは、例えば、支柱Yの中心線Yaを地面GD(載置平板21の板表面221A、杭連結平板33の板表面33A)に直交して、地面GD(載置平板21、杭連結平板)に立てた状態である。
支柱支持体3(第1及び第2支柱支持体4,5)は、図42に示すように、連結筒部材36(支柱連結部)に連結した支柱Yを各支持ネジ軸69,70及び各支持板49(軸受け溝穴52)によって立設状態にする共に、立設状態の支柱Yを支持する。
支柱連結体2において、連結筒部材36(支柱連結部)は、図40乃至図42に示すように、連結筒部材36に連結した支柱Y(支柱Yの先端YB側)を地面GDに当接する傾倒位置P1、及び連結筒部材36に連結した支柱Yを地面GDに立設する立設位置P2の間に回転される。傾倒位置P1(第1位置)は、図40及び図41に示すように、連結筒部材36(支柱連結筒部材)に連結した支柱Y(支柱Yの先端YB側)を地面GDに当接して傾倒させる位置である。立設位置P2(第2位置)は、図42に示すように、支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)の各支持ネジ軸69,70を、各支持板49の一方の板端面49cから軸受け溝穴52の溝内側面52aに当接した位置である。
設置者は、図40乃至図42に示すように、支柱Yの基端YA側に連結した連結筒部材36(支柱連結筒部材/支柱連結部)を傾倒位置P1から立設位置P2に回転して、支柱Yを第1及び第2支柱支持具45,46の支持板49にて支持して立設させる。
連結筒部材36は、基端YA側に連結された支柱Yと共に、傾倒位置P1から立設位置P2に回転される。
設置者は、図43示すように、支柱支持筒部材47の各支持ネジ軸69,70を各支持板99の軸受け溝穴52に挿入して支柱Yを地面GDに立設すると、各支柱支持具45,46のストッパー板片50を各支持板49に対して回転して、各支持板49の軸受け溝穴52に挿入した各支持ネジ軸69,70の夫々を、各ストッパー板片50の固定溝穴55に挿入する。
各支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)のストッパー板片50は、図43に示すように、各支持板49の一方の板長さ端49aから各支持板49の軸受け溝穴52に向けた回転によって、各支持板49内に挿入した各支持ネジ軸69,70を固定溝穴55内に挿入すると共に、固定溝穴55の溝内側面55aを各支持ネジ軸69,70(支持軸)に当接する。各ストッパー板片50は、各支持板49の軸受け溝穴52から突出する各支持ネジ軸69,70側を固定溝穴55内に挿入して、各支持板49との間に各支持ネジ軸69,70を配置する。
各ストッパー板片50、及び各支持板49は、支柱支持筒部材47(第2支柱支持体5)の各支持ネジ軸69,70を各ストッパー板片50の固定溝穴55及び各支持板49の軸受け溝穴52内に挿入することで、各支持ネジ軸69,70を挟持する。
設置者は、図44乃至図47に示すように、各支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)の支持板49及びストッパー板片50によって、支柱支持筒部材47(第2支柱支持体4)の各支持ネジ軸69,70を挟持すると、載置平板21の上に配置した支柱連結体2の連結軸37の軸中心線g(回転中心線h)の方向Gにおいて、各支柱支持具45,46のストッパー板片50(固定溝穴55)から突出する各支持ネジ軸69,70にナット100を螺着すると共に、各ストッパー板片50に圧接して、支柱Yを各支柱支持具45,46の支持板49に固定する。支柱Y及び支柱Yの基端YA側に連結された連結筒部材36(支柱連結部)は、支柱支持筒部材47の各支持ネジ軸69,70を各支持板49及び各ストッパー板片50(固定板片)で挟持することで、杭連結平板33(各軸受け部34,35)に対する回転が規制(杭連結部に対して回転不能)にされて、支柱支持筒部材47(各支持ネジ軸69,70)及び各支持板49を介して、基礎杭体1に固定される。
第1及び第2支柱支持具45,46(第1支柱支持体4)は、支柱支持筒部材47の各支持ネジ軸69,70を各支持板49及び各ストッパー板片50(固定板片)で挟持することで、連結筒部材36(支柱連結部)の回転を規制する(連結筒部材36を回転不能にする)。
支柱支持体3(第1及び第2支柱支持体3,4)は、連結筒部材36(支柱連結部)に連結した支柱Yを立設状態において、支柱Yを支持(各支持板49で支柱Yを支持)すると共に、支柱Yを基礎杭体1に固定する。
設置者は、図39及び図44に示すように、支柱Yを立設して、支柱Yを基礎杭体1に固定すると、各支線92(3本の支線)を各ターンバックル93に連結する。
設置者は、各支線92の他方の線端側を各ターンバックル93に連結して、各ターンバックル93を操作(回転)して、各支線92に緊張させる。
補助支柱支持体6は、複数(3本)の支線92、複数(3つ)のターンバックル93及び地中(地面GD)に打込まれた補助杭94によって、立設の支柱Yを支持する。
支柱支持装置Xは、支柱Yを地面GDに倒した状態おいて、支柱Yの基端YA側を支柱連結体2の支柱連結部(連結筒部材36)に連結して、支柱Yの基端YA側に連結した連結筒部材36(支柱連結部)を基礎杭体1に固定した杭連結平板33(各軸受け部34,35)に対して回転することで、支柱Yを地面GD(載置平板21,杭連結平板33)に立設させることができる。
支柱支持装置Xは、図40及び図44に示すように、支柱Yの支柱頭部材84(設置板8)に落雷抑制避雷針(PDEC)、照明器具、監視カメラ等の被設置物Zを固定して、支柱Yを立設することで、被設置物Zを地上に設置できる。
設置者は、図39に示すように、各ターンバックル93を操作(回転)して、各支線92を緩めて、各支線92を各ターンバックル93から外す。設置者は、各支線92の各ターンバック93から外すと、各ナット100を各支柱支持具45,46のストッパー板片50から離間する方向に回転すると共に、各支柱支持具45,46のストッパー板片50を各支持ネジ軸69,70(支持軸)から離間する方向に回転する。設置者は、各ストッパー板片50の回転に伴って、各ストッパー板片50の固定溝穴55から各支持ネジ軸69,70を抜出す。設置者は、各支柱支持具45,46のストッパー板片50の固定溝穴55から各支持ネジ軸69,70を抜出すと、支柱Y及び支柱Yの基端YA側に連結した連結筒部材36を立設位置P2から傾倒位置P1に回転する。支柱Y(連結筒部材36)は、傾倒位置P1において、支柱Y(支柱Yの先端YB側)を地面GDに当接して、地面GDに倒される。設置者は、支柱Y(連結筒部材36)を立設位置P1から傾倒位置P2に回転して、支線Yを地面GDに倒すことで、支柱Yの損傷状態を点検し、支柱Yを取り替えることができる。
本発明は、支柱を地面に立設するのに最適である。
X 支柱支持装置
GD 地面
1 基礎杭体(支持基礎)
2 支柱連結体
3 支柱支持体
4 第1支柱支持体
5 第2支柱支持体
21 載置平板(載置部)
33 杭連結平板(杭連結部)
36 連結筒部材(支柱連結部)

Claims (1)

  1. 支柱を地面に立設して支持する支柱支持装置であって、
    載置部を有し、前記載置部を前記地面に配置して地中に打込まれる基礎杭体と、
    前記載置部の上に配置される杭連結部、及び前記杭連結部の上に配置され、前記支柱の基端側に連結される支柱連結部を有し、前記杭連結部を前記載置部に連結して前記基礎杭体に固定される支柱連結体と、
    支柱支持体と、を備え、
    前記支柱連結部は、
    前記支柱連結部に連結した前記支柱の中心線と直交する回転中心線を中心として、前記杭連結部に回転自在に軸支され、
    前記支柱連結部に連結した前記支柱を前記地面に当接する傾倒位置、及び前記支柱連結部に連結した前記支柱を前記地面に立設する立設位置の間に回転され、
    前記支柱支持体は、
    前記支柱連結部に連結した前記支柱の立設状態において、前記支柱を支持すると共に、前記支柱を前記基礎杭体に固定する
    ことを特徴とする支柱支持装置。
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