JP7452693B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Description
助けが必要な側にとっては、前提知識として、誰が何に詳しいのかを把握しておくことや、困り事の発生時に適切な相談先を見つけることが、従来よりも困難となり得る。さらに、助ける側にとっても、どの困り事であれば自身の経験に基づき容易に助けられるのかを見極めることが、従来よりも困難になると予想される。
第1のユーザにより発せられた、複数のユーザの中から候補ユーザの検索を求める検索要求に応じて、第1のユーザが使用する端末装置で取り扱われている第1のテキスト情報を取得する情報取得部と、
第1のテキスト情報に含まれる語を、上記第1のユーザの過去の作業に係る第2のテキスト情報中の出現頻度に応じて、出現頻度が第1の閾値よりも低い第1の語群と、出現頻度が第1の閾値以上の第2の語群とに区分する、条件生成部と、
複数のユーザの中から、各ユーザの過去の作業に係る第3のテキスト情報中の上記第1の語群に属する語の出現頻度に応じて、候補ユーザを抽出する検索処理部と、
候補ユーザに関する情報を第1のユーザに提示するための情報を出力する結果出力部とを備えるようにしたものである。
(1)構成
(1-1)検索システム
図1は、この発明の一実施形態に係る情報処理装置を備える検索システム100の全体構成の一例を示す図である。検索システム100は、ネットワークNWを介して互いに通信可能な、検索サーバ1と、ユーザ端末UT1,UT2,・・・UTn(以下、総括的に「ユーザ端末UT」と言う。)とを備えている。
(例a)相談者自身が選定する検索キーワードが、業務状況に関する語彙に限定される場合:相談者と同じ業務状況の経験が豊富な相談先を抽出できても、困り事の解決経験を持つかどうかは考慮されない。そのため、相談先が困り事を解決した経験を持っていない可能性も高く、その場合、困り事の解決には役立たない。
(例b)相談者自身が選定する検索キーワードが、困り事に関する語彙に限定される場合:困り事に関する経験が豊富な相談先を抽出できても、相談者が困り事に直面している業務状況と同じ業務状況での経験を持つかどうかは考慮されない。そのため、相談先が、業務状況の経験を持っていない可能性も高く、その場合、相談者が自身の困り事発生時の業務状況を相談先に理解してもらうのに、多くの説明が必要となる。相談先は、自身の経験をそのまま共有しても、相談者の業務状況に即した解決策とはならず、相談者の業務状況に即した説明を改めて用意する必要が生じる。
(例c)相談者自身が選定する検索キーワードが、業務状況と困り事の両方に関する語彙が含まれる場合:検索キーワードが業務状況に関するものか困り事に関するものかは区別されず、例えば、検索キーワードをより多く含むコンテンツの作成者/利用者が、相談先として抽出されることになる。そのため、抽出される相談先は、困り事に関する語彙を含むコンテンツの作成者/利用者とは限らず、上記(例a)と同じ問題が生じる。
[ポイント1]各ユーザ端末UTで取り扱われるテキスト情報をバックグラウンドで取得し、業務実施者(ユーザ)に関連付けて記録、蓄積し、各業務実施者の業務経験の把握に用いる。
[ポイント2]現在の相談者の業務情報について、「困り事情報」と「周辺情報」に分割する。
[ポイント3]困り事情報に関する業務経験から相談先候補を選定し、困り事情報と周辺情報両方をより多く持つ人に、より高い推薦度を割り当てる。
[ポイント4]相談者だけではなく、業務実施者全員を対象に、困り事情報と周辺情報の業務経験の保有状況を調べる。これにより、相談者の目線からのみではなく、相談先目線も含んだペアリングを実現する。
[ポイント5]ペアリング処理の結果、高い推薦度が割り当てられた相談先候補者に対し、自身の経験に基づき支援できそうな困り事が発生していることを通知する。
[ポイント6]上記[ポイント1]に関連し、ユーザ端末UTで取り扱われていたテキスト情報に加え、表示されていた画面画像や、使用されていたドキュメントのパスを取得し、テキスト情報と関連付けて記録、蓄積する。相談先候補者が相談を受け付ける際、または、[ポイント5]に関連する通知を受ける際に、蓄積されたテキスト情報の中から、ペアリング条件である、困り事情報と周辺情報を含むテキスト情報を特定し、それに関連付けられた画面画像やパスを表示する。
(1-2-1)機能構成
次に、一実施形態に係る検索サーバ1の構成について説明する。
図3は、検索サーバ1の機能構成例を示す。図3において、検索サーバ1は、ユーザ端末UTの取扱内容を把握する機能部F1と、ペアリング条件を生成する機能部F2と、ペアリング処理を行う機能部F3と、ペアリング結果の出力を行う機能部F4とを有する。
評価指標A:困り事情報に関する各業務実施者の業務経験の保有量
評価指標B:周辺情報に関する各業務実施者の業務経験の保有量
図4は、検索サーバ1のハードウェア構成例を概略的に示している。図4に示すように、検索サーバ1は、プロセッサ101、RAM102、プログラムメモリ103、ストレージデバイス104、および入出力インタフェース105を備え、これらがバス106を介して互いに接続される。プロセッサ101は、RAM102、プログラムメモリ103、ストレージデバイス104、および入出力インタフェース105を制御し、これらと信号をやり取りする。
(2-1)動作全体の概要
次に、以上のように構成された一実施形態に係る情報処理装置としての検索サーバ1による情報処理動作について説明する。
ステップS1において、検索サーバ1は、端末取扱内容の把握処理を行う。端末取扱内容の把握処理は、困り事の発生時に、相談者(第1のユーザ)により発せられた検索要求に応じて、ユーザ端末UTXで取り扱われているテキスト情報(第1のテキスト情報)を取得することを含む。端末取扱内容の把握処理は、相談元ユーザ端末UTXにおける相談者の業務経験としてのテキスト情報(第2のテキスト情報)の取得と、相談元ユーザ端末UTXを除く全ユーザ端末UTの業務経験としてのテキスト情報(第3のテキスト情報)の取得とをさらに含み得る。
・業務実施者全体(相談者、相談先含む)の集合:K
・各業務実施者k(∈K)のレコードの集合:Lk
・困り事情報(に含まれる語彙の集合):T
・周辺情報(に含まれる語彙の集合):B
とする。
以下で、検索サーバ1の動作について、さらに詳細に説明する。
図6は、図5に示したステップS1の処理の詳細を示す図である。
ステップS101において、検索サーバ1は、困り事の発生を監視している。ステップS101で困り事が発生したと判定されたら、ステップS102に移行する。例えば、検索サーバ1は、いずれかのユーザ端末UTから相談先の検索を求める検索要求が発せられたことをトリガとして、後続の処理を実行する。検索要求は、例えば、ユーザ端末UTXのディスプレイ上にGUIとして表示された「相談ボタン」を相談元ユーザが押すことによって、ユーザ端末UTXから検索サーバ1に送信される。
図10は、図5に示したステップS2の処理の詳細を示す図である。
ステップS201において、ペアリング条件生成部21は、端末取扱内容取得部11によって取得されたテキスト情報を取得する。
(2-3-1-1)第1ステップ
ステップS202で得られた各語について、端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、相談者自身の蓄積されたテキスト情報中に出現する回数を調べ、出現頻度を求める。
(2-3-1-2)第2ステップ
次に、上記(2-3-1-1)で得た各語の出現頻度を、あらかじめ設定された閾値と比較し、高低を判定し、例えば閾値以上の出現頻度を有する語を「周辺情報」と判定し、閾値よりも低い出現頻度を有する語を「困り事情報」と判定する。
(2-3-2-1)第1ステップ
ステップS202で得られた各語について、端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、相談者自身の蓄積されたテキスト情報中に出現する回数を調べ、出現頻度を求める。
(2-3-2-2)第2ステップ
上記(2-3-2-1)で得た、相談者自身の各語の出現頻度を、閾値と比較し、高低を判定する。
(2-3-2-3)第3ステップ
ステップS202で得られた各語について、端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、相談者以外の業務実施者ごとに、蓄積されたテキスト情報中に出現する回数を調べ、出現頻度を求める。
(2-3-2-4)第4ステップ
上記(2-3-2-3)で得た、業務実施者ごとの各語の出現頻度を、閾値と比較し、高低を判定する。
(2-3-2-5)第5ステップ
上記(2-3-2-4)で得た、「高い」と判定された業務実施者の数、「低い」と判定された業務実施者の数を数える。
(2-3-2-6)第6ステップ
上記(2-3-2-2)および(2-3-2-5)の結果に基づいて、各語が「困り事情報」および「周辺情報」に相当するかどうかを判定する。なお、(2-3-2-2)および(2-3-2-4)で用いる閾値は、同じ値を用いても、異なる値を用いてもよい。
なお、上記(2-3-1-2)、(2-3-2-2)および(2-3-2-4)で使用される閾値は、例えば、以下のように決定することができる。
[例1]検索サーバ1の管理者等、人があらかじめ固定値として指定する。
[例2]相談者自身の蓄積されたテキスト情報中の語彙について、出現頻度の統計値(平均値、中央値、最頻値、分散、偏差値等)を算出し、その統計値から決定する。
[例3]全業務実施者の蓄積されたテキスト情報中の語彙について、出現頻度の統計値(平均値、中央値、最頻値、分散、偏差値等)を算出し、その統計値から決定する。
次いで図10のステップS204において、ペアリング条件生成部21は、判定結果をペアリング条件保持部25に保存する。
図14は、図5に示したステップS3の処理の詳細を示す図である。この処理は主にペアリング処理実行部31によって実行される。上述したように、ペアリング処理実行部31は、ペアリング条件保持部25で保持されている困り事情報および周辺情報を、各業務実施者に関連付けて蓄積されたテキスト情報と比較することによって、
評価指標A:困り事情報に関する各業務実施者の業務経験の保有量
評価指標B:周辺情報に関する各業務実施者の業務経験の保有量
をそれぞれ算出し、評価指標Aに基づき、困り事に関する業務経験を有する、と判定された人を抽出し、その上で、評価指標B、評価指標Aがより大きい人に、より高い推薦度を割り当てる。
業務実施者の集合:K
困り事情報(に含まれる語彙の集合):T
周辺情報(に含まれる語彙の集合):B
を用いる。
端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、各業務実施者のテキスト情報は、取得タイミングの違いにより、異なる「レコード」(図8における行)として保持されているものとする。各業務実施者k(∈K)のレコードの集合をLk とする。
ペアリング処理実行部31は、端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、各業務実施者k(∈K)のテキスト情報の各レコードl(∈Lk )に対し、以下の(i)および(ii)を実施する。
(i)ペアリング処理実行部31は、困り事情報Tに含まれる各語ti について、該当する単語の出現頻度mi,k,l を取得する。その上で以下を算出する。
ペアリング処理実行部31は、各業務実施者kのテキスト情報の各レコードlが、困り事に関するレコードかどうかを、レコードにおける困り事情報の網羅度合いgk,l と、その閾値g* を比較し、以下のように判定する。
ペアリング処理実行部31は、各業務実施者kについて以下の(iii)および(iv)を実施する。
(iii)「困り事情報に関する業務経験の保有量」として、以下を算出する。
ペアリング処理実行部31は、各業務実施者kが、困り事に関する業務経験を有するかどうかを、
ペアリング処理実行部31は、上記(2-4-1-4)の第4ステップで困り事に関する業務経験を有すると判定された各業務実施者kについて「推薦度」rk を算出する。
ペアリング処理実行部31は、各業務実施者kについて、「困り事情報に関する業務経験の保有量」と「周辺情報に関する業務経験の保有量」を用いて、以下のように「推薦度」rk を算出することができる。
ペアリング処理実行部31は、困り事情報Tに含まれる各語ti と周辺情報Bに含まれる各語bj について、以下の重みを算出する。これは、各業務実施者kの蓄積されたテキスト情報の各レコードlをひとつの文書とみなした場合の、IDF(Inverse Document Frequency)に相当する。
端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、各業務実施者のテキスト情報は、取得タイミングの違いについては区別せず、図9のように、処理開始時点までに各語が何回出現したか、を表す累積の出現回数が保持されているものとする。
端末取扱内容蓄積部15に蓄積された、各業務実施者k(∈K)の語彙の出現頻度分布について、以下の(v)および(vi)を実施する。
(v)困り事情報Tに含まれる各語tiについて、語彙の出現頻度分布から、該当する単語の出現頻度mi,k を取得する。その上で、「困り事情報に関する業務経験の保有量」として、以下を算出する。
各業務実施者kが、困り事に関する業務経験を有するかどうかを、「困り事情報に関する業務経験の保有量」を用いて、以下のいずれか一方または両方において、困り事に関する業務経験を有すると判定されるかどうかによって判定する。
ペアリング処理実行部31は、上記の第2ステップで困り事に関する業務経験を有すると判定された各業務実施者kについて「推薦度」rk を算出する。
ペアリング処理実行部31は、各業務実施者kについて、「困り事情報に関する業務経験の保有量」と「周辺情報に関する業務経験の保有量」を用いて「推薦度」rk を以下のように算出することができる。
または、困り事情報Tに含まれる各語ti と周辺情報Bに含まれる各語bj について、以下の重みを算出する。これは、各業務実施者kの蓄積されたテキスト情報をひとつの文書とみなした場合のIDF(Inverse Document Frequency)に相当する。
以上のようにペアリング処理実行部31によって抽出/算出された相談先候補者と、その推薦度は、図14のステップS304において、ペアリング結果保持部45に保存される。
図15に示されるように、ペアリング結果保持部45には、個々のペアリング処理を識別する「ペアリング処理ID」に紐づけて「相談先候補者」およびそれぞれの「推薦度」が保持される。図15の例では「相談先候補者」はユーザIDとして保存されるが、名前やニックネーム等によって保持されてもよい。
図16は、図5に示したステップS4の処理の詳細を示す図である。
ステップS401において、ペアリング結果提示部41およびペアリング結果通知部42は、それぞれ、ペアリング結果保持部45に保存されたペアリング結果を読み出す。
以上で詳述したように、一実施形態によれば、業務実施者全員の業務で扱ったテキスト情報(語彙)が業務実施者ごとに蓄積されており、ある担当者が業務中に何か困り事が発生した場合、例えば、画面の相談ボタンを押すと、その業務画面中の語彙を抽出して、困り事情報および周辺情報の語彙が判定され、その経験を有する相談先が検索されて担当者に提示される。より詳細には、困り事情報および周辺情報の判定は、その業務画面中の語彙のうち、相談者自身の蓄積されているテキスト情報に出現回数が少ない(過去に経験が少ない不慣れな)語彙を相談したい困り事と判定し、その他の語彙を周辺情報と判定するものである。また、相談先の検索は、業務実施者のうち、蓄積されているテキスト情報に困り事語彙の網羅度および出現回数が高く(相談者の困り事に対する経験が多く)、周辺情報語彙の網羅度および出現回数も高い(相談者と同じような業務経験がある)相談先を検索して推薦するものである。これによって、業務経験に関するタグ付けを不要とすると共に、相談者および相談先の背景業務経験も考慮した検索を行うため、より適切な相談先の推薦が可能となる。
- 相談者が自身の困り事発生時の業務状況を相談先に理解してもらうのに、多くの説明を必要としない、
- 相談先は、自身の経験をそのまま共有することで、相談者の業務状況に即した解決策となり、相談者の業務状況に即した説明を改めて用意する必要がない、
などが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、検索サーバ1が、端末取扱内容蓄積部15、ペアリング条件保持部25、およびペアリング結果保持部45を備えるものとして説明したが、これに限定されない。端末取扱内容蓄積部15、ペアリング条件保持部25、およびペアリング結果保持部45のうちの少なくとも1つが、検索サーバ1とは別個の外部装置に設けられてもよい。外部装置は、検索サーバ1とは別体のデータベースサーバであってもよいし、クラウドで提供されるデータベースであってもよいし、ユーザ端末UTのうちのいずれかであってもよい。また、これらに分散して設けられてもよい。
11…端末取扱内容取得部
15…端末取扱内容蓄積部
21…ペアリング条件生成部
22…ペアリング条件編集部
25…ペアリング条件保持部
31…ペアリング処理実行部
35…ペアリング条件保持部
41…ペアリング結果提示部
42…ペアリング結果通知部
45…ペアリング結果保持部
100…検索システム
Claims (8)
- 第1のユーザにより発せられた、複数のユーザの中から候補ユーザの検索を求める検索要求に応じて、前記第1のユーザが使用する端末装置で取り扱われている第1のテキスト情報を取得する情報取得部と、
前記第1のテキスト情報に含まれる語を、前記第1のユーザの過去の作業に係る第2のテキスト情報中の出現頻度に応じて、出現頻度が第1の閾値よりも低い第1の語群と、出現頻度が前記第1の閾値以上の第2の語群とに区分する条件生成部と、
前記複数のユーザの中から、各ユーザの過去の作業に係る第3のテキスト情報中の前記第1の語群に属する語の出現頻度に応じて、前記候補ユーザを抽出する検索処理部と、
前記候補ユーザに関する情報を前記第1のユーザに提示するための情報を出力する結果出力部と
を備える情報処理装置。 - 前記検索処理部は、
前記候補ユーザについて、前記第1の語群に属する語のうち前記第3のテキスト情報中に存在する語の割合に係る第1の指標、または前記第1の語群に属する語が前記第3のテキスト情報中に出現する頻度の総和に係る第2の指標に基づいて、前記第1の指標または前記第2の指標の値が高いほど高い推薦度となるように、各候補ユーザの推薦度をさらに算出し、
前記結果出力部は、
前記候補ユーザに関する情報として、前記候補ユーザを識別する情報とともに前記算出された推薦度を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記検索処理部は、前記第2の語群に属する語のうち前記第3のテキスト情報中に存在する語の割合に係る第3の指標、または前記第2の語群に属する語が前記第3のテキスト情報中に出現する頻度の総和に係る第4の指標にさらに基づいて、前記第3の指標または前記第4の指標の値が高いほど高い推薦度となるように、前記推薦度を算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記条件生成部は、前記第1のテキスト情報に含まれる語のうち、前記複数のユーザ各々の過去の作業に係る第3のテキスト情報中の出現頻度が第2の閾値よりも低い語を除外し、前記第1のテキスト情報に含まれる残りの語を前記第1の語群および前記第2の語群に区分する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記情報取得部は、前記第1のテキスト情報として、前記第1のユーザが使用する前記端末装置に関連付けられる表示画面に表示されるテキスト情報を取得する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記結果出力部は、前記第1のユーザに関する情報、前記第1の語群に関する情報、または前記第2の語群に関する情報を、前記候補ユーザの各々に提示するための情報をさらに出力する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 第1のユーザにより発せられた、複数のユーザの中から候補ユーザの検索を求める検索要求に応じて、前記第1のユーザが使用する端末装置で取り扱われている第1のテキスト情報を取得することと、
前記第1のテキスト情報に含まれる語を、前記第1のユーザの過去の作業に係る第2のテキスト情報中の出現頻度に応じて、出現頻度が第1の閾値よりも低い第1の語群と、出現頻度が前記第1の閾値以上の第2の語群とに区分することと、
前記複数のユーザの中から、各ユーザの過去の作業に係る第3のテキスト情報中の前記第1の語群に属する語の出現頻度に応じて、前記候補ユーザを抽出することと、
前記候補ユーザに関する情報を前記第1のユーザに提示するための情報を出力することと
を備える、情報処理装置が実行する情報処理方法。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置の各部による処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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