JP7450836B1 - 回転電機 - Google Patents

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健 篠▲崎▼
拓矢 安達
宏平 近久
仁 荒川
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広紀 小林
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Abstract

回転電機(100)は、フレーム(4)と、フレーム(4)の内部に配置されていて回転する回転子(2)と、フレーム(4)の内部に配置されている固定子(3)と、フレーム(4)の外部に配置されている冷却ファン(7)と、フレーム(4)の外周面に設けられている複数の外側フィン(11)とを有する。フレーム(4)と固定子(3)との間にはフレーム(4)の内側の空気を回転子(2)の回転軸の方向に流通させるための内気循環流路(12)が設けられている。複数の外側フィン(11)が形成する空気の流路は、内気循環流路(12)と交差している。回転子(2)は、固定子(3)に囲われていて、回転軸となるシャフト(5)と、回転子(2)の回転バランスを調整するエンドプレート(81)と、エンドプレート(81)に設けられていてフレーム(4)の内側の空気を循環させる内側フィン(82)とを有する。

Description

本開示は、回転電機に関する。
従来の回転電機では、高速回転及び高負荷駆動の状態で長時間使用すると、温度が上昇し、モータ性能の低下及びモータの故障等が発生し、更には回転電機が組み込まれている機器の運転を停止しなければならないという事態も生じかねない。そのため、従来から、回転電機で発生した熱を冷却ファンによって放散させる方法が採用されている(例えば特許文献1)。
特開2015-220854号公報
従来、固定子を囲むフレームの外側に冷却ファンを設置して冷却ファンによる空気の強制対流で回転電機を冷却する。しかし、従来の構造では回転電機の発熱量が増加した場合、フレームの内部の空気の温度が上昇し、フレームと空気との伝熱面積が小さいので熱を十分に逃がすことができないという課題が生じる。そのため、従来の構造では、回転子の回転速度が増加して回転電機の内部の発熱量が増加した場合、冷却ファンの個数を増加する又は大量の空気を通流させられる冷却ファンを設置することになるため、放熱系を含めた回転電機の全体の大型化を招き得る。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、高い放熱能力を有するとともに小型でかつ軽量な回転電機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る回転電機は、フレームと、フレームの内部に配置されていて回転する回転子と、回転子の回転軸となるシャフトと、回転子に設けられ、回転子の回転バランスを調整するエンドプレートと、エンドプレートに設けられていて、フレームの内側の空気を循環させる内側フィンと、フレームの内部に配置され、回転子を囲う固定子と、フレームの外部に配置されている冷却ファンと、フレームの外周面に設けられている複数の外側フィンとを有する。シャフトが延伸する方向を軸方向とし、回転子の周方向を周方向とする。フレームと固定子との間にはフレームの内側の空気を軸方向に流通させるための内気循環流路が設けられている。複数の外側フィンは、周方向の長さが軸方向の長さより長く、軸方向に互いに間隔を空けて配置されている。複数の外側フィンが形成する空気の流路は、内気循環流路と交差している
本開示に係る回転電機は、高い放熱能力を有するとともに小型でかつ軽量であるという効果を奏する。
実施の形態1に係る回転電機の第1の断面図 実施の形態1に係る回転電機の第2の断面図 実施の形態1に係る回転電機が有するフレームの要部を示す斜視図 実施の形態1において内気循環流路と複数の外側フィンとが直交している状態を示す図 実施の形態1において複数の外側フィンが内気循環流路に対して傾斜している状態を示す図 実施の形態1において軸方向に貫通する回転子内通風路が回転子に設けられた構成を模式的に示す図 実施の形態2に係る回転電機が有するフレームの要部を示す斜視図 実施の形態2に係る回転電機が有するフレームの要部の第1の変形例を示す斜視図 実施の形態2に係る回転電機が有するフレームの要部の第2の変形例を示す斜視図 実施の形態3に係る回転電機の外観を示す斜視図 実施の形態4に係る回転電機の外観を示す斜視図 実施の形態5に係る回転電機の断面図
以下に、実施の形態に係る回転電機を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機100の第1の断面図である。図2は、実施の形態1に係る回転電機100の第2の断面図である。図2は、図1のII-II面における要部を示している。図1及び図2は、回転電機100の断面を模式的に示している。回転電機100は、回転子2と、固定子3と、フレーム4と、冷却ファン7とを有する。回転子2は、フレーム4の内部に配置されていて回転する。固定子3は、フレーム4の内部に配置されている。回転子2は、固定子3に囲われている。冷却ファン7は、フレーム4の外部に配置されている。図3は、実施の形態1に係る回転電機100が有するフレーム4の要部を示す斜視図である。図3は、フレーム4の要部を模式的に示している。
回転子2は、回転軸となるシャフト5と、回転子2の回転バランスを調整するエンドプレート81とを有する。シャフト5は、回転子2を貫通して配置されており、フレーム4の負荷側に配置されている負荷側ベアリング61と反負荷側に配置されている反負荷側ベアリング62とによって回転自在に支持される。以下、シャフト5が延伸する方向を軸方向ともいう。
固定子3は、筒状に構成されており、内部にコイル91を有する。コイル91の一部は、コイルエンド92として固定子3の外部に突出している。固定子3は、回転子2を囲うように配置され、固定子3と回転子2との間にはエアギャップ10が存在している。固定子3の中心軸は、回転子2の回転軸と同じである。
フレーム4は筒状に構成されており、フレーム4の内側に固定子3が配置されている。フレーム4と固定子3との間には、フレーム4の内側の空気を軸方向に流通させるための内気循環流路12が設けられている。上述の通り、軸方向は、シャフト5が延伸する方向である。更に言うと、軸方向は、回転子2の回転軸の方向である。フレーム4の外周面には、フレーム4と一体になるように構成された外側フィン11が立設されている。図1に示されるように、外側フィン11は、軸方向に互いに間隔を空けて複数配置されている。図2に示されるように、例えば、外側フィン11は、円筒状のフレーム4の外周を一周するように設けられる。図3には、内気循環流路12及び外側フィン11も示されている。
冷却ファン7は、外側フィン11に空気を送るためにフレーム4の外側に設置される。更に言うと、冷却ファン7は、フレーム4の外側においてフレーム4の周方向の側面と対向する位置に設置される。冷却ファン7から吹き出される空気は、フレーム4の外周面に設けられた外側フィン11によって構成された流路をフレーム4の周方向に流れる。これにより、冷却ファン7から吹き出された空気は、フレーム4に伝わった熱をフレーム4の外部に放散させる。複数の外側フィン11が形成する空気の流路は、内気循環流路12と交差、望ましくは直交している。図4は、実施の形態1において内気循環流路12と複数の外側フィン11とが直交している状態を示す図である。図5は、実施の形態1において複数の外側フィン11が内気循環流路12に対して傾斜している状態を示す図である。
エンドプレート81は、シャフト5に貫通されて配置されており、回転子2の回転に合わせて回転する。回転子2は、エンドプレート81に設けられている内側フィン82を更に有する。内側フィン82は、フレーム4の内側の空気を循環させる構成要素である。エンドプレート81が回転すると、内側フィン82も回転し、内側フィン82はフレーム4の内部の空気を撹拌する。図1には、攪拌された空気の向きが矢印で示されている。フレーム4の内部の空気は、フレーム4により、冷却ファン7から吹き出され空気と交わることはない。
次に、実施の形態1に係る回転電機100の動作を説明する。回転電機100が運転されると、回転子2が回転して負荷側に設置された装置を所望の回転速度で動作させる。当該装置は、図示されていない。フレーム4の外側に設置された冷却ファン7が動作し、フレーム4の周方向にフレーム4を冷却するための空気が流れる。フレーム4の周方向に空気が流れることにより回転電機100から発生される熱が放散し、回転電機100は冷却される。
この時、回転子2の回転に合わせてエンドプレート81が回転し、エンドプレート81の回転により内側フィン82が回転し、内側フィン82はフレーム4の内部の空気を撹拌する。内側フィン82によって撹拌された空気がエアギャップ10を通流し、当該撹拌された空気に回転子2及び固定子3からの熱が伝わる。当該撹拌された空気は、固定子3とフレーム4との間に設けられた内気循環流路12を通流し、当該撹拌された空気に固定子3及びコイルエンド92からの熱が伝わる。
フレーム4の内部で空気が内気循環流路12を通流することで、回転電機100は、フレーム4の内部で温度が上昇した空気の熱をフレーム4に伝えることができる。フレーム4に伝わった熱は、冷却ファン7と外側フィン11とにより冷却される。すなわち、冷却ファン7と外側フィン11とが、固定子3と内気循環流路12を通流する空気とを冷却する。ひいては、回転電機100は、フレーム4に接していない回転子2を冷却することができる。その結果、回転電機100は、回転子2が高温化することによる電気的な不具合及び劣化を防ぐことができる。
このように、回転子2と合わせて回転するエンドプレート81に設けられた内側フィン82がフレーム4の内部の空気を攪拌し、攪拌された空気がエアギャップ10及び内気循環流路12を循環することで、回転電機100は、回転子2の熱を、フレーム4を介してフレーム4に設けられた外側フィン11に伝え、冷却ファン7によって外気に放散させる。これにより、回転子2を効果的に冷却することができるため、冷却ファン7の大型化及び増設による回転電機100の全体の大型化が抑制される。さらに、複数の外側フィン11が形成する空気の流路を内気循環流路12と交差するように構成することで、冷却ファン7を軸方向に設置せずに回転子2を冷却できるようになるため、軸方向の大型化が抑制される。すなわち、実施の形態1によれば、高い放熱能力を有するとともに小型でかつ軽量な回転電機100を得ることができる。
回転子2を冷却する効果を高めるために、図6に示されるように、回転子2に、軸方向に貫通する回転子内通風路13が設けられてもよい。これにより、回転子2の内側もフレーム4の内側の空気が循環することになるため、回転子2を効果的に冷却することができる。図6は、実施の形態1において軸方向に貫通する回転子内通風路13が回転子2に設けられた構成を模式的に示す図である。
なお、図2では内気循環流路12の本数は16本であるが、内気循環流路12の本数は何本でも構わない。さらに、図6では回転子内通風路13の本数は8本であるが、回転子内通風路13の本数は何本でも構わない。
実施の形態2.
以下の実施の形態において、図1から図6までの参照符号と同一の符号は、同一又は同様の構成要素を示すので、同一又は同様の構成要素の詳細な説明は省略する。
実施の形態2に係る回転電機200は、実施の形態1に係る回転電機100が有するすべての構成要素を有する。図7は、実施の形態2に係る回転電機200が有するフレーム4の要部を示す斜視図である。図7は、フレーム4の要部を模式的に示している。実施の形態2では、図7に示されるように、軸方向に空気が流れるように、外側フィン11には軸方向に円形の通風孔14が形成されている。図7では、通風孔14は拡大されて示されている。軸方向は、回転子2の回転軸の方向である。回転電機200の外側フィン11以外の構成は、実施の形態1の構成と同じである。
外側フィン11に通風孔14が形成されているので、実施の形態1に比べて、冷却ファン7から吹き出される空気がフレーム4の外周全体に流れるようになる。これにより、回転電機200は、フレーム4の熱を効率よく外気に伝えることができる。
このように、フレーム4の外周面に設けられた外側フィン11に通風孔14が形成されているので、回転電機200は、内気循環流路12を通流する温度が高い空気からフレーム4に伝えられた熱を効率よくフレーム4の外気に伝えることができる。そのため、回転電機200は、回転子2の高温化を抑制することが可能となる。
実施の形態2では、外側フィン11に円形の通風孔14が形成されているが、通風孔14の形状は円形に限定されない。第1の変形例として、図8に示されるように、外側フィン11の根元部分に矩形の通風孔14aが形成されてもよい。図8は、実施の形態2に係る回転電機200が有するフレーム4の要部の第1の変形例を示す斜視図である。図8は、フレーム4の要部の第1の変形例を模式的に示している。図8では、通風孔14aは拡大されて示されている。根元部分は、外側フィン11がフレーム4の外周面に接する部分である。
実施の形態2の第2の変形例として、図9に示されるように、軸方向に対して角度を有して空気が流れるように通風孔14bが外側フィン11に形成されてもよい。図9は、実施の形態2に係る回転電機200が有するフレーム4の要部の第2の変形例を示す斜視図である。図9は、フレーム4の要部の第2の変形例を模式的に示している。
実施の形態3.
実施の形態3に係る回転電機300は、実施の形態1に係る回転電機100が有するすべての構成要素を有する。図10は、実施の形態3に係る回転電機300の外観を示す斜視図である。図10は、回転電機300の外観を模式的に示している。図10に示されるように、回転電機300は、フレーム4の外側に設けられた流路カバー15を更に有する。
流路カバー15は、外側フィン11を覆っている。更に言うと、流路カバー15は、外側フィン11の先端部分を覆っている。外側フィン11の先端部分は、外側フィン11のフレーム4と接している部分と反対側の部分である。流路カバー15は、フレーム4の冷却ファン7と対向する部分以外の外側フィン11を覆っており、冷却ファン7から吹き出された空気がフレーム4の外側の周方向全体に流れるように形成されている。回転電機300の流路カバー15以外の構成は、実施の形態1の構成と同じである。
このように、回転電機300は、冷却ファン7から吹き出された空気がフレーム4の周方向全体に流れるようにする流路カバー15を有するので、フレーム4を効率よく冷却することができる。その結果、固定子3の周方向に生じる温度の差を小さくすることができ、冷却能力の不足による冷却ファン7の大型化又は増設を抑制し、回転電機300の大型化を防ぐことが可能となる。
実施の形態3の外側フィン11には、実施の形態2の通風孔14、通風孔14a又は通風孔14bが形成されていてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4に係る回転電機400は、実施の形態1に係る回転電機100が有するすべての構成要素を有する。図11は、実施の形態4に係る回転電機400の外観を示す斜視図である。図11は、回転電機400の外観を模式的に示している。実施の形態4では、外側フィン11は、冷却ファン7から吹き出された空気が下流方向にいくにつれて伝熱面積が大きくなるようにフレーム4の外周面に設けられている。つまり、外側フィン11は、冷却ファン7の近傍では伝熱面積が小さくなるように構成されており、冷却ファン7から吹き出された空気が下流に流れるにつれて、伝熱面積が大きくなるように構成されている。回転電機400の外側フィン11以外の構成は、実施の形態1の構成と同じである。
冷却ファン7から吹き出された空気は、冷却ファン7の吹き出し口の近傍では空気の流れが乱れることにより高い放熱能力を有するが、フレーム4の外周面に設けられた外側フィン11の間を流れるにつれて流れが整流されて、冷却ファン7から吹き出された空気の放熱能力は低下する。このため、冷却ファン7の吹き出し口の近傍では外側フィン11の伝熱面積を小さく、下流方向にいくにつれて伝熱面積を大きくすることで、周方向に均一な冷却効果を発揮することができる。
回転電機400は、冷却ファン7から吹き出された空気が下流方向にいくにつれて伝熱面積が大きくなるようにフレーム4の外周面に設けられた外側フィン11を有する。外側フィン11により回転電機400を効率よく冷却することができ、ひいては、固定子3の温度を均一化することができ、局所的な高温箇所が生じることによる固定子3の電気的な不具合及び劣化を防ぐことが可能となる。
さらに、冷却ファン7の近傍の外側フィン11の伝熱面積を小さくすることで、圧力損失の増大を防ぎ、冷却ファン7から吹き出される空気についての風量の低下をもたらすことなく、固定子3の温度を均一化することが可能となる。
なお、フレーム4の外周面に設けられた外側フィン11の伝熱面積を大きくする手段として、外側フィン11の高さを高くする方法が挙げられる。例えば、冷却ファン7に相対的に近い位置の外側フィン11の高さを、冷却ファン7から相対的に遠い位置の外側フィン11の高さより低くする。フレーム4の外周面に設けられた外側フィン11の伝熱面積を大きくする別の手段として、外側フィン11の軸方向の厚みを大きくする方法が挙げられる。
また、冷却ファン7から吹き出された空気の下流方向において、軸方向に外側フィン11が追加で設置されてもよい。
さらにまた、実施の形態4の外側フィン11には、実施の形態2の通風孔14、通風孔14a又は通風孔14bが形成されていてもよい。
実施の形態5.
図12は、実施の形態5に係る回転電機500の断面図である。図12は、回転電機500の断面を模式的に示している。回転電機500は、実施の形態1に係る回転電機100が有するすべての構成要素を有する。図12に示されるように、回転電機500は、フレーム4の外部に配置されている第2冷却ファン7aを更に有する。すなわち、回転電機500は、2台の冷却ファンを有する。第2冷却ファン7aは、フレーム4を挟んで冷却ファン7と対向している。回転電機500の第2冷却ファン7a以外の構成は、実施の形態1の構成と同じである。
冷却ファン7から吹き出された空気はフレーム4の周方向に流れ、第2冷却ファン7aから吹き出された空気も同様にフレーム4の周方向に流れる。このとき、冷却ファン7と第2冷却ファン7aとが対向する位置に配置されているため、冷却ファン7から吹き出された空気と第2冷却ファン7aから吹き出された空気とは、干渉することなく、フレーム4の周方向を流れることができる。したがって、1台の冷却ファンから吹き出される空気についての風量を半減以下にすることができる。図12には、冷却ファン7から吹き出された空気が流れる向きと、第2冷却ファン7aから吹き出された空気が流れる向きとが矢印で示されている。
このように、フレーム4の外部で対向する位置に冷却ファン7と第2冷却ファン7aとが配置されているので、回転電機500は、1台の冷却ファンが担う放熱量を小さくすることができるため、冷却ファン7及び第2冷却ファン7aを小型化することが可能となる。したがって、冷却ファン7及び第2冷却ファン7aの各々から吹き出される空気の風量を低減することができるため、回転電機500は、冷却ファン7及び第2冷却ファン7aが発生する音を小さくすることが可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
2 回転子、3 固定子、4 フレーム、5 シャフト、7 冷却ファン、7a 第2冷却ファン、10 エアギャップ、11 外側フィン、12 内気循環流路、13 回転子内通風路、14,14a,14b 通風孔、15 流路カバー、61 負荷側ベアリング、62 反負荷側ベアリング、81 エンドプレート、82 内側フィン、91 コイル、92 コイルエンド、100,200,300,400,500 回転電機。

Claims (8)

  1. フレームと、
    前記フレームの内部に配置されていて回転する回転子と、
    前記回転子の回転軸となるシャフトと、
    前記回転子に設けられ、前記回転子の回転バランスを調整するエンドプレートと、
    前記エンドプレートに設けられていて、前記フレームの内側の空気を循環させる内側フィンと、
    前記フレームの内部に配置され、前記回転子を囲う固定子と、
    前記フレームの外部に配置されている冷却ファンと、
    前記フレームの外周面に設けられている複数の外側フィンとを備え、
    前記シャフトが延伸する方向を軸方向とし、前記回転子の周方向を周方向とし、
    前記フレームと前記固定子との間には前記フレームの内側の空気を前記軸方向に流通させるための内気循環流路が設けられており、
    前記複数の外側フィンは、前記周方向の長さが前記軸方向の長さより長く、前記軸方向に互いに間隔を空けて配置され、
    前記複数の外側フィンが形成する空気の流路は、前記内気循環流路と交差する
    とを特徴とする回転電機。
  2. 前記複数の外側フィンは、第1のフィンと、前記第1のフィンと異なる第2のフィンとを有し、
    前記複数の外側フィンが形成する空気の流路は、前記第1のフィンと前記第2のフィンとの間を流れる空気の流路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記複数の外側フィンが形成する空気の流路は、前記周方向に沿って流れる空気の流路である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記回転子の径方向を径方向とし、
    前記冷却ファンは、前記複数の外側フィンより前記径方向の外側に配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  5. 前記外側フィンには、前記軸方向に通風孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  6. 前記外側フィンを覆う流路カバー
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  7. 前記複数の外側フィンのうちの前記冷却ファンに相対的に近い位置の外側フィンの高さは、前記複数の外側フィンのうちの前記冷却ファンから相対的に遠い位置の外側フィンの高さより低い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
  8. 前記フレームの外部に配置されていて前記フレームを挟んで前記冷却ファンと対向する第2冷却ファン
    を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。
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