JP7450217B2 - ブラインドファスナー - Google Patents

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Description

本発明は、ブラインドファスナーに関する。
従来から複数の被締結部材を締結する部材として、ブラインドファスナーが知られている。ブラインドファスナーは、被締結部材の裏側で作業ができない場合でも被締結部材の片側からの作業で締結できる締結部材である。
このブラインドファスナーとして、摩擦接合により複数の被締結部材を締結する方式が知られている。摩擦接合の方式では、ボルトの軸力で複数の被締結部材を締め付け、複数の被締結部材間の摩擦でこれらの部材を固定する。
特許第3816130号公報
摩擦接合の方式では、複数の被締結部材の締結力が十分でない場合があり、締結力の向上が求められていた。摩擦接合による方式で締結力を高めるためには、ボルトの軸径を大きくすることでボルトの軸力を高めることが考えられる。しかし、この場合、ボルトを挿入する被締結部材の孔の径を大きくしなければならず、その結果、被締結部材の断面欠損が大きくなるので被締結部材自体の強度を下げてしまう可能性がある。例えば、多行多列に配置された締結孔にボルトを差し込んで摩擦接合する場合、各締結孔の径が大きくなると、被締結部材の強度が著しく低下する虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、複数の被締結材の締結力を向上させることのできるブラインドファスナーを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るブラインドファスナーは、締結孔を有する複数の被締結部材を締結するためのブラインドファスナーであって、一方向に延び、前記締結孔に挿通される軸部と、前記軸部の一端に前記軸部より径が大きい頭部とを有するボルトと、前記軸部が挿通される円筒形状を有し、一端が前記頭部と当接し、他端が前記締結孔に入り込む第1スリーブと、前記軸部が挿通される筒形状を有し、前記被締結部材に接するように前記第1スリーブの他端側に前記第1スリーブに隣接して配置され、一端部が前記締結孔に入り込むワッシャ部と、前記ワッシャ部に隣接するように配置され、前記ボルトと螺合するナットと、を備え、前記ワッシャ部の前記被締結部材と接する部分及び前記一端部には、前記第1スリーブの前記他端に向かう程縮径するテーパ面がそれぞれ形成され、前記第1スリーブの前記他端には、前記ワッシャ部の前記一端部に向かう程拡径するテーパ面が形成され、前記第1スリーブの他端と前記ワッシャ部の前記一端部とは、双方の前記テーパ面で当接すること、を特徴とする。
本発明によれば、複数の被締結材の締結力を向上させることのできるブラインドファスナーを得ることができる。
本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの斜視図である。 本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの一部を断面とした側面図である。 本発明の実施形態に係るブラインドファスナーを被締結部材にセットしたときの側面図である。 本発明の実施形態に係るブラインドファスナーで複数の被締結部材を締結したときの側面図である。 図5の断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係るブラインドファスナーについて説明する。
[1.実施形態]
[1-1.構成]
図1は、本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係るブラインドファスナーの一部を断面とした側面図である。図4は、本発明の実施形態に係るブラインドファスナーを被締結部材にセットしたときの側面図である。
ブラインドファスナー1は、締結孔103を有する複数の被締結部材101、102を締結するための部品である。このブラインドファスナー1は、図1及び図2に示すように、ボルト10、第1スリーブ20、ワッシャ部30、及びナット40を備える。
ボルト10は、一方向に延びる軸部11と、軸部11の一端に軸部11より径が大きい頭部12とを有する。軸部11の他端側には、ネジ11aが切られており、このネジ11aの向きは右ネジである。ボルト10は、軸部11のネジ11aとして、M18かそれ以下(すなわち、ピッチ2.0mm以下)の細目のネジを有するボルトを用いることができる。このようなボルト10の規格としては、例えば、JIS B 0205、JIS B 0207、ISO724が挙げられる。なお、ピッチとは、ネジ山からネジ山の間の距離である。
以下の説明では、軸部11が延びる方向を軸方向とも称する。また、軸方向をZ軸方向とも称する。具体的には、頭部12側をZ軸負方向とし、頭部12とは反対側の軸部11の先端側をZ軸正方向とする。
図1~図4に示すように、第1スリーブ20は、全体として円筒形状を有し、その中空部に軸部11が挿通される。第1スリーブ20は、一端が頭部12と当接し、他端が締結孔103に入り込む。すなわち、第1スリーブ20の内径は軸部11の径以上かつ締結孔103より小径であり、外径は頭部12の径以下である。
第1スリーブ20は、軸方向の圧縮力が加わったときに第1スリーブ20の一端及び他端の間の部分が軸方向と直交する方向である外側に膨出する(後述の図5、図6参照)。この外側への膨出をしやすくするために、本実施形態の第1スリーブ20では、他端側の方が一端側よりも内径が大きくなるように形成されている(図3参照)。例えば、第1スリーブ20は、頭部12に近い一端側の内径が軸部11の径と同一であり、頭部12とは反対側である他端側の内径が軸部11の径よりも大きい。第1スリーブ20は、塑性変形しやすい材料で構成されることが好ましい。本実施形態では、第1スリーブ20は、ワッシャ部30より塑性変形しやすい材料で構成され、例えば、焼鈍された鋼(軟鋼)を用いることができる。予め焼鈍された鋼を用いることで、第1スリーブ20が変形したときでもクラックが生じるのを抑制することができる。
第1スリーブ20の他端には、テーパ面21が形成されており(図2及び図3参照)、テーパ面21はワッシャ部30と当接する。このテーパ面21は、第1スリーブ20と隣接するワッシャ部30に向かう程拡径するように形成されている。換言すれば、第1スリーブ20の他端は、外径が一定である一方、内径がワッシャ部30に向かう程径が大きい。
図1~図4に示すように、ワッシャ部30は、筒形状を有し、この中空部に締結孔103を貫通した軸部11が挿通され、被締結部材101に接するように第1スリーブ20の他端側に第1スリーブ20に隣接して配置される。ワッシャ部30の一端部は、締結孔103に入り込む。
具体的には、ワッシャ部30は、カウンターワッシャ31と第2スリーブ32とを有する。カウンターワッシャ31は、軸部11が挿通される円筒形状の胴部31aと、胴部31aの端部に設けられ、ナット40と接する接触面31bと、胴部31aの端部とは反対側の他端部からZ軸負方向に窄むように設けられたテーパ部31cと、テーパ部31cが設けられた先に設けられた凹部31dとを有する。テーパ部31cは、第1スリーブ20に向かう程縮径するように構成され、その外表面にテーパ面310が形成されている。
凹部31dには、第2スリーブ32が嵌め込まれる。本実施形態では、凹部31dは、カウンターワッシャ31の内周から中心に向かって延出した延出部311が設けられており、この延出部311とテーパ部31cの内周とにより成す空間に第2スリーブ32が嵌め込まれる。延出部311は、軸部11回りの全周にわたって中心方向に突出してリング状であるが、放射状であっても良い。延出部311は、軸部11と接しない程度に中心に向かって延設されており、ボルト10がZ軸方向と直交するXY平面上で仮に横ずれしたとしても軸部11を支持する。
第2スリーブ32は、円筒形状を有し、一端側が凹部31dに嵌め込まれて、他端側が先端に向かう程縮径して構成されている。具体的には、第2スリーブ32は、凹部31dに嵌め込まれて一端が凹部31dの底面に接し、他端にテーパ面32aが形成されている。テーパ面32aは、第1スリーブ20の他端に向かう程縮径するように形成されており、このテーパ面32aがワッシャ部30のテーパ面となる。
第2スリーブ32は、可撓性を有する材料で構成すれば足りるが、本実施形態では、カウンターワッシャ31より塑性変形しやすい材料で構成され、例えば鋼を用いることができる。
本実施形態では、カウンターワッシャ31と第2スリーブ32との別部材でワッシャ部30を構成しているが、第2スリーブ32を凹部31dに嵌め込んでなるカウンターワッシャ31と第2スリーブ32の組み合わせ全体の形状と同様の形状を有するのであれば、ワッシャ部30は1つの部材からなる一体成型品としても良い。
図1~図4に示すように、ナット40は、ワッシャ部30に隣接するように配置され、ボルト10と螺合する。本実施形態では、ナット40は、インナーナット41と、アウターナット42とを有する。
インナーナット41は、全体として円筒形状であり、インナーナット41の内周及び外周にはネジ41a、41bが切られている。内周のネジ41aは、軸部11に切られたネジ11aと螺合する。すなわち、内周のネジ41aは、軸部11のネジ11aに対する雌ネジである。外周のネジ41bは、アウターナット42の内周に切られたネジ42aと螺合する。すなわち、外周のネジ41bは、アウターナット42のネジ42a(例えば図2参照)に対する雄ネジである。外周のネジ41bは、例えばM27細目のネジとすることができる。インナーナット41の内周に切られたネジ41aと外周に切られたネジ41bは、同じ向きに設けられ、本実施形態では、ネジ41a、41bは右ネジである。
インナーナット41のワッシャ部30とは反対側の端部には、六角形状の穴41cが設けられている(例えば図2参照)。この穴41cは、ブラインドファスナー1で被締結部材101、102を締結する際に、六角レンチなどの先端が六角柱状の工具が差し込まれて使用される。この穴41cは多角形状であっても良い。
アウターナット42は、本実施形態では六角ナットであるが、その外形状は多角形状であっても良い。アウターナット42の内周は、ネジ42aが切られており、ネジ42aはインナーナット41の外周のネジ41bと螺合する。
[1-2.作用]
図4~図6を用いて、ブラインドファスナー1の作用を説明する。図5は、本発明の実施形態に係るブラインドファスナー1で複数の被締結部材を締結したときの側面図である。図6は、図5の断面図である。なお、特に言及しない限り、被締結部材101、102の各締結孔103はZ軸方向に揃った状態になっているものとして締結方法を説明する。
まず、図4に示すように、図1に示す状態でブラインドファスナー1を被締結部材101側から締結孔103に挿入する。これにより、先端が締結孔103に入り込んだ第1スリーブ20とボルト10の頭部12が被締結部材102側に位置し、カウンターワッシャ31及びナット40が被締結部材101側に位置する状態となる。この状態では、第1スリーブ20及び第2スリーブ32のテーパ面21、32aを含む一部が被締結部材102の締結孔103内に位置し、第2スリーブ32の他部及びテーパ部31cが被締結部材101の締結孔103内に位置する。本実施形態では、第2スリーブ32は被締結部材101と被締結部材102の各締結孔103に跨って位置する。
被締結部材101は、その締結孔103が皿モミ穴となるように成形されている。すなわち、被締結部材101の締結孔103は、被締結部材102側(Z軸負方向)の端で被締結部材102の締結孔103の径と同径であり、被締結部材102側とは反対側(Z軸正方向)程拡径したテーパ面103a(図6参照)によって形成されている。このテーパ面103aとテーパ部31cのテーパ面310とが面接触する。
次に、インナーナット41の穴41cに六角レンチ等の市販の工具を差し込んでインナーナット41を固定し、アウターナット42にトルクを加えて回転させることにより、図5に示すように、インナーナット41と一体となったボルト10が相対的にZ軸正方向に引き上げられる。本実施形態では、ワッシャ部30(より具体的には、カウンターワッシャ31の接触面31b)とアウターナット42との摩擦係数が、軸部11とインナーナット41との摩擦係数よりも小さく、またボルト10と第1スリーブ20との摩擦係数が、軸部11とインナーナット41との摩擦係数よりも小さくなるように各部材に例えば樹脂系潤滑剤等でコーティングするなどして表面処理が施されている。そのため、アウターナット42が回転しても、アウターナット42とインナーナット41とが相対的に回転するものの、インナーナット41とボルト10との間では回転しないので、ボルト10にねじり応力は発生しない。
ボルト10が引き上げられると、締結孔103内において、第1スリーブ20のテーパ面21と第2スリーブ32のテーパ面32aが当接し、テーパ面21が外側、すなわち軸方向と直交する方向に拡がって当該締結孔103を構成する孔内面に密着する。またこの孔内面から受ける反力で第1スリーブ20は第2スリーブ32を内向きに押圧するので、第2スリーブ32は軸部11と密着するように変形する。これにより、締結孔103内で軸部11、第2スリーブ32及び第1スリーブ20が隙間なく密着するので、被締結部材102がZ軸と直交するXY平面における横ずれを防止することができる。
また、被締結部材101は、皿モミ穴となる締結孔103にワッシャ部30の一端部であるテーパ部31cが嵌まり、締結孔103のテーパ面103aとテーパ部31cのテーパ面310とが面接触した状態でボルト10の軸力で押圧されるのでXY平面における横ずれを防止することができる。このように、被締結部材101、102のいずれもブラインドファスナー1により支圧接合される。
さらにアウターナット42を回転させて、ボルト10が相対的に引き上げられると、図5及び図6に示すように、第1スリーブ20は、その一端と他端との間の部分が外側に座屈して膨出部22が形成される。ボルト10の更なる引き上げにより、この膨出部22は被締結部材102に着座して被締結部材102と密着し、ボルト10の軸力により、膨出部22とワッシャ部30(より具体的にはカウンターワッシャ31)との間で被締結部材101、102を挟み込み、被締結部材101、102を摩擦接合する。
このように、ブラインドファスナー1によれば、摩擦接合に加えて支圧接合することができるので、締結力を向上させることができる。ブラインドファスナー1は、土木又は建築用途、特に橋梁で使用することができる。
[1-3.効果]
(1)本実施形態のブラインドファスナー1は、締結孔103を有する複数の被締結部材101、102を締結するためのブラインドファスナーであって、一方向に延び、締結孔103に挿通される軸部11と、軸部11の一端に軸部11より径が大きい頭部12とを有するボルト10と、軸部11が挿通される円筒形状を有し、一端が頭部12と当接し、他端が締結孔103に入り込む第1スリーブ20と、軸部11が挿通される筒形状を有し、被締結部材101に接するように第1スリーブ20の他端側に第1スリーブ20に隣接して配置され、一端部が締結孔103に入り込むワッシャ部30と、ワッシャ部30に隣接するように配置され、ボルト10と螺合するナット40と、を備え、ワッシャ部30の被締結部材101と接する部分及び当該一端部には、第1スリーブ20の他端に向かう程縮径するテーパ面310、32aがそれぞれ形成され、第1スリーブ20の他端には、ワッシャ部30の一端部に向かう程拡径するテーパ面21が形成され、第1スリーブ20の他端とワッシャ部30の一端部とは、双方のテーパ面21、32aで当接するようにした。
これにより、複数の被締結部材101、102を摩擦接合することに加えて支圧接合することができるので、ボルト10の軸部11の径を大きくしなくても複数の被締結部材101、102の締結力を向上させることができる。
すなわち、ボルト10とナット40による軸力によって、軸部11の延び方向(軸方向)に力が加わるので複数の被締結部材101、102を摩擦接合することができる。また、被締結部材101と接する部分に形成されたテーパ面310は、第1スリーブ20の他端に向かう程縮径するように形成されており、当該テーパ面310で軸力により軸方向に被締結部材101を押さえることができるので、当該被締結部材101が軸方向と直交する方向に移動(横ずれ)するのを防止することができる。さらに、ワッシャ部30の一端部のテーパ面32aが第1スリーブ20の他端に向かう程縮径し、第1スリーブ20の他端のテーパ面21がワッシャ部30の一端部に向かう程拡径するように形成されているので、軸力により双方のテーパ面21、32a同士が面接触すると、その反力を受けて第1スリーブ20の他端を締結孔103を形成する孔内面に密着させることができるとともに、孔内面から第1スリーブ20の他端が受ける反力でワッシャ部30の一端部を軸部11と密着するように変形させることができる。
そのため、締結孔103が、軸部11、ワッシャ部30の一端部、及び第1スリーブ20の他端によって隙間なく埋められ、ボルト10の軸部11又は被締結部材102の軸方向と直交する方向のずれを防止することができる。このように、軸力による摩擦接合に加えて、被締結部材101、102の軸方向に直交する方向の移動を防止するように支圧接合することができ、複数の被締結部材101、102の締結力を向上させることができる。
なお、ワッシャ部30の一端部と第1スリーブ20の他端が締結孔103に入り込む構成であるので、ボルト10の軸部11の径は締結孔103の径よりも小さい。そのため、各被締結部材101、102の締結孔103を高精度に合わせる必要がなく、高力ボルトと同様の施工性を得ることができる。
(2)ワッシャ部30は、軸部11が挿通される円筒形状の胴部31aと、胴部31aの端部に設けられ、ナット40と接する接触面31bと、胴部31aの端部とは反対側の他端部から一端部に向かう程縮径するテーパ部31cと、テーパ部31cが設けられた先に設けられた凹部31dと、を有するカウンターワッシャ31と、円筒形状を有し、凹部31dに嵌め込まれて一端部のテーパ面を有する第2スリーブ32と、を有するようにした。
これにより、支圧力の向上と被締結部材101、102への適用対象の拡大を図ることができる。すなわち、カウンターワッシャ31と第2スリーブ32とを別部材で構成するので、それぞれを別々の材料で構成することができる。例えば、カウンターワッシャ31よりも第2スリーブ32の方が塑性変形しやすい材料、又は可撓性のある材料で構成することにより、第2スリーブ32がボルト10の軸部11に向けて変形しやすくすることができ、ボルト10の軸部11への軸方向と直交する方向の支圧力を向上させることができる。また、カウンターワッシャ31と第2スリーブ32とを別部材で構成し、第2スリーブ32をカウンターワッシャ31の凹部31dに嵌め込む構成としているので、被締結部材の厚みや数の変更などにより複数の被締結部材全体の軸方向の厚みに変更があっても、軸方向の長さが異なる第2スリーブ32に取り換えることで対応することができ、被締結部材への適用対象を拡大することができる。
(3)第1スリーブ20及び第2スリーブ32は、カウンターワッシャ31よりも塑性変形しやすい材料で構成され、第1スリーブ20は、第2スリーブ32よりも塑性変形しやすい材料で構成され、ボルト10の軸力によって、一端と他端との間の部分が外側に座屈して複数の被締結部材101、102をカウンターワッシャ31との間で挟み込む膨出部22を形成するようにした。
これにより、第1スリーブ20が第2スリーブ32よりも塑性変形しやすい材料で構成されているので、軸力によってその一端と他端との間の部分が外側に座屈して複数の被締結部材101、102をワッシャ部30との間で挟み込む膨出部22が形成され、複数の被締結部材101、102を摩擦接合しやすくすることができる。また、軸力によってボルト10がナット40の方に相対的に引かれると、第1スリーブ20と第2スリーブ32のテーパ面21、32a同士が接触するとともに、第2スリーブ32がカウンターワッシャ31の凹部31dで接触する。ここで、カウンターワッシャ31の方が第2スリーブ32よりも硬く、かつ、第1スリーブ20の方が第2スリーブ32よりも塑性変形しやすい材料で構成されているので、軸力の反力が第2スリーブ32を介して第1スリーブ20の他端に与えられるので、第1スリーブ20の他端を外側に開き易くすることができる。そのため、第1スリーブ20と軸部11との摩擦を無くすか低減させることができるので、ボルト10をさらにナット40の方に引き易くし、結果として支圧接合をし易くすることができる。
(4)ナットは、内周で軸部11に切られたネジと螺合するインナーナット41と、インナーナット41の外周に設けられ、インナーナット41の外周に切られたネジと螺合するアウターナット42と、を有し、インナーナット41は、軸部11と螺合する内周に切られたネジ41aと、アウターナット42と螺合する外周に切られたネジ41bとが同じ向きに形成するようにした。
これにより、アウターナット42とボルト10とが物理的に非接触状態となるので、アウターナット42の回転によってボルト10がねじられる事態を防止することができる。特に、インナーナット41は、ボルト10と螺合する内周のネジ41aと、アウターナット42と螺合する外周のネジ41bとが同じ向きであるので、アウターナット42の回転に伴ってインナーナット41が右ネジの方向(インナーナット41が相対的にアウターナット42に対してZ軸正方向に進む方向)に回転したとしても、ボルト10は緩む方向に回転するのと同じ状況になるので、ボルト10にねじり応力が加わるのを防止することができる。そのため、トルクの一部がねじり応力に消費されるのを防止し、与えられたトルクのアウターナット42とワッシャ部30との摩擦トルクを除く全てを軸方向の引張応力(すなわち軸力)に用いることができる。したがって、同じボルト10でも軸力を増加させて締結力を向上させることができる。
(5)ワッシャ部30とアウターナット42との摩擦係数が、軸部11とインナーナット41との摩擦係数よりも小さく、ボルト10と第1スリーブ20との摩擦係数が、軸部11とインナーナット41との摩擦係数よりも小さくなるようにした。
これにより、ボルト10とインナーナット41が相対的に固定され、両者が一体となるので、アウターナット42の回転により、インナーナット41及びボルト10が引き上げられ、第1スリーブ20に膨出部22を形成して複数の被締結部材101、102を膨出部22とワッシャ部30(カウンターワッシャ31)との間で摩擦接合により締結することができる。そのため、例えば六角レンチなどの少なくとも先端が六角柱状の市販の工具を穴41cに差し込んでアウターナット42を回転させればよいので、専用の工具が不要であり、市販の工具で締結作業を行うことができる。
(6)軸部11は、細目のネジが形成されるようにした。
これにより、並目のネジが形成されているボルト10よりも有効断面積が増大し、軸力を増大させることができるので、被締結部材101、102の締結力を向上させることができる。特に、M18かそれ以下(すなわち、ピッチ2.0mm以下)の細目のネジが形成されているボルトを用いることで、遅れ破壊の虞のないF10T相当の応力で、摩擦接合のM22F10T相当の滑り係数を得ることができる。
[2.他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
1 ブラインドファスナー
10 ボルト
11 軸部
11a ネジ
12 頭部
20 第1スリーブ
21 テーパ面
22 膨出部
30 ワッシャ部
31 カウンターワッシャ
31a 胴部
31b 接触面
31c テーパ部
310 テーパ面
31d 凹部
32 第2スリーブ
32a テーパ面
40 ナット
41 インナーナット
41a 内周のネジ
41b 外周のネジ
41c 穴
42 アウターナット
41a ネジ
101 被締結部材
102 被締結部材
103 締結孔
103a テーパ面

Claims (6)

  1. 締結孔を有する複数の被締結部材を締結するためのブラインドファスナーであって、
    一方向に延び、前記締結孔に挿通される軸部と、前記軸部の一端に前記軸部より径が大きい頭部とを有するボルトと、
    前記軸部が挿通される円筒形状を有し、一端が前記頭部と当接し、他端が前記締結孔に入り込む第1スリーブと、
    前記軸部が挿通される筒形状を有し、前記被締結部材に接するように前記第1スリーブの他端側に前記第1スリーブに隣接して配置され、一端部が前記締結孔に入り込むワッシャ部と、
    前記ワッシャ部に隣接するように配置され、前記ボルトと螺合するナットと、
    を備え、
    前記ワッシャ部の前記被締結部材と接する部分及び前記一端部には、前記第1スリーブの前記他端に向かう程縮径するテーパ面がそれぞれ形成され、
    前記第1スリーブの前記他端には、前記ワッシャ部の前記一端部に向かう程拡径するテーパ面が形成され、
    前記第1スリーブの他端と前記ワッシャ部の前記一端部とは、双方の前記テーパ面で当接すること、
    を特徴とするブラインドファスナー。
  2. 前記ワッシャ部は、
    前記軸部が挿通される円筒形状の胴部と、
    前記胴部の端部に設けられ、前記ナットと接する接触面と、
    前記胴部の前記端部とは反対側の他端部から前記一端部に向かう程縮径するテーパ部と、
    前記テーパ部が設けられた先に設けられた凹部と、
    を有するカウンターワッシャと、
    円筒形状を有し、前記凹部に嵌め込まれて前記一端部の前記テーパ面を有する第2スリーブと、
    を有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のブラインドファスナー。
  3. 前記第1スリーブ及び前記第2スリーブは、前記カウンターワッシャよりも塑性変形しやすい材料で構成され、
    前記第1スリーブは、前記第2スリーブよりも塑性変形しやすい材料で構成され、前記ボルトの軸力によって、前記一端と前記他端との間の部分が外側に座屈して前記複数の被締結部材を前記カウンターワッシャとの間で挟み込む膨出部を形成すること、
    を特徴とする請求項2に記載のブラインドファスナー。
  4. 前記ナットは、
    内周で前記軸部に切られたネジと螺合するインナーナットと、
    前記インナーナットの外周に設けられ、前記インナーナットの外周に切られたネジと螺合するアウターナットと、
    を有し、
    前記インナーナットは、前記軸部と螺合する内周に切られたネジと、前記アウターナットと螺合する外周に切られたネジとが同じ向きに形成されていること、
    を特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のブラインドファスナー。
  5. 前記ワッシャ部と前記アウターナットとの摩擦係数が、前記軸部と前記インナーナットとの摩擦係数よりも小さく、
    前記ボルトと前記第1スリーブとの摩擦係数が、前記軸部と前記インナーナットとの摩擦係数よりも小さいこと、
    を特徴とする請求項4に記載のブラインドファスナー。
  6. 前記軸部は、細目のネジが形成されていること、
    を特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載のブラインドファスナー。
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