JP7446088B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空調装置に関する。
車両の客室を空調するものとして、車両に搭載される筐体と、筐体の内部において冷凍サイクルを構成する空調機器とを備える車両用空調装置が知られている。空調機器には、給電のための配線が接続される電機機器が含まれる。
特許文献1に開示されているように、上記電機機器に接続される配線を、筐体の内部に設けた支持部材に結束バンドで固定した構成が知られている。
特許文献2に開示されているように、上記電機機器に接続される配線を、筐体の内部に設けた管状のダクトに挿通させた構成も知られている。
特開2012-232691号公報 実公昭59-21933号公報
特許文献1に係る構成では、配線が筐体の内部に露出する。車両に搭載される筐体は、建物に設置されるものとは異なって著しく狭小化されているため、配線が筐体の内部に露出していると、筐体の内部の空調機器を保守する際に、配線の存在が邪魔になる場合がある。ここで“保守”とは、点検、整備、修理等といった正常な状態を保つための作業のみならず、清掃も含む概念とする。
特許文献2に係る構成では、配線が筐体の内部に露出しないので、筐体の内部を保守する際に配線が邪魔になる問題は回避される。しかし、配線を管状のダクトに挿通させる必要があるので、特許文献1の構成に比べると、配線の配置に手間を要する。
また、配線が管状のダクトによって包囲されており、外部から配線にアクセスしにくいので、配線そのものの保守が困難化する。
本発明の目的は、筐体の内部を保守する際に配線が邪魔になりにくく、しかも配線の配置及び配線の保守の容易化を図ることができる車両用空調装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用空調装置は、
配線が電気的に接続される電機機器を有し、車両に画定されている車室を、前記電機機器を用いて空調する空調機器と、
前記空調機器を配置する機器配置空間を内部に画定しており、前記機器配置空間に前記空調機器が配置された状態で前記車両の屋根に搭載される筐体と、
前記配線を這わせる経路を構成している配線経路構成部材であって、前記筐体の前記内部において前記機器配置空間から仕切られた配線配置空間を画定しており、前記配線が前記配線配置空間に配置される配線経路構成部材と、
を備え、
前記筐体は、前記屋根に面する底板を有し、
前記配線経路構成部材は、前記底板の、前記機器配置空間に面する内面に取り付けられており、
前記底板の、前記配線経路構成部材が取り付けられている位置に、各々前記配線配置空間を前記筐体の外部に開放している複数の開口部であって、前記配線経路構成部材の延在方向に並んでいる複数の前記開口部が形成されており、
前記底板の前記配線配置空間に面する部分の、前記延在方向の寸法の合計値よりも、すべての前記開口部の、前記延在方向の寸法の合計値の方が大きい
車両用空調装置であって、
前記電機機器に、前記底板に載置されるファンが含まれており、
前記車両用空調装置は、前記配線経路構成部材を一対備え、
各々の前記配線経路構成部材は、前記延在方向としての、前記車両の長さ方向である車長方向に延在しており、
前記底板には、前記配線経路構成部材ごとに、前記車長方向に並んでいる複数の前記開口部が形成されており、
一方の前記配線経路構成部材は、前記ファンの、前記車長方向に直角な車幅方向の一方の側方に配置されており、他方の前記配線経路構成部材は、前記ファンの、前記車幅方向の他方の側方に配置されている
上記構成によれば、配線を配置する配線配置空間が、空調機器を配置する機器配置空間から仕切られているので、筐体の内部を保守する際に配線が邪魔になりにくい。
しかも、配線配置空間が、開口部を通じて筐体の外部に解放されており、かつ開口部が、配線を這わせる経路の長さ方向に延在しているので、外部からの配線配置空間へのアクセスが容易である。このため、配線配置空間への配線の配置、及び配線配置空間に配置された配線の保守の容易化を図ることができる。
実施形態1に係る車両用空調装置の設置の態様を示す側面図 実施形態1に係る車両用空調装置の筐体の内部を示す平面図 実施形態1に係る車両用空調装置の車幅方向に平行な断面図 実施形態1に係る車両用空調装置の車長方向に平行な断面図 実施形態1に係る車両用空調装置の製造方法を例示するフローチャート 実施形態2に係る車両用空調装置の車幅方向に平行な断面図 実施形態3に係る車両用空調装置の車幅方向に平行な断面図 実施形態4に係る車両用空調装置の車幅方向に平行な断面図
以下、図面を参照し、実施形態に係る車両用空調装置について述べる。図中、同一又は対応する部分に同一の符号を付す。
[実施形態1]
図1に示すように、本実施形態に係る車両用空調装置400は、車両としての鉄道車両10の屋根11に搭載される。車両用空調装置400は、鉄道車両10の内部に画定されている車室としての客室12を空調する。
車両用空調装置400は、鉄道車両10の上部に形成された凹部に嵌っている。つまり、車両用空調装置400は、鉄道車両10の屋根11の、凹部の底面を構成する部分に載っている。車両用空調装置400の、鉄道車両10の上空に面する天板220の高さは、鉄道車両10の屋根11の、凹部以外の部分の高さと揃っている。
理解を容易にするために、鉄道車両10の長さ方向(以下、車長方向という。)に平行なX軸、鉄道車両10の幅方向(以下、車幅方向という。)に平行なY軸、及び鉛直な高さ方向に平行なZ軸を有するXYZ直交座標系を定義する。以下で参照する図面にも、XYZ直交座標系を付記している。
図2に示すように、車両用空調装置400は、空調を実現する空調機器100を備える。空調機器100は、各々冷媒を用いて冷凍サイクルを構成する2系統の冷凍サイクル装置110及び120を有する。
一方の冷凍サイクル装置110は、冷媒を圧縮する第1圧縮機111と、第1圧縮機111で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する第1室外熱交換器112と、第1室外熱交換器112で凝縮された冷媒を膨張させる第1膨張器113と、第1膨張器113で膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する第1室内熱交換器114とを含む。第1圧縮機111は、第1室内熱交換器114で蒸発された冷媒を圧縮する。
他方の冷凍サイクル装置120は、冷媒を圧縮する第2圧縮機121と、第2圧縮機121で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する第2室外熱交換器122と、第2室外熱交換器122で凝縮された冷媒を膨張させる第2膨張器123と、第2膨張器123で膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器として機能する第2室内熱交換器124とを含む。第2圧縮機121は、第2室内熱交換器124で蒸発された冷媒を圧縮する。
また、空調機器100は、第1室内熱交換器114と、図1に示す客室12の空気との熱交換を促進する第1室内ファン131、及び第2室内熱交換器124と、図1に示す客室12の空気との熱交換を促進する第2室内ファン132を有する。
また、空調機器100は、第1室外熱交換器112及び第2室外熱交換器122と、図1に示す鉄道車両10の外部の空気との熱交換を促進する室外ファン140を有する。
また、空調機器100は、第1圧縮機111、第2室内ファン132、及び室外ファン140の各々に対して、作動に必要な電力を送る第1分電装置151と、第2圧縮機121及び第1室内ファン131の各々に対して、作動に必要な電力を送る第2分電装置152とを有する。
第1分電装置151は、図示せぬ架線から供給された電力を、第1圧縮機111、第2室内ファン132、及び室外ファン140の各々を作動させるのに適した形態に変換する電力変換を行う。また、第1分電装置151は、第1圧縮機111、第2室内ファン132、及び室外ファン140の制御も行う。
第2分電装置152は、図示せぬ架線から供給された電力を、第2圧縮機121及び第1室内ファン131の各々を作動させるのに適した形態に変換する電力変換を行う。また、第2分電装置152は、第2圧縮機121及び第1室内ファン131の制御も行う。
以上説明した空調機器100の構成要素において、第1圧縮機111、第2圧縮機121、第1室内ファン131、第2室内ファン132、室外ファン140、第1分電装置151、及び第2分電装置152は、送電のための配線が電気的に接続される電機機器の一例である。空調機器100は、電機機器を用いて、図1に示した客室12を空調する。
また、車両用空調装置400は、以上説明した空調機器100を収容する筐体200を備える。筐体200は、空調機器100を配置する機器配置空間SAを内部に画定している。筐体200は、機器配置空間SAに空調機器100が配置された状態で、図1に示した鉄道車両10の屋根11に搭載される。
筐体200は、図1に示す屋根11に面する底板210と、底板210と高さ方向に対面する天板220と、天板220と底板210との間を閉塞する側板230とを有する。これら底板210、天板220、及び側板230によって、機器配置空間SAが画定されている。図2では、筐体200の内部を示すため、天板220については一部のみ示す。
また、筐体200は、機器配置空間SAを4つの部分空間に仕切る第1仕切り板241、第2仕切り板242、及び第3仕切り板243を有する。筐体200は、高さ方向に平行な平面視で車長方向を長手方向とする長方形に形成されており、第1仕切り板241から第3仕切り板243は、車長方向に並んでいる。
第1仕切り板241と側板230とによって、部分空間としての第1室内機用空間SA1が画定されている。第1室内機用空間SA1に、第1膨張器113、第1室内熱交換器114、第1室内ファン131、及び第2分電装置152が配置されている。
第2仕切り板242と第1仕切り板241とによって、もう1つの部分空間としての圧縮機用空間SA2が画定されている。圧縮機用空間SA2には、第1圧縮機111及び第2圧縮機121が配置されている。
第3仕切り板243と第2仕切り板242とによって、もう1つの部分空間としての室外機用空間SA3が画定されている。室外機用空間SA3には、第1室外熱交換器112、第2室外熱交換器122、及び室外ファン140が配置されている。
第3仕切り板243と側板230とによって、もう1つの部分空間としての第2室内機用空間SA4が画定されている。第2室内機用空間SA4には、第2膨張器123、第2室内熱交換器124、第2室内ファン132、及び第1分電装置151が配置されている。
本実施形態に係る車両用空調装置400は、上述した電機機器に接続される配線の配置及び配線の保守の容易化を図るために、配線経路構成部材300A及び300Bを備えた点を最大の特徴としている。
一方の配線経路構成部材300Aは、上述した電機機器としての、第1圧縮機111、第2室内ファン132、室外ファン140、第1分電装置151に接続する配線を這わす経路を構成している。
他方の配線経路構成部材300Bは、上述した電機機器としての、第2圧縮機121、第1室内ファン131、及び第2分電装置152に接続する配線を這わす経路を構成している。
2つの配線経路構成部材300A及び300Bは、各々車長方向に直線状に連続して延在している。また、配線経路構成部材300A及び300Bの各々の車長方向の両端は、筐体200の側板230の、機器配置空間SAに面する内面につながれている。
このため、配線経路構成部材300A及び300Bの各々は、配線を這わす経路を構成する役割のみならず、筐体200の、車長方向に平行な断面内における曲げ剛性を高める役割も兼ねている。
なお、配線経路構成部材300A及び300Bは、互いに車幅方向に離間している。具体的には、配線経路構成部材300A及び300Bは、室外ファン140の車幅方向の両側方を車長方向に通っている。
図3に示すように、配線経路構成部材300A及び300Bの各々は、筐体200の内部に配置されており、配線WRを配置する配線配置空間SWを、筐体200の内部において画定している。
このように、配線経路構成部材300A及び300Bが筐体200の内部に配置されているので、図1に示す鉄道車両10に筐体200を搭載する際に、配線経路構成部材300A及び300Bが屋根11に接触する懸念がない。
具体的には、配線経路構成部材300A及び300Bの各々は、それらの延在する方向である車長方向に平行な視線でみて、上下を逆転させたU字型の断面形状を有する。そして、配線経路構成部材300A及び300Bの各々は、筐体200の内側から、筐体200の底板210の、機器配置空間SAに面する内面に取り付けられている。
これにより、配線経路構成部材300A及び300Bの各々が画定する配線配置空間SWは、筐体200の内部において、機器配置空間SAから仕切られている。具体的には、機器配置空間SAは、配線経路構成部材300A及び300Bによって、配線配置空間SWから気密かつ水密に仕切られている。
そして、各々の配線配置空間SWに、複数の配線WRが配置されている。車長方向に延在する配線配置空間SWを、複数の配線WRが車長方向に走っている。
一方の配線経路構成部材300Aが画定する配線配置空間SWには、少なくとも、図示せぬ架線から供給される電力を第1分電装置151に伝える配線WR、第1分電装置151から第1圧縮機111に電力を分配する配線WR、第1分電装置151から第2室内ファン132に電力を分配する配線WR、及び第1分電装置151から室外ファン140に電力を分配する配線WRが配置される。
他方の配線経路構成部材300Bが画定する配線配置空間SWには、少なくとも、図示せぬ架線から供給される電力を第2分電装置152に伝える配線WR、第1分電装置151から第2圧縮機121に電力を分配する配線WR、第1分電装置151から第1室内ファン131に電力を分配する配線WRが配置される。以上説明した配線WRは、電力を伝える役割のみならず、制御信号を伝える役割も果たす。
一方、筐体200の底板210には、配線経路構成部材300A及び300Bが取り付けられる位置に、外部に通じる開口部250が形成されている。つまり、配線経路構成部材300A及び300Bの各々は、開口部250に当てがわれた状態で、底板210の内面に固定されている。
このため、開口部250が、配線配置空間SWを筐体200の外部に解放させている。開口部250は、配線経路構成部材300A及び300Bの各々によって構成される、配線WRを這わす経路の長さ方向である車長方向に延在している。
開口部250は、外部から配線配置空間SWへのアクセスを可能とすることにより、配線配置空間SWへの配線WRの配置の容易化、及び配線配置空間SWに配置された配線WRの保守の容易化を図るためのものである。
配線経路構成部材300Aと300Bとの車長方向に平行な断面内の構造は同様である。そこで、以下、図4を参照し、配線経路構成部材300Aの車長方向に平行な断面内の構造を代表して説明する。
図4に示すように、開口部250は、車長方向に断続的に延在している。車長方向に隣り合う開口部250どうしの間においては、筐体200の底板210が、車長方向に直交する方向である車幅方向に連続している。なお、図2では、車長方向に隣り合う開口部250どうしの間に存在する底板210の、車長方向の両端の位置を破線で示した。
このように、開口部250が車長方向に断続的に延在しているため、配線経路構成部材300Aが筐体200における車長方向の一端から他端にわたって延在しているにも関わらず、底板210が車幅方向に分断されていない。このため、筐体200の、車幅方向に平行な断面内における曲げ剛性を充分に高く確保できる。
また、車長方向に隣り合う開口部250どうしの間に存在する底板210は、配線WRを支持する役割も兼ね得る。このため、必ずしも配線WRを配線経路構成部材300Aに固定しなくても、配線WRが開口部250よりも下方に垂れ下がることが防止される。
また、配線経路構成部材300Aは、車長方向に仕切り板241、242、及び243を貫通している。このため、配線経路構成部材300Aは、第1室内機用空間SA1、圧縮機用空間SA2、室外機用空間SA3、及び第2室内機用空間SA4のそれぞれに面している。
なお、配線経路構成部材300Aが仕切り板241、242、及び243の各々を貫通している箇所は、気密かつ水密に封止されている。
仮に、配線経路構成部材300Aを用いない場合は、仕切り板241、242、及び243における配線WRの貫通箇所を気密に封止する封止作業を、配線WRごとに行う必要がある。これに対し、本実施形態では、配線経路構成部材300Aが仕切り板241、242、及び243を貫通しているので、個々の配線WRについての封止作業が不要である。
上述した電機機器としての、第1圧縮機111、第2室内ファン132、室外ファン140、及び第1分電装置151の各々からは、その電機機器に供給される電流が流れる電気回路の端部を構成する端部配線WEが延び出ている。
端部配線WEは、配線経路構成部材300Aを貫通して、配線配置空間SWに進入している。配線配置空間SWを車長方向に這っている配線WRは、端部配線WEの、配線配置空間SWに進入した終端部と接続されている。
以上、筐体200の、一方の配線経路構成部材300Aの位置における断面内の構造を代表して説明した。筐体200の、他方の配線経路構成部材300Bの位置における断面内も同様の構造を有する。
以下、図5を参照し、車両用空調装置400の製造方法について説明する。
図5に示すように、まず、筐体200の底板210の内面に、配線経路構成部材300A及び300Bを取り付ける(ステップS1)。これにより、図3に示したように、筐体200の内部に配線配置空間SWが画定される。なお、このステップS1は、筐体200の内部に配線配置空間SWを画定する配線経路構成工程の一例である。
次に、鉄道車両10への筐体200の搭載、及び機器配置空間SAへの空調機器100の設置を行う(ステップS2)。なお、このステップS2は、機器配置空間SAに空調機器100を配置する空調機器配置工程の一例である。
以上のように、配線経路構成工程の後に空調機器配置工程を行うので、筐体200の内部に配線経路構成部材300A及び300Bを取り付けるに際し、空調機器100の存在が邪魔にならない。
次に、上述した電機機器から延び出ている端部配線WEの終端部を、配線配置空間SWに挿入する(ステップS3)。このステップS3は、端部配線WEを配置する端部配線配置工程の一例である。
具体的には、上述した電機機器としての、第1圧縮機111、第2室内ファン132、室外ファン140、及び第1分電装置151の各々から延び出ている端部配線WEの終端部を、配線経路構成部材300Aが画定している配線配置空間SWに挿入する。これら端部配線WEが配線経路構成部材300Aを貫通している箇所は、気密に封止される。
また、上述した電機機器としての第2圧縮機121、第1室内ファン131、及び第2分電装置152の各々から延び出ている端部配線WEの終端部を、配線経路構成部材300Bが画定している配線配置空間SWに挿入する。これら端部配線WEが配線経路構成部材300Bを貫通している箇所は、気密に封止される。
次に、配線配置空間SWに配線WRを配置することにより、配線WRを配線経路構成部材300A、300Bに這わせる(ステップS4)。また、配線配置空間SWに配置した配線WRを、対応する端部配線WEの終端部と接続する。なお、このステップS4は、配線配置空間SWに配線WRを配置する配線配置工程の一例である。
既述のように、配線配置空間SWが、開口部250を通じて筐体200の外部に解放されており、かつ開口部250が車長方向に延在している。このため、ステップS4では、筐体200の外部から、開口部250を介して、配線配置空間SWに配線WRを配置することができる。
具体的には、図4に示すように車長方向に断続的に延在する複数の開口部250のうち、所望の開口部250を介して、配線配置空間SWに配線WRを配置することができる。このため、管状のダクトに配線WRを挿通させる従来技術に比べると、配線WRの配置の容易化を図ることができる。
また、車両用空調装置400の製造後は、筐体200の外部から開口部250を介して配線WRに容易にアクセスできる。このため、配線WRの保守の容易化を図ることもできる。なお、図1において、屋根11を開いて客室12から車両用空調装置400にアクセスできる場合は、客室12から開口部250を介して配線WRを保守できる。
また、既述のように、配線WRが配置される配線配置空間SWが、空調機器100が配置される機器配置空間SAから仕切られている。つまり、筐体200の内部において、配線WRが配線経路構成部材300A及び300Bによって覆い隠されている。
このため、筐体200の内部を保守する際に、配線WRが邪魔になりにくい。具体的には、空調機器100の整備に用いる工具が配線WRを傷つける懸念がないし、空調機器100の清掃のための洗浄液が配線WRにかかる懸念もない。
[実施形態2]
上記実施形態1に係る構成において、配線経路構成部材300A及び300Bは、筐体200の曲げ剛性を高める役割のみならず、空調機器100を支持する役割をさらに兼ねてもよい。
また、空調機器100の構成要素であるファンが機器配置空間SAに気流を形成する場合は、配線経路構成部材300A及び300Bが、その気流を整える役割をさらに兼ねてもよい。以下、その具体例を述べる。
図6に示すように、本実施形態では、室外ファン140が載置される位置に、配線経路構成部材300Cを配置している。車長方向に平行な断面内の曲げ剛性が底板210よりも大きい配線経路構成部材300Cによって、室外ファン140が支持されている。これにより、筐体200全体としての曲げ構成を一層高めることができる。
なお、室外ファン140は、熱交換器としての第1室外熱交換器112及び第2室外熱交換器122の、空気との熱交換に必要な気流を機器配置空間SAに形成するファンの一例である。
配線経路構成部材300Cは、機器配置空間SAに面する位置に、室外ファン140が形成する気流を整える傾斜面310を有する。傾斜面310は、室外ファン140から遠ざかるに従って底板210の内面に近づく向きに傾斜している。
このため、第1室外熱交換器112及び第2室外熱交換器122と、室外ファン140との一方から他方に向かう気流が、傾斜面310において整えられる。これにより、室外機用空間SA3に乱流が発生すること、及び乱流に起因する騒音が発生することを抑制できる。
また、本実施形態では、第1室外熱交換器112の下端部に配線経路構成部材300Dを配置し、かつ第2室外熱交換器122の下端部に配線経路構成部材300Eを配置している。配線経路構成部材300Dは、第1室外熱交換器112を支持しており、配線経路構成部材300Eは、第2室外熱交換器122を支持している。
配線経路構成部材300D及び300Eの各々は、機器配置空間SAにおける車幅方向の隅部分において、配線配置空間SWを、筐体200の側板230と共に画定している。これにより、配線経路構成部材300D及び300Eを小型化でき、かつ筐体200の内部の隅部分のスペースを有効に活用できる。
なお、配線経路構成部材300D及び300Eも、配線経路構成部材300Cと同様、車長方向に直線状に延在していることにより、筐体200の曲げ剛性を高めている。他の構成及び効果は、実施形態1と同様である。
[実施形態3]
上記実施形態2では、配線経路構成部材300D及び300Eの各々が側板230と共に配線配置空間SWを画定している構成を例示した。配線経路構成部材300D及び300Eの各々は、筐体200における側板230以外の部材と共に配線配置空間SWを画定してもよい。
また、上記実施形態1及び2では、配線配置空間SWを外部に開放させる開口部250が、筐体200の底板210に形成された構成を例示した。開口部250は、筐体200の側板230に形成してもよい。以下、その具体例を述べる。
図7に示すように、本実施形態では、配線経路構成部材300D及び300Eが、配線配置空間SWを底板210と共に画定している。そして、それら配線配置空間SWは、筐体200の側板230に形成された開口部250を通じて外部に開放されている。
なお、側板230の開口部250は、車長方向に断続的に延在している。つまり、車長方向に隣り合う開口部250どうしの間においては、側板230が、車長方向に直交する方向である高さ方向に連続している。
このため、300D及び300Eが筐体200における車長方向の一端から他端にわたって延在しているにも関わらず、側板230が高さ方向に分断されていない。このため、筐体200の、車幅方向に平行な断面内における曲げ剛性を充分に高く確保できる。他の構成及び効果は、実施形態1及び2と同様である。
[実施形態4]
図1には、車両用空調装置400を屋根11に設置した構成を例示したが、車両用空調装置400は、鉄道車両10の床下に配置してもよい。以下、その具体例を述べる。
図8に示すように、本実施形態では、鉄道車両10の底部を構成する床材13に、筐体200が取り付けられている。なお、床材13は、図1に示す客室12よりも下方に位置する。そして、その床下に配置された筐体200の底板210に、配線経路構成部材300F及び300Gが取り付けられている。
このように、筐体200を床下に配置する場合、底板210が地面に面するため、鉄道車両10によって地面から飛ばされた石が、底板210に当たる場合がある。
そこで、配線経路構成部材300F及び300Gの各々は、飛び石から配線WRを保護するために、開口部250を閉塞するカバー部材320を有する。カバー部材320は、地面に面する位置に配置されているため、飛び石が配線WRに当たることが、カバー部材320によって阻止される。
なお、カバー部材320は、筐体200の底板210に対して着脱可能である。具体的には、カバー部材320は、螺子部材、蝶番等によって、底板210の地面に面する底面に取り付けられる。
このため、カバー部材320を取り外せば、鉄道車両10の外部から開口部250を介して配線WRの保守を容易に行える。
なお、本実施形態において、配線経路構成部材300Fは、第1圧縮機111を支持する役割を兼ねており、配線経路構成部材300Gは、第2圧縮機121を支持する役割を兼ねている。他の構成及び効果は、実施形態1-3と同様である。
以上、実施形態1-4について説明した。以下に述べる変形も可能である。
図3及び図6には、開口部250が底板210に形成された構成を例示し、図7には、開口部250が側板230に形成された構成を例示したが、開口部250は、筐体200のいずれの箇所に形成してもよい。開口部250が天板220に形成されている場合は、上方からの配線WRの配置及び保守が可能である。
図1には、車両用空調装置400が鉄道車両10に嵌った構成を例示したが、車両用空調装置400の一部又は全部は、鉄道車両10から突出していてもよい。そして、筐体200の、鉄道車両10の外部に露出した部分に開口部250が配置されていてもよい。その場合は、鉄道車両10の外部から、配線WRの配置及び配線WRの保守が可能である。なお、開口部250が外部に露出する場合は、図8に示したように、開口部250をカバー部材320で閉塞することが好ましい。
図5には、端部配線配置工程の後に、配線配置工程を行う手順を例示したが、先に配線配置工程を行った後に、端部配線配置工程を行ってもよい。具体的には、予め配線経路構成部材300A及び300Bが取り付けられ、かつ配線配置空間SWに配線WRが配置された状態の筐体200を鉄道車両10に搭載した後、端部配線WEを配線WRに接続してもよい。この場合、配線配置工程において、配線WRを、配線経路構成部材300A及び300Bを貫通させて、機器配置空間SAに突出させておくことが好ましい。これにより、配線WRへの端部配線WEの接続を容易に行える。
図2には、配線経路構成部材300A及び300Bが車長方向に直線状に延在している構成を例示したが、配線経路構成部材300A及び300Bは必ずしも車長方向に延在していなくてもよいし、直線状に延在していなくてもよい。配線経路構成部材300A及び300Bが直線状に延在していない場合であっても、開口部250が、配線経路構成部材300A及び300Bが構成する、配線WRを這わせる経路の長さ方向に延在していることで、配線WRの配置及び配線WRの保守の容易化が図られる。
上記実施形態1-4では、車両用空調装置400が客室12を空調する構成を例示したが、空調の対象である被空調室には、客室12のみならず、運転手が搭乗する運転室その他の車室が含まれる。本明細書において、車室とは、車両において人が搭乗するために画定された空間を指す。
本明細書において、鉄道車両とは、電車に限らず、新幹線、モノレール、その他の、軌道に沿って進行する車両を含む概念とする。また、車両用空調装置400が搭載される車両は、鉄道車両に限られず、バスその他の自動車であってもよい。
10…鉄道車両(車両)、11…屋根、12…客室(車室)、13…床材、100…空調機器、110,120…冷凍サイクル装置、111…第1圧縮機(電機機器)、112…第1室外熱交換器、113…第1膨張器、114…第1室内熱交換器、121…第2圧縮機(電機機器)、122…第2室外熱交換器、123…第2膨張器、124…第2室内熱交換器、131…第1室内ファン(電機機器)、132…第2室内ファン(電機機器)、140…室外ファン(電機機器)、151…第1分電装置(電機機器)、152…第2分電装置(電機機器)、200…筐体、210…底板、220…天板、230…側板、241…第1仕切り板(仕切り板)、242…第2仕切り板(仕切り板)、243…第3仕切り板(仕切り板)、250…開口部、300A,300B,300C,300D,300E,300F,300G…配線経路構成部材、310…傾斜面、320…カバー部材、400…車両用空調装置、SA…機器配置空間、SA1…第1室内機用空間(部分空間)、SA2…圧縮機用空間(部分空間)、SA3…室外機用空間(部分空間)、SA4…第2室内機用空間(部分空間)、SW…配線配置空間、WE…端部配線、WR…配線。

Claims (6)

  1. 配線が電気的に接続される電機機器を有し、車両に画定されている車室を、前記電機機器を用いて空調する空調機器と、
    前記空調機器を配置する機器配置空間を内部に画定しており、前記機器配置空間に前記空調機器が配置された状態で前記車両の屋根に搭載される筐体と、
    前記配線を這わせる経路を構成している配線経路構成部材であって、前記筐体の前記内部において前記機器配置空間から仕切られた配線配置空間を画定しており、前記配線が前記配線配置空間に配置される配線経路構成部材と、
    を備え、
    前記筐体は、前記屋根に面する底板を有し、
    前記配線経路構成部材は、前記底板の、前記機器配置空間に面する内面に取り付けられており、
    前記底板の、前記配線経路構成部材が取り付けられている位置に、各々前記配線配置空間を前記筐体の外部に開放している複数の開口部であって、前記配線経路構成部材の延在方向に並んでいる複数の前記開口部が形成されており、
    前記底板の前記配線配置空間に面する部分の、前記延在方向の寸法の合計値よりも、すべての前記開口部の、前記延在方向の寸法の合計値の方が大きい、
    車両用空調装置であって、
    前記電機機器に、前記底板に載置されるファンが含まれており、
    前記車両用空調装置は、前記配線経路構成部材を一対備え、
    各々の前記配線経路構成部材は、前記延在方向としての、前記車両の長さ方向である車長方向に延在しており、
    前記底板には、前記配線経路構成部材ごとに、前記車長方向に並んでいる複数の前記開口部が形成されており、
    一方の前記配線経路構成部材は、前記ファンの、前記車長方向に直角な車幅方向の一方の側方に配置されており、他方の前記配線経路構成部材は、前記ファンの、前記車幅方向の他方の側方に配置されている、
    車両用空調装置
  2. 前記ファンの、前記一方の側方に配置された第1室外熱交換器と、
    前記ファンの、前記他方の側方に配置された第2室外熱交換器と、
    をさらに備え、
    前記一方の前記配線経路構成部材は、前記第1室外熱交換器と前記ファンとの間に配置されており、前記他方の前記配線経路構成部材は、前記第2室外熱交換器と前記ファンとの間に配置されている、
    請求項に記載の車両用空調装置。
  3. 前記配線経路構成部材が、前記筐体の、前記車長方向に平行な断面内における曲げ剛性を高めている、
    請求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記車長方向に隣り合う前記開口部どうしの間において、前記筐体が、前記車幅方向に連続している、
    請求項1からのいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記筐体が、前記機器配置空間を複数の部分空間に仕切る仕切り板を有し、
    各々の前記配線経路構成部材が、前記仕切り板を貫通していることにより複数の前記部分空間に面している、
    請求項1からのいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記開口部を閉塞するカバー部材であって、前記筐体に対して着脱可能なカバー部材、
    をさらに備える、請求項1からのいずれか1項に記載の車両用空調装置。
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