JP7443902B2 - 光書込装置 - Google Patents

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この発明は、光書込装置に関し、特に、像担持体を露光する光書込装置に関する。
MFP(Multi Function Peripheral)で代表される画像形成装置は、帯電した像担持体を露光することにより像担持体に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーで現像することによって像担持体にトナー像を形成する。このため、像担持体を露光する露光ユニットと像担持体との相対位置を、MFPの製造時に合わせる必要がある。具体的には、露光ユニットが照射する光が像担持体を走査する走査方向が像担持体の回転軸と平行となるように、露光ユニットと像担持体の相対位置が定められる。
MFPを工場から出荷した後に、露光ユニットの走査方向と像担持体の回転軸とがずれる場合がある。このため、露光ユニットの走査方向を調整可能とするために、露光ユニットが有するレンズが基準面に沿って回転可能に設置される。一方、露光ユニットが有するレンズを固定する技術として、コストを低減するために、接着剤を用いることが知られている(特許文献1)。
しかしながら、接着剤でレンズを固定すると、走査方向を調整するためにレンズを回転させる際に、レンズが接着面で力を受け、レンズに負荷がかかるといった問題がある。
特開2019-174517号公報
この発明の目的の1つは、光学ユニットの位置を調整する場合に光学ユニットに与える負荷を小さくした光書込装置を提供することである。
この発明のある局面によれば、光書込装置は、光線を発生する光源と、光源から発生される光線を偏向する偏向器と、平面を有し、偏向器により偏向された光線が感光対象物の上で走査されるように、光線を感光対象物に導く光学ユニットと、光源、偏向器および光学ユニットを保持する基台と、光学ユニットの平面を支持する支持面を有し、基台から突出する突起部と、光学ユニットが支持面に支持された状態で、支持面に平行な調整方向における光学ユニットの位置を調整する位置調整器と、を備え、光学ユニットは、平面と基台との間に配置された弾性を有する接着剤により平面の接着領域で基台に接合され、光学ユニットは、基台に嵌合する軸部材を有し、基台は、光学ユニットが支持面に支持された状態で、軸部材が嵌合し、軸部材の第1の方向への移動を規制する第1規制面および軸部材の第2の方向への移動を規制する第2規制面を有する嵌合部が形成され、光学ユニットが接着剤により基台に接合された状態で位置調整器により位置が調整される場合に接着剤が弾性変形することにより光学ユニットが回転する回転軸として定まる仮想回転軸が軸部材から第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上に配置されるように、接着領域の位置が決定される
この局面に従えば、光学ユニットが基台に接着剤により接合されるので、接着剤が基台から突起部の支持面までの距離以上の高さである。位置調整器により位置が調整されると、位置調整器から光学ユニットに加わる力が接着領域に加わり、接着剤が弾性変形する。また、仮想回転軸が位置調整器により位置が調整される位置と調整方向に平行な方向で重ならない位置となるように、接着領域の位置が決定されるので、光学ユニットが仮想回転軸を中心に回転する。光学ユニットが仮想回転軸を中心に回転しようとする力が軸部材に加わるが、軸部材が接着剤により第3の方向と反対の方向への移動が規制されるので、軸部材が第1の方向と反対方向、第2の方向と反対方向および第3の方向と反対方向に移動しないようにできる。軸部材を中心に光学ユニットを回転させることができる。このため、光学ユニットの位置を調整する場合に、光学ユニットが接着領域で受ける負荷を小さくできる。このため、光学ユニットの位置を調整する場合に光学ユニットに与える負荷を小さくした光書込装置を提供することができる。
好ましくは、第2の方向は、第1の方向と反対であり、嵌合部は、軸部材の第3の方向への移動を規制する第3規制面をさらに有する。
この局面に従えば、軸部材が第3の方向への移動が規制されるので、軸部材を中心に光学ユニットを回転させることができる。
好ましくは、第1接着部分と第2接着部分とが並ぶ方向において、軸部材と第1接着部分との間の距離と軸部材と第2接着部分との間の距離との比は第1接着部分の面積と第2接着部分の面積との比に反比例する。
この局面に従えば、第1接着部分および第2接着部分それぞれの相対位置の自由度が大きくなるので、第1接着部分および第2接着部分それぞれの位置を容易に決定することができる。
この発明の他の局面によれば、光書込み装置は、光線を発生する光源と、光源から発生される光線を偏向する偏向器と、平面を有し、偏向器により偏向された光線が感光対象物の上で走査されるように、光線を感光対象物に導く光学ユニットと、光源、偏向器および光学ユニットを保持する基台と、光学ユニットの平面を支持する支持面を有し、基台から突出する突起部と、光学ユニットが支持面に支持された状態で、支持面に平行な調整方向における光学ユニットの位置を調整する位置調整器と、を備え、光学ユニットは、平面と基台との間に配置された弾性を有する接着剤により平面の接着領域で基台に接合され、光学ユニットは、基台に嵌合する軸部材を有し、光学ユニットが接着剤により基台に接合された状態で位置調整器により位置が調整される場合に接着剤が弾性変形することにより光学ユニットが回転する回転軸として定まる仮想回転軸が軸部材と重なるように、接着領域の位置が決定される。
この局面によれば、光学ユニットの位置を調整する場合に光学ユニットに与える負荷を小さくした光書込装置を提供することができる。
好ましくは、接着領域は、第1接着部分および第2接着部分を有し、軸部材が第1接着部分と第2接着部分とが並ぶ方向において第1接着部分と第2接着部分の間に位置する。
この局面に従えば、軸部材を仮想回転軸に近くすることができる。
好ましくは、軸部材が仮想回転軸と重なるように第1接着部分と第2接着部分それぞれの面積および位置が決定される。
この局面に従えば、光学ユニットが軸部材を中心に回転するので、軸部材の負荷を少なくすることができる。
好ましくは、接着領域は、第1接着部分および第2接着部分を含む。
この局面に従えば、接着領域と異なる位置に仮想回転軸を配置できる。
好ましくは、光学ユニットは、第1接着部分と第2接着部分との間で突起部の支持面に当接する。
この局面に従えば、光学ユニットが突起部の両側に配置される第1接着部分と第2接着部分とから力を受けるので、光学ユニットの変形を少なくすることができる。
好ましくは、突起部と第1接着部分との間の距離と突起部と第2接着部分との間の距離との比は第1接着部分の面積と第2接着部分の面積との比に比例する。
この局面に従えば、光学ユニットの突起部に当接する部分に加わる力が第1接着部分側と第2接着部分側とで均等にすることができる。このため、光学ユニットの変形を少なくすることができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPの内部構成を示す模式的断面図である。 露光ユニットの内部構成の一例を示す図である。 露光ユニットの斜視図である。 露光ユニットの平面図である。 露光ユニットの内部を示す斜視図である。 光学ユニットの正面図である。 光学ユニットの背面図である。 図7のA-A線断面図である。 図7のB-B線断面図である。 図7のC-C線断面図である。 露光ユニットの基台の光学ユニットを保持する部分の一例を示す斜視図である。 露光ユニットの基台の光学ユニットを保持する部分の一例を示す側面図である。 嵌合部、軸部材、仮想回転軸および接着領域との位置関係の一例を示す図である。 ホルダ、第1接着部分、第2接着部分および調整位置との関係の一例を示す図である。 解析結果の一例を示す図である。 解析結果に基づいた面積の比と距離の比との関係を示す図である。 第1接着部分、第2接着部分、仮想回転軸および突起部との関係を示す図である。 第1の変形例における嵌合部、軸部材、仮想回転軸および接着領域との位置関係の一例を示す図である。 第2の変形例における軸部材および接着領域との位置関係の一例を示す図である。 第3の変形例における軸部材および接着領域との位置関係の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図1以降の一部の図面には、互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印を付している。X方向およびY方向は水平面内で互いに直交し、Z方向は鉛直方向に相当する。また、以下の説明では、X方向において、矢印が向かう方向を右方と呼び、その逆方向を左方と呼ぶ。また、Y方向において、矢印が向かう方向を前方と呼び、その逆方向を後方と呼ぶ。
図1を参照して、MFP(Multi Function Peripheral)100は、画像形成装置の一例であり、原稿を読み取る原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送する自動原稿搬送装置120と、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給する給紙部150と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部130により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。原稿読取部130は、原稿に形成された画像を光学的に読み取って、光電変換する。原稿読取部130は、光電変換により得られる画像データを画像形成部140に出力する。
画像形成部140は、画像データに基づいて、給紙部150により搬送される用紙に、周知の電子写真方式により画像を形成する。画像形成部140は、画像データの画像を、給紙部150により搬送される用紙に形成する。画像形成部140により画像が形成された用紙は排紙トレイ39に排出される。
操作パネル160は、MFP100の上部に設けられる。操作パネル160は、表示部と操作部とを含む。表示部は、例えば、液晶表示装置(LCD)であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。なお、LCDに代えて、画像を表示する装置であれば、例えば、有機EL(electroluminescence)ディスプレイを用いることができる。操作部は、表示部に重畳して設けられたタッチパネルと、ハードキーとを含む。
図2は、MFPの内部構成を示す模式的断面図である。図2を参照して、原稿読取部130は、自動原稿搬送装置120により原稿ガラス11上にセットされた原稿の画像を、その下方を移動するスライダー12に取付けられた露光ランプ13で露光する。原稿からの反射光は、ミラー14と2枚の反射ミラー15,15Aによりレンズ16に導かれ、CCD(Charge Coupled Devices)センサー18に結像する。
CCDセンサー18に結像した反射光は、CCDセンサー18内で電気信号としての画像データに変換される。画像データは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字用データに変換されて、画像形成部140に出力される。
露光ユニット21は、原稿読取部130から受取った印字用データ(電気信号)に応じて、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックそれぞれに対応するレーザー光を発生する。
画像形成部140は、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kと、これらに対応する着脱自在なトナーボトル41Y,41M,41C,41Kとを有する。トナーボトル41Y,41M,41C,41Kは、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナーをそれぞれ収納する。ここで、“Y”、“M”、“C”および“K”は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックを表す。トナーボトル41Y,41M,41C,41K内のトナーは、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kにそれぞれ供給される。
現像ユニット20Y,20M,20C,20Kの少なくとも1つが駆動されることにより、画像が形成される。現像ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてが駆動されると、フルカラーの画像を形成する。現像ユニット20Y,20M,20C,20Kには、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印字用データがそれぞれ入力される。現像ユニット20Y,20M,20C,20Kは、取扱うトナーの色彩が異なるのみなので、ここでは、イエローの画像を形成するための現像ユニット20Yについて説明する。
現像ユニット20Yは、感光体ドラム(像担持体)23Yと、帯電ローラー22Yと、現像器24Yと、1次転写ローラー25Yとを備える。
露光ユニット21は、感光体ドラム23Yに対応するレーザー光を射出し、感光体ドラム23Yの表面を主走査方向に走査する。露光ユニット21は、イエローの印字用データに基づいて、レーザー光が感光体ドラム23Yの上で主走査方向に走査されるようにレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム23Yが露光される。
感光体ドラム23Yは、帯電ローラー22Yによって帯電された後、露光ユニット21が発光するレーザー光が照射される。これにより、感光体ドラム23Yに静電潜像が形成される。続いて、現像器24Yにより、静電潜像上にトナーが載せられて感光体ドラム23Yにトナー像が形成される。感光体ドラム23Y上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30上に、1次転写ローラー25Yにより転写される。
一方、中間転写ベルト30は、駆動ローラー33と従動ローラー34とにより弛まないように懸架されている。駆動ローラー33が反時計回りに回転すると、中間転写ベルト30が所定の速度で反時計回りに回転する。中間転写ベルト30の回転に伴って、従動ローラー34が、反時計回りに回転する。
これにより、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kが、順に中間転写ベルト30上にトナー像を転写する。現像ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれが、中間転写ベルト30上にトナー像を転写するタイミングは、中間転写ベルト30に付された基準マークを検出することにより、調整される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト30上に重畳される。
給紙カセット35,35A,35Bには、それぞれサイズの異なる用紙がセットされている。給紙カセット35,35A,35Bそれぞれに収容された用紙は、給紙カセット35,35A,35Bにそれぞれ取付けられている取出ローラー36,36A,36Bにより、搬送経路40へ供給され、搬送ローラー37によりレジストローラー対31へ送られる。
レジストローラー対31は、搬送ローラー37により搬送される用紙を中間転写ベルト30と転写部材である2次転写ローラー26との間のニップ部に搬送する。
2次転写ローラー26は、ニップ部において電界を発生させる。このニップ部において電界力の作用により、レジストローラー対31により搬送される用紙に、中間転写ベルト30に形成されたトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は、定着ローラー32に搬送され、定着ローラー32により加熱および加圧される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は排紙トレイ39に排出される。
中間転写ベルト30の現像ユニット20Yの上流に、ベルト清掃ブレード28が設けられている。ベルト清掃ブレード28は、中間転写ベルト30上で用紙に転写されずに残ったトナーを除去する。
なお、ここでは、MFP100は、用紙に4色のトナーそれぞれを形成する現像ユニット20Y,20M,20C,20Kを備えたタンデム方式を採用する例について説明するが、1つの感光体ドラムで4色のトナーを順に用紙に転写する4サイクル方式を採用してもよい。
図3は、露光ユニットの内部構成の一例を示す図である。図3を参照して、露光ユニット21は、レーザー光源210、ポリゴンミラー211および第1走査レンズ213を備える。また、露光ユニット21は、Y,M,C,Kそれぞれに対応する第2走査レンズ217Y,217M,217C,217K、ミラー215Y,215M,215C,215Kおよび透光部219Y,219M,219C,219Kを備える。ミラー215Yは2個、ミラー215Mは2個、ミラー215Cは3個、ミラー215Kは1個である。透光部219Y,219M,219C,219Kは、露光ユニット21の筐体300の上面に設けられる。
レーザー光源210から射出されたイエロー用のレーザー光は、回転するポリゴンミラー211で反射されることによって主走査方向に偏向され、第1走査レンズ213を透過し、ミラー215Yによって光路が変更されて第2走査レンズ217Yに導かれる。第2走査レンズ217Yを透過するレーザー光は、ミラー215Yによって光路が変更されて、透光部219Yを透過して感光体ドラム23Yの外周表面に到達する。
レーザー光源210から射出されたマゼンタ用のレーザー光は、回転するポリゴンミラー211で反射されることによって主走査方向に偏向され、第1走査レンズ213を透過し、ミラー215Mによって光路が変更されて第2走査レンズ217Mに導かれる。第2走査レンズ217Mを透過するレーザー光は、ミラー215Mによって光路が変更されて、透光部219Mを透過して感光体ドラム23Yの外周表面に到達する。
レーザー光源210から射出されたシアン用のレーザー光は、回転するポリゴンミラー211で反射されることによって主走査方向に偏向され、第1走査レンズ213を透過し、ミラー215Cによって光路が変更されて第2走査レンズ217Cに導かれる。第2走査レンズ217Cを透過するレーザー光は、2つのミラー215Cによって光路が変更されて、透光部219Cを透過して感光体ドラム23Yの外周表面に到達する。
レーザー光源210から射出されたブラック用のレーザー光は、回転するポリゴンミラー211で反射されることによって主走査方向に偏向され、第1走査レンズ213を透過し、第2走査レンズ217Kに導かれる。第2走査レンズ217Kを透過するレーザー光は、ミラー215Kによって光路が変更されて、透光部219Kを透過して感光体ドラム23Yの外周表面に到達する。
露光ユニット21と、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kとは、MFP100のフレームに固定され、露光ユニット21と、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kとの相対位置は、露光ユニット21とフレームとの相対位置、および、現像ユニット20Y,20M,20C,20Kとフレームとの相対位置により定まる。
図4は、露光ユニット21の斜視図であり、図5は露光ユニット21の平面図である。露光ユニット21の筐体300は、上部が開放された基台301と、基台301の上部を覆う蓋部303とを含む。蓋部303に透光部219Y,219M,219C,219Kが設けられる。透光部219Y,219M,219C,219Kは主走査方向に延びるように蓋部303に配置される。
露光ユニット21の基台301の右方の側面227に、側面227から外側に向けて突出する略円柱状の第1突出部221が設けられる。露光ユニット21の基台301の左方の側面228に側面228から外側に向けて突出する略円柱状の第2突出部224が設けられている。また露光ユニット21の基台301の右方の側面227から外側に向けて突出する略直方体状の2つの第3突出部223が設けられる。2つの第3突出部223は、Y方向において第1突出部221を挟む位置に設けられている。露光ユニット21が本体フレームに取り付けられた状態で、第1突出部221および2つの第3突出部223それぞれは、本体フレームに形成された開口を貫通する。また、露光ユニット21が本体フレームに取り付けられた状態で、第2突出部224が本体フレームに設けられた開口を貫通する。これにより、露光ユニット21と本体フレームとの相対位置が定められる。
図6は、露光ユニット21の内部を示す斜視図である。図6においては、第2走査レンズ217Y,217M,217C,217Kが示され、他のレーザー光源210、ポリゴンミラー211、第1走査レンズ213、ミラー215Y,215M,215C,215Kおよび透光部219Y,219M,219C,219Kについては示されない。
基台301の内部には、4つの光学ユニット230Y,230M,230C,230Kが配置されている。4つの光学ユニット230Y,230M,230C,230Kは、第2走査レンズ217Y,217M,217C,217Kと、ホルダ231Y,231M,231C,231Kとをそれぞれ含む。ホルダ231Y,231M,231C,231Kそれぞれは、基台301に取り付けられる。4つの光学ユニット230Y,230M,230C,230Kの基本的な構成は同じなので、ここでは、光学ユニット230Kについて説明する。
図7は、光学ユニットの正面図である。図8は、光学ユニットの背面図である。図9は、図7のA-A線断面図である。図10は、図7のB-B線断面図である。図11は、図7のC-C線断面図である。
図7を参照して、光学ユニット230Kは、第2走査レンズ217Kと、第2走査レンズ217Kを保持するホルダ231Kと、を含む。ホルダ231Kは、貫通穴232Kが形成されている。貫通穴232Kを覆うように第2走査レンズ217Kが配置される。第2走査レンズ217Kは、ホルダ231Kに固定された3つの上部保持部材235Kおよび3つの下部保持部材233Kによりホルダ231Kに位置決めされる。このため、第2走査レンズ217Kは、ホルダ231Kに対して相対位置が固定される。3つの下部保持部材233Kは、一端がホルダ231Kの下方でホルダ231Kに固定され、他端が第2走査レンズ217Kの下面に当接する。3つの下部保持部材233Kは、板バネであり、第2走査レンズ217Kを上方に付勢する。
3つの上部保持部材235Kは、支持台236Kと支持ネジ237Kとを含む。支持台236Kは、ホルダ231Kの主走査方向で上方から第2走査レンズ217Kが配置される正面側に第2走査レンズ217Kの厚みの距離だけ延びる。ここでは、支持台236Kにはネジ穴が形成されている。支持ネジ237Kは、支持台236Kに形成されたネジ穴に螺合し、支持台236Kを貫通して第2走査レンズ217Kの上面に当接する。ここでは、支持台236Kは、支持ネジ237Kの方向を安定させるために、上下に2重に板材を重ねて構成される。なお、支持台236Kが所定の厚みを有する場合は、支持台236Kは1枚の板材であってもよい。支持ネジ237Kが支持台236Kを貫通する量を調整することにより、第2走査レンズ217Kを下方に押し込む量が定まる。
第2走査レンズ217Kは、3つの下部保持部材233Kから上方に付勢される力に、上部保持部材235Kから下方に押し込まれる力とのつり合いによって、ホルダ231Kによって保持される。
図8に示されるように、ホルダ231Kは、第2走査レンズ217Kのサイズよりもやや小さい貫通穴232Kが形成されている。このため、レーザー光源210から射出されたレーザー光が第2走査レンズ217Kを透過する。
また、ホルダ231Kは、貫通穴232Kの両側に第1被支持部243Kおよび第2被支持部245Kを有する。第1被支持部243Kおよび第2被支持部245Kそれぞれは、ホルダ231Kが第2走査レンズ217Kを保持する面とは反対の背面に形成された平面である。ホルダ231Kが第2走査レンズ217Kを保持した状態において、第1被支持部243Kおよび第2被支持部245Kは、第2走査レンズ217Kの両側に位置し、第2走査レンズ217Kを挟んだ状態となる。
ホルダ231Kの第1被支持部243Kには、ホルダ231Kから突出する軸部材241Kが取り付けられている。軸部材241Kは、円柱形状であり、第1被支持部243Kからホルダ231Kに垂直に突出する。軸部材241Kが突出する方向は、ホルダ231Kが第2走査レンズ217Kを保持した状態における第2走査レンズ217Kの光学面に交わる方向である。
ホルダ231Kは、第2被支持部245Kの下方に位置調整器250Kを有する。位置調整器250Kは、ホルダ231Kの第2被支持部245Kを、第2被支持部245Kに平行な第1方向に移動させる。具体的には、位置調整器250Kは、ホルダ231Kの第2被支持部245Kの下方から第2走査レンズ217Kが配置される正面とは反対の背面側に延びる調整板255Kと、モーター251Kと、調整ネジ253Kと、を含む。調整板255Kは、第2被支持部245Kと垂直な方向に、ホルダ231Kから延びる。調整板255Kにはネジ穴が形成されている。調整ネジ253Kは、調整板255Kに形成されたネジ穴に螺合する。調整ネジ253Kは、モーター251Kの回転軸に接続されており、モーター251Kの回転に従って回転する。モーター251Kは、例えば、ステッピングモーターである。
これにより、調整ネジ253Kの回転によって、モーター251Kと調整板255Kとの間の距離が調整される。モーター251Kは、ホルダ231Kが基台301に位置決めされた状態で、基台301に固定される。このため、位置調整器250Kによって、基台301に対してホルダ231Kの第2被支持部245Kの上下方向の位置が調整される。具体的には、調整ネジ253Kが所定の向き(たとえば時計回り)に回されることによって第2被支持部245Kの高さが増大し、逆に、調整ネジ253Kが逆向き(たとえば反時計回り)に回されることによって第2被支持部245Kの高さが低減する。
ホルダ231Kは、調整板255Kのネジ穴の部分で、調整ネジ253Kから上下方向に向かう力を受ける。以下、調整板255Kのネジ穴の部分を調整位置といい、調整位置で調整ネジ253Kから受ける力の方向を調整方向という。調整方向は、Z方向正側とZ方向負側とを含む。
図12は、露光ユニットの基台の光学ユニットを保持する部分の一例を示す斜視図である。図12を参照して、露光ユニット21の基台301は、光学ユニット230Kを保持する前方部分311Kおよび後方部分321Kを有する。前方部分311Kは、光学ユニット230Kのホルダ231Kの第1被支持部243Kを支持し、後方部分321Kは、光学ユニット230Kのホルダ231Kの第2被支持部245Kを支持する。
前方部分311Kは、上方(Z方向正側)および右方(X方向負側)に開放する穴形状の嵌合部315Kが形成されている。嵌合部315Kは、3つの規制面を有する。3つの規制面は、支持面314Kに交わる面である。具体的には、3つの規制面は、Y方向に垂直な第1規制面317Kおよび第2規制面318Kと、Z方向に垂直な第3規制面316Kと、を含む。
前方部分311Kは、基台301からX方向負側に突出する突起部313Kが形成されている。突起部313Kは先端に支持面314Kが形成されている。後方部分321Kは、基台301からX方向負側に突出する2つの突起部323K,325Kが形成されている。突起部323Kは先端に支持面324Kが形成されており、突起部325Kは先端に支持面326Kが形成されている。2つの突起部323K,325Kは、上下方向(Z方向と平行な方向)に並んで配置される。なお、2つの突起部323K,325Kは、Y方向およびZ方向に平行なYZ平面内で、Z方向の位置が異なればよく、Y方向の位置は異なってもよい。支持面324Kと支持面326Kとは同一平面の一部である。さらに、支持面324Kおよび支持面326Kは、支持面314Kと同一平面である。本実施の形態において、支持面314K,324K,326Kは、X方向に垂直な面である。
突起部313Kの支持面314Kにホルダ231Kの第1被支持部243Kが当接し、2つの突起部323K,325Kそれぞれの支持面324K,326Kにホルダ231Kの第2被支持部245Kが当接する。ホルダ231Kが、3つの突起部313K,323K,325Kにより支持面314K,324K,326Kで支持されるので、ホルダ231Kが支持面314K,324K,326Kに平行となるように支持される。
図13は、露光ユニットの基台の光学ユニットを保持する部分の一例を示す側面図である。図13においては、露光ユニット21を前方(Y方向正側)から見た図である。図13を参照して、ホルダ231Kは、基台301に形成される突起部313Kの支持面314Kに第1被支持部243Kが当接する。
本実施の形態において、支持面314Kは、X方向に垂直な面なので、光学ユニット230Kが基台301に位置決めされる場合、光学ユニット230Kの右方(X方向の正側)への移動を規制する。
嵌合部315Kは、光学ユニット230Kが基台301に位置決めされる場合、光学ユニット230Kの軸部材241Kが嵌め込まれる。嵌合部315Kの第1規制面317Kにより軸部材241Kの前方向(Y方向正側)への移動が規制され、嵌合部315Kの第2規制面318Kにより軸部材241Kの後方向(Y方向負側)への移動が規制され、第3規制面316Kにより軸部材241Kの下方(Z方向負側)への移動が規制される。
本実施の形態における露光ユニット21において、光学ユニット230Kは、ホルダ231Kが基台301に接着剤で接着される。接着剤は、硬化により収縮するとともに、硬化後に弾性を有する材質である。
接着剤が硬化により収縮するので、ホルダ231Kの接着剤と接する接着領域において基台301に向かう方向に力を受ける。これにより、ホルダ231Kが支持面314Kから離れないようにして、ホルダ231Kを支持面314Kに平行な状態にすることができる。
光学ユニット230Kの第1被支持部243Kの一部の接着領域が接着剤により基台301に接着剤で接着される。第1被支持部243Kと基台301との間は、突起部313Kの高さ分の距離がある。このため、接着剤が厚肉なのでホルダ231Kの第2被支持部245Kが位置調整器250Kにより調整方向に移動する場合、接着剤が弾性変形する。このため、ホルダ231Kから接着剤が剥離し難くできる。また、接着領域でホルダ231Kが接着剤から受ける力をできるだけ小さくすることができ、ホルダ231Kの歪を少なくすることができる。
接着領域は、第1被支持部243Kに配置されるので、仮想回転軸は第1被支持部243Kに配置される。ここで、支持面314Kに平行なYZ平面において接着領域の重心を仮想回転軸という。第1被支持部243Kは、調整位置と第1方向に平行な上下方向で重ならないので、ホルダ231Kが調整位置から力を受ける場合、ホルダ231Kは支持面314Kに平行なYZ平面内で仮想回転軸を中心に回転しようとする。
図14は、嵌合部、軸部材、仮想回転軸および接着領域との位置関係の一例を示す図である。嵌合部315Kは、Y方向に垂直な第1規制面317Kおよび第2規制面318Kと、Z方向に垂直な第3規制面316Kと、を含む。軸部材241Kが嵌合部315Kにはめ込まれた状態で、第1規制面317Kは軸部材241KのY方向正側(第1の方向)への移動を規制し、第2規制面318Kは軸部材241KのY方向負側(第2の方向)への移動を規制する。第3規制面316Kは、軸部材241KのZ方向負側(下方向)への移動を規制する。
このため、ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合、ホルダ231Kは支持面314Kに平行なYZ平面内で仮想回転軸を中心に回転しようとするが、軸部材241KがZ方向正側(上方向)に移動しなければ、接着剤が弾性変形しつつ軸部材241Kを中心に回転する。このため、本実施の形態においては、ホルダ231Kが調整位置から力を受ける場合、軸部材241Kが上方向に移動しないように仮想回転軸が設定される。
具体的には、仮想回転軸は、軸部材241Kから第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上であって第3規制面316Kが規制する側に設定される。仮想回転軸が、軸部材241Kから第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上であって第3規制面316Kが規制する側に設定される場合、ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合、軸部材241Kが第1の方向および第2の方向の移動が規制されるので、ホルダ231Kが仮想回転軸を中心に回転しても軸部材241Kは上方向に移動しないようにできる。
また、第3の方向は、第3規制面316Kが軸部材241Kの上方向(X方向負側)への移動を規制する方向とするのが好ましい。この場合、仮想回転軸が、軸部材241Kから第3規制面316Kに垂直に交わる第3の方向に延びる線上に設定されるので、ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合、軸部材241Kに上方向の力が加わらない。このため、ホルダ231Kが仮想回転軸を中心に回転しても軸部材241Kは上方向に移動しないようにできる。
なお、第2被支持部245Kは、基台301の後方部分321Kで接着剤によって接着される。第2被支持部245Kは、位置調整器が第2被支持部245Kに力を付与する調整位置と調整方向に平行な方向に重なる領域で接着剤により基台301に接着される。このため、光学ユニット230Kが位置調整器で回転する場合に、第2被支持部245Kの基台301に接着される領域は回転モーメントを発生させないので、光学ユニット230Kの回転に影響を与えない。好ましくは、第2被支持部245Kの基台301に接着される領域と、基台301に形成される2つの突起部323K,325Kとが調整方向に並んで配置されるとよい。具体的には、第2被支持部245Kの基台301に接着される3つの領域の2つが突起部323Kを挟み、第2被支持部245Kの基台301に接着される3つの領域の2つが突起部325Kを挟むように配置される。
接着領域は、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとを含む。なお、接着領域は、1つであってもよいし、2以上あってもよい。
第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの面積は、同じであってもよいし、異なってもよい。仮想回転軸は、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの間に位置する。さらに、仮想回転軸の位置は、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの間で、第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積とによって定まる。具体的には、仮想回転軸と第1接着部分351Kの重心との間の距離と仮想回転軸と第2接着部分352Kの重心との間の距離の比は、第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積との比に反比例する。面積が大きければ、接着力が強いからである。仮想回転軸が軸部材241Kから第3の方向に延びる線上に設定されるように、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kそれぞれの面積および位置が決定される。
ここで、第1接着部分、第2接着部分および仮想回転軸との関係を解析した結果について説明する。
図15は、ホルダ、第1接着部分、第2接着部分および調整位置との関係の一例を示す図である。ここで、ホルダ231Kの位置調整器250K側を後端、位置調整器250Kと反対側を前端という。ホルダ231Kが位置調整器250Kにより調整される調整位置から前端までの距離を300mmである。第2接着部分352Kがホルダ231Kの前端から5mmの位置に配置され、第1接着部分351Kがホルダ231Kの前端から25mmの位置に配置される。
図15に示す位置関係において、第2接着部分352Kの直径を3mmとし、第1接着部分351Kの直径を2mm、3mm、6mm、12mmとした状態それぞれにおいて、ホルダ231Kを調整位置で調整方向に5mm移動させた場合の、ホルダ231Kの変位を解析した。
図16は、解析結果の一例を示す図である。横軸は、ホルダの位置を示し、縦軸は変位を示す。ホルダ231Kの位置は、調整位置と反対側の端部からの距離で示される。第1接着部分の直径が2mmの場合に、仮想回転軸は、第1接着部分351Kから5.5mm、第2接着部分352Kから14.5mmの位置となった。第1接着部分の直径が3mmの場合に、仮想回転軸は、第1接着部分351Kから9.6mm、第2接着部分352Kから10.4mmの位置となった。第1接着部分の直径が6mmの場合に、仮想回転軸は、第1接着部分351Kから15.9mm、第2接着部分352Kから4.1mmの位置となった。第1接着部分の直径が12mmの場合に、仮想回転軸は、第1接着部分351Kから18.8mm、第2接着部分352Kから1.2mmの位置となった。
図17は、解析結果に基づいた面積の比と距離の比との関係を示す図である。図17に示されるように、仮想回転軸は、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの間に位置する。また、第1接着部分351Kの面積に対する第2接着部分352Kの面積の比は、第1接着部分351Kから仮想回転軸までの距離に対する第2接着部分352Kから仮想回転軸までの距離の比に反比例する。
また、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの間に突起部313Kが配置されると好ましい。さらに、突起部313Kと第1接着部分351Kの重心との間の距離と突起部313Kと第2接着部分352Kの重心との間の距離の比は、第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積との比に正比例するように、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kそれぞれの面積および位置が定められるのが好ましい。これにより、ホルダ231Kが突起部313Kの周辺で第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kそれぞれから受ける力が、突起部313Kの両側で均等になるので、ホルダ231Kの歪が少なくなり、ホルダ231Kが突起部313Kの支持面314Kから浮かないようにできる。
図18は、第1接着部分、第2接着部分、仮想回転軸および突起部との関係を示す図である。図18(A)は、第1接着部分および第2接着部分の面積が同じ場合における位置関係を示す。図18(A)を参照して、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの中間に突起部313Kが位置する。また、突起部313Kと仮想回転軸400とが重なる。仮想回転軸400を通り、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとを結んだ線に垂直な線上に軸部材241Kが位置する。
図18(B)は、第1接着部分の面積が第2接着部分の面積よりも小さい場合における位置関係を示す。第1接着部分351Kの面積をB、第2接着部分352Kの面積をAとする。A>Bである。第1接着部分351Kの面積Bと第2接着部分352Kの面積Aとの比はB/Aである。第1接着部分351Kと仮想回転軸400との間の距離と第2接着部分352Kと仮想回転軸400との間の距離との比A/Bは、第1接着部分351Kの面積Bと第2接着部分352Kの面積Aとの比B/Aに反比例する。
また、第1接着部分351Kと突起部313Kとの間の距離と第2接着部分352Kと突起部313Kとの間の距離との比B/Aは、第1接着部分351Kの面積Bと第2接着部分352Kの面積Aとの比B/Aに正比例する。これにより、ホルダ231Kが突起部313Kの周辺で接着領域から受ける力が、突起部313Kの周辺で均等になるので、ホルダ231Kの歪を少なくすることができる。
図14に戻って、本実施の形態においては、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの面積を同じにしている。このため、仮想回転軸400は、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの中間に位置する。また、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとは、軸部材241Kから第3規制面316Kに垂直に交わる第3の方向に延びる線上から同じ距離の位置に定められる。
ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合、ホルダ231Kが仮想回転軸400を中心に回転しようとするので第1接着部分351Kで接触する接着剤および第2接着部分352Kで接触する接着剤がそれぞれ逆方向に歪もうとするが、軸部材241Kの移動が規制されるため、結果的に軸部材241Kを中心としてホルダ231Kが回転するように接着剤が歪む。この際に、軸部材241Kは上方向(Z軸正側)の力を受けないので、軸部材241Kが基台301から浮き上がらないようにできる。したがって、感光体ドラム23Kを走査する方向を高精度に調整することができる。
また、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの中間に突起部313Kが位置するように、突起部313Kの位置が定められる。このため、ホルダ231Kが突起部313Kの周辺で第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kそれぞれから受ける力が、突起部313Kの両側で均等になるので、ホルダ231Kの歪が少なくなり、ホルダ231Kが突起部313Kの支持面314Kから浮かないようにできる。
<第1の変形例>
図19は、第1の変形例における嵌合部、軸部材、仮想回転軸および接着領域との位置関係の一例を示す図である。第1の変形例における嵌合部315Kは、第1規制面317Kおよび第1規制面317Kに交わる第2規制面318Kと、を含む。第1規制面317Kは第1規制面317Kに垂直な第1方向への軸部材241Kの移動を規制し、第2規制面318Kは第2規制面318Kに垂直な第2方向への軸部材241Kの移動を規制する。
一方、軸部材241Kが嵌合部315Kにはめ込まれた状態で、軸部材241Kは、第1の方向と第2の方向との移動が規制されている。このため、ホルダ231Kが調整位置から力を受ける場合、ホルダ231Kは支持面314Kに平行なYZ平面内で仮想回転軸を中心に回転しようとするが、軸部材241Kが第1方向に反対の第4の方向、第2方向に反対の第5の方向および第4の方向と第5の方向の間の方向に力を受けなければ軸部材241Kを中心に回転する。このため、第1の変形例においては、ホルダ231Kが調整位置から力を受ける場合、軸部材241Kが移動しないように仮装回転軸が設定される。
具体的には、仮想回転軸は、軸部材241Kから第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上に設定される。第3の方向は、第1の方向と第2の方向とがなす鋭角側の方向である。好ましくは、第3の方向は、第1方向および第2方向の中間の方向である。仮想回転軸が、軸部材241Kから第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上に設定される場合、ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合、第4の方向、第5の方向および第4の方向と第5の方向との間の方向への軸部材241Kの移動が接着剤により規制されるので、ホルダ231Kが仮想回転軸を中心に回転しようとしても軸部材241Kが移動しないようにできる。
<第2の変形例>
第2の変形例においては、仮想回転軸を、軸部材241Kと重なる位置としたものである。図20は、第2の変形例における軸部材および接着領域との位置関係の一例を示す図である。図20を参照して、接着領域である第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの中間に軸部材241Kが配置される。第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積とは同じである。第2の変形例において、仮想回転軸が軸部材241Kと重なる。仮想回転軸が軸部材241Kと重なる場合、ホルダ231Kは軸部材241Kを中心に回転するので、軸部材241Kが上方向に移動しない。ホルダ231Kが調整位置から調整方向に力を受ける場合に、軸部材241Kが移動しないようにでき、軸部材241Kの負荷を少なくすることができる。
<第3の変形例>
接着領域は、3以上であってもよい。図21は、第3の変形例における軸部材および接着領域との位置関係の一例を示す図である。図21を参照して、接着領域は、第1接着部分351K、第2接着部分352K、第3接着部分353Kおよび第4接着部分354Kと、を含む。第1接着部分351Kと第2接着部分352KとはY方向に並んで配置され、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの中間に軸部材241Kが配置される。第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積とは同じである。また、第3接着部分353Kと第4接着部分354KとはX方向に並んで配置され、第3接着部分353Kと第4接着部分354Kとの中間に軸部材241Kが配置される。第3接着部分353Kの面積と第4接着部分354Kの面積とは同じである。第3の変形例において、仮想回転軸が軸部材241Kと重なる。
<第4の変形例>
第4の変形例は、接着領域を1にしたものである。接着領域の重心が仮想回転軸となるので、第4の変形例における接着領域は、円環状の形状とする。接着領域を円環状の形状とする場合、接着領域の重心が、突起部313Kと重なるようにしてもよい。これにより、ホルダ231Kが突起部313Kの周辺で接着領域から受ける力が、突起部313Kの周辺で均等になるので、ホルダ231Kの歪を少なくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態における露光ユニット21は、感光体ドラム23Y、23M,23C,23Kに静電潜像を書き込む光書込装置として機能する。露光ユニット21は、レーザー光を発生するレーザー光源210と、レーザー光源210から発生されるレーザー光を偏向するポリゴンミラー211と、ポリゴンミラー211により偏向されたレーザー光が感光体ドラム23Y,23M,23C,23Kの上で走査されるように、レーザー光を感光体ドラム23Y,23M,23C,23Kに導く光学ユニット230Y,230M,230C,230Kと、レーザー光源210、ポリゴンミラー211および光学ユニット230Y,230M,230C,230Kを保持する基台301と、を含む。さらに、露光ユニット21は、光学ユニット230Y,230M,230C,230Kそれぞれについて、例えば、光学ユニット230Kに対して、光学ユニット230Kを支持する支持面314K,324K,326Kを有し、基台301から突出する突起部313K,323K,325Kと、光学ユニット230Kが支持面314K,324K,326Kに支持された状態で、支持面314K,324K,326Kに平行な調整方向おける光学ユニット230Kの位置を調整する位置調整器250Kと、を含む。光学ユニット230Kは、筐体300の基台301に接着剤により接合される第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kを有し、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kで定まる仮想回転軸400が位置調整器250Kにより位置が調整される位置と調整方向に平行な方向で重ならない位置となるように、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kの位置が決定される。
このため、光学ユニット230Kが基台301に接着剤により接合されるので、接着剤の高さは最大で基台301から突起部313K,323K,325Kの支持面314K,324K,326Kまで高さとなる。光学ユニット230Kが位置調整器250Kにより位置が調整されると、位置調整器250Kから光学ユニット230Kに加わる力が第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kに加わり、接着剤が弾性変形する。また、光学ユニット230Kが位置調整器250Kにより位置が調整される位置と調整方向に平行な方向で重ならない位置に仮想回転軸400が位置するように、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kの位置および面積が決定される。このため、光学ユニット230Kが仮想回転軸400を中心に回転する。したがって、光学ユニット230Kの位置を調整する場合に、光学ユニット230Kが第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kで受ける負荷を小さくできる。このため、光学ユニット230Kの位置を調整する場合に光学ユニット230Kに与える負荷を小さくした光書込装置を提供することができる。
また、光学ユニット230Kは、軸部材241Kを有し、筐体300は、光学ユニット230Kが支持面314K,324K,326Kに支持された状態で、軸部材241Kが嵌合し、軸部材241Kの第1の方向への移動を規制する第1規制面317Kおよび軸部材241Kの第2の方向への移動を規制する第2規制面318Kを有する嵌合部315Kを有し、軸部材241Kから第1の方向と第2の方向との間の第3の方向に延びる線上に仮想回転軸400が配置されるように、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kの位置が決定される。
このため、仮想回転軸400を中心に光学ユニット230Kを回転させようとする力が軸部材241Kに加わるが、軸部材241Kが接着剤により第3の方向と反対の方向への移動が規制されるので、軸部材241Kが移動しないようにできる。このため、軸部材241Kを中心に光学ユニット230Kを回転させることができる。
また、第2の方向は、第1の方向と反対であり、嵌合部315Kは、軸部材241Kの第3の方向への移動を規制する第3規制面316Kをさらに有する。第3の方向は第1の方向と交わる。このため、軸部材241Kが第3の方向への移動が規制されるので、軸部材241Kを中心に光学ユニット230Kを回転させることができる。
また、接着領域は、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kを含むので、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kを仮想回転軸400と異なる位置に配置できる。
また、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとが並ぶ方向において、軸部材241Kと第1接着部分351Kとの間の距離と軸部材241Kと第2接着部分352Kの間の距離との比は第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積との比に反比例する。このため、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kそれぞれの相対位置の自由度が大きくなるので、第1接着部分351Kおよび第2接着部分352Kそれぞれの位置を容易に決定することができる。
また、軸部材241Kが仮想回転軸400と重なるように、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kそれぞれの面積および位置が決定されるのが好ましい。この場合、軸部材241Kを中心に光学ユニット230Kが回転するので、軸部材241Kの負荷を少なくすることができる。
また、光学ユニット230Kは、第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとの間で突起部313Kの支持面314Kに当接する。このため、光学ユニット230Kが突起部313Kの両側に配置される第1接着部分351Kと第2接着部分352Kとから力を受けるので、光学ユニット230Kのホルダ231Kの変形を少なくすることができる。
この場合、突起部313Kと第1接着部分351Kとの間の距離と突起部313Kと第2接着部分352Kとの間の距離との比は第1接着部分351Kの面積と第2接着部分352Kの面積との比に比例すると好ましい。これにより、ホルダ231Kが突起部313Kに当接する部分に加わる力が第1接着部分351K側と第2接着部分352K側とで均等にすることができるので、ホルダ231Kの変形を少なくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記光学ユニットは、第1の被支持部と、
第2の被支持部と、をさらに備え、
前記軸部材は、前記第1の被支持部から突出しており、
前記位置調整器は、前記調整方向に平行な方向おける前記第2の被支持部の位置を調整し、
前記突起部は、前記第1の被支持部を前記支持面で支持する第1突起部と、
前記第2の被支持部を前記支持面で支持する第2突起部と、を含み、
前記第1接着部分と前記第2接着部分とは前記第1の被支持部に含まれる、請求項4~6のいずれか1項に記載の光書込装置。
(2) 前記光学ユニットは、前記光線を透過させる光学面を有しかつ一方向に延びるように形成された光学素子と、
前記光学素子が延びる方向において前記第1の被支持部と前記第2の被支持部との間に前記光学素子が配置されるように前記光学素子を保持する光学ホルダと、をさらに備え、
前記軸部材は、前記第1の被支持部から前記光学面に交差する方向に突出する、請求項10に記載の光書込装置。
100 MFP、20Y,20M,20C,20K 現像ユニット、21 露光ユニット、22Y 帯電ローラー、23Y,23M,23C,23K 感光体ドラム、24Y 現像器、25Y 1次転写ローラー、26 2次転写ローラー、28 ベルト清掃ブレード、30 中間転写ベルト、31 レジストローラー対、32 定着ローラー、33 駆動ローラー、34 従動ローラー、35,35A,35B 給紙カセット、36,36A,36B 取出ローラー、37 搬送ローラー、39 排紙トレイ、40 搬送経路、41Y,41M,41C,41K トナーボトル、120 自動原稿搬送装置、130 原稿読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 操作パネル、161 表示部、163 操作部、210 レーザー光源、211 ポリゴンミラー、213 第1走査レンズ、215Y,215M,215C,215K ミラー、217Y,217M,217C,217K 第2走査レンズ、219Y,219M,219C,219K 透光部、230Y,230M,230C,230K 光学ユニット、231Y,231M,231C,231K ホルダ、232K 貫通穴、233K 下部保持部材、235K 上部保持部材、236K 支持台、237K 支持ネジ、241K 軸部材、251K モーター、253K 調整ネジ、255K 調整板、300 筐体、301 基台、303 蓋部、311K 前方部分、321 後方部分、313K,323K,325K 突起部、314K,324K,326K 支持面、315K 嵌合部、316K 第3規制面、317K 第1規制面、318K 第2規制面、400 仮想回転軸。

Claims (9)

  1. 光線を発生する光源と、
    前記光源から発生される前記光線を偏向する偏向器と、
    平面を有し、前記偏向器により偏向された前記光線が感光対象物の上で走査されるように、前記光線を前記感光対象物に導く光学ユニットと、
    前記光源、前記偏向器および前記光学ユニットを保持する基台と、
    前記光学ユニットの前記平面を支持する支持面を有し、前記基台から突出する突起部と、
    前記光学ユニットが前記支持面に支持された状態で、前記支持面に平行な調整方向における前記光学ユニットの位置を調整する位置調整器と、を備え、
    前記光学ユニットは、前記平面と前記基台との間に配置された弾性を有する接着剤により前記平面の接着領域で前記基台に接合され、
    記光学ユニットは、前記基台に嵌合する軸部材を有し、
    前記基台は、前記光学ユニットが前記支持面に支持された状態で、前記軸部材が嵌合し、前記軸部材の第1の方向への移動を規制する第1規制面および前記軸部材の第2の方向への移動を規制する第2規制面を有する嵌合部が形成され、
    前記光学ユニットが前記接着剤により前記基台に接合された状態で前記位置調整器により位置が調整される場合に前記接着剤が弾性変形することにより前記光学ユニットが回転する回転軸として定まる仮想回転軸が前記軸部材から前記第1の方向と前記第2の方向との間の第3の方向に延びる線上に配置されるように、前記接着領域の位置が決定される、光書込装置。
  2. 前記第2の方向は、前記第1の方向と反対であり、
    前記嵌合部は、前記軸部材の前記第3の方向への移動を規制する第3規制面をさらに有する、請求項に記載の光書込装置。
  3. 前記接着領域は、第1接着部分および第2接着部分を含む、請求項またはに記載の光書込装置。
  4. 前記第1接着部分と前記第2接着部分とが並ぶ方向において、前記軸部材と前記第1接着部分との間の距離と前記軸部材と前記第2接着部分との間の距離との比は前記第1接着部分の面積と前記第2接着部分の面積との比に反比例する、請求項に記載の光書込装置。
  5. 光線を発生する光源と、
    前記光源から発生される前記光線を偏向する偏向器と、
    平面を有し、前記偏向器により偏向された前記光線が感光対象物の上で走査されるように、前記光線を前記感光対象物に導く光学ユニットと、
    前記光源、前記偏向器および前記光学ユニットを保持する基台と、
    前記光学ユニットの前記平面を支持する支持面を有し、前記基台から突出する突起部と、
    前記光学ユニットが前記支持面に支持された状態で、前記支持面に平行な調整方向における前記光学ユニットの位置を調整する位置調整器と、を備え、
    前記光学ユニットは、前記平面と前記基台との間に配置された弾性を有する接着剤により前記平面の接着領域で前記基台に接合され、
    前記光学ユニットは、前記基台に嵌合する軸部材を有し、
    前記光学ユニットが前記接着剤により前記基台に接合された状態で前記位置調整器により位置が調整される場合に前記接着剤が弾性変形することにより前記光学ユニットが回転する回転軸として定まる仮想回転軸が前記軸部材と重なるように、前記接着領域の位置が決定される、光書込装置。
  6. 記接着領域は、第1接着部分および第2接着部分を有し、
    前記軸部材が前記第1接着部分と前記第2接着部分とが並ぶ方向において前記第1接着部分と前記第2接着部分の間に位置する、請求項に記載の光書込装置。
  7. 前記軸部材が前記仮想回転軸と重なるように前記第1接着部分と前記第2接着部分それぞれの面積および位置が決定される、請求項に記載の光書込装置。
  8. 前記光学ユニットは、前記第1接着部分と前記第2接着部分との間で前記突起部の前記支持面に当接する、請求項6または7に記載の光書込装置。
  9. 前記突起部と前記第1接着部分との間の距離と前記突起部と前記第2接着部分との間の距離との比は前記第1接着部分の面積と前記第2接着部分の面積との比に比例する、請求項に記載の光書込装置。
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