JP7443272B2 - ファン装置及びこれを備えた航空機 - Google Patents

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Description

本開示は、ファン装置及びこれを備えた航空機に関する。
eVTOL機(eVTOL:electric Vertical Take-Off and Landing)に採用される電動ファンには、例えば、ダクトを有するファン(いわゆるダクテッドファン)がある。ダクテッドファンは、2つの駆動型に大別される。1つ目は、複数の羽根が接続されたハブをモータで回転駆動させる内周駆動型である。2つ目は、羽根の先端部に設けられたロータコアとそれに対向するように設けられたステータコアとでモータを構成してファンを回転駆動させる外周駆動型である。
このような電動ファンに採用されるモータには、大きなモータ容量が要求される。このため、電動ファンの運転時においては、モータの冷却が不可欠となる。例えば、外周駆動型の電動ファンにおいては、羽根の先端側に設けられたロータコアとそれに対向するように設けられたステータコアとを冷却する必要がある(特許文献1)。
特開2020-93706号公報
ところで、eVTOL機とは異なるが、通常のヘリコプタは、オートローテーション機能を備えていることがある。オートローテーション機能とは、エンジンが故障した際、エンジンとプロペラのリンクを切るとともに羽根の迎角を適切に変更することで、降下するエネルギをプロペラの回転に変換して揚力を確保する機能である。
しかしながら、eVTOL機においては、電動ファンがヘリコプタのプロペラに比べて小さく、また、装置の複雑化や大型化を回避すべく羽根の迎角を可変としない場合が多い。そのため、eVTOL機では、ヘリコプタのようなオートローテーション機能を使用することができない。
本開示はこのような事情に鑑みてなされたものであって、ファンが停止した場合であっても一定の推力を得ることができ、また、通常時においては、モータの冷却を可能とするファン装置及びこれを備えた航空機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のファン装置及びこれを備えた航空機は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示の一態様に係るファン装置は、回転軸線に対して半径方向に延在する複数の羽根を有して、前記回転軸線周りに回転することで気流を発生させるファンと、該ファンの前記半径方向の外側に設けられたロータコアと、前記半径方向において前記ロータコアに対向する位置に設けられたステータコアと、前記回転軸線周りにおいて前記ファンを包囲する内周面を形成するとともに、前記ロータコア及び前記ステータコアを収容する収容空間が内部に形成されたハウジングと、空気を圧縮するコンプレッサと、を備え、前記内周面は、円筒面と、該円筒面よりも気流の流れ方向の下流側において前記回転軸線に沿って前記半径方向の外側に拡径したノズル面と、を有し、前記ハウジングは、前記コンプレッサから前記収容空間に圧縮空気を導く冷却流路と、前記コンプレッサから前記円筒面と前記ノズル面との境界近傍に形成された境界吹出口に圧縮空気を導くハウジング側流路と、を内部に画定し、前記境界吹出口は、前記流れ方向において前記ノズル面に沿うように圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
また、本開示の一態様に係る航空機は、上記のファン装置を備えている。
本開示に係るファン装置及びこれを備えた航空機よれば、ファンが停止した場合であっても一定の推力を得ることができ、また、通常時においては、モータの冷却を可能とする。
本開示の一実施形態に係る航空機の斜視図である。 本開示の一実施形態に係るファン装置の縦断面図である。 境界吹出口、後縁吹出口、ボス吹出口の形状の例を示す図である。 境界吹出口、後縁吹出口、ボス吹出口の形状の例を示す図である。 境界吹出口、後縁吹出口、ボス吹出口の形状の例を示す図である。 ボス吹出口の形状の例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るファン装置の変形例の縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る航空機の変形例の斜視図である。 本開示の一実施形態に係る航空機の変形例の斜視図である。 図9に示す切断線X-Xにおける断面図である。
以下、本開示の一実施形態に係るファン装置及びこれを備えた航空機について図面を参照して説明する。
図1に示すように、ファン装置1は、航空機100Aに設けられている。
ファン装置1は、電気を動力源としており、航空機100Aの離陸、着陸、航行等に要する推力を発生させる装置である。
ファン装置1は、機体に対してチルト可能に構成されている。つまり、航空機100Aは、垂直離着陸が可能ないわゆるeVTOL機とされている。
図1及び図2に示すように、ファン装置1は、ファン10、ロータコア20、ダクト30、ステータコア40及びコンプレッサ70を備えている。
図2に示すように、ファン10は、回転軸線X周りに回転することで気流を発生させる装置である。ファン10は、同図において、上から下に向かう方向に気流を発生させる。ファン10は、ハブ11、複数の羽根12及びリム13を有している。
ハブ11は、回転軸線X上、かつ、ファン10の中心にあり、ファン10の回転中心となる部品である。ハブ11は、ボス50によって回転自在に軸支されている。
ボス50は、回転軸線Xに沿って延在する柱状の部品である。ボス50は、後述するダクト30の内周面31に対して複数の支持部材60を介して接続・支持されている。
支持部材60は、回転軸線Xに対して放射状に配置され、ボス50とダクト30の内周面31とを剛に接続する部材である。
なお、ファン10は、ハブ11がボス50によって回転自在に軸支されているタイプでもよいし、ボス50が省略されたいわゆるシャフトレスタイプでもよい。
羽根12は、基端がハブ11に接続・固定されている。羽根12は、回転軸線Xに対して半径方向に延在している。羽根12は、ハブ11と共に回転軸線X周りに回転する。
複数の羽根12の各先端は、1つのリム13で接続されている。リム13は、回転軸線X周りに環状とされた部材である。リム13は、羽根12と共に回転軸線X周りに回転する。
ロータコア20は、後述するステータコア40と共に外周駆動型のモータを構成する部品である。ロータコア20は、リム13の半径方向における外側に固定されている。ロータコア20は、磁性をもつ部材(例えば磁石)を含んでいる。ロータコア20は、リム13と共に回転軸線X周りに回転する。
ダクト30は、ファン10によって発生した気流を整流する部材である。ダクト30は、ファン10を回転軸線X周りに包囲する筒状の部材とされている。ダクト30は、内周面31及び収容空間32を有している。
内周面31は、ファン10を包囲するように形成された面とされている。内周面31は、円筒面31a及びノズル面31bを含んでいる。
円筒面31aは、回転軸線Xに沿って略一定の内径を有した筒状の面である。円筒面31aは、ハブ11、羽根12、ボス50及び支持部材60等を包囲している。なお、円筒面31aは、必ずしも略一定の内径を有している必要はなく、後述するノズル面31bとの境界がおおよそ区別し得る面でればよい。
ノズル面31bは、回転軸線Xに沿って拡大する内径を有したノズル面状の面である。ノズル面31bは、上流から下流に向かうにつれて内径が拡大している。ノズル面31bは、円筒面31aの下流端に連続的に、かつ、滑らかに接続されている。ノズル面31bは、同図の場合、断面形状が直線状である。ただし、この形状に限定されることはなく、断面形状が曲線状であってもよい。つまり、ノズル面31bは、曲面状であってもよい。
なお、上記の「上流」及び「下流」とは、ファン10が発生させる気流の流れ方向における上流及び下流を意味する。
収容空間32は、ダクト30の内部に形成された空間である。収容空間32は、回転軸線X周りに環状に形成されている。収容空間32は、ロータコア20及びステータコア40を収容している。収容空間32は、開口部35を介して、ダクト30に包囲された空間、すなわちファン10が配置されている空間と連通している。
開口部35は、回転軸線Xに臨むように、回転軸線X周りに環状に形成されている。ファン10のリム13は、この開口部35を塞ぐような形態で配置されている。このとき、リム13と内周面31は、略面一とされている。これによって、ファン10が発生させる気流を円滑に流すことができる。
ステータコア40は、前述したロータコア20と共に外周駆動型のモータを構成する部品である。ステータコア40は、鉄心と鉄心に巻回されたコイルとを有している。ステータコア40は、電流によって磁力が発生するように構成されている。ステータコア40は、回転軸線Xに対する半径方向において、ロータコア20と所定の隙間をもって対向するように設けられている。
以上のように構成されたダクト30には、冷却流路Pc、ハウジング側流路Ph及び連通流路Ps並びに境界吹出口33及び後縁吹出口34が設けられている。
冷却流路Pcは、ダクト30の内部に画定され、ダクト30の外部と収容空間32を連通させる流路である。冷却流路Pcには、コンプレッサ70が接続されている。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気(圧縮空気)を収容空間32に導くことができる。なお、同図において、圧縮空気は、実線の矢印で示されている。
コンプレッサ70は、ダクト30の外部に設置されている(図1参照)。なお、図1の設置箇所は例示であって、この設置箇所に限定されない。
図2に示すように、収容空間32に導かれた圧縮空気は、ロータコア20とステータコア40との間の隙間を流れて収容空間32の外部に流出する。同図の場合、圧縮空気は、ダクト30の外部に流出する。このとき、圧縮空気は、ロータコア20とステータコア40との間の隙間を通過する過程でロータコア20及びステータコア40を冷却する。これによって、外周駆動型のモータを冷却することができる。
ハウジング側流路Phは、ダクト30の内部に画定され、ダクト30の外部と連通した流路である。ハウジング側流路Phは、冷却流路Pcから独立して、コンプレッサ70に接続されている。ハウジング側流路Phは、複数の流路Ph0,Ph1,Ph2,Ph3を有している。
流路Ph0は、ダクト30の内部に画定され、ダクト30の外部と連通した流路である。流路Ph0は、冷却流路Pcから独立して、コンプレッサ70に接続されている。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気をハウジング側流路Phに導くことができる。
流路Ph1は、ダクト30の内部に画定され、流路Ph0と境界吹出口33とを連通させる流路である。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気を境界吹出口33に導くことができる。
境界吹出口33は、円筒面31aとノズル面31bとの境界付近に設けられた開口である。境界吹出口33は、ノズル面31bに沿って圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
境界吹出口33から吹き出した圧縮空気は、気流の流れ方向においてノズル面31bに沿って流れることになる。これによって、エジェクタ効果(エジェクタの原理)で、ダクト30の内周面31の内側に空気が流れ込むことになる。その結果、ファン10が発生させる気流とは別の気流(以下、「エジェクタ効果の気流」という。)が発生する。このエジェクタ効果の気流によって、例えばファン10が停止した場合であっても、圧縮空気を動力源として、一定の推力を得ることができる。なお、ここで言う「推力」とは、ヘリコプタのオートローテーション機能によって発揮される揚力に代替する推力、すなわち、航空機100Aの降下に抗う力である。
また、ファン10が運転している場合でれば、エジェクタ効果の気流は追加的な推力となる。
流路Ph2は、ダクト30の内部に画定され、流路Ph0と後縁吹出口34とを連通させる流路である。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気を後縁吹出口34に導くことができる。
後縁吹出口34は、ノズル面31bの後縁(ダクト30の後縁)に設けられた開口である。境界吹出口33は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
後縁吹出口34から吹き出した圧縮空気は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ノズル面31bに沿って流れる気流を引き寄せて、はく離を抑制することができる。
流路Ph3は、ダクト30の内部に画定され、流路Ph0と連通流路Psとを連通させる流路である。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気を連通流路Psに導くことができる。
連通流路Psは、ボス50を支持する支持部材60の内部に画定され、ボス50に向かって延在している流路である。
ボス50には、ボス側流路Pb及びボス吹出口51が設けられている。ボス側流路Pbは、連通流路Psとボス吹出口51とを連通する流路である。これによって、コンプレッサ70で圧縮された空気をボス吹出口51に導くことができる。
ボス吹出口51は、ボス50の下流側の端面に設けられた開口である。ボス吹出口51は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
ボス吹出口51から吹き出した圧縮空気は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ボス50の端面における気流のはく離を抑制することができる。
以上の通り説明した境界吹出口33、後縁吹出口34及びボス吹出口51は、図3に示すように、回転軸線Xの方向から見たとき、回転軸線Xを中心とした円環状の開口とされてもよい。また、図4に示すように、回転軸線Xを中心とした複数の円弧状の開口で構成してもよい。また、図5に示すように、複数の円形状の開口を、回転軸線Xを中心に等間隔に配列することで構成してもよい。
また、ボス吹出口51は、図3から図5に示す形状の他に、図6に示すように、回転軸線Xを中心とした円形状の開口であってもよい。
図2に示すように、冷却流路Pcとコンプレッサ70との間にはバルブ81を設けてもよい。これによって、モータの冷却が不要な場合に、圧縮空気の全量をハウジング側流路Phに導くことができる。
モータの冷却が不要な場合とは、例えば、故障によりファン10が駆動しなくなった場合である。ファン10が駆動しなければ、モータは発熱しないからである。
このような状況下では、エジェクタ効果の気流によってオートローテーション機能に代替する推力を確保する必要があるので、圧縮空気の全量をハウジング側流路Phに導くことは、推力を最大化する上で有利である。
また、流路Ph1,Ph2,Ph3のそれぞれにも、バルブ(図示せず)を設けてもよい。これによって、各吹出口から吹き出す圧縮空気の流量を適宜調整することができる。
なお、境界吹出口33は、エジェクタ効果の気流を発生させるために必須の構成である。しかし、後縁吹出口34及びボス吹出口51は、エジェクタ効果の気流を発生させるにあたって必ずしも必須の構成ではない。このため、後縁吹出口34及び/又はボス吹出口51を、ファン装置1から省略することもできる。
なお、支持部材60を有さないシャフトレスタイプのファン装置1の場合、ボス吹出口51は不要である。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
いわゆる外周駆動型の電動ファンにおいて、モータとなるロータコア20及びステータコア40が収容された収容空間32に冷却流路Pcを介してコンプレッサ70で圧縮された圧縮空気を導くことができる。これによって、発熱源でもあるモータ(ロータコア20及びステータコア40)を強制的に冷却することができる。
また、円筒面31aとノズル面31bとの境界近傍に形成された境界吹出口33から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、境界吹出口33からの圧縮空気は、ファン10が発生させる気流の流れ方向においてノズル面31bに沿うように吹き出す。これによって、エジェクタ効果(エジェクタの原理)で、ダクト30の内周面31の内側に空気が流れ込むことになる。その結果、ファン10が発生させる気流とは別の気流(以下、「エジェクタ効果の気流」という。)が発生する。このエジェクタ効果の気流によって、例えばファン10が停止した場合であっても、一定の推力を得ることができる。また、ファン10が運転している場合、エジェクタ効果の気流は追加的な推力となる。
また、ノズル面31bの流れ方向の後縁に形成された後縁吹出口34から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、後縁吹出口34からの圧縮空気は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ノズル面31bに沿って流れる気流を引き寄せて、はく離を抑制することができるので、推力を更に増大させることができる。
また、連通流路Ps及びボス側流路Pbを介して、ボス50の端面に形成されたボス吹出口51から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、ボス吹出口51からの圧縮空気は、ファン10が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ボス50の端面における気流のはく離を抑制することができる。その結果、ボス50の端面における空気抵抗を低減することができる。
また、冷却流路Pcとハウジング側流路Phとが、互いに独立した流路とされている場合、それぞれの目的に応じた圧縮空気の流量を設定できる。
また、ハウジング側流路Ph(流路Ph0)が収容空間32と連通している場合、収容空間32に導かれた圧縮空気を各吹出口33,34,51から吹き出させることができる。つまり、モータの冷却と圧縮空気の吹出しを1パスで、かつ、簡便な構造で行うことができる。
[変形例1]
図7に示すように、ハウジング側流路Phの流路Ph0を収容空間32と連通させてもよい。この場合、流路Ph0は、コンプレッサ70と直接的に接続されないで、冷却流路Pc及び収容空間32を介して、コンプレッサ70と間接的に接続されることになる。
これによって、収容空間32に導かれた圧縮空気を境界吹出口33、後縁吹出口34及びボス吹出口51から吹き出させることができる。つまり、モータの冷却と圧縮空気の吹出しを1パスで、かつ、簡便な構造で行うことができる。
[変形例2]
また、図8に示すように、複数のファン装置1によって1つのマルチファン101を構成してもよい。この場合、航空機100Bは、複数のマルチファン101を備える。各マルチファン101が有するファン装置1には、共通のコンプレッサ70から圧縮空気が供給されてもよい。
[変形例3]
また、図9及び図10に示すように、ファン装置1を航空機100Cの翼102に組み込んでもよい。この場合、ダクト30に代わって、翼102に内周面31、各吹出口及び各流路が形成されることになる。
以上の通り説明した実施形態は、例えば、以下のように把握される。
すなわち、本開示の一態様に係るファン装置(1)は、回転軸線(X)に対して半径方向に延在する複数の羽根(12)を有して、前記回転軸線(X)周りに回転することで気流を発生させるファン(10)と、該ファン(10)の前記半径方向の外側に設けられたロータコア(20)と、前記半径方向において前記ロータコア(20)に対向する位置に設けられたステータコア(40)と、前記回転軸線(X)周りにおいて前記ファン(10)を包囲する内周面(31)を形成するとともに、前記ロータコア(20)及び前記ステータコア(40)を収容する収容空間(32)が内部に形成されたハウジング(30,102)と、空気を圧縮するコンプレッサ(70)と、を備え、前記内周面(31)は、円筒面(31a)と、該円筒面(31a)よりも気流の流れ方向の下流側において前記回転軸線(X)に沿って前記半径方向の外側に拡径したノズル面(31b)と、を有し、前記ハウジング(30,102)は、前記コンプレッサ(70)から前記収容空間(32)に圧縮空気を導く冷却流路(Pc)と、前記コンプレッサ(70)から前記円筒面(31a)と前記ノズル面(31b)との境界近傍に形成された境界吹出口(33)に圧縮空気を導くハウジング側流路(Ph)と、を内部に画定し、前記境界吹出口(33)は、前記流れ方向において前記ノズル面(31b)に沿うように圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
本態様に係るファン装置(1)によれば、いわゆる外周駆動型の電動ファンにおいて、駆動部となるロータコア(20)及びステータコア(40)が収容された収容空間(32)に冷却流路(Pc)を介してコンプレッサ(70)で圧縮された圧縮空気を導くことができる。これによって、発熱源でもあるモータ(ロータコア(20)及びステータコア(40))を強制的に冷却することができる。
また、円筒面(31a)とノズル面(31b)との境界近傍に形成された境界吹出口(33)から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、境界吹出口(33)からの圧縮空気は、ファン(10)が発生させる気流の流れ方向においてノズル面(31b)に沿うように吹き出す。これによって、エジェクタ効果(エジェクタの原理)で、ハウジング(30,102)の内周面(31)の内側に空気が流れ込むことになる。その結果、ファン(10)が発生させる気流とは別の気流(以下、「エジェクタ効果の気流」という。)が発生する。このエジェクタ効果の気流によって、例えばファン(10)が停止した場合であっても、一定の推力を得ることができる。また、ファン(10)が運転している場合、エジェクタ効果の気流は追加的な推力となる。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)において、前記ハウジング側流路(Ph)は、前記ノズル面(31b)の前記流れ方向の後縁に形成された後縁吹出口(34)に圧縮空気を導き、前記後縁吹出口(34)は、前記流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
本態様に係るファン装置(1)によれば、ノズル面(31b)の流れ方向の後縁に形成された後縁吹出口(34)から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、後縁吹出口(34)からの圧縮空気は、ファン(10)が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ノズル面(31b)に沿って流れる気流を引き寄せて、はく離を抑制することができるので、推力を更に増大させることができる。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)は、前記ファン(10)を前記回転軸線(X)周りに軸支するボス(50)と、該ボス(50)を前記ハウジング(30,102)に対して支持する支持部材(60)と、を備え、前記支持部材(60)は、前記ハウジング側流路(Ph)から前記ボス(50)側に圧縮空気を導く連通流路(Ps)を内部に画定し、前記ボス(50)は、前記連通流路(Ps)から前記流れ方向の下流側端面に形成されたボス吹出口(51)に圧縮空気を導くボス側流路(Pb)を内部に画定し、前記ボス吹出口(51)は、前記流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている。
本態様に係るファン装置(1)によれば、連通流路(Ps)及びボス側流路(Pb)を介して、ボス(50)の端面に形成されたボス吹出口(51)から圧縮空気を吹き出させることができる。このとき、ボス吹出口(51)からの圧縮空気は、ファン(10)が発生させる気流の流れ方向に吹き出す。これによって、ボス(50)の端面における気流のはく離を抑制することができる。その結果、ボス(50)の端面における空気抵抗を低減することができる。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)において、前記冷却流路(Pc)と前記ハウジング側流路(Ph)とは、互いに独立した流路とされていてもよい。
本態様に係るファン装置(1)によれば、冷却流路(Pc)とハウジング側流路(Ph)とは、互いに独立した流路とされているので、それぞれの目的に応じた圧縮空気の流量を設定できる。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)において、前記ハウジング側流路(Ph)は、前記収容空間(32)と連通していてもよい。
本態様に係るファン装置(1)によれば、ハウジング側流路(Ph)は、収容空間(32)と連通しているので、収容空間(32)に導かれた圧縮空気を各吹出口(33,34,51)から吹き出させることができる。つまり、モータの冷却と圧縮空気の吹出しを1パスで、かつ、簡便な構造で行うことができる。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)において、前記ハウジング(30)は、ダクト(30)とされている。
また、本開示の一態様に係るファン装置(1)において、前記ハウジング(102)は、航空機(100C)の翼(102)とされている。
また、本開示の一態様に係る航空機(100A,100B,100C)は、上記のファン装置(1)を備えている。
1 ファン装置
10 ファン
11 ハブ
12 羽根
13 リム
20 ロータコア
30 ダクト(ハウジング)
31 内周面
31a 円筒面
31b ノズル面
32 収容空間
33 境界吹出口
34 後縁吹出口
35 開口部
40 ステータコア
50 ボス
51 ボス吹出口
60 支持部材
70 コンプレッサ
81 バルブ
100A,100B,100C 航空機
101 マルチファン
102 翼
Pb ボス側流路
Pc 冷却流路
Ph ハウジング側流路
Ph0,Ph1,Ph2,Ph3 流路(ハウジング側流路)
Ps 連通流路
X 回転軸線

Claims (8)

  1. 回転軸線に対して半径方向に延在する複数の羽根を有して、前記回転軸線周りに回転することで気流を発生させるファンと、
    該ファンの前記半径方向の外側に設けられたロータコアと、
    前記半径方向において前記ロータコアに対向する位置に設けられたステータコアと、
    前記回転軸線周りにおいて前記ファンを包囲する内周面を形成するとともに、前記ロータコア及び前記ステータコアを収容する収容空間が内部に形成されたハウジングと、
    空気を圧縮するコンプレッサと、
    を備え、
    前記内周面は、円筒面と、該円筒面よりも気流の流れ方向の下流側において前記回転軸線に沿って前記半径方向の外側に拡径したノズル面と、を有し、
    前記ハウジングは、前記コンプレッサから前記収容空間に圧縮空気を導く冷却流路と、前記コンプレッサから前記円筒面と前記ノズル面との境界近傍に形成された境界吹出口に圧縮空気を導くハウジング側流路と、を内部に画定し、
    前記境界吹出口は、前記流れ方向において前記ノズル面に沿うように圧縮空気を吹き出す方向に向いているファン装置。
  2. 前記ハウジング側流路は、前記ノズル面の前記流れ方向の後縁に形成された後縁吹出口に圧縮空気を導き、
    前記後縁吹出口は、前記流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている請求項1に記載のファン装置。
  3. 前記ファンを前記回転軸線周りに軸支するボスと、
    該ボスを前記ハウジングに対して支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記ハウジング側流路から前記ボス側に圧縮空気を導く連通流路を内部に画定し、
    前記ボスは、前記連通流路から前記流れ方向の下流側端面に形成されたボス吹出口に圧縮空気を導くボス側流路を内部に画定し、
    前記ボス吹出口は、前記流れ方向に圧縮空気を吹き出す方向に向いている請求項1又は2に記載のファン装置。
  4. 前記冷却流路と前記ハウジング側流路とは、互いに独立した流路とされている請求項1から3のいずれかに記載のファン装置。
  5. 前記ハウジング側流路は、前記収容空間と連通している請求項1から3のいずれかに記載のファン装置。
  6. 前記ハウジングは、ダクトとされている請求項1から5のいずれかに記載のファン装置。
  7. 前記ハウジングは、航空機の翼とされている請求項1から6のいずれかに記載のファン装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のファン装置を備えている航空機。
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