JP7442184B2 - コンロシステム - Google Patents

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Description

本発明は、コンロシステムに関する。
従来、感震器を有するコンロが知られている(例えば、特許文献1参照)。感震器の多くは鋼球式の振動センサを用いており、コンロが振動して鋼球がケース内を移動すると、接点がオンオフするように構成される。この際、コンロは電磁弁の閉弁制御、ランプ、ブザー等の報知制御等の対応措置を講じるように構成される。
特開2006-23057号公報
しかしながら、上記のようなコンロは、実際に地震が生じた後に何等かの対応措置が講じられる構成であるため、より迅速に地震に対する対応措置を講じることができるコンロの開発が望まれている。
本発明の目的は、より迅速に地震に対する対応措置をとることができるコンロシステムを提供することである。
請求項1のコンロシステムは、電池駆動式のガスコンロと、インターネット経由でモデムが受信した緊急地震速報をWi-Fiルータを経由して受信可能な中継機器とを備え、前記ガスコンロは、前記中継機器と近距離無線通信で相互に通信可能な通信部と、前記通信部が前記中継機器を介して受信した前記緊急地震速報に基づき、前記ガスコンロの燃焼中のバーナの火力を制限する方向に前記バーナを制御する制御部を備え、前記中継機器は、給湯器の操作を行う給湯器用リモートコントローラであることを特徴とする。
請求項のコンロシステムの前記制御部は、前記緊急地震速報に含まれる震度予測情報に基づき、震度を特定する震度特定部を備え、前記通信部が前記中継機器を介して前記緊急地震速報を受信したとき、前記震度特定部により特定された前記震度が所定震度未満の場合、前記バーナの火力を弱め、前記震度が前記所定震度以上の場合、前記バーナを消火してもよい。
請求項のコンロシステムの前記近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)回線であってもよい。
請求項1のコンロシステムによれば、中継機器を介してガスコンロの通信部が受信した緊急地震速報に基づき実際に地面が揺れるよりも前に、ガスコンロの動作を制限できるので、火災につながるおそれを軽減できる。これにより、コンロシステムは、より迅速に地震に対する対応措置をとることができる。通信部は近距離無線通信を介して中継機器と接続するので、緊急地震速報を正確且つ速やかに受信できる。また、ガスコンロの通信部は、給湯器用リモートコントローラを介して、緊急地震速報を容易に受信できる。
請求項のコンロシステムによれば、予測される震度に応じて、バーナの火力を弱めたり、消火することができるので、震度に応じて異なる対応措置を採ることができる。このため、不必要に調理を中断させて不便をかけるのを防止しつつ、必要な場合には迅速にバーナを消火することで、安全性を早期に担保できる。
請求項のコンロシステムによれば、中継機器と通信部をBluetoothで相互に通信可能に接続する。電池駆動式のガスコンロでは、電池寿命との関係で、消費電力の大きいLAN機能を持たせることが難しいが、Bluetoothを用いることで、ガスコンロが作動状態のときだけ、緊急地震速報に基づきガスコンロの燃焼動作を制限する方向に制御できる。これにより、省電力でより迅速に地震に対する対応措置をとることができる。
コンロシステム100の構成図である。 コンロシステム100の電気的構成を示すブロック図である。 燃焼制御処理のフローチャートである。 コンロシステム101の構成図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載されるシステムの構成、装置構成、制御上の処理などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明する為に用いられるものである。
図1を参照し、コンロシステム100の構成を簡単に説明する。コンロシステム100は、コンロ11とスマートフォン12を備える。コンロ11は電池駆動式のガスコンロである。コンロ11の前面には、3つの操作ボタン13と1つの電池ケース14が設けられる。操作ボタン13が押下されることで、対応するバーナが点火される。対応するバーナとは、左右一対のコンロバーナ、及びグリル庫内(図示略)のグリルバーナの何れかである。電池ケース14には、2個の乾電池15(図2参照)が格納される。各操作ボタン13の上方には、火力調節レバー(図示略)が夫々設けられる。火力調節レバーは左右方向の回動操作により、各種バーナの火力調節を行う。
コンロ11は、スマートフォン12と無線通信が可能である。無線通信は近距離無線通信が好ましく、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、赤外線通信、NFC等を採用できる。近距離無線通信とは、一般的に、無線通信のうち通信距離が数10メートル内のものを意味する。なお、スマートフォン12は、コンロ11と通信可能領域内に位置する。それ故、スマートフォン12は、コンロ11を使用するユーザ1の携帯端末であることが殆どであるが、ユーザ以外の携帯端末であってもよい。スマートフォン12は、気象庁が発信する緊急地震速報をインターネット5経由で受信可能である。
緊急地震速報は、気象庁が提供するサービスであり、地震発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、速やかに知らせる情報である。気象庁のサーバ3はインターネット5に接続する。例えば、地震が発生すると、その震源地に近い場所に設置された感震器2がその地震のP波を検知し、気象庁のサーバ3に感震信号を送信する。サーバ3は感震信号を受信すると、受信した感震信号に基づき、地震の対象地域、S波が到達するまでの時間、予測される震度等を瞬時に計算し、緊急地震速報を発表する。緊急地震速報は、例えば、地震対象地域情報、S波到達時間情報、予測震度情報等を含むデータである。
サーバ3は、緊急地震速報をインターネット5経由で各種電子機器に送信する。緊急地震速報は、例えばインターネット5に接続された家庭用のモデム6に受信される。モデム6が受信した緊急地震速報は、Wi-Fiルータ7を経由して、ユーザ1が所有するスマートフォン12に受信される。スマートフォン12は、近距離無線通信で接続されたコンロ11に向けて、緊急地震速報を送信する。加熱調理中のコンロ11において、スマートフォン12から緊急地震速報を受信すると、後述する燃焼制御処理(図3参照)において、予測される震度に応じて、燃焼中のバーナの火力を弱めたり、又は消火する等の対応措置を速やかに講じることができる。
図2を参照し、コンロ11の電気的構成を説明する。コンロ11は、制御回路20を備える。制御回路20は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24等を備える。CPU21はコンロ11の動作を統括制御する。ROM22は、燃焼制御プログラムを含む各種プログラム等を記憶する。燃焼制御プログラムは、後述の燃焼制御処理(図3参照)を実行するプログラムである。RAM23は各種情報を一時的に記憶する。フラッシュメモリ24は不揮発性であり、各種データを記憶する。
制御回路20には、電源回路25、スイッチ入力回路26、パネル制御回路27、通信回路28、イグナイタ回路29、サーミスタ入力回路30、失火検出回路31、安全弁回路32、電磁弁回路33等が接続される。
スイッチ入力回路26には、基板スイッチ41とイグナイタスイッチ42が接続される。基板スイッチ41は、3つの操作ボタン13の夫々の操作に連動してオン・オフされる。スイッチ入力回路26は、基板スイッチ41の状態を検出し、電源回路25と制御回路20に入力する。イグナイタスイッチ42は、対応する操作ボタン13が押下される過程で、基板スイッチ41がオンになった後にオンになり、操作ボタン13が押し戻される過程で、基板スイッチ41がオフになるよりも先にオフになる。スイッチ入力回路26は、イグナイタスイッチ42の状態を検出し、制御回路20に入力する。
電源回路25は、何れかの操作ボタン13の基板スイッチ41がオンの場合に、電池ケース14に収容される乾電池15から供給される電力を各種回路に供給する。制御回路20は、電源回路25から電力が供給されると作動し、電力の供給が途絶えると動作を停止する。パネル制御回路27には、コンロ11の操作パネル部43が接続される。操作パネル部43には、図示しない各種スイッチ、表示部、LED等が接続される。パネル制御回路27は、操作パネル部43に設けられた各種スイッチの押下を検出し、制御回路20に入力する。パネル制御回路27は、制御回路20からの制御指令を受け、表示部における表示、及びLEDの点灯、点滅等を制御する。
通信回路28には、近距離通信部44が接続される。近距離通信部44は、スマートフォン12の後述の近距離通信部55とBluetoothで相互に通信可能である。通信回路28は、制御回路20からの制御指令を受け、近距離通信部44を駆動する。通信回路28は、近距離通信部44が受信した情報を制御回路20に入力する。イグナイタ回路29は、制御回路20からの制御指令を受け、コンロ11の各種バーナに設けられたイグナイタ(図示略)を駆動する。イグナイタは放電することで各種バーナへの点火を行う。サーミスタ入力回路30は、サーミスタ46からの検出信号を制御回路20に入力する。サーミスタ46は、左右一対のコンロバーナに夫々設けられた鍋底センサ(図示略)に格納され、鍋底センサが鍋底に当接することで、鍋底温度を検出する。
失火検出回路31は、熱電対47が発生する熱起電力に基づき、各種バーナの失火を検出し、制御回路20に入力する。安全弁回路32は、制御回路20からの制御指令を受け、安全弁48の通電を制御する。安全弁48は、各種バーナの夫々にガスを供給する3本のガス供給管(図示略)の夫々に設けられる。安全弁48はマグネット式安全弁であり、操作ボタン13の押し込み動作で機械的に開放され、開弁状態になる。安全弁回路32は、制御回路20からの制御指令を受け、安全弁48に通電する。安全弁48は開弁状態を維持する。例えば、バーナが失火すると、熱電対47に発生する熱起電力が失われるので、失火検出回路31はコンロバーナの失火信号を制御回路20に入力する。安全弁回路32は、制御回路20からの制御指令を受け、安全弁48への通電を遮断する。これにより、安全弁48はバネ(図示略)の付勢力で閉鎖される。
電磁弁回路33は、制御回路20からの制御指令を受け、ガス量調節用の電磁弁49を開閉する。電磁弁49は、ガス遮断用キープソレノイドバルブである。電磁弁49は、ガス供給管の途中から分岐して再度合流するバイパス管(図示略)に設けられる。電磁弁49を開閉することにより、バイパス管の流路が開閉され、バーナに供給されるガス量が増減する。これにより、バーナ火力を強火力と弱火力の2段階に調節できる。
図2を参照し、スマートフォン12の電気的構成を説明する。スマートフォン12は、CPU51、ROM52、RAM53、フラッシュメモリ54、近距離通信部55、無線通信部56、表示部57、タッチパネル58、入出力部59等を備える。CPU51は、スマートフォン12の動作を統括制御する。ROM52は各種プログラムを記憶する。RAM53は各種データを一時的に記憶する。フラッシュメモリ54は不揮発性で各種情報を記憶する。近距離通信部55は、コンロ11の近距離通信部44とBluetoothで相互に通信可能である。無線通信部56は、Wi-Fi環境下においては、Wi-Fiルータ7を介してインターネット5に接続可能である。表示部57は、CPU51の制御指令に基づき各種情報を表示する。タッチパネル58は、例えば透過型静電容量タッチパネルであり、ユーザ1のタッチ位置を特定することで、各種情報を入力可能である。入出力部59は外部機器との接続端子を備える。
図3を参照し、コンロ11のCPU21による燃焼制御処理を説明する。ユーザ1が操作ボタン13を押下し、対応する基板スイッチ41がオンすると、CPU21はROM22から燃焼制御プログラムを読出し、本処理を実行する。操作ボタン13が押下されると、対応するバーナのガス供給管に設けられたメイン弁(図示略)と安全弁48が強制的に開放され、バーナにガスが流れる。なお、メイン弁は、周知のプッシュ・プッシュ機構により操作ボタンの押下に連動して、開弁状態を維持する。
CPU21は、押下された操作ボタン13に対応する基板スイッチ41がオンすることによって、押下された操作ボタン13を認識し、バーナのガス供給管に設けられた安全弁48に通電する(S11)。これにより、安全弁48は開弁状態を維持する。バーナの炎孔部にガスが供給された状態で、CPU21は、イグナイタ45をONし(S12)、バーナへの点火動作を実行する。
CPU21はバーナに点火したか判断する(S13)。熱電対47が失火を検出した場合、バーナに点火されていないので(S13:NO)、イグナイタ45をOFFし(S27)、安全弁48の通電を遮断し(S20)、本処理を終了する。
バーナに正常に点火された場合(S13:YES)、CPU21はバーナの通常制御を開始する(S14)。通常制御実行中において、CPU21は緊急地震速報をスマートフォン12から受信したか判断する(S15)。緊急地震速報を受信していない場合(S15:NO)、CPU21は操作ボタン13が再押下され、燃焼中のバーナが消火されたか判断する(S19)。消火されていない場合(S19:NO)、CPU21はS14に戻り、通常制御において上記処理を繰り返す。
緊急地震速報を受信した場合(S15:YES)、CPU21は受信した緊急地震速報に含まれる予測震度情報に基づき、予測される地震の震度を特定する(S16)。CPU21は特定した震度が1か判断する(S17)。特定した震度が1の場合(S17:YES)、発生が予測される地震は微震であり、危険を伴わない地震の可能性が高い。この場合、CPU21は、バーナの燃焼と火力を継続すると共に、予測震度と地震発生までの時間(S波到達時間)を操作パネル部43の表示部に表示し、ユーザ1に報知する(S18)。これにより、ユーザ1は、これから起きる地震の発生に備えつつ加熱調理を継続できる。よって、コンロシステム100は、不必要に調理を中断させて不便をかけるのを防止できる。なお、CPU21は、操作パネル部43の表示部において、地震発生までの時間をカウントダウン表示してもよい。
特定した震度が1でない場合、CPU21は特定した震度が3以上か判断する(S21)。特定した震度が2の場合(S21:NO)、発生が予測される地震は軽震である。この場合、CPU21は、燃焼中のバーナに対応するガス量調節用の電磁弁49を閉じることによって、バーナ火力を弱火力に絞る(S22)。これと同時に、CPU21は、予測震度と地震発生までの時間(S波到達時間)を操作パネル部43の表示部に表示し、ユーザ1に報知する(S23)。これにより、仮に予測震度の地震が発生した場合でも、バーナ火力が弱火力に絞られているので、ユーザ1は、加熱調理を中断することなく安全に継続できる。
CPU21は、燃焼中のバーナにおいて消火操作があったか判断する(S19)。ユーザ1は燃焼中のバーナを消火する為、対応する操作ボタン13を再押下する。消火操作が無い場合(S19:NO)、CPU21はS14に戻り、通常制御を継続する。
特定した震度が3以上の場合(S21:YES)、発生が予測される地震は強震である。この場合、ユーザ1の安全を最優先に考え、CPU21は、安全弁48の通電を遮断し、燃焼中のバーナを強制的に消火する(S24)。これと同時に、CPU21は、予測震度と地震発生までの時間(S波到達時間)を操作パネル部43の表示部に表示し、ユーザ1に報知する(S25)。これにより、仮に予測震度の地震が発生した場合、バーナは既に消火されているので、コンロ11の安全性を向上できる。
そして、操作ボタン13の消火操作があった場合(S19:YES)、CPU21は、対応する安全弁48の通電を遮断し(S20)、燃焼中のバーナを消火する。CPU21は本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のコンロシステム100は、電池駆動式のコンロ11と、緊急地震速報を受信可能なスマートフォン12を備える。コンロ11は、近距離通信部44と制御回路20を備える。近距離通信部44は、スマートフォン12とBluetoothで相互に通信可能である。制御回路20のCPU21は、近距離通信部44がスマートフォン12を介して受信した緊急地震速報に基づき、コンロ11の燃焼中のバーナの火力を制限する方向にバーナを制御する。これにより、コンロシステムは、省電力でより迅速に地震に対する対応措置をとることができる。
また、コンロ11のCPU21は、緊急地震速報を受信したとき、緊急地震速報に含まれる震度予測情報に基づき、震度を特定する。そして、CPU21は、特定された震度が2の場合、バーナの火力を弱め、震度が3以上の場合、バーナを消火する。これにより、コンロ11は、予測される震度に応じて異なる対応措置を採ることができる。このため、不必要に調理を中断させて不便をかけるのを防止しつつ、必要な場合には迅速にバーナを消火することで、安全性を早期に担保できる。
上記説明において、コンロ11は本発明の「ガスコンロ」の一例である。スマートフォン12は本発明の「中継機器」の一例である。近距離通信部44は本発明の「通信部」の一例である。制御回路20のCPU21は本発明の「制御部」の一例である。予測される震度3は本発明の「所定震度」の一例である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態のコンロシステム100においては、本発明の中継機器の一例として、スマートフォン12を説明したが、これ以外の携帯端末でもよく、例えば、タブレット端末、携帯電話等であってもよい。また、携帯端末以外の端末でもよく、緊急地震速報受信用の専用端末であってもよい。
図4に示すコンロシステム101は、本発明の中継機器の一例として、給湯器用リモートコントローラ16を備える。給湯器用リモートコントローラ16は、例えば、給湯器(図示略)から離れた部屋の壁に固定された給湯器用の操作リモコンである。給湯器用リモートコントローラ16は、上記実施形態のスマートフォン12と同様に、緊急地震速報を受信可能であり、コンロ11とBluetoothで相互に通信可能である。なお、給湯器用リモートコントローラ16の電気的構成は、図2に示すスマートフォン12の電気的構成と基本的に同じであり、タッチパネルの代わりに物理スイッチ等を備える。これにより、コンロシステム101においても、上記実施形態のコンロシステム100と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態の燃焼制御処理において、予測される震度が1の場合、バーナ火力は変化せずに、報知のみの対応措置であるが、震度2と同様に、バーナ火力を弱めてもよい。また、予測される震度に関わらず、一律でバーナを消火してもよい。上記実施形態では、震度3以上でバーナを消火するが、それ以上の震度でバーナを消火するようにしてもよい。即ち、上記実施形態の所定震度は3であるが、それ以外の震度であってもよい。また、所定震度を自由に設定可能としてもよい。
上記実施形態の燃焼制御処理では、緊急地震速報を受信した場合、操作パネル部43の表示部に、予測震度と地震発生までの時間(S波到達時間)を表示して報知したが、これに合わせて音声でその旨を報知してもよく、アラームを鳴らしてもよい。
コンロ11における各種バーナへのガス供給構造、及びバーナ火力の調節構造については上記実施形態に限定せず、少なくともバーナ火力を自動で変更できればよい。また、上記実施形態では、予測震度が2であった場合、電磁弁49を閉じることでバーナ火力を弱火力に絞っているが、火力調節が連続的に行える構造を備えていれば、最小火力にするのがよい。
11 コンロ
12 スマートフォン
15 乾電池
16 給湯器用リモートコントローラ
20 制御回路
21 CPU
44 近距離通信部
55 近距離通信部
56 無線通信部
100 コンロシステム
101 コンロシステム

Claims (3)

  1. 電池駆動式のガスコンロと、
    インターネット経由でモデムが受信した緊急地震速報をWi-Fiルータを経由して受信可能な中継機器と
    を備え、
    前記ガスコンロは、
    前記中継機器と近距離無線通信で相互に通信可能な通信部と、
    前記通信部が前記中継機器を介して受信した前記緊急地震速報に基づき、前記ガスコンロの燃焼中のバーナの火力を制限する方向に前記バーナを制御する制御部を備え
    前記中継機器は、給湯器の操作を行う給湯器用リモートコントローラであること
    を特徴とするコンロシステム。
  2. 前記制御部は、
    前記緊急地震速報に含まれる予測震度情報に基づき、震度を特定する震度特定部を備え、
    前記通信部が前記中継機器を介して前記緊急地震速報を受信したとき、前記震度特定部により特定された前記震度が所定震度未満の場合、前記バーナの火力を弱め、前記震度が前記所定震度以上の場合、前記バーナを消火すること
    を特徴する請求項1に記載のコンロシステム。
  3. 前記近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)回線であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のコンロシステム。
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