JP7440246B2 - 界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法 - Google Patents

界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法 Download PDF

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本発明は、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法に関する。
従来、比重が異なり、互いに溶け合わない液体を分離する方法としては、タンク状の容器内において強い撹拌を与えない状態で上下に分離させる方法が知られている。このような、比重が異なり、互いに溶け合わない液体を分離する方法を活用した設備としては、コークス炉から排出されたガスを冷却して凝縮させた凝縮液を、安水とタールとに分離するタールデカンターが知られている。コークス炉において石炭を乾留する際に発生するガスを冷却した凝縮液は、タールデカンター内に回収される。回収された冷却水は安水と呼ばれ、前記ガスから凝縮したタールを含んでいる。安水とタールとは互いに溶け合わないため、比重の差異からタールデカンター内で分離され、上層部に安水、中層部に安水にタールが懸濁したタールエマルジョン、下層部にタールが存在するようになる。そして、このように比重が異なる液体を上下に分離し、液体同士の境界面の位置を把握することができれば、前記境界面よりも上側と下側とから液体をそれぞれ排出することによって、分離した液体を効率良く回収することができる。
ここで、タールデカンター内の安水をポンプを用いて回収する際に、安水にタールエマルジョンが混ざってしまうと、回収した安水を送液するための配管の閉塞を招き、コークス炉で発生するガスを、安水を用いた冷却水によって冷却できなくなる可能性がある。コークス炉は、一般に連続的に運転させるため、タールデカンターに入る冷却水と、タールデカンターから出る安水、並びに、タールデカンターでのタールの流入及び流出も連続的である。そのため、タールデカンター内における安水とタールエマルジョンとの間の界面レベルは変動する。よって、一般に、タールデカンター内における前記界面レベルを測定し、ポンプを用いてタールデカンターから回収する安水及びタールに、タールエマルジョンが混入しないようにしている。
前記界面レベルを測定する方法としては、タールデカンターの高さ方向に複数設置されたテストコックから、必要に応じてサンプル液を採取し、その濁り具合を目視して対象のサンプル液を推定した上で、それぞれの界面レベルがどこにあるかを判断する方法がある。
また、特許文献1には、タールデカンター内の液中に界面センサーを直接浸漬させて、界面センサーにより安水とエマルジョンと間の界面を検出し、タールデカンターの界面レベルを管理する方法が開示されている。また、特許文献1では、界面センサーの検出面に向けて清浄液を噴出し、前記検出面に付着したタールなどの付着物を除去することによって、前記検出面を清浄に保持している。
特開平8-283741号公報
しかしながら、上述したようなテストコックを開けてサンプル液を採取し、その濁り具合により目視判断し、界面レベルを管理する方法であると、属人的なため、非定量的で判断結果の個人差が大きく、また、人的負荷が大きい。さらには、連続的に界面レベルを測定するのではなく、コックを開けてサンプル液を採取した時点での界面レベルを判断することになるため、サンプル液を採取した後に界面レベルが変動する可能性があり、信頼性に乏しい。
また、特許文献1に開示された方法では、タールデカンター内の液体に界面センサーを直接浸漬させて界面レベルの検出を行うが、界面センサーの検出面を清浄に保持するために、前記検出面に向けて清浄な液体を噴射すると、界面センサーの内部に液体が浸入して絶縁が破壊されたり、清浄な液体が吹き付けられることによる振動によって界面センサーの内部の回路が断線したりするおそれがある。その結果、界面センサーの寿命が短くなり、界面レベルを長期間にわたって測定することができなくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、界面センサーによる定量的かつ連続的で人的負荷を低減し、界面レベルを長期間にわたって測定することができる界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る界面測定装置は、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面測定装置であって、前記界面レベルを検出する界面センサーと、前記界面センサーを内包し、前記界面センサーを保護する有底筒状の保護管と、前記保護管の底板部における外面に向けて洗浄液を噴出する洗浄ノズルと、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定装置は、上記の発明において、前記底板部は、金属製であり、厚みが0.5[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定装置は、上記の発明において、前記保護管の内周面に断熱材を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定装置は、上記の発明において、前記保護管の外部から内部に気相の冷却媒体を導入する冷却媒体導入部材を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定装置は、上記の発明において、前記保護管を、前記界面センサーが前記液体内に落下することを防止する落下防止機構として兼用することを特徴とすることを特徴とするものである。
また、本発明に係るタールデカンターは、コークス炉から排出されたガスを冷却した液体を安水とタールとに分離するタールデカンターであって、上記の発明の界面測定装置を備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定方法は、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面測定方法であって、前記界面レベルを検出する界面センサーを内包して前記界面センサーを保護する有底筒状の保護管の底板部における外面に向けて、洗浄ノズルが洗浄液を噴出することを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定方法は、上記の発明において、前記底板部は、金属製であり、厚みが0.5[mm]以下であることを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定方法は、上記の発明において、前記保護管の内周面に断熱材を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定方法は、上記の発明において、前記保護管の外部から内部に冷却媒体導入部材によって気相の冷却媒体を導入することを特徴とするものである。
また、本発明に係る界面測定方法は、上記の発明において、前記界面センサーが前記液体内に落下することを前記保護管によって防止することを特徴とするものである。
本発明に係る界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法は、界面センサーによる定量的かつ連続的で人的負荷を低減し、界面レベルを長期間にわたって測定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るタールデカンターの概略構成を示した図である。 図2は、タールデカンター内に設置された界面測定装置を示した図である。 図3は、タールデカンター内に設置される界面測定装置の他例を示した図である。 図4は、タールデカンター内に設置される界面測定装置の他例を示した図である。
以下に、本発明に係る界面測定装置、タールデカンター、及び、界面測定方法の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るタールデカンター1の概略構成を示した図である。図2は、タールデカンター1内に設置された界面測定装置100を示した図である。タールデカンター1には、不図示のコークス炉で石炭乾留時に発生するガスを冷却によって凝縮させた凝縮液が、不図示の配管を経て送られてくる。そして、タールデカンター1内では、静置分離によって、凝縮液が比重の差異から安水とタールとに分離される。具体的には、図1に示すように、凝縮液がタールデカンター内で分離され、上層部に安水、中層部に安水にタールが懸濁したタールエマルジョン53、下層部にタール54が存在するようになる。なお、上層部の安水は、含有物の差から、さらに白安水51と黒安水52とに分けられる。上層部の白安水51は、タールデカンター1の側壁上部に接続されたポンプ61によって回収され、コークス炉から発生するガスを冷却する冷却水として再利用される。また、下層部のタール54は、タールデカンター1の側壁下部に接続されたポンプ62により回収され、例えば、化成製品の原料となる。
タールデカンター1には、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベル(タールデカンター1の高さ方向における界面の位置)を検出する界面測定装置100が備えられている。なお、図1に示したタールデカンター1では、タールデカンター1の高さ方向に多段のコック70を設けて、随時、コック70を開けて、サンプル液を抽出し、その濁り具合(色)によって、界面レベルの測定を行うことも可能となっている。
図2に示すように、界面測定装置100は、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面センサー2と、界面センサー2を保護する有底円筒状の保護管3と、保護管3の底板外面3a側に向かって清浄液を噴出する洗浄ノズル4と、を備えている。
界面センサー2としては、超音波式や静電容量式などがあり、本実施形態では超音波式を用いている。界面センサー2は、保護管3に内包されており、保護管3の底板部31における底板内面31b上に設置されている。なお、界面センサー2の検出面2aは、底板内面31bと対向している。
保護管3は、タールデカンター1の筐体10に設けられた取り付け部11に形成された開口部11aからタールデカンター1の内部に挿入される。そして、保護管3は、白安水51と黒安水52(図1参照)との界面よりも上側に界面センサー2が位置するように、白安水51中に浸漬される。なお、界面測定装置100においては、黒安水52とタールエマルジョン53(図1参照)との界面レベルを界面センサー2によって検出可能なように、黒安水52とタールエマルジョン53との界面よりも上側に界面センサー2が位置するように、保護管3を黒安水52中まで浸漬させてもよい。
保護管3は、円筒部30の上部開口を覆うように、円筒部30の上端に固定された円盤状のカバー部材32を有している。そして、カバー部材32のフランジ部32aと、タールデカンター1の取り付け部11とを、不図示のボルトによって接合させることによって、保護管3がタールデカンター1に固定される。また、カバー部材32には、界面センサー2に接続された通信ケーブル21を通すための貫通孔32bが形成されている。界面センサー2は、検出面2aから下方に向けて超音波を発射し、白安水51と黒安水52との界面より反射される超音波を検出して、発射時刻と検出時刻との時間間隔から白安水51と黒安水52との界面レベルを検出する。界面センサー2の検出結果は、界面センサー2から検出信号として通信ケーブル21を介して不図示の外部装置に出力される。
洗浄ノズル4は、ノズル先端面4aが保護管3の底板外面3aを向くように、タールデカンター1内の白安水51中に位置するように浸漬させている。そして、洗浄ノズル4は、タールデカンター1の外部から配管41を通って送液された洗浄液である清浄な液体を、保護管3の底板外面3aに向かって噴出し、底板外面3aに付着したタールなどの汚れを除去する。洗浄ノズル4から噴出する清浄な液体は、保護管3の底板外面3aに付着する物質の含有量が少ない液体であればよく、清浄水や、ポンプ61を用いて回収した白安水51などを使用することができ、本実施形態では清浄水を用いている。
界面測定装置100では、界面センサー2に洗浄ノズル4から清浄水が吹き付けられないため、界面センサー2に清浄水が直接吹き付けれた振動に起因して、界面センサー2の内部回路の断線が発生するのを抑制することができる。
また、界面測定装置100では、保護管3内に界面センサー2が設置されているため、保護管3がタールデカンター1に固定された状態で、メンテナンスなどにより界面センサー2の交換作業を行う際に、タールデカンター1の液体内に界面センサー2を落下させてしまうのを防止することができる。すなわち、界面測定装置100においては、保護管3が、タールデカンター1の液体内への界面センサー2の落下防止機構としても機能している。
ここで、保護管3の底板部31の厚みは、薄いほど界面センサー2の感度が上昇するため、小型で低出力の界面センサー2を用いることができる。ここで、例えば、保護管3の底板部31の厚みが1[mm]であれば、界面センサー2及び保護管3の総重量は、仮設のチェーンブロックによって界面センサー2が入った保護管3を運搬できる程度である。また、保護管3の底板部31の厚みが0.5[mm]以下であれば、界面センサー2及び保護管3の総重量は、人力によって界面センサー2が入った保護管3を運搬することが可能な程度となり、設置とメンテナンスに好適である。さらに、保護管3の底板部31の厚みを0.3[mm]以下とすれば、界面センサー2及び保護管3の総重量は、界面センサー2が入った保護管3を一人でも運搬したり位置の修正を行ったりすることが可能な程度となり、設置とメンテナンスがさらに容易となる。
ただし、保護管3の底板部31の厚みが薄すぎると強度が不足するため、洗浄ノズル4によって底板部31における底板外面31aを勢いよく洗浄する必要がある環境では、底板部31を金属製として厚みを0.1[mm]以上とすることが望ましい。
ここで、保護管3の底板部31の厚みを薄くするにあたっては、フランジとガスケットとを用いて保護管3の円筒部30に薄い底板部31を接合する方法もあるが、軽量化しつつ液体の侵入を抑止する観点からは、保護管3の円筒部30と底板部31とを溶接する方法もある。この溶接する方法の場合には、溶接時に保護管3の底板部31に歪みが生じることがあり、液体中に気泡が含まれていると、その気泡が底板部31における底板外面31aに溜まってしまい、界面センサー2の感度が低下するおそれがある。
そのため、洗浄ノズル4は、保護管3の底板外面3aに向かって清浄水を噴出することによって、底板外面3aの清掃を行うと共に、底板外面31aに溜まった気泡を吹き飛ばす機能の役割も同時に担っている。これにより、底板外面31aに付着した汚れや、底板外面31aに溜まった気泡などによって、界面センサー2の感度が低下するのを抑制することができる。すなわち、洗浄ノズル4は、円筒部30と底板部31とを溶接して保護管3を作製した場合に無くてはならない装置である。
また、保護管3の底板部31に歪みが生じた場合でも、界面センサー2の検出面2aと保護管3の底板部31における底板内面31bとの間隙を液体で充填することによって、界面センサー2の感度の低下を低減させることができる。検出面2aと底板内面31bとの間隙に充填する液体としては、腐蝕性が無く使用する温度で蒸発しにくい液体であれば何でもよいが、例えば、幅広い温度域で安定であるシリコーンオイルが使い易いため好適である。
また、コークス炉から回収されたガスを冷却した後、タールデカンター1内に回収された冷却水の温度は約75[℃]であるため、界面センサー2の耐熱温度を超えて、界面センサー2に故障や異常を起こしたり、信号配線が劣化して断線や短絡したりすることがある。そのため、保護管3の円筒部30における内周面30aに断熱材を設けることによって、保護管3内をタールデカンター1内の液体よりも低い温度として、界面センサー2を熱から保護することができる。これにより、界面センサー2の耐熱温度を超えて、界面センサー2に故障や異常を起こしたり、信号配線が劣化して断線や短絡したりすることを抑制することができる。
なお、前記断熱材は、必ずしも保護管3の円筒部30における内周面30aに接着する必要は無く、例えば、発泡ポリエチレンシートなどの可撓性のある断熱シートを、内周面30aに沿って円筒状に丸めて装入しても良い。また、発砲断熱材を内周面30aに吹き付けても良い。
さらには、保護管3の外部から冷却媒体導入部材である配管を通して気相の冷却媒体である冷却エアーを保護管3の内部の界面センサー2近傍に導入し、界面センサー2や保護管3内の温度を下げるようにしてもよい。これにより、界面センサー2の耐熱温度を超えて、界面センサー2に故障や異常を起こしたり、信号配線が劣化して断線や短絡したりすることを、より効果的に抑制することができる。
実施形態に係る界面測定装置100では、タールデカンター1内の比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを、界面センサー2によって連続的に検出することができる。そのため、実施形態に係る界面測定装置100では、界面センサー2による定量的かつ連続的で人的負荷の少ない方法によって、比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを長期間にわたって測定することができる。また、実施形態に係るタールデカンター1では、ポンプ61を用いて回収し再利用される白安水51と、黒安水52との界面レベルを、界面測定装置100によって連続的に検出できるため、タールデカンター1による操業を円滑に行うことができる。
図3は、タールデカンター1内に設置される界面測定装置の他例を示した図である。図3に示した界面測定装置100Aは、界面センサー2Aと保護管3Aと洗浄ノズル4Aとを備えている。界面センサー2Aは、図2に示した界面測定装置100が備える界面センサー2よりも小型のものを用いている。界面センサー2Aは、界面センサー2Aの検出面2Aaと保護管3Aの底板部31Aにおける底板内面31Abとが対向するように、底板内面31Ab上に設置されている。そして、保護管3Aは、タールデカンター1の取り付け部11に形成された開口部11aからタールデカンター1の内部に挿入され、白安水51と黒安水52(図1参照)との界面よりも上側に界面センサー2Aが位置するように白安水51中に浸漬される。なお、界面測定装置100Aにおいては、黒安水52とタールエマルジョン53(図1参照)との界面レベルを界面センサー2Aによって検出可能なように、黒安水52とタールエマルジョン53との界面よりも上側に界面センサー2Aが位置するように、保護管3Aを黒安水52中まで浸漬させてもよい。
保護管3Aは、円筒部30Aの上部開口を覆うように、円筒部30Aに固定された円盤状のカバー部材32Aを有している。そして、カバー部材32Aのフランジ部32Aaと、タールデカンター1の筐体10に設けられた取り付け部11とを、不図示のボルトによって接合させることによって、保護管3Aはタールデカンター1に固定される。また、カバー部材32Aには、界面センサー2Aに接続された通信ケーブル21Aを通すための貫通孔32Abが形成されている。界面センサー2Aは、検出面2Aaから下方に向けて超音波を発射し、白安水51と黒安水52との界面より反射される超音波を検出して、発射時刻と検出時刻との時間間隔から白安水51と黒安水52との界面レベルを検出する。界面センサー2Aの検出結果は、界面センサー2Aから検出信号として通信ケーブル21Aを介して不図示の外部装置に出力される。
また、保護管3Aの円筒部30Aの内径D2は、図2に示した界面測定装置100が備える保護管3の円筒部30の内径D1よりも小径になっており、その結果、保護管3と比べて保護管3Aの軽量化を図ることができる。
洗浄ノズル4Aは、ノズル先端面4Aaが保護管3Aの底板部31Aにおける底板外面31Aaを向くように、タールデカンター1内の白安水51中に位置するように浸漬させている。そして、洗浄ノズル4Aは、タールデカンター1の外部から配管41Aを通って送液された清浄液を底板外面31Aaに向かって噴出し、底板外面31Aaに付着したタールなどの汚れを除去したり、底板外面31Aaに溜まった気泡を吹き飛ばしたりする。これにより、底板外面31Aaに付着した汚れや、底板外面31Aaに溜まった気泡などによって、界面センサー2Aの感度が低下するのを抑制することができる。また、界面測定装置100Aでは、界面センサー2Aに洗浄ノズル4Aから清浄水が吹き付けられないため、界面センサー2Aに清浄水が直接吹き付けれた振動に起因して、界面センサー2Aの内部回路の断線が発生するのを抑制することができる。
また、界面測定装置100Aでは、保護管3A内に界面センサー2Aが設置されているため、保護管3Aがタールデカンター1に固定された状態で、メンテナンスなどにより界面センサー2Aの交換作業を行う際に、タールデカンター1内に界面センサー2Aを落下させてしまうのを防止することができる。すなわち、界面測定装置100Aにおいては、保護管3Aが、タールデカンター1の液体内への界面センサー2Aの落下防止機構としても機能している。
保護管3A内には、円筒部30Aにおける内周面30Aaに断熱材5Aが設けられている。なお、断熱材5Aは、必ずしも内周面30Aaに接着する必要は無く、例えば、発泡ポリエチレンシートなどの可撓性のある断熱シートを、内周面30Aaに沿って円筒状に丸めて装入しても良いし、発砲断熱材を内周面30Aaに吹き付けても良い。保護管3Aの円筒部30Aにおける内周面30Aaに断熱材5Aを設けることによって、保護管3A内をタールデカンター1内の液体よりも低い温度として、界面センサー2Aを熱から保護することができる。これにより、界面センサー2Aの耐熱温度を超えて、界面センサー2Aに故障や異常を起こしたり、信号配線が劣化して断線や短絡したりすることを抑制することができる。
また、保護管3A内では、界面センサー2Aの検出面2Aaと、保護管3の底板部31Aにおける底板内面31Abとの間隙にシリコーンオイル6Aが充填されている。これにより、保護管3Aの底板部31Aに歪みが生じた場合でも、界面センサー2Aの感度の低下を低減させることができる。
図4は、タールデカンター1内に設置される界面測定装置の他例を示した図である。図4に示した界面測定装置100Bは、界面センサー2Bと保護管3Bと洗浄ノズル4bとを備えている。界面センサー2Bは、図3に示した界面測定装置100Aが備える界面センサー2Aと同様のものを用いている。界面センサー2Bは、界面センサー2Bの検出面2Baと保護管3Bの底板部31Bにおける底板内面31Bbとが対向するように、底板内面31Bb上に設置されている。そして、保護管3Bは、タールデカンター1の取り付け部11に形成された開口部11aからタールデカンター1の内部に挿入され、白安水51と黒安水52(図1参照)との界面よりも上側に界面センサー2Bが位置するように白安水51中に浸漬される。なお、界面測定装置100Bにおいては、黒安水52とタールエマルジョン53(図1参照)との界面レベルを界面センサー2Bによって検出可能なように、黒安水52とタールエマルジョン53との界面よりも上側に界面センサー2Bが位置するように、保護管3Bを黒安水52中まで浸漬させてもよい。
保護管3Bは、円筒部30Bの上部開口を覆うように、円筒部30Bに固定された円盤状のカバー部材32Bを有している。そして、カバー部材32Bのフランジ部32Baと、タールデカンター1の筐体10に設けられた取り付け部11とを、不図示のボルトによって接合させることによって、保護管3Bはタールデカンター1に固定される。また、カバー部材32Bには、界面センサー2Bに接続された通信ケーブル21Bを通すための貫通孔32Bbが形成されている。また、カバー部材32Bには、界面センサー2B近傍に気相の冷却媒体である冷却エアーを導入するための冷却媒体導入部材である配管7Bを通すための貫通孔32Bcが形成されている。界面センサー2Bは、検出面2Baから下方に向けて超音波を発射し、白安水51と黒安水52との界面より反射される超音波を検出して、発射時刻と検出時刻との時間間隔から白安水51と黒安水52との界面レベルを検出する。界面センサー2Bの検出結果は、界面センサー2Bから検出信号として通信ケーブル21Bを介して不図示の外部装置に出力される。
また、保護管3Bの円筒部30Bの内径D3は、図3に示した界面測定装置100Aが備える保護管3Aの円筒部30Aの内径D2と同径であり、図2に示した界面測定装置100が備える保護管3の円筒部30の内径D1よりも小径になっている。その結果、保護管3と比べて保護管3Bの軽量化を図ることができる。
洗浄ノズル4Bは、ノズル先端面4Baが保護管3Bの底板部31Bにおける底板外面31Baを向くように、タールデカンター1内の白安水51中に位置するように浸漬させている。そして、洗浄ノズル4Bは、タールデカンター1の外部から配管41Bを通って送液された清浄液を底板外面31Baに向かって噴出し、底板外面31Baに付着したタールなどの汚れを除去したり、底板外面31Baに溜まった気泡を吹き飛ばしたりする。これにより、底板外面31Baに付着した汚れや、底板外面31Baに溜まった気泡などによって、界面センサー2Bの感度が低下するのを抑制することができる。また、界面測定装置100Bでは、界面センサー2Bに洗浄ノズル4Bから清浄水が吹き付けられないため、界面センサー2Bに清浄水が直接吹き付けられて生じる振動に起因して、界面センサー2Bの内部回路の断線が発生するのを抑制することができる。
また、界面測定装置100Bでは、保護管3B内に界面センサー2Bが設置されているため、保護管3Bがタールデカンター1に固定された状態で、メンテナンスなどにより界面センサー2Bの交換作業を行う際に、タールデカンター1内に界面センサー2Bを落下させてしまうのを防止することができる。すなわち、界面測定装置100Bにおいては、保護管3Bが、タールデカンター1の液体内への界面センサー2Bの落下防止機構としても機能している。
保護管3B内には、円筒部30Bにおける内周面30Baに断熱材5Bが設けられている。なお、断熱材5Bは、必ずしも内周面30Baに接着する必要は無く、例えば、発泡ポリエチレンシートなどの可撓性のある断熱シートを、内周面30Baに沿って円筒状に丸めて装入しても良いし、発砲断熱材を内周面30Baに吹き付けても良い。保護管3Bの円筒部30Bにおける内周面30Baに断熱材5Bを設けることによって、保護管3B内をタールデカンター1内の液体よりも低い温度として、界面センサー2Bを熱から保護することができる。さらには、保護管3Bの外部から配管7Bを通して冷却エアーを保護管3Bの内部の界面センサー2B近傍に導入し、界面センサー2Bや保護管3B内の温度を下げるようにしている。これにより、界面センサー2Bの耐熱温度を超えて、界面センサー2Bに故障や異常を起こしたり、信号配線が劣化して断線や短絡したりすることを抑制することができる。
また、保護管3B内では、界面センサー2Bの検出面2Baと、保護管3Bの底板部31Bにおける底板内面31Bbとの間隙にシリコーンオイル6Bが充填されている。これにより、保護管3Bの底板部31Bに歪みが生じた場合でも、界面センサー2Bの感度の低下を低減させることができる。
以下、コークス炉において石炭を乾留する際に発生するガスを冷却した冷却水を、安水とタールとに分離するタールデカンターに対して、異なる構成の界面測定装置を用いた実施例1~3及び比較例について説明する。
[実施例1]
実施例1では、図1に示したタールデカンター1に対して、図2に示した界面測定装置100を用いた。保護管3の材質は、ステンレス鋼(SUS304)とした。保護管3の内径D1は200[mm]、保護管3の円筒部30の厚みは6[mm]、保護管3の底板部31の厚みは0.5[mm]とした。保護管3の重量は40[kg]であり、2名の人力による運搬が可能であった。
[実施例2]
実施例2では、図1に示したタールデカンター1に対して、図3に示した界面測定装置100Aを用いた。保護管3Aの材質は、ステンレス鋼(SUS304)とした。保護管3Aの内径D2は180[mm]、保護管3Aの円筒部30Aの厚みは5[mm]、保護管3Aの底板部31Aの厚みは0.3[mm]とした。また、断熱材5Aとしては、厚さ10[mm]の発泡ポリエチレンシートを用いており、保護管3Aの円筒部30Aにおける内周面30Aaに沿って円筒状に丸めて挿入した。保護管3Aの重量は30[kg]であり、1名でも運搬が可能であった。
[実施例3]
実施例3では、図1に示したタールデカンター1に対して、図4に示した界面測定装置100Bを用いた。保護管3Bの材質は、ステンレス鋼(SUS304)とした。保護管3Bの内径D3は180[mm]、保護管3Bの円筒部30Bの厚みは5[mm]、保護管3Bの底板部31Bの厚みは0.3[mm]とした。また、断熱材5Bとしては、厚さ10[mm]の発泡ポリエチレンシートを用いており、保護管3Bの円筒部30Bにおける内周面30Baに沿って円筒状に丸めて挿入した。保護管3Bの重量は30[kg]であり、1名でも運搬が可能であった。また、保護管3Bの外部から配管7Bを通して保護管3Bの内部の界面センサー2B近傍に導入する冷却エアーの流量は、20[L/min]とした。
[比較例]
特許文献1に記載の界面測定装置を用いて、コークス炉において石炭を乾留する際に発生するガスを冷却した冷却水を、タールデカンターで安水とタールとに分離した。
比較例では、タールデカンター内の液体に界面センサーを直接浸漬する構造であるため、界面センサーの内部への液体の浸入によると思われる内部回路の短絡と、界面センサーに洗浄ノズルから清浄水が直接吹き付けられて生じる振動に起因した内部回路の断線とが発生し、界面センサーを6ヶ月に1回程度の頻度で交換する必要であった。また、界面センサーの交換作業中に誤ってタールデカンター内へ界面センサーを落下させてしまい、落下した界面センサーをタールデカンター内から回収するために、コークス炉の操業を停止せざるを得ない事故も発生した。
実施例1~3では、界面センサーの内部への液体の浸入によると思われる内部回路の短絡と、界面センサーに洗浄ノズルから清浄水が直接吹き付けられて生じる振動に起因した内部回路の断線は発生しなかった。
一方、実施例1では、界面センサーの内部への液体の侵入が無いにもかかわらず、界面センサーの内部回路の短絡が発生し、1年に1回程度の頻度で界面センサーの交換が必要であった。また、実施例2では、使用開始後2年6ヶ月で熱による劣化と考えられる界面センサーの内部回路の短絡が発生し、界面センサーの交換を行った。なお、実施例1及び2では、界面センサーの交換作業中にタールデカンター内へ界面センサーを落下させることはなかった。実施例3では、使用開始後4年が経過しても、安定して同一の界面センサーによる界面レベルの測定が継続している。
以上のように、実施例1~3では、界面センサーによる定量的かつ連続的で人的負荷の少ない方法で、比較例よりも界面レベルを長期間にわたって測定することができた。
1 タールデカンター
2,2A,2B 界面センサー
2a,2Aa,2Ba 検出面
3,3A,3B 保護管
4,4A,4B 洗浄ノズル
4a,4Aa,4Ba ノズル先端面
5A,5B 断熱材
6A,6B シリコーンオイル
7B 配管
10 筐体
11 取り付け部
11a 開口部
21,21A,21B 通信ケーブル
30,30A,30B 円筒部
30a,30Aa,30Ba 内周面
31,31A,31B 底板部
31a,31Aa,31Ba 底板外面
31b,31Ab,31Bb 底板内面
32,32A,32B カバー部材
32a,32Aa,32Ba フランジ部
32b,32Ab,32Bb,32Bc 貫通孔
41,41A,41B 配管

Claims (7)

  1. 比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面測定装置であって、
    前記界面レベルを検出する界面センサーと、
    前記界面センサーを内包し、前記界面センサーを保護する有底筒状の保護管と、
    前記保護管の底板部における外面に向けて洗浄液を噴出する洗浄ノズルと、
    を備え、
    前記界面センサーの検出面が前記底板部における内面と対向するように、前記界面センサーが前記内面上に設置されており、
    前記検出面と前記内面との隙間を使用する温度で蒸発しにくい腐蝕性の無い液体で充填しており、
    前記保護管の内周面に断熱材を設けており、
    前記保護管の外部から内部に気相の冷却媒体を導入する冷却媒体導入部材を有することを特徴とする界面測定装置。
  2. 請求項1に記載の界面測定装置において、
    前記底板部は、金属製であり、厚みが0.5[mm]以下であることを特徴とする界面測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の界面測定装置において、
    前記保護管を、前記界面センサーが前記液体内に落下することを防止する落下防止機構として兼用することを特徴とする界面測定装置。
  4. コークス炉から排出されたガスを冷却した液体を安水とタールとに分離するタールデカンターであって、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の界面測定装置を備えることを特徴とするタールデカンター。
  5. 比重の異なる液体/液体または液体/エマルジョンの界面レベルを検出する界面測定方法であって、
    前記界面レベルを検出する界面センサーの検出面が、前記界面センサーを内包して前記界面センサーを保護する有底筒状の保護管の底板部における内面と対向するように、前記界面センサーが前記内面上に設置され、前記検出面と前記内面との隙間を使用する温度で蒸発しにくい腐蝕性の無い液体で充填しており、
    前記保護管の内周面に断熱材を設けて、前記保護管の外部から内部に冷却媒体導入部材によって気相の冷却媒体を導入しており、
    前記底板部における外面に向けて、洗浄ノズルが洗浄液を噴出することを特徴とする界面測定方法。
  6. 請求項に記載の界面測定方法において、
    前記底板部は、金属製であり、厚みが0.5[mm]以下であることを特徴とする界面測定方法。
  7. 請求項5または6に記載の界面測定方法において、
    前記界面センサーが前記液体内に落下することを前記保護管によって防止することを特徴とする界面測定方法。
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