JP7437143B2 - アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、スプリットリング共振器を有するアンテナに関する。
図8及び図9を参照すると、特許文献1のアンテナ900は、スプリットリング共振器を有している。具体的には、アンテナ900は、主としてインダクタとして機能する主部910と、主としてキャパシタとして機能する対向部920とを備えている。主部910は、スプリットリングを構成している。主部910には、給電端子912が設けられている。対向部920は、スプリットリングのスプリット部に設けられている。主部910は、3カ所の固定部930により回路基板上に半田付けされる。この3カ所の固定部930により、アンテナ900を回路基板上に搭載した際におけるアンテナ900の姿勢のバラつきが抑えられている。
意匠登録第1633799号公報
主部の大きさが大きくなると、固定部以外の部位の大きさも大きくなる。そのため、主部に外力が加わった場合にアンテナが変形してしまう可能性がある。一方、固定部の数を増やせばアンテナの変形を抑制できる。しかし、アンテナを4カ所以上で回路基板に固定すると、アンテナを回路基板上に搭載した際におけるアンテナの姿勢がバラついてしまい、安定したアンテナ特性が得られない。
そこで、本発明は、外力に対して耐性があり、且つ、安定した特性を有するアンテナを提供することを目的とする。
本発明は、第1のアンテナとして、
スプリットリング共振器を有しているアンテナであって、
前記アンテナは、スプリットリングを構成する主部を備えており、
前記主部は、上面部と、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、第1補強部と、第2補強部と、給電部と、第1端部と、第2端部とを有しており、
前記第1固定部、前記第2固定部、前記第3固定部、前記第1補強部、前記第2補強部及び前記給電部の夫々は、前記上面部から延びており、
前記第1固定部、前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記アンテナが回路基板に搭載された際に、前記回路基板に固定されるものであり、
前記第1固定部の下端と、前記第2固定部の下端と、前記第3固定部の下端とは、上下方向と直交する仮想平面を規定しており、
前記第1補強部及び前記第2補強部の夫々は、前記アンテナが前記回路基板上に搭載された状態で前記主部に外力が加わって前記主部が変形する際に前記回路基板に突き当って前記主部の変形が過大になることを防止するためのものであり、
前記第1補強部は、前記第1固定部と前記第2固定部との間に位置しており、
前記第2補強部は、前記第2固定部と前記第3固定部との間に位置しており、
前記第1端部と前記第2端部とは、前記第1固定部と前記第3固定部との間に位置していると共に、前記スプリットリングにおけるスプリット部を形成しており、
前記上下方向において、前記第1補強部の下端と、前記第2補強部の下端と、前記給電部の下端は、前記上面部と前記仮想平面との間に位置している
アンテナを提供する。
本発明は、第2のアンテナとして、第1のアンテナであって、
前記アンテナは、第1対向部と第2対向部とを更に備えており、
前記第1対向部は、前記第1端部に設けられ、又は、前記第1端部から延びており、
前記第2対向部は、前記第2端部に設けられ、又は、前記第2端部から延びており、
前記第1対向部と前記第2対向部とは、互いに離れて対向している
アンテナを提供する。
本発明は、第3のアンテナとして、第2のアンテナであって、
前記第1対向部と前記第2対向部とは、キャパシタを構成している
アンテナを提供する。
本発明は、第4のアンテナとして、第1から第3までのいずれかのアンテナであって、
前記上面部は、平板形状を有している
アンテナを提供する。
本発明は、第5のアンテナとして、第1から第4までのいずれかのアンテナであって、
前記第1補強部及び前記第2補強部の夫々は、前記上下方向において、前記上面部から下向きに延びている
アンテナを提供する。
本発明は、第6のアンテナとして、第5のアンテナであって、
前記給電部は、前記上下方向において、前記上面部から下向きに延びている
アンテナを提供する。
本発明は、第7のアンテナとして、第1から第6までのいずれかのアンテナであって、
前記主部は、角ばったC字形状のものであり、第1角部、第2角部、第3角部及び第4角部を有しており、
前記第1固定部は、前記第1角部に設けられており、
前記第2固定部は、前記第2角部と前記第3角部との間に位置しており、
前記第3固定部は、前記第4角部に設けられており、
前記第1端部と前記第2端部とは、前記第1角部と前記第4角部との間に位置しており、
前記第1補強部は、前記第2角部に設けられており、
前記第2補強部は、前記第3角部に設けられている
アンテナを提供する。
本発明は、第8のアンテナとして、第7のアンテナであって、
前記主部は、前記上面部から下向きに延びる第1側部、第2側部、第3側部及び第4側部を更に有しており、
前記第1側部は、前記第1角部と前記第2角部との間に位置しており、
前記第2側部は、前記第2角部と前記第2固定部との間に位置しており、
前記第3側部は、前記第2固定部と前記第3角部との間に位置しており、
前記第4側部は、前記第3角部と前記第4角部との間に位置しており、
前記上下方向において、前記第1補強部の下端と、前記第2補強部の下端と、前記給電部の下端は、前記第1側部の下端、前記第2側部の下端、前記第3側部の下端及び前記第4側部の下端のいずれよりも下側に位置している
アンテナを提供する。
本発明は、第9のアンテナとして、第8のアンテナであって、
前記第1側部、前記第2側部、前記第3側部及び前記第4側部の夫々と前記上面部との境界には、少なくとも部分的にスリットが形成されている
アンテナを提供する。
本発明は、第10のアンテナとして、第1から第9までのいずれかのアンテナであって、
前記上下方向における前記第1補強部及び前記第2補強部の夫々から前記仮想平面までの距離は、前記主部の変形が塑性変形とならずに弾性変形となるように設定されている
アンテナを提供する。
本発明のアンテナは、回路基板に対して、第1固定部、第2固定部及び第3固定部の3つの固定部により固定される。従って、アンテナを回路基板上に搭載した際におけるアンテナの姿勢のバラつきを抑えることができ、安定したアンテナ特性を得ることができる。
また、本発明のアンテナの主部には、第1補強部及び第2補強部が設けられている。第1補強部の下端及び第2補強部の下端の夫々は、上下方向において、主部の上面部と仮想平面との間に位置している。即ち、第1補強部の下端及び第2補強部の下端の夫々は、上下方向において、第1固定部の下端、第2固定部の下端及び第3固定部の下端のいずれよりも上方に位置しており、アンテナを回路基板上に搭載した際にアンテナの姿勢には影響を及ぼさない。一方、主部に外力が加わった場合には、第1補強部又は第2補強部が回路基板に突き当たって主部の過大な変形を抑制する。このように、本発明のアンテナは、外力に対して耐性がある。
本発明の実施の形態によるアンテナを示す上面斜視図である。 図1のアンテナを示す底面斜視図である。 図1のアンテナを示す正面図である。特に、一部が拡大されて示されている。 図1のアンテナを示す右側面図である。特に、一部が拡大されて示されている。 図1のアンテナを示す背面図である。特に、一部が拡大されて示されている。 変形例によるアンテナを示す上面斜視図である。 図6のアンテナを示す他の上面斜視図である。 特許文献1のアンテナを示す上面斜視図である。 図8のアンテナを示す底面斜視図である。
図3を参照して、本発明の実施の形態によるアンテナ10は、使用時に回路基板(図示せず)に搭載されるディスクリート部品である。ここで、回路基板は、上面(図示せず)を有し、上面には、複数の接続パッド(図示せず)が形成されている。また、回路基板は、給電線(図示せず)と、グランドプレーン(図示せず)とを備えている。
図1を参照して、本実施の形態のアンテナ10は、単一の金属板に対して打ち抜き加工及び曲げ加工を行って形成される一体物である。アンテナ10は、スプリットリング共振器を有している。即ち、本実施の形態のアンテナ10は、共振アンテナである。アンテナ10は、主部20と、対向部80とを備えている。
図1を参照して、本実施の形態の主部20は、スプリットリング21を構成している。即ち、アンテナ10は、スプリットリング21を構成する主部20を備えている。主部20は、角ばったC字形状を有している。即ち、主部20は、スプリット部26を有する環状の形状を有している。ここで、「環状」は、円環形状のみならず、楕円環形状や多角環形状をも含む。主部20は、インダクタを構成している。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態の主部20は、上面部40と、第1端部22と、第2端部24と、第1固定部60と、第2固定部62と、第3固定部64と、第1補強部70と、第2補強部72と、給電部76と、第1付加的補強部74と、第2付加的補強部78と、部位90とを有している。
図1に示されるように、本実施の形態の上面部40は、平板形状を有している。より詳しくは、上面部40は、上下方向と直交する平板形状を有している。上面部40は、第1辺部201と、第1角部30と、第2辺部203と、第2角部32と、第3辺部205と、第3角部34と、第4辺部207と、第4角部36とを有している。即ち、主部20は、第1角部30、第2角部32、第3角部34及び第4角部36を有している。
図1に示されるように、本実施の形態の第1辺部201は、左右方向に延びている。第1辺部201は、上面部40の前後方向における前端を規定している。本実施の形態において、左右方向はY方向である。ここで、右方を+Y方向、左方を-Y方向とする。また本実施の形態において、前後方向はX方向である。ここで、前方は+X方向であり、後方は-X方向である。
図1に示されるように、第1辺部201は、左部2012と、右部2014とで構成されている。
図1に示されるように、本実施の形態の左部2012は、第1角部30から左右方向における右方に延びている。左部2012は、左右方向において、右部2014の左方に位置している。
図3に示されるように、本実施の形態の右部2014は、第4角部36から左右方向における左方に延びている。左部2012と右部2014とは、直接連結されていない。右部2014は、左右方向において、左部2012の右方に位置している。
図1に示されるように、本実施の形態の第1角部30は、左右方向における左部2012の左端に位置している。第1角部30は、前後方向における第2辺部203の前端に位置している。第1角部30は、左部2012と第2辺部203とを連結している。
図1に示されるように、本実施の形態の第2辺部203は、第1角部30から前後方向における後方に延びている。第2辺部203は、上面部40の左端を規定している。
図1に示されるように、本実施の形態の第2角部32は、前後方向における第2辺部203の後端に位置している。第2角部32は、左右方向における第3辺部205の左端に位置している。第2角部32は、第2辺部203と第3辺部205とを連結している。
図1に示されるように、本実施の形態の第3辺部205は、第2角部32から左右方向における右方に延びている。第3辺部205は、上面部40の後端を規定している。
図1に示されるように、本実施の形態の第3角部34は、左右方向における第3辺部205の右端に位置している。第3角部34は、前後方向における第4辺部207の後端に位置している。第3角部34は、第3辺部205と第4辺部207とを連結している。
図1に示されるように、本実施の形態の第4辺部207は、第3角部34から前後方向における前方に延びている。第4辺部207は、上面部40の右端を規定している。
図1に示されるように、本実施の形態の第4角部36は、前後方向における第4辺部207の前端に位置している。第4角部36は、左右方向における右部2014の右端に位置している。第4角部36は、第4辺部207と右部2014とを連結している。
図1に示されるように、本実施の形態の第1端部22は、第1辺部201の左部2012に設けられている。第1端部22は、左右方向における左部2012の右端に位置している。
図1に示されるように、本実施の形態の第2端部24は、第1辺部201の右部2014に設けられている。第2端部24は、左右方向における右部2014の左端に位置している。
図1に示されるように、第1端部22と第2端部24とは、第1角部30と第4角部36との間に位置している。図1及び図2から理解されるように、第1端部22と第2端部24とは、第1固定部60と第3固定部64との間に位置していると共に、スプリットリング21におけるスプリット部26を形成している。
図2に示されるように、本実施の形態の第1固定部60は、上面部40から延びている。第1固定部60は、第1角部30に設けられている。第1固定部60は、上下方向における第2辺部203の下方に位置している。本実施の形態において、上下方向はZ方向である。ここで、上方は+Z方向であり、下方は-Z方向である。
図2に示されるように、本実施の形態の第2固定部62は、上面部40から延びている。第2固定部62は、第2角部32と第3角部34との間に位置している。第2固定部62は、上下方向における第3辺部205の下方に位置している。
図2に示されるように、本実施の形態の第3固定部64は、上面部40から延びている。第3固定部64は、第4角部36に設けられている。第3固定部64は、上下方向における第4辺部207の下方に位置している。図3に示されるように、第3固定部64は、左右方向と直交しかつ主部20の左右方向中央を通る面(以下、基準面という)に関して、第1固定部60と面対称の位置にある。第3固定部64と第1固定部60とは、第1辺部201を挟んで鏡対称となる位置に配置されている。
図3に示されるように、第1固定部60の下端と、第2固定部62の下端と、第3固定部64の下端とは、上下方向と直交する仮想平面94を規定している。仮想平面94は、アンテナ10を回路基板上に搭載したときの回路基板の上面に相当するものである。
図3を参照して、第1固定部60、第2固定部62及び第3固定部64は、アンテナ10が回路基板に搭載された際に、回路基板に直接接触する。より詳しくは、第1固定部60、第2固定部62、第3固定部64の夫々は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッドに直接接触する。その上で、第1固定部60、第2固定部62及び第3固定部64は、回路基板の対応する接続パッドに半田付けにより固定される。これにより、本実施の形態のアンテナ10を回路基板上に搭載した際におけるアンテナ10の姿勢のバラつきを抑えることができ、安定したアンテナ特性を得ることができるようになっている。なお、第1固定部60、第2固定部62及び第3固定部64は、対応する接続パッドを介してグランドプレーンに電気的に接続される。
図5を参照して、本実施の形態の第1補強部70は、アンテナ10が回路基板上に搭載された状態で主部20に外力が加わって主部20が変形する際に回路基板に突き当って主部20の変形が過大になることを防止するためのものである。上下方向において、第1補強部70の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。即ち、アンテナ10が回路基板に搭載された状態において、第1補強部70は、回路基板上に固定されずに浮いた状態となっている。
図2に示されるように、第1補強部70は、上面部40から延びている。第1補強部70は、上下方向において、上面部40から下向きに延びている。第1補強部70は、第2角部32に設けられている。第1補強部70は、上下方向において第2辺部203の下方に位置している。第1補強部70は、第1固定部60と第2固定部62との間に位置している。即ち、第1補強部70は、主部20上において、第1固定部60と第2固定部62との間に位置している。第1補強部70は、第1固定部60と第1付加的補強部74との間に位置している。即ち、第1補強部70は、主部20上において、第1固定部60と第1付加的補強部74との間に位置している。
図4を参照して、本実施の形態の第2補強部72は、アンテナ10が回路基板上に搭載された状態で主部20に外力が加わって主部20が変形する際に回路基板に突き当って主部20の変形が過大になることを防止するためのものである。上下方向において、第2補強部72の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。即ち、アンテナ10が回路基板に搭載された状態において、第2補強部72は、回路基板上に固定されずに浮いた状態となっている。図5に示されるように、第2補強部72は、基準面に関して、第1補強部70と面対称の位置にある。第2補強部72と第1補強部70とは、第3辺部205を挟んで鏡対称となる位置に配置されている。
図2に示されるように、第2補強部72は、上面部40から延びている。第2補強部72は、上下方向において、上面部40から下向きに延びている。第2補強部72は、第3角部34に設けられている。第2補強部72は、上下方向において第4辺部207の下方に位置している。第2補強部72は、第2固定部62と第3固定部64との間に位置している。即ち、第2補強部72は、主部20上において、第2固定部62と第3固定部64との間に位置している。
上述のように、第1補強部70の下端及び第2補強部72の下端の夫々は、上下方向において、主部20の上面部40と仮想平面94との間に位置している。即ち、第1補強部70の下端及び第2補強部72の下端の夫々は、上下方向において、第1固定部60の下端、第2固定部62の下端及び第3固定部64の下端のいずれよりも上方に位置している。これにより、第1補強部70及び第2補強部72は、アンテナ10を回路基板上に搭載した際にアンテナ10の姿勢に影響を及ぼさず、また、アンテナ10が回路基板に搭載された状態において主部20に外力が加わった場合には、第1補強部70の下端又は第2補強部72の下端が回路基板に突き当たって主部20の過大な変形を抑制する。このように、本実施の形態のアンテナ10は、外力に対して耐性がある。
図4及び図5を参照して、上下方向における第1補強部70及び第2補強部72の夫々から仮想平面94までの距離は、主部20の変形が塑性変形とならずに弾性変形となるように設定されている。より詳しくは、第1補強部70の下端、第2補強部72の下端及び給電部76の下端の夫々と、仮想平面94との間の距離は、アンテナ10が回路基板に搭載された状態において主部20に外力が加わった際に、主部20の弾性変形を許容する一方、主部20の塑性変形を許容しないように設定されている。これにより、本実施の形態のアンテナ10が回路基板に搭載された状態において、主部20に外力が加えられると、主部20の弾性変形の範囲内において第1補強部70の下端又は第2補強部72の下端が回路基板に突き当たり、主部20への外力が除去されると、主部20は元の形状に復帰することとなる。
図2に示されるように、本実施の形態の給電部76は、上面部40から延びている。より詳しくは、給電部76は、上下方向において、上面部40から下向きに延びている。給電部76は、第1辺部201の右部2014から下方に延びている。図3に示されるように、上下方向において、給電部76の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。給電部76は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッド上に半田付けされる。但し、給電部76は、アンテナ10を回路基板上に搭載した際に回路基板に直接接触しないので、アンテナ10の姿勢には影響を及ぼさない。給電部76は、対応する接続パッドを介して給電線に電気的に接続される。
図2に示されるように、本実施の形態の第1付加的補強部74は、上面部40から延びている。第1付加的補強部74は、上下方向において、上面部40から下向きに延びている。第1付加的補強部74は、上下方向において第3辺部205から下方に延びている。第1付加的補強部74は、主部20上において、第1固定部60と第2固定部62との間に位置している。図2及び図3を参照して、第1付加的補強部74は、基準面に関して、第2固定部62と面対称の位置にある。
図3に示されるように、上下方向において、第1付加的補強部74の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。第1付加的補強部74は、アンテナ10が回路基板に搭載された際に、回路基板に固定される。より詳しくは、第1付加的補強部74は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッド上に半田付けされる。但し、第1付加的補強部74は、アンテナ10を回路基板上に搭載した際に回路基板に直接接触しないので、アンテナ10の姿勢には影響を及ぼさない。第1付加的補強部74は、対応する接続パッドを介してグランドプレーンに電気的に接続される。
図2に示されるように、第2付加的補強部78は、上面部40から延びている。より詳しくは、第2付加的補強部78は、上下方向において、上面部40から下向きに延びている。第2付加的補強部78は、第1辺部201の左部2012から下方に延びている。図3に示されるように、上下方向において、第2付加的補強部78の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。第2付加的補強部78は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッド上に半田付けされる。本実施の形態において、第2付加的補強部78は、給電線及びグランドプレーンのいずれにも接続されない。
図3を参照して、第2付加的補強部78は、基準面に関して、給電部76と面対称の位置にある。第2付加的補強部78と給電部76とは、対向部80を挟んで鏡対称となる位置に配置されている。但し、本発明はこれに限られない。第2付加的補強部78は、給電部76と対称の位置になくてもよい。
図3に示されるように、第2付加的補強部78は、給電部76と同様に構成されている。但し、本発明はこれに限られない。即ち、第2付加的補強部78は、給電部76と異なる形状及び寸法を有していてもよいし、給電部76と同一形状及び同一寸法を有していてもよい。しかしながら、給電部76と第2付加的補強部78とが同一形状及び同一寸法を有し、対称の位置に配置される方が、そうでない場合に比べて、設計が容易となるため、より好ましい。
図2を参照して、本実施の形態の部位90は、キャリア(図示せず)からアンテナ10用のブランク(図示せず)を切り離した痕である。即ち、本実施の形態のアンテナ10は、1枚の金属板からキャリアと夫々一か所で連結された複数のブランクを一体で打ち抜いたうえで、キャリアに連結された状態のブランクを曲げ加工し、この曲げ加工されたブランクをキャリアから切り離すことにより、作製されている。なお、本発明はこれに限定されず、キャリアからブランクを切り離した後、得られたブランクを曲げ加工しても良い。
図2に示されるように、本実施の形態の主部20は、上面部40から下向きに延びる第1側部42、第2側部44、第3側部46、第4側部48、第5側部50及び第6側部52を更に有している。
図2に示されるように、本実施の形態の第1側部42は、第1角部30と第2角部32との間に位置している。第1側部42は、前後方向において第1角部30と第2角部32との間に位置している。第1側部42は、前後方向において第1固定部60と第1補強部70との間に位置している。第1側部42は、第2辺部203から下方に延びている。第1固定部60及び第1補強部70の夫々は、第1側部42と隣接して形成されている。第1固定部60は、第1側部42の前方に隣接している。第1補強部70は、第1側部42の後方に隣接している。
図2に示されるように、本実施の形態の第2側部44は、第2角部32と第2固定部62との間に位置している。第2側部44は、左右方向において第2角部32と第2固定部62との間に位置している。より詳しくは、第2側部44は、左右方向において第2角部32と第1付加的補強部74との間に位置している。第2側部44は、第3辺部205から下方に延びている。第1付加的補強部74は、第2側部44の右方に隣接して形成されている。第2側部44の左方には、第1補強部70と同等の部材は設けられていない。なお、本発明はこれに限定されず、第2側部44の左方に第1補強部70と同等の部材を設けてもよい。
図2に示されるように、本実施の形態の第3側部46は、第2固定部62と第3角部34との間に位置している。第3側部46は、左右方向において第2固定部62と第3角部34との間に位置している。第3側部46は、第3辺部205から下方に延びている。第2固定部62は、第3側部46の左方に隣接して形成されている。第3側部46の右方には、第2補強部72と同等の部材は設けられていない。なお、本発明はこれに限定されず、第3側部46の右方に第2補強部72と同等の部材を設けてもよい。
図2に示されるように、本実施の形態の第4側部48は、第3角部34と第4角部36との間に位置している。第4側部48は、前後方向において第3角部34と第4角部36との間に位置している。第4側部48は、前後方向において第3固定部64と第2補強部72との間に位置している。第4側部48は、第4辺部207のから下方に延びている。第3固定部64及び第2補強部72の夫々は、第4側部48と隣接して形成されている。第3固定部64は、第4側部48の前方に隣接している。第2補強部72は、第4側部48の後方に隣接している。
図1に示されるように、本実施の形態の第5側部50は、第4角部36と対向部80との間に位置している。第5側部50は、左右方向において第4角部36と対向部80との間に位置している。第5側部50は、左右方向において第4角部36と第2端部24との間に位置している。第5側部50は、左右方向において第4角部36と給電部76との間に位置している。第5側部50は、第1辺部201の右部2014から下方に延びている。給電部76は、第5側部50の左方に隣接して形成されている。
図1に示されるように、本実施の形態の第6側部52は、第1角部30と対向部80との間に位置している。第6側部52は、左右方向において第1角部30と対向部80との間に位置している。第6側部52は、左右方向において第1角部30と第1端部22との間に位置している。第6側部52は、左右方向において第1角部30と第2付加的補強部78との間に位置している。第6側部52は、第1辺部201の左部2012から下方に延びている。第2付加的補強部78は、第6側部52の右方に隣接して形成されている。
図2に示されるように、上下方向において、第1補強部70の下端と、第2補強部72の下端と、給電部76の下端は、第1側部42の下端、第2側部44の下端、第3側部46の下端及び第4側部48の下端のいずれよりも下側に位置している。より詳しくは、上下方向において、第1補強部70の下端と、第2補強部72の下端と、給電部76の下端は、第1側部42の下端、第2側部44の下端、第3側部46の下端、第4側部48の下端、第5側部50の下端及び第6側部52の下端のいずれよりも下側に位置している。
図1に示されるように、本実施の形態の対向部80は、第1対向部82と、第2対向部84と、第3付加的補強部86と、第4付加的補強部88とを有している。即ち、アンテナ10は、第1対向部82と第2対向部84とを備えている。
図1に示されるように、本実施の形態の第1対向部82は、第1端部22から延びている。なお、本発明はこれ限定されず、第1対向部82は、第1端部22に設けられ、又は、第1端部22から延びていればよい。
図2に示されるように、本実施の形態の第2対向部84は、第2端部24から延びている。なお、本発明はこれ限定されず、第2対向部84は、第2端部24に設けられ、又は、第2端部24から延びていればよい。
図1及び図2から理解されるように、第1対向部82と第2対向部84とは、互いに離れて対向している。第1対向部82と第2対向部84とは、キャパシタを構成している。上述のように主部20はインダクタを構成していることから、主部20と対向部80とはLC共振回路を形成する。
図3を参照して、本実施の形態の第3付加的補強部86は、アンテナ10が回路基板に搭載された際に、回路基板に固定される。上下方向において、第3付加的補強部86の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。第3付加的補強部86は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッド上に半田付けされる。本実施の形態において、第3付加的補強部86は、給電線及びグランドプレーンのいずれにも接続されない。
図2に示されるように、第3付加的補強部86は、対向部80から延びている。より詳しくは、第3付加的補強部86は、第1対向部82の右端から右方に延びた後、屈曲して下方に延びている。
図3を参照して、本実施の形態の第4付加的補強部88は、アンテナ10が回路基板に搭載された際に、回路基板に固定される。上下方向において、第4付加的補強部88の下端は、上面部40と仮想平面94との間に位置している。第4付加的補強部88は、アンテナ10が回路基板に搭載される際、対応する接続パッド上に半田付けされる。本実施の形態において、第4付加的補強部88は、給電線及びグランドプレーンのいずれにも接続されない。
図2に示されるように、第4付加的補強部88は、対向部80から延びている。より詳しくは、第4付加的補強部88は、第2対向部84の左端から左方に延びた後、屈曲して下方に延びている。
ここまで、本発明の実施の形態について説明したが、本実施の形態は以下のように変形されてもよい。
図6に示されるように、本変形例のアンテナ10Aは、スプリットリング21Aを構成する主部20Aを備えている。
図6及び図7に示されるように、本変形例の主部20Aは、上面部40と、第1端部22と、第2端部24と、第1固定部60と、第2固定部62と、第3固定部64と、第1補強部70と、第2補強部72と、第1付加的補強部74と、給電部76と、第2付加的補強部78と、部位90と、第1側部42Aと、第2側部44Aと、第3側部46Aと、第4側部48Aと、第5側部50Aと、第6側部52Aと、6つのスリット96とを有している。ここで、第1側部42A、第2側部44A、第3側部46A、第4側部48A、第5側部50A、第6側部52A及びスリット96以外の構成要素については、上述の実施の形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
図6及び図7に示されるように、本変形例において、第1側部42A、第2側部44A、第3側部46A、第4側部48A、第5側部50A及び第6側部52Aは、6つのスリット96と夫々対応している。
図7に示されるように、本実施の形態の第1側部42Aは、第1角部30と第2角部32との間に位置している。第1側部42Aは、前後方向において第1角部30と第2角部32との間に位置している。第1側部42Aは、前後方向において第1固定部60と第1補強部70との間に位置している。第1側部42Aは、上面部40から下向きに延びている。第1側部42Aは、第2辺部203から下方に延びている。第1側部42Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。第1固定部60及び第1補強部70の夫々は、第1側部42Aと隣接して形成されている。第1固定部60は、第1側部42Aの前方に隣接している。第1補強部70は、第1側部42Aの後方に隣接している。
図7に示されるように、本実施の形態の第2側部44Aは、第2角部32と第2固定部62との間に位置している。第2側部44Aは、左右方向において第2角部32と第2固定部62との間に位置している。より詳しくは、第2側部44Aは、左右方向において第2角部32と第1付加的補強部74との間に位置している。第2側部44Aは、上面部40から下向きに延びている。第2側部44Aは、第3辺部205から下方に延びている。第2側部44Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。第1付加的補強部74は、第2側部44Aの右方に隣接して形成されている。第2側部44Aの左方には、第1補強部70と同等の部材は設けられていない。なお、本発明はこれに限定されず、第2側部44Aの左方に第1補強部70と同等の部材を設けてもよい。
図7に示されるように、本実施の形態の第3側部46Aは、第2固定部62と第3角部34との間に位置している。第3側部46Aは、左右方向において第2固定部62と第3角部34との間に位置している。第3側部46Aは、上面部40から下向きに延びている。第3側部46Aは、第3辺部205から下方に延びている。第3側部46Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。第2固定部62は、第3側部46Aの左方に隣接して形成されている。第3側部46Aの右方には、第2補強部72(図6参照)と同等の部材は設けられていない。なお、本発明はこれに限定されず、第3側部46Aの右方に第2補強部72と同等の部材を設けてもよい。
図6に示されるように、本実施の形態の第4側部48Aは、第3角部34と第4角部36との間に位置している。第4側部48Aは、前後方向において第3角部34と第4角部36との間に位置している。第4側部48Aは、前後方向において第3固定部64と第2補強部72との間に位置している。第4側部48Aは、上面部40から下向きに延びている。第4側部48Aは、第4辺部207のから下方に延びている。第4側部48Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。第3固定部64及び第2補強部72の夫々は、第4側部48Aと隣接して形成されている。第3固定部64は、第4側部48Aの前方に隣接している。第2補強部72は、第4側部48Aの後方に隣接している。
図6に示されるように、本実施の形態の第5側部50Aは、第4角部36と対向部80との間に位置している。第5側部50Aは、左右方向において第4角部36と対向部80との間に位置している。第5側部50Aは、左右方向において第4角部36と第2端部24との間に位置している。第5側部50Aは、左右方向において第4角部36と給電部76との間に位置している。第5側部50Aは、上面部40から下向きに延びている。第5側部50Aは、第1辺部201の右部2014から下方に延びている。第5側部50Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。給電部76は、第5側部50Aの左方に隣接して形成されている。
図6に示されるように、本実施の形態の第6側部52Aは、第1角部30と対向部80との間に位置している。第6側部52Aは、左右方向において第1角部30と対向部80との間に位置している。第6側部52Aは、左右方向において第1角部30と第1端部22との間に位置している。第6側部52Aは、左右方向において第1角部30と第2付加的補強部78との間に位置している。第6側部52Aは、上面部40から下向きに延びている。第6側部52Aは、第1辺部201の左部2012から下方に延びている。第6側部52Aは、上下方向において対応するスリット96の下方に位置している。第2付加的補強部78は、第6側部52Aの右方に隣接して形成されている。
図6及び図7を参照して、上下方向において、第1補強部70の下端と、第2補強部72の下端と、給電部76の下端は、第1側部42Aの下端、第2側部44Aの下端、第3側部46Aの下端及び第4側部48Aの下端のいずれよりも下側に位置している。より詳しくは、上下方向において、第1補強部70の下端と、第2補強部72の下端と、給電部76の下端は、第1側部42Aの下端、第2側部44Aの下端、第3側部46Aの下端、第4側部48Aの下端、第5側部50Aの下端及び第6側部52Aの下端のいずれよりも下側に位置している。
図6及び図7に示されるように、本実施の形態の6つのスリット96は、第1側部42A、第2側部44A、第3側部46A、第4側部48A、第5側部50A及び第6側部52Aの夫々と上面部40との境界に設けられている。なお、本発明はこれに限定されず、第1側部42A、第2側部44A、第3側部46A及び第4側部48Aの夫々と上面部40との境界に、少なくとも部分的にスリット96が形成されていればよい。
上述のように、本変形例のアンテナ10Aにおいては、主部20Aにスリット96が設けられていることから、スリット96が設けられていない場合と比較して、主部20Aのバネ定数が低減されている。これにより、本変形例のアンテナ10Aを回路基板に搭載した場合、主部20Aに外力が加えられた際に主部20Aがより撓んで第1補強部70又は第2補強部72が回路基板に突き当たるため、第1固定部60,第2固定部62及び第3固定部64と回路基板との固定箇所への負荷が低減されている。
以上、本発明について、実施の形態を掲げて具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、種々の変形が可能である。
本実施の形態の第1対向部82と第2対向部84とは、キャパシタを構成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、対向部80は、オープンスタブ又はショートスタブを構成していてもよい。
アンテナ10,10Aは、主部20,20Aから延びる逆L型アンテナのような放射素子を更に備えていてもよい。
本実施の形態の第1補強部70は、第1側部42,42Aと隣接して形成されていたが、本発明はこれに限定されず、第2側部44,44Aと隣接して形成されていてもよい。
本実施の形態の第2補強部72は、第4側部48,48Aと隣接して形成されていたが、本発明はこれに限定されず、第3側部46,46Aと隣接して形成されていてもよい。
本実施の形態の給電部76は、上下方向において、上面部40から下向きに延びていたが、本発明はこれに限定されず、特許文献1のアンテナ900のように上面部40から後方に延びた後、屈曲して下方に延びていてもよい。
本実施の形態の第2付加的補強部78は、上下方向において、上面部40から下向きに延びていたが、本発明はこれに限定されず、上面部40から後方に延びた後、屈曲して下方に延びていてもよい。
10,10A アンテナ
20,20A 主部
21,21A スプリットリング
22 第1端部
24 第2端部
26 スプリット部
30 第1角部
32 第2角部
34 第3角部
36 第4角部
40 上面部
42,42A 第1側部
44,44A 第2側部
46,46A 第3側部
48,48A 第4側部
50,50A 第5側部
52,52A 第6側部
60 第1固定部
62 第2固定部
64 第3固定部
70 第1補強部
72 第2補強部
74 第1付加的補強部
76 給電部
78 第2付加的補強部
80 対向部
82 第1対向部
84 第2対向部
86 第3付加的補強部
88 第4付加的補強部
90 部位
94 仮想平面
96 スリット
201 第1辺部
2012 左部
2014 右部
203 第2辺部
205 第3辺部
207 第4辺部

Claims (10)

  1. スプリットリング共振器を有しているアンテナであって、
    前記アンテナは、スプリットリングを構成する主部を備えており、
    前記主部は、上面部と、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、第1補強部と、第2補強部と、給電部と、第1端部と、第2端部とを有しており、
    前記第1固定部、前記第2固定部、前記第3固定部、前記第1補強部、前記第2補強部及び前記給電部の夫々は、前記上面部から延びており、
    前記第1固定部、前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記アンテナが回路基板に搭載された際に、前記回路基板に固定されるものであり、
    前記第1固定部の下端と、前記第2固定部の下端と、前記第3固定部の下端とは、上下方向と直交する仮想平面を規定しており
    記第1補強部は、前記第1固定部と前記第2固定部との間に位置しており、
    前記第2補強部は、前記第2固定部と前記第3固定部との間に位置しており、
    前記第1端部と前記第2端部とは、前記第1固定部と前記第3固定部との間に位置していると共に、前記スプリットリングにおけるスプリット部を形成しており、
    前記上下方向において、前記第1補強部の下端と、前記第2補強部の下端と、前記給電部の下端は、前記上面部と前記仮想平面との間に位置しており、
    前記第1補強部の前記下端、前記第2補強部の前記下端及び前記給電部の前記下端の夫々と、前記仮想平面との間の距離は、前記アンテナが前記回路基板に搭載された状態において前記主部に外力が加わった際に、前記主部の弾性変形を許容する一方、前記主部の塑性変形を許容しないように設定されている
    アンテナ。
  2. 請求項1記載のアンテナであって、
    前記アンテナは、第1対向部と第2対向部とを更に備えており、
    前記第1対向部は、前記第1端部に設けられ、又は、前記第1端部から延びており、
    前記第2対向部は、前記第2端部に設けられ、又は、前記第2端部から延びており、
    前記第1対向部と前記第2対向部とは、互いに離れて対向している
    アンテナ。
  3. 請求項2記載のアンテナであって、
    前記第1対向部と前記第2対向部とは、キャパシタを構成している
    アンテナ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のアンテナであって、
    前記上面部は、平板形状を有している
    アンテナ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のアンテナであって、
    前記第1補強部及び前記第2補強部の夫々は、前記上下方向において、前記上面部から下向きに延びている
    アンテナ。
  6. 請求項5記載のアンテナであって、
    前記給電部は、前記上下方向において、前記上面部から下向きに延びている
    アンテナ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のアンテナであって、
    前記主部は、角ばったC字形状のものであり、第1角部、第2角部、第3角部及び第4角部を有しており、
    前記第1固定部は、前記第1角部に設けられており、
    前記第2固定部は、前記第2角部と前記第3角部との間に位置しており、
    前記第3固定部は、前記第4角部に設けられており、
    前記第1端部と前記第2端部とは、前記第1角部と前記第4角部との間に位置しており、
    前記第1補強部は、前記第2角部に設けられており、
    前記第2補強部は、前記第3角部に設けられている
    アンテナ。
  8. 請求項7記載のアンテナであって、
    前記主部は、前記上面部から下向きに延びる第1側部、第2側部、第3側部及び第4側部を更に有しており、
    前記第1側部は、前記第1角部と前記第2角部との間に位置しており、
    前記第2側部は、前記第2角部と前記第2固定部との間に位置しており、
    前記第3側部は、前記第2固定部と前記第3角部との間に位置しており、
    前記第4側部は、前記第3角部と前記第4角部との間に位置しており、
    前記上下方向において、前記第1補強部の前記下端と、前記第2補強部の前記下端と、前記給電部の前記下端は、前記第1側部の下端、前記第2側部の下端、前記第3側部の下端及び前記第4側部の下端のいずれよりも下側に位置している
    アンテナ。
  9. 請求項8記載のアンテナであって、
    前記第1側部、前記第2側部、前記第3側部及び前記第4側部の夫々と前記上面部との境界には、少なくとも部分的にスリットが形成されている
    アンテナ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のアンテナであって、
    前記上下方向における前記第1補強部及び前記第2補強部の夫々から前記仮想平面までの距離は、前記主部の変形が塑性変形とならずに弾性変形となるように設定されている
    アンテナ。
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