JP7436432B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 鈴木哲之及び石井由希子が発明した情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに係る下記アプリケーションプログラムの下記ウェブサイトにおける公開を依頼するために、ヤフー株式会社が、令和2年2月17日に、アップル インコーポレイテッドに対して当該アプリケーションプログラムを公開した。アプリケーションプログラム名称:PayPayモール、ウェブサイトの名称:App Store、ウェブサイトのアドレス:https://apps.apple.com/jp/app/paypay%E3%83%A2%E3%83%BC%83%AB/id1483900138
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、インターネットの普及に伴い、インターネットを介した商品の販売が盛んに行われている。このような販売形態の一例として、電子商取引に係るウェブサイトに出品者が商品を出品し、かかるウェブサイトを介して商品をユーザに販売するものがある(例えば特許文献1)。
このような電子商取引では、スマートフォン等の端末装置に対するユーザの操作(例えば、検索ワードによる検索指示や、商品カテゴリーの選択)に応じて、商品の画像が端末装置の表示部に表示される(例えば、特許文献2)。通常、ユーザの操作に応じてまず複数の商品が抽出され、これらの複数の商品が端末装置の表示部において一覧表示される。ユーザは、この商品一覧画面においていずれかの商品を選択する操作を行うことで、商品の詳細な情報を閲覧したり、商品の購入手続きを進めたりするための個別の商品画面に遷移させることができる。
また、個別の商品を表示する画面において、商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作(例えば、画面上をスワイプする操作)に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる技術がある。ここで表示される複数の商品画像に、商品の詳細な特徴を示す商品画像等を含めておくことで、商品の特徴を把握しやすくすることができる。
特開2018-18136号公報 特開2001-273304号公報
しかしながら、上記複数の商品画像の表示順序は、商品の出品者等によって予め定められて固定されている。このため、ユーザにとって必要性の低い商品画像が優先されて表示されたり、ユーザが所望する商品画像が表示されるまでに多数回の操作を要したりする。
このように、従来の技術では、簡易に所望の商品画像を表示させることができないという課題がある。
この発明の目的は、簡易に所望の商品画像を表示させることができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の情報処理装置の発明は、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴とする情報処理装置。
請求項2に記載の発明は、情報処理装置において、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、情報処理装置において、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
前記商品表示制御部は、
前記商品の前記複数のバリエーションのうち、在庫がないバリエーションを特定し、
前記複数のバリエーションのうち在庫があるバリエーションに対応する商品画像が、在庫がないバリエーションに対応する商品画像より先に表示されるように、前記バリエーション画像群における商品画像の表示順序を定めることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、情報処理装置において、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
ユーザの操作に応じて抽出された複数の商品を、前記表示部における所定の商品一覧画面に表示させる商品一覧表示制御部と、
前記商品一覧画面に表示された前記複数の商品の中からユーザの操作により選択された一の商品を特定する商品特定部と、
を備え、
前記商品表示制御部は、前記商品特定部により特定された前記商品に対応付けられた前記複数の商品画像を所定の商品情報画面において表示させ、
前記商品一覧表示制御部は、前記商品一覧画面において、商品の複数のバリエーションを表示させ、
前記商品特定部は、前記商品一覧画面におけるユーザの操作に応じて、前記商品とともに当該商品のバリエーションを特定し、
前記商品表示制御部は、前記商品情報画面において、前記商品特定部により特定されたバリエーションに対応する商品画像を最初に表示させるとともに、前記複数種類の画像群のうち前記バリエーション画像群が最初に表示されるように前記優先順位を定めることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、情報処理装置において、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
前記商品表示制御部は、前記バリエーション画像群に属する前記商品画像を表示させる場合に、前記複数のバリエーションの各々に設定された複数のサブバリエーションに係る情報を併せて表示させることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項3~5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
特定の商品分類に属する商品に係る前記複数種類の画像群の表示順序は、前記バリエーション画像群が先頭となるように定められていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報処理装置において、
前記特定の商品分類は被服であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項3~7に記載の情報処理装置において、
前記バリエーションは、商品の外観の相違であることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報処理装置において、
前記バリエーションは、商品の色の相違であることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項3~9のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数種類の画像群は、前記商品を代表する商品画像からなる代表画像群を含むことを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項3~10のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数種類の画像群は、前記商品の詳細な特徴を示す商品画像からなる詳細画像群を含むことを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項1~11のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記商品表示制御部は、前記複数の商品画像のうち表示されている商品画像の、前記所定の表示順序に従った画像番号を表示させることを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記商品表示制御部は、
前記商品画像を所定の方向にスライド移動させて表示させる商品画像を切り替え、
表示の切り替えの対象となる他の商品画像がある方向を示す切替方向標識を表示させることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項14に記載の情報処理方法は、
情報処理装置の制御部が、商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示ステップを含み、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項15に記載のプログラムは、
情報処理装置に設けられたコンピュータを、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御手段として機能させ、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項16に記載の情報処理方法は、
情報処理装置の制御部が、商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示ステップを含み、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、請求項17に記載のプログラムは、
情報処理装置に設けられたコンピュータを、
商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御手段として機能させ、
前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴としている。
本発明に従うと、簡易に所望の商品画像を表示させることができるという効果がある。
情報処理システムの構成を示す図である。 端末装置及びサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 ショッピングアプリの商品検索画面を示す図である。 商品一覧画面を示す図である。 商品データの内容例を示す図である。 商品情報画面を示す図である。 スライド表示により商品画像を切り替えた場合の商品情報画面を示す図である。 スライド表示における複数の商品画像の表示順序の設定を示す図である。 画像群配列設定データの内容例を示す図である。 通常の画像群配列における商品画像の表示順序の設定を示す図である。 通常の画像群配列における商品画像の表示順序の変形例を示す図である。 購入仕様選択画面を示す図である。 ブラックのバリエーションボタンが選択された場合の購入仕様選択画面を示す図である。 商品画像を拡大させたときの購入仕様選択画面を示す図である。 購入仕様確認画面を示す図である。 商品表示処理の制御手順を示すフローチャートである。 商品表示処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
[1.情報処理システムの構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。
情報処理システム1は、複数の端末装置10(情報処理装置)と、サーバ装置20と、を備える。複数の端末装置10及びサーバ装置20は、通信ネットワークNを介して接続されている。通信ネットワークNは、例えばインターネットであるが、これに限られず、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークであってもよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等である。図1では、端末装置10がスマートフォンである場合を例に挙げて説明している。複数の端末装置10は、それぞれ異なるユーザU1、U2、U3…により使用される。以下では、ユーザU1、U2、U3…のうち任意の1人を指す場合には「ユーザU」と記す。なお、端末装置10は、ユーザUが使用するものであってサーバ装置20との通信が可能であれば、上記の機器に限られない。
サーバ装置20は、端末装置10からの要求に応じて各種の情報処理を実行し、結果を端末装置10に送信する。端末装置10は、サーバ装置20から受信した情報に基づいて表示部において表示を行う。情報処理システム1は、端末装置10及びサーバ装置20によるこれらの一連の情報処理により、ユーザUに対して電子商取引サービスを提供する。
ユーザUは、端末装置10上で電子商取引サービス用のアプリケーションプログラム(プログラム)(以下、「ショッピングアプリ124」と記す)を実行させることで、端末装置10の表示部14に電子商取引サービスの各種情報を表示させて電子商取引を行うことができる。詳しくは、ショッピングアプリ124が実行されると、予め登録済の認証情報が端末装置10からサーバ装置20に送信され、電子商取引サービスへのログインが行
われる。ユーザUが電子商取引サービスにログインした状態で、ショッピングアプリ124上で各種操作を行うと、サーバ装置20に対して電子商取引サービスに係る各種処理要求が送信され、その処理結果がサーバ装置20から端末装置10に送信される。端末装置10では、当該処理結果に応じて表示部14に電子商取引サービスに係る各種情報が表示される。例えば、商品(取引対象)の検索結果を表示部14に表示させたり、選択した商品の購入手続きを行うための画面を表示させたりすることができる。ショッピングアプリ124上で購入手続きが完了すると、予め登録されているユーザUの住所に出品者から商品が発送される。このように、本実施形態の電子商取引サービスでは、有体物である商品を電子商取引の取引対象とすることができる。ただし、これに限られず、動画視聴や旅行といったサービスが取引対象の商品とされてもよい。
次に、端末装置10及びサーバ装置20の構成について説明する。
図2は、端末装置10及びサーバ装置20の機能構成を示すブロック図である。
[1-1.端末装置の構成]
図2に示すように、端末装置10は、制御部11(コンピュータ)と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15などを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置、及びRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等の記憶装置を備える。制御部11は、RAM等を作業領域として記憶部12に記憶されているシステムプログラムや各種アプリケーションプログラム(例えばショッピングアプリ124)を実行することで端末装置10の各部の動作を制御する。具体的には、制御部11は、ショッピングアプリ124を実行し、通信部13により各種処理の実行要求のための信号をサーバ装置20に対して送信させたり、サーバ装置20から受信した情報に基づいて表示部14に各種情報を表示させたりすることで、電子商取引サービスに係る情報をユーザUに提示する。制御部11は、ショッピングアプリ124を実行することで、商品一覧表示制御部111、商品特定部112(商品特定手段)、及び商品表示制御部113(商品表示制御手段)として機能する。
商品一覧表示制御部111は、電子商取引の全ての取引対象の中から抽出された複数の商品を、表示部14における所定の商品一覧画面301(図4参照)に表示させる。商品一覧画面301における表示対象となる複数の商品は、サーバ装置20の制御部21により抽出され、その抽出結果が端末装置10に送信される。
商品特定部112は、商品一覧画面301におけるユーザUの操作に応じて一の商品を特定する。
商品表示制御部113は、商品特定部112により特定された商品の情報を表示する各種の画面(例えば、図6、図7に示す商品情報画面302、図12~図14に示す購入仕様選択画面303、図15に示す購入仕様確認画面304等)を表示部14に表示させる。
商品一覧表示制御部111、商品特定部112及び商品表示制御部113による処理内容については後に詳述する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置によって実現される。記憶部12には、商品データ121、商品画像データ122、及び画像群配列設定データ123などが記憶されている。このうち商品データ121及び商品画像データ122は、端末装置10からの要求に応じてサーバ装置20から送信され、通信部13により受信した商品に係るデータである。商品データ121及び商品画像データ122は、それぞれサーバ装置20の記憶部22に記憶されている商品データ221及び商品画像データ222の一部に相当する。これらのデータの詳細については後述する。
また、記憶部12には、ショッピングアプリ124が記憶されている。
通信部13は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部13は、通信ネットワークNと有線または無線で接続され、サーバ装置20の通信部23との間で情報の送受信を行う。また、通信部13は、携帯電話基地局などと交信し、電話通信の音声データやインターネット接続に係るパケットデータなどを送受信する。
表示部14は、液晶表示装置や有機EL表示装置などにより実現され、制御部11による制御下で各種情報を表示する。
操作部15は、表示部14と一体的に設けられたタッチパネルや、各種押しボタン等により実現される。操作部15は、これらのタッチパネルや押しボタンに対するユーザUからの入力操作を受け付けて、当該入力操作に応じた操作信号を制御部11に出力する。例えば、表示部14に各種操作ボタンが表示された状態で、当該操作ボタンの表示領域に指を接触させる入力操作がなされると、当該指の接触がタッチパネルにより検出され、上記操作ボタンを選択する操作として受け付けられる。
[1-2.サーバ装置の構成]
図2に示すように、サーバ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23などを備える。サーバ装置20は、この他に、サーバ装置20の操作者からの入力操作を受け付ける入力部(キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶表示装置等)などをさらに備えていてもよい。
制御部21は、CPU等の演算装置、及びRAM、ROM、フラッシュメモリー等の記憶装置を備える。制御部21は、RAM等を作業領域として、記憶部22に記憶されているプログラム223を実行することで、電子商取引サービスに係る各種の処理を実行するとともに、サーバ装置20の各部の動作を制御する。
記憶部22は、HDD、SSD等の記憶装置によって実現される。記憶部22には、商品データ221、商品画像データ222、及びプログラム223等が記憶されている。
通信部23は、各種通信モジュールによって実現される。通信部23は、通信ネットワークNを介して端末装置10の通信部13との間で情報の送受信を行う。
[2.情報処理システムの動作]
次に、電子商取引サービスを実現するための情報処理システム1の各部の動作について説明する。以下では、端末装置10の表示部14に表示されるショッピングアプリ124の画面及びその遷移を用いて、端末装置10動作を中心に説明する。
図3は、ショッピングアプリ124の商品検索画面300を示す図である。
商品検索画面300は、端末装置10においてショッピングアプリ124が実行されているときに表示部14に表示される画面の1つである。詳しくは、商品検索画面300は、ショッピングアプリ124上で所望の商品を絞り込んで表示させようとする場合に、ユーザUの指示に応じて表示される。例えば、商品検索画面300は、ショッピングアプリ124の起動時に表示される図示略のホーム画面において、検索アイコン33bを選択する操作がなされた場合に表示される。
図3に示すように、商品検索画面300では、検索バー31、カテゴリー選択ボタン32、及びアイコン33a~33eなどが表示されている。
検索バー31は、商品の検索に用いられる。検索バー31に検索ワードを入力して検索
ボタンを選択する入力操作を行うことで、検索ワードと関連性の高い複数の商品が抽出されて商品一覧画面301(図4参照)に一覧表示される。
カテゴリー選択ボタン32は、商品のカテゴリー(商品分類)の一覧を表示する図示略のカテゴリー選択画面に遷移させるためのボタンである。このカテゴリー選択画面におけるユーザUの操作により一のカテゴリーが選択された場合には、選択されたカテゴリーに属する複数の商品が抽出されて、上記の商品一覧画面301に一覧表示される。なお、1つのカテゴリーが選択された場合に、当該カテゴリーに属する複数のサブカテゴリーがさらに表示されてもよい。また、サブカテゴリーが2階層以上の階層構造を有していてもよい。これらの場合には、いずれかのサブカテゴリーを選択する入力操作がなされた場合に、当該サブカテゴリーに属する複数の商品が抽出されて商品一覧画面301に一覧表示される。
アイコン33a~33eは、それぞれ所定の機能を実行したり、所定の情報を表示したりするための専用の画面に遷移させるための操作ボタンである。
ホームアイコン33aを選択すると、任意の画面表示から、図示略のホーム画面に遷移させることができる。
検索アイコン33bを選択すると、任意の表示画面から、図3に示す商品検索画面300に遷移させることができる。
カートアイコン33cを選択すると、ユーザUが、購入予定の商品の候補として登録している商品を一覧表示させることができ、これらの商品の購入手続を進めることができる。
新着アイコン33dを選択すると、イベントや新商品等の、電子商取引サービスからの新たな通知の内容を表示する画面に遷移させることができる。
マイページアイコン33eを選択すると、ユーザUの登録情報やショッピングアプリ124の動作設定等の確認及び変更を行うための画面に遷移させることができる。
図4は、商品一覧画面301を示す図である。
商品一覧画面301は、商品検索画面300において検索バー31を用いた商品の検索がなされた場合に表示される。図4では、検索バー31に検索ワードとして「コート」が入力され、この検索ワードを用いて検索が実行された場合が例示されている。また、上述のカテゴリー選択画面において、「ファッション」のサブカテゴリーである「コート」が選択された場合にも、図4と同一の商品一覧画面301が表示される。
図4に示すように、商品一覧画面301では、検索バー31、アイコン33a~33e、複数の商品画像341~343が表示されている。このうち検索バー31及びアイコン33a~33eの外観及び機能は、基本的に商品検索画面300の検索バー31及びアイコン33a~33eと同一である。ただし、検索バー31の入力欄には、抽出対象アイコン31aが追加されて表示されている。抽出対象アイコン31aは、商品一覧画面301に表示されている商品の抽出に用いられた文字列を表す。ここでは、検索に用いられた検索ワードである「コート」を示す抽出対象アイコン31aが表示されている。
商品一覧画面301では、指定された検索ワードによる検索結果に係る複数の商品が抽出され、これらの抽出された商品に係る複数の商品画像341~343が並べられて表示されている。ここでは、「コート」を検索ワードとして抽出された複数のコートに係る商品画像341~343が表示されている。以下では、任意の1つの商品画像を指す場合には「商品画像34」と記す。
また、上方へのスワイプ操作(指等を表示画面に接触させた状態で素早くずらす操作)などにより、商品一覧画面301を上方にスクロールさせて未表示の商品画像34を表示させることができる。
図4の商品画像341には、商品画像341b、341w、341gの3種類がある。商品画像341b、341w、341gは、同一種類の商品に設定された複数のバリエーションを示す画像である。ここでは、商品画像341b、341w、341gは、同一デザインのコートに設定された複数のカラーバリエーションに係る画像である。具体的には、商品画像341bは、ブラックのカラーバリエーションのコートを示し、商品画像341wは、ホワイトのカラーバリエーションのコートを示し、商品画像341gは、グレーのカラーバリエーションのコートを示している。本明細書では、商品画像341b、341w、341gのうち任意の1つを指す場合には「商品画像341」と記す。
同様に、商品画像342には、2色のカラーバリエーションに係る2種類の画像があり、商品画像343には、4色のカラーバリエーションに係る4種類の画像があるが、図4では、簡便のためそれぞれ共通の符号342、343を付している。
商品一覧画面301を表示させる処理は、商品データ121及び商品画像データ122に基づいて、制御部11の商品一覧表示制御部111により実行される。
図5は、商品データ121の内容例を示す図である。
商品データ121は、検索ワード「コート」に基づいてサーバ装置20において抽出され、端末装置10に送信された、一群の商品に係るデータである。商品データ121では、商品ごとに、「品名」、「商品コード」、「バリエーションコード」、「画像データ」の項目のデータが記憶されている。
「品名」は、商品の名称を示す。
「商品コード」は、同一種類の商品に対して共通に付されている符号である。図5の例では、デザインが共通である同一品名の商品に対して共通の商品コードが付されている。
「バリエーションコード」は、商品に設定されている複数のバリエーションを示す符号である。図5のバリエーションコードは、商品のカラーバリエーションを示している。例えば、「BK」は「ブラック」、「WT」は「ホワイト」、「GR」は「グレー」のカラーバリエーションを示す。
「画像データ」は、複数のカラーバリエーションの各々に対応付けられている商品画像の画像データを特定しているデータである。例えば、商品コード「C001」、バリエーションコード「BK」に対応付けられている画像データ「c001bk.xxx」は、品名「コート1」のうち「ブラック」の商品の画像データとなっている。「画像データ」の項目に設定されている各画像データは、サーバ装置20から送信され、記憶部12の商品画像データ122に記憶されている。
制御部11の商品一覧表示制御部111は、商品データ121において商品にバリエーションコードが設定されており、かつ各バリエーションに対応して商品画像34の画像データが対応付けられている場合には、各バリエーションコードに対応する複数の画像データを商品画像データ122から取得して商品一覧画面301に表示させる。これにより、商品一覧画面301において、商品に設定されている複数のカラーバリエーションの商品画像34が一覧表示される。なお、1つの商品に設定されているカラーバリエーションの種類が多い場合などにおいては、商品一覧画面301において、1種類の商品当たりに表示させるカラーバリエーションの数の上限値を定めてもよい。
図4の商品一覧画面301において、ユーザUにより一の商品画像34を選択する操作(例えば指などにより画面に接触する操作(タップ))がなされると、選択された商品の情報を表示する商品情報画面302が表示部14に表示される。
ユーザUの操作に応じて、一の商品を特定する処理は、制御部11の商品特定部112により実行される。商品特定部112は、特定する商品に複数のカラーバリエーションが設定されている場合に、ユーザUの操作に応じて、商品とともに複数のカラーバリエーションのうちいずれかのカラーバリエーションを特定する。図4の商品画像34は、商品の
カラーバリエーションごとに表示されているため、商品特定部112は、商品画像34を選択する操作に応じて、商品とともに当該商品のカラーバリエーションを特定する。
また、商品情報画面302を表示させる処理は、制御部11の商品表示制御部113により実行される。
図6は、商品情報画面302を示す図である。
ここでは、図4における商品画像341g(図5における商品コード「C001」、バリエーションコード「GR」の商品及びカラーバリエーション)が選択されたものとする。
図6に示すように、商品情報画面302では、アイコン33a~33eと、選択された商品画像341gと、第1の購入商品決定ボタン35などが表示されている。このうちアイコン33a~33eの外観及び機能は、基本的に商品検索画面300のアイコン33a~33eと同一である。
商品情報画面302では、商品一覧画面301においてユーザUが選択したバリエーションに対応する商品画像341gが拡大されて表示される。また、商品画像341gの下方には、商品画像341gのカラーバリエーション(グレー)、及び、当該カラーバリエーションの各サイズの在庫状況が表示されている。図6の例では、グレーのカラーバリエーションについて、S(Small)、M(Medium)、L(Large)の各サイズの在庫があることが示されている。各カラーバリエーションに設定されている複数のサイズは、「複数のサブバリエーション」に相当する。
商品情報画面302における商品画像341gは、まず商品一覧画面301で用いられたものと同一の画像データに基づいて表示される。商品一覧画面301で用いられた画像データは、一覧表示用の解像度の低い画像であるため、この表示では、拡大により若干目の粗い画像が表示されることとなる。この表示と並行して、サーバ装置20からより高解像度の商品画像341gの画像データが送信され、端末装置10において当該画像データの受信が完了すると、高解像度の画像データによる表示に差し替えられる。この一連の動作により、商品一覧画面301から商品情報画面302に切り替えられた場合に、シームレスに商品画像341gを表示させることができる。
また、上記の高解像度の画像データとともに、商品コード「C001」の商品に予め対応付けられている複数の商品画像34の画像データがサーバ装置20から送信され、端末装置10により受信される。ここでは、商品コード「C001」の商品について15枚の商品画像34が取得されたものとする。
商品情報画面302の商品画像34(初期状態では商品画像341g)上を左方向にスワイプする操作により、商品画像34を左方向にスライドさせて、取得された複数の商品画像34のうち他の商品画像34の表示に切り替えることができる。このスワイプ操作を行うごとに、複数の商品画像34を所定の表示順序で切り替えて表示させることができる。図6の商品画像341gの右端に表示されている切替方向アイコン34a(切替方向標識)は、表示切替えの対象となる他の商品画像34がある方向を示している。また、商品画像341gの左下に表示されている画像番号34bにより、上記表示順序のうち何番目の商品画像34が表示されているかを判別できるようになっている。なお、切替方向アイコン34aをタップする操作によって商品画像34が切り替えられるようになっていてもよい。
以下では、商品情報画面302において複数の商品画像34をスワイプ操作に応じて切り替えて表示させる動作を「スライド表示」と記す。
図7は、スライド表示により商品画像341を切り替えた場合の商品情報画面302を示す図である。
図7は、図6の状態から商品画像34が2回スワイプ操作されて、3枚目の商品画像34である商品画像341wに表示が切り替わった状態を示している。
商品画像341wは、商品コード「C001」のうちホワイトのカラーバリエーションに対応する画像である。この商品画像341wの下方にも、当該カラーバリエーションの在庫状況が表示されている。図7の例では、ホワイトのカラーバリエーションについて、S、M、Lのいずれのサイズの在庫もないことが示されている。
図7の商品画像341wでは、右端及び左端にそれぞれ切替方向アイコン34aが表示されており、左右両方向への商品画像34の切り替えが可能であることが示されている。図7の状態で左方向にスワイプ操作を行うことで、商品画像341を左方向にスライドさせて、所定の表示順序の順方向に商品画像34の表示を切り替えていくことができる。また、図7の状態で右方向にスワイプ操作を行うことで、商品画像341を右方向にスライドさせて、所定の表示順序とは逆方向に商品画像34の表示を切り替えていくことができる。左方向へのスワイプ操作を続けて、表示順序において最後の商品画像34(ここでは、15枚目の商品画像34)が表示されると、右端の切替方向アイコン34aが表示されなくなり、逆方向への表示切替が可能であることを示す左端の切替方向アイコン34aのみが表示される。
なお、これに限られず、複数の商品画像34を循環表示させるようにしてもよい。すなわち、最後の商品画像34が表示された場合にも右端の切替方向アイコン34aを表示させ、さらに左方向へのスワイプ操作がなされた場合には1枚目の商品画像34(商品画像341g)に表示が切り替わるようにしてもよい。
ここで、スライド表示における複数の商品画像34の表示順序について説明する。
図8は、スライド表示における複数の商品画像34の表示順序の設定を示す図である。
図8に示すように、複数の(ここでは15枚の)商品画像34の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属する。本実施形態の複数種類の画像群は、バリエーション画像群、代表画像群、及び詳細画像群からなる。
バリエーション画像群は、商品に設定されている複数のバリエーション(ここでは、カラーバリエーション)の各々に対応する商品画像341b、341w、341gからなる。
代表画像群は、商品を代表する商品画像である代表画像からなる。図8の例では、ブラックのコートの商品画像34が代表画像として設定されている。この商品画像34は、バリエーション画像群に含まれる商品画像341bと同一であってもよいし、異なる画像であってもよい。
詳細画像群は、商品の詳細な特徴を示す商品画像34である詳細画像からなる。詳細画像の内容は、特には限られないが、例えば商品の一部を拡大して細部を示す画像、代表画像とは異なる角度から商品を撮影した画像、及び商品の使用態様を示す画像などである。図8では、詳細画像群は、11枚の詳細画像からなる。
商品情報画面302におけるスライド表示では、複数の商品画像34の表示順序は、同一の画像群に属する商品画像34が連続して表示されるように、かつ複数の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められている。図8の例では、複数の画像群の優先順位は、優先順位が高い方から、バリエーション画像群、代表画像群、詳細画像群の順となっている。したがって、スライド表示では、まずユーザUにより選択されたグレーのカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示されるとともに、複数種類の画像群のうちバリエーション画像群が最初に表示されるように表示順序が定められている。グレーのカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示された後、スワイプ操作がなされるごとに、バリエーション画像群に属する残りの商品画像34、代表画像群に属する商品画像34、詳細画像群に属する商品画像34の順に表示が切り替わる。
また、スライド表示では、商品の複数のカラーバリエーションのうち、在庫がないカラーバリエーションが特定され、複数のカラーバリエーションのうち在庫があるカラーバリエーションに対応する商品画像(図8では、グレーの商品画像341g及びブラックの商品画像341b)が、在庫がないカラーバリエーションに対応する商品画像(商品画像341w)より先に表示されるように、バリエーション画像群における商品画像341の表示順序が定められている。したがって、バリエーション画像群における表示順序は、ユーザUに選択されたカラーバリエーション(グレーの商品画像341g)、残りのカラーバリエーションのうち在庫があるカラーバリエーション(ブラックの商品画像341b)、残りのカラーバリエーションのうち在庫がないカラーバリエーション(ホワイトの商品画像341w)の順となる。
スライド表示における複数の画像群の優先順位は、その商品が属するカテゴリー(商品分類)に応じて定められている。以下では、画像群の優先順位に応じた複数の画像群の配列を、画像群配列と記す。商品分類ごとの画像群配列は、画像群配列設定データ123に設定されている。
図9は、画像群配列設定データ123の内容例を示す図である。
画像群配列設定データ123では、商品のカテゴリーごとに、そのカテゴリーに対応する画像群配列が対応付けられている。図9の例では、「ファッション」のカテゴリーには「カラーバリエーション優先」の画像群配列が対応付けられており、他の「アクセサリー」、「インテリア」、「電化製品」等のカテゴリーには「通常」の画像群配列が対応付けられている。
「カラーバリエーション優先」の画像群配列は、図8に示したように、バリエーション画像群を先頭とし、次いで代表画像群、詳細画像群の順に表示させる配列である。なお、代表画像群及び詳細画像群の順序は逆としてもよい。
「通常」の画像群配列は、図10に示すように、代表画像群を先頭とし、次いで詳細画像群、バリエーション画像群の順に表示させる配列である。
本実施形態で例示している「コート」の商品は、「ファッション」のカテゴリーに属しているため、画像群配列設定データ123の設定に従って「カラーバリエーション優先」の画像群配列が適用され、図8に示す表示順序でスライド表示が行われる。
「ファッション」(被服)のカテゴリーに属する商品は、購入するユーザUにとってカラーバリエーションが重要である場合が多い。このため、「カラーバリエーション優先」の画像群配列として、スライド表示における先頭からカラーバリエーションの商品画像34が表示されるようにすることで、ユーザUが簡易に所望の商品画像34を確認できるようにすることができる。
なお、「ファッション」以外の特定のカテゴリーについて、「カラーバリエーション優先」の画像群配列が設定されてもよい。
また、「通常」の画像群配列が対応付けられているカテゴリーの商品については、画一的に「通常」の画像群配列を適用する方法に代えて、以下の方法でスライド表示を行ってもよい。
商品に複数のカラーバリエーションが設定されており、商品一覧画面301において、複数のカラーバリエーションのうち代表画像とは異なるカラーバリエーション(例えば、図10における「カラー2」)がユーザUにより選択された場合には、商品情報画面302において、選択されたカラーバリエーションに対応する商品画像34を最初に表示させる。このとき、図10に示す「通常」の画像群配列をそのまま適用すると、商品情報画面302の初期画面において、表示順序が14番目である「カラー2」の商品画像34が表示された状態となる。この状態では、順方向の切り替えで表示できる商品画像34は、残
り1枚のみ(15枚目の商品画像34)であるため、ユーザUは、その商品に設定されている商品画像が14枚目及び15枚目の2枚のみであるように誤認しやすい。
そこで、「通常」の画像群配列が対応付けられているカテゴリーの商品であっても、代表画像とは異なるカラーバリエーションがユーザUにより選択された場合には、図11に示すように「カラーバリエーション優先」の画像群配列を適用してもよい。すなわち、スライド表示においてまず選択されたカラーバリエーションに対応する商品画像34を表示させるとともに、バリエーション画像群が表示順の先頭となるように画像群配列を変更してもよい。これにより、商品画像を順方向に切り替えていくことで、設定されている各カラーバリエーションに対応する商品画像34をまず確認できるとともに、商品に対応付けられている全ての商品画像34を確認することができる。
図6及び図7に示す商品情報画面302において、第1の購入商品決定ボタン35を選択する操作がなされると、商品情報画面302において表示されている商品及びカラーバリエーションが、購入予定の商品及びカラーバリエーションとして特定される。以下では、購入予定の商品として特定することを「カートに入れる」とも記す。また、第1の購入商品決定ボタン35を選択する操作を「カートへの追加を指示する操作」とも記す。購入予定の商品及びカラーバリエーションの特定に係る処理は、制御部11の商品特定部112により実行される。
また、第1の購入商品決定ボタン35の操作に応じて、購入予定の商品の情報を表示する購入仕様選択画面303が表示される。購入仕様選択画面303を表示させる処理は、制御部11の商品表示制御部113により実行される。購入仕様選択画面303は、「購入商品画面」の一例である
図12は、購入仕様選択画面303を示す図である。
図12では、グレーのカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示された状態で第1の購入商品決定ボタン35が選択された場合の購入仕様選択画面303が示されている。
購入仕様選択画面303では、アイコン33a~33e、商品画像341g、バリエーション選択画像36、及び第2の購入商品決定ボタン37などが表示されている。このうちアイコン33a~33eの外観及び機能は、商品検索画面300のアイコン33a~33eと同一である。
購入仕様選択画面303では、購入予定の商品として特定された商品及びそのカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示される。すなわち、特定された商品の複数のカラーバリエーションの各々に、各カラーバリエーションに係る商品画像が対応付けられている場合には、特定されたカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示される。このように、表示する商品画像34を、代表画像(ブラック)ではなく、購入予定として特定されたカラーバリエーション(グレー)に対応する商品画像341gとすることにより、ユーザUに対し、選択した商品のカラーバリエーションを分かりやすく示すことができる。
商品画像341gの右側には、商品の名称や価格等の詳細情報が表示されている。
また、商品画像341gの下方には、購入予定の商品に設定されている複数のカラーバリエーションの選択肢を示すバリエーション選択画像36が表示されている。バリエーション選択画像36は、複数のカラーバリエーションに対応する複数のバリエーションボタン361と、選択されているカラーバリエーションについて商品のサイズを選択するためのラジオボタン362と、を含む。図12では、「グレー」、「ブラック」、「ホワイト」に対応する3つのバリエーションボタン361が表示されている。また、バリエーション選択画像36では、商品に設定されている複数のカラーバリエーションのうち、購入予定の商品として特定されたカラーバリエーション(ここでは「グレー」)のバリエーショ
ンボタン361が最も上方に表示される。
図12のバリエーション選択画像36では、グレーのカラーバリエーションに対応する商品画像341aが選択されたことに応じて、グレーのバリエーションボタン361が自動的に選択状態となっている。選択状態となっているバリエーションボタン361の下方には、S、M、Lのうちいずれかのサイズを選択するための3つのラジオボタン362が表示される。図12では、Mサイズのラジオボタン362が選択されている。
また、バリエーション選択画像36が表示される場合には、購入予定の商品に設定されている複数のカラーバリエーションのうち、在庫がないカラーバリエーションが予め特定され、バリエーション選択画像36において、複数のカラーバリエーションのうち在庫がないカラーバリエーションが、在庫があるカラーバリエーションより下方に表示される。図12の例では、グレー及びブラックのカラーバリエーションの在庫があり、ホワイトのカラーバリエーションの在庫がない。このため、ホワイトのバリエーションボタン361は、グレー及びブラックのバリエーションボタン361よりも下方に表示される。
図12の状態から、グレー以外のカラーバリエーションに対応するバリエーションボタン361を選択する操作がなされると、購入予定の商品のカラーバリエーションを変更することができる。すなわち、バリエーションボタン361を選択する操作は、購入予定の商品のバリエーションを変更する操作に相当する。
図13は、ブラックのバリエーションボタン361が選択された場合の購入仕様選択画面303を示す図である。
図13では、ブラックのバリエーションボタン361が選択状態となり、当該バリエーションボタン361の下方にラジオボタン362が表示されている。また、購入予定の商品のカラーバリエーションがブラックに変更されたことに応じて、購入仕様選択画面303に表示される画像が、グレーの商品画像341gからブラックの商品画像341bに切り替わる。これにより、ユーザUは、その時点で購入予定の商品として選択しているカラーバリエーションを容易に確認することができる。
また、購入仕様選択画面303では、商品画像341bをタップする操作により、図14に示すように、商品画像341bを拡大して表示させることができる。これにより、商品情報画面302に戻ることなく、各カラーバリエーションの商品画像341bを拡大して閲覧することができる。
図12~図14に示す購入仕様選択画面303において、第2の購入商品決定ボタン37を選択する操作がなされると、バリエーション選択画像36において表示されているカラーバリエーション及びサイズが、購入予定の商品のカラーバリエーション及びサイズとして特定される。また、第2の購入商品決定ボタン37の操作に応じて、購入予定の商品の最終確認のための購入仕様確認画面304が表示される。第2の購入商品決定ボタン37を選択する操作も「カートへの追加を指示する操作」に相当する。購入仕様確認画面304を表示させる処理は制御部11の商品表示制御部113により実行される。購入仕様確認画面304は、購入仕様選択画面303と同様、「購入商品画面」の一例である。
図15は、購入仕様確認画面304を示す図である。
図15では、カラーバリエーションとして「グレー」、サイズとして「M」が選択された状態で第2の購入商品決定ボタン37が選択された場合の購入仕様確認画面304が示されている。
購入仕様選択画面303では、アイコン33a~33e、商品画像341g、及び注文手続ボタン38などが表示されている。このうちアイコン33a~33eの外観及び機能
は、商品検索画面300のアイコン33a~33eと同一である。
購入仕様確認画面304では、購入仕様選択画面303と同様、購入予定の商品として特定された商品及びそのカラーバリエーションに対応する商品画像341gが表示される。よって、購入仕様確認画面304においても、ユーザUに対し、選択した商品のカラーバリエーションを分かりやすく示すことができる。
注文手続ボタン38を選択する操作が行われると、注文手続を進めるための図示略の所定の注文画面が表示される。
上記では、商品一覧画面301で特定されたカラーバリエーションに対応する商品画像34を、商品情報画面302、購入仕様選択画面303及び購入仕様確認画面304において表示させる例を説明したが、特定されたカラーバリエーションに対応する商品画像34を表示させる対象はこれらに限られない。
例えば、過去の電子商取引の注文履歴、電子商取引サービスにおける商品の閲覧履歴、ユーザUが所定の方法で登録した商品の一覧(例えば、「お気に入り」として登録された商品の一覧)、及び電子商取引の状況に係る通知(例えば、商品の配送状況を知らせるメールの表示)を行う通知画面などを表示部14に表示させる場合に、特定されたカラーバリエーションに対応する商品画像34を表示させてもよい。これらの表示に係る処理も、制御部11の商品一覧表示制御部111によって実行される。
[3.制御部による処理手順]
次に、上述した各種動作を実行するための商品表示処理の制御手順について説明する。
図16及び図17は、商品表示処理の制御部11による制御手順を示すフローチャートである。
商品表示処理は、端末装置10において、検索バー31を用いた商品の検索指示、又は商品のカテゴリーの選択に係る操作がユーザUによりなされた場合に開始される。
商品表示処理が開始されると、制御部11は、検索結果に係る複数の商品、又は指定されたカテゴリーに属する複数の商品の抽出結果をサーバ装置20から受信し、抽出された複数の商品を商品一覧画面301に表示させる(ステップS101)。ここでは、図5に示した商品データ121に基づいて、各商品に複数のカラーバリエーションが設定されており、かつ複数のカラーバリエーションの各々に商品画像34が対応付けられている場合には、複数のカラーバリエーションに対応する複数の商品画像34を表示させる。
制御部11は、商品を選択する操作がなされたか否かを判別し(ステップS102)、当該操作がなされていないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、再度ステップS102の処理を実行する。
商品を選択する操作がなされたと判別された場合には(ステップS102で“YES”)、制御部11は、選択された商品及びそのカラーバリエーションを特定し、当該カラーバリエーションに対応する商品画像34を含む商品情報画面302を表示させる(ステップS103:商品表示ステップ)。また、制御部11は、選択された商品に対応付けられている全ての商品画像34の画像データをサーバ装置20から取得する(ステップS104)。
制御部11は、商品情報画面302の商品画像34(すなわち、スライド表示が行われる領域)に対するスワイプ操作がなされたか否かを判別する(ステップS105)。商品画像34に対するスワイプ操作がなされたと判別された場合には(ステップS105で“YES”)、制御部11は、画像群配列設定データ123を参照し、選択された商品が属するカテゴリーに設定されている画像群配列に従って、表示する商品画像34を切り替える(ステップS106:商品表示ステップ)。
ステップS106の処理が終了した場合、又はステップS105の処理で商品画像34に対するスワイプ操作がなされていないと判別された場合には(ステップS105で“NO”)、制御部11は、第1の購入商品決定ボタン35を選択する操作(カートへの商品の追加を指示する操作)がなされたか否かを判別する(ステップS107)。制御部11は、当該操作がなされていないと判別された場合には(ステップS107で“NO”)、処理をステップS105に戻す。
第1の購入商品決定ボタン35を選択する操作がなされたと判別された場合には(ステップS107で“YES”)、制御部11は、選択された商品及びそのカラーバリエーションを特定し、当該カラーバリエーションに対応する商品画像34を含む購入仕様選択画面303を表示させる(ステップS108)。
制御部11は、購入仕様選択画面303のバリエーション選択画像36において、商品のカラーバリエーションを変更する操作(バリエーションボタン361を選択する操作)がなされたか否かを判別する(ステップS109)。商品のカラーバリエーションを変更する操作がなされたと判別された場合には(ステップS109で“YES”)、制御部11は、変更後のカラーバリエーションを特定し、当該購入仕様選択画面303に表示させる商品画像34を、変更後のカラーバリエーションに対応する商品画像34に切り替える(ステップS110)。
ステップS110の処理が終了した場合、又はステップS109の処理において商品のカラーバリエーションを変更する操作がなされていないと判別された場合には(ステップS109で“NO”)、制御部11は、第2の購入商品決定ボタン37を選択する操作(カートへの商品の追加を指示する操作)がなされたか否かを判別する(ステップS111)。当該操作がなされていないと判別された場合には(ステップS111で“NO”)、制御部11は、処理をステップS109に戻す。
第2の購入商品決定ボタン37を選択する操作がなされたと判別された場合には(ステップS111で“YES”)、制御部11は、選択された商品及びそのカラーバリエーションを特定し、当該カラーバリエーションに対応する商品画像34を含む購入仕様確認画面304を表示させる(ステップS112)。
ステップS112の処理が終了すると、制御部11は、商品表示処理を終了させる。
[4.効果]
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置としての端末装置10は、制御部11を備え、制御部11は、電子商取引の取引対象である商品に予め対応付けられている複数の商品画像34を、表示部14の所定の商品情報画面302において、ユーザUの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示させる(商品表示制御部113)。また、複数の商品画像34の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、上記の表示順序は、同一の画像群に属する商品画像34が連続して表示されるように、かつ複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められており、複数種類の画像群の優先順位は、商品が属するカテゴリーに応じて定められている。これにより、商品情報画面302のスライド表示において、商品が属するカテゴリーに応じて、ユーザUにとって必要性の高い商品画像34を優先して(すなわち、相対的に早い順番で)表示させることができる。よって、簡易に所望の商品画像を表示させることができる。
また、複数種類の画像群は、商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像34からなるバリエーション画像群を含む。これにより、商品情報画面302のスライド表示において、商品に設定されている複数のバリエーションを簡易に確認す
ることができる。
また、制御部11は、商品の複数のバリエーションのうち、在庫がないバリエーションを特定し、商品情報画面302において、複数のバリエーションのうち在庫があるバリエーションに対応する商品画像34が、在庫がないバリエーションに対応する商品画像34より先に表示されるように、バリエーション画像群における商品画像34の表示順序を定める。これにより、スライド表示において、在庫のあるバリエーションに対応する商品画像34を優先して(すなわち、相対的に早い順番で)表示させることができる。
また、制御部11は、ユーザUの操作に応じて抽出された複数の商品を、表示部14における所定の商品一覧画面301に表示させ(商品一覧表示制御部111)、商品一覧画面301に表示された複数の商品の中からユーザUの操作により選択された一の商品を特定する(商品特定部112)。また、制御部11は、商品特定部112により特定された商品に対応付けられた複数の商品画像34を商品情報画面302において表示させる(商品表示制御部113)。また、制御部11は、商品一覧画面301において、商品の複数のバリエーションを表示させ(商品一覧表示制御部111)、商品一覧画面301におけるユーザUの操作に応じて、商品とともに当該商品のバリエーションを特定する(商品特定部112)。また、制御部11は、商品情報画面302において、商品特定部112により特定されたバリエーションに対応する商品画像34を最初に表示させるとともに、複数種類の画像群のうちバリエーション画像群が最初に表示されるように優先順位を定める(商品表示制御部113)。これにより、ユーザUは、商品情報画面302において、自身が選択したバリエーションに対応する商品画像をまず確認することができるとともに、スワイプ操作を行うことで、商品に対応付けられている商品画像34をその場で簡易に確認することができる。
また、特定のカテゴリーに属する商品に係る複数種類の画像群の表示順序は、バリエーション画像群が先頭となるように定められている。これにより、特に商品の外観のバリエーションが重要となるカテゴリーのスライド表示において、ユーザUにとって重要な商品画像34(外観を示すバリエーション画像群)を優先して表示させることができる。
また、上記の特定のカテゴリーは「ファッション」(被服)である。「ファッション」(被服)のカテゴリーに属する商品は、購入するユーザUにとってカラーバリエーションが重要である場合が多い。このため、「カラーバリエーション優先」の画像群配列として、スライド表示における先頭からカラーバリエーションの商品画像が表示されるようにすることで、ユーザUが簡易に所望の商品画像を確認できるようにすることができる。
また、バリエーションは、商品の外観の相違である。これにより、所望の外観の商品を選択しやすくすることができる。
また、バリエーションは、商品の色の相違である。これにより、所望の色の商品を選択しやすくすることができる。
また、複数種類の画像群は、商品を代表する商品画像34からなる代表画像群を含む。これにより、スライド表示における所定のタイミングで、商品の特徴を分かりやすく示す代表画像を表示させることができる。
また、複数種類の画像群は、商品の詳細な特徴を示す商品画像34からなる詳細画像群を含む。これにより、スライド表示において、商品の詳細な特徴をユーザUに示すことができる。
また、制御部11は、商品情報画面302においてバリエーション画像群に属する商品画像34を表示させる場合に、複数のバリエーションの各々に設定された商品のサイズ(複数のサブバリエーション)に係る情報を併せて表示させる(商品表示制御部113)。これにより、ユーザUは、スライド表示において、カラーバリエーションに加えて、各カラーバリエーションに設定されているサイズに係る情報(在庫情報等)を併せて確認することができる。
また、制御部11は、商品情報画面302において、複数の商品画像34のうち表示されている商品画像34の、所定の表示順序に従った画像番号34bを表示させる(商品表示制御部113)。これにより、ユーザUは、所定の表示順序のうち何番目の商品画像34が表示されているかを簡易に判別することができる。
また、制御部11は、商品画像34を所定の方向にスライド移動させて商品画像34を切り替え、商品情報画面302において、表示の切り替えの対象となる他の商品画像がある方向を示す切替方向マーク34aを表示させる(商品表示制御部113)。これにより、ユーザUは、スライド表示が可能な方向を直感的に把握することができる。
また、本実施形態に係る情報処理方法は、電子商取引の取引対象である商品に予め対応付けられている複数の商品画像34を、表示部14の所定の商品情報画面302において、ユーザUの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示させる商品表示ステップを含み、複数の商品画像34の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、上記の表示順序は、同一の画像群に属する商品画像34が連続して表示されるように、かつ複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められており、複数種類の画像群の優先順位は、商品が属するカテゴリーに応じて定められている。このような方法によれば、商品情報画面302のスライド表示において、商品が属するカテゴリーに応じて、ユーザUにとって必要性の高い商品画像34を優先して(すなわち、相対的に早い順番で)表示させることができる。よって、簡易に所望の商品画像を表示させることができる。
また、本実施形態に係るプログラム124は、端末装置10に設けられたコンピュータとしての制御部11を、電子商取引の取引対象である商品に予め対応付けられている複数の商品画像34を、表示部14の商品情報画面302において、ユーザUの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示させる商品表示制御手段として機能させ、複数の商品画像34の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、表示順序は、同一の画像群に属する商品画像34が連続して表示されるように、かつ複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められており、複数種類の画像群の優先順位は、商品が属するカテゴリーに応じて定められている。このようなプログラム124により端末装置10を動作させることで、商品情報画面302のスライド表示において、商品が属するカテゴリーに応じて、ユーザUにとって必要性の高い商品画像34を優先して(すなわち、相対的に早い順番で)表示させることができる。よって、簡易に所望の商品画像を表示させることができる。
[5.その他]
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、端末装置10の制御部11の商品一覧表示制御部111、商品特定部112及び商品表示制御部113が実行する処理を、サーバ装置20の制御部21が実行してもよい。換言すれば、サーバ装置20に商品一覧表示制御部、商品特定部及び商品表示制御部が設けられていてもよい。例えば、端末装置10上ではブラウザアプリを実行し、サーバ装置20の制御部21の商品一覧表示制御部、商品特定部及び商品表示制御部の処理結果を端末装置10で受信して、ブラウザにより処理結果を表示させる態様とすることができ
る。このような態様は、特に端末装置10がノートPCやデスクトップPCである場合等において好適に採用できる。この場合には、サーバ装置20が情報処理装置に相当する。
また、商品のバリエーションとして、商品の色の相違(カラーバリエーション)を例示したが、バリエーションはこれに限られない。例えば、商品のバリエーションには、同一色で模様が異なるものや、部分的に形状が異なるものといった、各種の外観の相違が含まれ得る。
また、商品のバリエーションは、商品の外観以外の特徴の相違であってもよい。一例を挙げると、商品としての電池において、同梱されている電池の本数の相違がバリエーションとされていてもよい。また、商品としてのフラッシュメモリー等の記憶装置において、記憶容量の相違がバリエーションとされていてもよい。いずれの場合においても、各バリエーションに対して異なる商品画像(例えば、本数や容量の相違が判別できる商品画像)を対応付けておくことで、上記実施形態と同様の動作を行うことができる。
また、複数のサブバリエーションとして、商品のサイズ(S、M、L)を例示したが、サブバリエーションはこれに限られず、商品のカテゴリーや商品の内容に応じて任意のサブバリエーションを設定することができる。
また、商品に対応付けられている複数の商品画像34に係る複数種類の画像群として、バリエーション画像群、代表画像群、及び詳細画像群を例示したが、これに限定する趣旨ではない。画像群は、商品の用途などに応じて適宜設定することができる。
また、画像群配列は、上述した「カラーバリエーション優先」及び「通常」に限られない。
また、商品一覧画面301を表示させる場合に行われる複数の商品の抽出方法は、検索バー31による検索や、カテゴリー選択画面におけるカテゴリーの選択に限られず、特定の範囲の複数の商品を抽出できる任意の方法を用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
1 情報処理システム
10 端末装置(情報処理装置)
11 制御部
111 商品一覧表示制御部
112 商品特定部
113 商品表示制御部
12 記憶部
121 商品データ
122 商品画像データ
123 画像群配列設定データ
124 ショッピングアプリ(プログラム)
13 通信部
14 表示部
15 操作部
20 サーバ装置
21 制御部
22 記憶部
221 商品データ
222 商品画像データ
223 プログラム
23 通信部
31 検索バー
31a 抽出対象アイコン
32 カテゴリー選択ボタン
33a~33e アイコン
34、341、341b、341w、341g、342、343 商品画像
34a 切替方向アイコン(切替方向標識)
34b 画像番号
35 第1の購入商品決定ボタン
36 バリエーション選択画像
361 バリエーションボタン
362 ラジオボタン
37 第2の購入商品決定ボタン
38 注文手続ボタン
300 商品検索画面
301 商品一覧画面
302 商品情報画面
303 購入仕様選択画面(購入商品画面)
304 購入仕様確認画面(購入商品画面)
N 通信ネットワーク

Claims (17)

  1. 商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ
    前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ
    前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
    前記商品表示制御部は、
    前記商品の前記複数のバリエーションのうち、在庫がないバリエーションを特定し、
    前記複数のバリエーションのうち在庫があるバリエーションに対応する商品画像が、在庫がないバリエーションに対応する商品画像より先に表示されるように、前記バリエーション画像群における商品画像の表示順序を定めることを特徴とする情報処理装置。
  4. 商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ
    前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
    ユーザの操作に応じて抽出された複数の商品を、前記表示部における所定の商品一覧画面に表示させる商品一覧表示制御部と、
    前記商品一覧画面に表示された前記複数の商品の中からユーザの操作により選択された一の商品を特定する商品特定部と、
    を備え、
    前記商品表示制御部は、前記商品特定部により特定された前記商品に対応付けられた前記複数の商品画像を所定の商品情報画面において表示させ、
    前記商品一覧表示制御部は、前記商品一覧画面において、商品の複数のバリエーションを表示させ、
    前記商品特定部は、前記商品一覧画面におけるユーザの操作に応じて、前記商品とともに当該商品のバリエーションを特定し、
    前記商品表示制御部は、前記商品情報画面において、前記商品特定部により特定されたバリエーションに対応する商品画像を最初に表示させるとともに、前記複数種類の画像群のうち前記バリエーション画像群が最初に表示されるように前記優先順位を定めることを特徴とする情報処理装置。
  5. 商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御部を備え、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ
    前記複数種類の画像群は、前記商品に設定されている複数のバリエーションに対応する複数の商品画像からなるバリエーション画像群を含み、
    前記商品表示制御部は、前記複数の商品画像のうち表示されている商品画像の、前記所定の表示順序に従った画像番号を表示させることを特徴とする情報処理装置。
  6. 特定の商品分類に属する商品に係る前記複数種類の画像群の表示順序は、前記バリエーション画像群が先頭となるように定められていることを特徴とする請求項3~5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定の商品分類は被服であることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記バリエーションは、商品の外観の相違であることを特徴とする請求項3~7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記バリエーションは、商品の色の相違であることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記複数種類の画像群は、前記商品を代表する商品画像からなる代表画像群を含むことを特徴とする請求項3~9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記複数種類の画像群は、前記商品の詳細な特徴を示す商品画像からなる詳細画像群を含むことを特徴とする請求項3~10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記商品表示制御部は、前記複数の商品画像のうち表示されている商品画像の、前記所定の表示順序に従った画像番号を表示させることを特徴とする請求項3~11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記商品表示制御部は、
    前記商品画像を所定の方向にスライド移動させて表示させる商品画像を切り替え
    示の切り替えの対象となる他の商品画像がある方向を示す切替方向標識を表示させることを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置の制御部が、商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示ステップを含み、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
    前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴とする情報処理方法。
  15. 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
    品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御手段として機能させ、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められ、
    前記複数種類の画像群の優先順位は、前記商品が属する商品分類に応じて定められていることを特徴とするプログラム。
  16. 情報処理装置の制御部が、商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示ステップを含み、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴とする情報処理方法。
  17. 情報処理装置に設けられたコンピュータを、
    商品に予め対応付けられている複数の商品画像を、ユーザの操作に応じて所定の表示順序で切り替えて表示部に表示させる商品表示制御手段として機能させ、
    前記複数の商品画像の各々は、異なる複数種類の画像群のいずれかに属し、
    前記表示順序は、同一の画像群に属する商品画像が連続して表示されるように、かつ前記複数種類の画像群が所定の優先順位に従う順序で表示されるように定められていることを特徴とするプログラム。
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