JP7432308B2 - 判定システム及び判定プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、判定システム及び判定プログラムに関する。
医療機関等において、院外で経過観察中の患者等の状態を把握し、また患者等の状態に応じた措置を指示することを支援する技術が知られている。例えば、病気や症状に応じた確認項目からなる質問を生成して患者に問い合わせを行い、問い合わせに対する患者からの回答に基づいて電子カルテを自動更新する技術が知られている。また、患者の検査データの自己最良値等に基づく予測データと、実際の臨床検査データとを比較解析することにより、患者の病態を評価する技術も知られている。さらに、医療機関において特定された疾患情報に関する治療方針情報を患者の端末に送信し、患者が治療方針情報に対して受診を希望するか否かを示す情報を受信する技術も知られている。
ところで、患者の健康状態と、診察の必要性との関係には個人差があり、測定値が同じであっても、患者によって診察が必要か否かが異なる場合がある。
特開2008-293294号公報 特開2003-345905号公報 特開2002-183312号公報
本発明が解決しようとする課題は、患者の状態を適切に判定することである。
実施形態に係る判定システムは、取得部と、判定部と、出力部とを有する。取得部は、患者の健康状態に関する情報を取得する。判定部は、前記患者に応じて設定された判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行う。出力部は、前記判定における判定結果を出力する。
図1は、第1の実施形態に係る判定システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る患者端末における入力画面の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る患者情報の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る基準値テーブルの一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る判定テーブルの一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るメッセージテーブルの一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る調整テーブルの一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る結果表示画面の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る結果表示画面の別の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る判定処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、変形例に係る条件受付画面の一例を示す図である。 図12は、変形例に係る確認画面の一例を示す図である。 図13は、変形例に係る判定テーブルの一例を示す図である。 図14は、変形例に係る調整テーブルの一例を示す図である。
以下に図面を参照して、判定システム及び判定プログラムの実施形態について詳細に説明する。なお、実施形態は、以下の内容に限られるものではない。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
(第1の実施形態)
患者の健康状態に応じて来院を促す等のメッセージを出力する場合、測定値が同じであっても、直ちに来院を求める方が望ましいことや、しばらく様子を見ればよい場合など、患者によって取るべき方針が異なる場合がある。例えば、最高血圧が「145」であっても、通常の最高血圧が「135」である患者と「105」である患者とでは、後者の方が異常がある可能性が高い。そこで、本実施例においては、判定の基準となる判定条件や基準値を、画一的ではなく患者ごとに登録する構成について説明する。また、同一の患者であっても、長期の経過観察中において健康状態が変化する場合、例えば通常時の最高血圧が次第に上昇してくる場合があるので、患者の健康状態の変化に応じて、判定基準を調整する構成についても説明する。
図1は、第1の実施形態に係る判定システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、判定システム1は、判定装置10と、患者端末20と、医師端末30とを備える。判定装置10と、患者端末20と、医師端末30とは、例えばインターネット等のネットワークNWにより相互に通信可能な状態となっている。なお、以下において、患者端末20及び医師端末30を区別せずに表現する場合に、単に「端末等」と表記する場合がある。
なお、図1においては、1台の患者端末20及び1台の医師端末30を示しているが、各端末の台数は任意であり、例えば複数の端末等がネットワークNWを介して判定装置10に接続されていてもよい。また、判定装置10は、ネットワークNWを通じて、電子カルテシステム(不図示)等の病院におけるその他のシステムに含まれる各サーバ装置(不図示)などと直接的、又は、間接的に、相互に通信可能に接続されている。なお、判定装置10は、例えば病院に設置されているが、端末等に加えて、患者が通う他の診療所の所内システム等と通信可能に接続されていてもよい。
判定装置10は、患者端末20等から、患者の健康状態に関する情報を取得し、患者の健康状態を判定する。判定装置10は、判定結果を、患者端末20及び医師端末30に出力する。判定装置の構成については、後に詳しく説明する。なお、以下において、患者の健康状態に関する情報を、単に「状態情報」と表記する場合がある。
患者端末20は、例えば患者(不図示)や患者の家族(不図示)により操作される端末である。患者端末20は、状態情報の入力を受け付け、判定装置10に送信する。また、患者端末20は、判定装置10から判定結果を受信して表示する。図1に示すように、患者端末20は、通信I/F21と、入力I/F22と、ディスプレイ23と、記憶回路24と、処理回路25とを備えており、通信I/F21、入力I/F22、ディスプレイ23、記憶回路24及び処理回路25はバスを介して接続されている。なお、患者端末20は、例えば通信機能を有する既存のスマートフォンに、状態情報の入力を受け付ける機能及び判定結果を受信して表示する機能を有するアプリケーションをインストールすることにより実現される。
患者端末20は、例えば図2に示すような入力画面を表示させる。図2は、第1の実施形態に係る患者端末における入力画面の一例を示す図である。患者端末20は、例えば、図2に示すような画面において、症状に関するチェックボックスの選択を受け付けることにより、状態情報を取得する。例えば、図2は、患者端末20が、患者から、「めまいがする」という健康状態の選択を受け付けた場合の画面例を示す。また、患者端末20は、例えば、持続血糖測定器(Continuous Glucose Monitoring)やウェアラブル血圧計等の公知の測定機器から、測定値を随時取得する。例えば、図2は、患者端末20が、測定機器から、血圧「145/90」及び血糖値「119」という測定値を取得した場合の画面例を示す。
医師端末30は、例えば病院の医師(不図示)により操作される端末である。医師端末30は、判定装置10から状態情報等を受信して表示する。また、医師端末30は、判定装置10から判定結果を受信して表示する。なお、医師端末30は、例えば患者端末20と同様の機能を備えるスマートフォン等により実現される。また、以下において、病院の医師を「担当医」と表記する場合がある。
次に、判定装置10の構成及び機能について説明する。図1に示すように、判定装置10は、通信I/F11と、入力I/F12と、ディスプレイ13と、記憶回路14と、処理回路15とを備えており、通信I/F11、入力I/F12、ディスプレイ13、記憶回路14及び処理回路15はバスを介して接続されている。判定装置10は、システムの規模により1台~複数台のコンピュータ装置から構成される。
通信I/F11は、処理回路15に接続され、ネットワークNWを介して接続された患者端末20及び医師端末30との間で行われる各種データの伝送及び通信を制御する。例えば、通信I/F11は、ネットワークカードやネットワークアダプタ、NIC(Network Interface Controller)等によって実現される。
入力I/F12は、処理回路15に接続され、判定装置10の管理者(不図示)から受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路15に出力する。例えば、入力I/F12は、スイッチボタン、マウス、キーボード、タッチパネル等である。
ディスプレイ13は、処理回路15に接続され、処理回路15から出力される各種情報及び各種画像データを表示する。例えば、ディスプレイ13は、液晶モニタやCRT(Cathode Ray Tube)モニタ、タッチパネル等によって実現される。
記憶回路14は、処理回路15に接続され、各種データを記憶する。例えば、記憶回路14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子や、ハードディスク、光ディスク等によって実現される。本実施形態では、記憶回路14は、例えば、図1に示すように、患者情報141と、基準値テーブル142と、判定テーブル143と、メッセージテーブル144と、調整テーブル145とを記憶する。
患者情報141は、状態情報を含む情報である。ここで、患者情報141は、例えば後に説明する取得機能151により入力される。また、患者情報141は、例えば一人の患者ごとに一つのテーブルを保持する。
図3は、第1の実施形態に係る患者情報の一例を示す図である。図3に示すように、例えば、患者情報141は、情報の項目や種別を示す「項目種別」と、当該情報が取得された日時や期間を示す「日時」と、当該情報の内容を示す「内容」とを対応付けた情報である。図3において、患者IDは、患者を一意に識別する識別子(Identifier)を示す。例えば、図3は、患者ID「X002」の患者について、「2019年2月23日の11時00分」に取得された血糖値が「119」であり、血圧が「145/90」である情報を示す。また、図3は、例えば、「2019年1月23日~2月22日」の1か月間における患者の最高血圧の平均値が「137」であり、当該期間における血糖値の最高値が「98」であることを示す。さらに、図3は、担当医以外の医師、例えば、担当医が所属する病院以外のクリニックの医師から、患者について、「2019年1月11日の11時10分」に、「血圧が高めです。適度な運動を心掛けてください。」という所見があったことを示す。
基準値テーブル142は、患者の健康状態を判定する際に用いられる基準値を記憶する。ここで、基準値テーブル142は、例えば後に説明する受付機能155により入力される。また、基準値テーブル142は、例えば一人の患者ごとに一つのテーブルを保持する。
図4は、第1の実施形態に係る基準値テーブルの一例を示す図である。図4に示すように、基準値テーブル142は、各項目と当該項目の基準値とを対応付けて記憶する。例えば、図4に示す基準値テーブル142は、患者ID「X002」の患者に対応する「最高血圧」の基準値は「140」であり、「血糖値の基準値は「130」であることを示す。なお、基準値は一例であり、最低血圧や体温等のその他の測定値であってもよい。また、基準値の代わりに「ろれつが回らない」等の症状の有無といった、定量的ではない情報が用いられてもよい。
判定テーブル143は、測定値と基準値との関係に基づき、判定結果である判定ランクを特定するための基準を記憶する。なお、以下において、「判定ランク」を、単に「ランク」と表記する場合がある。また、以下において、判定ランクを特定するための基準と、基準値とをあわせて「判定基準」と表記する場合がある。
図5は、第1の実施形態に係る判定テーブルの一例を示す図である。図5に示す判定テーブル143は、例えば、測定値が「基準値未満」である場合、ランクは「0」であることを記憶する。また、図5に示す判定テーブル143において、測定値と基準値との割合が上昇するごとにランクも上昇する。例えば、測定値が「基準値+20%以上」である場合、ランクは「4」となる。なお、図5に示す判定テーブル143は、例えば、図4に示す「最高血圧」や「血糖値」など、複数の基準値に対して共通して適用される。
メッセージテーブル144は、端末等に出力するメッセージを、例えばランクと対応付けて記憶する。メッセージテーブル144に記憶される情報は、例えば予め管理者により登録され、又は後に説明する受付機能155により入力される。なお、メッセージテーブル144についても、例えば一人の患者ごとに一つのテーブルを保持するような構成であってもよい。
図6は、第1の実施形態に係るメッセージテーブルの一例を示す図である。図6に示すように、メッセージテーブル144は、「ランク」又は「ID」と、「メッセージ」と、「備考」とを対応付けて記憶する。図6に示すメッセージテーブル144において、「0」乃至「5以上」は、当該ランクに対応するメッセージを示す。例えば、図6に示すメッセージテーブル144は、判定結果であるランクが「0」である場合、端末等にメッセージが出力されないことを記憶する。また、例えば、図6に示すメッセージテーブル144は、判定結果であるランクが「5以上」である場合、「救急車を呼んでください」というメッセージが出力されることを記憶する。
また、図6において、「A001」、「B001」及び「C001」は、例えば受付機能155を介して医師により登録されたメッセージを一意に識別するメッセージIDである。例えば、メッセージIDが「A001」であるメッセージは、「すぐに●●剤を服用してください」であることが図6に示すメッセージテーブル144に記憶されている。なお、図6に示すように、本実施形態においては、医師により登録されたメッセージについては、「ランク/ID」の項目にメッセージIDが記憶されるとともに、「備考」の項目に「医師設定メッセージ」であることが記憶される。
調整テーブル145は、判定基準を変更するための条件に関する情報を記憶する。なお、調整テーブル145についても、例えば一人の患者ごとに一つのテーブルを保持するような構成であってもよい。また、以下において、判定基準を変更するための条件を「調整条件」と表記する場合がある。
図7は、第1の実施形態に係る調整テーブルの一例を示す図である。図7に示すように、調整テーブル145は、例えば、調整条件の対象となる「項目」と、調整条件を満たすか否かを判定するための基準となる「測定結果」と、調整条件を満たす場合における判定基準を変更する内容である「調整内容」とを対応付けた情報である。
図7において、例えば、「最高血圧」は、直近1ヶ月の平均が「100未満」である場合、図4に示す「最高血圧」の基準値が「-20」となる。この場合、図4に示す「最高血圧」の基準値「140」が「120」に調整される。同様に、図7において、例えば、直近1ヶ月の「最高血圧」の平均が「100以上110未満」である場合、図4に示す「最高血圧」の基準値が「-10」となり、「140以上」である場合「+20」となる。
また、図7において、例えば、「血糖値」は、直近1ヶ月での最高値が「100未満」である場合、図4に示す「血糖値」の基準値に「0.9」を乗じる。この場合、図4に示す「血糖値」の基準値「120」が「108」に調整される。同様に、図7において、例えば、直近1ヶ月の「血糖値」の最高値が「200以上」である場合、図4に示す「最高血圧」の基準値に「1.2」を乗じる。
また、図7に示すように、例えば、図2に示すような入力画面において、「めまいがする」チェックボックスが選択された場合、判定ランクに「2」が加えられる。例えば、判定ランクが「1」であった場合、当該判定ランクが「3」に調整される。さらに、「めまいがする」チェックボックスが選択された場合において、「血糖値」の測定結果が「120以上」である場合、図4に示す「最高血圧」の基準値から「20」が差し引かれる。このように、調整テーブル145は、複数の項目の組み合わせに基づいて、判定基準を調整するか否かを決定するような調整条件を記憶してもよい。また、調整テーブル145は、「項目」に対応する判定基準に対する調整内容を記憶してもよく、また「項目」とは異なる判定基準に対する調整内容を記憶してもよい。
さらに、調整テーブル145は、例えば図3に示すような患者情報141において、患者の既往症として「脳卒中」が登録されている場合、図4に示す「最高血圧」の基準値から「20」が差し引かれることを記憶する。
図1に戻って、処理回路15は、取得機能151と、調整機能152と、判定機能153と、出力機能154と、受付機能155とを実行する。ここで、取得機能151は、取得部の一例である。調整機能152は、調整部の一例である。判定機能153は、判定部の一例である。出力機能154は、出力部の一例である。また、受付機能155は、受付部の一例である。ここで、例えば、図1に示す処理回路15の構成要素である取得機能151、調整機能152、判定機能153、出力機能154及び受付機能155の各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路14に記録されている。処理回路15は、各プログラムを記憶回路14から読み出し、読み出した各プログラムを実行することで各プログラムに対応する機能を実現する。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路15は、図1の処理回路15内に示された各機能を有することとなる。
なお、取得機能151、調整機能152、判定機能153、出力機能154及び受付機能155の全ての処理機能がコンピュータによって実行可能な1つのプログラムの形態で、記憶回路14に記録されていてもよい。例えば、このようなプログラムは、接遇ガイドプログラムとも称される。この場合、処理回路15は、接遇ガイドプログラムを記憶回路14から読み出し、読み出した接遇ガイドプログラムを実行することで接遇ガイドプログラムに対応する取得機能151、調整機能152、判定機能153、出力機能154及び受付機能155を実現する。
処理回路15における取得機能151は、状態情報を取得する。例えば、取得機能151は、通信I/F21を介して、患者端末20において患者により入力された情報や、患者端末20が他の測定機器から取得した情報を受信し、取得した情報を患者情報141に格納する。例えば、取得機能151は、患者の血圧や血糖値に関する情報を取得した場合、直近1ヶ月の血糖値の最高値や、平均最高血圧を算出し、患者情報141に格納してもよい。なお、取得機能151は、例えば、判定装置10が患者が通う他の診療所の所内システム等と通信可能に接続されている場合、当該所内システムから患者の所見に関する情報を取得してもよい。
調整機能152は、状態情報等に基づいて、判定基準を調整する。例えば、調整機能152は、患者情報141から状態情報を取得し、調整テーブル145に記憶された調整条件と合致するか否かを判定する。調整機能152は、状態情報が調整条件と合致すると判定した場合、基準値テーブル142又は判定テーブル143に記憶された判定条件を更新する。
例えば、調整機能152は、図3に示すように、直近の最高血糖値が「98」である場合、調整テーブル145を参照し、図4に示す「血糖値」の基準値「120」に「0.9」を乗じて「108」に更新する。また、調整機能152は、患者端末20において「めまいがする」チェックボックスが選択された場合、調整テーブル145を参照し、図5に示す判定テーブル143により特定されるランクを「2」加算する。
判定機能153は、判定基準に基づいて、状態情報を判定し、判定結果を出力機能154に出力する。例えば、判定機能153は、図3に示すように、最新の最高血圧が「145」である場合、基準値「140」から「+10%」未満であるので、図5に示すランクは「1」であると判定する。
出力機能154は、判定結果に基づいて、メッセージ等を出力する。出力機能154は、例えば、図5に示すランクに対応するメッセージを、図6に示すメッセージテーブル144から抽出し、通信I/F11を介して医師端末30に送信する。例えば、出力機能154は、判定されたランクが「2」である場合、「生活習慣を見直してください」というメッセージを出力するとともに、メッセージID:B001の「一日8000歩以上歩くようにしてください」というメッセージも合わせて出力する。
受付機能155は、医師による判定基準の設定や、メッセージの登録を受け付ける。具体的には、受付機能155は、図4に示すような測定値に対する基準値や、図5に示すような基準値に対する判定条件、図6に示すような「医師設定メッセージ」の登録を、通信I/F11を通じて医師端末30等から受け付け、基準値テーブル142又は判定テーブル143に格納する。また、受付機能155は、図6に示すような「医師設定メッセージ」の登録を受け付け、メッセージIDを付与してメッセージテーブル144に格納する。
次に、第1の実施形態に係る出力例について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、第1の実施形態に係る結果表示画面の一例を示す図である。図9は、第1の実施形態に係る結果表示画面の別の一例を示す図である。なお、図8及び図9に示す結果表示画面は、例えば患者端末20に表示されるが、医師端末30にも同様の画面が表示されるような構成であってもよい。
図8に示す結果表示画面は、例えば、図2に示すような入力画面における、「血糖値」に関する判定結果の一例である。この場合、調整機能152は、図3に示す「直近1ヶ月の最高血糖値」が「98」であるため、調整テーブル145を参照し、図4に示す「血糖値」の基準値「120」に「0.9」を乗じて「108」に更新する。そして、判定機能153は、最新の血糖値「119」が、更新後の血糖値の基準値「108」+「10%以上20%未満」であるため、ランクは「2」であると判定する。そして、出力機能154は、ランク「2」に対応するメッセージ「生活習慣を見直してください」及び「一日8000歩以上歩くようにしてください」を出力する。
図9に示す結果表示画面は、例えば、図2に示すような入力画面における、「最高血圧」に関する判定結果の一例である。この場合、調整機能152は、「めまいがする」チェックボックスが選択されているため、血圧の判定ランクに「2」を加算する。なお、調整機能152は、図3に示す「直近1ヶ月の平均の最高血圧」が「137」であり、かつ「血糖値」が「120未満」であるため、血圧の基準値の調整条件には該当しないと判定する。そして、判定機能153は、最新の最高血圧「145」が「基準値+10%未満」であり、かつ血圧の判定ランクに「3」が加算されるよう調整されていることから、調整後の判定ランクが「3」であると判定する。そして、出力機能154は、ランク「3」に対応するメッセージ「かかりつけのクリニックで診察を受けてください」を出力する。
次に、判定装置10による処理の流れについて説明する。図10は、第1の実施形態に係る判定処理の一例を示すフローチャートである。ここで、図10におけるステップS100、S110、S111及びS190は、例えば、処理回路15が取得機能151に対応するプログラムを記憶回路14から読み出して実行することにより実現される。また、ステップS120及びS121は、例えば、処理回路15が調整機能152に対応するプログラムを記憶回路14から読み出して実行することにより実現される。また、ステップS101及びS130は、例えば、処理回路15が判定機能153に対応するプログラムを記憶回路14から読み出して実行することにより実現される。また、ステップS131は、例えば、処理回路15が出力機能154に対応するプログラムを記憶回路14から読み出して実行することにより実現される。
例えば、図10に示すように、本実施形態に係る判定システム1では、まず、処理回路15は、患者に対する判定処理の開始指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS100)。処理回路15は、判定処理の開始指示を受け付けた場合(ステップS100肯定)、基準値テーブル142及び判定テーブル143から、当該患者に対応する判定基準を抽出し(ステップS101)、ステップS110に移行する。なお、処理回路15は、判定処理の開始指示を受け付けるまで(ステップS100否定)、ステップS101以降の処理を開始せず、判定処理は待機状態である。
続いて、処理回路15は、状態情報を取得したか否かを判定する(ステップS110)。処理回路15は、状態情報を取得した場合(ステップS110肯定)、取得した状態情報を患者情報141に格納し(ステップS111)、ステップS120に移行する。なお、処理回路15は、状態情報を取得するまで(ステップS110否定)、ステップS120以降の処理に移行せず、判定処理は待機状態である。
次に、処理回路15は、取得した状態情報が、調整テーブル145に記憶された調整条件に合致するか否かを判定する(ステップS120)。処理回路15は、調整条件に合致しないと判定した場合(ステップS120否定)、ステップS130に移行する。
一方、処理回路15は、調整条件に合致すると判定すると(ステップS120肯定)、判定条件を更新し(ステップS121)、ステップS130に移行する。
次に、処理回路15は、取得した状態情報が、判定基準に合致するか否かを判定する(ステップS130)。処理回路15は、判定基準に合致しないと判定した場合(ステップS130否定)、ステップS190に移行する。
一方、処理回路15は、判定基準に合致すると判定すると(ステップS130肯定)、対応するメッセージを出力し(ステップS131)、ステップS190に移行する。
そして、処理回路15は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS190)。処理回路15は、終了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS190否定)、ステップS110に移行し、処理を繰り返す。一方、処理回路15は、終了指示を受け付けたと判定した場合(ステップS190肯定)、処理を終了する。
上述したように、第1の実施形態に係る判定システム1は、患者の状態を適切に判定することができる。
(変形例)
第1の実施形態において、受付機能155が、患者ごとの判定基準、及び出力するメッセージの登録を受け付ける構成について説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、受付機能155は、判定基準の調整条件の登録を受け付けるような構成であってもよい。図11は、変形例に係る条件受付画面の一例を示す図である。図11に示す条件受付画面300は、「項目」、「条件」、「対応」及び「内容」の入力又は選択を受け付ける欄を含む。条件受付画面300において、「項目」及び「条件」は、調整条件となる項目及び条件の入力又は選択を受け付ける欄である。また、条件受付画面300において、「対応」及び「内容」は、調整条件に合致した場合における、判定基準の変更内容に関する入力又は選択を受け付ける欄である。かかる構成によれば、判定条件を調整する条件の入力を受け付けることができる。
また、第1の実施形態においては、判定装置10が、判定基準に合致した場合にメッセージを出力する構成について説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、判定装置10は、判定基準に合致する旨を医師端末30に通知し、医師端末30による応答を待ってから患者端末20にメッセージを出力するような構成であってもよい。図12は、変形例に係る確認画面の一例を示す図である。図12に示す確認画面400は、例えば医師端末30に表示される。
図12に示すように、確認画面400は、患者に関する情報として、血圧や血糖値、症状等の状態情報と、状態情報が取得された日時とを含む。また、確認画面400は、当該患者に出力されるメッセージの候補を含むドロップダウンメニュー401をさらに含む。医師端末30は、確認画面400において、ドロップダウンメニュー401における医師によるメッセージの選択を受け付けると、選択されたメッセージに関する情報を判定装置10に送信する。なお、医師端末30は、確認画面400において、ドロップダウンメニュー401に含まれない新たなメッセージの入力を受け付けてもよい。かかる構成によれば、医師は、患者の状態に即したメッセージを選択して送信させることができる。
なお、第1の実施形態では、判定テーブル143が、図5に示すように、最高血圧や血糖値などの複数の測定値に共通して用いられ、かつ基準値テーブル142に登録された基準値との比較に用いられる構成について説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、判定テーブル143が体温等の個別の測定値ごとに設けられる構成であってもよい。また、判定テーブル143が、図5に示すような基準値に対する差分や割合の代わりに、測定値の範囲と判定結果との組み合わせを記憶するような構成であってもよい。図13は、変形例に係る判定テーブルの一例を示す図である。図13に示す判定テーブル143aは、例えば、「体温」の測定結果と、各測定結果に対応する「ランク」とを対応付けて記憶する。例えば、測定結果が「体温37度未満」である場合はランク「0」であり、その後体温1度ごとにランクが上昇し、「体温41度以上」でランクは最高の「7」となる。かかる変形例においては、判定装置10が基準値テーブル142を備えないような構成であってもよい。
また、例えば体温の測定結果がランク4以上になるなど、測定値において異常が認められる場合であっても、緊急の対応が必要ではないことも考えられる。例えば、患者が手術を受けてから間もない場合は、後遺症として発熱することが知られている。また、インフルエンザや熱中症など、発熱の原因が明らかである場合、病院に来るよりも、それぞれの原因に応じた対応を促すことが効果的である場合もある。そこで、調整テーブル145が、測定結果の原因に応じた調整条件をさらに含み、調整機能152が、測定結果の原因に応じて判定基準を調整するような構成であってもよい。
図14は、変形例に係る調整テーブルの一例を示す図である。図14に示すように、変形例における調整テーブル145aは、図7に示す調整テーブル145に示す調整条件に関する各レコードに加えて、例えば、「発熱」の原因に関する調整条件に関する3つのレコードが追加されている。
例えば、図14に示す調整テーブル145aは、「インフルエンザ」が「陽性」である場合、「体温」のランクを「3」に設定することを示す。この場合において、変形例における判定機能153aは、例えば、患者の体温が「39.2度」である場合であっても、図13に示す判定テーブル143aにおいて、体温「39~40度」に対応するランク「4」ではなく、ランク「3」を判定結果とする。すなわち、この場合における出力機能154aは、図6に示すメッセージテーブル144に記憶されたランク「4」に対応するメッセージではなく、ランク「3」に対応するメッセージ「かかりつけのクリニックで診察を受けてください」を出力する。
また、例えば、図14に示す調整テーブル145aは、「手術後の期間」が「30日以内」である場合、「体温」のランクを「-1」することを示す。この場合において、変形例における判定機能153aは、例えば、患者の体温が「37.8度」である場合、図13に示す判定テーブル143aにおいて、体温「37~38度」に対応するランク「3」から2つ下げたランク「1」を判定結果とする。すなわち、この場合における出力機能154aは、図6に示すメッセージテーブル144に記憶されたメッセージのうち、ランク「3」に対応するメッセージではなく、ランク「1」に対応するメッセージ「様子を見て下さい」を出力する。
また、例えば、図14に示す調整テーブル145aは、「気温」が「30度」である場合、判定結果に基づくメッセージに加えて、メッセージID「C001」のメッセージをさらに出力することを示す。この場合において、変形例における判定機能153aは、例えば、患者の体温が「37.8度」である場合、図13に示す判定テーブル143aにおいて、体温「37~38度」に対応するランク「3」に対応するメッセージに加えて、メッセージID「C001」に対応するメッセージ「体を冷やし、水分を十分にとってください」を出力する。
このように、本変形例における判定テーブル143aを用いることにより、判定装置10aは、患者の健康状態の原因に応じて、適切な指示を判定できる。
なお、図14に示すように、調整テーブル145aは、判定ランクを特定するための基準や基準値を調整するような情報に加えて、出力されるメッセージを調整するための情報を記憶してもよい。また、調整機能152は、図14に示すような調整条件に加えて、例えば患者の来院状況や来院時の健康状態等に応じて、出力されるメッセージを変更してもよい。例えば、調整機能152は、「すぐ病院に来てください」といった緊急性の高いメッセージの出力を受けた患者が長期にわたり病院に来ない場合、「前回の来院から●ヶ月が経過しました」といったメッセージをさらに出力するように、出力されるメッセージを調整してもよい。また、例えば、調整機能152は、「様子を見てください」といった緊急性の低いメッセージの出力を受けた患者が頻繁に病院に来るような場合や、来院時の健康状態に問題がないことが多い場合、逆に「現段階では来院の必要はありません」といったメッセージをさらに出力するように、出力されるメッセージを調整してもよい。
上述した各実施形態の説明で用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。ここで、メモリにプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合には、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。また、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて一つのプロセッサとして構成され、その機能を実現するようにしてもよい。
ここで、プロセッサによって実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)や記憶部等に予め組み込まれて提供される。なお、このプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)-ROM、FD(Flexible Disk)、CD-R(Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードされることにより提供又は配布されてもよい。例えば、このプログラムは、各機能部を含むモジュールで構成される。実際のハードウェアとしては、CPUが、ROM等の記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、各モジュールが主記憶装置上にロードされて、主記憶装置上に生成される。
また、各実施形態における接遇ガイドシステムの構成は上記したものに限られず、例えば、医師端末30が処理回路15の一部又は全部の機能を実装してもよく、また記憶回路14が記憶する内容の一部又は全部を記憶してもよい。例えば、医師端末30が処理回路15の全部の機能を実装し、記憶回路14が記憶する内容の全部を記憶することにより、スタンドアロンのコンピュータ上において判定装置10と同様の構成を実装することができる。また、判定装置10の処理回路15が有する各機能がクラウド上に実装され、記憶回路14が記憶する内容がクラウド上に記憶されてもよい。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、患者の状態を適切に判定することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 判定システム
10 判定装置
20 患者端末
30 医師端末
11 通信I/F
12 入力I/F
13 ディスプレイ
14 記憶回路
141 患者情報
142 基準値テーブル
143 判定テーブル
144 メッセージテーブル
145 調整テーブル
15 処理回路
151 取得機能
152 調整機能
153 判定機能
154 出力機能
155 受付機能

Claims (7)

  1. 患者の健康状態に関する情報を取得する取得部と、
    前記患者の健康状態に関する情報を表す項目および前記患者の発熱の原因に関する情報を表す項目の各々が、前記患者に対応する健康状態に関する判定基準を調整する調整内容と対応付けられた情報を用いて、取得した過去の前記患者の健康状態に関する情報から、前記患者に対応する健康状態に関する判定基準を調整する調整部と、
    前記調整部により調整された判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行う判定部と、
    前記判定における判定結果を出力する出力部と、
    を備える判定システム。
  2. 患者の健康状態に関する情報として、前記患者の既往症に関する情報と、前記患者の健康状態に関する測定値とを取得する取得部と、
    前記患者の既往症に関する情報を表す項目および前記患者の発熱の原因に関する情報を表す項目の各々が、前記患者の健康状態に関する測定値に対応する判定基準を調整する調整内容と対応付けられた情報を用いて、取得した前記患者の既往症に関する情報から、前記患者の健康状態に関する測定値に対応する判定基準を調整する調整部と、
    前記調整部により調整された判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行う判定部と、
    前記判定における判定結果を出力する出力部と、
    を備える判定システム。
  3. 患者ごとに調整された、前記健康状態に関する判定基準の登録を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記判定部は、登録を受け付けた前記健康状態に関する判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行う、請求項1又は2に記載の判定システム。
  4. 前記出力部は、取得した前記患者の健康状態に関する情報、及び前記判定結果を医師の端末に出力し、
    前記受付部は、前記判定結果に対する前記医師による入力内容を前記医師の端末から取得し、
    前記出力部は、前記医師による入力内容を、前記患者の端末に送信する、請求項3に記載の判定システム。
  5. 前記取得部は、前記患者の病院への来院頻度に関する情報、及び前記患者の来院時における健康状態に関する情報のうち、少なくともいずれかを取得し、
    前記出力部は、前記患者の病院への来院頻度に関する情報、及び前記患者の来院時における健康状態に関する情報のうち少なくともいずれかに応じた情報をさらに出力する、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の判定システム。
  6. 患者の健康状態に関する情報を取得し、
    前記患者の健康状態に関する情報を表す項目および前記患者の発熱の原因に関する情報を表す項目の各々が、前記患者に対応する健康状態に関する判定基準を調整する調整内容と対応付けられた情報を用いて、取得した過去の前記患者の健康状態に関する情報から、前記患者に対応する健康状態に関する判定基準を調整し、
    調整された判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行い、
    前記判定における判定結果を出力する、
    各処理をコンピュータに実行させる、判定プログラム。
  7. 患者の健康状態に関する情報として、前記患者の既往症に関する情報と、前記患者の健康状態に関する測定値とを取得し
    前記患者の既往症に関する情報を表す項目および前記患者の発熱の原因に関する情報を表す項目の各々が、前記患者の健康状態に関する測定値に対応する判定基準を調整する調整内容と対応付けられた情報を用いて、取得した前記患者の既往症に関する情報から、前記患者の健康状態に関する測定値に対応する判定基準を調整し、
    調整された判定基準を用いて、前記患者の健康状態に関する情報に対する判定を行い、
    前記判定における判定結果を出力する、
    各処理をコンピュータに実行させる、判定プログラム。
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