JP7431680B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
いわゆる縦軸型の洗濯機において、洗濯物出入用の開口部を開閉する蓋は洗濯機の上面に位置しているため、ユーザの目に触れやすい。そのため、蓋の上面にガラス板を用いることで、意匠性の向上を図り高級感を演出することが考えられている。この場合、蓋の上面にガラス板を設けることで意匠性を高めた洗濯機においては、蓋とトップカバーとの間に生じる段差や隙間は美観上好ましくない。しかしながら、蓋とトップカバーとの間に生じる段差や隙間を極力無くすように、蓋とトップカバーとの位置を調整することは手間を要する。
特開2018-110645号公報
そこで、蓋の調整に要する手間を低減しかつ意匠性を向上させることができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、外箱と、前記外箱の上部に設けられ前記外箱の内部と外部とを連通する開口部が形成されたトップカバーと、前記トップカバーに回動可能に設けられ前記開口部を開閉する蓋と、前記トップカバーの上部で前記蓋が前記開口部を閉鎖した閉鎖状態において前記蓋の前側に設けられた操作パネルと、を備える。前記蓋が前記閉鎖状態である場合において、前記蓋の左右の側面を形成する蓋側面部と前記操作パネルの左右の側面を形成する操作パネル側面部とは、同一面上に配置され、かつ、前記トップカバーの左右の壁部を形成するトップカバー側壁部よりも左右方向の中心側に設けられている。
一実施形態による洗濯機の一例について蓋を閉じた状態示す斜視図 一実施形態による洗濯機の一例について蓋を開いた状態を示す斜視図 一実施形態による洗濯機の一例について蓋を閉じた状態を示す側面図 一実施形態による洗濯機の一例について蓋を閉じた状態を示す平面図 一実施形態による洗濯機の一例について、図4のX5部分を拡大して示す図 一実施形態による洗濯機の一例について、図5のX6-X6線に沿って示す断面図 一実施形態による洗濯機の一例について、図5のX7-X7線に沿って示す断面図 一実施形態による洗濯機の一例について、図5のX8-X8線に沿って示す断面図 一実施形態による洗濯機の一例について、図8のX9部分を拡大して示す図 一実施形態による洗濯機の一例について、図9のX10-X10線に沿って示す断面図
以下、一実施形態による冷蔵庫について、図面を参照しながら説明する。図1に示す洗濯機10は、図示しない水槽の中心軸及び回転槽の回転軸が上下方向に向いたいわゆる縦軸型の洗濯機である。以下の説明では、洗濯機10に対してユーザ側を洗濯機10の前側とし、前側とは反対側を洗濯機10の後側とする。本実施形態において、前後方向とは、洗濯機10を床面に設置した状態における前後方向を意味する。また、洗濯機10の重力方向に対する上下方向を、洗濯機10の上下方向とし、洗濯機10をユーザ側から見た場合における左右方向を、洗濯機10の左右方向とする。
洗濯機10は、外箱11、トップカバー20、操作パネル30、及び蓋40を備えている。外箱11は、全体として矩形の箱状に構成されている。外箱11及びトップカバー20は、洗濯機10の外郭を構成している。外箱11は、例えば鋼板で矩形箱状に形成されている。外箱11内には図示しない洗濯槽としての水槽及び回転槽が収容されている。本実施形態において、外箱11の周囲を構成する壁部のうち、前側の壁部を外箱前壁部111と称し、左右側方の壁部を外箱側壁部112と称する。
トップカバー20は、例えば合成樹脂であって、上面が前方へ向かって下降傾斜する薄形の矩形の環状に形成されている。なお、トップカバー20は、洗濯機10の前方へ向かって下降傾斜したものに限らず、床面に対して水平となるように構成されていても良い。トップカバー20は、外箱11の上部に設けられており、図2に示すように中央部に開口部201を有している。開口部201は、洗濯機10の内部と外部とを連通している。洗濯物は、開口部201を通して出し入れされる。
本実施形態において、トップカバー20の周囲を構成する壁部のうち、前側の壁部をトップカバー前壁部21と称し、左右側方の壁部をトップカバー側壁部22と称する。トップカバー前壁部21は、外箱前壁部111と同一面上に設けられている。トップカバー前壁部21と外箱前壁部111とで、洗濯機10の前壁部を構成する。トップカバー側壁部22は、外箱側壁部112と同一面上に設けられる。トップカバー側壁部22と外箱側壁部112とで、洗濯機10の側壁部を構成する。
トップカバー側壁部22は、図8にも示すように、屈曲部221を有している。屈曲部221は、トップカバー側壁部22の上端部を左右方向の中心側へ折り曲げた形状に形成されている。また、トップカバー20は、傾斜面部23を有している。傾斜面部23は、開口部201の左右両側部分を形成する。傾斜面部23は、蓋40が開口部201を閉鎖した状態において蓋40に接触し蓋40を支持する機能を有する。傾斜面部23は、トップカバー側壁部22の屈曲部221の上端部から延びて左右方向の中心つまり開口部201の中心へ向かうにつれて下方へ傾斜している。以下の説明では、トップカバー側壁部22と傾斜面部23との境界部分を境界部Pとする。
操作パネル30は、図1から図4に示すように、トップカバー20の前側の上部つまり洗濯機10の前側の上部に設けられている。操作パネル30は、洗濯機10の洗濯運転の内容の入力設定や表示を行うためのものであり、図示しない制御装置と電気的に接続されている。ここで、操作パネル30の前面を操作パネル前面部301と称し、操作パネル30の側面を操作パネル側面部302と称する。本実施形態の場合、図4及び図5に示すように、操作パネル前面部301は、トップカバー前壁部21よりも後側に位置している。
また、操作パネル30の左右方向の幅寸法は、トップカバー20の左右方向の幅寸法よりも小さく設定されている。そのため、図6に示すように、操作パネル30の左右の側面を構成する操作パネル側面部302は、トップカバー側壁部22よりも左右方向の中心側に位置している。すなわち、操作パネル側面部302は、トップカバー側壁部22から左右方向の外側へ突出していない。操作パネル側面部302は、操作パネル30のうち左右方向の最も外側の面を構成する部分である。本実施形態の場合、操作パネル側面部302は、図6に示すように、トップカバー側壁部22から左右方向の中心側に距離W離れた位置に設けられている。
操作パネル30は、図6及び図7にも示すように、装置本体31、操作パネル用板部材32、及び操作パネル用枠体33を有している。装置本体31は、例えばユーザからの入力操作を検知可能な入力部や、操作内容及び設定内容等の各種の情報を表示可能な表示部等を有して構成されている。この場合、装置本体31の入力部は、静電容量式のタッチセンサを用いることができるが、これに限られず押しボタンを用いた機械式センサ等を採用することができる。また、装置本体31の入力部は、液晶ディスプレイや、光の照射により表示内容を浮かび上がらせるもの、又はこれらの混合したものを採用することができる。装置本体31は、操作パネル用板部材32の裏面に設けられている。ユーザは、操作パネル用板部材32の表面をタッチすることにより、操作パネル30を操作することができる。
操作パネル用板部材32は、操作パネル30の上面を構成する部材であり、例えば一枚の平坦な板部材、具体的には例えば厚さ数mm程度の薄板状の硬質ガラス板によって構成されている。なお、操作パネル用板部材32は、透明又は半透明であっても良く、無色でも着色がされていても良い。また、操作パネル用板部材32は、例えばアクリルガラス等の合成樹脂で構成することもできる。
操作パネル用枠体33は、例えば合成樹脂製であって、全体として矩形枠状に構成されており、操作パネル用板部材32の外周面を覆うとともに装置本体31及び操作パネル用板部材32を保持する。操作パネル用枠体33は、操作パネル用載置部331及び操作パネル用外縁部332を有している。操作パネル用載置部331は、平面状に構成されて、上面に操作パネル用板部材32が載置される。操作パネル用板部材32と操作パネル用載置部331とは、例えば両面テープや接着剤等によって接着される。
操作パネル用外縁部332は、操作パネル用枠体33の外周部分つまり操作パネル30の外周部分を構成しており、操作パネル用板部材32の外周部分を囲んでいる。操作パネル用外縁部332は、操作パネル用載置部331の縁部から上下方向に突出して設けられており、断面が略T字状に形成されている。操作パネル用外縁部332は、操作パネル用載置部331の外縁部分において操作パネル用板部材32の厚み方向に突出して設けられている。操作パネル用外縁部332の下端部は、トップカバー20の上面に接触している。
操作パネル用外縁部332の外側面は、操作パネル30の外周面を構成する。操作パネル用外縁部332の外側面のうち、左右両側の外側面は操作パネル側面部302となる。操作パネル用枠体33全体のうち少なくともユーザが視認可能な箇所に例えばメッキ加工や塗装等による装飾加工が施されている。本実施形態の場合、操作パネル用枠体33全体のうち少なくとも操作パネル用外縁部332の左右の両外側面つまり操作パネル側面部302に、例えばメッキ加工や塗装等による装飾加工が施されている。この場合、操作パネル側面部302は、ユーザが視認可能な箇所であり、装飾部と称することもできる。なお、装飾は、操作パネル側面部302のみに限らず、操作パネル用枠体33の全体に施しても良い。
蓋40は、図2に示すように、トップカバー20の上部に回動可能に設けられている。蓋40は、開口部201を開閉する機能を有する。洗濯機10は、図2に示すように、回転軸部12を備えている。回転軸部12は、トップカバー20において開口部201の後部分に設けられている。蓋40は、回転軸部12を介してトップカバー20に接続されており、回転軸部12を軸に回転可能となっている。蓋40は、図3等に示すように、開口部201を閉鎖している状態でユーザ側つまり前方へ向かって下降傾斜している。なお、蓋40は、洗濯機10の前方へ向かって下降傾斜したものに限らず、床面に対して水平となるように設けられても良い。
図8に示すように、蓋40は、開口部201を閉鎖している閉鎖状態において、トップカバー側壁部22の内側つまり左右方向の中心側に位置する。ここで、蓋40の左右方向の両端面を蓋側面部433と称する。この場合、蓋側面部433は、トップカバー側壁部22から左右方向の中心側に距離W離れた位置に設けられている。更に、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋側面部433は、平面視においてトップカバー20の傾斜面部23と重なる位置に設けられている。
また、図8に示すように、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋側面部433の下端は、トップカバー側壁部22の上端以下、好ましくはトップカバー側壁部22の上端よりも下方に位置している。この場合、蓋側面部433の下端は、トップカバー側壁部22の上端この場合境界部Pから下方に距離H離れた位置に設けられている。すなわち、蓋側面部433の下端は、トップカバー側壁部22の上端よりも下方に位置している。これにより、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、側面視にて蓋側面部433の下端とトップカバー側壁部22の上端との間には上下方向の隙間が生じないように配置される。
本実施形態の場合、蓋40は、蓋40の前後方向の途中部分で折れ曲がるように構成されたいわゆる二つ折式である。この場合、蓋40は、後蓋体401及び前蓋体402を有している。後蓋体401は蓋40の後ろ側部分を構成し、前蓋体402は蓋40の前側部分を構成している。後蓋体401と前蓋体402とは、例えば図示しないヒンジ機構で相互に折り曲げ可能に連結されている。なお、蓋40は、二つ折式に限らず、全体として略矩形板状で構成された1つの蓋体で構成することもできる。
後蓋体401及び前蓋体402は、詳細な形状等は異なるが基本的な構成は共通している。以下の説明において、後蓋体401と前蓋体402とを区別する必要が無い場合は、単に蓋体401、402と称することがある。蓋体401、402は、図8に示すように、それぞれ蓋用板部材41、ベース部材42、蓋用枠体43を有している。
蓋用板部材41は、蓋体401、402の上面を構成する部材であり、例えば一枚の平坦な板部材、具体的には例えば厚さ数mm程度の薄板状の硬質ガラス板によって構成されている。本実施形態の場合、蓋用板部材41は、操作パネル用板部材32と同一の材質で構成されている。なお、蓋用板部材41は、操作パネル用板部材32と同様に、透明又は半透明であっても良く、無色でも着色がされていても良い。また、操作パネル30は、操作パネル用板部材32と同様に、例えばアクリルガラス等の合成樹脂で構成することもできる。蓋40を閉じた状態つまり閉鎖状態である場合において、蓋40の上面つまり蓋用板部材41の表面と、操作パネル30の上面つまり操作パネル用板部材32の表面とは、同一面上に配置される。
ベース部材42は、例えば合成樹脂製で構成されており、蓋用板部材41とともに蓋用枠体43を保持する。ベース部材42は、略矩形板状に形成され、蓋体401、402の裏面を構成している。蓋体401、402の裏面とは、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において蓋40の下面つまり外箱11の内側に位置する面を意味する。ベース部材42のうち蓋40を閉じた場合にトップカバー20の傾斜面部23と重なる部分は、傾斜面部23に沿って傾斜している。
蓋用枠体43は、図8に示すように、蓋用板部材41とベース部材42との間に設けられている。蓋用枠体43は、例えばスナップフィットやねじ部材等によってベース部材42に固定されている。蓋用枠体43は、全体として平板状に構成され、蓋用板部材41を保持する。蓋用枠体43は、蓋用載置部431及び蓋用外縁部432を有している。蓋用載置部431は、平面状に構成されて、上面に蓋用板部材41が載置される。蓋用板部材41と蓋用載置部431とは、例えば両面テープや接着剤等によって接着される。蓋用外縁部432は、蓋用枠体43の外周部分つまり蓋40の外周部分を構成しており、蓋用板部材41の外周部分を囲んでいる。
蓋用外縁部432は、蓋用載置部431の外縁部分において上下方向つまり蓋用板部材41の厚み方向に突出して設けられており、断面が略T字状に形成されている。蓋40を閉じた状態において、蓋用外縁部432は、トップカバー側壁部22の左右方向の内側に位置している。すなわち、蓋用外縁部432は、トップカバー20の傾斜面部23と平面視において重なる位置に設けられている。また、蓋40を閉じた状態において、蓋用外縁部432の下端部は、トップカバー20の傾斜面部23から離間し、かつ、トップカバー側壁部22の最上部つまり境界部Pよりも下方に位置している。
蓋用外縁部432の外側面は、蓋40の外周面を構成する。蓋用外縁部432の外側面のうち、左右両側の外側面は蓋側面部433となる。蓋用枠体43全体のうち少なくともユーザが視認可能な箇所に例えばメッキ加工や塗装等による装飾加工が施されている。本実施形態の場合、蓋用枠体43全体のうち少なくとも蓋用外縁部432の左右の両外側面つまり蓋側面部433に、例えばメッキ加工や塗装等による装飾加工が施されている。この場合、蓋側面部433は、ユーザが視認可能な箇所であり、装飾部と称することもできる。なお、装飾は、蓋側面部433のみに限らず、蓋用枠体43の全体に施しても良い。また、本実施形態の場合、蓋用枠体43のうち少なくとも蓋側面部433には、操作パネル側面部302に施される装飾加工と同一の装飾加工が施されている。
また、図8及び図9に示すように、蓋体401、402は、支持部材44を有している。支持部材44は、ベース部材42の裏面側の左右方向の両端部であって、傾斜面部23と対向する位置に設けられている。この場合、支持部材44は、蓋体401、402の左右両側縁部において前後方向に複数個並べて配置されている。支持部材44は、例えばシリコンゴムやスポンジ等の弾性を有する部材で構成されており、全体として四角柱状の成型品で構成されている。支持部材44は、蓋40が閉鎖状態である場合に蓋40の下面から下方へ突出するように設けられている。そして、支持部材44は、蓋40が閉鎖状態である場合にトップカバー20の傾斜面部23に接触して蓋40を支持する機能を有する。
この支持部材44により、支持部材44の弾性機能により蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋40の上下方向のがたつきを抑えることができる。更に、例えば運転中等において、前後左右方向における水平方向の振動に対して十分な防振効果を発揮することができる。また、蓋40の閉操作時に発生する衝撃力を支持部材44が吸収するため、蓋40の優れた耐久性を実現することができる。
本実施形態の場合、図9に示すように、支持部材44は、接触面441を有している。接触面441は、トップカバー20の傾斜面部23と接触する部分であり、傾斜面部23に沿って傾斜している。この接触面441により、支持部材44と傾斜面部23との接触面積が十分に確保され、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋40を安定して支持することができる。また、接触面441が傾斜面部23に沿って傾斜していることにより、蓋40を閉じて接触面441が傾斜面部23に接触した際に、蓋40を閉じるための下方への力が、接触面441と傾斜面部23との傾斜により左右方向に対する中心方向への力に効率良く変換される。これにより、蓋40を閉じる際に蓋40を中心側に案内することができる。
なお、接触面441が傾斜していない場合であっても、傾斜している場合に比べて効率は落ちるものの、蓋40を閉じる際の下方への力を左右方向に対する中心方向への力に変換し、蓋40を中心側に案内することができる。
この場合、ベース部材42は、図9及び図10に示すように、収容部421及び突起部422を有している。収容部421は、ベース部材42の裏面側から下方へ向かって開放された容器状に形成されている。支持部材44は、収容部421に挿入されて、ベース部材42に着脱可能に取付けられる。本実施形態の場合、収容部421及び支持部材44は、前蓋体402のベース部材42において左右方向の両端の先端部側に計2箇所、後蓋体401のベース部材42において左右方向の両端の先端部側と後端部側に計4箇所設けられている。
突起部422は、各収容部421内に設けられており、ベース部材42と一体に構成されている。突起部422は、角柱状に形成され、収容部421の内面の一か所から収容部421の中心部へ向かって突出しているとともに、収容部421の深さ方向に沿って延びている。この場合、支持部材44は、溝部442を有している。溝部442は、支持部材44の外周部分を突起部422の断面形状に沿った形状で窪ませて形成されており、突起部422に対応する位置に設けられている。
支持部材44は、溝部442に突起部422を沿わせた状態でのみ収容部421に挿入可能となる。すなわち、突起部422及び溝部442は、収容部421に対して支持部材44が特定の姿勢つまり突起部422が溝部442に嵌まり込んだ姿勢でのみ支持部材44を収容部421に挿入可能にする機能を有する。また、突起部422は、収容部421に対する支持部材44の差し込み方向を示す目印としての機能も有する。これらにより、収容部421に対する支持部材44の差し込み方向の誤りを防ぐことができる。
以上説明した実施形態によれば、洗濯機10は、外箱11と、トップカバー20と、蓋40と、操作パネル30と、を備える。トップカバー20は、外箱11の上部に設けられ、外箱11の内部と外部とを連通する開口部201を有する。蓋40は、トップカバー20に回動可能に設けられ、開口部201を開閉する。操作パネル30は、トップカバー20の上部で蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において蓋40の前側に設けられている。そして、蓋40が閉鎖状態である場合において、蓋40の左右の側面を形成する蓋側面部433と操作パネル30の左右の側面を形成する操作パネル側面部302とは、同一面上に配置され、かつ、トップカバー20の左右の壁部を形成するトップカバー側壁部22よりも左右方向の中心側に設けられている。
これによれば、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋側面部433と操作パネル側面部302とは同一面上に配置されるため、蓋40と操作パネル30とは一体的な印象を与えることができ視認上の統一感が得られる。
ここで、意匠性を向上するためには、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において蓋40とトップカバー20との間に左右方向の段差や隙間が生じないように、蓋40とトップカバー20との位置を調整する必要がある。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、蓋40が閉鎖状態である場合において、蓋40の左右の側面を形成する蓋側面部433は、トップカバー20の左右の壁部を形成するトップカバー側壁部22よりも左右方向の中心側に設けられている。これによれば、蓋40とトップカバー20との左右方向における位置調整の許容範囲を広げることができる。よって、蓋40とトップカバー20との調整を簡単にして手間を減らすことができ、ひいては洗濯機10の組立効率の向上を図ることができる。
また、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態である場合に、蓋側面部433の下端はトップカバー側壁部22の上端よりも下方に位置している。これによれば、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋側面部433の下端とトップカバー側壁部22の上端との間に上下方向の隙間が生じない。つまり、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、側方から蓋40を見た場合、蓋側面部433の下端はトップカバー20の内側に潜り込んでいる。このため、ユーザからは、蓋側面部433とトップカバー側壁部22とが重なっているように見える。これにより、ユーザに対して蓋40とトップカバー20との間に生じる隙間を認識させ難くすることができ、その結果、洗濯機10の意匠性を一層向上させることができる。
また、操作パネル30の前面を形成する操作パネル前面部301は、トップカバー20の前側の壁部を形成するトップカバー前壁部21よりも後側に設けられている。これによれば、操作パネル前面部301とトップカバー前壁部21との間に上下方向の隙間が生じない。よって、洗濯機10の外観に発生する隙間を減らすことができ、洗濯機10の意匠性を一層向上させることができる。
また、蓋側面部433と操作パネル側面部302とには同一の装飾加工、具体的には、例えばメッキ加工や塗装による装飾加工が施されている。これによれば、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において蓋40と操作パネル30とが視認上の一体感を創出し意匠性の向上を図ることができ、その結果、洗濯機10の外観に高級感を演出することができる。
また、トップカバー20は傾斜面部23を有している。傾斜面部23は、トップカバー側壁部22から延びて左右方向の中心へ向かうにつれて下方へ傾斜している。そして、蓋40は支持部材44を有している。支持部材44は、弾性を有する部材で構成されており、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋40の下面から下方へ突出しトップカバー20の傾斜面部23に接触して蓋40を支持する。
これによれば、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において、蓋40に生じる振動を支持部材44で吸収することができるため、例えば運転中に蓋40に生じる振動を吸収し、これにより例えば蓋40が振動して生じる音を低減することができる。更に、支持部材44は、蓋40の閉操作時に発生する衝撃力を吸収することができるため、蓋40の優れた耐久性を実現することができる。
更に、蓋40を閉じて支持部材44が傾斜面部23に接触した際に、蓋40を閉じるための下方への力が、傾斜面部23との傾斜により左右方向に対する中心方向への力に変換される。そのため、蓋40を閉じる際と、蓋40は、支持部材44と傾斜面部23との作用により自動的に中心側へ案内される。これにより、蓋40とトップカバー20との位置合わせを精度良く行わなくても、蓋40は、閉じられる度にトップカバー20に対して所定の位置に自動的に戻る。その結果、蓋40を取り付ける際の調整の手間を省き、生産性を向上させることができる。
また、蓋40の上面と操作パネル30の上面とは同一面上に配置されている。これによれば、蓋40の上面と操作パネル30の上面に段差等が生じないため、清掃等の手入れが容易となりメンテナンス性を向上させることができる。更に、蓋40が開口部201を閉鎖した閉鎖状態において蓋40と操作パネル30とが視認上の一体感を創出し意匠性の向上を図ることができる。
更に、蓋40の上面と操作パネル30の上面とを構成する部材は、同一材料で構成されている。具体的には、蓋40の上面は蓋用板部材41で構成され、操作パネル30の上面は操作パネル用板部材32で構成されている。そして、いずれも例えば厚さ数mm程度の薄板状の硬質ガラス板によって構成されている。これによれば、蓋40と操作パネル30とが視認上の一体感を創出し更に意匠性の向上を図ることができる。更に、洗濯機10の外観に高級感を演出することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯機、11…外箱、20…トップカバー、201…開口部、21…トップカバー前壁部、22…トップカバー側壁部、23…傾斜面部、30…操作パネル、301…操作パネル前面部、302…操作パネル側面部、40…蓋、433…蓋側面部、44…支持部材

Claims (6)

  1. 外箱と、
    前記外箱の上部に設けられ前記外箱の内部と外部とを連通する開口部を有するトップカバーと、
    前記トップカバーに回動可能に設けられ前記開口部を開閉する蓋と、
    前記トップカバーの上部で前記蓋が前記開口部を閉鎖した閉鎖状態において前記蓋の前側に設けられた操作パネルと、を備え、
    前記蓋が前記閉鎖状態である場合において、前記蓋の左右の側面を形成する蓋側面部と前記操作パネルの左右の側面を形成する操作パネル側面部とは、同一面上に配置され、かつ、前記トップカバーの左右の壁部を形成するトップカバー側壁部よりも左右方向の中心側に設けられており
    前記トップカバーは、前記トップカバー側壁部から延びて左右方向の中心へ向かうにつれて下方へ傾斜した傾斜面部を有し、
    前記蓋が前記閉鎖状態である場合に前記蓋側面部の下端は前記傾斜面部の上端よりも下方に位置する、
    洗濯機。
  2. 前記操作パネルの前面を形成する操作パネル前面部は、前記トップカバーの前側の壁部を形成するトップカバー前壁部よりも後側に設けられている、
    請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記蓋側面部と前記操作パネル側面部とに同一の装飾加工が施されている、
    請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 記蓋は、弾性を有する部材で構成され前記蓋の閉鎖状態において当該蓋の下面から下方へ突出し前記傾斜面部に接触して前記蓋を支持する支持部材を有している、
    請求項1からのいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記蓋が前記閉鎖状態である場合において、前記蓋の上面と前記操作パネルの上面とは同一面上に配置される、
    請求項1からのいずれか一項に記載の洗濯機。
  6. 前記蓋の上面と前記操作パネルの上面とを構成する部材は、同一材料で構成されている、
    請求項に記載の洗濯機。
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