JP7428363B2 - 工程管理システム - Google Patents

工程管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP7428363B2
JP7428363B2 JP2019177723A JP2019177723A JP7428363B2 JP 7428363 B2 JP7428363 B2 JP 7428363B2 JP 2019177723 A JP2019177723 A JP 2019177723A JP 2019177723 A JP2019177723 A JP 2019177723A JP 7428363 B2 JP7428363 B2 JP 7428363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
modules
construction
schedule
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019177723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021056654A (ja
Inventor
良隆 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMAC ENGINEERING CO., LTD.
Original Assignee
IMAC ENGINEERING CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IMAC ENGINEERING CO., LTD. filed Critical IMAC ENGINEERING CO., LTD.
Priority to JP2019177723A priority Critical patent/JP7428363B2/ja
Publication of JP2021056654A publication Critical patent/JP2021056654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7428363B2 publication Critical patent/JP7428363B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、複数のモジュールで構成されるプラント設備の建設工程を管理するためのシステムに関する。
一般にプラント設備の建設は、複数の請負業者により要員および建設資材が調達され、建設現場で建設作業が行われる。建設現場にすべての請負業者が集められるため、請負業者間での情報の共有はし易いが、スケジュールの変動や設計変更があった場合に、人員の再調整のための時間ロスや人員超過によるロスが生じ易い。
一方、プラント設備を複数のモジュールに分割し、工場で各モジュールを製造した後、建設現場でモジュールを連結することによりプラント設備を建設するモジュール工法が提案されている(たとえば特許文献1、特許文献2)。
特開2011-226067号公報 特開2008-031684号公報
特許文献1または特許文献2のモジュール工法によれば、プラント設備を構成するモジュールを工場で高品質に製造することができ、建設現場においては、モジュールを連結することにより効率良くプラント設備を組み立てることができるので、高品質のプラント設備を短期間で完成させることができる。
しかし、モジュールを製造する請負業者が複数に分散している場合、すべての請負業者におけるモジュールの製造状況を把握して、モジュールの製造を一元的に管理することは困難である。このため、ある請負業者によるモジュールの製造遅延が生じた場合でも、そのことを工程管理者がすぐには把握できないため、他の請負業者へのモジュールの製造割り当て数を増やすなどの対処が遅れがちになり、プラント設備の工期が長期化してしまうことになる。
そこで本発明は、プラント設備を短い工期で完成させることができる工程管理システムを提供する。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、プラント設備を構成する複数のモジュールを当該プラント設備の建設現場とは異なる場所に存在する複数の工場で製造するモジュール製造工程と、前記複数の工場で製造したモジュール同志を連結する施工工程とを経て当該プラント設備を完成させるプラント設備建設工法における工程管理システムであって、前記モジュール製造工程における前記複数の工場での前記モジュールの製造状況を一元管理し得る工程管理サーバを備え、
前記工程管理サーバは、前記複数の工場における前記モジュールの製造スケジュールを管理するモジュール製造スケジュール管理機能と、前記複数の工場のうちの一または複数の各工場における前記モジュールの製造状況に基づいて、前記製造スケジュールの変更をシミュレートするシミュレーション機能と、を有することを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、モジュール製造工程において複数の工場で製造されるすべてのモジュールの製造状況を一元管理することができる。
上記のように構成された工程管理システムによれば、モジュールを製造する複数のすべての工場によるモジュールの製造スケジュールを管理し、それら複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、モジュール製造工程におけるモジュールの製造スケジュールの変更をシミュレートすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の工程管理システムにおいて、前記工程管理サーバは、前記施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールを管理する施工スケジュール管理機能を有し、前記シミュレーション機能は、前記複数の工場のうちの一または複数の各工場における前記モジュールの製造状況に基づいて、前記一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートする機能を含む、ことを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールを管理し、モジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1の工程管理システムにおいて、前記工程管理サーバは、前記モジュール製造スケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する費用試算機能を有することを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、モジュール製造工程における製造スケジュールの変更に伴い発生する費用を自動的に試算することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2の工程管理システムにおいて、前記工程管理サーバは、前記一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する費用試算機能を有することを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を自動的に試算することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1の工程管理システムにおいて、前記工程管理サーバは、前記プラント設備の希望納期を受け付ける希望納期受付機能を有し、前記シミュレーション機能は、前記希望納期と前記シミュレート結果とに基づいて、前記複数の工場のうちの一または複数の各工場への前記モジュールの発注数の変更をシミュレートする機能を含む、ことを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、プラント設備の希望納期と、モジュールの製造スケジュールの変更のシミュレート結果とに基づいて、複数の工場のうちの一または複数の各工場へのモジュールの発注数の変更をシミュレートすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれかの工程管理システムにおいて、前記モジュール製造工程後かつ前記施工工程前に前記モジュールに対し実施される検査の状況を一元管理する検査管理サーバを有することを特徴とする。
上記のように構成された工程管理システムによれば、モジュール製造工程後かつ施工工程前にモジュールに対し実施される検査の状況を一元管理することができる。
請求項1の工程管理システムによれば、モジュール製造工程において複数の工場で製造されるすべてのモジュールの製造状況を一元管理することが可能であるので、工程管理者は、いずれかの工場でモジュールの製造に遅延が生じた場合に、そのことをすぐに把握することができ、他の工場へのモジュールの製造割り当て数を増やすなどの対処を迅速に行うことができる。よって、いずれかの工場でモジュールの製造に遅延が生じた場合でも、建設現場での工事の遅延を生じさせることなく、プラント設備を短い工期で完成させることができる。
請求項1の工程管理システムによれば、モジュールを製造する複数のすべての工場によるモジュールの製造スケジュールを管理し、それら複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、モジュール製造工程におけるモジュールの製造スケジュールの変更をシミュレートすることができるので、工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、モジュール製造工程におけるモジュールの製造スケジュールを迅速かつ適切に組み直すことができる。
請求項2の工程管理システムによれば、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールを管理し、モジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートすることができるので、工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールを迅速かつ適切に組み直すことができる。
請求項3の工程管理システムによれば、モジュール製造工程におけるモジュール製造スケジュールの変更に伴い発生する費用を自動的に試算することができるので、工程管理者は、その試算結果を参考にして、モジュール製造工程におけるモジュール製造スケジュールの変更に伴い発生する追加費用などを把握することができる。
請求項4の工程管理システムによれば、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を自動的に試算することができるので、工程管理者は、その試算結果を参考にして、施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する追加費用などを把握することができる。
請求項5の工程管理システムによれば、プラント設備の希望納期と、モジュールの製造スケジュールの変更のシミュレート結果とに基づいて、複数の工場のうちの一または複数の各工場へのモジュールの発注数の変更をシミュレートすることができるので、工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、一または複数の各工場に対しモジュールの発注数の変更を指示することができる。
請求項6の工程管理システムによれば、モジュール製造工程後かつ施工工程前にモジュールに対し実施される検査の状況を一元管理することができるので、工程管理者は、モジュール製造工程後かつ施工工程前にモジュールに対し実施される検査の状況を的確に把握して、承認作業などを行うことができる。
本発明が適用されるモジュール工法における工程の流れを例示するフロー図である。 本発明に係る工程管理システムの一実施形態を示すシステム構成図である。 複数のモジュールを連結して建設したプラント設備を例示する斜視図である。 図3のプラント設備を構成する最下段モジュールの斜視図である。 (a)は下段モジュールの正面図である。(b)は下段モジュールの側面図である。 (a)は図3のプラント設備を構成する中段モジュールの正面図である。(b)は中段モジュールの側面図である。 (a)は図3のプラント設備を構成する最上段モジュールの正面図である。(b)は最上段モジュールの側面図である。 (a)はモジュールのフランジ板の接合状態を示す要部斜視図である。(b)はモジュールのフランジ板の接合状態を示す別の要部斜視図である。 (a)は図3のプラント設備の部分側面図、(b)は図3のプラント設備の部分正面図である。 図3のプラント設備のモジュール同志の接合状態を示す斜視図である。
本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
1.モジュール工法
まず、本発明が適用されるモジュール工法(以下「ハイブリッド・モジュール工法」と称す)について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド・モジュール工法は、モジュール製造工程S1、仮組工程S2、解体・移送工程S3および施工工程S4により構成される。
モジュール製造工程S1は、プラント設備を構成する複数のモジュールを当該プラント設備の建設現場とは異なる場所に存在する複数の工場で製造する工程である。溶接などの火気使用は、この工程で完工する。
また、この工程でモジュール単位の検査が行われる。複数の工場で同時に複数のモジュールの製造が行われるため、必要数のモジュールを短期に製造することが可能となる。モジュールの製造および検査を工場で実施することにより、品質の安定した高品質のモジュールが製造される。
ここで、「複数の工場」は、工場の数と同数の複数の請負業者の工場であっても、工場の数よりも少数の複数の請負業者の工場であってもよい。すなわち、複数の工場のうちの一部の複数の工場は、同一請負業者の工場であってもよい。
仮組工程S2は、モジュール製造工程S1で製造された複数のモジュールを仮組してプラント設備を組み建てる工程である。各工場で製造されたモジュールは、仮組用地へ移送され、その仮組用地にて仮組が行われる。仮組により、プラント設備の総合的な検査と調整を至便な場所で行うことができる。これにより、調整・修復にかかる人的・時間的工数を大幅に削減することができる。
解体・移送工程S3は、仮組みにより組み立てたプラント設備を、元のモジュール単位に解体し、プラント設備の建設現場に移送する行程である。
施工工程S4は、建設現場でモジュール同志を連結してプラント設備を完成させる工程である。プラント設備がモジュール化されていることにより、建設現場での作業がモジュール同志を連結して組み立てていく簡単な作業だけで済むため、建設現場の環境や人員のスキルの違いによる工期の遅延リスクが大幅に小さくなる。
上記のように、ハイブリッド・モジュール工法によれば、プラント設備を構成するモジュールを工場で高品質に製造することができ、建設現場においては、モジュールを連結することにより効率良くプラント設備を組み立てることができるので、人や資材を現場に集めてプラント設備を建設する現場集約的な従来の工法と比較して、高品質のプラント設備を大幅に短い期間で完成させることができる。
2.工程管理システム
つぎに、本発明の一実施形態の工程管理システムについて説明する。
[構成]
図2に示すように、一実施形態の工程管理システム200は、工程管理サーバ210と、図書管理サーバ220と、検査管理サーバ230と、複数のクライアント241、242、・・・と、を有する。これらは、インターネット300を介して互いに通信可能に接続される。
複数のクライアント241、242、・・・のうち、少なくとも一つのクライアント(この例では、クライアント241とする)は工程管理者が使用権限を有するクライアントであり、それ以外のクライアント(この例では、クライアント242、243、・・・とする)は請負業者が使用権限を有するクライアントである。
工程管理サーバ210は、複数の工場でのモジュールの製造状況を一元管理するためのサーバである。各モジュールの製造状況、検査状況、等の情報は、クライアント242、243、・・・から工程管理サーバ210に送信され、インターネット300を利用したクラウドデータベース上で管理される。
工程管理サーバ210は、モジュール製造スケジュール管理部211と、施工スケジュール管理部212と、希望納期受付部213と、シミュレーション部214と、費用試算部215と、を有する。
モジュール製造スケジュール管理部211は、モジュール製造工程S1において、複数の工場におけるモジュールの製造スケジュールを管理する機能ブロックである。
施工スケジュール管理部212は、施工工程S4が完了するまでの一連の工程すなわち、仮組工程S2、解体・移送工程S3および施工工程S4のスケジュールを管理する機能ブロックである。
希望納期受付部213は、工程管理者が使用権限を有するクライアント241からプラント設備の希望納期を受け付ける機能ブロックである。
シミュレーション部214は、製造スケジュール変更シミュレート機能214aと、施工工程変更シミュレート機能214bと、モジュール発注数シミュレート機能214cと、を有する機能ブロックである。
製造スケジュール変更シミュレート機能214aは、モジュール製造工程S1においてモジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの製造状況に基づいて、モジュール製造工程S1におけるモジュールの製造スケジュールの変更をシミュレートする機能である。
この機能により、いずれかのモジュールの完成予定に変更があった場合、そのモジュールに関連するモジュールの完成予定の変更をシミュレートすることができる。そのシミュレート結果は、モジュール製造スケジュール管理部211が管理する製造スケジュールに反映される。
施工工程変更シミュレート機能214bは、モジュール製造工程S1においてモジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの製造状況に基づいて、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートする機能である。
この機能により、いずれかのモジュールの完成予定に変更があった場合、仮組工程S2、解体・移送工程S3および施工工程S4が完了するまでのスケジュールの変更をシミュレートすることができる。そのシミュレート結果は、施工スケジュール管理部212が管理する一連の工程のスケジュールに反映される。
モジュール発注数シミュレート機能214cは、希望納期受付部213が受け付けた希望納期と製造スケジュール変更シミュレート機能214aによるシミュレート結果とに基づいて、モジュール製造工程S1においてモジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場へのモジュールの発注数の変更をシミュレートする機能である。
費用試算部215は、モジュール製造費用試算機能215aと、施工費用試算機能215bと、を有する機能ブロックである。
モジュール製造費用試算機能215aは、モジュール製造工程S1における製造スケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する機能である。この機能により、製造スケジュールの変更に伴うモジュールの移送経費、保管経費などの追加費用の試算が可能になる。
施工費用試算機能215bは、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する機能である。
この機能により、一連の工程のスケジュールの変更に伴うモジュールの移送経費、保管経費などの追加費用の試算が可能になる。
図書管理サーバ220は、プラント設備の建設に際して作成される各種図書を一元管理するためのサーバである。各種図書には、設計基準、P&ID、基本設計、モジュール単位詳細設計、機器仕様、等の情報が記載された各種図書が含まれる。各種図書はクラウドデータベースに保存されている。各クライアント241、242、・・・は、それぞれの権限に応じて、図書情報をいつでも閲覧またはダウンロードすることが可能である。
また、各クライアント241、242、・・・は、図面の承認作業、変更指示、等を図書管理サーバ220を介して行うことが可能である。工程管理者はクライアント241から図書管理サーバ220にアクセスすることにより、設計変更に関わる議事録情報、承認情報、等を、請負業者が使用するクライアント242、243、・・・に配信することができ、各請負業者がそれらの情報を確認したか否かについても把握することができる。各モジュールの検査関連図書もクラウドデータベース上で閲覧可能であり、工程管理者はクライアント241から図書管理サーバ220にアクセスして承認作業を行うことができる。
検査管理サーバ230は、モジュール製造工程S1後かつ施工工程S4前にモジュールに対し実施される検査の状況を一元管理するサーバである。多くの場合、モジュールの検査は仮組工程S2において行われる。各モジュールの検査状況は請負業者が使用するクライアント242、243、・・・から検査管理サーバ230に逐次送信され、クラウドデータベース上で管理される。
工程管理者はクライアント241から検査管理サーバ230にアクセスすることにより、検査に関する承認作業を行うことができる。承認情報あるいは不具合修正に必要な時間に関する情報は、モジュール製造スケジュール管理部211が管理する製造スケジュールおよび施工スケジュール管理部212が管理する一連の工程のスケジュールに反映される。
この工程管理システム200は、プラント設備の建設に関連する要員がインターネット300を介して会議をするための会議システム400と連携可能である。会議システム400は、工程管理システム200に含まれるクライアント241、242、・・・と、Web会議サーバ410と、により構成される。クライアント241、242、・・・とWeb会議サーバ410とは、インターネット300を介して相互に通信可能である。
会議システム400を使用することにより、互いに離れた場所にいる関連要員相互間での打ち合わせなどを円滑に行うことができる。関連要員相互間で決定された事項は、工程管理サーバ210上で工程管理者の承認を得て、請負業者が使用するクライアント242、243、・・・に配信される。また、スケジュールに変更が生じる場合、モジュール製造スケジュール管理部211が管理する製造スケジュールおよび施工スケジュール管理部212が管理する一連の工程のスケジュールに反映される。
[作用・効果]
上記のように構成された工程管理システム200は、モジュール製造工程S1、仮組工程S2、解体・移送工程S3および施工工程S4を経てプラント設備を完成させるハイブリッド・モジュール工法の工程管理システムとして好適である。
この工程管理システム200は、工程管理サーバ210を備えたことにより、モジュール製造工程S1における複数の工場で製造されるすべてのモジュールの製造状況を一元管理することができるので、工程管理者は、いずれかの工場でモジュールの製造に遅延が生じた場合に、そのことをすぐに把握することができ、他の工場へのモジュールの製造割り当て数を増やすなどの対処を迅速に行うことができる。よって、いずれかの工場でモジュールの製造に遅延が生じた場合でも、建設現場での工事の遅延を生じさせることなく、プラント設備を短い工期で完成させることができる。
また、工程管理サーバ210は、モジュール製造スケジュール管理部211およびシミュレーション部214を有しているので、モジュールを製造する複数のすべての工場によるモジュールの製造スケジュールを管理し、それら複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、モジュール製造工程におけるモジュールの製造スケジュールの変更をシミュレートすることができる。よって工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、モジュール製造工程S1におけるモジュールの製造スケジュールを迅速かつ適切に組み直すことができる。
また、工程管理サーバ210は、施工スケジュール管理部212およびシミュレーション部214を有しているので、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールを管理し、モジュールを製造する複数の工場のうちの一または複数の各工場におけるモジュールの実際の製造状況に基づいて、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートすることができる。よって工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールを迅速かつ適切に組み直すことができる。
また、工程管理サーバ210は、費用試算部215を有しているので、モジュール製造工程S1におけるモジュールの製造スケジュールの変更に伴い発生する費用および施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を自動的に試算することができる。
従って、工程管理者は、その試算結果を参考にして、モジュール製造工程S1における製造スケジュールの変更に伴い発生する追加費用、施工工程S4が完了するまでの一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する追加費用などを把握することができる。
また、工程管理サーバ210は、希望納期受付部213およびシミュレーション部214を有しているので、プラント設備の希望納期と、モジュールの製造スケジュールの変更のシミュレート結果とに基づいて、複数の工場のうちの一または複数の各工場へのモジュールの発注数の変更をシミュレートすることができる。よって、工程管理者は、そのシミュレート結果を参考にして、一または複数の各工場に対しモジュールの発注数の変更を指示することができる。
また、工程管理システム200が図書管理サーバ220を有していることにより、プラント設備の建設に際して作成される各種図書を一元管理することができるので、プラント設備の設計情報、議事録情報、承認情報など各種情報を関連要員間で共有することが可能となる。
また、工程管理システム200が検査管理サーバ230を有していることにより、モジュール製造工程S1後かつ施工工程S4前にモジュールに対し実施される検査の状況を一元管理することができる。よって工程管理者は、モジュール製造工程S1後かつ施工工程S4前にモジュールに対し実施される検査の状況を的確に把握して、承認作業などを行うことができる。
また、工程管理システム200によれば、会議システム400を用いた会議での決定事項を反映させて、モジュール製造工程S1において複数の工場で製造されるすべてのモジュールの製造状況を一元管理可能であるので、会議システム400を利用することにより、互いに離れた場所にいる関連要員間で容易に会議を行うことができ、その会議での決定事項を反映させて、モジュール製造工程S1において複数の工場で製造されるすべてのモジュールの製造状況を一元管理することができる。
3.ハブリッド・モジュール工法
つぎに、図3から図10を参照して、本発明の一実施形態の工程管理システム200が適用されるハブリッド・モジュール工法の具体例について説明する。
[プラント設備]
図3に例示するプラント設備100は、X方向に3台、Y方向に2台、Z方向に4段、合計24台のモジュールを設置し互いに結合して構成される。
プラント設備100の最下位には、最下段モジュール10B、第2段および第3段には中段モジュール10M、最上位に最上段モジュール10Rが設けられる。最下段モジュール10B、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rは、H型鋼材で構成された枠体10を備え、枠体10内にそれぞれ必要なプラント要素、たとえばタンク、ポンプ、反応装置、パイプ等のプラント要素61、62、63、64…が配置されている。各プラント要素は、上下方向、平面方向に隣接するモジュールに配置されたプラント要素と結合できるように構成、配置されている。
最下段モジュール10B、中段モジュール10M、および最上段モジュール10Rは、水上および陸上でのコンテナ輸送が可能なサイズとする。たとえば、4m×5m×12mに収まるサイズとする。
この例では、プラント設備100には、第1段に最下段モジュール10Bを6台、第2段に中段モジュール10Mを6台、第3段に中段モジュール10Mを6台、第4段に、最上段モジュール10Rを6台配置している。図3にはX方向に番号1、2、3、Y方向に番号1、2、Z方向に番号1、2、3、4がそれぞれ付されている。これらの番号は、各方向における何番目のモジュールであるかを示している。
[モジュール]
図4に示すように、最下段モジュール10Bは、基礎12に設置される。最下段モジュール10Bは、H型鋼材で形成した枠体10に床板11を配置し、この床板11上にプラント要素61、62、63、64、65、66を配置して構成される。各最下段モジュール10Bのプラント要素は、その最下段モジュール10Bがプラント設備100中のどの位置に配置されるかによりそれぞれ設定される。
図4および図5に示すように、枠体10は、下側枠部材20、上側枠部材30、および柱部材40を接合して構成されている。
下側枠部材20は、X方向に延びる2本の長辺部材21、22と、Y方向に延びる3本の短辺部材23、24、25とを接合して全体を矩形として構成されている。この例では、長辺部材21は、2本の短寸部材21a、21bを接合して構成される。同様に長辺部材22は2本の短寸部材22a、22bを接合して構成されている。
短辺部材23、25は、長辺部材21、22の両端にそれぞれ接合されている。短辺部材24は、長辺部材21、22の中央位置、即ち短寸部材21a、21bの接合部、短寸部材22a、22bの接合部に接合されている。
上側枠部材30は、下側枠部材20の長辺部材21、22、短辺部材23、24、25が配置されるX、Yの2方向のうちの一つの方向であるX方向に沿って所定の高さ位置に配置された2本の第1部材である長辺部材31、32と、2方向のうち他の方向であるY方向に沿って配置された3本の第2梁部材である短辺部材33、34、35とを備える。
上側枠部材30は、X方向に延びる第1部材である2本の長辺部材31、32と、第2部材である3本の短辺部材33、34、35から構成されている。短辺部材33、34、35は、長辺部材31、32より下側に位置するよう配置されている。短辺部材33、34、35は長辺部材31、32と同位置、または上側に配置することができる。
長辺部材31は、2本の短寸部材31a、31bを接合して構成される。同様に長辺部材32は2本の短寸部材32a、32bを接合して構成されている。短辺部材33は後述する柱材41と柱材44との間、短辺部材34は柱材42と柱材45との間、短辺部材は柱材43と柱材46との間に配置されている。
柱部材40は、6本の柱材41、42、43、44、45、46で構成されている。柱材41、43、44、46は、下側枠部材20および上側枠部材30の四隅を連結する。また、柱材42は、長辺部材21と長辺部材31の中央位置、即ち、短寸部材21a、21bの接合部、および短寸部材31a、31bの接合部に連結されている。同様に、柱材45は、長辺部材22と長辺部材32の中央位置、即ち、短寸部材22a、22bの接合部、および短寸部材32a、32bの接合部に連結されている。
柱材41、42、43、44、45、46の上側枠部材30より上側には、上側枠部材30より上側に突出する突出柱部である上側突出柱部41u、42u、43u、44u、45u、46uが形成されている。そして、この上側突出柱部41u、42u、43u、44u、45u、46uの先端部には、上段に配置される中段モジュール10Mとの結合用のフランジ部であるフランジ板51u、52u、53u、54u、55u、56uが接合されている。フランジ板51u、52u、53u、54u、55u、56uには、ボルト挿通用の複数のボルト孔が設けられている。
柱材41、42、43、44、45、46の下側枠部材20より下側には、下側突出柱部41d、42d、43d、44d、44d、45d、46dが突出配置されている。この下側突出柱部41d、42d、43d、44d、44d、45dには、基礎12との接合用のフランジ部であるフランジ板51d、52d、53d、54d、55d、56dが接合されている。フランジ板51d、52d、53d、54d、55d、56dには、ボルト挿通用の複数のボルト孔が設けられている。
この例では、X方向に沿って、配管配線部材70dが配置されている、配管配線部材70dは、短辺部材33、34、35に載置されている。また、Y方向に沿って、配管配線部材70uが配置されている。配管配線部材70uは、長辺部材31、32に載置されている。
配管配線部材70d、70uは、最下段モジュール10Bの上側突出柱部41u、42u、43u、44u、45u、46uと、上段に配置される中段モジュール10Mの下側突出柱部41d、42d、43d、44d、45d、46dとで形成される貫通領域を、図3に示す配管配線スペース(パイプスペース)Psとして配置することができる。
長辺部材31、32と、短辺部材33、34、35とが異なる高さ位置に配置されているため、配管配線部材70d、70uが交差する方向に配置されても、互いに干渉することが防止できる。配管配線部材70dは、パイプ71d、72d、73d、74d、およびダクト75dを備え、配管配線部材70uは、パイプ71u、72u、73u、74u、およびダクト75uを備える。
また、最下段モジュール10Bにおいて、下側枠部材20を構成する長辺部材21、22両端部および中央部(柱材42の配置個所)には、図9(a)および図9(b)に示すように、水平方向に隣接して配置される他の最下段モジュール10Bと接合梁材91、92を接合するための、接合部110u、110dが形成されている。接合梁材91、92は、H型鋼材の両端部にボルト孔付きのフランジ板を固着したものであり、接合部110u、110dには、この接合梁材91、92のボルト孔に対応するボルト孔が開設されている。
同様に、上側枠部材30を構成する長辺部材31、32両端部および中央部(柱材42の配置個所)には、水平方向に隣接して配置される他の最下段モジュール10Bと接合梁材91、92を接合するための、接合部110uが形成されている。
図6に示すように、中段モジュール10Mは、最下段モジュール10Bと同じ構造を有する。
図7に示すように、最上段モジュール10Rは、最下段モジュール10Bおよび中段モジュール10Mと同様の構造を有する。最下段モジュール10Bおよび中段モジュール10Mとの違いは、各柱材41、42、43、44、45、46の上側枠部材30より上の部分に上方に向け突出する突出柱部を設けていないことである。他の構成要素は最下段モジュール10Bおよび中段モジュール10Mと同一である。
最下段モジュール10B、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rには、必要に応じて手すりや階段などを設けることができる。
[施工手順]
まず、工場で所定の最下段モジュール10B、中段モジュール10M、および最上段モジュール10Rを作成する。各最下段モジュール10B、中段モジュール10M、および最上段モジュール10Rには必要なプラント要素61、62、63、64、…を配置しておき、モジュール全体の強度計算を予め行うと共に、耐圧テスト等の各種テストを行う。工場で予め個ジュールの強度計算や各種テストを行うことができるので、現地でのテストを最小限とすることができ、コスト低減を図れる。
そして、完成した最下段モジュール10B、中段モジュール10M、および最上段モジュール10Rをプラント設備の建設現場に搬送する。本実施形態では、最下段モジュール10B、中段モジュール10M、および最上段モジュール10Rの寸法は、海上および陸上でのコンテナ輸送ができるサイズであるので、特殊な搬送手段を必要としない。このため、搬送コストを低減できる。
図3に示す例では、合計24台、即ち、6台の最下段モジュール10B、12台の中段モジュール10M、6台の最上段モジュール10Rを配置する。
まず、第1段となる最下段モジュール10Bを所定の間隔を開けて、施工場所の基礎12に配置し、各最下段モジュール10Bのフランジ板51d~56dを基礎にボルト止めする。そして、図9(b)に示すように、各最下段モジュール10Bの間において、接合梁材92を隣り合う最下段モジュール10Bの対面する接合部110d、110dの間に配置してボルトおよびナットで固定する。接合梁材91、92の固着には、高張力ボルトを使用する。
第1段の最下段モジュール10Bの施工が終了したら、4台の最下段モジュール10Bの上段に、4台の中段モジュール10Mを設置する。このとき、図8(a)および図8(b)に示すように、下段の最下段モジュール10Bの上側突出柱部41u~46uに配置されたフランジ板51u~56uの上に、上段に載置する10Mの下側突出柱部41d~46dに設置されたフランジ板51d~56dを接触させる。そして、図8(a)、図8(b)及び図10に示すように、ボルト81によってフランジ板51u~56uとフランジ板51d~56dを締め付け固定する。各フランジの固着には、高張力ボルトを使用する。また、接合梁材91と各柱部材との間には補強用の斜め部材94を配置する。
この状態で最下段モジュール10Bと、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rの間に上側突出柱部41u~46u、下側突出柱部41d~46dにより形成される貫通空間をパイプスペースPs1~Ps3として配管配線部材70を配置することや、接合梁材91、92で形成され、並設された最下段モジュール10B、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rの間の貫通領域を、図3に示すように、通路Wx1~Wx4、Wy1~Wy4として床板を設置して形成する。また、必要に応じて階段等の設備を設置する。
また、すべての最下段モジュール10B、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rの組み付けが終了した後、または最下段モジュール10B、中段モジュール10M、最上段モジュール10Rの組み付けを行いつつプラント要素同士の結合を行う。
[作用・効果]
ハイブリッド・モジュール工法によれば、同時に複数の企業で並行してモジュールを製造することができるため、現地に人と質材を集めて建設工事を行う一般的な工法と比較して、納期の劇的な短縮化が可能となる。
ハイブリッド・モジュール工法によれば、モジュールを多くの中小企業に分散発注できるようになる。さらに自社工場での建設が可能となることにより、小規模工場でも建設に参加できるようになる。
ハイブリッド・モジュール工法によれば、工場でモジュールを製造することにより、天候の影響、人材確保、質材調達、等、建設納期の遅延リスク要因を削減できる。
ハイブリッド・モジュール工法によれば、工場の整った環境でモジュールを製造することができるので、モジュールの品質が向上する。
ハイブリッド・モジュール工法により建てられたプラント設備は、モジュール毎に独立しているため、工場廃止に伴う徹夫作業をモジュール単位で簡単に行うことができる。
ハイブリッド・モジュール工法に工程管理システム200を適用することにより、ハイブリッド・モジュール工法の利点を最大限に発揮させて、プラント設備を短い工期で高品質に完成できる。
10 枠体
10B 最下段モジュール(モジュール)
10M 中段モジュール(モジュール)
10R 最上段モジュール(モジュール)
20 下側枠部材
30 上側枠部材
40 柱部材
41u、42u、43u、44u、45u、46u 上側突出柱部(突出柱部)
51u、52u、53u、54u、55u、56u フランジ板(フランジ部)
41d、42d、43d、44d、44d、45d 下側突出柱部(突出柱部)
51d、52d、53d、54d、55d、56d フランジ板(フランジ部)
61、62、63、64、… プラント要素
100 プラント設備
200 工程管理システム
210 工程管理サーバ
211 モジュール製造スケジュール管理部
212 施工スケジュール管理部
213 希望納期受付部
214 シミュレーション部
215 費用試算部
214a 製造スケジュール変更シミュレート機能
214b 施工工程変更シミュレート機能
214c モジュール発注数シミュレート機能
215a モジュール製造費用試算機能
215b 施工費用試算機能
220 図書管理サーバ
230 検査管理サーバ
241、242、243、244、… クライアント
300 インターネット
400 会議システム
410 Web会議サーバ
S1 モジュール製造工程
S2 仮組工程
S3 解体・移送工程
S4 施工工程

Claims (6)

  1. プラント設備を構成する複数のモジュールを当該プラント設備の建設現場とは異なる場所に存在する複数の工場で製造するモジュール製造工程と、前記複数の工場で製造したモジュール同志を連結する施工工程とを経て当該プラント設備を完成させるプラント設備建設工法における工程管理システムであって、
    前記モジュール製造工程における前記複数の工場での前記モジュールの製造状況を一元管理し得る工程管理サーバを備え、
    前記工程管理サーバは、
    前記複数の工場における前記モジュールの製造スケジュールを管理するモジュール製造スケジュール管理機能と、
    前記複数の工場のうちの一または複数の各工場における前記モジュールの製造状況に基づいて、前記製造スケジュールの変更をシミュレートするシミュレーション機能と、を有することを特徴とする工程管理システム。
  2. 前記工程管理サーバは、
    前記施工工程が完了するまでの一連の工程のスケジュールを管理する施工スケジュール管理機能を有し、
    前記シミュレーション機能は、前記複数の工場のうちの一または複数の各工場における前記モジュールの製造状況に基づいて、前記一連の工程のスケジュールの変更をシミュレートする機能を含む、ことを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  3. 前記工程管理サーバは、
    前記モジュール製造スケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する費用試算機能を有することを特徴とする請求項1記載の工程管理システム。
  4. 前記工程管理サーバは、
    前記一連の工程のスケジュールの変更に伴い発生する費用を試算する費用試算機能を有することを特徴とする請求項2記載の工程管理システム。
  5. 前記工程管理サーバは、
    前記プラント設備の希望納期を受け付ける希望納期受付機能を有し、
    前記シミュレーション機能は、前記希望納期と前記シミュレート結果とに基づいて、前記複数の工場のうちの一または複数の各工場への前記モジュールの発注数の変更をシミュレートする機能を含む、ことを特徴とする請求項3記載の工程管理システム。
  6. 前記モジュール製造工程後かつ前記施工工程前に前記モジュールに対し実施される検査の状況を一元管理する検査管理サーバを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の工程管理システム。
JP2019177723A 2019-09-27 2019-09-27 工程管理システム Active JP7428363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019177723A JP7428363B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 工程管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019177723A JP7428363B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 工程管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021056654A JP2021056654A (ja) 2021-04-08
JP7428363B2 true JP7428363B2 (ja) 2024-02-06

Family

ID=75272557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019177723A Active JP7428363B2 (ja) 2019-09-27 2019-09-27 工程管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7428363B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001262829A (ja) 2000-03-16 2001-09-26 Hitachi Ltd 建設工程管理システム
JP2005098079A (ja) 2003-08-29 2005-04-14 Satokou:Kk ユニット工法建築物
JP2013514597A (ja) 2009-12-17 2013-04-25 フルーア・テクノロジーズ・コーポレイション プラント成果物管理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001262829A (ja) 2000-03-16 2001-09-26 Hitachi Ltd 建設工程管理システム
JP2005098079A (ja) 2003-08-29 2005-04-14 Satokou:Kk ユニット工法建築物
JP2013514597A (ja) 2009-12-17 2013-04-25 フルーア・テクノロジーズ・コーポレイション プラント成果物管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021056654A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kaner et al. Case studies of BIM adoption for precast concrete design by mid-sized structural engineering firms
Bernold et al. Managing performance in construction
CN108505619A (zh) 预制装配式结构体系及其组装方法
Bademosi et al. Use of augmented reality technology to enhance comprehension of construction assemblies.
JP6816289B1 (ja) プラント設備の施工方法及びプラント構成モジュール
Lu Investigation of the designers' and general contractors' perceptions of offsite construction techniques in the United States construction industry
US11790125B2 (en) System and method for automated production of buildings and building components
Young et al. Modular construction innovation in the UK: The case of residential buildings
Hamzeh et al. Modular concrete construction: The differing perspectives of designers, manufacturers, and contractors in Lebanon
JP7428363B2 (ja) 工程管理システム
Blinn et al. Using augmented reality to enhance construction management educational experiences
Murphy et al. Leveraging advanced VDC methods and reality capture to increase the predictability for prefabrication
Legmpelos On-site construction versus prefabrication
Shahzad et al. Benefits, constraints and enablers of modular offsite construction (MOSC) in New Zealand high-rise buildings
Okodi-Iyah A comparative evaluation of the environmental impact of prefabrication versus conventional construction in UAE’s construction industry
Solnosky Integrated structural processes on innovative multidisciplinary projects supported by building information modeling
Ong et al. Waste Reduction in Precast Construction
Belpoliti et al. The construction project for the exportability and assembly of the building system on/off-site [Il progetto esecutivo per l’esportabilità e l’assemblaggio off/on-site del sistema costruttivo]
Yu An integrated approach toward lean for production homebuilders
Berg et al. Capability-Building Competition in Construction: Case Study Reinterpretation
Semlies Inter-firm collaboration in the implementation of structural innovations in building construction
Kerekes et al. Geometric quality control for bio-based building elements: Study case segmented experimental shell
Säfsten et al. Expanding the building system into a product platform for improved design and manufacture–A case study in industrialised house-building
Bradford The impact of the systematic incorporation of tolerances on gypsum board installation
Zaccaro Timber-concrete hybrid innovations: A framework to evaluate economical and technical factors for the construction market

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20220328

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7428363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150