JP7426317B2 - 燃料電池システム、及び、燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

燃料電池システム、及び、燃料電池システムの運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池システム、及び、燃料電池システムの運転方法に関するものである。
通常、一般家庭へガスを供給する配管に設置されるガスマイコンメータには、ガスの異常流出監視、感震、圧力監視、及び長時間使用監視という主たる監視機能に加え、ガス管の漏洩(特に、微量の漏洩)を検知する安全機能(「以下、微少漏洩検知機能」という)を搭載している。
微少漏洩検知機能では、ガスの供給が一定期間、例えば30日間継続した場合に(警報カウンタがしきい値を超えた場合に)、警報を発令(警報ランプの点滅等)する。「継続」の定義としては、例えば、20分以上の間隔を開けずにガスが流れていることとする。言い換えれば、20分未満(例えば、19分)の流動途絶は、「継続」と認識する。
ここで、燃料電池システムでは、他のガス消費機器とは異なり、発電を目的として、ガスを消費し続けることが、通常の仕様となっている。
このため、マイコンメータが適用されたガス配管設備に設置される燃料電池システムにおいては、上記微少漏洩検知機能が働かないように、30日が経過する前に、一定の発電休止期間を設けるようにしている(特許文献1参照)。
しかしながら、燃料電池システムにおいて、発電を休止させると、起動・停止の回数が増加し、装置の耐久性低下が考えられる。そこで、特許文献2では、ガスマイコンメータの口火登録機能に着目し、所定の固定流量でのガスの供給継続が基準時間に達しない場合に、所定の固定流量運転モードで連続運転を行っている。
特開2005-353292号公報 特許5580237号
ところで、燃料電池システムでは、運転に使用するガスの流量はノルマル流量で制御されている場合がある。一方、ガスマイコンメータで計測されるガス流量は、実体積流量である。外気変化(外気温、外気圧)によって、ガスマイコンメータで計測されるガス流量(実体積流量)が変化すると、燃料電池システムで使用制御されているガス流量との差が大きくなり、口火登録した流量内に収まらず、微少漏洩検知機能が作動することも起こりうる。
特許文献2では、固定流量範囲をどのように設定するかについての記載はない。また、固定流量範囲がノルマル流量で制御されている場合についての言及もない。特許文献2では、固定流量範囲内で運転したとしても、口火登録した流量内に収まらない場合は想定されていない。
本発明は、ガスマイコンメータの口火登録機能を用いて微少漏洩検知機能の異常判定を回避することが目的である。
本発明の請求項1に記載の燃料電池システムは、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池ユニットと、前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転する口火登録運転部と、前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録する、登録部と、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転へ、前記燃料電池ユニットの運転を切り換える口火対応運転切換部と、予め定められた連続ガス検知時間の間、前記口火対応運転を継続させる口火運転維持部と、を備えている。
請求項1に係る燃料電池システムは、燃料電池ユニット、口火登録運転部、登録部、口火対応運転切換部、口火運転維持部、を備えている。燃料電池ユニットは、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて運転される。口火登録運転部は、ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で燃料電池ユニットを口火登録運転する。登録部は、口火登録運転時にガスマイコンメータで計測されたガス消費量をガスマイコンメータに口火登録流量として登録する。このように、口火登録流量の登録を行うことにより、燃料電池ユニットで制御される口火運転流量とガスマイコンメータで登録される口火登録流量とを対応させることができる。
口火対応運転切換部は、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、口火運転流量で運転される口火対応運転へ、燃料電池ユニットの運転を切り換える。これにより、外気温、外気圧の少なくとも一方に対応させて、燃料電池ユニットの運転を継続しながら、ガスマイコンメータを経由するガス流量を、登録された口火登録流量の範囲内に納めることができる。
口火運転維持部は、予め定められた連続ガス検知時間の間、口火対応運転を継続させる。通常、微少漏洩検知判定機能を有するガスマイコンメータを経てガスが供給される場合、予め登録された口火登録流量の範囲内で所定の時間、運転が連続された場合には、微少漏洩検知判定機能による警告が回避できる。したがって、連続ガス検知時間の間、口火対応運転が継続されると、ガスマイコンメータにおいて、口火登録の範囲内で連続してガスの使用があったと判断され、微少漏洩検知機能の異常判定を回避することができる。
料電池システムは、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池ユニットと、前記ガスマイコンメータによる口火登録測定が開始される口火登録測定信号を受信すると、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットの口火登録運転を開始する口火登録運転実行部と、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転へ、前記燃料電池ユニットの運転を切り換える口火対応運転切換部と、予め定められた連続ガス検知時間の間、前記口火対応運転を継続させる口火運転維持部と、を備えている。
料電池システムは、燃料電池ユニット、口火登録運転実行部、口火対応運転切換部、口火運転維持部、を備えている。燃料電池ユニットは、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて運転される。口火登録運転実行部は、ガスマイコンメータによる口火登録測定が開始される口火登録測定信号を受信すると、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットの口火登録運転を開始する。このように、ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて口火運転流量での口火登録運転を行うことにより、燃料電池ユニットで制御される口火運転流量とガスマイコンメータで登録される口火登録流量とを対応させることができる。
口火対応運転切換部は、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、口火運転流量で運転される口火対応運転へ、燃料電池ユニットの運転を切り換える。これにより、外気温、外気圧の少なくとも一方に対応させて、燃料電池ユニットの運転を継続しながら、ガスマイコンメータを経由するガス流量を、登録された口火登録流量の範囲内に納めることができる。
口火運転維持部は、予め定められた連続ガス検知時間の間、口火対応運転を継続させる。通常、微少漏洩検知判定機能を有するガスマイコンメータを経てガスが供給される場合、予め登録された口火登録流量の範囲内で所定の時間、運転が連続された場合には、微少漏洩検知判定機能による警告が回避できる。したがって、連続ガス検知時間の間、口火対応運転が継続されると、ガスマイコンメータにおいて、口火登録の範囲内で連続してガスの使用があったと判断され、微少漏洩検知機能の異常判定を回避することができる。
請求項1に記載の燃料電池システムは、前記口火登録運転部による口火登録運転の開始をユーザーが入力する口火運転入力部と、前記ガスマイコンメータによる前記口火登録測定の開始をユーザーが入力する口火測定入力部と、をさらに備えている。
請求項1に係る燃料電池システムによれば、ユーザーが、簡易に、燃料電池ユニットによる口火登録運転の開始、及び、ガスマイコンメータによる口火登録測定の開始を指示することができる。
請求項2に記載の燃料電池システムは、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池ユニットと、前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転する口火登録運転部と、前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録する、登録部と、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転へ、前記燃料電池ユニットの運転を切り換える口火対応運転切換部と、予め定められた連続ガス検知時間の間、前記口火対応運転を継続させる口火運転維持部と、前記登録部に前記口火登録流量が登録された時の、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温及び外気圧の少なくとも一方を記憶する外気記憶部と、前記外気記憶部に記憶された燃料電池ユニット内の温度、外気温及び外気圧の少なくとも一方と前記口火対応運転時における、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温及び外気圧の少なくとも一方に基づいて、前記口火運転流量を補正する補正部と、をさらに備えている。
請求項2に係る燃料電池システムによれば、口火登録流量が登録されたときの外気温、外気圧と、口火対応運転が行われるときの、燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧の違いに起因する口火登録流量と口火運転流量との差を小さくすることができる。
請求項3に記載の燃料電池システムの運転方法は、ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池システムの運転方法であって、前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転し、前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録し、予め定められた微少漏洩検知判定期間中に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転を、前記燃料電池ユニットの運転を予め定められた連続ガス検知時間の間継続させる。
請求項3に記載の燃料電池システムの運転方法では、ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転し、口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録する。このようにして口火登録流量の登録を行うことにより、燃料電池ユニットで制御される口火運転流量とガスマイコンメータで登録される口火登録流量とを対応させることができる。
そして、予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、燃料電池ユニットの運転を口火運転流量で運転される口火対応運転とし、この口火対応運転を、予め定められた連続ガス検知時間の間継続させる。通常、微少漏洩検知判定機能を有するガスマイコンメータを経てガスが供給される場合、予め登録された口火登録流量の範囲内で所定の時間、運転が連続された場合には、微少漏洩検知判定機能による警告が回避できる。したがって、連続ガス検知時間の間、口火対応運転が継続されると、ガスマイコンメータにおいて、口火登録の範囲内で連続してガスの使用があったと判断され、微少漏洩検知機能の異常判定を回避することができる。
請求項3に係る燃料電池システムの運転方法は、前記口火登録流量が登録された時の、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つと前記口火対応運転時における、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つに基づいて、前記口火運転流量を補正し、補正後の前記口火運転流量で前記口火対応運転を行う。
請求項3に係る燃料電池システムの運転方法によれば、口火登録流量が登録されたときの外気温、外気圧と、口火対応運転が行われるときの燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の違いに起因する口火登録流量と口火運転流量との差を小さくすることができる。
本発明によれば、ガスマイコンメータの口火登録機能を用いてに微少漏洩検知機能の異常判定を回避することができる。
第1実施形態に係る燃料電池システムの概略図である。 第1実施形態に係るコントローラの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のマイコンメータの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る操作リモコンの正面図である。 第1実施形態に係る口火登録測定処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る口火対応運転処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る口火登録測定付加処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る口火補正対応運転処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る補正処理のフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係る燃料電池システムの概略図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の第1実施形態について詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る燃料電池システム10の概略図が示されている。
燃料電池システム10は、燃料電池ユニット12を備えている。燃料電池ユニット12には、貯湯タンク14が併設されており、燃料電池システム10は、所謂コージェネレーションシステムである。
なお、本実施形態では、燃料電池ユニット12に貯湯タンク14が設けられている構成を一例としているが、燃料電池ユニット12と貯湯タンク14とは、別々のユニットであってもよい。
燃料電池ユニット12は、ガスマイコンメータ48、コントローラ16、脱硫器20、マスフロコントローラ(MFC)24、燃料電池(FC)モジュール22、インバータ28、熱交換器30、貯湯タンク14、温度センサ26、外気圧センサ27を備えている。
脱硫器20は、ガス供給管18から供給されるガスに含まれている硫黄分や硫黄化合物を除去する。本実施形態では、ガスとして、都市ガス13Aを使用することとする。
燃料電池モジュール22は、内部に改質部及び発電部を有している。脱硫器20を経たガスは、マスフロコントローラ24を経て燃料電池モジュール22へ供給される。マスフロコントローラ24は、都市ガス13Aのガス密度で調整が行われており、脱硫後のガスをノルマル流量で燃料電池モジュール22へ供給する。燃料電池モジュール22へは、ノルマル流量でガス流量が制御されており、ノルマル流量に基づいて発電運転が行われている。
燃料電池モジュール22の改質部では、脱硫器20を経たガスが、水素を主成分とするガスに改質される。発電部では、水素を利用して発電を行う。燃料電池モジュール22の発電部からの電力は、インバータ28によって交流に変換された後、家電42(家庭電化製品や照明)等の電力負荷で消費される。
貯湯タンク14には、湯が貯留されている。当該湯は、燃料電池モジュール22から排出される高温の排ガスと熱交換器30での熱交換により加熱される。貯湯タンク14の湯は、直接または間接的に熱交換を行うことにより、バックアップ熱源機(BB)32を介して給湯設備44(シャワー、風呂、シンク等)への給湯用、及び床暖房や空調設備等での熱交換用として利用される。貯湯タンク14に貯留された湯をこのように利用することにより、発電に伴って発生する熱を利用できることから、別途燃料を用いて湯を加熱し、給湯、熱交換を行う場合と比較して、省エネルギーとなる。
なお、図1では、上水が貯湯タンク14へ直接供給されている例を示しているが、上水は、貯湯タンク14からの湯と熱交換を行う上水熱交換器へ供給して熱交換を行ってもよい。
バックアップ熱源機32は、内部に燃焼器、熱交換部を備えている。バックアップ熱源機32では、貯湯タンク14からの湯によりユーザー所望の温水を供給できない場合(所望の湯温よりも低温の場合)に、貯湯タンク14からの湯を加熱して給湯設備44へ供給する。
(コントローラ16の構成)
図2に示されるように、コントローラ16は、CPU50、RAM51、ROM52、ストレージ54、I/O56、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス58を備える。ストレージ54には、後述する口火登録測定処理、口火対応運転処理のプログラム、口火運転流量Q1、微少漏洩検知判定期間カウンタC、連続ガス検知時間C1などのデータが格納されている。
I/O56には、マスフロコントローラ24、燃料電池モジュール22、インバータ28、バックアップ熱源機32が接続されている。コントローラ16により、マスフロコントローラ24、燃料電池モジュール22、インバータ28、バックアップ熱源機(BB)32のそれぞれの動作が制御される。また、I/O56には、温度センサ26、外気圧センサ27、リモコンパネル34が接続されている。
温度センサ26は、燃料電池ユニット12の外気に近い部分に設けられており、外気温を測定する。測定した外気温データKは、コントローラ16へ送信される。外気圧センサ27は、外気圧を測定する。測定した外気圧データPは、コントローラへ送信される。
リモコンパネル34は、燃料電池システム10が設置される対象の家屋の内部に設置され、利用者が燃料電池システム10に関して指令を入力するための機能や、燃料電池システム10の状態を表示する機能を有する。
図1に示されるように、ガス供給管18には、ガスマイコンメータ48(以下「マイコンメータ48」と称する)が取り付けられている。マイコンメータ48の下流側には、分岐部B1が設けられ、その枝管18Aが燃料電池ユニット12へガスを供給し、枝管18Bがバックアップ熱源機32へガスを供給し、枝管18Cが家屋内のガス機器40(コンロ等)へガスを供給する。
マイコンメータ48は、供給するガスの実体積流量を計測すると共に、ガスの供給における異常を監視する複数の機能(異常流出監視機能、感震機能、圧力監視機能、長時間使用監視機能、微少漏洩検知機能等)を有している。また、微少漏洩検知機能と関連した口火登録機能を有している。
図3に示されるように、マイコンメータ48は、制御部48A、記憶部48B、流量計測部48C、バルブ48D、及び入力部48Eを備えている。制御部48Aは、CPU、PAM、ROM(いずれも不図示)を備えている。制御部48Aは、マイコンメータ48の、前述した異常を監視する各機能に対応する処理を行う。記憶部48Bには、微少漏洩検知判定期間カウンタC、連続判定時間C0、ガス消費量、微少漏洩検知判定期間T、口火登録流量Q0、口火登録流量範囲QW、調整値ΔD、口火登録処理のプログラム、口火判定処理のプログラム等が記憶されている。
流量計測部48Cは、ガス供給管18を流れるガスの体積流量を計測する。バルブ48Dは、異常監視機能の作動等によりガス供給の遮断が判断された場合に、ガスの供給を遮断するためのバルブである。入力部48Eは、ユーザーがマイコンメータ48へ、後述する口火登録測定の処理を開始するように指示を入力するための入力インターフェイスである。
微少漏洩検知機能は、ガスの供給が一定期間(例えば30日間)継続した場合に(警報カウンタがしきい値を超えた場合に)、警報を発令(警報ランプの点滅等)する。マイコンメータ48に登録された、この一定期間を、以下「微少漏洩検知判定期間T」という。「継続」の定義としては、1時間以上の間隔を開けずにガスが流れていることとする。言い換えれば、1時間未満(例えば、59分)の流動途絶は、「継続」と認識する。本実施形態では、一例として、微少漏洩検知判定期間Tを30日、継続の定義時間を1時間とする。
口火登録機能は、予め登録された口火登録流量Q0の所定の誤差範囲(以下「口火登録流量範囲QW」という)内で、ガスの消費が連続判定時間C0継続した場合に、微少漏洩検知機能における警報の発令を行わないものである。連続判定時間C0は、微少漏洩検知判定期間において、前述の「継続」として定義されている時間よりも短く、例えば10分等に設定されている。
口火登録測定は、マイコンメータ48において口火登録流量Q0を登録(更新)するための処理である。口火登録測定の開始から所定の測定時間(例えば30分、以下この測定時間を「測定時間S0」とする)、ガス供給管18を流れるガスの流量を測定し、時間内における最小のガス流量を口火登録流量Q0として記憶部48Bに登録する。登録された口火登録流量Q0が、前述の口火登録機能の判断に用いられる。
本実施形態の燃料電池システム10は、微少漏洩検知判定期間Tよりも短い期間で到来するように設定された判定時に、発電運転を負荷追従運転から口火対応運転へ切り換える。負荷追従運転は、要求される負荷に追従した運転である。口火対応運転は、口火運転流量Q1での燃料電池システム10の運転である。口火運転流量Q1は、ノルマル流量であり、マイコンメータ48の口火登録測定の時に、口火運転流量Q1で燃料電池システム10の運転を行う。
ここで、口火対応運転に関連する、微少漏洩検知判定期間カウンタC、口火登録流量Q0、口火登録流量範囲QW、調整値ΔD、口火運転流量Q1、連続ガス検知時間C1、測定時間S1について説明する。
口火登録流量Q0は、前述のように、マイコンメータ48の口火登録機能を用いるため、マイコンメータ48に予め登録するガス流量である。本実施形態では、口火流量測定処理により登録(更新)される。口火登録流量Q0の±調整値ΔDの範囲内を口火登録流量範囲QWとする。
口火運転流量Q1は、口火対応運転でのガス制御量(ノルマル流量)である。口火運転流量Q1と口火登録流量Q0は、外気温データK及び外気圧データPに基づいて、以下の式(1)により表すことができる。
口火運転流量Q1は、燃料電池システム10におけるベースロード運転(発電機能を維持できる最低出力運転)時のガス制御量に設定されている。
微少漏洩検知判定期間カウンタCは、マイコンメータ48に登録された微少漏洩検知判定期間Tよりも短い期間で到来するように設定された判定時までの時間をカウントするためのものである。本実施形態では、一例として、微少漏洩検知判定期間カウンタCにより25日がカウントされる。
連続判定時間C0は、マイコンメータ48の記憶部48Bに登録されている時間であり、口火登録流量範囲QW内でガスの消費が連続判定時間C0継続した場合に、微少漏洩検知機能における警報の発令が行われない。本実施形態では、一例として10分を設定する。
連続ガス検知時間C1は、マイコンメータ48に登録されている連続判定時間C0よりも長い時間で設定されており、後述する口火対応運転の継続に関連する時間である。本実施形態では、一例として、90分が設定されている。
図4は、本実施の形態に係るリモコンパネル34の正面図である。リモコンパネル34は外観が矩形状で、メインパネル34Aの上部には、タッチパネル部34Bが配置されている。
測定時間S1は、マイコンメータ48での口火登録測定に係る測定時間S0に対応する時間であり、測定時間S0と略同一である。
タッチパネル部34Bは、時刻や運転状況、設定された数値等が表示されると共に、表示面の一部又は全部に重なるように、タッチパッド部が敷設され、ユーザーのタッチ操作を認識することができるようになっている。図4においてメインパネル34Aの表示は運転状況画面の一例で有り、タッチパッド部である「画面切替」にタッチすることにより、メインパネル56を各種の別画面に切り替えることができる。図4では、後述する口火対応運転中である旨の「口火対応運転中」の文字が表示されている。
また、タッチパネル部34Bよりも下側のメインパネル34Aは、複数の操作スイッチ群の配置領域34Cとなっている。操作スイッチ群は、所謂ハードスイッチであり、給湯及び発電に関わる操作スイッチが配列されている。口火対応スイッチ34C1は、口火対応運転を入力するためのスイッチとして機能する。ユーザーは、口火対応スイッチ34C1を押すことで、燃料電池システム10に口火対応運転を指示することができる。
なお、図4に示すリモコンパネル34は、タッチパネル部34B、及び操作スイッチ群の配置位置、数、機能、形状等は、型式、年式、バージョン等によって変更される場合があり、図4のリモコンパネル34の形状に限定されるものではない。
次に、本実施形態の燃料電池システム10における、口火登録測定処理について説明する。
ユーザーは、マイコンメータ48の入力部48E、及び、リモコンパネル34の口火対応スイッチ34C1から、口火登録測定の指示を入力する。これにより、マイコンメータ48の制御部48A及び燃料電池ユニット12のコントローラ16で、口火登録測定処理が実行される。
なお、口火登録測定処理の実行は、燃料電池ユニット12に設けられた操作パネル、あるいは燃料電池ユニット12に接続するパソコンなどの通信端末を介して行うようにしてもよい。さらに、マイコンメータ48および燃料電池ユニット12がインターネットに接続している場合、インターネットを介した通信端末から、口火登録測定の指示を入力できるようにすることも可能である。
マイコンメータ48の制御部48Aでは、測定時間S0の間、流量計測部48Cでガス供給管18を流れるガス流量を監視し、測定時間S0中の最低の流量を口火登録流量Q0として記憶部48Bに登録する。
燃料電池ユニット12のコントローラ16は、図5に示されるように、ステップS12で、口火運転流量Q1を読み出し、ステップS14で、口火運転流量Q1での発電運転を行う。これにより、ガス供給管18を流れるガスの流量は、口火運転流量Q1(ノルマル流量)に対応する体積流量となる。
ステップS16で、測定時間S1が経過したかどうかを判断し、判断が否定された場合には、口火運転流量Q1での運転を継続する。測定時間S1が経過した場合には、ステップS18へ進み、負荷追従運転に切り換え、本処理を終了する。
この口火登録測定処理により、マイコンメータ48において、燃料電池ユニット12の運転を口火運転流量Q1で実行した場合のガスの最低流量を測定することができる。当該最低流量を、マイコンメータ48は、口火登録流量Q0として記憶部48Bに登録する。
次に、本実施形態の燃料電池システム10における、口火対応運転処理について説明する。口火対応運転処理は、燃料電池システム10の運転中、コントローラ16により、図6に示すフローチャートに基づいた処理が継続して行われる。
まずステップS22で、微少漏洩検知判定期間カウンタCでのカウントが25日以上かどうかを判断する。判断が否定された場合には、カウントが25日以上になるまでステップS22で待機する。判断が肯定された場合には、判定日が到来したと判断できるので、ステップS26で、燃料電池システム10を口火運転流量Q1で運転するように制御する。すなわち、マスフロコントローラ24を介して燃料電池モジュール22へ供給されるガスのノルマル流量が、口火運転流量Q1となるように制御される。これにより、他のガス機器が使用されていない場合、且つ、微少漏洩がない場合に、マイコンメータ48で、口火登録流量Q0のガス流量が計測される。
ステップS28で、連続ガス検知時間C1(本実施形態では90分)が経過したかどうかを判断する。判断が否定された場合には、連続ガス検知時間C1が経過するまでステップS28で待機する。判断が肯定された場合には、口火登録流量範囲QW内でガスの消費が連続ガス検知時間C1継続されているので、マイコンメータ48の微少漏洩検知機能における警報の発令を回避できた可能性が高い。そこで、ステップS30で、微少漏洩検知判定期間カウンタCをリセットし、ステップS32で、運転を負荷追従運転へ戻し、ステップS22へ戻る。
このように、本実施形態の燃料電池システム10では、口火登録流量Q0に対応した口火運転流量Q1で口火対応運転を行うので、マイコンメータ48の口火登録機能を用いて、微少漏洩検知機能における警報の発令を回避することができる。
なお、本実施形態では、口火対応運転処理において、口火運転流量Q1での運転(口火対応運転)を連続ガス検知時間C1で1回のみ継続させて微少漏洩検知判定期間カウンタCをリセットしたが、複数回の継続を条件として、微少漏洩検知判定期間カウンタCをリセットしてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付して図示し、その詳細な説明については省略する。
本実施形態の燃料電池システムの構成は、図1、図2に示す第1実施形態の燃料電池システム10と同様であり、口火登録測定処理、口火対応運転処理の内容が異なる。本実施形態では、各々、口火登録測定付加処理、口火補正対応運転処理と称する。
ストレージ54には、後述する口火登録測定付加処理、口火補正対応運転処理のプログラム、第1実施形態と同様の口火運転流量Q1、微少漏洩検知判定期間カウンタC、連続ガス検知時間C1などのデータが格納されている。
次に、本実施形態の燃料電池システム10における、口火登録測定付加処理、口火補正対応運転処理について説明する。
ユーザーは、マイコンメータ48の入力部48E、及び、リモコンパネル34の口火対応スイッチ34C1から、口火登録測定の指示を入力する。これにより、マイコンメータ48の制御部48A及び燃料電池ユニット12のコントローラ16で、口火登録測定付加が実行される。
マイコンメータ48の制御部48Aでは、測定時間S0の間、流量計測部48Cでガス供給管18を流れるガス流量を監視し、測定時間S0中の最低の流量を口火登録流量Q0として記憶部48Bに登録する。
燃料電池ユニット12のコントローラ16は、図7に示されるように、ステップS12~ステップS16まで、第1実施形態と同様に実行する。ステップS16が肯定された場合には、ステップS17Aで、外気温データKを取得し、ストレージ54に外気温データK0として記憶し、ステップS17Bで、外気圧データPを取得し、ストレージ54に外気圧データP0として記憶する。そして、ステップS18へ進み、負荷追従運転に切り換え、本処理を終了する。
口火補正対応運転処理は、燃料電池システム10の運転中、コントローラ16により、図8に示すフローチャートに基づいた処理が継続して行われる。
まずステップS22で、微少漏洩検知判定期間カウンタCでのカウントが25日以上かどうかを判断する。判断が否定された場合には、カウントが25日以上になるまでステップS22で待機する。判断が肯定された場合には、判定日が到来したと判断できるので、ステップS24で、補正処理を行う。補正処理は、図9に示されるように、ステップS 24Aで外気温データKを取得し、ステップS24Bで外気圧データPを取得する。そして、ステップS24Cで、口火運転流量Q1Rを算出する。口火運転流量Q1Rの算出は、ストレージ54に記憶してある外気温データK0、外気圧データP0と、本処理で取得した外気温データK、外気圧データPに基づいて、温度変化及び気圧変化により、口火運転流量Q1を、実ガスの体積流量Q0に対応する口火運転流量Q1Rに補正する。
ステップS27で、燃料電池システム10を口火運転流量Q1Rで運転するように制御する。これにより、他のガス機器が使用されていない場合、且つ、微少漏洩がない場合に、マイコンメータ48で、口火登録流量Q0のガス流量が計測される。ステップS28~ステップS32は、第1実施形態と同様に実行する。
本実施形態の燃料電池システム10では、外気温データK、外気圧データPに基づいて、口火運転流量Q1を、実ガスの体積流量Q0に対応する口火運転流量Q1Rに補正する。したがって、口火登録流量Q0が登録された時の外気温、外気圧と、口火補正対応運転時における外気温、外気圧が異なる場合でも、マイコンメータ48で計測されるガス消費量を口火登録流量Q0に近づけることができる。
なお、本実施形態では、口火補正対応運転を、外気温、外気圧の両方に基づいて、口火運転流量Q1を補正したが、外気温、外気圧のいずれか一方に基づいて補正してもよい。
また、外気温、外気圧に加えて、ガス圧やガス温度に基づいて、口火登録流量Q0を口火運転流量Q1へ補正してもよい。また、外気温に代えて、燃料電池ユニット12の内部温度に基づいて、口火登録流量Q0を口火運転流量Q1へ補正してもよい。図10に示されるように、脱硫器20へ送出される枝管18Aに圧力計29A及び温度計29Bを設置し、ガス圧及びガス温度を測定することができる。得られたガス圧データPG、ガス温度KGが、コントローラ16へ出力される。なお、外気温、外気圧に代えて、ガス圧やガス温度に基づいて、口火登録流量Q0を口火運転流量Q1へ補正してもよいし、ガス圧及びガス温度のいずれか一方のみにより補正してもよい。
また、燃料電池システム10のコントローラ16と、マイコンメータ48の制御部48Aとを、通信可能に構成することもできる。この場合には、マイコンメータ48の入力部48Eから、口火登録測定の指示が入力されると、マイコンメータ48の制御部48A及び燃料電池ユニット12のコントローラ16で、図5に示す、口火登録測定処理を実行させることができる。
10 燃料電池システム
12 燃料電池ユニット
16コントローラ(口火登録運転部、口火対応運転切換部、口火運転維持部、補正部、口火登録運転実行部)
34C1 口火対応スイッチ(口火運転入力部)
48 ガスマイコンメータ
48A 制御部(登録部)
48B 記憶部(登録部)
48E 入力部
54 ストレージ(外気記憶部)
C1 連続ガス検知時間
K0、K 外気温データ
P0、P 外気圧データ
Q0 口火登録流量
Q1 口火運転流量
Q1R 口火運転流量
QW 口火登録流量範囲
T 微少漏洩検知判定期間
PG ガス圧データ
KG ガス温度データ

Claims (3)

  1. ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池ユニットと、
    前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転する口火登録運転部と、
    前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録する、登録部と、
    予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転へ、前記燃料電池ユニットの運転を切り換える口火対応運転切換部と、
    予め定められた連続ガス検知時間の間、前記口火対応運転を継続させる口火運転維持部と、
    前記登録部に前記口火登録流量が登録された時の、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つを記憶する外気記憶部と、
    前記外気記憶部に記憶された燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つと前記口火対応運転時における、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つに基づいて、前記口火運転流量を補正する補正部と、
    前記口火登録運転部による口火登録運転の開始をユーザーが入力する口火運転入力部と、
    前記ガスマイコンメータによる前記口火登録測定の開始をユーザーが入力する口火測定入力部と、
    を備えた、燃料電池システム。
  2. ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池ユニットと、
    前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で前記燃料電池ユニットを口火登録運転する口火登録運転部と、
    前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録する、登録部と、
    予め定められた微少漏洩検知判定期間中の判定時に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転へ、前記燃料電池ユニットの運転を切り換える口火対応運転切換部と、
    予め定められた連続ガス検知時間の間、前記口火対応運転を継続させる口火運転維持部と、
    前記登録部に前記口火登録流量が登録された時の、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つを記憶する外気記憶部と、
    前記外気記憶部に記憶された燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つと前記口火対応運転時における、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つに基づいて、前記口火運転流量を補正する補正部と、
    を備えた、燃料電池システム。
  3. ガスマイコンメータを経由したガスを用いて発電運転を行う燃料電池システムの運転方法であって、
    前記ガスマイコンメータによる口火登録測定に対応させて、一定の口火運転流量で燃料電池ユニットを口火登録運転し、
    前記口火登録運転時に前記ガスマイコンメータで計測されたガス消費量を前記ガスマイコンメータに口火登録流量として登録し、
    予め定められた微少漏洩検知判定期間中に、前記口火運転流量で運転される口火対応運転を、前記燃料電池ユニットの運転を予め定められた連続ガス検知時間の間継続させ、
    前記口火登録流量が登録された時の、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つと前記口火対応運転時における、前記燃料電池ユニット内の温度、外気温、外気圧、ガス温度、及びガス圧の少なくとも一つに基づいて、前記口火運転流量を補正し、補正後の前記口火運転流量で前記口火対応運転を行う、
    燃料電池システムの運転方法。
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