JP7420332B2 - 駐車装置 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 令和3年2月26日、大分県庁にてプレスリリースを行い発表
本発明は、駐車装置に関する。
従来、バッテリとバッテリにより駆動する電動機とを備えた二輪車両の駐車装置において、当該二輪車両を駐車させた状態でバッテリを充電させることを可能にした各種の駐車装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、電動アシスト自転車の駐輪時に電動アシスト自転車の受電電極を固定し、電力を伝送する送電電極を有する車両スタンドを備えた電動アシスト自転車用充電システムであって、電動アシスト自転車を車両スタンドに駐輪することで、送電電極から受電電極への電力の伝送が可能となるように構成された技術が開示されている。特許文献1に係る技術によれば、電動二輪車のバッテリを容易に充電することができる。
特許文献2には、電動車両を駐車させる駐車部材と、この駐車部材に電動車両が駐車された時に電動車両側に設けられた受電部材に近接する位置に、電動車両側の受電部材と非接触の状態で電気的に接続するための給電部材を設けて成る充電装置付き駐車装置に係る技術が開示されている。特許文献2に係る技術によれば、充電時に電源からコードを引いて来てバッテリに接続したり、バッテリを取り外して充電器に接続したりする手間を省くことができる。
特開2016-178743号公報 特開2003-79006号公報
ところで、上記従来の駐車装置は、二輪車両のうち特に使用者がペダルを踏んで車輪を回転させて走行する自転車に電動機を備えさせたものを駐車対象としたものであった。これに対し、最近では、電動キックボードと呼ばれる新しいタイプの電動モビリティが注目を集めてきている。
電動キックボードは、前輪及び後輪と、前輪及び後輪との間に設けられて使用者が立位姿勢で乗車可能な水平フレームと、前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する電動機と、電動機に電力を供給するバッテリとを備えたものである。このような電動キックボードは、自転車に比べて前輪及び後輪のタイヤサイズが小さく、軽くコンパクトで小回り性に優れているという特徴を有する。
しかしながら、上記従来の駐車装置は、このように構造的に相違する電動キックボードに対してそのまま適用できないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、電動キックボードを駐車させた状態でバッテリを充電可能な駐車装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る駐車装置は、少なくとも前輪及び後輪と、前輪及び後輪との間に設けられて使用者が立位姿勢で乗車可能な水平フレームと、前記水平フレームに設けられて電力を受電する受電部と、を備えた車両の駐車装置であって、当該車両の前後方向の位置決めを行う前後位置決め部と、前記前後位置決め部と一体的に又は別個に設けられ、当該車両が当該駐車装置に出し入れされる際に通過する入出部と、前記入出部の内部において、前記前後位置決め部によって当該車両が位置決めされたときの前記受電部の位置に近接して配設され、前記受電部に対して送電を行う送電部と、を有することを特徴とする。
また上記の目的を達成するために、更に、当該車両の水平フレームの左右幅方向の位置決めを行う左右位置決め部を有することを特徴とする。
また上記の目的を達成するために、更に、前記前輪の垂直方向及び幅方向の位置決めを行う前輪位置決め部を有することを特徴とする。
また上記の目的を達成するために、前記前後位置決め部は、前方に向かうほど下方に傾斜するスロープレールであり、前記入出部は、前記スロープレールと一体的に又は別個に設けられ、当該車両の乗り上げに応じた傾斜を有する筐体状のスロープであることを特徴とする。
また上記の目的を達成するために、前記入出部は、電波を透過可能な素材により形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、電動キックボードを駐車させた状態でバッテリを充電可能な駐車装置を提供することができる。
本実施形態に係る可搬式充電駐車場の外観を示す斜視図である。 本実施形態に係る駐車装置の第一例を示す斜視図である。 第一例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を示す斜視図である。 第一例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を側方から見た図である。 第一例に係る第二前輪当接部の拡大図である。 第一例に係る前輪当接突起部の拡大図である。 本実施形態に係る駐車装置の第二例を示す斜視図である。 第二例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を側方から見た図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る駐車装置は、前輪及び後輪と、前輪及び後輪との間に設けられて使用者が立位姿勢で乗車可能な水平フレームと、前輪及び後輪の少なくとも一方を駆動する電動機と、電動機に電力を供給するバッテリとを備えた車両、特に電動キックボードを駐車対象とするものである。
また、以下の説明においては、電動キックボードを例に挙げて説明を行うとともに、駐車対象を単に「車両」ともいう。
[可搬式充電駐車場の外観]
図1は、本実施形態に係る可搬式充電駐車場の外観を示す斜視図である。
図1に示す可搬式充電駐車場1は、駐車台2、複数(図1では8個)の駐車装置3、一対の片持ち支柱4、パネルフレーム5、太陽光パネル6、制御盤7等を有する構成である。
駐車台2は、おおよそ普通自動車一台分の大きさ、すなわち普通自動車一台分の幅及び長さを有する矩形状の駐車台である。幅方向の一方の縁部が緩やかに傾斜しており、車両が台上に乗り上げるのを容易にしている。
この駐車台2の幅方向及び長さ方向の両縁部には、それぞれ螺子穴21が形成されている。これら螺子穴21はアイボルト等を取り付けるためのものであり、これら螺子穴21にアイボルト等が取付けられることで、当該可搬式充電駐車場1を搬送する搬送装置(不図示)が吊り具や吊り治具を用いて各アイボルトを介して可搬式充電駐車場1を吊り上げ及び吊り下ろしすることが可能となる。これにより、設置位置での組み立てを要することになく、機動性に優れた可搬式の駐車場を実現することができる。
駐車装置3は、駐車台2上に設置され、各々の駐車装置3が一台の車両を駐車する装置である。駐車装置3は、車両に非接触に送電を行う送電部34(詳細には図2や図3参照)を備える。このような駐車装置3が8台平行に設置されており、本実施形態に係る可搬式充電駐車場1では同時に8台の車両の駐車・充電を行うことが可能となる。この駐車装置3の具体的構成については図2等を用いて後述する。
片持ち支柱4は、縦長の支柱本体41と、支柱本体41の下端に垂直に設けられて駐車台2に螺子止めされる板部42と、支柱本体41の上端に設けられてパネルフレーム5を下方から支持する支持部43とから構成される。この片持ち支柱4は、駐車台2上に固定され、パネルフレーム5を下方から支持する支柱部分である。支持部43は、支柱本体41に仰角を付けて設けられるため、太陽光パネル6は、片流れ屋根を形成する。支柱本体41及び板部42は一体的に形成されても、別体で形成されてもよい。
パネルフレーム5は、一対の片持ち支柱4の上端に取り付けられ、太陽光パネル6を支持するフレーム部分である。
太陽光パネル6は、太陽光の光エネルギーに基づいて電気を発生させる太陽電池を複数まとめて電気的に相互接続してパネル状に形成したものである。この太陽光パネル6によって発電された電力は、制御盤7内の蓄電池に蓄電される。
制御盤7は、太陽光パネル6によって発電された電力を蓄電する鉛蓄電池やニッケル水素蓄電池等の蓄電池(不図示)や、蓄電池に蓄電された電力を各駐車装置3の送電部34に送電する送電制御部(不図示)等の制御機構を格納する。制御機構の具体的構成、制御動作の詳細についてはここでは説明を省略する。
以上に示すように、本実施形態に係る可搬式充電駐車場1は、駐車台2、複数の駐車装置3、一対の片持ち支柱4、パネルフレーム5、太陽光パネル6、制御盤7等を有する構成であり、ゼロエミッションにて複数の車両を駐車並びに充電させることができる。なお、図1では、制御盤7や送電部34の周辺の配線は図示を省略している。
[駐車装置の第一例]
図2は、本実施形態に係る駐車装置の第一例を示す斜視図である。図3は、第一例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を示す斜視図である。図4は、第一例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を側方から見た図である。図5は、第一例に係る第二前輪当接部の拡大図である。図6は、第一例に係る前輪当接突起部の拡大図である。
以下の説明において、前述と同様の構成要素については同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
図2や図3に示すように、駐車装置3は、本体部31、入出部32、左右位置決め部33、送電部34等を有する構成である。
また図3や図4に示すように、車両9は、前輪91及び後輪92と、前輪91及び後輪92との間に設けられて使用者が立位姿勢で乗車可能な水平フレーム93と、前輪91の上方に設けられ前輪91の向きを切替可能なハンドル94と、ハンドル94と前輪91との間に配設されるハンドル軸95と、前輪91及び後輪92の少なくとも一方(本例では後輪92)を駆動する電動機(モーター)96と、電動機96に供給する電力を蓄電する蓄電部(バッテリ)97とを備えたいわゆる一般的な電動キックボードである。
更に、この車両9では、受電部98が水平フレーム93の後端側裏面に配設される。この受電部98は、送電部34と互いに向き合う態様で配置され、送電部34から電力を受電するものであり、受電部98によって受電した電力は蓄電部97に蓄電される。
以下、駐車装置3の各構成要素について説明を行う。
本体部31は、車両9を左右側方から挟むように互いに平行に立設する平板状の一対の側壁部311と、一対の側壁部311の各々の下端面に垂直に固設されて駐車台2に螺子止めされる水平板312と、車両9の前後方向、すなわち車両9の進行方向の位置決めを行う前後位置決め部313とを有する。特に、一対の側壁部311の間の距離(図2中の距離L1)は、車両9のタイヤ幅よりやや少し長い距離であることが望ましい。
本第一例において、前後位置決め部313は、具体的には、一対の側壁部311の間に介設され、前方に向かうほど緩やかに下方に傾斜して車両9の前輪91を停止位置Pまで誘導する平板状のスロープレールである。但し、傾斜を有する場合に限定されるものではなく、例えば傾斜を有しないレールであっても良い。
これら側壁部311、水平板312及び前後位置決め部313は、例えばステンレス等の素材により形成される。なお、側壁部311、水平板312及び前後位置決め部313は一体的に形成されても、別個のものとして形成されてもよい。
ここで、一対の側壁部311の各々は、前端側が上方に延びた形状の側面視略L字状に形成される。また、両側壁部311の間であって両側壁部311の前端側上部、前端側下部には、それぞれ第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311bが介設される。更に、各側壁部311には、第一前輪当接部311aよりやや下方に前輪当接突起部311cが嵌め込まれる。以下、各部についてより詳細に説明する。
第一前輪当接部311aは、両側壁部311の間に介設されて両側壁部311を連結する円柱状の部材である。この第一前輪当接部311aは、車両9の前輪91が前後位置決め部313によって停止位置Pに誘導されると、前輪91のトレッド面上の前側斜め上方(第一の位置)に当接する(図3、図4参照)。これにより、前後位置決め部313を進んできた前輪91がそれ以上前方に進むのを防止する。
第二前輪当接部311bは、両側壁部311の間に介設されて両側壁部311を連結する断面環状扇形体である(図5参照)。前輪91との当接面S1は、円弧面状に湾曲して形成される。この第二前輪当接部311bは、車両9の前輪91が前後位置決め部313によって停止位置Pに誘導されると、前輪91のトレッド面上の前側斜め下方(第二の位置)に当接する(図3、図4参照)。
以上、第一前輪当接部311a及び第二前輪当接部311bについて説明してきた。これら第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311bによれば、前輪91のトレッド面の前側斜め上方と前側斜め下方の異なる2か所において前輪91に当接する。これにより、停止位置Pに誘導されてきた車両9の前輪91の垂直方向の位置が固定されることとなる。つまり、これら第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311bは、前輪91の垂直方向の位置決め手段と言うことができる。
一方、前輪当接突起部311cは、各側壁部311に嵌め込まれる平板状の部分と、他方の側壁部311に向かって断面円弧状に突起した突起部分とが一体になった部材である(図6参照)。この前輪当接突起部311cが各側壁部311において突設されることとなる。前輪当接突起部311cの突起部分の側壁部311からの突起高さ(図6中のL2)は、例えば2~3mm程度である。これら前輪当接突起部311cが車両9の前輪91の左右側部に当接することで、前輪91の幅方向の位置が固定されることとなる。つまり、一対の前輪当接突起部311cは、前輪91の幅方向の位置決め手段と言うことができる。
これら第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311b及び前輪当接突起部311cを総称して前輪91の位置決めを行う前輪位置決め部(前輪位置決め手段)と言うことができる。
入出部32は、車両9が駐車装置1に出し入れされる際に通過する部分である。具体的には、本体部31の後端側に設けられる矩形筐体状のスロープであり、後端側の縁部が緩やかに傾斜しており、車両9が乗り上げるのを容易にしている。この入出部32の上面は、前後位置決め部313の上面に連続した面を形成している。この出入部32は、例えば樹脂等の素材により形成される。
なお、この入出部32は、傾斜を有する筐体に限定されるものではなく、傾斜を有しない筐体であっても良い。また、この出入部32は、前述の前後位置決め部313と別個のものとして設けられているが、この場合に限定されるものではなく、前後位置決め部313と一体的に形成してもよい。
左右位置決め部33は、本体部31の後端側の左右側部にそれぞれ設けられ、軸支体332周りに回転する円柱状の回転部331、回転部331を軸支する円柱状の軸支体332、軸支部332の下端に垂直に設けられて駐車台2に螺子止めされる板部333とからなるガイドローラ―である。左右位置決め部33が本体部31の左右に配設されることで、当該駐車装置3に駐車される車両9が左右に傾いて倒れてしまうのを防ぐことができる。すなわち、左右位置決め部33は、車両9の水平フレーム93の左右幅方向を位置決めする位置決め手段と言い換えることができる。
送電部34は、車両9に設けられた受電部98と電力の送受電を行う装置である。この送電部34の取り付け位置は、入出部32の内部であって、車両9の前輪91が第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311b及び前輪当接突起部311cによってそれぞれ鉛直方向、幅方向に位置決めされ、前後位置決め部313によって前後方向に位置決めされ、且つ、左右位置決め部33によって車両9の左右幅方向に位置決めされたときに、当該車両9の受電部98が電力の送受電が可能な許容範囲内の位置である。なお、入出部32を樹脂等の素材により形成することによって、電波の透過性を確保することができる。
このような送電部34の送電動作は、送電部34自体と制御盤7(図1参照)によって制御され、車両9の受電部98が電力の送受電が可能な許容範囲内に近接した場合に、受電部98に対して送電を行う。
以上に示すように、本第一例に係る駐車装置3は、本体部31、入出部32、左右位置決め部33、送電部34等を有し、当該駐車装置3に車両9が駐車した場合に、自動的に車両9の充電を開始できる構造となっている。なお、図2~図4では、送電部34や電動機96、蓄電部97の周辺の配線は省略している。
特に、当該駐車装置3は、前輪91の垂直方向の位置決め手段である第一前輪当接部311a及び第二前輪当接部311bと、前輪91の幅方向の位置決め手段である一対の前輪当接突起部311cとを有し、これらによって車両9の前輪91の位置を固定している。 また、当該駐車装置3は、前後位置決め部313と左右位置決め部33とを有し、これらによって車両9の水平フレーム93の位置を固定している。そのため、送電部35と受電部98との間で位置ずれを起こすことなく駐車させた状態で適切に電力の送受電を行うことを可能としている。
また、当該駐車装置3は、車両9が出し入れされる際に通過する入出部32の内部に送電部34を配設させることで、限られたスペースを有効に利用しつつ車両9を駐車させた状態で適切に電力の送受電を行うことを可能としている。
なお、受電部98が水平フレーム93の後端側裏面に配設される場合を例に挙げて説明を行ったが、この場合に限定されるものではない。例えば、水平フレーム93の側面等、送電部34との電力の送受電が可能な位置であればその他の位置に配設してもよい。
なお、前後位置決め部部313の上面及び入出部32の上面には、車両9の誘導用又は滑り防止用のテープを貼設してもよい。
[駐車装置の第二例]
前述の第一例では、駐車装置3が備える入出部32内に送電部34が取付けられ、車両9の水平フレーム93に受電部98が取付けられた場合を例に説明を行ってきた。本第二例では、駐車装置3Aが備える送電台35に送電部34Aが取付けられ、車両9Aのハンドル軸95に受電部98Aが取付けられる場合を例に説明を行う。
図7は、本実施形態に係る駐車装置の第二例を示す斜視図である。図8は、第二例に係る駐車装置に車両を駐車させた状態を側方から見た図である。なお、以下の説明において、前述と同様の構成要素については同一の符号を付して重複する説明を適宜省略する。
図7に示すように、駐車装置3Aは、本体部31、入出部32A、左右位置決め部33、送電部34A、送電台35等を有する構成である。
また図8に示すように、本第二例に係る車両9Aでは、第一例に係る車両9と異なり、受電部98Aがハンドル軸95に付設される。この受電部98Aは、送電部34Aと互いに向き合う態様で配置され、送電部34Aから電力を受電するものであり、受電部98Aによって受電した電力は蓄電部97に蓄電される。
以下、駐車装置3Aが備える各構成要素のうち、第一例と異なる構成要素である送電部34A及び送電台35について説明を行う。
図7に示すように、本第二例に係る送電台35は、鉛直方向に立設する円柱状の支柱部材であり、この送電台35は本体部31の側方に固定して取付けられる。この送電台35には送電部34Aが取付けられる。
送電部34Aは、車両9Aに設けられた受電部98Aと電力の送受電を行う装置である。この送電部34Aの取付位置は、車両9Aの前輪91が第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311b及び前輪当接突起部311cによって鉛直方向及び幅方向に位置決めされ、前後位置決め部313によって前後方向に位置決めされ、且つ、左右位置決め部33によって車両9Aの左右幅方向に位置決めされたときに当該車両9Aの受電部98Aが電力の送受電が可能な許容範囲内の位置である。
このような送電部34Aの送電動作は、送電部34A自体と制御盤7(図1参照)によって制御され、車両9Aの受電部98Aが電力の送受電が可能な許容範囲内に近接した場合に、受電部98Aに対して送電を行う。
以上に示すように、第二例に係る駐車装置3Aは、本体部31、出入部32A、左右位置決め部33、送電部34A、送電台35等を有し、当該駐車装置3Aに車両9Aが駐車した場合に、自動的に車両9Aの充電を開始できる構造となっている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記説明においては、駐車装置3が備える入出部32の内部に送電部34が取付けられたり、駐車装置3Aが備える送電台35に送電部34Aが取付けられたりした場合を例に説明を行ってきたが、この場合に限定されるものではない。車両の前輪が位置決めされたときに、送電部と受電部との相対的な位置関係が電力の送受電が可能な許容範囲内に近接する位置関係となる、という条件を満たすその他の位置関係で取り付けられても良い。
また、上記説明においては、駐車装置3が備える第一前輪当接部311a、第二前輪当接部311b及び前輪当接突起部311cの具体的形状を例示して説明したが、この場合に限定されるものではない。それぞれの構成要素の機能を実現する他の具体的形状であってもよい。
3、3A 駐車装置
9、9A 車両
32、32A 入出部
33 左右位置決め部
34、34A 送電部
35 送電台
91 前輪
92 後輪
93、93A 水平フレーム
98、98A 受電部
311 側壁部
312 水平板
313 前後位置決め部
311a 第一前輪当接部
311b 第二前輪当接部
311c 前輪当接突起部

Claims (4)

  1. 少なくとも前輪及び後輪と、前輪及び後輪との間に設けられて使用者が立位姿勢で乗車可能な水平フレームと、前記水平フレームの後端側裏面に設けられて電力を受電する受電部と、を備えた車両の駐車装置であって、
    当該車両の前後方向の位置決めを行う前後位置決め部と、
    前記前後位置決め部と一体的に又は別個に設けられ、前記前後位置決め部の後端側に設けられて当該車両が当該駐車装置に出し入れされる際に通過する入出部と、
    前記入出部の内部において、前記前後位置決め部によって当該車両が位置決めされたときの前記受電部の位置に近接して配設され、前記受電部に対して送電を行う送電部と、
    有し、
    更に、当該車両の水平フレームの左右幅方向の位置決めを行う左右位置決め部であって、前記前後位置決め部の後端側の左右側部にそれぞれ設けられる、左右位置決め部を有することを特徴とする駐車装置。
  2. 更に、前記前輪の垂直方向及び幅方向の位置決めを行う前輪位置決め部を有することを特徴とする請求項1に記載の駐車装置。
  3. 前記前後位置決め部は、前方に向かうほど下方に傾斜するスロープレールであり、
    前記入出部は、前記スロープレールと一体的に又は別個に設けられ、当該車両の乗り上げに応じた傾斜を有する筐体状のスロープであることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車装置。
  4. 前記入出部は、電波を透過可能な素材により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の駐車装置。
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