JP7418882B1 - 再帰反射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示の第1の実施形態に係る再帰反射装置100は、図1に示すように、測量を行いたい測定地点に設置固定される。そして、再帰反射装置100は、トータルステーション900を使用して行う測量作業において、このトータルステーション900が発振するレーザー光LRを再帰反射する用途に使用される。
再帰反射装置100は、図8に示すように、8以上の偶数個(本実施形態では8個)のコーナーキューブプリズム131を備えたプリズムアッセンブリ130(図2参照)を備えている。プリズムアッセンブリ130は、図2に示すように、そのコーナーキューブプリズム131が、これらの光透過面133の各隣接辺136B同士を密接させてひとつながりの環列137をなす配置となるように構成されている。環列137をなすコーナーキューブプリズム131のそれぞれは、その光透過面133を環列137の輪の外側に向けた状態に配置されている。また、プリズムアッセンブリ130は、コーナーキューブプリズム131を、個別に付け外すことが可能な保持状態で保持する保持機構150を備えている。なお、ここでいう入射光は、図5および図6に示すように、トータルステーション900(図1参照)が放出するレーザー光LRであって光透過面133に入射されるものである。
コーナーキューブプリズム131は、図8に示すように、それぞれが互いに直交した平面をなす3つの反射面132、および1つの光透過面133を有する、直角三角錐形状をなす。この直角三角錐形状において、3つの反射面132は、その直角の角が1つに集まってコーナー部分132Aを構成する。
プリズムアッセンブリ130は、図8に示すように、上述したコーナーキューブプリズム131を8個配置した構成である。すなわち、プリズムアッセンブリ130は、8個のコーナーキューブプリズム131を、それらの光透過面133の各隣接辺136B同士の全体が密接された状態に配置した構成を備えている。言い換えると、プリズムアッセンブリ130を構成するコーナーキューブプリズム131は、その光透過面133の隣接辺136Bの両端が、隣の光透過面133の隣接辺136Bの両端と隣り合う関係となる。
保持機構150は、図2に示すように、環列137をなすコーナーキューブプリズム131のそれぞれを、その光透過面133が環列137の輪の外側に向いた状態で保持する。保持機構150は、図8に示すように、本体部110の対と、軸部140と、掛止突起220と、係合部210と、貫通孔103とを備えている。本体部110の対は、環列137をなす8個のコーナーキューブプリズム131を、中心軸C10の軸方向両側から挟み込んで挟持状態とする。軸部140は、コーナーキューブプリズム131を所定の位置に位置合わせさせる。掛止突起220は、コーナーキューブプリズム131における非隣接辺136Aを環列137の輪の外側から掛止する。係合部210は、掛止突起220が掛止しているコーナーキューブプリズム131における角部134を環列137の輪の外側から係合する。貫通孔103は、棒状部材60が摺動可能に挿通されることで、プリズムアッセンブリ130を棒状部材60(図5参照)が延びる方向に沿って摺動させることを可能とする。以下に本体部110と、軸部140と、掛止突起220と、係合部210と、貫通孔103とを説明する。
本体部110の対は、一端側本体部A110と、他端側本体部B110との対である。ここで、一端側本体部A110は、他端側本体部B110に対向する部分である対向部分A111を有する。他端側本体部B110は、一端側本体部A110に対向する部分である対向部分B111を有する。本実施形態においては、対向部分A111および対向部分B111は、それぞれ黒色の「むくみ糸巻き」の意匠(角丸正方形の4辺をそれぞれ内側に湾曲させた形状)をかたどった金属板をなす。そして、対向部分A111、B111の各辺は、プリズムアッセンブリ130をなすコーナーキューブプリズム131のそれぞれにおいて各非隣接辺136Aの並びに沿うように位置される。
軸部140は、軸部貫通孔143(後述)を備えた筒をなす。この筒の軸方向における両端は、それぞれ、嵌込穴A117、B117に対して所定の配設向きではめ込まれた嵌込状態とされている。また、軸部140の両端には、この軸部140が嵌込穴A117、B117に対して上記配設向きとされたときに、ザグリ穴A118またはザグリ穴B118に連通されるネジ穴142Aが設けられている。これらのネジ穴142Aには、ザグリ穴A118またはザグリ穴B118に入れられたネジ81が螺合される。この構成は、軸部140を本体部110の対に対して固定する。すなわち、軸部140は、嵌込状態(図5参照)で固定されるとき、本体部110の対に挟持状態を実現させるものである。ここで、軸部140は、フレーム141と、筒部142とを金属インサート成形により一体成形させた構成である。フレーム141は、プリズムアッセンブリ130を構成する位置に8個のコーナーキューブプリズム131のそれぞれを合わせるジグである。また、筒部142は、軸部貫通孔143と、上記ネジ穴142Aとを備えた筒である。以下にフレーム141と、筒部142とを説明する。
軸部140のフレーム141は、環列137をなすように配置される8個のコーナーキューブプリズム131に対応する8つのへこみ141Aを有している。これら8つのへこみ141Aは、軸部140の周方向において略等間隔に設けられた、略三角錐形状のへこみである。各へこみ141Aは、8個のコーナーキューブプリズム131のそれぞれにおけるコーナー部分132Aが装着されることで、コーナーキューブプリズム131のそれぞれを保持する。この際、各へこみ141Aは、各コーナーキューブプリズム131における各反射面132に対し、環列137の輪の内側から係合する状態となる。また、各へこみ141Aに装着された、各コーナーキューブプリズム131の各コーナー部分132Aは、環列137の周方向において互いに離れた状態に位置されている。
筒部142は、本体部110の対を固定するとともにフレーム141を補強する。ここで、筒部142は、その筒の軸方向における両端の間にくびれ142Bを備えている。本実施形態においては、くびれ142Bは、円筒形の軸方向両側に円錐台をつなぎ合わせた砂時計形状を呈する。筒部142の筒の軸方向における端には、嵌込状態の一端側本体部A110におけるザグリ穴A118の下穴A118Aに対応する(連通される)ネジ穴142Aが設けられている。同じく、筒部142の筒の軸方向における上記端と反対側の端には、嵌込状態の他端側本体部B110におけるザグリ穴B118の下穴B118Aに対応する(連通される)ネジ穴142Aが設けられている。これらのネジ穴142Aは、本体部110の対において下穴A118A、B118Aに連通されているとき、へこみ141Aに装着したコーナーキューブプリズム131の非隣接辺136Aが掛止突起220に掛止するような位置関係にある。なお、ネジ穴142Aは、その深さがネジ81の軸81Aより長くなるように設定されている。
保持機構150の対向部分B111には、掛止突起220と、係合部210と、が付設されている。以下に掛止突起220と、係合部210とを説明する。
掛止突起220は、図2に示すように、対向部分A111および対向部分B111のそれぞれにおける、内側に湾曲した4辺に対応して2つずつ設けられる。これら掛止突起220は、コーナーキューブプリズム131の非隣接辺136Aに対し、環列137の輪の外側から掛止された掛止状態とされる。これにより、掛止突起220は、コーナーキューブプリズム131の位置ズレを抑える。
係合部210は、図8に示すように、対向部分A111および対向部分B111における、むくみ糸巻きの4つの角丸(図4参照)に取り付けられる。係合部210は、掛止状態(図9参照)にある各コーナーキューブプリズム131における各角部134に対し、環列137の輪の外側から係合された係合状態とされる。これにより、係合部210は、コーナーキューブプリズム131の位置ズレを抑える。ここで、係合部210は、皿ネジ201Aを介して係合穴B111Aに取り付けられる。
貫通孔103は、図5に示すように、一端側貫通孔A113、他端側貫通孔B113、および軸部貫通孔143で構成される。一端側本体部A110は、挟持状態の本体部110の対において中心軸C10に対応する位置および方向に穿たれた一端側貫通孔A113を備えている。同じく、他端側本体部B110は、挟持状態の本体部110の対において中心軸C10に対応する位置および方向に穿たれた他端側貫通孔B113を備えている。また、軸部140の筒部142には、挟持状態の本体部110の対において中心軸C10に対応する位置および方向に穿たれた、軸部貫通孔143を備えている。一端側貫通孔A113、他端側貫通孔B113、および軸部貫通孔143は、同心であり、同じ直径の円筒形をなす。一端側貫通孔A113、他端側貫通孔B113、および軸部貫通孔143には、棒状部材60(図1参照)が摺動可能に挿通される。この構成は、棒状部材60が延びる方向に沿ってプリズムアッセンブリ130を摺動させることを可能とする。
再帰反射装置100は、図8に示すように、偏心型位置決めピン70と、支持部240と、水平検出器320と、を備えている。これらについて、以下で説明する。
偏心型位置決めピン70は、図7に示すように、棒状部材60の外周面に対して外嵌される部材であり、張出部71と、把持部72の対と、一端側斜面73A(図5参照)と、他端側斜面73B(図5参照)と、係止部74と、を備えている。ここで、偏心型位置決めピン70は、本開示における「外嵌部材」に相当する。また、本実施形態の説明においては、偏心型位置決めピン70が棒状部材60の外周面に対して外嵌された状態のことを、「外嵌状態」とも称する。本実施形態において、偏心型位置決めピン70は、側面の1か所に軸方向(図7では紙面に垂直な方向)に延びるスリットS30が形成された円筒形状を呈する。このスリットS30は、筒の周方向において対となる把持部72のそれぞれの端に挟まれる空間である。
張出部71は、外嵌状態において、この棒状部材60(図1参照)の径方向外方における一方側に張り出すものである。本実施形態において、張出部71は、偏心型位置決めピン70の筒におけるスリットS30側となる部分の反対側の部分を、部分的に肉厚にした構成である。
把持部72は、偏心型位置決めピン70の円筒形状において、その側面を構成する部分である。この把持部72は、外嵌状態の張出部71において棒状部材60をその周方向の両端から覆うように延び出される。
一端側斜面73Aは、図5に示すように、外嵌状態において、この棒状部材60の径方向内方に傾斜する、把持部72の一端側に設けられた傾斜面である。当該一端側斜面73Aは、内筒部230のガイド面233の一部に対向する面であり、一端側斜面73Aがガイド面233をスライドすると、このスライドに追従して把持部72(図7参照)が棒状部材60を押止する。同じく、他端側斜面73Bは、外嵌状態において、この棒状部材60の径方向内方に傾斜する、把持部72の他端側に設けられた傾斜面である。当該他端側斜面73Bは、支持部240のガイド面243の一部に対向する面であり、他端側斜面73Bが支持部240のガイド面243をスライドすると、このスライドに追従して把持部72が棒状部材60を押止する。本実施形態において一端側斜面73Aは、偏心型位置決めピン70の筒における他端側本体部B110側の端の外縁をC面取りしたものである。同じく、他端側斜面73Bは、偏心型位置決めピン70の筒における一端側斜面73Aとは反対側の端の外縁をC面取りしたものである。
係止部74は、外嵌状態において、この棒状部材60が延びる方向に沿って張出部71(図7参照)の一端側に延び出された突起である。ここで、係止部74は、一端側斜面73Aが内筒部230のガイド面233の一部に対向するとき、係止溝234と係合するように延び出されている。そして、係止部74は、他端側本体部B110の係止溝234に対して係止させることで、当該他端側本体部B110の回り止めを行う。
本実施形態において、係止部74は、偏心型位置決めピン70の筒におけるスリットS30とは反対側の筒壁を、他端側本体部B110側に延長したものである。具体的には、係止部74は、直方体形状を呈する。
支持部240は、外嵌状態の偏心型位置決めピン70をその棒状部材60の径方向外方から外嵌する筒(本実施形態では止めネジ付きのソケット)をなす。この支持部240は、本開示における「外筒」に相当する。支持部240は、雌ねじ部241と、ガイド面243と、摺動孔244と、収容空間S10と、を備えている。雌ねじ部241は、内筒部230の雄ねじ部231と螺合状態となるねじ山の面である。ガイド面243は、棒状部材60の径方向外方に広がった傾斜面である。このガイド面243は、偏心型位置決めピン70が棒状部材60に対して外嵌された外嵌状態において、偏心型位置決めピン70の他端側斜面73Bがスライドする面である。摺動孔244は、棒状部材60と「すきまばめ」のはめあいをなす孔であり、支持部240の筒において雌ねじ部241の側と反対側に設けられる。収容空間S10は、支持部240の筒において雌ねじ部241と摺動孔244との間にあり、螺合状態において偏心型位置決めピン70を「すきまばめ」のはめあいで収容する。
水平検出器320は、取付板320Aと、3つの取付孔320Bと、挿通孔320Cと、気泡管320Dと、を備えている。取付板320Aは、角丸正方形形状の板であり、その面積は非対向部分A112の面積よりも小さく設計されている。取付孔320Bは、取付板320Aを非対向部分A112にネジ81にて取り付け可能とする、取付板320Aに設けられた孔である。挿通孔320Cは、棒状部材60と「すきまばめ」のはめあいをなす孔であり、取付板320Aに設けられている。気泡管320Dは、標線(図示省略)付き透明円盤の中に液体と気泡とを封入したものであり、取付板320Aにあけられた穴に嵌め込まれた状態に設けられている。
棒状部材60は、図1に示すように、その外周にプリズムアッセンブリ130が取り付けられて、このプリズムアッセンブリ130を支持する柱体である。本実施形態においては、棒状部材60は、その長さ方向(図1では上下方向)に紅白に色分けされた円柱体であり、その下端には、測定地点の大地GRに突き当てられる石突(図示省略)が取り付けられている。棒状部材60は、その延びる方向がコーナーキューブプリズム131(図2参照)のなす環列137(図2参照)の輪の中心軸C10と重なるように位置される。
上述した第1の実施形態に係る再帰反射装置100の組み立て手順について説明する。再帰反射装置100の組み立てにあたっては、作業者(図示せず)は、まず、一端側本体部A110および他端側本体部B110のそれぞれに、係合部210を8つずつ取り付ける取り付け作業を行う。
上述した第1の実施形態に係る再帰反射装置100においてコーナーキューブプリズム131を外す手順について、図9を用いて説明する。
上述した第1の実施形態に係る再帰反射装置100の設置手順について説明する。
上述した再帰反射装置100によれば、3つの反射面132はそれぞれが互いに直交した平面をなすことから、光透過面133の入射位置IPに入射する入射光と、光透過面133の出射位置OPで再帰される再帰反射光と、が平行関係となる。また、プリズムアッセンブリ130のコーナーキューブプリズム131において光透過面133は、環列137の周方向の全周で光を再帰反射することができる。また、プリズムアッセンブリ130は、コーナーキューブプリズム131の再帰反射が行われる仮想的な反射面132の位置と、再帰反射装置100における実際の中心軸C10の位置との間のズレを調整することができる。これにより、周方向の全周からの光を再帰反射することが可能な再帰反射装置100において、この再帰反射装置100のオフセットをなくすことができる。
続いて、本開示の第2の実施形態にかかる再帰反射装置600の構成について、図1、図10および図11を用いて説明する。第2の実施形態にかかる再帰反射装置600は、第1の実施形態にかかる再帰反射装置100を変形した実施形態である。したがって、上記第1の実施形態にかかる再帰反射装置100の各構成と共通する構成については、第1の実施形態にかかる再帰反射装置100の各構成に付した符号の数字に「500」を加えた符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
本開示の第2の実施形態に係る再帰反射装置600は、図1に示すように、測量を行いたい測定地点に設置固定されて、この測定地点からトータルステーション900までの距離を測定可能とするために用いられる。また、当該再帰反射装置600には、測位システム(図示せず)のターゲット920(図10参照)が取り付けられている。ここで、ターゲット920は、再帰反射装置600においてプリズムアッセンブリ630が備えている保持機構650に取り付けられている。以下にターゲット920とともに保持機構650を説明する。
保持機構650は、図10に示すように、環列(図示せず)をなすコーナーキューブプリズム631のそれぞれを、その光透過面633が環列の輪の外側に向けた状態で保持する。ここで、保持機構650は、本体部610の対と、軸部640(図11参照)と、掛止突起720と、係合部710と、貫通孔603(図11参照)と、一端側ベースA820と、支柱体565(図11参照)と、他端側ベースB820とを備えている。本体部610の対は、環列をなす8個のコーナーキューブプリズム631を、中心軸C60の軸方向(図11参照)両側から挟み込んだ挟持状態とする。軸部640は、コーナーキューブプリズム631を所定の位置に位置合わせさせる。掛止突起720は、コーナーキューブプリズム631における非隣接辺636Aを環列の輪の外側から掛止する。係合部710は、掛止突起720が掛止しているコーナーキューブプリズム631における角部634を環列の輪の外側から係合する。貫通孔603には、支柱体565がはめあいをなすように収容される。この支柱体565は、本体部610の対に掛かる外力を支持する。一端側ベースA820は、測位システム(図示せず)のターゲット920が支持されるとともに、このターゲット920の重量を支柱体565に掛ける。支柱体565は、一端側ベースA820に掛かる外力が他端側ベースB820に掛かるようにする。他端側ベースB820は、支柱体565に掛かる外力が棒状部材560に掛かるようにする。以下に本体部610の対と、貫通孔603と、一端側ベースA820と、支柱体565と、他端側ベースB820とを説明する。
本体部610の対は、一端側本体部A610と、他端側本体部B610との対である。ここで、一端側本体部A610は、他端側本体部B610に対向する部分である対向部分A611を有する。他端側本体部B610は、一端側本体部A610に対向する部分である、対向部分B611を有する。本実施形態においては、対向部分A611および対向部分B611は、それぞれ「むくみ糸巻き」の意匠をかたどった金属板をなす。そして、対向部分A611、B611の各辺は、プリズムアッセンブリ630をなすコーナーキューブプリズム631のそれぞれにおいて各非隣接辺636Aの並びに沿うように位置される。
貫通孔603は、一端側貫通孔A613、他端側貫通孔B613、および軸部貫通孔643で構成される。一端側本体部A610は、挟持状態の本体部610の対において中心軸C60に対応する位置および方向に穿たれた一端側貫通孔A613を備えている。同じく、他端側本体部B610は、挟持状態の本体部610の対において中心軸C60に対応する位置および方向に穿たれた他端側貫通孔B613を備えている。また、軸部640の筒部642には、挟持状態の本体部610の対において中心軸C60に対応する位置および方向に穿たれた、軸部貫通孔643を備えている。一端側貫通孔A613、他端側貫通孔B613、および軸部貫通孔643は、同心であり、同じ直径の円筒形をなす。貫通孔603には、支柱体565(図11参照)が遊びを持った状態で挿通される。この支柱体565は、コーナーキューブプリズム631の環列(図示せず)の輪の中心軸C60に沿うように位置されている。
一端側ベースA820は、一端側基台A820Aと、差し込み穴A820Bと、ザグリ穴A820Cと、ニップルA820Dと、を備えている。
支柱体565は、一端側差込状態であり、かつ他端側差込状態(後述)であるときに保持機構650に掛かる外力を支持する丸棒である。ここで、支柱体565は、挟持状態の保持機構650において一端側貫通孔A613、他端側貫通孔B613、および軸部貫通孔643のそれぞれを貫通する丸棒であり、その両端にはネジ592と螺合可能なネジ穴565Aが設けられている。そして、支柱体565は、その延びる方向において、一端側差込状態であり、かつ他端側差込状態であるとき、支持間隔L31が被補強間隔L32以上となるように設計されている。ここで、支持間隔L31は、一端側差込状態における差し込み穴A820Bの穴底A820Fと、他端側ベースB820においてネジ592の頭592Bの座面592Fとの間隔である。被補強間隔L32は、一端側差込状態における差し込み穴A820Bの穴底A820Fと、他端側ベースB820においてザグリ穴B820Cのザグリの底B820Gとの間隔である。
他端側ベースB820は、他端側基台B820Aと、差し込み穴B820Bと、ザグリ穴B820Cと、取付穴B820Eと、を備えている。
ターゲット920は、全地球航法衛星システム(以下、「GNSS」とも称する)のサービスに対応した通信モジュール(図示せず)を備えている。ここで、GNSSのサービス提供の用に用いられるインフラストラクチャー(図示せず)は、少なくとも4つの人工衛星を含む衛星セグメントと、これらの人工衛星を管制する管制セグメントとを有する。なお、ターゲット920としては、従前公知のターゲットを使用することができる。そのターゲットの形状は設計により適宜選択可能である。本実施形態のターゲット920は、雄ねじA820Eと螺合可能なソケット(図示せず)を有する。
上述した第2の実施形態に係る再帰反射装置600の組み立て手順について説明する。再帰反射装置600の組み立てにあたっては、作業者(図示せず)は、まず、一端側本体部A610および他端側本体部B610のそれぞれに、係合部710を8つずつ取り付ける取り付け作業を行う。
上述した第2の実施形態に係る再帰反射装置600の設置手順について説明する。再帰反射装置600の設置にあたっては、測量者(図示せず)は、まず、再帰反射装置600の取付穴B820Eに棒状部材560を取り付ける。
上述した再帰反射装置600によれば、他端側ベースB820のザグリ穴B820Cがネジ592の頭592Bに係合する際、一端側本体部A610が他端側に追従して動くため、一端側ベースA820に掛かる力が非対向部分A612に掛かりにくくなる。これにより、支柱体565が、コーナーキューブプリズム631の環列(図示せず)の輪の中心軸C60に沿う方向においてプリズムアッセンブリ630を補強することができる。
以上、本発明を実施するための形態について、上述した実施形態によって説明した。し
かしながら、当業者であれば、本発明の目的を逸脱することなく種々の代用、手直し、変
更が可能であることは明らかである。すなわち、本発明の目的を実施するための形態は、
本明細書に添付した請求の範囲の精神および目的を逸脱しない全ての代用、手直し、変更
を含みうるものである。例えば、本発明を実施するための形態として、以下のような各種
の形態を実施することができる。
70 偏心型位置決めピン
71 張出部
72 把持部
73A 一端側斜面
73B 他端側斜面
74 係止部
81 ネジ
81A 軸
81B 頭
100 再帰反射装置
103 貫通孔
110 本体部
130 プリズムアッセンブリ
131 コーナーキューブプリズム
132 反射面
132A コーナー部分
133 光透過面
134 角部
136A 非隣接辺
136B 隣接辺
137 環列
140 軸部
141 フレーム
141A へこみ
142 筒部
142A ネジ穴
142B くびれ
142C 平坦面
142D 斜面
143 軸部貫通孔
150 保持機構
201A 皿ネジ
201B 頭
201C 軸
210 係合部
211A 中空円筒
211B ザグリ穴
211C 皿ザグリ
211D 下穴
211F 接触部
211G 傾斜面
211H 切り欠き面
220 掛止突起
221 掛止片
221A 突起部
221B 爪
230 内筒部
231 雄ねじ部
233 ガイド面
234 係止溝
240 支持部
241 雌ねじ部
243 ガイド面
244 摺動孔
320 水平検出器
320A 取付板
320B 取付孔
320C 挿通孔
320D 気泡管
560 棒状部材
565 支柱体
565A ネジ穴
581 ネジ
581A 軸
581B 頭
592 ネジ
592B 頭
592F 座面
600 再帰反射装置
603 貫通孔
610 本体部
630 プリズムアッセンブリ
631 コーナーキューブプリズム
632A コーナー部分
633 光透過面
634 角部
636A 非隣接辺
636B 隣接辺
640 軸部
641 フレーム
641A へこみ
642 筒部
642A ネジ穴
643 軸部貫通孔
650 保持機構
701A 皿ネジ
710 係合部
720 掛止突起
721 掛止片
721A 突起部
900 トータルステーション
910 レーザー光源
920 ターゲット
A110 一端側本体部
A111 対向部分
A112 非対向部分
A112A ネジ穴
A113 一端側貫通孔
A117 嵌込穴
A118 ザグリ穴
A118A 下穴
A610 一端側本体部
A611 対向部分
A612 非対向部分
A613 一端側貫通孔
A617 嵌込穴
A618 ザグリ穴
A618A 下穴
A820 一端側ベース
A820A 一端側基台
A820B 差し込み穴
A820C ザグリ穴
A820D ニップル
A820E 雄ねじ
A820F 穴底
B110 他端側本体部
B111 対向部分
B111A 係合穴
B111B ネジ穴
B111C ザグリ
B111F 挿込穴
B112 非対向部分
B113 他端側貫通孔
B117 嵌込穴
B118 ザグリ穴
B118A 下穴
B610 他端側本体部
B611 対向部分
B611A 係合穴
B611B ネジ穴
B611C ザグリ
B612 非対向部分
B613 他端側貫通孔
B617 嵌込穴
B820 他端側ベース
B820A 他端側基台
B820B 差し込み穴
B820C ザグリ穴
B820D 座金
B820E 取付穴
B820G 底
C10 中心軸
C60 中心軸
C70 中心軸
C80 中心軸
ER 有効範囲
ERC 領域
GR 大地
IP 入射位置
L11 長さ
L12 長さ
L13 長さ
L21 入射最短距離
L22 出射最短距離
L31 支持間隔
L32 被補強間隔
LR レーザー光
OP 出射位置
RP1 第一反射位置
RP2 第二反射位置
S10 収容空間
S20 遊び
S30 スリット
Claims (10)
- それぞれが互いに直交した平面をなす3つの反射面、および、これらの前記反射面に向かって入射する入射光を透過するとともに前記入射光が前記反射面にて反射された再帰反射光を透過する光透過面を有するコーナーキューブプリズムを備えた再帰反射装置であって、
前記光透過面は、正三角形状をなす面であり、その底辺に対応する辺である非隣接辺と、前記底辺を除く2本の等辺に対応する辺である2本の隣接辺と、を備え、
8以上の偶数個の前記コーナーキューブプリズムの配置が、それらの前記光透過面の前記各隣接辺同士を密接させてひとつながりの環列をなすように構成されるプリズムアッセンブリを備え、
前記環列をなす前記コーナーキューブプリズムのそれぞれは、その前記光透過面を前記環列の輪の外側に向けた状態に配置され、かつ、
前記環列の輪の中心軸に対して垂直な向きの前記入射光が前記コーナーキューブプリズムに向けて入射されるという条件下において、
前記入射光が前記光透過面を透過する入射位置から、前記再帰反射光が前記光透過面を透過する出射位置に至るまでの光路長である第一の長さ、および、
前記中心軸に対して垂直な方向で見た、前記入射位置から前記中心軸までの最短距離と、前記中心軸に対して垂直な方向で見た、前記中心軸から前記出射位置までの最短距離との和である第二の長さ、
の2つの長さが等しい関係を成立させる状態で、前記コーナーキューブプリズムが配置されている、
再帰反射装置。 - 請求項1に記載された再帰反射装置であって、
前記プリズムアッセンブリは、8個の前記コーナーキューブプリズムを、それらの前記光透過面の前記各隣接辺同士の全体が密接された状態に配置した構成を備えている、
再帰反射装置。 - 請求項1または請求項2に記載された再帰反射装置であって、
前記プリズムアッセンブリが、前記コーナーキューブプリズムを、個別に付け外すことが可能な保持状態で保持する保持機構を備えている、
再帰反射装置。 - 請求項3に記載の再帰反射装置であって、
前記保持機構は、
前記環列をなす前記コーナーキューブプリズムを前記中心軸の軸方向両側から挟み込む本体部の対と、
前記本体部のそれぞれに設けられて、前記保持状態にある前記コーナーキューブプリズムにおける前記非隣接辺を前記外側から掛止する掛止突起と、
前記本体部のそれぞれに取り付けられて、前記掛止突起が前記非隣接辺を掛止している前記コーナーキューブプリズムにおける、前記各隣接辺の間の角部に前記外側から係合される係合部と、を備え、
前記保持状態にある前記コーナーキューブプリズムを個別に付け外すことが、前記係合部の取り外しにより可能となる退避状態を実現する、
再帰反射装置。 - 請求項4に記載の再帰反射装置であって、
前記保持機構は、前記中心軸に対応する位置および方向に穿たれた貫通孔を備え、
前記貫通孔は、棒状部材が摺動可能に挿通されることで、前記プリズムアッセンブリを前記棒状部材が延びる方向に沿って摺動させることを可能とする、
再帰反射装置。 - 請求項3に記載の再帰反射装置であって、
前記保持機構は、前記環列をなすように配置された前記コーナーキューブプリズムに対応する数のへこみを有し、
前記各へこみは、前記コーナーキューブプリズムのそれぞれにおける3つの前記反射面が集まるコーナー部分が装着されることで、前記コーナーキューブプリズムのそれぞれを保持する、
再帰反射装置。 - 請求項5に記載の再帰反射装置であって、
前記棒状部材に対して外嵌される外嵌部材と、
前記外嵌部材に対して外嵌される外筒と、を備え、
前記外嵌部材は、
前記棒状部材に対して外嵌された状態において前記棒状部材の径方向外方の一方側に張り出す張出部と、
対をなす前記本体部のいずれかに対して係止し、当該本体部の周方向の回り止めを行う係止部と、を備え、
前記外筒は、前記外嵌部材に外嵌される際に、前記張出部を前記一方側から締め付けることで、前記外嵌部材を前記棒状部材に押止させる、
再帰反射装置。 - 請求項7に記載の再帰反射装置であって、
対をなす前記本体部の少なくとも1つに水平検出器が取り付けられている、
再帰反射装置。 - 請求項3に記載の再帰反射装置であって、
前記保持機構は、前記中心軸に対応する位置および方向に空けられた差し込み穴を備え、
前記差し込み穴には、前記保持機構に掛かる外力を支持する支柱体が差し込まれている、
再帰反射装置。 - 請求項9に記載の再帰反射装置であって、
前記支柱体に支持され、かつ、測位システムのターゲットを取り付け可能な取付部を備えている、
再帰反射装置。
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