JP7418673B1 - 照明装置 - Google Patents

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JP7418673B1
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照明装置(101)は、光源(1)と、外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、外形状に応じて光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部(2)と、光源に対してフレキシブル変調部の一部を保持する保持部(3)とを備える。

Description

本開示は、照明装置に関する。
特開2012-146559号公報(特許文献1)には、光源の光出射方向前方に配置された中空パネル内において透光性の液体の液面を波立たせて、当該液面を通過した光をゆらぎ光として照射する照明装置が開示されている。この照明装置は、中空パネルの外部に中空パネルとは別体として設けられている液体循環手段と中空パネルとの間で液体を循環させることによって、上記液面が波立つように設けられている。
特開2012-146559号公報
しかしながら、特許文献1に記載の照明装置では、液体循環手段が必須とされており、その構造が複雑である。
本開示の主たる目的は、比較的簡易な構造を有しながらも、ゆらぎ光を照射可能である照明装置を提供することにある。
本開示に係る照明装置は、光源と、外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備える。
本開示によれば、比較的簡易な構造を有しながらも、ゆらぎ光を照射可能である照明装置を提供できる。
実施の形態1に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態1に係る照明装置において、フレキシブル変調部に外力が印加されたときに反射光の出射方向が変動する現象を説明するための図である。 実施の形態1に係る照明装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態2に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態3に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態3に係る照明装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態4に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態4に係る照明装置の第1変形例を説明するための図である。 実施の形態4に係る照明装置の第2変形例を説明するための図である。 実施の形態5に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態6に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態6に係る照明装置の変形例を説明するための図である。 実施の形態7に係る照明装置を説明するための図である。 実施の形態7に係る照明装置の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。また、各図面において、構造は概略的に示されており、実際の寸法を示すことは意図されていない。
実施の形態1.
実施の形態1に係る照明装置101は、ゆらぎ光を照射面200に照射するための装置である。本明細書において、ゆらぎ光とは、照射面200に形成される不均一な強度分布を有する光からなり、かつ時間的に変化する照明パターンを意味する。なお、照射面200は、照明装置101の外部において光の出射する方向に位置する任意の面であればよく、例えば照明装置101が居室内の天井又は壁に取り付けられる場合には床面、壁面、机上面などであってもよい。
図1に示されるように、実施の形態1に係る照明装置101は、光源1、フレキシブル変調部2、及び保持部3を主に備える。
光源1は、可視光を発する任意の光源であればよい。光源1は、可視光波長域のうち特定の波長域の光を発する光源であってもよいし、白色光を発生可能な光源であってもよい。光源1は、例えばLED(Light-Emitting Diode)又はレーザ等の発光素子を含む。光源1は、発光素子と、発光素子の発光波長域と補色の関係にある波長領域内に発光波長のピークを持つ蛍光体とを含んでいてもよい。光源1は、青色波長域の光を発するLED又はレーザと、発光素子から出射した光の一部により励起され青色と補色の関係にある黄色の波長域に発光ピークを持つ蛍光体とを含んでいてもよい。光源1は、出射する光の色(波長域)を変更可能であってもよい。
フレキシブル変調部2は、外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、かつ外形状に応じて光源1から出射した光11の少なくとも一部の出射方向を変調するように設けられている。フレキシブル変調部2は、光源1から出射した光11の全部の出射方向を変調するように設けられていてもよい。フレキシブル変調部2は、光源1から出射した光11の一部の出射方向のみを変調するように設けられていてもよい。
フレキシブル変調部2は、例えば、第1端部21及び第2端部22と、第1端部21と第2端部22との間に延びており光源1から出射する光を反射する反射面23とを有する。
第1端部21は、保持部3によって保持されている。第2端部22は、第1端部21とは反対側に位置する。第2端部22は、例えば保持されていない。なお、第2端部22も、保持部によって保持されていてもよい。
反射面23は、フレキシブル変調部2が外力を受けたときに、フレキシブルである。フレキシブル変調部2が外力を受けたときに、反射面23には凸面24と凹面25とが形成され得る。反射面23において凸面24及び凹面25が形成される位置は、フレキシブル変調部2が時間的に変化する外力を受けたときにその外力の変化に応じて、光源1に対して時間的に変化し得る。
フレキシブル変調部2に与えられる外力の発生源は、フレキシブル変調部2に時間的に変化する外力を印加可能な限りにおいて、特に制限されない。当該発生源は、例えば照明装置101が設置される環境下において自然にあるいは人工的に生じる気流又は液流である。例えば、気流がフレキシブル変調部2に当たると、フレキシブル変調部2の周囲の圧力分布は時間的に変化する。この圧力分布の変化がフレキシブル変調部2を変形し得る程度に大きければ、フレキシブル変調部2の反射面23の形状も時間的に変化する。
保持部3は、光源1に対してフレキシブル変調部2の一部を保持する。保持部3は、フレキシブル変調部2の外形の残部が外力を受けたときに変形可能に保持する。保持部3は、例えばフレキシブル変調部2の第1端部21を保持する。保持部3は、例えば光源1及びフレキシブル変調部2とともに、図示しないケースの内部に収容されている。この場合、光源1及び保持部3は、ケースに固定されている。
上述のようにフレキシブル変調部2に与えられる外力の発生源が照明装置101が設置される環境下において自然にあるいは人工的に生じる気流又は液流である場合、気流又は液流がケースの内部にも到達し得るように、ケースには気体又は液体が流出入するための開口部が形成されている。
フレキシブル変調部2が外力を受けて時間的に変形すると、フレキシブル変調部2の反射面23にて反射された光の出射方向が時間的に変化する。図2を参照して、フレキシブル変調部2に外力が印加されたときに反射光の出射方向が変動する現象を説明する。
図2では、外力を受けて変形する前の反射面23iが破線で示されており、これに対して外力を受けて変形した反射面23fが実線で示されている。図2において、反射面23iは、照射面200と平行とされている。さらに図2には、反射面23において変形の前後で光源1に対する相対的な位置が変化していない基準点P1と、基準点P1から照射面200におろした垂線と照射面200とが交わる基準点P2とが示されている。
外力を受けてフレキシブル変調部2が変形する前では、光源1から反射面23iへの入射角θiは、反射面23iでの反射角θoと等しくなる。反射面23iの基準点P1にて反射した光12iは、照射面200上の点P3に到達する。点P3と基準点P2との間の距離D1は、基準点P1と基準点P2との間の距離Lと反射角θoの正接(tan(Θo)との積L*(tan(Θo)となる。
他方、外力を受けてフレキシブル変調部2が変形し、基準点P1において反射面23iに対する反射面23fの角度の変化量がθfであるとき、反射角はθo+2Θfとなる。反射面23oの基準点P1にて反射した光12fは、照射面200上の点P4に到達する。点P4と基準点P2との間の距離D2は、基準点P1と基準点P2との間の距離Lと反射角θo+2Θfの正接(tan(θo+2Θf)との積L*(tan(θo+2Θf)となる。
フレキシブル変調部2が変形後の距離D2と、フレキシブル変調部2が変形前の距離D1との差分(D2-D1)は、フレキシブル変調部2が変形することによってフレキシブル変調部2から照射面200に出射した光が変動する距離を示す。この差分(D2-D1)は、照明装置101から照射される光のゆらぎ量の大きさと同義である。光のゆらぎ量が少ない場合、観察者はゆらぎを感じにくい。他方、光のゆらぎ量が多い場合、観察者はこのゆらぎを不自然と感じやすい。そのため、差分(D2-D1)が適当な大きさとなるように、フレキシブル変調部2の材質、保持部3による保持構造、光源1とフレキシブル変調部2との相対的な位置関係等が設定されることが好ましい。差分(D2-D1)は、例えば1mm以上1000mm以下である。
<効果>
照明装置101は、光源1と、外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり外形状に応じて光源1から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部2と、光源1に対してフレキシブル変調部2の一部を保持する保持部3とを備える。照明装置101では、例えばフレキシブル変調部2の周囲の圧力分布が時間的に変化し、かつこの圧力分布の変化がフレキシブル変調部2を変形し得る程度に大きい場合には、フレキシブル変調部2の反射面23の形状も時間的に変化する。これにより、上述のように、反射面23の任意の一点にて反射した光の出射方向は時間的に変化し、照射面200において当該光の到達位置も時間的に変化する。その結果、照明装置101は、液体循環手段を備える従来の照明装置と比べて簡易な構造を有しながらも、照射面200上にゆらぎ光を生じさせることができる。
<変形例>
図3に示されるように、照明装置101において、フレキシブル変調部2は、光源1から出射する光を透過させかつ屈折させるように設けられていてもよい。また、フレキシブル変調部2は、光源1から出射する光の一部を反射させるとともに、光源1から出射する光の他の一部を透過屈折させるように設けられていてもよい。
図3に示されるように、照明装置101は、フレキシブル変調部2に外力を印加して前記フレキシブル変調部2の外形状を変化させる印加部20をさらに備えていてもよい。印加部20は、外力の大きさ及び方向の少なくともいずれかを適切に制御する。好ましくは、印加部20は、フレキシブル変調部2の反射面23の面角度の変動量に1/fゆらぎの特性を持たせるように設けられている。印加部20は、上記構成を備える限りにおいて任意の構成を備えていればよいが、例えばファン、又はフレキシブル変調部2が磁性体を有する場合に磁性体に電磁力を印加する電磁石であってもよい。印加部20は、複数種の外力をフレキシブル変調部2に印加するように設けられていてもよい。印加部20は、例えば、ファン及び電磁石を含んでいてもよい。
印加部20は、フレキシブル変調部2に対して光源1とは反対側に配置されており、反射面23とは反対側の面に外力を印加するように設けられていてもよい。
実施の形態2.
実施の形態2に係る照明装置102は、特に説明しない限り、実施の形態1に係る照明装置101と同一の構成及び効果を有している。
図4に示されるように、照明装置102は、光源1から出射した光11の少なくとも一部をフレキシブル変調部2に導く導光板4をさらに備える。
導光板4は、入射面41、出射面42、第1主面43及び第2主面44を有している。入射面41は、光源1と対向するように配置されている。出射面42は、入射面41とは反対側に位置しており、フレキシブル変調部2の反射面と対向するように配置されている。第1主面43及び第2主面44は、入射面41と出射面42との間に延びている。第1主面43は、照射面200側を向いている。第2主面44は、第1主面43とは反対側を向いている。
導光板4は、例えば、ガラス基板、または光透過性の樹脂基板によって構成されている。第2主面44上には、図示しない表示パネルユニットが配置されていてもよい。導光板4の外形状は、例えば表示パネルユニットに対応したであり、一例として直方体である。
図4に示されるように、照明装置102は、光源1から出射した光11の一部を反射する反射部5をさらに備えていてもよい。反射部5は、第2主面44と対向する反射面51を有している。この場合、導光板4は、光源1から出射した光11の他の一部をフレキシブル変調部2に導くとともに、反射部5の反射面51にて反射した光13を透過させるように設けられている。導光板4及び反射部5は、光源1に対して位置決めされている。
照明装置102は、ケース6をさらに備えていてもよい。ケース6は、光源1、フレキシブル変調部2、保持部3、導光板4、及び反射部5を内部に収容する。ケース6は、フレキシブル変調部2から出射した光及び反射部5にて反射して導光板4を透過した光が透過する窓部61を有している。
照明装置102は、外形状が時間的に変化するフレキシブル変調部2からのゆらぎ光12と、外形状が時間的に変化しない反射部5から反射した光13とを照射できる。そのため、照明装置102によれば、照明装置101と比べて、多種類の照明パターンを形成できる。
<変形例>
導光板4は、内部に光散乱粒子を有していてもよい。このような導光板4では、入射面41から出射面42にまで導かれる光の一部が、光散乱粒子によって散乱し、第1主面43から外部に出射され得る。光散乱粒子の粒子径は、光源1から出射する光の波長よりも小さくてもよい。言い換えると、光散乱粒子は、光をレイリー散乱させる微粒子であってもよい。
実施の形態3.
実施の形態3に係る照明装置103は、特に説明しない限り、実施の形態1に係る照明装置101と同一の構成及び効果を有している。
図5に示されるように、照明装置103において、フレキシブル変調部2は、光源1から出射した光11の一部の出射方向を変調するように設けられている。照明装置103は、導光板4をさらに備える。導光板4は、光源1から出射した光11の他の一部をフレキシブル変調部2以外の部分に導くとともに、フレキシブル変調部2から出射した光を透過するように設けられている。
導光板4は、入射面41、出射面42、第1主面43及び第2主面44を有している。入射面41は、光源1と対向するように配置されている。出射面42は、入射面41とは反対側に位置しており、フレキシブル変調部2の反射面と対向するように配置されている。第1主面43及び第2主面44は、入射面41と出射面42との間に延びている。第1主面43は、照射面200側を向いている。第2主面44は、第1主面43とは反対側を向いている。
導光板4の第2主面44は、フレキシブル変調部2の反射面23と対向するように配置されている。出射面42は、照明装置103においてフレキシブル変調部2以外の部分と対向するように配置されている。
照明装置103は、ケース6をさらに備えていてもよい。ケース6は、光源1、フレキシブル変調部2、保持部3、及び導光板4を内部に収容する。ケース6は、例えば、フレキシブル変調部2から出射して導光板4を透過した光が透過する窓部61と、導光板4の出射面42から出射した光が透過する窓部62とを有している。窓部62は、出射面42と対向するように配置されている。
光源1は、導光板4の入射面41に入射する光と、導光板4を介さずにフレキシブル変調部2の反射面23に入射する光とを出射するように設けられている。
照明装置103では、光源1から出射した光の一部はフレキシブル変調部2にて反射する。フレキシブル変調部2にて反射した光12の一部は、導光板4を透過して照射面に照射される。フレキシブル変調部2にて反射した光12の他の一部は、導光板4の第2主面44にて反射し、再びフレキシブル変調部2にて反射した後、導光板4を透過して照射面に照射される。
照明装置103は、外形状が時間的に変化するフレキシブル変調部2からのゆらぎ光12と、外形状が時間的に変化しない導光板4の第1主面43から出射した光とを照射できる。そのため、照明装置103によれば、照明装置101と比べて、多種類の照明パターンを形成できる。
<変形例>
図6に示されるように、照明装置103は、導光板4の入射面41に光を出射する第1光源1Aと、フレキシブル変調部2の反射面23に光を出射する第2光源1Bとを備えていてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4に係る照明装置104は、特に説明しない限り、実施の形態3に係る照明装置103と同一の構成及び効果を有している。
図7に示されるように、照明装置104は、反射部7をさらに備える。反射部7は、導光板4の出射面42から出射した光を反射可能な反射面73を有する。反射部7の反射面73は、導光板4の出射面42と対向するように配置されている。反射面73は、例えば平面である。なお、反射面73は、曲面であってもよい。
導光板4は、光源1から出射した光の一部を反射部7に導くとともに、フレキシブル変調部2から出射した光を透過するように設けられている。
導光板4及び反射部7は、光源1に保持されている。ケース6は、光源1、フレキシブル変調部2、保持部3、導光板4、及び反射部7を内部に収容する。ケース6は、フレキシブル変調部2から出射した光及び反射部7にて反射して導光板4を透過した光が透過する窓部61を有している。
照明装置104は、外形状が時間的に変化するフレキシブル変調部2からのゆらぎ光12と、外形状が時間的に変化しない導光板4の第1主面43から出射した光及び反射部7の反射面73から出射した光とを、照明装置104に対して同じ側に照射できる。
反射部7は、第3端部71と、第3端部71とは反対側に位置する第4端部72とを有する。反射面73は、第3端部71と第4端部72との間に延びている。第3端部71は、保持部8によって保持されている。
好ましくは、反射部7は、導光板4の第1主面43よりも照射面200側に突出している。第4端部72は、導光板4の第1主面43よりも照射面200側に配置されている。このような反射部7は、照明装置104を外部から観察する者にとって窓枠のように認識され得る。そのため、照明装置104は、照明装置103と比べて、観察者がより自然に感じられる光を照射できる。
好ましくは、反射部7は、保持部8により、導光板4の出射面42に対する反射面73の角度を変更可能に保持されている。このような照明装置104によれば、導光板4の出射面42に対する反射面73の角度を変更することにより、照明パターンを容易に変更できる。反射部7は、反射面73が出射面42と平行となるように、保持されてもよい。
より好ましくは、照明装置104は、導光板4の出射面42に対する反射部7の反射面73の角度を制御する第1制御部80をさらに備える。
<変形例>
図8に示されるように、照明装置104は、反射面73にて反射した光の少なくとも一部の進行方向を変更するための光学素子74をさらに備えていてもよい。光学素子74は、例えばプリズムである。反射部7の反射面73に対して光学素子74の各面が成す角度は、変更可能であってもよい。この場合、導光板4の出射面42に対する反射部7の反射面73の角度は固定されていてもよい。例えば、反射部7は、反射面73が導光板4の出射面42と平行に配置されている状態で固定されていてもよい。
図9に示されるように、反射部7は、第1部分75と、第1部分75と接しておりかつ第1部分75よりも光に対する反射率が低い第2部分76とを含んでいてもよい。第1部分75は、例えば第2部分76よりも出射面42の近くに配置される。第1部分75は、第3端部71を含む。第2部分76は、第4端部72を含む。好ましくは、第1部分75と第2部分76との境界面77が、導光板4の出射面42に直交する方向に対して傾斜している。このようにすれば、照明装置104を外部から観察する者は、反射部7に自然の光が差し込んでいるように認識し得る。そのため、照明装置104は、照明装置103と比べて、観察者がより自然に感じられる光を照射できる。
実施の形態5.
実施の形態5に係る照明装置105は、特に説明しない限り、実施の形態2に係る照明装置102又は実施の形態3に係る照明装置103と同一の構成及び効果を有している。
図10に示されるように、照明装置105は、複数のフレキシブル変調部2を備える。複数のフレキシブル変調部2は、光源1から出射した光の一部の出射方向を変調するように設けられている第1フレキシブル変調部2Aと、光源1から出射した光の他の一部の出射方向を変調するように設けられている第2フレキシブル変調部2Bとを含む。
第1フレキシブル変調部2Aは、照明装置103のフレキシブル変調部2と同様の構成を有していればよい。第2フレキシブル変調部2Bは、照明装置102のフレキシブル変調部2と同様の構成を有していればよい。第1フレキシブル変調部2Aの反射面23Aは、導光板4の第2主面44と対向している。第2フレキシブル変調部2Bの反射面23Bは、導光板4の出射面42と対向している。
第1フレキシブル変調部2A及び第2フレキシブル変調部2Bの間で、構成材料及び寸法は、互いに同じであってもよい。第1フレキシブル変調部2A及び第2フレキシブル変調部2Bが同じ外力を受けたときに、それぞれの外形状の変化量は互いに等しくてもよい。第1フレキシブル変調部2A及び第2フレキシブル変調部2Bの間で、構成材料及び寸法は、互いに異なっていてもよい。第1フレキシブル変調部2A及び第2フレキシブル変調部2Bが同じ外力を受けたときに、それぞれの外形状の変化量は互いに異なっていてもよい。
導光板4は、第1フレキシブル変調部2Aから出射した光を透過するとともに、光源1から出射した光の他の一部を第2フレキシブル変調部2Bに導くように設けられている。照明装置105は、外形状が時間的に変化する第1フレキシブル変調部2Aからのゆらぎ光と、外形状が時間的に変化する第2フレキシブル変調部2Bからのゆらぎ光とを照射できる。そのため、照明装置105は、照明装置103と比べて、観察者がより自然に感じられる光を照射できる。
なお、照明装置105は、複数のフレキシブル変調部2を備えている点を除き、照明装置101と同様の構成を有していてもよい。
実施の形態6.
実施の形態6に係る照明装置106は、特に説明しない限り、実施の形態4に係る照明装置104と同一の構成及び効果を有している。
図11に示されるように、照明装置106は、透過屈折部9をさらに備えている。透過屈折部9は、反射部7から出射した光の少なくとも一部を透過させかつ屈折させるように設けられている。
透過屈折部9を構成する材料は、光源1から出射する光を透過しかつ透過屈折部9の周囲を充填している媒質(例えば、空気)と屈折率が異なる限りにおいて任意の材料であればよいが、例えばガラス、又は非晶質性樹脂材料である。透過屈折部9の少なくとも一部は、例えば導光板4の第1主面43よりも照射面200側に配置されている。
照明装置106では、透過屈折部9が反射部7から反射した光を透過させかつ屈折させることにより、透過屈折部9は、照明装置106を外部から観察する者にとって窓枠のように認識され得る。そのため、照明装置104は、照明装置103と比べて、観察者がより自然に感じられる光を照射できる。
好ましくは、透過屈折部9は、保持部10により、導光板4の出射面42に対する角度を変更可能に保持されている。より好ましくは、照明装置106は、導光板4の出射面42に対する透過屈折部9の角度を制御する第2制御部90をさらに備える。
<変形例>
照明装置106は、透過屈折部9を備えている点を除き、実施の形態2に係る照明装置102、実施の形態3に係る照明装置103、又は実施の形態5に係る照明装置105と同様の構成を備えていてもよい。図12に示されるように、透過屈折部9は、第2フレキシブル変調部2Bから出射した光の少なくとも一部を透過させかつ屈折させるように設けられていてもよい。
照明装置106において、透過屈折部9は、光源1から出射する光に対する透過率が互いに高いに異なる2つの部分を有していてもよい。透過屈折部9において、相対的に透過率が高い部分は、図9に示される反射部7の第1部分75及び第2部分76に準じた構成を有していてもよい。透過屈折部9において、相対的に透過率が高い部分は、相対的に透過率が低い部分よりも反射部7の近くに配置されてもよい。
実施の形態7.
実施の形態7に係る照明装置107は、特に説明しない限り、実施の形態1に係る照明装置101と同一の構成及び効果を有している。
図13に示されるように、照明装置107では、フレキシブル変調部2の第1主面43が保持部3によって保持されている。よって、フレキシブル変調部2が外力を受けたときにも、第1主面43の形状は保持されている。保持部3は、第1主面43から出射した光に対して透明である。保持部3は、例えばガラス基板、または光透過性の樹脂基板によって構成されている。
フレキシブル変調部2が外力を受けたときに、第2主面44がフレキシブルである。フレキシブル変調部2は、第2主面44の形状に応じて光源1から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調する。
異なる観点から言えば、照明装置107のフレキシブル変調部2は、照明装置103の導光板4とフレキシブル変調部2とが同一部材として一体となった構成を有している。
フレキシブル変調部2を構成する材料は、例えばシリコーン樹脂又は高分子ゲルを含む。
図13に示されるように、照明装置107は、照明装置101等と同様に、フレキシブル変調部2に外力を印加して前記フレキシブル変調部2の外形状を変化させる印加部20をさらに備えていてもよい。印加部20は、外力の大きさ及び方向の少なくともいずれかを適切に制御する。好ましくは、印加部20は、フレキシブル変調部2の反射面23の面角度の変動量に1/fゆらぎの特性を持たせるように設けられている。印加部20は、上記構成を備える限りにおいて任意の構成を備えていればよいが、例えばファンであってもよい。
図14に示されるように、フレキシブル変調部2は、複数の磁性体粒子26を含んでいてもよい。印加部20は、複数の磁性体粒子26に電磁力を印加するように設けられていてもよい。
上述した各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。さらに、上記実施の形態は実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。
1 光源、1A 第1光源、1B 第2光源、2 フレキシブル変調部、2A 第1フレキシブル変調部、2B 第2フレキシブル変調部、3,8,10 保持部、4 導光板、5,7 反射部、6 ケース、9 透過屈折部、20 印加部、21 第1端部、22 第2端部、23,23A,23B,23f,23i,23o 反射面、24 凸面、25 凹面、26 磁性体粒子、41 入射面、42 出射面、43 第1主面、44 第2主面、61,62 窓部、71 第3端部、72 第4端部、74 光学素子、75 第1部分、76 第2部分、77 境界面、80 第1制御部、90 第2制御部、101,102,103,104,105,106,107 照明装置、200 照射面。

Claims (17)

  1. 光源と、
    外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、
    前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備え
    前記フレキシブル変調部に前記外力を印加して前記フレキシブル変調部の前記外形状を変化させる印加部をさらに備える、照明装置。
  2. 前記フレキシブル変調部は、複数の磁性体粒子を含み、
    前記印加部は、前記複数の磁性体粒子に磁力を印加する、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記フレキシブル変調部は、前記光源から出射した光の少なくとも一部を反射させる反射面を有する、請求項1に記載の照明装置。
  4. 光源と、
    外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、
    前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備え、
    前記光源から出射した前記光の少なくとも一部を前記フレキシブル変調部に導く導光板をさらに備える、明装置。
  5. 光源と、
    外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、
    前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備え、
    前記フレキシブル変調部は、前記光源から出射した前記光の一部の出射方向を変調するように設けられており、
    前記光源から出射した前記光の他の一部を前記フレキシブル変調部以外の部分に導く導光板をさらに備える、明装置。
  6. 前記光を反射可能な反射面を有する反射部をさらに備え、
    前記導光板は、前記光源から出射した前記光の他の一部を前記反射部に導くとともに、前記フレキシブル変調部から出射した前記光を透過するように設けられている、請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記反射部は、前記光に対する反射率が互いに異なる第1部分及び第2部分を含み、
    前記第1部分及び前記第2部分の各々は、前記反射面に表出しており、
    前記第1部分と前記第2部分との境界面が、前記反射面に直交する方向に対して傾斜している、請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記導光板に対する前記反射部の反射面の角度を制御する第1制御部をさらに備える、請求項6記載の照明装置。
  9. 前記反射部から出射した前記光の少なくとも一部を透過させかつ屈折させる透過屈折部をさらに備える、請求項6記載の照明装置。
  10. 光源と、
    外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、
    前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備え、
    前記フレキシブル変調部は、前記光源から出射した前記光の一部の出射方向を変調するように設けられている第1フレキシブル変調部と、前記光源から出射した前記光の他の一部の出射方向を変調するように設けられている第2フレキシブル変調部とを含み、
    前記第1フレキシブル変調部から出射した前記光を透過するとともに、前記光源から出射した前記光の他の一部を前記第2フレキシブル変調部に導く導光板をさらに備える、明装置。
  11. 前記第2フレキシブル変調部から出射した前記光の少なくとも一部を透過させかつ屈折させる透過屈折部をさらに備える、請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記透過屈折部は、前記透過屈折部を透過する前記光の少なくとも一部を拡散させる、請求項9又は11に記載の照明装置。
  13. 前記透過屈折部から出射した前記光の少なくとも一部の進行方向を制御する第2制御部をさらに備える、請求項9又は11に記載の照明装置。
  14. 光源と、
    外力を受けたときに外形状がフレキシブルであり、前記外形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調するフレキシブル変調部と、
    前記光源に対して前記フレキシブル変調部の一部を保持する保持部とを備え、
    前記フレキシブル変調部は、前記保持部によって保持されている第1面と、前記第1面とは反対側に位置する第2面とを有しており、
    前記保持部は、前記第1面から出射した前記光に対して透明であり、
    前記第2面が前記外力を受けたときにフレキシブルであり、
    前記フレキシブル変調部は、前記第2面の形状に応じて前記光源から出射した光の少なくとも一部の出射方向を変調する、明装置。
  15. 前記反射部から出射した前記光の少なくとも一部を透過させかつ屈折させる透過屈折部をさらに備える、請求項7又は8に記載の照明装置。
  16. 前記光源は、白色光を出射可能である、請求項1,4,5,10,又は14に記載の照明装置。
  17. 前記光源は、出射する光の波長域を変更可能である、請求項1,4,5,10,又は14に記載の照明装置。
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