JP7417994B2 - 作業管理装置又は作業管理装置用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、作業管理装置及び作用管理装置用プログラムに関するものである。
例えば、新幹線や旅客機等の乗り物を組立・点検等する現場では、1本のネジ締めを怠ったことが人命に関わる事故に繋がることから、例えば、特許文献1に示すような作業管理装置を用いて、作業者が測定工具による作業で取得した測定情報の管理を厳格に行っている。
前記作業管理装置では、通信可能に接続された測定工具から送信された測定情報のみを受け付けて出力する構成になっており、作業者を管理する管理者は、出力された測定情報をチェックして管理するようになっている。
しかしながら、作業者は、管理上のルールによって測定工具による作業で取得した測定情報を作業管理装置に記憶する必要がある場合、例えば、測定工具が充電切れして通信が途絶えると、当該測定工具を充電するか、又は、代わりの測定工具を用意するまで作業を中断せざるを得なくなる。このため、前記作業管理装置は、作業の進行が優先されるような現場での運用には適さないが、近年このような現場でも、初期不良の低減等を目的として測定情報の管理が重視されるようになっている。
特開2019-89174号公報
そこで、本発明は、通信可能に接続された測定工具が使用できなくなった場合であっても、他の測定工具で取得した測定情報を記憶でき、かつ、いずれの測定工具で取得した測定情報であるか管理者が容易に把握できる作業管理装置を得ることを主たる課題とするものである。
本発明に係る作業管理装置は、測定対象を測定工具で測定して測定情報を取得する作業に用いられる作業管理装置であって、通信可能に接続された第1測定工具から送信される測定情報を受け付ける第1受付部と、前記第1測定工具以外の測定工具である第2測定工具で取得した測定情報の入力操作を受け付ける第2受付部と、前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報をそれぞれ前記第1測定工具又は前記第2測定工具のいずれで取得したものか区別できるように出力する情報出力部とを備えることを特徴とするものである。
このような構成によれば、未接続又は非接続の測定工具である第2測定工具で取得した測定情報の入力操作を受け付けるようにしたので、例えば、充電切れ等によって第1測定工具の通信が切断されたとしても、作業者が第1測定工具(例えば、電子式のトルクレンチ)とともに常備していることが多い、当該第1測定工具と同一レンジの通信機能がない測定工具(例えば、機械式のトルクレンチ)で取得した測定情報を記憶できる。これにより、作業者は、第1測定工具が使用できなくなっても、作業を中断することなく進めることができる。また、第1受付部及び第2受付部で受け付けた測定情報がそれぞれ区別して出力されるため、作業者を管理する管理者が、一連の作業で取得した測定情報を確認する場合に、入力ミス等が生じる可能性のある第2受付部で受け付けた測定情報のみを素早くチェックできる。また、第1測定工具の接続が維持されている間は、第1測定工具から送信される測定情報は自動で受け付けるため、効率良く作業を進められる。
また、前記第2受付部が、前記第2測定工具を識別するための識別情報の入力操作をさらに受け付けるものであり、前記情報出力部が、前記第2受付部で測定情報とともに受け付けた前記識別情報を当該測定情報に関連付けて出力するものであってもよい。
このような構成によれば、第2測定工具がどのような工具であるのか確認できるため、当該測定情報が許容範囲内のものであるか否かをより正確に判断できる。
また、前記作業管理装置は、前記測定情報が、測定値であり、前記第1受付部又は前記第2受付部のそれぞれで受け付けた測定値が対応する測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定する測定値判定部をさらに備え、前記情報出力部が、前記第1受付部C1又は前記第2受付部C2のそれぞれで受け付けた測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものをグループ化して出力するものであってもよい。
或は、前記作業管理装置は、前記測定情報が、測定値又はその測定値が対応する測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定した判定結果であり、前記情報出力部が、前記第1受付部C1又は前記第2受付部C2のそれぞれで受け付けた測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものをグループ化して出力するものであってもよい。
このような構成によれば、設定範囲が異なる測定対象が混在する複数の作業を実施する場合であっても、測定値又はその判定結果が、同一の設定範囲が設定された測定対象毎にグループ化して出力されるため、グループ毎に設定範囲が統一されて管理が容易となる。
また、前記情報出力部が、前記測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものであって、前記第1受付部及び前記第2受付部で連続して受け付けたものをグループ化して出力するものであってもよい。
このような構成によれば、測定値又はその判定結果が、連続する作業毎にグループ化して出力されるため、グループ毎に作業内容が統一されて管理し易くなる。
また、前記情報出力部が、前記グループ化した前記測定値又はその判定結果とそれに対応する設定範囲とを関連付けて出力するものであってもうよい。
また、前記第1測定工具が予め指定された指定工具に該当するか否かを判定する工具判定部をさらに備え、前記情報出力部が、前記工具判定部で指定工具に該当すると判定された場合のみ、前記第1受付部で受け付けた測定情報を出力するものであってもよい。
このような構成によれば、例えば、作業管理装置に測定レンジの異なる複数の第1測定工具が接続されている場合に、作業に合った測定レンジの測定工具を指定することにより、その指定工具に該当する第1測定工具から送信される測定情報のみ出力されるので、第1測定工具の選択ミスを防止できる。
また、前記情報出力部が、前記工具判定部で指定工具に該当すると判定された場合に第1受付部で受け付けた測定情報と、前記工具判定部で指定工具に該当しないと判定された場合に第1受付部で受け付けた測定情報及び前記第2受付部で受け付けた測定情報とをそれぞれ区別できるように出力するものであってもよい。
このような構成によれば、指定工具に該当する第1測定工具との接続が途絶えた場合であっても、第2測定工具だけでなく指定工具に該当しない第1測定工具で取得した測定情報を記録しながら作業を続けることができる。
前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報を受け付けた順番が分かるように出力するものであってもよい。
このような構成によれば、測定情報が作業順に並んで出力されるため管理し易くなる。
また、本発明に係る作業管理装置用プログラムは、測定工具による作業で取得した測定情報を管理する作業管理装置に用いられるプログラムであって、通信可能に接続された第1測定工具から送信される測定情報を受け付ける第1受付部と、前記第1測定工具以外の測定工具である第2測定工具で取得した測定情報の入力操作を受け付ける第2受付部と、前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報をそれぞれ区別できるように出力する情報出力部としての機能を前記作業管理装置に発揮させることを特徴とするものである。
本発明に係る作業管理装置によれば、通信可能に接続された測定工具が使用できなくなった場合であっても、他の測定工具で取得した測定情報を記憶でき、かつ、いずれの測定工具で取得した測定情報であるか管理者が容易に把握できる。
第1の実施形態に係る作業管理装置が組み込まれる作業管理システムの全体構成を示す模式図である。 第1の実施形態に係る作業管理装置の機能を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る作業管理装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る作業管理装置の画面表示の一態様を示す図である。
以下に、本発明に係る作業管理装置を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態> 本実施形態に係る作業管理装置100は、自動車、鉄道車両、航空機やその他の種々の装置の組立、解体、点検等の作業現場における測定対象を測定する測定工具を用いた作業を管理するものであり、図1に示すように、通信機能を備えた測定工具Tと接続されて作業管理システムとして使用される。
前記測定工具Tは、測定対象の物理量を測定するものである。例えば、測定工具Tは、締付トルクを測定できるトルクレンチ、長さを測定できるノギスやデプスゲージ、タイヤ内圧を測定できるダイヤインフレータ等を挙げることができるが、これに限定されるものではない。なお、以下において、測定工具Tのうちで、作業管理装置100と通信可能に接続されたものを第1測定工具T1、第1測定工具T1以外のものを第2測定工具T2という。
前記第1測定工具T1は、通信機能を備え、作業管理装置100と有線又は無線によって接続された測定工具、すなわち、作業管理装置100と接続中(通信可能な状態)の測定工具である。具体的には、第1測定工具T1は、測定機構T1aと、作業管理装置100と通信する通信手段T1bと、を備えたものである。
前記測定機構T1aは、具体的には、トルクレンチであればネジ等の締付トルクを測定する機構であり、ノギスやデプスゲージであれば対象物の長さを測定する機構であり、タイヤインフレータであればタイヤの内圧を測定する機構である。
前記通信手段T1bは、測定機構T1aで測定された第1測定値とともに、第1測定工具T1を識別するための第1識別情報を送信する送信部としての機能を有している。ここで、識別情報は、測定工具が予め指定された指定工具に該当する否かを識別するための情報である。よって、指定工具が、測定値の次元が一致する工具である場合には、識別情報は、測定工具の次元を示す情報となる。また、指定工具が、機種が一致する工具である場合には、識別情報は、測定工具の機種を示す情報(例えば、品番、型番、製品名等)となる。また、指定工具が、特定の測定工具である場合には、識別情報は、測定工具固有の情報(例えば、測定工具毎に付されたシリアルナンバー、通信手段T1bに設定されたMACアドレス等)となる。
前記第2測定工具T2は、第1測定工具T1以外の測定工具である。具体的には、第2測定工具T2は、作業管理装置100との通信機能を備えた未接続(通信不可能な状態)の測定工具、及び、作業管理装置100との通信機能を備えていない測定工具である。
前記作業管理装置100は、CPU、メモリ、ディスプレイD、入力手段Iなどを有するものであり、ここでは第1測定工具T1と無線により通信可能な例えばスマートフォンやタブレット端末等といった、作業者が携帯可能なタッチパネルディスプレイを有するモバイル端末である。そして、作業管理装置100は、前記メモリに格納された作業管理装置用プログラムに基づいて、図2に示すように、第1受付部C1、第2受付部C2、工具判定部C3、測定値判定部C4、情報記憶部C5、作業数カウント部C6、情報出力部C7等としての機能を発揮するように構成されている。なお、以下、測定情報が測定値であると想定して各部を説明する。
前記第1受付部C1は、第1測定工具T1の送信部から送信された第1測定値及びその第1測定値に関連付けられた第1識別情報を受け付けるものである。
前記第2受付部C2は、作業者による入力手段Iの入力操作によって入力された第2測定工具T2で取得した第2測定値及びその第2測定値に関連付けられた当該第2測定工具T2を識別するための第2識別情報を受け付けるものである。
前記工具判定部C3は、第1測定値の送信元である第1測定工具T1が前記指定工具に該当するか否かを判定するものである。具体的には、工具判定部C3は、第1受付部C1で受け付けた第1識別情報と指定工具に対応する識別情報とを比較し、両識別情報が一致する場合には、第1測定工具T1が指定工具に該当すると判定し、一致しない場合には、第1測定工具T1が指定工具に該当しないと判定する。
前記測定値判定部C4は、工具判定部C3で指定工具に該当すると判定された第1測定工具T1から送信された第1測定値、又は、第2測定値がその測定値を測定した測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定するものである。また、測定値判定部C4は、当該第1測定値又は当該第2測定値がそれぞれ設定範囲に含まれないと判定した場合には、さらに、これらの測定値が設定範囲に納める必要のある作業に関するものであるか否かを判定する。
ここで、設定範囲に納める必要のある作業とは、例えば、車検におけるタイヤのナット締作業のように保安基準等で設定範囲が厳密に規定されているような作業であり、設定範囲に納める必要のない作業とは、例えば、日常点検におけるタイヤの溝深さ測定作業のようにタイヤの交換時期を促すための作業であって設定範囲が厳密に規定されていないような作業である。
前記情報記憶部C5は、測定値判定部C4で測定情報が設定範囲に含まれると判定された場合、又は、測定値判定部C4で測定情報が設定範囲に含まれないが当該設定範囲に納める必要のない作業に関するものであると判定された場合に、その測定値(第1測定値及び第2測定値)を記憶するものである。なお、情報記憶部C5は、測定値とともにその測定値に関連付けられた識別情報を記憶するものである。
前記作業数カウント部C6は、情報記憶部C5に記憶された第1測定値及び第2測定値の総数を作業数とみなしてカウントするものである。
前記情報出力部C7は、情報記憶部C5に記憶された第1測定値及び第2測定値をディスプレイDに表示するものである。具体的には、情報出力部C7は、第1測定値と第2測定値とを情報記憶部C5に記憶された順番(言い換えれば、受付順)に並べた状態で、それぞれ区別できるように表示する。例えば、情報出力部C7は、図4に示すように、第1測定値についてはその数値のみを表示し、第2測定値についてはその数値とその第2測定値に関連付けられた識別情報とを併記し、第1測定値と第2測定値とが区別できるように一覧表示する。
また、前記情報出力部C7は、作業数カウント部C6におけるカウント数が予め設定された設定数に達するまでに情報記憶部C5に記憶された第1測定値及び第2測定値をグループ化して表示する。また、情報出力部C7は、グループ毎に対応する設定範囲を関連付けて表示する。
ここで、前記設定数は、作業数カウント部C6におけるカウント数が設定数に達する間に情報記憶部C5に記憶される第1測定値及び第2測定値が、同一の設定範囲が設定された測定対象の作業で取得したものとなるように設定されている。これにより、情報出力部C7は、作業数カウント部C6におけるカウント数が設定数に達すると、連続して実施した同一の設定範囲が設定された1又は複数の測定対象への作業で取得した第1測定値及び第2測定値をグループ化して出力するようになる。
次に、本実施形態に係る作業管理装置100の動作を図3に基づき説明する。
作業者が、第1測定工具T1による作業を行うと、第1測定工具T1が、その作業で取得した第1測定値と第1識別情報とを関連付けて第1受付部C1へ送信する。そして、第1受付部C1は、第1測定工具T1から送信された第1測定値及び第1識別情報を受け付ける。
一方、作業者が、第2測定工具T2による作業を行い、その作業で取得した第2測定値と第2識別情報とを入力手段Iの入力操作により入力すると、第2受付部C2が、作業者の入力操作で入力された第2測定値及び第2識別情報を受け付ける。
次に、第1受付部C1が入力を受け付けた場合には、続いて、工具判定部C3が、第1識別情報が予め指定された指定工具に対応する識別情報に該当するか否かを判定する(ステップS1,S2)。そして、工具判定部C3が、第1識別情報が指定工具に該当しないと判定した場合には、ディスプレイDにエラーが表示される(ステップS3)。
一方、工具判定部C3が、第1識別情報が指定工具に該当すると判定した場合、又は、第2受付部C2が入力を受け付けた場合には、続いて、測定値判定部C4が、第1測定値又は第2測定値(以下、まとめて測定値ともいう)がそれぞれ設定範囲に含まれるか否かを判断する(ステップS4)。
そして、測定値判定部C4が、測定値が設定範囲に含まれると判定した場合には、その測定値及び当該測定値に関連付けられた識別情報が情報記憶部C5に記憶される(ステップS6)。一方、測定値判定部C4は、測定値が設定範囲に含まれないと判定した場合には、さらにその測定値が設定範囲に納める必要のある作業に関するものか否かを判定する(ステップS5)。この場合、測定値判定部C4が、測定値が設定範囲に納める必要のある作業に関するものと判定した場合には、ディスプレイDにエラーが表示される(ステップS3)。一方、測定値判定部C4が、測定値が設定範囲に納める必要のない作業に関するものと判定した場合には、その測定値及び当該測定値に関連付けられた識別情報が情報記憶部C5に記憶される(ステップS6)。
そして、情報出力部C7は、情報記憶部C5に測定値が記憶される毎にその測定値をディスプレイDに記憶順(受付順)に並べて一覧表示する。具体的には、測定値のうちで、第1測定値についてはその測定値(数値)のみを表示し、第2測定値についてはその測定値(数値)及び識別情報を併記して表示する(ステップS7)。
また、作業数カウント部C6は、情報記憶部C5に測定値が記憶される毎にその数をカウントする(ステップS8)。そして、情報出力部C7は、作業数カウント部C6のカウント数が設定数に達すると、設定範囲を示す数値と共に、それまでディスプレイDに表示した測定値等をグループ化して一覧表示する(ステップS9)。また、情報記憶部C5も、作業数カウント部C6のカウント数が設定数に達すると、それまで記憶した測定値等をグループ化して記憶する(ステップS9)。
このような構成によれば、未接続又は非接続の測定工具である第2測定工具で取得した測定値の入力操作を受け付けるようにしたので、充電切れ等によって第1測定工具の通信が切断されたとしても、通信機能がない測定工具で取得した測定情報を記憶できる。これにより、作業者は、第1測定工具が使用できなくなっても、作業を中断することなく進めることができる。また、第1受付部及び第2受付部で受け付けた測定情報がそれぞれ区別して出力されるため、作業者を管理する管理者が、一連の作業で取得した測定情報を確認する場合に、入力ミス等が生じる可能性のある第2受付部で受け付けた測定情報のみを素早くチェックできる。また、第1測定工具の接続が維持されている間は、第1測定工具から送信される測定情報は自動で受け付けるため、効率良く作業を進められる。また、同一の設定範囲が設定された測定対象を測定して取得した測定値がグループ化して一覧表示されるため、その測定値と設定範囲との比較チェックが容易となる。また、一つの作業が完了する毎に、その作業で取得した測定値が表示されるため、測定値を確認しながら作業を進めることができる。
<その他の実施形態> その他の実施形態としては、例えば、前記第1の実施形態においては、工具判定部C3において、第1測定工具T1が指定工具に該当しないと判定した場合に、ディスプレイDにエラーを表示するようになっているが、このように判定されても測定値判定部C4による判定を経て第1測定値が情報記憶部C5に記憶されるようにしてもよい。
この場合、情報記憶部C5は、工具判定部C3で指定工具に該当すると判定された第1測定工具T1の第1測定値と、指定工具に該当しないと判定された第1測定工具T1の第1測定値と第2測定工具T2の第2測定値とをそれぞれ区別して表示するように構成すればよい。さらに、これら三つの測定情報をそれぞれ区別して表示するように構成してもよい。
前記第1の実施形態では、情報出力部C7が、測定値を出力するように構成したが、例えば、測定値又はその判定結果を出力するように構成してもよい。
また、前記第1の実施形態においては、測定工具Tによる作業で取得した測定情報として測定値を例示しているが、測定情報はこれに限定されるものでない。例えば、測定情報には、測定工具Tが、測定対象を測定する以外の機能を有する場合には、その機能によって取得した情報も含まれる。例えば、測定工具Tが、前記測定値判定部C4と同じ機能を有している場合には、測定値だけでなくその判定結果も測定情報となる。さらに、測定工具Tが、作業時の周囲環境(温度等)や作業時の動作(例えば、ネジ締め作業におけるネジ締め方向等)のような作業情報を取得する機能を有している場合には、その作業情報も測定情報となる。よって、測定情報は、測定工具による作業で取得した工具取得情報ともいえる。
ここで、前記第1測定工具T1が、測定値判定部C4を備える場合には、作業管理装置100は、前記測定情報が、測定値又はその測定値が対応する測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定した判定結果であり、前記情報出力部C7が、前記第1受付部C1又は前記第2受付部C2のそれぞれで受け付けた測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものをグループ化して出力するように構成すればよい。
また、作業管理装置100は、携帯端末に限定されず、例えば、据え置き型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であってもよい。
また、第2受付部C2は、作業管理装置と第1測定工具との通信が切断されている場合にのみ、入力操作を受け付けるようにしてもよい。このような構成によれば、作業者が、第1測定工具よりも第2測定工具を優先して使用することを防止できる。
また、情報出力部C7は、第1測定値と第2測定値とを出力するにあたって、第2測定値を出力する場合のみ手入力である旨を表示して区別するようにしてもよい。また、第1の実施形態では、情報出力部C7は、ディスプレイDに出力するものとしているが、他の端末の記憶部等に出力するものであってもよい。
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
T 測定工具
T1 第1測定工具
T2 第2測定工具
100 作業管理装置
D ディスプレイ
I 入力手段
C1 第1受付部
C2 第2受付部
C3 工具判定部
C4 測定値判定部
C5 情報記憶部
C6 作業数カウント部
C7 情報出力部

Claims (9)

  1. 測定対象を測定工具で測定して取得した測定情報を管理する作業管理装置であって、
    通信可能に接続された第1測定工具から送信される測定情報を受け付ける第1受付部と、
    前記第1測定工具以外の測定工具であり、前記作業管理装置とは通信不可能又は通信機能を備えていない第2測定工具で取得した測定情報を、作業者による入力手段の入力操作によって受け付ける第2受付部と、
    前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報をそれぞれ前記第1測定工具又は前記第2測定工具のいずれで取得したものか区別できるように出力する情報出力部とを備えることを特徴とする作業管理装置。
  2. 前記第2受付部が、前記第2測定工具を識別するための識別情報の入力操作をさらに受け付けるものであり、
    前記情報出力部が、前記第2受付部で測定情報とともに受け付けた前記識別情報を当該測定情報に関連付けて出力するものである請求項1記載の作業管理装置。
  3. 前記測定情報が、測定値であり、
    前記第1受付部又は前記第2受付部のそれぞれで受け付けた測定値が対応する測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定する測定値判定部をさらに備え、
    前記情報出力部が、前記第1受付部又は前記第2受付部のそれぞれで受け付けた測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものをグループ化して出力するものである請求項1又は2のいずれかに記載の作業管理装置。
  4. 前記測定情報が、測定値又はその測定値が対応する測定対象に予め設定された設定範囲に含まれるか否かを判定した判定結果であり、
    前記情報出力部が、前記第1受付部又は前記第2受付部のそれぞれで受け付けた測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものをグループ化して出力するものである請求項1又は2のいずれかに記載の作業管理装置。
  5. 前記情報出力部が、前記測定値又はその判定結果のうちで、同一の前記設定範囲が設定された測定対象に関するものであって、前記第1受付部及び前記第2受付部で連続して受け付けたものをグループ化して出力する請求項3又は4のいずれかに記載の作業管理装置。
  6. 前記情報出力部が、前記グループ化した前記測定値又はその判定結果とそれに対応する設定範囲とを関連付けて出力するものである請求項3乃至5のいずれかに記載の作業管理装置。
  7. 測定対象を測定工具で測定して取得した測定情報を管理する作業管理装置であって、
    通信可能に接続された第1測定工具から送信される測定情報を受け付ける第1受付部と、
    前記第1測定工具以外の測定工具である第2測定工具で取得した測定情報の入力操作を受け付ける第2受付部と、
    前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報をそれぞれ前記第1測定工具又は前記第2測定工具のいずれで取得したものか区別できるように出力する情報出力部と、
    前記第1測定工具が予め指定された指定工具に該当するか否かを判定する工具判定部とを備え、
    前記情報出力部が、前記工具判定部で指定工具に該当すると判定された場合のみ、前記第1受付部で受け付けた測定情報を出力するものである作業管理装置。
  8. 前記情報出力部が、前記工具判定部で指定工具に該当すると判定された場合に第1受付部で受け付けた測定情報と、前記工具判定部で指定工具に該当しないと判定された場合に第1受付部で受け付けた測定情報及び前記第2受付部で受け付けた測定情報とをそれぞれ区別できるように出力するものである請求項7記載の作業管理装置。
  9. 測定工具による作業で取得した測定情報を管理する作業管理装置に用いられるプログラムであって、
    通信可能に接続された第1測定工具から送信される測定情報を受け付ける第1受付部と、前記第1測定工具以外の測定工具であり、前記作業管理装置とは通信不可能又は通信機能を備えていない第2測定工具で取得した測定情報を、作業者による入力手段の入力操作によって受け付ける第2受付部と、前記第1受付部及び前記第2受付部で受け付けた測定情報をそれぞれ区別できるように出力する情報出力部としての機能を前記作業管理装置に発揮させることを特徴とする作業管理装置用プログラム。
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