JP7417229B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
光の複数の明るさの各々に対応する複数の調光値が入力される入力部と、複数の光源制御基板と、を有する照明装置であって、
前記複数の光源制御基板の各々は、
所定の明るさの光を発する光源と、
前記入力部から入力された前記複数の調光値を記憶する記憶部と、
前記複数の調光値の各々を、参照用の制御信号の変動レベルに基づいて前記記憶部から順次に読み出し、読み出した調光値に基づいて駆動信号を生成し前記駆動信号によって前記光源を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の光源制御基板の各々の前記光源から、前記読み出した調光値に対応する明るさの光を同時に発することである。
検査者が電源装置等を操作することにより照明装置の光源から発せられる光の照射設定を行い、照明装置が照射設定に応じた光を照射することにより検査対象物の欠陥の種類に応じた検査を行う。
図1は、本発明における照明装置の発光態様を示す概略図である。
第1の実施の態様の照明装置は、
所定の明るさの光を発する光源と、
前記光源から発せられる光の複数の明るさの各々に対応する複数の調光値を記憶する記憶部と、
前記複数の調光値の各々を一定の順序で前記記憶部から順次に読み出し、読み出した調光値に基づいて駆動信号を生成して前記光源に供給する制御部と、を備え、
前記制御部が、前記複数の調光値のうち前記一定の順序に従った一の調光値を前記記憶部から読み出し、前記一の調光値に対応する点灯信号を前記駆動信号として供給することで前記光源を点灯させる点灯制御を行う第1の発光モードを有する照明装置である。
調光値1を読み出して、調光値1に対応する明るさの光の点灯制御
→調光値2を読み出して、調光値2に対応する明るさの光の点灯制御
→調光値3を読み出して、調光値3に対応する明るさの光の点灯制御
→調光値4を読み出して、調光値4に対応する明るさの光の点灯制御
→調光値1を読み出して、調光値1に対応する明るさの光の点灯制御
→・・・・
のように、調光値1から調光値4を順番に点灯させる点灯制御を一定の順序に応じて順次に行うことができる。なお、読み出す順序が一定であればよく、例えば、調光値3→調光値1→調光値4→調光値2→・・・などでもよい。
第2の実施の態様の照明装置は、
前記駆動信号を前記光源に伝える導通状態又は前記駆動信号を前記光源に導通させない遮断状態を定める導通状態選択部をさらに備え、
前記記憶部は、所定の一定の調光値を記憶し、
前記制御部は、前記所定の一定の調光値を記憶部から読み出し、前記所定の一定の調光値に対応する点灯信号を前記駆動信号として発する状態を維持し、
前記制御部は、前記導通状態選択部を導通状態にすることで前記光源を点灯させる点灯制御と、前記導通状態選択部を遮断状態にすることで前記光源を消灯させる消灯制御と、を交互に繰り返す第2の発光モードを有する。
このように制御することにより、例えば、
記憶された1の調光値に対応する明るさの光の点灯(導通状態)
→消灯(遮断状態)
→記憶された1の調光値に対応する明るさの光の点灯(導通状態)
→消灯(遮断状態)
→記憶された1の調光値に対応する明るさの光の点灯(導通状態)
→消灯(遮断状態)
→・・・・
のように、点灯と消灯とを交互に繰り返すことができる。
第3の実施の態様の照明装置は、
前記記憶部は、常時点灯用の調光値を記憶し、
前記制御部は、前記常時点灯用の調光値を記憶部から読み出し、前記常時点灯用の調光値に対応する点灯信号を前記駆動信号として発する第3の発光モードを有する。
第3の実施の態様の照明装置は、このように常時点灯する第3の発光モードを有する。
第4の実施の態様の照明装置は、
前記制御部は、前記第1の発光モード、前記第2の発光モード、前記第3の発光モードのうちのいずれかの一の発光モードを選択して、前記光源の点灯を制御する。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施の形態(以下、第1の実施形態と称する)について説明する。なお、本明細書及び図面においては、同一の符号が付された構成要素は、実質的に同一の構造または機能を有するものとする。
図2を参照しながら、第1の実施形態に係る照明システムについて説明する。第1の実施形態に係る照明システムは、パーソナルコンピュータ等の外部機器100と電源装置200をケーブル等で接続し、電源装置200と照明装置SSをケーブル等で接続することで、照明装置SSにおける光の照射及び照射設定を可能としている。
外部機器100は、検査対象物を検査するための検査装置(検査装置)(図示せず)の一部をなす。外部機器100は、検査者(操作者など)が任意に操作可能であり、照明装置SSの制御周期(トリガ周期)となるパルス信号(外部パルス信号)の周期や電圧を設定して出力することが可能である。パルス信号(以下、外部パルス信号と称する。)は、後述する電源装置200に供給される。後述するように、外部パルス信号は、LEDの点灯又は消灯の制御に用いられる。
電源装置200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、EEPROM(登録商標)204と、通信インターフェース205と、ディスプレイ206と、操作部207と、I/Oポート208と、オンオフスイッチ209とを主に備え、端部基板A、端部基板B及び各LED基板へ35V~45Vの電源電圧を供給する。また、電源装置200は、制御コマンド、同期信号及びセレクト信号を出力し、外部機器100から出力された外部パルス信号を出力する。なお、電源装置200は、外部機器100から出力された外部パルス信号をそのまま出力しても、波形整形などの信号処理を施してから出力してもよい。
照明装置SSの全体構成については図3を用いて後述するが、照明装置SSは、端部基板A、端部基板B及び複数のLED基板(300、400、500、600)を主に備えている。なお、図2では、LED基板500は、省略して示した。照明装置SSの端部基板A又は端部基板Bのいずれか一方が電源装置200とコネクタ等により接続される。電源装置200のCPU201から送信された制御コマンドは、端部基板A又は端部基板Bのいずれか一方を介してLED基板300、LED基板400、LED基板500、LED基板600へほぼ同時に入力され、ほぼ同タイミングでLEDの制御が行われる。また、電源装置200から出力された電源電圧は、端部基板A又は端部基板Bのいずれか一方を介してLED基板300、LED基板400、LED基板500、LED基板600へ入力される。後述するように、複数のLED基板の各々は、同様の構成を有し、26個のLEDが搭載されている。さらに、電源装置200から出力された同期信号、外部パルス信号及びセレクト信号が各LED基板のI/Oポートへ入力される。
端部基板Aは、電源装置200とコネクタ等により接続された場合、電源装置200のCPU201から送信されたコマンドを照明装置SSのLED基板(300、400、500、600)へ送信する際の中継基板として及びLED基板(300、400、500、600)から送信されたコマンドを電源装置200のCPU201へ送信する際の中継基板として機能する。端部基板Aには、コンデンサーなどの受動素子等が備えられていてもよい。例えば、受動素子等によってノイズフィルター等を構成することができる。
LED基板は、CPUと、ROMと、RAMと、EEPROMと、通信インターフェースと、DAC-aと、DAC-bと、LED-aと、LED-bと、I/Oポートとを主に備える。
端部基板Bは、電源装置200とコネクタ等により接続された場合、電源装置200のCPU201から送信されたコマンドを照明装置SSのLED基板(300、400、500、600)へ送信する際の中継基板として及びLED基板(300、400、500、600)から送信されたコマンドを電源装置200のCPU201へ送信する際の中継基板として機能する。端部基板Bには、コンデンサーなどの受動素子等が備えられていてもよい。例えば、受動素子等によってノイズフィルター等を構成することができる。
図3を参照しながら照明装置SSの全体構成を説明する。照明装置SSは、筐体350と、複数のLED基板と、複数のLEDと、ロッドレンズ360と、ディフューザレンズ370とを主に備える。具体的には、照明装置SSは、4枚のLED基板を備え、1枚のLED基板には、26個のLEDが搭載されている。
<筐体350>
筐体350は、照明装置SSの部品を収納し、おおよその外形を画定する。筐体350は、アルミ製であり、押し出し成形によって形成されている。
LED基板の各々にはLEDが搭載されており、LED基板はLEDへ、発光させるための電圧を供給するとともに、CPU等によりLEDの点灯及び消灯の制御が行われる。
LEDは、照明装置SSから光を発するための光源である。前述したように、26個のLEDが、各LED基板に搭載されている。各LED基板の26個のLEDは、+Z方向(上向き)に向かって光を発する。
ロッドレンズ360は、LEDから発せられた光を集光する。ロッドレンズ360は、アクリル製で、長尺な円筒状の形状を有する。
ディフューザレンズ370は、ロッドレンズ360を透過する光を拡散させるための拡散板である。
図4は、回路の概略を示すブロック図である。各LED基板には、CPUと、DAC(DAC-a、DAC-b)と、LED群(LED-a、LED-b)と、フォトダイオード(PD)と、サーミスタ(TH1、TH2、TH3)と、A/Dコンバータと、電圧電流変換回路と、電流増幅回路とが搭載されている。電流増幅回路は、電流生成部を有する。
図5(a)は、照明装置SSにおける照明モード毎のタイミングチャートである。照明モードとして通常モード、高速調光モード、高速パルスモードの3種類を備える。
図5(a)は、通常モードを示すタイミングチャートである。図5(a)に示すタイムチャートの横軸は時間(時刻)Tであり、縦軸はLEDから発せられる光の照度である。図5(a)に示す例では、照度の最小値MINと最大値MAXの間の一定の照度で点灯する。通常モードは、検査者が電源装置200の操作部207を操作することによって、検査者が所望する照度に対応する調光値を設定することが可能であり、設定された調光値に対応する一定の照度で照明装置SSのLEDを常時出力するモード(常時点灯モード)である。なお、通常モードでは、LEDの点灯や消灯の制御や、点灯時の照度の制御は、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドによって行われる。
図5(b)は、高速調光モードを示すタイミングチャートである。具体的には、図5(b)は、照度と、外部パルス信号と、同期信号と、セレクト信号1、セレクト信号2とのタイムチャートを示す。外部パルス信号と、同期信号と、セレクト信号1、セレクト信号2のタイムチャートの縦軸は電圧である。高速調光モードは、予め検査者が電源装置200の操作部207を操作することによって複数の照度に対応する調光値を登録(設定)することが可能になっており、登録された複数の調光値を、外部パルス信号(例えば、5μs)の入力毎に登録順で読み出してLEDの照度を変更するモードである。外部パルス信号は、ローレベル(LOW)の状態とハイレベル(HIGH)の状態とを繰り返す。外部パルス信号がハイレベル(HIGH)であるときにLEDの照度を変更させ、次のハイレベル(HIGH)が入力されるまで同じ調光値の照度によるLEDの点灯を継続させるように制御する。
(1)「0」-「0」:登録番号0(調光値A)
(2)「1」-「0」:登録番号1(調光値B)
(3)「0」-「1」:登録番号2(調光値C)
(4)「1」-「1」:登録番号3(調光値D)
である。なお、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドを用いて、予め、登録番号0に調光値Aを登録し、登録番号1に調光値Bを登録し、登録番号2に調光値Cを登録し、登録番号3に調光値DをEEPROMに登録しておくことができる。
図5(c)は、高速パルスモードを示すタイミングチャートである。図5(c)に示すタイムチャートの横軸は時間(時刻)Tであり、縦軸はLEDから発せられる光の照度である。図5(c)に示す例では、照度の最小値MINと最大値MAXの間の一定の照度で点灯及び消灯を繰り返す。外部パルス信号のタイムチャートの縦軸は電圧である。
図6は、各モードのLEDの出力の制御に使用するコマンド、各種の信号、調光値の各種の情報等についての一覧である。
前述したように、通常モードは、EEPROMに記憶された調光値に対応する照度の光を照明装置SSのLEDから常に出力するモード(常時点灯モード)である。
高速調光モードは、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドを用いて、照明装置SSのLEDで出力する複数の照度を登録番号毎にEEPROMに予め記憶させておき、登録された複数の調光値を一定の順序で読み出して調光値に対応する照度の光を照明装置SSのLEDから出力するモードである。
高速パルスモードは、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドを用いて、照明装置SSのLEDで出力する照度を1の登録番号にEEPROMに予め記憶させておき、登録された調光値を読み出して、点灯と消灯とを繰り返すモードである。
図7は、電源装置200における電源装置制御処理のフローチャートである。まず、電源装置200のCPU201は、ステップ1002で、初期化するか否かを判定する。
<<照明制御処理>>
図8及び図9は、照明装置SSにおける照明制御処理のフローチャートである。まず、ステップ2001で、照明装置SSの各LED基板(300、400、600等)に搭載されたCPU(301、401、601等)は、初期化コマンド受信処理を行う。
図10は、ステップ2200の高速調光モード出力処理のフローチャートである。まず、ステップ2202で、各LED基板のCPUは、外部パルス信号の入力があるか否かを判定する。具体的には、外部パルス信号がオン(HIGHレベル)であるか否かを判断する。
図11は、ステップ2300の高速パルスモード出力処理のフローチャートである。高速パルスモードでは、ステップ2302で、各LED基板のCPUは、照度記憶テーブルの通常モード記憶領域を参照して、高速パルスモードの登録番号0の照度で出力し、呼び出し元へ復帰する。
図12は、ステップ2400の通常モード出力処理のフローチャートである。通常モード出力処理では、ステップ2402で、各LED基板のCPUは、照度記憶テーブルの通常モード記憶領域を参照して、通常モードの照度で出力し、呼び出し元へ復帰する。
図13は、ステップ2500のエラーチェック処理のフローチャートである。まず、ステップ2502で、各LED基板のCPUは、サーミスタが検出したLED温度を示すLED温度コマンドを電源装置200のCPU201へ送信するために次のLED基板のCPUへ送信する。
図14は、照度記憶テーブルの構成図の一例である。
図14(a)は、高速調光モード記憶領域の構成図である。前述した通り、高速調光モードでは、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドに基づいて照度に対応する調光値を登録することが可能であり、第1の実施形態では、登録番号0として照度が100パーセントとなる調光値3075、登録番号1として照度が25パーセントとなる調光値769、登録番号2として照度が47パーセントとなる調光値1445、登録番号3として照度が72パーセントとなる調光値2214、が登録されている。
図14(b)は、高速パルスモード記憶領域の構成図である。前述した通り、高速パルスモードでは、電源装置200のCPU201から送信されるコマンドに基づいて照度に対応する調光値を1つ登録することが可能であり、第1の実施形態では、登録番号0として照度が66パーセントとなる調光値2030が登録されている。
図14(c)は、通常モード記憶領域の構成図である。前述した通り、通常モードでは、電源装置200のCPU201から送信される照度コマンドに基づいて1つの照度を記憶することが可能であり、第1の実施形態では、照度が35パーセントとなる調光値1076が記憶されている。
尚、LEDの個体差や特性に応じて、設定された照度と実際のLEDの照度にズレが生じる可能性がある。そこで、ズレが生じた場合には、ズレを解消するために補正処理を行う。このように補正処理を行うことで、各LEDの照度が均一になる。
図15は、電源装置200のディスプレイ206に表示される表示画面のイメージ図である。
(1)積算時間
左側の上から1番目には、検査実行状態の積算時間が表示される。本例では、12時間34分間使用されている。
(2)照明モード
左側の上から2番目には、現在設定されている照明モードが表示される。本例では、高速パルスモードに設定されている。
(3)調光値
左側上から3番目には、現在設定されている照度に対応する調光値が表示される。本例では、調光値が「511」に設定されている。
(4)温度
右側の上段には、所定のLED基板の現在の温度が表示される。本例では、LED基板の温度が25℃である。
(5)照度
右側の下段には、現在設定されている照度を示すインジケータ及び数値が表示される。本例では、照度が50パーセントに設定されており、インジケータが半分まで塗りつぶされて表示され、「50%」と表示されている。尚、インジケータは、数パーセント(例えば、10パーセント)毎に目盛り1つ分が表されるよう構成してもよく、例えば、50~59パーセントでは、同じインジケータの表示(半分まで塗りつぶされる)としてもよい。
このように第1の実施形態では、照明モードとして高速調光モード、高速パルスモード、通常モードの3種類のモードを備えており、このうち高速調光モードでは、照度に対応する調光値を複数登録することが可能であり、複数のセレクト信号の組み合わせに応じて登録された調光値を決定して外部パルス信号のオンに応じてLEDの照度を変更するよう構成されているため、登録された複数の照度が1周する間に複数の照度に対応する異なる種類の欠陥を検出することが可能である。さらに、高速パルスモードでは、調光値を変更してLEDの照度を変更するのではなく、調光値を一定に保ったままオンオフスイッチ311等によってLEDの発光又は消灯を制御するので、短時間でLEDを発光又は消灯をさせることができ、欠陥の検出を迅速に行うことができる。
次に、第2の実施形態として、第1の実施形態とは異なる照明装置である照明装置SS-1を検査装置に使用した場合を、第1の実施形態からの変更点を主に説明する。
図17は、第2の実施形態における光学系及び光路の概略を示す照明装置内部の斜視図である。照明装置SS-1の内部に備えられたLD921から光が発せられ、LDの前面に設けられたディフューザレンズ370により光が拡散され、拡散された光は、出射孔SAから出射される。
図18は、第2の実施形態における回路の概略を示すブロック図である。第1の実施形態との相違点は、前述した通り、照明装置SS-1として、第1の実施形態でいう電源装置と照明装置が一体となっている点と使用する光源が異なる点である。具体的には、第2の実施形態では、電源装置900が備えるCPU201がLDの発光制御を行う。尚、光源としてLDを用いており、1つの基板に搭載される光源の数が少ないため、1つのDACと、LDの温度検出をする1つのサーミスタとが搭載されている。
<内部パルスモード>
図19は、照明装置SS-1の内部パルスモードを示すタイミングチャートである。図19に示すタイムチャートの横軸は時間(時刻)Tであり、縦軸はLDから発せられる光の照度である。図19に示す例では、照度の最小値MINと最大値MAXの間の一定の照度で点灯及び消灯を繰り返す。内部パルス信号のタイムチャートの縦軸は電圧である。
図20に示すように、内部パルスモードでは、CPU901が内部パルス信号によりLDを制御する。具体的には、検査者による操作部907の操作により、CPU0901は、登録番号0の照度に対応する調光値をEEPROM904に記憶しておき、内部パルス信号がオンのときには登録番号0に記憶された照度に対応する調光値を出力する。
高速調光モードにおいて使用する信号は第1の実施形態と同様であるが、第2の実施形態では、複数のLDが1つのモジュールとして構成され、制御されるため、第1の実施形態の複数のLEDのように同期信号によって同期させる必要がない。従って、第2の実施形態における同期信号は、複数のLDを同期させるために用いるのではなく、登録番号0の照度の出力を開始するために用いられる。
図21及び図22は、第2の実施形態における照明制御処理のフローチャートである。第1の実施形態との大きな相違点は、第1の実施形態において電源装置のCPUが行っていた処理と照明装置のCPUが行っていた処理とを1つのCPU901のみで行う構成となり、電源装置のCPUと照明装置のCPUの間の送受信処理が不必要となった点である。以降では、第1の実施形態との処理内容の相違点を主として説明する。
図23は、ステップ2600の内部パルスモード出力処理のフローチャートである。内部パルスモード出力処理では、まず、ステップ2602で、CPU901は、内部パルス信号がオン(HIGHレベル)であるか否を判定する。
<内部パルスモード記憶領域>
図24(d)は、第2の実施形態における内部パルスモード記憶領域の構成図である。第1の実施形態である図14との相違点は、内部パルスモード記憶領域を備えることである。
このように、1つの光源又は1つの光源モジュールで構成される照明装置であって、電源装置(電源部)と一体的に構成され、又は照明装置の内部に電源装置(電源部)が備えられ、第1の実施形態と同様に、照明モードとして高速調光モード、高速パルスモード、通常モードの3種類のモードを備える。高速調光モードでは、照度を複数登録することが可能であり、複数のセレクト信号の組み合わせに応じて登録された照度にて出力するよう構成されている。これにより、登録された複数の照度が1周する間に異なる種類の欠陥を検出することが可能である。
SS 照明装置
350 筐体
360 ロッドレンズ
370 ディフューザレンズ
Claims (5)
- 光の複数の明るさの各々に対応する複数の調光値が入力される入力部と、複数の光源制御基板と、を有する照明装置であって、
前記複数の光源制御基板の各々は、
所定の明るさの光を発する光源と、
前記入力部から入力された前記複数の調光値を記憶する記憶部と、
前記複数の調光値の各々を、参照用の制御信号の変動レベルに基づいて前記記憶部から順次に読み出し、読み出した調光値に基づいて駆動信号を生成し前記駆動信号によって前記光源を制御する制御部と、
を備え、
前記複数の光源制御基板の各々の前記光源から、前記読み出した調光値に対応する明るさの光を同時に発する、照明装置。 - 前記入力部は、通信可能な通信部を有し、
前記制御部は、前記通信部で受信した調光値を前記記憶部に記憶させる、請求項1に記載の照明装置。 - 前記入力部は、操作者によって操作可能な操作部を有し、
前記制御部は、前記操作部から入力された調光値を前記記憶部に記憶させる、請求項1に記載の照明装置。 - 前記制御部は、前記参照用の制御信号が第1の変動レベルから前記第1の変動レベルとは異なる第2の変動レベルに変化するたびに前記記憶部から順次に調光値を読み出す、請求項1に記載の照明装置。
- 前記制御部は、選択用の制御信号が示す調光値を前記記憶部から読み出す、請求項1に記載の照明装置。
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