JP7416642B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、クレジット処理端末を使用してクレジット決済する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
POS(Point Of Sales)ターミナルなどの商品販売/決済を実行する情報処理装置では、現金を用いた決済だけでなく、クレジット決済などの他の決済方法を利用する機能が設けられている。クレジット決済では、例えば、顧客が保有するIC(integrated circuit)クレジットカードによる決済をするため、クレジット処理端末としてIC端末がPOSターミナルに接続されて使用される。
POSターミナルのクレジット決済にIC端末を使用する場合、クレジット決済を管理する上位のクレジットサーバにIC端末を認識させる必要がある。例えば、POSターミナルの入れ替え、あるいはPOSターミナルで使用するIC端末の交換などをした場合には、IC端末の初期設置作業を実行して、IC端末に固有の端末識別番号をクレジットサーバに登録する。クレジットサーバは、端末識別番号をもとに、設置されたIC端末の管理、IC端末毎にクレジット決済された金額の集計などの処理を実行する。
従来では、初期設置作業において、クレジットサーバに送信するIC端末の端末識別番号を管理者が手入力している。このため、端末識別番号の入力ミスがあると、クレジットサーバにおけるIC端末の管理や集計に不備が発生してしまう。
特開2019-087085号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、クレジットサーバに対して正確な端末識別番号を送信することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、情報処理装置は、取得手段、生成手段、送信手段を有する。取得手段は、クレジット処理端末による決済を識別するための識別情報の生成に必要なデータを取得する。生成手段は、所定のフォーマットに従い、前記取得手段で取得したデータをもとに前記識別情報を生成する。送信手段は、前記クレジット処理端末の設定時に、前記生成手段により生成した前記識別情報をクレジットサーバに送信する。
本実施形態に係る決済システムの概略構成を示すブロック図。 POSターミナルの制御系の構成例を示すブロック図。 IC端末の制御系の構成例を示すブロック図。 POSターミナルによる端末識別番号を生成する処理を説明するためのフローチャート。 端末識別番号フォーマットに基づく端末識別番号の生成を説明するための図。 POSターミナルによる端末初期設置処理を説明するためのフローチャート。 業務選択メニューの一例を示す図。 確認画面の一例を示す図。 クレジットサーバによる処理を示すフローチャート。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る決済システムの概略構成を示すブロック図である。
決済システムは、クレジットサーバ1、POS(Point Of Sales)ターミナル10を含む。POSターミナル10とクレジットサーバ1は、ネットワーク2を介して通信可能である。ネットワーク2は、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網、専用線などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。なお、図1に示す決済システムには、複数のPOSターミナル10が含まれるが、少なくとも1台あるものとする。複数のPOSターミナル10は、例えば店舗毎、あるいは1店舗内のフロア毎に設置される。また、POSターミナル10には、顧客が保有するICクレジットカードを用いたクレジット決済をするため、クレジット処理端末としてIC端末20が接続される。
なお、本実施形態では、POSターミナル10を用いて決済処理を実行する例について説明するが、POSターミナル10だけでなく、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータなどに、クレジット決済の機能が設けられた決済処理プログラムがインストールされた情報処理装置によって実行することも可能である。
POSターミナル10は、店舗における商品販売などの取引の内容の登録及び会計などのための処理を行う。なお、会計のための処理は、代金の算出のための処理と、当該代金の決済のための決済処理が含まれる。決済処理では、現金を用いた決済だけでなく、クレジット決済などの他の決済方法を利用する機能が設けられている。クレジット決済では、IC端末20(クレジット処理端末)によって、顧客が保有するICクレジットカードから決済に必要なクレジットカード情報が取得される。
本実施形態におけるPOSターミナル10は、クレジット決済に使用するIC端末20に対応する端末識別番号を、クレジットサーバ1に送信する機能を有する。IC端末20には固有の端末識別番号が設定されており、この固有の端末識別番号をクレジットサーバ1に送信することも可能であるが、本実施形態では、例えばIC端末20を用いたクレジット決済についての店舗毎の管理目的に応じた、IC端末20に対応する端末識別情報を、予め所定の端末識別情報フォーマットを設定しておくことで自動に生成して、クレジットサーバ1に送信することができる。端末識別情報フォーマットでは、例えばIC端末20を識別する固有の端末識別番号、POSターミナル10が設置される場所を示す店舗コードあるいてフロアコード、POSターミナル10を識別する固有のレジ番号の少なくとも1つのデータを使用して定義される。
クレジットサーバ1は、POSターミナル10におけるクレジット決済のための処理を実行する。また、クレジットサーバ1は、POSターミナル10におけるクレジット決済に使用されるIC端末20を、端末識別番号をもとに管理する。クレジットサーバ1は、端末識別番号をもと、例えば、IC端末20の設置状況(IC端末を使用するPOSターミナル10、IC端末20が使用される場所(店舗、フロア)など)の管理、IC端末20毎にクレジット決済された売上の集計、店舗毎のクレジット決済による売上の集計などの処理を実行することができる。
本実施形態では、POSターミナル10において、管理者等による手入力によらず、所定の端末識別情報フォーマットに基づいて生成された端末識別番号をクレジットサーバ1に送信することで、端末識別番号の入力ミスや、入力ミスに伴う誤った端末識別番号を用いたクレジットサーバ1の管理ミス等を防ぐことができる。
次に、本実施形態におけるPOSターミナル10の構成について説明する。
図2は、POSターミナル10の制御系の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、POSターミナル10は、表示部12、操作部13、印刷部14、ドロワ15、プロセッサ31、ROM32、RAM33、記憶装置34、端末通信部35、外部通信部36、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15などを備える。プロセッサ31と、ROM32、RAM33、記憶装置34、端末通信部35、外部通信部36、表示部12、操作部13、印刷部14及びドロワ15とは、データバスなどを介して互いに接続する。
表示部12は、プロセッサ31の制御により種々の情報を表示する。
操作部13は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。例えば、操作部13は、キーボード及びテンキーなどから構成される。操作部13は、受け付けた操作を示す信号をプロセッサ31へ送信する。
印刷部14は、プロセッサ31からの制御によりレシート等の画像を印刷する。
ドロワ15は、現金を格納するもので、引出状に形成され外部に開放する。ドロワ15は、紙幣及びコインを区分して格納する。また、ドロワ15は、プロセッサ31からの信号などに基づいて外部に開放する。
プロセッサ31(制御部)は、POSターミナル10全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ31は、内部キャッシュ及び各種のインターフェースなどを備えてもよい。プロセッサ31は、内部メモリ、ROM32又は記憶装置34が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
プロセッサ31は、POSターミナル10に接続されたIC端末20をクレジットサーバ1に認識させるための端末識別番号を生成する処理、クレジットサーバ1に端末識別番号を送信する端末初期設置処理、POSターミナル10に接続されたIC端末20を用いてクレジット決済処理を実現するためのプログラムを実行する。
なお、プロセッサ31がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであってもよい。この場合、プロセッサ31は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM32は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM32に記憶される制御プログラム及び制御データは、POSターミナル10の仕様に応じて予め組み込まれる。ROM32は、例えば、POSターミナル10の回路基板を制御するプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。
RAM33は、揮発性のメモリである。RAM33は、プロセッサ31の処理中のデータなどを一時的に格納する。RAM33は、プロセッサ31からの命令に基づき種々のアプリケーションプログラムを格納する。また、RAM33は、アプリケーションプログラムの実行に必要なデータ及びアプリケーションプログラムの実行結果などを格納してもよい。
記憶装置34は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。記憶装置34は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(登録商標)又はフラッシュメモリなどから構成される。記憶装置34は、POS端末1の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータなどを格納する。
例えば、記憶装置34は、PLU(Price Look UP)ファイルを格納する。PLUファイルは、商品の価格などを格納する。PLUファイルは、商品を特定する商品情報と、当該商品の商品名及び価格とを対応付けて格納する。また、記憶装置34は、端末識別番号の生成に用いられるデータ(例えば、フロアコード、店舗コード、レジ番号など)、IC端末20に応じて生成された端末識別番号を格納する。さらに、記憶装置34は、端末識別番号を生成するために予め設定された端末識別情報フォーマットを示すデータを格納することもできる。
端末通信部35は、IC端末20とデータを送受信するためのインターフェースである。端末通信部35は、例えば、USB接続をサポートするものである。また、端末通信部35は、LAN接続をサポートするものであってもよい。また、端末通信部35は、独自の規格をサポートするものであってもよい。端末通信部35がサポートする規格は、特定の構成に限定されるものではない。端末通信部35は、ケーブルを介してIC端末20を接続する。
外部通信部36は、外部のネットワーク2を通じて外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。例えば、外部通信部36は、インターネット、LAN接続等をサポートするインターフェースである。外部通信部36は、クレジットカード情報で商品を決済するためのクレジットサーバ1などに接続する。
次に、本実施形態におけるIC端末20の構成について説明する。
図3は、IC端末20の制御系の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、IC端末20は、表示部22、操作部23、ICリーダ25、磁気リーダ27、プロセッサ41、ROM42、RAM43、記憶装置44、端末通信部45、外部通信部46、表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27などを備える。プロセッサ41と、ROM42、RAM43、記憶装置44、端末通信部45、外部通信部46、表示部22、操作部23、ICリーダ25及び磁気リーダ27とは、データバスなどを介して互いに接続する。
表示部22は、後述するプロセッサ41の制御により種々の情報を表示する。
操作部23は、オペレータから種々の操作の入力を受け付ける。例えば、操作部23は、キーボード及びテンキーなどから構成される。操作部23は、受け付けた操作を示す信号をプロセッサ41へ送信する。
ICリーダ25は、ICクレジットカードに実装されたICチップとデータを送受信するためのインターフェースである。ICリーダ25は、物理的かつ電気的に接触してICチップとデータを送受信するもので、ICチップの通信方式に応じたインターフェースにより構成される。ICリーダ25は、ICクレジットカードに記録されたクレジット情報を読み取る。なお、ICリーダ25は、ICチップと非接触でデータを送受信するためのインターフェースであってもよい。
磁気リーダ27(読取部)は、クレジットカード(磁気カード)の磁気ストライプからクレジットカード情報などのデータを読み取る。磁気リーダ27は、磁気ストライプに接触して、データを読み取るコンタクト部などから構成される。
プロセッサ41(制御部)は、IC端末20全体の動作を制御する機能を有する。プロセッサ41は、内部メモリ、ROM42又は記憶装置44が予め記憶するプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。プロセッサ41は、POSターミナル10における端末初期設置処理によって端末識別番号をクレジットサーバ1に送信する処理に関係する処理(例えば、端末識別番号の生成など)を実行することができる。
ROM42は、制御プログラム及び制御データなどが予め記憶された不揮発性のメモリである。ROM42に記憶される制御プログラム及び制御データは、POSターミナル10の仕様に応じて予め組み込まれる。
RAM33は、揮発性のメモリである。
記憶装置34は、データの書き込み及び書き換えが可能な不揮発性のメモリである。IC端末20に固有の端末識別番号は、例えばROM42あるいは記憶装置34に記憶されている。固有の端末識別番号は、必要に応じて読み出されてPOSターミナル10に送信される。
端末通信部45は、POSターミナル10とデータを送受信するためのインターフェースである。端末通信部45は、例えば、USB接続、LAN接続、さらには独自の規格などをサポートするものである。
外部通信部46は、外部のネットワーク2を通じて外部装置とデータを送受信するためのインターフェースである。例えば、外部通信部46は、インターネット、LAN接続等をサポートするインターフェースである。外部通信部46は、クレジットカード情報で商品を決済するためのクレジットサーバ1などに接続する。
次に、本実施形態におけるPOSターミナル10の動作について説明する。
図4は、POSターミナル10による端末識別番号を生成する処理を説明するためのフローチャートである。
POSターミナル10は、例えば起動時に、接続されたIC端末20に応じた端末識別番号を生成して、端末識別番号の更新をする。プロセッサ31は、端末識別番号を生成するためのプログラムを実行して、端末識別番号を生成する処理を開始する。
プロセッサ31は、予め設定された所定の端末識別番号フォーマットに応じて、端末識別番号の生成に用いるデータを取得する(ACT1)。例えば、POSターミナル10に接続されたIC端末20に固有の端末識別番号については、IC端末20から読み出して、記憶装置34に格納させておく。また、端末識別番号の生成に用いられるデータ(フロアコード、店舗コード、レジ番号)については、予め記憶装置34に格納されている。
図5は、端末識別番号フォーマットに基づく端末識別番号の生成を説明するための図である。ここでは、端末識別番号を生成するために用いられるデータとして、例えばIC端末20に固有の端末識別番号(「G」により示す)、フロアコード(「F」により示す)、店舗コード(「S」により示す)、レジ番号(「R」により示す)を用いるものとする。なお、前述したデータ以外の他のデータを端末識別番号の生成に使用することも可能である。例えば、IC端末20を用いたクレジット決済についての店舗毎の管理目的に応じた各種のデータを採用することができる。また、端末識別番号は、例えば「8桁」の数値として定義されているものとする。
図5の(1)に示す端末識別番号フォーマットは「SSSRRR」によって定義された例を示している。すなわち、図5の(1)に示す端末識別番号フォーマットでは「店舗コード下3桁+レジ番号下3桁」のデータを端末識別番号に使用することを示している。端末識別番号フォーマット「SSSRRR」は、「6桁」の数値についてのみ定義されている。この場合、端末識別番号フォーマット「SSSRRR」に相当する数値を右詰めとし、不足している桁数(この場合には2桁)分については「0」を補充する。
プロセッサ31は、端末識別番号フォーマットに従い、「店舗コード下3桁」のデータ「093」、「レジ番号下3桁」のデータ「987」を取得し、端末識別番号フォーマットに従う端末識別番号「00093987」を生成する(ACT2)。
プロセッサ31は、端末識別番号フォーマットをもとに生成した端末識別番号を記憶装置34に記憶させる。例えば、プロセッサ31は、POSターミナル10の各種設定をする設定機能において設けられた設定項目「端末識別番号」のデータとして記憶(更新)する(ACT3)。プロセッサ31は、設定機能により設定項目「端末識別番号」の表示が指示された場合には、記憶装置34に記憶された端末識別番号を読み出して、設定項目「端末識別番号」において表示させることができる。
なお、前述した図5の(1)に示す端末識別番号フォーマットは、例えば端末識別番号を生成する処理プログラムにおいて、デフォルト設定されているものとする。例えば、店舗の管理目的に応じて特定の端末識別番号フォーマットが決められている場合には、該当する端末識別番号フォーマットを処理プログラムにおいて設定することができる。
さらに、設定機能において設定項目「端末識別番号フォーマット」を設けて、管理者等によって任意の端末識別番号フォーマットを設定できるようにしても良い。プロセッサ31は、端末識別番号の生成をする場合に、設定項目「端末識別番号フォーマット」に設定された端末識別番号フォーマットに従い、端末識別番号の生成に使用するデータを取得して、前述と同様にして端末識別番号を生成する。
図5の(2)~(5)には、その他の端末識別番号フォーマットの例を示している。
図5の(2)に示す端末識別番号フォーマットは「GGSSSSRRR」によって定義された例を示している。図5の(2)に示す端末識別番号フォーマットは、端末識別番号が「8桁」に定義されているところ「9桁」により定義されている。こうした場合、端末識別番号フォーマットの先頭から「8桁」分を有効と見なすものとする。すなわち、図5の(2)に示す端末識別番号フォーマットでは「端末識別番号下2桁」、「店舗コード下4桁」、「レジ番号下2桁」のデータを端末識別番号に使用することを示している。この場合、「端末識別番号下2桁」のデータ「78」、「店舗コード下4桁」のデータ「0093」、「レジ番号下2桁」のデータ「87」を取得し、端末識別番号フォーマットに従う端末識別番号「78009387」を生成する。
図5の(3)に示す端末識別番号フォーマットは「FFSSSRRR」によって定義された例を示している。図5の(3)に示す端末識別番号フォーマットでは「フロアコード下2桁」、「店舗コード下3桁」、「レジ番号下3桁」のデータを端末識別番号に使用することを示している。この場合、「フロアコード下2桁」のデータ「02」、「店舗コード下3桁」のデータ「093」、「レジ番号下3桁」のデータ「987」を取得し、端末識別番号フォーマットに従う端末識別番号「02093987」を生成する。
図5の(4)に示す端末識別番号フォーマットは「EEZZDDWW」によって定義された例を示している。図5の(4)に示す端末識別番号フォーマットでは、端末識別番号の生成に使用するデータ(G)(F)(S)(R)とは異なるデータを指定する定義がされている。こうした場合、該当するデータがない桁については「0」を補充する。ここでは、端末識別番号フォーマット「EEZZDDWW」の全ての桁について該当するデータがないため端末識別番号「00000000」を生成する。
図5の(5)に示す端末識別番号フォーマットは「GGGGGGGG」によって定義された例を示している。図5の(5)に示す端末識別番号フォーマットでは、全ての桁について端末識別番号を指定する定義(G)がされている。すなわち、IC端末20の固有の端末識別番号をそのまま使用することを指定する定義(フリー設定)がされていることを示す。こうした場合、IC端末20に固有の端末識別番号「12345678」をそのまま端末識別番号「12345678」として生成する。
こうして、設定機能において設定項目「端末識別番号フォーマット」に前述したように端末識別番号フォーマットを予め設定しておくことで、端末識別番号フォーマットに従う端末識別番号を自動生成させることができる。
図6は、POSターミナル10による端末識別番号をクレジットサーバ1に送信する端末初期設置処理を説明するためのフローチャートである。
POSターミナル10では、クレジット決済のために接続されたIC端末20をクレジットサーバ1に認識させるため端末初期設置処理が実行される。端末初期設置処理は、例えば業務選択メニューから管理者等の操作により実行が指示されることで開始される。
プロセッサ31は、業務選択メニューの表示が指示されると、例えば、図7に示すような業務選択メニュー50を表示部22において表示させる(ACT11)。図7に示す業務選択メニューでは、例えばICクレジットに関する処理を設定するICクレジットボタン51が設けられ、ICクレジットボタン51の選択に応じてサブメニューが表示される。サブメニューには、端末初期設置処理の実行を指示するための端末初期設置ボタン52が設けられている。
プロセッサ31は、端末初期設置ボタン52が操作部23に対する操作によって、端末初期設置処理の実行が指示されると(ACT12、Yes)、端末識別番号の生成によって記憶装置34に記憶された端末識別番号を読み出す(ACT13)。そして、プロセッサ31は、クレジットサーバ1に送信する端末識別番号を管理者等に確認させるための確認画面60を表示部22に表示させる(ACT14)。
図8は、表示部22に表示された確認画面60の一例を示す図である。確認画面60には、例えばクレジットサーバ1に送信される端末識別番号を表示するための端末識別番号エリア61、POSターミナル10のIP(internet protocol)アドレスを表示するためのIPアドレスエリア62などが設けられている。なお、IPアドレスだけでなく、クレジットサーバ1との通信に関係する他の情報についても確認画面60に表示させて、管理者等が確認できようにしても良い。また、確認画面60には、端末識別番号のクレジットサーバ1の送信を指示するための実行ボタン63、端末初期設置処理の中止を指示するための終了ボタン64が設けられている。
図8に示すように、確認画面60は、予め端末識別番号フォーマットに基づいて生成されている端末識別番号(図8では「00093987」)が、端末識別番号エリア61に表示された状態で表示される。すなわち、端末初期設置処理によってクレジットサーバ1に送信する端末識別番号については、操作部23に対する操作によって手入力する入力作業をする必要がない。
例えば、図5の(1)~(3)に示すような複数のデータを組み合わせた端末識別番号を使用する場合、端末識別番号を手入力すると入力ミスが発生し易いおそれがあるが、本実施形態におけるPOSターミナル10では、端末識別番号フォーマットに基づいて自動生成されるので、端末識別番号の入力ミスが発生することがない。
ここで、終了ボタン64への操作によって端末初期設置処理の中止が指示された場合(ACT15、No)、プロセッサ31は、端末初期設置処理を終了して、業務選択メニューの表示状態に戻す。
一方、プロセッサ31は、実行ボタン63への操作によって端末識別番号の送信が指示された場合(ACT15、Yes)、外部通信部46によりネットワーク2を介してクレジットサーバ1と接続して初期設定通信を実行する(ACT16)。
初期設定通信では、端末識別番号エリア61に表示された端末識別番号をクレジットサーバ1に送信し、端末識別番号の送信に対して、クレジットサーバ1から端末識別番号に対応するキー情報を受信する。プロセッサ31は、クレジットサーバ1から受信したキー情報を記憶装置34に格納しておく。キー情報は、端末初期設置処理済みのIC端末20を用いてクレジット決済が実行される場合に、決済情報(例えば、クレジットカード情報、クレジット支払金額)と共にクレジットサーバ1に送信するための情報である。
こうして、POSターミナル10に接続されたIC端末20について端末初期設置処理を実行することで、IC端末20に対応する端末識別番号をクレジットサーバ1に送信して、クレジット決済に使用されるIC端末20を認識させることができる。
クレジットサーバ1は、POSターミナル10から受信された端末識別番号と、POSターミナル10に送信したキー情報とを対応づけて管理する。従って、クレジットサーバ1は、それ以降、POSターミナル10からキー情報と共に受信される決済情報が、何れの端末識別番号に対応するIC端末20により実行されたクレジット決済であるかを判別することができる。
なお、前述した説明では、POSターミナル10の起動時に端末識別番号を生成(更新)するとしているが、端末初期設置処理が実行される際に端末識別番号を生成するようにしても良い。すなわち、プロセッサ31は、端末初期設置処理の実行が指示された場合に(ACT12、Yes)、図4に示すACT1~3の処理を実行して端末識別番号を生成した後、図6に示す端末初期設置処理を実行する。
また、前述した説明では、POSターミナル10において、端末識別番号フォーマットに基づく端末識別番号の生成を実行するとしているが、POSターミナル10に接続されたIC端末20において端末識別番号を生成するようにしても良い。例えば、IC端末20のプロセッサ41は、POSターミナル10からの指示に応じて、あるいはPOSターミナル10への接続時に、前述した端末識別番号を生成する処理を実行する。この場合、IC端末20は、端末識別番号フォーマットを示すデータ(プログラムに設定されている場合には不要)、及び端末識別番号の生成に用いられるデータ(例えば、フロアコード、店舗コード、レジ番号など)をPOSターミナル10から受信して端末識別番号を生成する。IC端末20は、生成したPOSターミナル10を送信する。POSターミナル10は、確認画面60を表示する際に、IC端末20において生成された端末識別番号を端末識別番号エリア61に表示させる。
次に、クレジットサーバ1による端末識別番号をもとにしたクレジット決済の管理の一例について説明する。図9は、クレジットサーバ1による処理を示すフローチャートである。
POSターミナル10は、IC端末20を利用してクレジット決済が実行された場合、クレジットサーバ1に対して、クレジット決済情報(IC端末20によりICクレジットカードから読み取ったクレジットカード情報、クレジット支払金額)及びキー情報をクレジットサーバ1に送信する。なお、クレジット決済をクレジットサーバ1において特定するためキー情報だけでなく端末識別番号を決済情報と共に送信するようにしても良い。
クレジットサーバ1は、POSターミナル10からクレジット決済情報を取得すると(ACT21)、クレジット支払金額について決済処理を実行する(ACT22)。
クレジットサーバ1は、決済情報と共に受信したキー情報をもとに、このキー情報に対応する端末識別番号を特定する。すなわち、端末識別番号を特定することで、クレジット決済に使用されたIC端末20を判別することができる(ACT23)。クレジットサーバ1は、IC端末20(あるいは端末識別番号)毎に、クレジット決済が完了した売上の集計(売上の総額の算出)を実行する。
例えば、端末識別番号が図5の(5)に示す端末識別番号フォーマットにより生成されている場合には、IC端末20毎の売上集計がされることになる。従って、IC端末20毎にクレジット決済がされた金額を管理することができる。
また、端末識別番号が図5の(1)に示す端末識別番号フォーマットにより生成されている場合には、端末識別番号に店舗コードとレジ番号が含まれていることから、各店舗のPOSターミナル10毎に、クレジット決済がされた金額を管理することができる。
こうして、POSターミナル10における端末初期設置処理により正しい端末識別番号が受信されていることから、端末識別番号を利用した誤った管理がされることがない。
なお、前述した説明では、端末初期設置処理を実行することによって、端末識別番号をクレジットサーバ1に送信する例について説明しているが、端末初期設置処理とは異なる他の設定処理において、管理者等の操作に応じて、予め端末識別番号フォーマットに基づいて生成された端末識別番号をクレジットサーバ1に送信するものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD-ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
1…クレジットサーバ、10…POSターミナル、12…表示部、13…操作部、14…印刷部、15…ドロワ、20…IC端末、22…表示部、23…操作部、25…ICリーダ、27…磁気リーダ、31,41…プロセッサ、32,42…ROM、33,43…RAM、34,44…記憶装置、35,45…端末通信部、36,46…外部通信部。

Claims (6)

  1. クレジット処理端末による決済を識別するための識別情報の生成に必要なデータを取得する取得手段と、
    所定のフォーマットに従い、前記取得手段で取得したデータをもとに前記識別情報を生成する生成手段と、
    前記クレジット処理端末の設定時に、前記生成手段により生成した前記識別情報をクレジットサーバに送信する送信手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記クレジット処理端末の設定処理が指示された場合に、前記生成手段により生成された前記識別情報を表示する確認画面を表示する画面表示手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記確認画面の表示後に、前記識別情報の送信が指示された場合に、前記識別情報を前記クレジットサーバに送信する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記送信手段による前記識別情報の送信に対して、前記クレジットサーバから前記識別情報に対応するキー情報を受信する受信手段と、
    前記クレジット処理端末を使用したクレジット決済のための決済情報と共に前記キー情報を前記クレジットサーバに送信する決済手段と
    を更に有する請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、前記クレジット処理端末を識別する固有の第1データ、前記情報処理装置が設置される場所を示す第2データ、前記情報処理装置を識別する固有の第3データの少なくとも1つのデータを使用して定義された前記フォーマットに従って、前記識別情報を生成する請求項1~3の何れかに記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が、
    クレジット処理端末による決済を識別するための識別情報の生成に必要なデータを取得し、
    所定のフォーマットに従い、取得したデータをもとに前記識別情報を生成し、
    前記クレジット処理端末の設定時に、生成した前記識別情報をクレジットサーバに送信する情報処理方法。
  6. コンピュータを、
    クレジット処理端末による決済に必要な識別情報の生成に必要なデータを取得する取得手段と、
    所定のフォーマットに従い、前記取得手段で取得したデータをもとに前記識別情報を生成する生成手段と、
    前記クレジット処理端末の設定時に、前記生成手段により生成した前記識別情報をクレジットサーバに送信する送信手段として機能させるためのプログラム。
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