JP7415764B2 - エリア推定プログラム、エリア推定方法、及び、エリア推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エリア推定プログラム、エリア推定方法、及び、エリア推定装置に関する。
ユーザの決済データ、例えばユーザのクレジットカード等の明細データからユーザの活動を推定し、推定した活動をマーケティングに利用するサービスがある。
特開2012-208647号公報 特開2018-200532号公報 特開2006-309488号公報
上述した手法では、エリア別にマーケティングを行なうエリアマーケティングに決済データを活用することについては想定されていない。
1つの側面では、本発明は、エリアマーケティングに決済データを活用できるようにすることを目的の1つとする。
1つの側面では、エリア推定プログラムは、コンピュータに、以下の処理を実行させてよい。前記処理は、利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外してよい。また、前記処理は、前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外してよい。さらに、前記処理は、前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定してよい。
1つの側面では、本発明は、エリアマーケティングに決済データを活用できる。
ユーザの決済データを活用したエリアマーケティングを説明するための図である。 一実施形態に係るテリトリー推定システムの機能構成例を示すブロック図である。 サーバの機能を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 明細データの一例を示す図である。 加盟店マスタの一例を示す図である。 加盟店マスタに業種を付加した結果の一例を示す図である。 業種マスタの一例を示す図である。 図6に示す加盟店マスタに除外フラグを付加した結果の一例を示す図である。 明細データに業種及び除外フラグを付加した結果の一例を示す図である。 図9に示す明細データから除外フラグ==1のレコードを削除した結果の一例を示す図である。 図10に示す明細データに代表駅を付加した結果の一例を示す図である。 郵便番号マスタの一例を示す図である。 代表駅マスタの一例を示す図である。 郵便番号マスタに代表駅マスタを付加した結果の一例を示す図である。 集計データの一例を示す図である。 集計データから、利用日数が閾値Xよりも小さいエントリ、及び、利用加盟店数が閾値Yよりも小さいエントリ、のそれぞれを除外する例を示す図である。 テリトリーDB(Database)の保存形式の一例を示す図である。 閾値X及び閾値Yの決定手法の一例を示す図である。 図18に示す傾きと顧客の人数との関係の一例を示すグラフである。 一実施形態に係るテリトリー推定システムの動作例を説明するフローチャートである。 変形例に係るテリトリー推定システムの機能構成例を示すブロック図である。 変形例に係る加盟店マスタを示す図である。 変形例に係る明細データを示す図である。 変形例に係る電話番号マスタを示す図である。 変形例に係る電話番号マスタを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形又は技術の適用を排除する意図はない。例えば、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。なお、以下の説明で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
〔1〕一実施形態
〔1-1〕テリトリー推定システムの説明
図1は、ユーザの決済データを活用したエリアマーケティングを説明するための図である。
図1の符号Aに示すように、サーバは、クレジットカード会社等の企業から取得した決済データを分析し、決済データを「タグ」に読み替える。「タグ」とは、クレジットカード等のユーザ(顧客)の嗜好、傾向、特徴等を簡潔に把握できるように表した「ユーザ情報(顧客情報)」であり、例えば、「新商品が好き」、「一人暮らし」、「休日によく外出する」等の情報である。
サーバは、「タグ」を匿名化してサービス利用者間で共有することで、サービス利用者に、ユーザが「どのような行動をしているか」といった、マーケティングに活用可能な情報を提供できる。「サービス利用者」とは、例えば、クレジットカード会社等の企業、「タグ」に基づき広告を出したい企業等の種々の利用者が挙げられる。
ここで、一実施形態に係るテリトリー推定システムは、上述のような「ユーザ情報」を、符号Bで示すように、「テリトリー」と関連付ける。「テリトリー」は、「ユーザに馴染みがある場所」、「ユーザがよく行く場所」及び「ユーザが様々な消費をする場所」、のうちのいずれか1つ以上、好ましくはいずれか2つ以上に該当するエリアであってよい。
例えば、一実施形態に係るテリトリー推定システムは、決済データを用いてテリトリーを推定することで、符号Cに示すように、「銀座駅をテリトリーとしている人はどのような人?」といったエリアターゲッティングに効果的な情報の絞り込みを可能とする。
以下、一実施形態に係るテリトリー推定システム1による、エリアマーケティングに決済データを活用する手法の一例を説明する。
〔1-2〕テリトリー推定システムの構成例
図2は、一実施形態に係るテリトリー推定システム1の機能構成例を示すブロック図である。テリトリー推定システム1は、ユーザとの関連度が高いエリアを推定するエリア推定システムの一例であり、決済データを用いたマーケティングの支援システムの少なくとも一部と捉えられてよい。テリトリー推定システム1は、図2に示すように、例示的に、サーバ2、及び、1以上(図2の例では1台)の端末3を備えてよい。
端末3は、テリトリー推定システム1のサービス利用者が使用する情報処理端末の一例であり、サーバ2に対して、サービスの利用のためのアクセスを行なうPC(Personal Computer)又はサーバ等のコンピュータである。
端末3とサーバ2との間は、図示しないネットワークを介して相互に通信可能に接続されてよい。ネットワークは、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、又はこれらの組み合わせを含んでよい。WANにはインターネットが含まれてよく、LANにはVPN(Virtual Private Network)が含まれてよい。
サーバ2は、エリア推定装置、情報処理装置、又は、コンピュータの一例である。例えば、サーバ2は、テリトリー推定システム1において、端末3からのアクセスに応じて、端末3への応答や情報の通知等の種々の処理を行なう。
サーバ2は、例えば、端末3に対して、アクセスを可能とするための機能を提供してよい。当該機能としては、例えば、端末3によるアクセスに用いられる、ウェブページ等の画面の生成及び表示制御が挙げられる。例えば、端末3は、ブラウザ等のアプリケーションを用いてサーバ2にアクセス要求を送信し、サーバ2から受信する画面情報に基づきアプリケーションに表示されるウェブページを介して、サーバ2へのアクセスを行なってよい。
サーバ2は、仮想サーバ(VM;Virtual Machine)であってもよいし、物理サーバであってもよい。また、サーバ2の機能は、1台のコンピュータにより実現されてもよいし、2台以上のコンピュータにより実現されてもよい。さらに、サーバ2の機能のうちの少なくとも一部は、クラウド環境により提供されるHW(Hardware)リソース及びNW(Network)リソースを用いて実現されてもよい。
(ハードウェア構成例)
図3は、サーバ2の機能を実現するコンピュータ10のハードウェア(HW)構成例を示すブロック図である。サーバ2の機能を実現するHWリソースとして、複数のコンピュータが用いられる場合は、各コンピュータが図3に例示するHW構成を備えてよい。
図3に示すように、コンピュータ10は、HW構成として、例示的に、プロセッサ10a、メモリ10b、記憶部10c、IF(Interface)部10d、I/O(Input / Output)部10e、及び読取部10fを備えてよい。
プロセッサ10aは、種々の制御や演算を行なう演算処理装置の一例である。プロセッサ10aは、コンピュータ10内の各ブロックとバス10iで相互に通信可能に接続されてよい。なお、プロセッサ10aは、複数のプロセッサを含むマルチプロセッサであってもよいし、複数のプロセッサコアを有するマルチコアプロセッサであってもよく、或いは、マルチコアプロセッサを複数有する構成であってもよい。
プロセッサ10aとしては、例えば、CPU、MPU、GPU、APU、DSP、ASIC、FPGA等の集積回路(IC;Integrated Circuit)が挙げられる。なお、プロセッサ10aとして、これらの集積回路の2以上の組み合わせが用いられてもよい。CPUはCentral Processing Unitの略称であり、MPUはMicro Processing Unitの略称である。GPUはGraphics Processing Unitの略称であり、APUはAccelerated Processing Unitの略称である。DSPはDigital Signal Processorの略称であり、ASICはApplication Specific ICの略称であり、FPGAはField-Programmable Gate Arrayの略称である。
メモリ10bは、種々のデータやプログラム等の情報を格納するHWの一例である。メモリ10bとしては、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ、及び、PM(Persistent Memory)等の不揮発性メモリ、の一方又は双方が挙げられる。
記憶部10cは、種々のデータやプログラム等の情報を格納するHWの一例である。記憶部10cとしては、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)等の半導体ドライブ装置、不揮発性メモリ等の各種記憶装置が挙げられる。不揮発性メモリとしては、例えば、フラッシュメモリ、SCM(Storage Class Memory)、ROM(Read Only Memory)等が挙げられる。
また、記憶部10cは、コンピュータ10の各種機能の全部若しくは一部を実現するプログラム10g(エリア推定プログラム)を格納してよい。例えば、サーバ2のプロセッサ10aは、記憶部10cに格納されたプログラム10gをメモリ10bに展開して実行することにより、図2に例示するサーバ2としての機能を実現できる。
IF部10dは、ネットワークとの間の接続及び通信の制御等を行なう通信IFの一例である。例えば、IF部10dは、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)、或いは、FC(Fibre Channel)等の光通信等に準拠したアダプタを含んでよい。当該アダプタは、無線及び有線の一方又は双方の通信方式に対応してよい。例えば、サーバ2は、IF部10dを介して、端末3と相互に通信可能に接続されてよい。また、例えば、プログラム10gは、当該通信IFを介して、ネットワークからコンピュータ10にダウンロードされ、記憶部10cに格納されてもよい。
I/O部10eは、入力装置、及び、出力装置、の一方又は双方を含んでよい。入力装置としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等が挙げられる。出力装置としては、例えば、モニタ、プロジェクタ、プリンタ等が挙げられる。
読取部10fは、記録媒体10hに記録されたデータやプログラムの情報を読み出すリーダの一例である。読取部10fは、記録媒体10hを接続可能又は挿入可能な接続端子又は装置を含んでよい。読取部10fとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)等に準拠したアダプタ、記録ディスクへのアクセスを行なうドライブ装置、SDカード等のフラッシュメモリへのアクセスを行なうカードリーダ等が挙げられる。なお、記録媒体10hにはプログラム10gが格納されてもよく、読取部10fが記録媒体10hからプログラム10gを読み出して記憶部10cに格納してもよい。
記録媒体10hとしては、例示的に、磁気/光ディスクやフラッシュメモリ等の非一時的なコンピュータ読取可能な記録媒体が挙げられる。磁気/光ディスクとしては、例示的に、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク、HVD(Holographic Versatile Disc)等が挙げられる。フラッシュメモリとしては、例示的に、USBメモリやSDカード等の半導体メモリが挙げられる。
上述したコンピュータ10のHW構成は例示である。従って、コンピュータ10内でのHWの増減(例えば任意のブロックの追加や削除)、分割、任意の組み合わせでの統合、又は、バスの追加若しくは削除等は適宜行なわれてもよい。例えば、サーバ2において、I/O部10e及び読取部10fの少なくとも一方は、省略されてもよい。
情報処理端末の一例である端末3は、上述したコンピュータ10と同様のHW構成により実現されてよい。例えば、端末3のプロセッサ10aは、記憶部10cに格納されたプログラム10gをメモリ10bに展開して実行することにより、図2に示す端末3としての機能を実現できる。なお、端末3は、I/O部10eの一例である入力装置及び表示装置を備えてよい。例えば、端末3のプロセッサ10aは、IF部10dを介してサーバ2から受信した情報に基づき、各画面を表示装置に表示してよい。また、端末3のプロセッサ10aは、入力された情報を、IF部10dを介してサーバ2に送信してよい。
(機能構成例)
図2の説明に戻り、サーバ2は、決済データからユーザとの関連度が高いテリトリー(エリア)を推定する機能に着目すると、例示的に、メモリ部21、除外処理部22、代表駅設定部23、集計部24、DB作成部25、及び、出力部26を備えてよい。
メモリ部21は、記憶領域の一例であり、エリア推定に関する種々の情報を記憶する。図2に示すように、メモリ部21は、例示的に、明細データ21a、加盟店マスタ21b、業種マスタ21c、郵便番号マスタ21d、代表駅マスタ21e、集計データ21f、及び、テリトリーDB21gを記憶してよい。以下の説明では、便宜上、これらの情報21a~21gのデータ形式をテーブル形式として説明するが、これに限定されるものではなく、DB(Database)又は配列等の種々のデータ形式であってよい。以下の説明において、情報21a~21gに「半角カナ」が含まれる場合、本明細書中では、便宜上、当該「半角カナ」を「全角カナ」で表記する。
なお、情報21a~21gは、例えば、図3に示すメモリ10b及び記憶部10cの少なくとも1つが有する記憶領域に格納されてよい。換言すれば、メモリ部21は、メモリ10b及び記憶部10cの少なくとも1つが有する記憶領域により実現されてよい。
ここで、一実施形態において、サーバ2は、例えば、クレジットカード会社等の企業から、決済データの一例であるクレジットカードの明細データ21aを取得し、メモリ部21に格納する。
図4は、明細データ21aの一例を示す図である。明細データ21aは、ユーザのテリトリーの推定に利用されるデータであり、図4に示すように、例示的に、「顧客ID」、「日付」、「加盟店カナ」及び「加盟店郵便番号」の項目を含んでよい。
「顧客ID」は、クレジットカードの顧客(ユーザ;利用者)の識別情報の一例である。「日付」は、顧客による決済の利用日を示す。「加盟店カナ」は、決済が行なわれた店の店名(名称)をカナ表記した項目である。「加盟店郵便番号」は、決済が行なわれた店の店舗所在地の郵便番号を示す。郵便番号は、市区町村又は番地等のエリア単位で設定される情報であるため、「加盟店郵便番号」は、店の地理的位置(例えば緯度及び経度等の位置情報)に関連する位置関連情報の一例である。
除外処理部22は、第1除外処理部の一例であり、明細データ21aから、テリトリーの推定に不要なデータ、換言すれば除外対象のデータを除外する。除外対象のデータは、例えば、決済が行なわれた店が、実店舗以外の店である決済データであってよい。実店舗以外の店とは、例えば、EC(Electronic Commerce)サイト等のオンラインショップ(オンライン店舗)、公共料金、納税、電子マネーへのチャージ又は電子マネーによる決済、等の、エリアに紐付かない種々の店舗又は決済方法である。
例えば、除外処理部22は、加盟店マスタ21b及び業種マスタ21cに基づき、明細データ21aから除外対象のデータを除外してよい。以下、除外処理部22による、明細データ21aからの除外対象のデータの除外処理の一例を説明する。
(除外処理部22による除外処理の一例)
図5は、加盟店マスタ21bの一例を示す図である。加盟店マスタ21bは、図5に例示するように、「加盟店カナ」及び「加盟店郵便番号」の項目を含んでよい。
除外処理部22は、加盟店マスタ21bの「加盟店カナ」に基づき、加盟店の「業種」を判定する。一例として、除外処理部22は、加盟店カナ名に基づき業種判定を行なう業種判定AI(Artificial Intelligence)の機能を有してよく、或いは、当該機能を利用してよい。例えば、除外処理部22は、加盟店マスタ21bの各「加盟店カナ」に、業種判定AIによって判定した「業種」を付加する。
加盟店マスタ21bに業種を付加した結果である加盟店マスタ21b’の一例を図6に示す。図6の例では、「加盟店カナ」“キ゛ンサ゛テ゛ハ゜ート”に「業種」“百貨店”が付加され、「加盟店カナ」“エーヒ゛ーシーネットショッフ゜”に「業種」“オンラインショップ”が付加される。
図7は、業種マスタ21cの一例を示す図である。業種マスタ21cは、明細データ21aからの除外対象となる「業種」を指定する情報であり、例えば予めメモリ部21に設定されてよい。業種マスタ21cは、図7に例示するように、「業種」及び「除外フラグ」の項目を含んでよい。「除外フラグ」は、「業種」が除外対象であるか否かを示す情報であり、例えば、除外対象には“1”が、除外対象外には“0”が設定されてよい。
除外処理部22は、加盟店マスタ21b’の「業種」に、業種マスタ21cに基づき「除外フラグ」を付加する。例えば、除外処理部22は、加盟店マスタ21b’に対して、「業種」をキーとして業種マスタ21cを付加(例えばLEFT_JOIN)する。
加盟店マスタ21b’に除外フラグを付加した結果である加盟店マスタ21b”の一例を図8に示す。図8の例では、「加盟店カナ」“エーヒ゛ーシーネットショッフ゜”、「業種」“オンラインショップ”に「除外フラグ」“1”が設定される。このように、加盟店マスタ21b”は、除外対象の業種を示す情報の一例である。
除外処理部22は、明細データ21aに、加盟店マスタ21b”に基づき「業種」及び「除外フラグ」を付加する。例えば、除外処理部22は、明細データ21aに対して、「加盟店カナ」をキーとして加盟店マスタ21b”を付加(例えばLEFT_JOIN)する。明細データ21aに業種及び除外フラグを付加した結果である明細データ21a’の一例を図9に示す。
そして、除外処理部22は、明細データ21a’から、「除外フラグ==1」のレコード(エントリ)を削除する。明細データ21a’から除外フラグ==1のレコードを削除した結果である明細データ21a”の一例を図10に示す。図10の例では、「除外フラグ」“1”が設定された「加盟店カナ」“エーヒ゛ーシーネットショッフ゜”、「業種」“オンラインショップ”のレコードが削除される。
このように、除外処理部22は、明細データ21aに含まれる加盟店の名称に基づき得られる当該加盟店の業種と、加盟店マスタ21b”とに基づき、明細データ21aから、除外対象の業種である加盟店のエントリを、実店舗以外のエントリとして除外する。これにより、除外処理部22は、除外処理において、明細データ21aから、ユーザのテリトリーの推定に利用できるエントリを効率的に抽出することができる。
代表駅設定部23は、明細データ21a(明細データ21a”)に対して、「加盟店郵便番号」に基づき、加盟店の「代表駅」を付加してよい。明細データ21a”に「代表駅」を付加した結果である明細データ21a’”の一例を図11に示す。
以下、代表駅設定部23による、明細データ21a’”への代表駅の付加処理の一例を説明する。
(代表駅設定部23による付加処理の一例)
図12は、郵便番号マスタ21dの一例を示す図である。郵便番号マスタ21dは、図12に例示するように、「郵便番号」、「緯度」、「経度」及び「場所」の項目を含んでよい。「郵便番号」は、例えば、公開されている既存の全ての郵便番号の一覧であってよい。「緯度」及び「経度」は、例えば、郵便番号の代表位置を示す位置情報であり、地理的位置の一例である。「場所」は、郵便番号に対応するエリアの一例であり、例えば、市区町村又は番地である。
図13は、代表駅マスタ21eの一例を示す図である。代表駅マスタ21eは、複数のエリアのそれぞれの代表地点の地理的位置を含む情報の一例であり、図13に例示するように、「駅」、「郵便番号」、「緯度」及び「経度」の項目を含んでよい。「駅」は、郵便番号に基づき特定されるエリア、又は、当該エリアの代表地点の一例であり、例えば、公開されている既存の全ての駅の一覧であってよい。「郵便番号」は、駅に設定された郵便番号である。「緯度」及び「経度」は、駅の代表位置を示す位置情報であるが、少なくとも一方が省略されてもよい。
一実施形態において、代表地点の一例である「駅」は、鉄道の駅であるものとするが、これに限定されるものではなく、例えば、バス、航空機、船舶等の他の交通機関の停車地点(下車可能地点)であってもよい。また、代表地点は、駅に限定されるものではなく、公園、娯楽施設、その他の地理的特徴を有する施設等であってもよい。
代表駅設定部23は、例えば、郵便番号マスタ21dに対して、代表駅マスタ21eを付加してよい。例えば、代表駅設定部23は、郵便番号マスタ21dの「郵便番号」に一致する代表駅マスタ21eの「駅」を「代表駅」として、郵便番号マスタ21dに付加(例えばLEFT_JOIN)してよい。郵便番号マスタ21dに代表駅マスタ21eを付加した結果である郵便番号マスタ21d’の一例を図14に示す。なお、図14では、「場所」の図示を省略している。
ここで、図14に例示するように、郵便番号マスタ21dの郵便番号と同じ駅が代表駅マスタ21eに存在しない場合、郵便番号マスタ21d’の「代表駅」には“NA”が設定される。
代表駅設定部23は、「代表駅」が“NA”の場合、例えば、球面三角法等の手法により、郵便番号マスタ21d’の「緯度」及び「経度」が示す位置と、代表駅マスタ21eに含まれる「駅」の「緯度」及び「経度」が示す位置との間の距離を測定してもよい。そして、代表駅設定部23は、距離が最も近い「駅」を、“NA”が設定された「代表駅」に設定してよい。
一例として、代表駅設定部23は、郵便番号マスタ21d’において、代表駅が“NA”であるレコードの(緯度,経度)=(a,b)とし、代表駅が分かっている(“NA”以外が設定されている)レコードの(緯度,経度)=(c,d)としてよい。そして、代表駅設定部23は、(a,b)と(c,d)との間の距離Tを球面三角法により算出し、距離Tが最小となる郵便番号の代表駅を、“NA”が設定されたレコードの代表駅に決定してよい。
なお、距離Tには、例えば“1km”等の上限値が設定されてもよい。例えば、代表駅設定部23は、距離Tが最小となる郵便番号の代表駅であっても、距離Tが上限値よりも大きい場合は、当該代表駅を採用せずに、“NA”を設定してもよい。
また、代表駅設定部23は、郵便番号マスタ21dの郵便番号と同じ駅が、代表駅マスタ21eに複数存在する場合、換言すれば、郵便番号が同一の駅が代表駅マスタ21eに複数存在する場合、いずれか1つの駅を代表駅に決定してよい。例えば、代表駅設定部23は、郵便番号が同一の複数の駅のうちの一日の利用客数が多い駅を代表駅として決定してもよいし、郵便番号マスタ21dの郵便番号の緯度及び経度と(球面三角法による)距離が近い緯度及び経度を持つ駅を代表駅として決定してもよい。
そして、代表駅設定部23は、明細データ21a”に対して、郵便番号マスタ21d’を付加してよい。例えば、代表駅設定部23は、明細データ21a”の「郵便番号」に一致する郵便番号マスタ21d’の「代表駅」を、明細データ21a”に付加(例えばLEFT_JOIN)してよい(図11参照)。
なお、明細データ21a、加盟店マスタ21b、郵便番号マスタ21dのそれぞれは、上述した処理の過程で、明細データ21a’、21a”、21a’”、加盟店マスタ21b’、21b”、郵便番号マスタ21d’のように適宜変更(更新)されてもよい。或いは、明細データ21a’、21a”、21a’”、加盟店マスタ21b’、21b”、郵便番号マスタ21d’の少なくとも1つは、上記処理の過程で新たに作成され、メモリ部21に格納されてもよい。
集計部24は、図11に例示する明細データ21a’”に基づき集計データ21fを生成する。例えば、集計部24は、明細データ21a’”の「顧客ID」及び「代表駅」をキーとして、顧客ごと、且つ、代表駅ごとに、利用日数(決済日数)と、利用(決済)が行なわれた店の数とを集計し、集計データ21fを生成する。
図15は、集計データ21fの一例を示す図である。集計データ21fは、図15に例示するように、「顧客ID」、「代表駅」、「利用日数」及び「利用加盟店数」の項目を含んでよい。「利用日数」は、所定期間において、顧客が代表駅に属する店を利用した日数を集計した結果である。「利用加盟店数」は、所定期間において、顧客が利用した店の数を代表駅ごとに集計した結果である。
「利用日数」は、「日数」に着目した項目である。例えば、顧客が同じ代表駅に属する店を同日に複数回利用した場合であっても、集計により加算される値は“1”となる。一方で、顧客が複数の日に亘って、同じ代表駅に属する店(同一の店を含む)を複数回利用した場合、集計により加算される値は、当該店を利用した日数分の値となる。
「利用加盟店数」は、「店数」に着目した項目である。例えば、顧客が複数の日に亘って同じ店を複数回利用した場合であっても、集計により加算される値は“1”となる。一方で、顧客が同じ代表駅に属する互いに異なる複数の店を、同日に利用した場合、集計により加算される値は、互いに異なる複数の店数分の値となる。
なお、明細データ21a’”が集計される所定期間(集計期間)は、一実施形態では1年間であるものとするが、これに限定されるものではなく、例えば、数年間であってもよいし、数ヶ月間、数週間又は数日間であってもよい。
このように、集計部24は、顧客ごと、且つ、代表駅ごとに、明細データ21a’”を集計することで、エリアターゲッティングによるターゲッティング対象の「顧客」及び「エリア」の単位で集計データ21fを生成することができる。すなわち、一実施形態では、エリアを、駅を代表地点とする地理的範囲と捉え、駅ごとに顧客の活動を集計、分析することにより、エリアターゲッティングに適した集計データ21fを生成することができる。
DB作成部25は、集計データ21fに基づき、テリトリーDB21gを作成する。例えば、DB作成部25は、図16に示すように、集計データ21fから、利用日数が閾値Xよりも小さいエントリ、及び、利用加盟店数が閾値Yよりも小さいエントリ、のそれぞれを除外してよい。そして、DB作成部25は、除外後の集計データ21fに含まれる、顧客IDと代表駅との組み合わせをテリトリーDB21gに登録してよい。
閾値Xは、第1閾値の一例であり、集計データ21fから、顧客と代表駅との組み合わせのうち、利用日数が少ない組み合わせを除外するための閾値である。
利用日数が閾値X未満である場合、顧客は、当該レコードにおける代表駅を、例えば観光で訪れたり、偶然訪れたりしたに過ぎず、頻繁に訪れない(テリトリーとしていない)場所である可能性が高い。このような場合、当該代表駅は、「ユーザが様々な消費をする場所」には該当し得るものの、「ユーザに馴染みがある場所」及び「ユーザがよく行く場所」には該当しない可能性が高い。換言すれば、顧客が当該代表駅の近辺をテリトリーとしている(その場所が好きである)とはいえない可能性が高い。
そこで、DB作成部25は、集計データ21fから、利用日数が閾値X未満の組み合わせ(レコード)を除外することで、顧客のテリトリーの推定精度を向上させることができる。
閾値Yは、第2閾値の一例であり、集計データ21fから、顧客と代表駅との組み合わせのうち、顧客と、当該顧客が好む(少数の)「特定の店」が属する代表駅との組み合わせを除外するための閾値である。
顧客が頻繁に代表駅を訪れる場合であっても、当該顧客が、お気に入りの店のみを利用する場合、当該代表駅は、「顧客がよく行く場所」には該当し得るものの、「顧客に馴染みがある場所」及び「顧客が様々な消費をする場所」には該当しない可能性が高い。換言すれば、顧客は、当該代表駅の近辺の店のうち、お気に入りの店のみが好きなのであって、当該代表駅の近辺をテリトリーとしている(その場所が好きである)とはいえない可能性が高い。
そこで、DB作成部25は、集計データ21fから、利用加盟店数が閾値Y未満の組み合わせ(レコード)を除外することで、顧客のテリトリーの推定精度を向上させることができる。
以上のように、DB作成部25は、集計データ21fから、利用日数が閾値X未満、及び、利用加盟店数が閾値Y未満のレコードをそれぞれ除外する第2除外処理部の一例である。換言すれば、DB作成部25は、集計データ21fから、利用日数が閾値X以上であり、且つ、利用加盟店数が閾値Y以上であるレコードを抽出するのである。
そして、DB作成部25は、抽出したレコードの顧客IDと、代表駅との組み合わせを、例えば、図17に示すDB形式により、テリトリーDB21gに保存(登録)する。図17では、DB作成部25は、顧客IDと代表駅との組み合わせであるテリトリーを、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)形式に変換してテリトリーDB21gに保存する例を示す。なお、テリトリーDB21gへのテリトリーの保存形式は、CSV(Comma Separated Value)形式、XML(eXtensible Markup Language)等の種々の形式であってもよい。
なお、閾値X及び閾値Yのそれぞれは、明細データ21a’”が集計される集計期間や、サービス利用者が取得したいテリトリーの精度等に応じて決定されてよい。
以下、DB作成部25による、閾値X及び閾値Yの決定処理の一例を説明する。
(DB作成部25による閾値X及び閾値Yの決定処理)
図18は、閾値X及び閾値Yの決定手法の一例を示す図であり、図19は、図18に示す傾きと顧客の人数との関係の一例を示すグラフである。
図18に示すように、集計データ21fを利用日数(横軸)と利用加盟店数(縦軸)とにプロットする場合、横軸と傾きαとに挟まれた破線領域Aは、特定の加盟店ばかり利用する顧客、換言すれば、当該加盟店が好きな顧客の集合であるといえる。また、縦軸と傾きαとに挟まれた破線領域Bは、利用日数が少ない顧客、換言すれば、たまたま来た顧客の集合であるといえる。
従って、DB作成部25は、傾きαから、傾きα及びαを含み、傾きαまでの領域を集計データ21fから抽出するように、傾きα及びαを決定すればよい。
例えば、DB作成部25は、図19に示すように、図18に示す傾きと顧客の人数との関係を示す、傾きの分布を表すグラフCにおいて、分布の両側Z%に該当する値(発生確率が低い値)を、外れ値(除外対象)に決定してよい。
一例として、DB作成部25は、図19に示す分布の左側(傾きの小さい方)Z%に該当する値(傾き)を傾きαとして用いて閾値Xを算出してよい。また、DB作成部25は、図19に示す分布の右側(傾きの大きい方)Z%に該当する値(傾き)を傾きαとして用いて閾値Yを算出してよい。
図2の説明に戻り、出力部26は、端末3に対して、テリトリーDB21gに基づき、顧客のテリトリーに関する情報を提供してよい(図1参照)。
例えば、出力部26は、決済データを用いたエリアマーケティングの支援システムのサービスとして、テリトリーDB21gに基づき、顧客のテリトリー、換言すれば、顧客との関連度が高いエリアを推定し、推定したエリアの情報を端末3に送信してよい。このように、出力部26は、テリトリーDB21gに基づきテリトリーを推定する推定部の一例である。
一例として、出力部26は、端末3に対して、顧客のタグと、テリトリーとを関連付けて検索又は表示可能なWebページ等の画面情報を送信してよい。その他、出力部26は、種々の形態で、テリトリーDB21gに基づき、顧客のテリトリーに関する情報を出力してよい。
〔1-3〕動作例
以下、上述したテリトリー推定システム1の動作例を、フローチャートを参照しながら説明する。図20は、一実施形態に係るテリトリー推定システム1の動作例を説明するフローチャートである。
図20に例示するように、サーバ2において、明細データ21aが取得されると(ステップS1)、除外処理部22は、業種マスタ21cに基づき、加盟店マスタ21bに業種及び除外フラグを付加し(ステップS2)、加盟店マスタ21b”を生成する。
除外処理部22は、明細データ21aに加盟店マスタ21b”を付加し(ステップS3)、明細データ21a’を生成する。
除外処理部22は、明細データ21a’から除外フラグ==1のレコードを除外して(ステップS4)、明細データ21a”を生成する。
代表駅設定部23は、郵便番号マスタ21d及び代表駅マスタ21eに基づき、明細データ21a”に代表駅を付加し(ステップS5)、明細データ21a’”を生成する。
集計部24は、明細データ21a’”に対して、顧客ID及び代表駅をキーとして利用回数及び利用加盟店数を集計し(ステップS6)、集計データ21fを生成する。
DB作成部25は、集計データ21fから、利用日数が閾値X以上、且つ、利用加盟店数が閾値Y以上を満たすレコードを抽出する(ステップS7)。
DB作成部25は、抽出したレコードをテリトリーDB21gに保存する(ステップS8)。
出力部26は、テリトリーDB21gに基づき、テリトリーに関する情報を端末3に出力し(ステップS9)、処理が終了する。
〔1-4〕変形例
次に、一実施形態の変形例について説明する。一実施形態では、店の地理的位置(例えば緯度及び経度等の位置情報)に関連する位置関連情報として、郵便番号が用いられるものとして説明したが、これに限定されるものではない。位置関連情報としては、郵便番号に代えて、電話番号(例えば固定電話番号)、又は、住所情報が用いられてもよい。
以下、一実施形態の変形例として、位置関連情報として電話番号が用いられる場合を説明する。以下の説明において、特に言及しない構成又は処理の説明については、一実施形態と同様である。
図21は、変形例に係るテリトリー推定システム1’の機能構成例を示すブロック図である。テリトリー推定システム1’のサーバ2’は、図2に示すメモリ部21、除外処理部22及び代表駅設定部23に代えて、メモリ部21’、除外処理部22’及び代表駅設定部23’を備えてよい。
メモリ部21’は、図2に示す明細データ21a、加盟店マスタ21b及び郵便番号マスタ21dに代えて、明細データ121a、加盟店マスタ121b及び電話番号マスタ121dを記憶してよい。
除外処理部22’及び代表駅設定部23’は、それぞれ、除外処理部22及び代表駅設定部23による処理のうち、郵便番号を用いる処理を、電話番号を用いる処理に変更したものであり、それ以外の処理は除外処理部22及び代表駅設定部23と同様である。
図22は、除外処理部22’による除外処理により、業種及び除外フラグが付加された加盟店マスタ121b”の一例を示す図である。図22に例示するように、加盟店マスタ121b”は、「加盟店郵便番号」に代えて「加盟店電話番号」の項目を含んでよい。「加盟店電話番号」は、決済が行なわれた店の店舗所在地の電話番号を示す。固定電話の電話番号は、市区町村又は番地等のエリアに対応付けて設定される情報であるため、「加盟店電話番号」は、店の地理的位置に関連する位置関連情報の一例である。
除外処理部22’は、除外処理において、加盟店マスタ121b(図22の符号121bの部分)に対して、業種判定AIにより業種を付加し(図22の符号121b’の部分)、業種マスタ21cに基づき除外フラグを付加してよい。
図23は、除外処理部22’による除外処理により、実店舗以外のレコードが除外され、且つ、代表駅設定部23による付加処理により、代表駅が付加された明細データ121a’”の一例を示す図である。図23に例示するように、明細データ121a’”は、「加盟店郵便番号」に代えて「加盟店電話番号」の項目を含んでよい。
除外処理部22’は、除外処理において、明細データ121a(図23の符号121aの部分)に対して、加盟店マスタ121b”を付加し(図23の符号121a’の部分)、且つ、除外フラグ==1のレコードを除外してよい(図示省略)。
代表駅設定部23’は、付加処理において、除外フラグ==1のレコード除去後の明細データ121a”に対して、「加盟店電話番号」に基づき、代表駅を付加することで、図23に例示する明細データ121a’”を生成してよい。
図24は、電話番号マスタ121dの一例を示す図である。電話番号マスタ121dは、図24に例示するように、「電話番号」、「緯度」及び「経度」の項目を含んでよい。なお、電話番号マスタ121dは、「電話番号」に対応するエリアの一例である「場所」の項目を含んでもよい。「電話番号」は、例えば、公開されている既存の加盟店の全ての電話番号の一覧であってよい。「緯度」及び「経度」は、例えば、電話番号の代表位置を示す位置情報であり、地理的位置の一例である。
例えば、代表駅設定部23’は、電話番号マスタ121dの電話番号の緯度及び経度と、代表駅マスタ21eの代表駅の緯度及び経度との間の距離Tを算出してよい。また、代表駅設定部23’は、電話番号マスタ121dに対して、距離Tが最小となる代表駅を付加し、図25に例示する電話番号マスタ121d’を生成してよい。このとき、距離Tの上限値(例えば1km等)を設けてもよい。そして、代表駅設定部23’は、明細データ121a”に対して、電話番号マスタ121d’に基づき代表駅を付加することで、図23に示す明細データ121a’”を生成してよい。
以上のように、変形例に係るテリトリー推定システム1’によっても、一実施形態と同様の効果を奏することができる。
〔2〕その他
上述した一実施形態に係る技術は、以下のように変形、変更して実施することができる。
例えば、図2に示すサーバ2が備える除外処理部22、代表駅設定部23、集計部24、DB作成部25、及び、出力部26は、任意の組み合わせで併合してもよく、それぞれ分割してもよい。また、図21に示すサーバ2’が備える除外処理部22’、代表駅設定部23’、集計部24、DB作成部25、及び、出力部26は、任意の組み合わせで併合してもよく、それぞれ分割してもよい。
また、図2に示すサーバ2又は図21に示すサーバ2’は、複数の装置がネットワークを介して互いに連携することにより、各処理機能を実現する構成であってもよい。一例として、出力部26はWebサーバ、除外処理部22又は22’、代表駅設定部23又は23’、集計部24及びDB作成部25はアプリケーションサーバ、メモリ部21又は21’はDBサーバ、等であってもよい。この場合、Webサーバ、アプリケーションサーバ及びDBサーバが、ネットワークを介して互いに連携することにより、サーバ2又はサーバ2’としての各処理機能を実現してもよい。
さらに、一実施形態及び変形例では、決済データとして、クレジットカード会社等から提供される明細データ21a及び121aを用いて説明したが、これに限定されるものではない。決済データとしては、例えば、電子マネーの利用明細データ、複数の店で利用可能なポイントの利用明細データ等の、顧客、決済を利用した店、及び、当該店の位置関連情報を含む、種々の明細データが利用されてもよい。
〔3〕付記
以上の実施形態及び変形例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外し、
前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外し、
前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する、
処理をコンピュータに実行させる、エリア推定プログラム。
(付記2)
前記決済データに含まれる前記決済が行なわれた店の名称に基づき得られる当該店の業種と、除外対象の業種を示す情報とに基づき、前記決済データから、前記除外対象の業種である店のエントリを、前記店が実店舗以外の店であるエントリとして除外する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記1に記載のエリア推定プログラム。
(付記3)
複数の前記エリアのそれぞれの代表地点の地理的位置に関連する情報を参照して、前記除外後の決済データのそれぞれのエントリに、前記位置関連情報と地理的に近い代表地点を付加し、前記代表地点の付加後の決済データを、前記利用者ごと、且つ、前記代表地点ごとに集計することで、前記集計データを生成する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記1又は付記2に記載のエリア推定プログラム。
(付記4)
前記エリアは、駅を代表地点とする地理的範囲である、
付記1~付記3のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
(付記5)
前記位置関連情報は、郵便番号である、
付記1~付記4のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
(付記6)
前記位置関連情報は、電話番号である、
付記1~付記4のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
(付記7)
利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外し、
前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外し、
前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する、
処理をコンピュータが実行する、エリア推定方法。
(付記8)
前記決済データに含まれる前記決済が行なわれた店の名称に基づき得られる当該店の業種と、除外対象の業種を示す情報とに基づき、前記決済データから、前記除外対象の業種である店のエントリを、前記店が実店舗以外の店であるエントリとして除外する、
処理を前記コンピュータが実行する、付記7に記載のエリア推定方法。
(付記9)
複数の前記エリアのそれぞれの代表地点の地理的位置に関連する情報を参照して、前記除外後の決済データのそれぞれのエントリに、前記位置関連情報と地理的に近い代表地点を付加し、前記代表地点の付加後の決済データを、前記利用者ごと、且つ、前記代表地点ごとに集計することで、前記集計データを生成する、
処理を前記コンピュータが実行する、付記7又は付記8に記載のエリア推定方法。
(付記10)
前記エリアは、駅を代表地点とする地理的範囲である、
付記7~付記9のいずれか1項に記載のエリア推定方法。
(付記11)
前記位置関連情報は、郵便番号である、
付記7~付記10のいずれか1項に記載のエリア推定方法。
(付記12)
前記位置関連情報は、電話番号である、
付記7~付記10のいずれか1項に記載のエリア推定方法。
(付記13)
利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外する第1除外処理部と、
前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外する第2除外処理部と、
前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する推定部と、
を備える、エリア推定装置。
(付記14)
前記第1除外処理部は、前記決済データに含まれる前記決済が行なわれた店の名称に基づき得られる当該店の業種と、除外対象の業種を示す情報とに基づき、前記決済データから、前記除外対象の業種である店のエントリを、前記店が実店舗以外の店であるエントリとして除外する、
付記13に記載のエリア推定装置。
(付記15)
複数の前記エリアのそれぞれの代表地点の地理的位置に関連する情報を参照して、前記除外後の決済データのそれぞれのエントリに、前記位置関連情報と地理的に近い代表地点を付加し、前記代表地点の付加後の決済データを、前記利用者ごと、且つ、前記代表地点ごとに集計することで、前記集計データを生成する集計部、
を備える、付記13又は付記14に記載のエリア推定装置。
(付記16)
前記エリアは、駅を代表地点とする地理的範囲である、
付記13~付記15のいずれか1項に記載のエリア推定装置。
(付記17)
前記位置関連情報は、郵便番号である、
付記13~付記16のいずれか1項に記載のエリア推定装置。
(付記18)
前記位置関連情報は、電話番号である、
付記13~付記16のいずれか1項に記載のエリア推定装置。
1、1’ テリトリー推定システム
2、2’ サーバ
3 端末
10 コンピュータ
21、21’ メモリ部
21a、21a’、21a”、21a’” 明細データ
21b、21b’、21b” 加盟店マスタ
21c 業種マスタ
21d、21d’ 郵便番号マスタ
21e 代表駅マスタ
21f 集計データ
21g テリトリーDB
22、22’ 除外処理部
23、23’ 代表駅設定部
24 集計部
25 DB作成部
26 出力部
121a、121a’、121a’” 明細データ
121b、121b’、121b” 加盟店マスタ
121d、121d’ 電話番号マスタ

Claims (8)

  1. 利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外し、
    前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外し、
    前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する、
    処理をコンピュータに実行させる、エリア推定プログラム。
  2. 前記決済データに含まれる前記決済が行なわれた店の名称に基づき得られる当該店の業種と、除外対象の業種を示す情報とに基づき、前記決済データから、前記除外対象の業種である店のエントリを、前記店が実店舗以外の店であるエントリとして除外する、
    処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載のエリア推定プログラム。
  3. 複数の前記エリアのそれぞれの代表地点の地理的位置に関連する情報を参照して、前記除外後の決済データのそれぞれのエントリに、前記位置関連情報と地理的に近い代表地点を付加し、前記代表地点の付加後の決済データを、前記利用者ごと、且つ、前記代表地点ごとに集計することで、前記集計データを生成する、
    処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1又は請求項2に記載のエリア推定プログラム。
  4. 前記エリアは、駅を代表地点とする地理的範囲である、
    請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
  5. 前記位置関連情報は、郵便番号である、
    請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
  6. 前記位置関連情報は、電話番号である、
    請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のエリア推定プログラム。
  7. 利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外し、
    前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外し、
    前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する、
    処理をコンピュータが実行する、エリア推定方法。
  8. 利用者と、前記利用者による決済の利用日と、前記決済が行なわれた店と、前記店の地理的位置に関連する位置関連情報とを含む決済データから、前記店が実店舗以外の店であるエントリを除外する第1除外処理部と、
    前記除外後の決済データに基づき生成される集計データであって、前記利用者ごと、且つ、前記位置関連情報に基づき特定されるエリアごとに、前記決済の利用日の数と、前記決済が行なわれた店の数と、を含む前記集計データから、前記利用日の数が第1閾値よりも小さいエントリ、及び、前記店の数が第2閾値よりも小さいエントリ、のそれぞれを除外する第2除外処理部と、
    前記除外後の集計データに基づき、前記利用者との関連度が高いエリアを推定する推定部と、
    を備える、エリア推定装置。
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