JP7415471B2 - 運転評価装置、運転評価システム、車載装置、車外評価装置、および運転評価プログラム - Google Patents
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Description
1.記憶装置と、実行装置と、を備え、前記記憶装置は、車両の挙動を検出する挙動センサの検出値および該検出値に対応する運転者による操作部材の操作状態に基づく評価用入力データを入力とし前記運転者の評価値を出力する写像であって且つ走行シーンごとに各別の写像である評価写像を規定する評価写像データが記憶されており、前記実行装置は、前記検出値の時系列データおよび当該時系列データに対応する前記操作状態を取得する取得処理と、前記取得処理によって取得した時系列データに基づく分割用入力データを、前記分割用入力データを入力として前記時系列データを互いに異なる走行シーンに分割する写像であるシーン分割写像に入力して前記検出値および該検出値に対応する前記操作状態を前記走行シーンに分割するシーン分割処理と、前記シーン分割処理によって分割された走行シーン毎に、前記取得処理によって取得した前記検出値および当該検出値に対応する前記操作状態に基づく前記評価用入力データを前記評価写像に入力して前記評価値を算出することによって、前記運転者の運転を評価する評価処理と、を実行する運転評価装置である。
4.前記記憶装置には、前記評価用入力データと、前記評価値に該当する理由とを対応付けたデータである対応付けデータが記憶されており、前記評価処理は、前記評価用入力データを前記評価写像に入力して前記評価値を算出する評価値算出処理と、前記評価用入力データと前記対応付けデータとに基づき、前記評価値算出処理の算出結果の理由を特定する理由特定処理と、を含み、前記通知処理は、前記評価結果として、前記算出結果に基づく情報に加えて前記理由特定処理による前記理由を出力する処理を含む上記1記載の運転評価装置である。
5.第1の走行シーンに対応した前記評価写像への前記評価用入力データと、第2の走行シーンに対応した前記評価写像への前記評価用入力データとが、互いに異なる変数を含む上記1~4のいずれか1つに記載の運転評価装置である。
10.上記2~4のいずれか1つに記載の前記実行装置および前記記憶装置を備え、前記実行装置は、前記車両に搭載される第1実行装置と、車載装置とは別の第2実行装置と、を備え、前記第1実行装置は、前記取得処理と、前記取得処理によって取得した前記検出値の時系列データおよび前記操作状態を車載装置の外部に送信する取得データ送信処理と、を実行し、前記第2実行装置は、前記取得データ送信処理によって送信されたデータを受信する取得データ受信処理と、前記シーン分割処理と、前記評価処理と、前記通知処理と、を実行する運転評価システムである。
11.上記9または10記載の前記第1実行装置を備える車載装置である。
13.上記2~4のいずれか1つに記載の前記取得処理、前記シーン分割処理、前記評価処理、および前記通知処理をコンピュータに実行させる運転評価プログラムである。
前記入力候補データ取得処理および前記識別モデル学習処理を、前記準備処理によって準備された前記シーン分割写像のそれぞれに基づき分割された前記走行シーン毎に前記コンピュータによって実行させ、前記準備処理によって準備された前記シーン分割写像のそれぞれに基づき分割された前記走行シーン毎に実行された前記識別モデル学習処理による前記識別モデルのうちの1つを、前記評価写像データとして選択するとともに、対応する前記シーン分割写像を前記シーン分割処理に利用する前記シーン分割写像として選択する選択処理をコンピュータに実行させる上記14記載の評価写像データの生成方法である。
以下、運転評価装置にかかる第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示す制御装置10は、車両に搭載される。制御装置10は、CPU12、ROM14、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである記憶装置16、周辺回路17、通信機18を備え、それらがローカルネットワーク19を介して通信可能とされたものである。なお、周辺回路17は、内部の動作を規定するクロック信号を生成する回路や、電源回路、リセット回路等を含む。
取得処理(S1)は、制御装置10に入力される上述の各種信号を所定周期で取得する処理である。詳しくは、取得処理は、車速V、前後加速度Gx、横加速度Gy、および操舵角θhを取得する処理を含む。また、取得処理は、受信結果信号SLに基づく前方車両との相対距離RLおよび相対速度RV、ヨーレートYr、操舵トルクTh、ブレーキ操作量Brk、アクセル操作量ACCP、トルク推定値Trqe、状態信号Winを取得する処理を含む。また、取得処理は、ロール角θroll、ピッチ角θpitch、ヨー角θyaw、ロール角速度ωroll、およびピッチ角速度ωpitchを取得する処理を含む。なお、本実施形態では、それら各信号を、同一のサンプリング周期で取得する。ちなみに、前方車両が存在しない場合、相対距離RLや相対速度RVは、存在しない旨の特別の値をとるものとする。
図3に、評価処理(S5)の手順の一部を示す。図3に示す処理は、ROM14に記憶された運転評価プログラム14aをCPU12がたとえば所定周期で繰り返し実行することにより実現される。なお、以下では、先頭に「S」が付与された数字によって、各処理のステップ番号を表現する。
なお、CPU12は、S18aの処理において否定判定する場合、評価指標Aの評価値y[1,A]と、評価指標Bの評価値y[1,B]と、評価指標Cの評価値y[1,C]と、評価指標Dの評価値y[1,D]とのうちの最大値が評価指標Bの評価値y[1,B]であるか否かを判定する(S18b)。そして、S18bの処理において、否定判定する場合には、評価指標Aの評価値y[1,A]と、評価指標Bの評価値y[1,B]と、評価指標Cの評価値y[1,C]と、評価指標Dの評価値y[1,D]とのうちの最大値が評価指標Cの評価値y[1,C]であるか否かを判定する。そして、それらの判定結果に応じて、S20~S24に準じた処理を実行する。また、CPU12は、S14(1)の処理において否定判定する場合、走行シーン2であるか否かを判定する(S14(2))等、いずれの走行シーンであるかを特定し、特定した走行シーンに応じてS16a~S16d,S18a,S18b,…,S20~S24に準じた処理を実行する。
図2に戻り、通知処理(S6)は、表示装置50を操作し、図7の処理によって確定された評価指標と、その理由とを表示装置50に表示させる処理である。
図8に示す適合装置80は、評価写像データ16cを生成する装置である。適合装置80には、評価指標Aの運転者が車両VCを運転した際のデータと、評価指標Bの運転者が車両VCを運転した際のデータと、評価指標Cの運転者が車両VCを運転した際のデータと、評価指標Dの運転者が車両VCを運転した際のデータと、が入力される。
次に適合装置80は、S40の処理において準備した全ての分割パターンについて、S44の処理が完了したか否かを判定する(S46)。そして適合装置80は、未だS44の処理が完了していない分割パターンがあると判定する場合(S46:NO)、S42の処理に戻ってその分割パターンを選択する。
なお、図9の処理が完了し、評価写像データ16cが生成されると、評価指標A~Dのそれぞれについて、走行シーン毎に、入力変数に基づき、たとえば熟練者によって、評価値を高くする要因を特定し、対応付けデータ16dを生成する。
CPU12は、運転者が車両を運転する際に、車速V、前後加速度Gx、横加速度Gyおよび操舵角θhに基づき、都度の走行シーンを、複数の走行シーンに分割する。そして、CPU12は、分割した各走行シーンについて、運転者による操作状態に関する時系列データ等に基づき、評価指標A~Dのそれぞれに該当する確率である評価値y[i,A],y[i,B],y[i,C],y[i,D]を算出する。そして、CPU12は、評価値y[i,A],y[i,B],y[i,C],y[i,D]のうちの最大値に対応する評価指標が、その走行シーンiにおける運転者の評価指標であるとする。特に、CPU12は、分割された各走行シーン毎に、運転者の運転に関する評価指標を特定する。そのため、様々な走行シーンにおいて運転者の運転に関する情報を有効活用して、評価指標を決定することができる。
(1)CPU12は、評価指標を確定させると、その評価指標の評価値を大きくした要因と、対応付けデータ16dとに基づき、その評価指標とされる理由を特定し、表示装置50に表示した。これにより、運転者にどうしてその評価結果となったのかを通知することができる。
以下、第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、制御装置10のROM14には、運転評価サブプログラム14cが記憶されており、携帯端末60のROM64には、運転評価メインプログラム64aが記憶されている。また、本実施形態では、携帯端末60の記憶装置66に、評価写像データ16c、および対応付けデータ16dが記憶されている。
以下、第3の実施形態について、第2の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
上記実施形態における事項と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係は、次の通りである。以下では、「課題を解決するための手段」の欄に記載した解決手段の番号毎に、対応関係を示している。[1]実行装置は、図1のCPU12およびROM14に対応する。記憶装置は、記憶装置16に対応する。挙動センサは、レーダ装置20、ヨーレートセンサ22、加速度センサ24、車速センサ26、舵角センサ28等に対応する。操作状態は、操舵トルクThや、ブレーキ操作量Brk、アクセル操作量ACCP等に対応する。取得処理は、S1の処理に対応する。評価用入力データは、S12の処理によって生成されるデータに対応する。分割用入力データは、前処理S2への入力データに対応する。[2]評価指標は、A~Dの4つの指標に対応する。評価値算出処理は、S16a~S16dの処理に対応し、特定処理は、S18a,S18b,…,S20等の処理に対応する。[3]指標特定処理は、S18a,S18b,…,S20等の処理に対応する。理由特定処理は、S24の処理に対応する。[4]評価値算出処理は、S16a~S16dの処理に対応する。理由特定処理は、S24の処理に対応する。[5]図4に例示されている。[6]図5に例示されている。[7]加工処理は、S12の処理に対応する。[8]図2において、前処理(S2)に車速V、前後加速度Gx、横加速度Gyおよび操舵角θhのみが入力されることに対応する。[9~12]第1実行装置は、CPU12およびROM14に対応し、第2実行装置は、CPU62およびROM64に対応する。記憶装置は、記憶装置66に対応する。取得データ送信処理は、S80の処理に対応する。取得データ受信処理は、S90の処理に対応する。評価結果送信処理は、S92の処理に対応する。評価結果受信処理は、S84の処理に対応する。[13]運転評価プログラムは、運転評価プログラム14aや運転評価メインプログラム64aに対応する。[14]入力候補データ取得処理は、S60の処理に対応する。識別モデル学習処理は、S64~S70の処理に対応する。[15]準備処理は、S40の処理に対応する。選択処理は、S48の処理に対応する。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
(a)評価指標の数について
上記実施形態では、評価指標として、A,B,C,Dの4個の評価指標を用いたが、これに限らず、2個、3個、または、5個以上であってもよい。
評価値を示す写像としては、上記実施形態で例示したものに限らない。たとえば、サポートベクトルや関連ベクトルを1つの入力とし、評価写像の入力をもう1つの入力とするカーネル関数と上記係数wiA1,wiA2,…等との内積値とバイアスパラメータとの和を独立変数とし、出力値の符号によって評価指標に合致するか否かを定める識別モデルであってもよい。この場合、複数の指標に合致するとの結果が生じる場合、図7の処理によって最終的な評価を定めればよい。またたとえば、ニューラルネットワークを用いてもよい。この場合、出力層の活性化関数をロジスティックジグモイド関数とするなら、その出力値を評価指標に合致する確率とすることができる。
上記実施形態では、車速Vや、前後加速度Gx等の、分割用入力データに用いられる検出値と、ヨーレートYrや、操舵トルクTh等の評価用入力データに用いられる検出値とを、互いに等しい個数ずつ取得したが、これに限らない。たとえば分割用入力データのサンプリング周期を、評価用入力データのサンプリング周期よりも長くしてもよい。その場合であっても、分割用入力データが複数の走行シーンに分割される場合、各走行シーンに同期した評価用入力データを特定することは可能である。
評価写像への入力データである評価用入力データとしては、上記実施形態において例示したものに限らない。たとえば、推力生成装置が内燃機関に代えてモータジェネレータである車両の場合、トルク推定値Trqeに関する変数に代えて、モータジェネレータのトルクに関する変数を入力変数としてもよい。
S10の処理においては、評価指標A~Dの少なくとも1つにおいて少なくとも1つの走行シーンにおける評価写像の入力変数となるものを全て取得したが、これに限らない。たとえば、評価指標A~D且つ走行シーン毎に互いに独立のロジックを構成し、実際に入力変数となるもののみを取得してもよい。
上記実施形態では、前処理として、ローパスフィルタ処理を例示したが、これに限らない。たとえば、取得処理によって所定周期で取得することによって生成される時系列データのうち、分割用入力データである車速V、前後加速度Gx、横加速度Gy、および操舵角θhのそれぞれに関する時系列データを圧縮して出力する処理であってもよい。この処理は、たとえば、CNN(Convolutional Neural Network)オートエンコーダを用いて実現できる。その場合において、分割用入力データを構成する、車速V、前後加速度Gx、横加速度Gy、および操舵角θhの4つの互いに異なる物理量を結合して圧縮することにより、前処理S2の出力を、特定の物理量を有したデータではないものとしてもよい。
分割用入力データとしては、車速V、前後加速度Gx、横加速度Gyおよび操舵角θhの4つの検出値の時系列データに限らない。たとえば、それら4つに関しては、それらのうちの3つのみが含まれる時系列データであってもよく、またたとえばそれらのうちの2つのみが含まれる時系列データであってもよく、またたとえば、それらのうちの1つのみが含まれる時系列データであってもよい。
時分割処理としては、上記実施形態において例示したものに限らない。たとえば、周知のクラスタリング手法を用いてもよい。またたとえば、隠れマルコフモデルを用いてもよい。具体的には、たとえば、「大規模時系列データからの特徴自動抽出:松原靖子、櫻井保志、ChristosFaloutsos」に記載されている多階層連鎖モデルの学習済みモデルを用いてもよい。これは、たとえば以下のようにして実現できる。
シーン分割処理としては、前処理および時分割処理にて構成されるものに限らず、たとえば、分割用入力データを時分割処理に直接入力してもよい。
図9においては、準備処理として、人が予め設定した分割パターンを取得する処理を例示したが、これに限らない。たとえば、「前処理について」の欄に記載したように、CNNエンコーダの出力を時分割処理の入力とする場合、CNNの互いに異なる層の値を時分割処理の入力とすることによって、互いに粒度が異なるデータを時分割処理の入力としてもよい。換言すれば、CNNの互いに異なる層の値を出力とするCNNエンコーダと時分割処理とによって、互いに異なる粒度の走行シーンを出力するシーン分割写像を準備すればよい。
上記実施形態では、L1正則化最小二乗法によって、係数wiAj,wiBj,wiCj,wiDjを更新したが、正則化最小二乗法としては、これに限らない。たとえば、L1正則化とL2正則化との双方を利用するいわゆるElasticNetを用いてもよい。
上記実施形態では、表示装置を操作することによって、評価結果を視覚情報として通知したが、これに限らず、たとえばスピーカ等を操作して、評価結果を音声情報として通知してもよい。
評価結果の用途は、通知処理の対象とされるものに限らない。たとえば、自動運転を、運転者の運転性向に応じて実行する場合に、自動運転を運転者の運転性向に合わせるための情報として評価結果を利用してもよい。
実行装置としては、CPU12(62)とROM14(64)とを備えて、ソフトウェア処理を実行するものに限らない。たとえば、上記実施形態においてソフトウェア処理されたものの少なくとも一部を、ハードウェア処理する専用のハードウェア回路(たとえばASIC等)を備えてもよい。すなわち、実行装置は、以下の(a)~(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てを、プログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するROM等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置およびプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置およびプログラム格納装置を備えたソフトウェア実行装置や、専用のハードウェア回路は複数であってもよい。
上記実施形態では、評価写像データ16cが記憶される記憶装置と、運転評価プログラム14aや、運転評価メインプログラム64aが記憶される記憶装置であるROM14,64とを別の記憶装置としたが、これに限らない。
車外評価装置としては、携帯端末60に限らない。たとえば、複数の車両のそれぞれから送信される様々なデータを受信して解析するデータ解析センターであってもよい。
図11には、車両内の制御装置10と携帯端末60とによって、運転評価システムを構成したが、これに限らない。たとえば、車両内の制御装置と、携帯端末60と、複数の車両のそれぞれから送信される様々なデータを受信して解析するデータ解析センターとによって、運転評価システムを構成してもよい。これは、たとえば図12(b)の処理をデータ解析センターが実行し、S84の処理および通知処理(S6)を携帯端末が実行することにより実現できる。
12…CPU
14…ROM
14a…運転評価プログラム
14…ROM
14b…運転評価サブプログラム
16…記憶装置
16d…対応付けデータ
17…周辺回路、
18…通信機、
19…ローカルネットワーク、
60…携帯端末、
62…CPU、
64…ROM、
64a…運転評価メインプログラム、
66…記憶装置、
67…周辺回路、
68…通信機、
69…ローカルネットワーク、
80…適合装置
Claims (11)
- 記憶装置と、実行装置と、を備え、
前記記憶装置は、車両の挙動を検出する挙動センサの検出値および該検出値に対応する運転者による操作部材の操作状態に基づく評価用入力データを入力とし前記運転者の評価値を出力する写像であって且つ走行シーンごとに各別の写像である評価写像を規定する評価写像データが記憶されており、
前記実行装置は、
前記検出値の時系列データおよび当該時系列データに対応する前記操作状態を取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得した時系列データに基づく分割用入力データを、前記分割用入力データを入力として前記時系列データを互いに異なる走行シーンに分割する写像であるシーン分割写像に入力して前記検出値および該検出値に対応する前記操作状態を前記走行シーンに分割するシーン分割処理と、
前記シーン分割処理によって分割された走行シーン毎に、前記取得処理によって取得した前記検出値および当該検出値に対応する前記操作状態に基づく前記評価用入力データを前記評価写像に入力して前記評価値を算出することによって、前記運転者の運転を評価する評価処理と、を実行するように構成され、
前記評価写像データは、複数の評価指標毎に各別の前記評価写像を規定するデータであり、
前記評価写像は、該当する前記評価指標に関する前記評価値を出力するものであり、
前記評価処理は、前記シーン分割処理によって分割された各走行シーン毎に、前記評価用入力データを前記複数の評価指標のそれぞれに関する前記評価写像に入力して前記複数の評価指標のそれぞれに該当する確率である前記評価値を算出する評価値算出処理と、前記評価値算出処理の算出結果に基づき、前記複数の評価指標のうち前記評価値が最大値となる前記評価指標を特定する特定処理と、を含んで且つ、前記運転者の運転が前記複数の評価指標のいずれに該当するかを評価する処理であり、
所定のハードウェアを操作することによって、前記特定処理の特定結果を前記評価処理による評価結果として運転者に通知する通知処理を実行する運転評価装置。 - 前記記憶装置には、前記複数の評価指標のそれぞれにおける前記評価用入力データと当該評価指標に該当する理由とを対応付けたデータである対応付けデータが記憶されており、
前記特定処理は、前記複数の評価指標のいずれに合致するかを特定する指標特定処理に加えて、特定された前記評価指標に対応する前記評価用入力データと前記対応付けデータとに基づき、特定された前記評価指標に該当する理由を特定する理由特定処理を含み、
前記通知処理は、前記指標特定処理による特定結果に基づき、前記複数の評価指標のいずれに合致するかの評価結果に加えて、前記理由特定処理による当該評価指標に該当する理由を出力する処理を含む請求項1記載の運転評価装置。 - 第1の走行シーンに対応した前記評価写像への前記評価用入力データと、第2の走行シーンに対応した前記評価写像への前記評価用入力データとが、互いに異なる変数を含む請求項1または2記載の運転評価装置。
- 前記複数の走行シーンのうちの所定の走行シーンにおいて、第1の評価指標に対応した前記評価写像への前記評価用入力データと、第2の評価指標に対応した前記評価写像への前記評価用入力データとが、互いに異なる変数を含む請求項1または2記載の運転評価装置。
- 前記取得処理は、前記検出値の時系列データと前記操作状態の時系列データとを取得する処理であり、
前記評価処理は、前記取得処理によって取得した前記検出値の時系列データと前記操作状態の時系列データとの2つの時系列データの少なくとも1つについて、それらの分散、平均、最大値、最小値の4つのうちの少なくとも1つを算出する加工処理を含み、前記加工処理の出力を前記評価用入力データの少なくとも一部として前記評価写像に入力することによって前記評価値を算出する処理である請求項1~4のいずれか1項に記載の運転評価装置。 - 前記分割用入力データにその検出値が利用される前記挙動センサと、前記評価用入力データにその検出値が利用される前記挙動センサとには、互いに異なるものが含まれる請求項1~5のいずれか1項に記載の運転評価装置。
- 請求項1または2記載の前記実行装置および前記記憶装置を備え、
前記実行装置は、前記車両に搭載される第1実行装置と、車載装置とは別の第2実行装置と、を備え、
前記第1実行装置は、前記取得処理と、前記取得処理によって取得した前記検出値の時系列データおよび前記操作状態を車載装置の外部に送信する取得データ送信処理と、前記評価処理による評価結果を受信する評価結果受信処理と、前記通知処理と、を実行し、
前記第2実行装置は、前記取得データ送信処理によって送信されたデータを受信する取得データ受信処理と、前記シーン分割処理と、前記評価処理と、前記評価処理の評価結果を送信する評価結果送信処理と、を実行する運転評価システム。 - 請求項1または2記載の前記実行装置および前記記憶装置を備え、
前記実行装置は、前記車両に搭載される第1実行装置と、車載装置とは別の第2実行装置と、を備え、
前記第1実行装置は、前記取得処理と、前記取得処理によって取得した前記検出値の時系列データおよび前記操作状態を車載装置の外部に送信する取得データ送信処理と、を実行し、
前記第2実行装置は、前記取得データ送信処理によって送信されたデータを受信する取得データ受信処理と、前記シーン分割処理と、前記評価処理と、前記通知処理と、を実行する運転評価システム。 - 請求項7または8記載の前記第1実行装置を備える車載装置。
- 請求項7または8記載の前記第2実行装置および前記記憶装置を備える車外評価装置。
- 請求項1または2記載の前記取得処理、前記シーン分割処理、前記評価処理、および前記通知処理をコンピュータに実行させる運転評価プログラム。
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