JP7411635B2 - 粉末混合物を熱処理するための容器、炉、及び方法 - Google Patents

粉末混合物を熱処理するための容器、炉、及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、炉内の熱処理中に粉末混合物を貯蔵するための耐火性を有する容器に関する。
本発明はさらに、粉末混合物を熱処理するための炉及び方法に関する。
数多くの粉体化学領域では、特にバッテリのためのカソード材料の製造時には、粉末混合物が冒頭で述べた耐火性を有する容器内で熱処理される。容器はセラミックから又はムライト物質から成っている。なぜならば、このような材料は良好な耐熱性を有しているからであり、また、炉内の容器が大きい温度勾配に晒されているからである。しかしながらムライト容器の耐薬品性及び機械強度は低く、これにより、このような容器は特に化学的にアグレッシブな雰囲気において、そして高反応性材料との接触状態において不安定であり、ひいては不都合を伴う。
図1は、従来技術に基づき公知の3つの容器1の典型的な配置関係を示している。これらの容器内には粉末混合物から成る粉体床4が配置されており、そしてこれらの容器は炉内の燃焼過程中の処理量を高めるために、直接に互いに上下に積み重ねられ、これにより容器1の下縁部及び上縁部のところに接触領域2が生じる。一方では反応のために必要なプロセスガスを粉末混合物に供給でき、他方では容器1内部に発生した排ガスを導出でき、ひいては熱処理後にそれぞれの個々の容器1の自動的な把持が可能になるように、容器1は切欠き3を有しており、これらの切欠きは容器1の内部空間を炉に向かって開く。
容器を互いに上下に積み重ねることにより、下側の容器に高い機械的な圧縮応力がもたらされ、容器の寿命が限定される。なぜならば容器が変形し、ときにはクラックが生成すするからである。容器1つ当たりの粉末の量、ひいては単位時間当たりの処理量はしたがって制限される。さらに、容器に対する圧力、温度、及び化学的影響の組み合わせは時には接触領域における少なくとも部分的な接着を招く。このことは、特にロボットによる容器の取り出しにとって大きな問題となる。
したがって、本発明の課題は、前記問題点を少なくとも部分的に取り除く耐火性を有する容器、炉、及び方法を提供することである。特に単位時間当たりの処理量を高めようとし、そして容器の自動的な取り出しを容易にしようとする。さらに、容器の寿命、及び粉末混合物の熱処理時の有効性を高めようとする。
このような課題は請求項1に記載された容器、請求項11に記載された炉、及び請求項12に記載された方法によって解決される。本発明によれば、このために、スペーサを着脱可能に取り付けるための複数の収容部が設けられており、収容部が組み付け状態で複数の容器を互いに上下に非接触で積み重ねることを可能にする。非接触での積み重ねとは、互いに上下に配置された2つの容器が接触せず、直接の接触領域を形成せず、これにより炉内の燃焼プロセス時の接着のおそれが回避されることを意味する。これに対して接触するスペーサは、容器よりも化学的に安定である材料から製作されており、これにより接触領域に接着が発生しない。容器の質量は、非接触の積み重ねにより、下側の容器によってもはや支持されず、むしろスペーサがそれぞれ支持機能を担うので、各容器の支持されるべき質量は、自重及び粉末混合物の質量まで低減される。これにより、容器一つ当たりの粉末混合物の量を著しく多くすることができ、これにより、単位時間当たりの処理量が大幅に高められる。さらに、容器の支持されるべき総質量が小さければ小さいほど、機械的負荷も小さくなり、ひいては容器の寿命が著しく長くなる。最終的に、容器が互いに所定の間隔を置いて支承されることによって、それぞれ2つの容器の間に比較的大きい間隙が生じる。この間隙を介して、反応に起因して生じ得る排ガスをより良好に導出することができ、そしてこの間隙を介して、プロセスガスを粉末混合物により良好に導くことができる。さらに、この間隔は炉内部のより効果的な熱伝達を可能にする。炉外部では、容器又はスペーサが損傷又は摩耗するまでは、容器とスペーサとの間に着脱可能な結合が存続したままである。この場合には、容易な手動又は自動の交換が、着脱可能な結合によって可能である。
本発明の好ましい実施態様が以下にそして従属請求項に記載されている。
本発明の好ましい第1の実施態様によれば、容器が、下縁部と上縁部とを備えた外側壁によって仕切られており、外側壁が、スペーサを収容するために複数の収容部を有しており、収容部が外側壁を下縁部から上縁部へ貫通している。容器は断面が方形に形成され、収容部は壁の角隅内に形成されている。実質的に2つの異なる種類の収容部が設けられている。先ず、収容部は半径方向に閉じられていてよい。これにより、収容部は容器の壁内に完全に形成されており、壁は上縁部及び下縁部でのみ開く。或いは、収容部は半径方向に、所定の開口幅を備えた側方開口を有していてもよい。収容部はそれ自体任意の断面、特に角付き断面、方形断面、又は円形断面を有していてよい。収容部が円形断面を備えた孔として形成されている場合には、側方開口の開口幅は孔の内径よりも小さい。
収容部はスペーサの着脱可能な収容を可能にし、スペーサがそれぞれ支持体と、
a) 足又は足部分及び/又は
b) 頭又は頭部分と
を有し、
支持体は、容器のそれぞれ1つの収容部内に挿入可能である。スペーサの足及び/又は頭は所属の支持体に対して拡張された状態で構成されている。足部分及び/又は頭部分はこれに対して拡張されない状態で構成されており、好ましくは段を形成せずに支持体に移行する。最も単純な事例では、支持体は頭部分及び/又は足部分を形成するために単に延長された状態で形成されている。支持体は実質的に円筒状に形成されており、その断面及び高さにおいて容器内部の収容部に適合している。特に、スペーサを組み付け状態で、容器の壁を超えて、上縁部及び下縁部のところで突出しており、収容部の内部で固定可能である
壁を超えて突出する支持体の部分には、足又は足部分及び頭又は頭部分が配置されている。スペーサ/支持体が壁全体を貫通することにより、容器は専らスペーサに載置されており、これにより、最も下側のスペーサは、その上に配置された全ての容器及びスペーサの質量を支持する。
スペーサの種々の有利な実施形態がある。第1の有利な実施態様では、スペーサの支持体が2つの部分から形成されており、足を有する下側支持部と、頭を有する上側支持部とを有し、そして、下側支持部は壁の下縁部のところで孔内へ挿入可能であり、上側支持部は壁の上縁部のところで孔内へ挿入可能である。下側支持部及び上側支持部は、スペーサを固定するために孔内部で互いに着脱可能に結合されるようになっている。孔内部で支持部を結合するために、例えば対応するねじ山部分を有するねじ山結合部、又はバヨネット結合部が設けられていてよい。
2つの部分から成るスペーサの実施形態の代わりに、スペーサの支持体が一体的に形成されており、孔内部で固定可能であってもよい。支持体と拡張された足部分と頭部分とを備えたスペーサ、又は支持体と拡張された頭部分と足部分とを備えたスペーサが、孔内部で好ましくはコッターピン、係止結合部、又は同等の取り付け手段によって固定されていてよい。
一体的な支持体、頭、及び足を備えたスペーサは、孔内に着脱可能であると同時に紛失不能に支承するために、支持体及び頭及び/又は足の対応するねじ山部分を介したねじ結合部を有することができる。
記載された全ての変形実施形態は、支持体を孔内に容易且つ問題なしに挿入し、孔内で容易に固定することを可能にする。
すでに述べたように、孔は側方開口を有していてもよい。側方開口は孔の長手方向軸線に対して平行に延びており、孔の壁を貫通して側方に開いている。このような孔はスペーサの着脱可能な結合のために役立つ。スペーサの支持体はそれぞれ2つの平行な案内面を有しており、案内面が部分円筒形の滑り面を介して互いに結合されており、これにより支持体が孔の側方開口を通って孔内へ挿入可能であり、そして側方開口内で長手方向軸線を中心として支持体を回転させることにより形状的に篏合して支承されるようになっている。このために、孔の側方開口の開口幅は支持体の滑り面の間隔に適合されている。組み立て状態において、支持体は孔内部で形状的に篏合して支承されており、部分円筒形の滑り面は孔の内壁に当接している。このような固定の変形実施形態によって、一体的な支持体が足及び頭と着脱不能に結合されているスペーサを使用することもできる。
積み重ね状態における容器の安定な支承のために、本発明の好ましい実施態様によれば、
a) スペーサの頭又は頭部分、及び
b) スペーサの足又は足部分が、
それらの端部で、対応する切欠きと隆起部とを有しており、これにより積み重ね状態で容器の側方変位が阻止されるようになっている。最も簡単な事例では、このような切欠き及び隆起部は環状又は円形の溝及びキーであってよい。これらの溝及びキーは、互いに上下に配置された2つのスペーサの嵌合を形成する。
スペーサ、特に支持体及び/又は頭及び/又は足は、好ましくは高強度の緻密な高性能セラミック、特に、好ましくは有孔率が5%未満の酸化アルミニウム(Al23)から成っている。これにより、スペーサは、セラミック又はムライト物質から製造された容器よりも化学的機械的に著しく安定に構成されている。
本発明のさらなる好ましい実施態様及び具体的な実施形態を図面に基づいて以下に説明する。
図1は従来技術に基づく3つの容器から成る積み重ねを示す図である。 図2aは2つの部分から成るスペーサを備えた容器を示す図である。 図2bは2つの部分から成るスペーサを備えた容器を示す図である。 図3aは一体的なスペーサを備えた容器を示す詳細図である。 図3bは一体的なスペーサを備えた容器を示す詳細図である。 図4a-図4eは側方に開かれた収容部を備えた容器をそれぞれ示す詳細図である。 図4f及び図4gはスペーサをそれぞれ示す断面図である。 図4hは積み重ねられた容器を示す詳細図である。 図5a及び図5bは炉を容器と一緒に示す断面図である。
本発明の第1実施例が図2a及び図2bに示されている。ここに図示された容器10は底部11と壁12とを有しており、これにより容器10は、粉末混合物を収容するためにボウル状に形成されている。壁12は下縁部13と上縁部14とを有しており、これら縁部の間で孔15の形態を成す収容部によって貫通されている。孔15はスペーサ16を収容するために有用である。スペーサは図示の実施例では2つの部分から形成されており、下側支持部18と上側支持部19とから成る支持体17を有している。下側支持部18は足20と結合しているのに対して、上側支持部19は頭21と結合している。スペーサ16を容器10と着脱可能に取り付けるために、下側支持部18は下方から孔15内へ挿入される。上側支持部19は、上側及び下側支持部18,19が互いに衝突するまで、上縁部14のところで孔15内へ挿入される。その場所で、支持部18,19は、適宜の着脱可能な結合手段を介して、例えばねじ結合部を介して、又はバヨネット結合部を介して互いに着脱可能に結合することができる。スペーサ16の固定後、複数の容器10を互いに上下に積み重ねることができ、この場合に容器10は互いに接触することがなく、また接触領域を形成することもない。
図2bは、本発明による3つの容器10から成る積み重ねを示している。これらの容器の間には、プロセスガスの供給のために、そして反応に起因したガスの導出のために、従来技術と比較してより大きい間隔Aが形成されている。さらに図2bにおいてすでに明らかに判るように、全ての容器10の総質量はスペーサ16によって支持される。なぜならば、これらのスペーサは容器10の孔15を完全に貫通しているからである。最も下側の容器10はこうしてその自己質量だけを支持し、ひいてはその容器の上に配置された容器10の質量を支持することはない。
図3a及び図3bは、スペーサ16を有する容器10のさらに別の実施態様を示している。スペーサ16は側方で閉じられた孔15内に配置されている。両実施例では、支持体17に配置された足20が容器10の底部11に当接するまで、スペーサ16は下縁部13のところで孔15内に挿入される。このような位置では、スペーサ16の支持体17は容器10の上縁部14を超えて突出し、ひいては頭部分22を形成している。なぜならば支持体17はその場所では、別個の拡張された頭と結合されていないからである。スペーサ16はこのような位置では、図3aによればコッターピン23によって、そして図3bによれば係止結合部24によって固定される。容器10の積み重ね状態では、支持体17の頭部分22は足20の切欠き25内に係合するので、側方変位が形状的な嵌合によって阻止される。壁12内部及び/又は支持体17内部にコッターピン23を収容するための横方向孔は、積み重ね状態で容器10の壁に力が加えられない程度に大きい。コッターピン23は、スペーサ16もしくは支持体17が、1つの容器10を高く持ち上げた時に収容部から滑脱するのを阻止するにすぎない。
図3a,bに示された実施態様の代わりに、支持体17は上縁部14で容器10の孔15内に挿入することもできる。この場合、スペーサ16は頭21と、容器10の下縁部13で突出する足部分とを有している。なお、このような別の実施態様の機能は、図3a及び3bに示されたものの機能と同様である。
図4a~図4hは図2a,b及び図3a,bとは別の容器10の実施態様を示しており、この容器10は、孔15として形成された収容部の側方開口35を備えている。図4aは、壁12内に孔15が形成された容器10を平面図で示している。孔15は側方へ向かって開かれており、孔15の直径Dよりも小さな開口幅Bを有している。このような孔15内には、図4f及び4gに示されているように、スペーサ16の支持体17を側方から挿入することができる。図示のスペーサ16は頭21と足20とを有している。頭及び足は支持体17によって互いに結合されている。支持体17は平行な案内面26を有している。これらの案内面は部分円筒形の滑り面27を介して互いに結合されている。案内面26は、支持体17を孔15内へ挿入するのを可能にする程度の大きさで互いに間隔を置いて設けられている。このことは特に図4b及び4cに示されている。支持体17が孔15内部に完全に達する(図4c)とすぐに、長手方向軸線を中心として支持体17を回転させることにより、スペーサ16は孔15内部に固定される(図4d,e)。スペーサ16を回転可能にするために、頭21には平行なレンチ係合面34が形成されている。これらのレンチ係合面は、ねじ工具のための当接面を形成する。側方で開かれた孔15を使用することにより、一体的なスペーサ16、すなわち一体的な支持体17を有するだけでなく、頭21及び足20とも一体的に結合されているスペーサ16を使用することができる。
スペーサ16は手動又は自動でロボットによって収容部内に挿入され、そして収容部内で固定されることができる。
図4hは、積み重ねられた容器10を示す詳細図である。これらの容器はそれぞれ、側方案内面26を備えたスペーサ16と結合されており、側方案内面は側方で開かれた孔15内に位置し、孔内に形状的篏合によって固定されている。
図5aには、炉28への容器10の自動的な装填、及びそれぞれ1つのロボット29,30による容器10の自動的な取り出しが示されている。炉28の左側には、第1ロボット29が位置している。第1ロボットは、粉末混合物で充填された複数の容器10を互いに上下に積み重ねる。互いに上下に積み重ねられたそれぞれ3つの容器10を、続いて適宜の輸送装置31によって輸送方向32で、炉28内へ搬入する。炉28の右側で各容器10を個別にさらなるロボット30によって受容してさらなる輸送のために供給する前に、炉内で規定のプロセスに応じて粉末混合物を熱で処理する。
図5bは炉28を輸送方向32で示す断面図であり、容器10を所定の間隔を置いて支承することの利点を明らかにしている。なぜならば、容器の間にはスペーサ16によってより大きい間隔Aが存在し、これにより、プロセスガスを効果的に供給することができ、そして場合によっては生じる反応ガスを、炉28の底部又は壁に設けられた相応の開口33を通して効果的に導出することができるからである。さらに、間隔Aが比較的大きいことにより、より効果的な熱処理がもたらされる。
なお、本発明の構成として以下に示すものがある。
[構成1]
炉(28)内の熱処理中に粉末混合物を貯蔵するための容器において、
複数のスペーサ(16)の着脱可能な取り付けのための複数の収容部を備え、該複数の収容部が組み付け状態で複数の容器(10)を互いに上下に非接触で積み重ねることを可能にすることを特徴とする、容器。
[構成2]
前記容器(10)は、下縁部(13)と上縁部(14)とを備えた外側壁(12)によって仕切られており、該外側壁は、前記複数のスペーサ(16)を収容するために複数の収容部を有しており、該複数の収容部は前記外側壁(12)を前記下縁部(13)から前記上縁部(14)へ貫通していることを特徴とする、構成1に記載の容器。
[構成3]
前記複数の収容部は、半径方向に閉じられた状態で形成されているか、或いは半径方向に開口幅Bを備えた側方開口(35)を有していることを特徴とする、構成1又は2に記載の容器。
[構成4]
前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは、支持体(17)と、
a)足(20)又は足部分及び/又は、
b)頭(21)又は頭部分(22)と、
を有しており、
前記支持体(17)は、前記容器(10)のそれぞれ1つの収容部の中に挿入されることを特徴とする、構成1~3の何れか一項に記載の容器。
[構成5]
前記複数のスペーサ(16)は、組み付け状態で、前記容器(10)の前記外側壁(12)を超えて、前記上縁部(14)及び前記下縁部(13)のところで突出しており、前記収容部の内部で固定されることを特徴とする、構成1~4の何れか一項に記載の容器。
[構成6]
前記支持体(17)は、2つの部分から形成され、
a)前記外側壁(12)の前記下縁部(13)のところで前記収容部の中へ挿入される、足(20)を備えた下側支持部(18)、及び
b)前記外側壁(12)の前記上縁部(14)のところで前記収容部の中へ挿入される、頭(21)を備えた上側支持部(19)、
を有しており、
前記下側支持部及び前記上側支持部(18,19)は、前記スペーサ(16)を固定するために前記収容部の内部で互いに着脱可能に結合していることを特徴とする、構成1~5の何れか一項に記載の容器。
[構成7]
前記複数のスペーサ(16)の前記支持体(17)は、一体的に形成され、前記収容部の内部で固定され、コッターピン(23)、係止結合部(24)、又はねじ結合部が、固定のために前記支持体(17)から前記足(20)又は前記頭(21)までに、好ましくは設けられていることを特徴とする、構成1~5の何れか一項に記載の容器。
[構成8]
前記複数の支持体(17)のそれぞれは2つの平行な案内面(26)を有し、該2つの平行な案内面は部分的に円筒形の滑り面(27)を介して互いに接続されており、これにより前記複数の支持体(17)は前記収容部の前記側方開口(35)内へ挿入され、該側方開口の内部で長手方向軸線を中心として前記複数の支持体(17)を回転させることにより形状的な篏合で支承されるようになっていることを特徴とする、構成1~7の何れか一項に記載の容器。
[構成9]
a)前記複数のスペーサ(16)の前記頭(21)又は前記頭部分(22)、及び
b)前記複数のスペーサ(16)の前記足(20)又は前記足部分は、
端部において、対応する切欠き(25)と隆起部とを有し、これにより積み重ね状態で前記容器(10)の側方変位が阻止されることを特徴とする、構成1~8の何れか一項に記載の容器。
[構成10]
前記複数のスペーサ(16)、特に前記支持体(17)及び/又は前記頭及び/又は前記足は、好ましくは有孔率が5%未満の酸化アルミニウムから成っていることを特徴とする、構成1~9の何れか一項に記載の容器。
[構成11]
粉末混合物を容器(10)内で熱処理するための炉であって、前記容器(10)が構成1~10の何れか一項に基づいて形成されている、炉。
[構成12]
粉末混合物を容器(10)内で熱処理するための方法であって、前記容器(10)が構成1~10の何れか一項に基づいて形成されている、方法。
1 容器
2 切欠き
3 接触領域
4 粉体床
10 容器
11 底部
12 壁
13 下縁部
14 上縁部
15 孔
16 スペーサ
17 支持体
18 下側支持部
19 上側支持部
20 足
21 頭
22 頭部分
23 コッターピン
24 係止結合部
25 切欠き
26 案内面
27 滑り面
28 炉
29 ロボット
30 ロボット
31 輸送装置
32 輸送方向
33 開口
34 レンチ係合面
35 側方開口
A 間隔
B 開口幅
D 直径

Claims (11)

  1. 炉(28)内の熱処理中に粉末混合物を貯蔵するための容器において、
    複数のスペーサ(16)の着脱可能な取り付けのための複数の収容部を備え、該複数の収容部が組み付け状態で複数の容器(10)を互いに上下に非接触で積み重ねることを可能にし、
    前記容器(10)は、下縁部(13)と上縁部(14)とを備えた外側壁(12)によって仕切られ、
    前記複数のスペーサ(16)は、組み付け状態で、前記容器(10)の前記外側壁(12)を超えて、前記上縁部(14)及び前記下縁部(13)のところで突出しており、前記収容部の内部で固定されることを特徴とする、容器。
  2. 前記容器(10)は、下縁部(13)と上縁部(14)とを備えた外側壁(12)によって仕切られており、該外側壁は、前記複数のスペーサ(16)を収容するために複数の収容部を有しており、該複数の収容部は前記外側壁(12)を前記下縁部(13)から前記上縁部(14)へ貫通していることを特徴とする、請求項1に記載の容器。
  3. 前記複数の収容部は、半径方向に閉じられた状態で形成されているか、或いは半径方向に開口幅Bを備えた側方開口(35)を有していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは、支持体(17)と、
    a)足(20)又は足部分及び/又は、
    b)頭(21)又は頭部分(22)と、
    を有しており、
    前記支持体(17)は、前記容器(10)のそれぞれ1つの収容部の中に挿入されることを特徴とする、請求項1~3の何れか一項に記載の容器。
  5. 前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは支持体(17)を有し
    前記支持体(17)は、2つの部分から形成され、
    a)前記外側壁(12)の前記下縁部(13)のところで前記収容部の中へ挿入される、足(20)を備えた下側支持部(18)、及び
    b)前記外側壁(12)の前記上縁部(14)のところで前記収容部の中へ挿入される、頭(21)を備えた上側支持部(19)、
    を有しており、
    前記下側支持部及び前記上側支持部(18,19)は、前記スペーサ(16)を固定するために前記収容部の内部で互いに着脱可能に結合していることを特徴とする、請求項1~の何れか一項に記載の容器。
  6. 前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは、支持体(17)と、
    足(20)、及び/又は頭(21)と、
    を有し、
    前記複数のスペーサ(16)の前記支持体(17)は、一体的に形成され、前記収容部の内部で固定され、コッターピン(23)、係止結合部(24)、又はねじ結合部が、固定のために前記支持体(17)から前記足(20)又は前記頭(21)までに、けられていることを特徴とする、請求項1~の何れか一項に記載の容器。
  7. 前記複数の収容部は半径方向に開口幅Bを備えた側方開口(35)を有し、
    前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは支持体(17)を有し、
    前記持体(17)のそれぞれは2つの平行な案内面(26)を有し、該2つの平行な案内面は部分的に円筒形の滑り面(27)を介して互いに接続されており、これにより前記持体(17)は前記収容部の前記側方開口(35)内へ挿入され、該側方開口の内部で長手方向軸線を中心として前記持体(17)を回転させることにより形状的な篏合で支承されるようになっていることを特徴とする、請求項1~の何れか一項に記載の容器。
  8. 前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは、
    足(20)又は足部分、及び/又は頭(21)又は頭部分(22)、
    を有し
    a)前記複数のスペーサ(16)の前記頭(21)又は前記頭部分(22)、及び
    b)前記複数のスペーサ(16)の前記足(20)又は前記足部分は、
    端部において、対応する切欠き(25)と隆起部とを有し、これにより積み重ね状態で前記容器(10)の側方変位が阻止されることを特徴とする、請求項1~の何れか一項に記載の容器。
  9. 前記複数のスペーサ(16)のそれぞれは、支持体(17)と、
    足(20)、及び/又は頭(21)と、
    を有し、
    前記複数のスペーサ(16)、記支持体(17)及び/又は前記頭(21)及び/又は前記足(20)は、孔率が5%未満の酸化アルミニウムから成っていることを特徴とする、請求項1~の何れか一項に記載の容器。
  10. 粉末混合物を容器(10)内で熱処理するための炉であって、前記容器(10)が請求項1~の何れか一項に基づいて形成されている、炉。
  11. 粉末混合物を容器(10)内で熱処理するための方法であって、前記容器(10)が請求項1~の何れか一項に基づいて形成されている、方法。
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