JP7409779B2 - 伝送遅延測定システム、伝送遅延測定方法、パケット送信装置、および、測定装置 - Google Patents

伝送遅延測定システム、伝送遅延測定方法、パケット送信装置、および、測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、伝送遅延測定システム、伝送遅延測定方法、パケット送信装置、および、測定装置に関するものである。
特許文献1には、送信側遅延測定装置および受信側遅延測定装置が、GPSとしての共通クロック源からの共通時刻Toを取得して共通時刻Toに時刻同期する送信側クロック部および受信側クロック部を備え、送信側遅延測定装置および受信側遅延測定装置が共通時刻Toを取得できない環境下においても互いに時刻同期を維持する技術が開示されている。
特開2012-9960号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、共通クロック源として、GPS信号を使用する場合、例えば、建物の内部ではGPS信号を受信することが困難であるため、遅延測定を行うことが難しいという問題点がある。
本発明は、このような課題を解決するためのものであり、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能な伝送遅延測定システム、伝送遅延測定方法、パケット送信装置、および、測定装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は、ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムにおいて、前記パケット送信装置は、所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段によって受信された前記放送信号をパケット化するパケット化手段と、前記パケット化手段によって得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信手段と、を有し、前記測定装置は、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定手段と、前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第3受信手段と、前記特定手段によって前記特定情報が抽出されてから、前記第3受信手段によって前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定手段によって抽出された前記特定情報と前記第3受信手段によって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測手段と、を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能となる。
また、本発明は、前記特定情報は、NTP(Network Time Protocol)、PCR(Program Clock Reference)、TOT(Time Offset Table)、PTS(Presentation Time Stamp)、DTS(Decoding Time Stamp)、および、PID(Packet Identification)であることを特徴とする。
このような構成によれば、様々な用途に応じて適切な情報を選択することで、伝送遅延を精度よく測定することができる。
また、本発明は、前記放送信号は、衛星放送信号、地上波放送信号、または、ケーブルテレビ放送信号であることを特徴とする。
このような構成によれば、異なる場所においても略同時に受信可能な放送信号を利用することで、伝送遅延をより正確に測定することができる。
また、本発明は、前記パケット送信装置は、前記放送信号から前記特定情報を抽出し、抽出した前記特定情報を前記パケット化手段によってパケット化し、前記送信手段によって送信することを特徴とする。
このような構成によれば、ネットワークに送信するパケット量を減らすことができる。
また、本発明は、前記計測手段によって計測された前記伝送遅延の揺らぎから前記ネットワークのジッタを推定する推定手段をさらに有することを特徴とする。
このような構成によれば、伝送遅延だけでなく、ジッタも測定することができる。
また、本発明は、前記ネットワークに接続されたサーバ装置をさらに有し、前記サーバ装置は、前記測定装置によって測定された前記伝送遅延を地域または時間帯毎に層別し、前記地域または前記時間帯の典型値(Typical Value)を前記測定装置に送信する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、地域または時間帯に応じて伝送遅延の傾向を判定することができる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定方法において、前記パケット送信装置は、所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信ステップと、前記第1受信ステップにおいて受信された前記放送信号をパケット化するパケット化ステップと、前記パケット化ステップにおいて得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信ステップと、を有し、前記測定装置は、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第2受信ステップと、前記第2受信ステップにおいて受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定ステップと、前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第3受信ステップと、前記特定ステップにおいて前記特定情報が抽出されてから、前記第3受信ステップにおいて前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定ステップによって抽出された前記特定情報と前記第3受信ステップによって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測ステップと、を有する、ことを特徴とする。
このような方法によれば、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムの前記パケット送信装置において、所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記特定情報をパケット化するパケット化手段と、前記パケット化手段によって得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能となる。
また、本発明は、ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムの前記測定装置において、所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定手段と、前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第2受信手段と、前記特定手段によって前記特定情報が抽出されてから、前記第2受信手段によって前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定手段によって抽出された前記特定情報と前記第2受信手段によって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能となる。
本発明によれば、建物の内部でも伝送遅延を簡易に測定することが可能な伝送遅延測定システム、伝送遅延測定方法、パケット送信装置、および、測定装置を提供することが可能となる。
本発明を適用するIP放送システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る伝送遅延測定システムの構成例を示す図である。 図2に示すパケット送信装置の構成例を示す図である。 図2に示す測定装置の構成例を示す図である。 図4に示す測定装置において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図3に示すパケット送信装置の変形実施形態である。 図4に示す測定装置の変形実施形態である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る伝送遅延測定システムによる伝送遅延の測定対象となるIP(Internet Protocol)放送システムの構成例を示す図である。図1に示すIP放送システムは、アンテナ10、ヘッドエンド装置20、ネットワーク30、IP-STB(Internet Protocol Set Top Box)40-1,40-2、TV(Television)受像機50-1,50-2を有している。
ここで、アンテナ10は、例えば、放送衛星から送信される高度BS/CS放送信号を受信して出力する。
ヘッドエンド装置20は、アンテナ10によって受信された放送信号を復調した後、IPパケットに変換してネットワーク30に出力する。
ネットワーク30は、IPプロトコルに基づくネットワークであり、ヘッドエンド装置20、IP-STB40-1,40-2が接続され、これらの間でIPパケットによって情報を伝送する。
IP-STB40-1,40-2は、サービスの加入者宅に配置され、ネットワーク30を介して伝送されるIPパケットを受信してデパック化した後、放送信号を抽出してTV受像機50-1,50-2に供給する。
TV受像機50-1,50-2は、IP-STB40-1,40-2と同様に、サービスの加入者宅に配置され、IP-STB40-1,40-2から供給される放送信号を入力し、映像信号、音声信号、および、データ信号等を再生し、液晶ディスプレイに映像およびデータを表示するとともに、スピーカから音声を放音する。なお、図1では、図面を簡略化するために、2台のIP-STB40-1,40-2およびTV受像機50-1,50-2を示しているが、実際には多数のIP-STBおよびTV受像機が存在する。
図1に示すIP放送システムでは、IPパケットがネットワーク30を伝送される際に、IPパケットの伝送遅延が生じるが、映像品質を確保するためには、伝送遅延が所定の閾値未満(例えば、1秒未満)になるようにネットワーク30の伝送特性を担保する必要がある。そのためには、各加入者宅において、例えば、サービス提供者側の担当者が、測定装置を用いて伝送遅延を測定し、所望の特性を満足しているかを確認する必要がある。
従来においては、例えば、前述した特許文献1に開示された技術により、屋外においてGPS信号を受信し、受信側クロック部の時刻情報を更正した後、屋内において伝送遅延を測定することが行われていた。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、正確な時刻情報を得るためには、受信側クロック部として、ルビジウム等の精度の高いクロックを用いる必要があることから、装置の価格が高価であった。
そこで、本発明の第1本実施形態では、図2に示す構成により、高価なクロックを使用せずに、建物の内部において伝送遅延を容易かつ正確に測定することができる。
すなわち、図2に示す実施形態では、図1に比較して、アンテナ60、パケット送信装置70、アンテナ80、測定装置90、および、サーバ装置100が追加されている。これ以外の構成は、図1と同様である。
ここで、アンテナ60は、アンテナ10と同様に、例えば、放送衛星から送信される高度BS/CS放送信号を受信して出力する。
パケット送信装置70は、アンテナ60から出力される放送信号から特定の情報(以下「特定情報」と称する)を抽出してパケット化した後、ネットワーク30を介してマルチキャストによって送信する。
アンテナ80は、アンテナ10,60と同様に、例えば、放送衛星から送信される高度BS/CS放送信号を受信して出力する。
測定装置90は、可搬型のデバイスとして構成され、サービス提供者の担当者が所持し、例えば、IP-STB40-1を有するサービス加入者宅において、ネットワーク30の伝送遅延を測定する際に使用される。
測定装置90は、アンテナ80から出力される放送信号を入力し、後述するように、特定情報を抽出するとともに、ネットワーク30を介して伝送されるパケットを受信してデパケット化し、特定情報を抽出する。そして、測定装置90は、アンテナ80から受信した特定情報と、ネットワーク30を介して受信した特定情報の時間差からネットワーク30の伝送遅延を測定する。
サーバ装置100は、測定装置90による測定結果の情報を受信し、例えば、地域および時間帯によって層別して記憶するとともに、測定装置90からの要求に応じて層別して記憶されている情報の典型値(Typical Value)を取得して送信する。
図3は、図2に示すパケット送信装置70の詳細な構成例を示す図である。図3の例では、パケット送信装置70は、受信部71、復調部72、NTP(Network Time Protocol)抽出部73、IPパケット化部74、および、送信部75を主要な構成要素としている。
ここで、受信部71は、アンテナ60から供給される放送信号を入力し、例えば、所定の利得で増幅して出力する。
復調部72は、受信部71から供給される放送信号を復調し、データストリームに変換して出力する。
NTP抽出部73は、復調部72から供給されるデータストリームに含まれているNTPを抽出して出力する。
IPパケット化部74は、NTP抽出部73によって抽出されたNTPをIPパケット化して出力する。
送信部75は、IPパケット化部74によって得られたIPパケットを、ネットワーク30を介してマルチキャストにより送信する。
図4は、図2に示す測定装置90の構成例を示す図である。図4に示す例では、測定装置90は、受信部91、復調部92、NTP抽出部93、受信部94、IPデパケット化部95、比較部96、および、判定部97を主要な構成要素としている。
ここで、受信部91は、アンテナ80から供給される放送信号を、例えば、所定の利得で増幅して出力する。
復調部92は、受信部91から出力される放送信号のうち、パケット送信装置70の復調部72で復調した同一の放送信号を復調して、データストリームに変換して出力する。
NTP抽出部93は、復調部92から供給されるデータストリームからNTPを抽出して比較部96に供給する。
受信部94は、ネットワーク30を介して伝送されるIPパケットを受信し、IPデパケット化部95に供給する。
IPデパケット化部95は、受信部94から供給されるIPパケットをデパケット化し、IPパケットに含まれるデータを抽出して出力する。
比較部96は、NTP抽出部93によって抽出されたNTPと同じ(同一時刻の)NTPがIPデパケット化部95から出力されるまでの時間を測定することで、ネットワーク30における伝送遅延を測定して出力する。
判定部97は、サーバ装置100に対して、ネットワーク30を介して比較部96によって測定された遅延時間を供給するとともに、同じ地域および同じ時間帯における典型値(Typical Value)をサーバ装置100から取得し、伝送遅延が適正であるか判定する。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。例えば、TV受像機50-1を有するユーザが新たにサービスに加入する場合、または、当該ユーザが不具合等によって、伝送遅延を測定する場合、サービス提供者の担当者が測定装置90を所持して、ユーザ宅を訪問する。
担当者は、測定装置90の受信部94をネットワーク30に接続するとともに、ユーザ宅内の放送信号を測定装置90に入力する、または、所望の放送信号が受信できない場合にアンテナ80を、放送信号を受信可能な場所に配置する。
つぎに、担当者は、測定装置90を操作して、伝送遅延の測定動作を開始させる。この結果、図4に示す測定装置90の各部が動作を開始する。
なお、このとき、図2に示すパケット送信装置70では、以下のような動作が実行されている。
すなわち、パケット送信装置70のアンテナ60は、高度BS/CS放送信号を受信し、受信部71に供給する。受信部71は、放送信号を所定の利得で増幅して復調部72に供給する。
復調部72は、受信部71から供給される放送信号を復調してデータストリームに変換して出力する。NTP抽出部73は、復調部72から供給されるデータストリームに含まれる時刻情報としてのNTPを抽出してIPパケット化部74に供給する。
IPパケット化部74は、NTP抽出部73から供給されるNTPをパケット化して出力する。送信部75は、IPパケット化部74から供給されるNTPを含むIPパケットを、ネットワーク30を介してマルチキャストによって送信する。
測定装置90の動作が開始されると、アンテナ80は、図示しない放送衛星から送信されるNTPを含む放送信号を受信する。例えば、図示しない放送衛星から、時刻が1:0:00:00であるNTPが送信されたとすると、このNTPを含む放送信号は、アンテナ60とアンテナ80とによって略同時に受信される。
アンテナ80によって受信された放送信号は、受信部91および復調部92を介してNTP抽出部93に供給され、NTP抽出部93によって、時刻が1:0:00:00であるNTPが抽出される。このようにして抽出されたNTPは比較部96に供給される。
一方、アンテナ60によって受信された、時刻が1:0:00:00であるNTPを含む放送信号は、受信部71および復調部72を介してNTP抽出部73に供給される。NTP抽出部73は、時刻が1:0:00:00であるNTPを抽出する。このようにして抽出されたNTPは、IPパケット化部74によってIPパケット化された後、送信部75によりネットワーク30にマルチキャストにより送信される。
ネットワーク30では、時刻が1:0:00:00であるNTPを含むパケットは、ネットワーク30が有する伝送遅延に対応した時間だけ遅延された後、測定装置90の受信部94によって受信される。
受信部94によって受信されたIPパケットは、IPデパケット化部95によってデパケット化され、IPパケットに含まれている、時刻が1:0:00:00であるNTPが抽出され、比較部96に供給される。
比較部96は、NTP抽出部93から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されてから、IPデパケット化部95から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されるまでの時間を測定する。
ここで、受信部71、復調部72、および、NTP抽出部73と、受信部91、復調部92、および、NTP抽出部93とは同じ回路構成とされているので、これらによって放送信号が受信されてからNTPが抽出されるまでに要する時間は略同じである。また、IPパケット化部74、送信部75、受信部94、および、IPデパケット化部95の動作時間は、非常に短時間(例えば、ns)であり、ネットワーク30の遅延時間に比較すると、無視できる。このため、NTP抽出部93から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されてから、IPデパケット化部95から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されまでの時間差は、ネットワーク30による伝送遅延時間と略同じとなる。このため、比較部96によって測定される、NTP抽出部93から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されてから、IPデパケット化部95から時刻が1:0:00:00であるNTPが供給されまでの時間は、ネットワーク30の遅延時間と推定することができる。
比較部96は、以上のような動作を繰り返すことで、ネットワーク30の伝送遅延を複数回測定する。そして、これら複数回の測定結果の平均値を求めることで、ネットワーク30の伝送遅延の平均値を得る。
また、比較部96は、例えば、複数回の測定結果の最大値と最小値の差分値に基づいてネットワーク30のジッタを求めることができる。なお、伝送遅延の分布曲線を求めた、この分布曲線に基づいて、ジッタを求めるようにしてもよい。
比較部96は、このようにして求めた伝送遅延と、ジッタとを判定部97に供給する。判定部97は、比較部96から供給される伝送遅延と、ジッタとをネットワーク30を介してサーバ装置100に送信する。なお、判定部97は、測定対象となる加入者の所属する地域を示す情報と、測定がされた時刻を示す情報を併せてサーバ装置100に送信する。ここで、測定がされた時刻については、自身が有するタイマを参照してもよいし、あるいは、TOTの情報を参照したり、NTPの情報を参照したりすることで、時刻を得るようにしてもよい。
サーバ装置100は、判定部97から送信された測定結果の情報を、地域および時刻に基づいて層別して図示しない記憶部に記憶させる。また、サーバ装置100は、判定部97から送信された地域および時刻に対応する典型的な測定値(例えば、伝送遅延およびジッタの平均値)を記憶部から取得して判定部97に送信する。
判定部97では、伝送遅延とジッタとを所定の閾値と比較してこれらの値が正常な範囲かを判定する。また、サーバ装置100から送信された典型値(Typical Value)と、比較部96から供給された測定結果とを比較し、その地域および時刻における典型値(Typical Value)との乖離状況を調べることで、加入者宅におけるネットワーク30からのIP放送の受信品質を判定することができる。
つぎに、図5を参照して、図4に示す測定装置90において実行される処理の詳細について説明する。図5に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、NTP抽出部93は、放送衛星から送信され、アンテナ80、受信部91、および、復調部92を介して供給されるデータストリームからNTPを抽出する。
ステップS11では、比較部96は、図示しないタイマによってカウントを開始する。より詳細には、比較部96は、NTP抽出部93によってNTP(特定情報)が抽出されてから経過した時間をタイマによってカウントする。なお、タイマのカウントの最小値は、ネットワーク30の遅延時間に応じて決めることができる。
ステップS12では、IPデパケット化部95は、ネットワーク30を介してパケット送信装置70から送信されたIPパケットをデパケット化することでNTPを取得する。
ステップS13では、比較部96は、ステップS10で抽出したNTP(特定情報)と、ステップS12で取得したNTP(特定情報)とが同じであるか否かを判定し、同じであると判定した場合(ステップS13:Y)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13:N)には、同じNTPを取得するまでステップS12に戻って同様の処理を繰り返す。例えば、ステップS10において時刻が1:0:00:00であるNTPが抽出された場合には、IPデパケット化部95によって時刻が1:0:00:00であるNTPが取得されまで同様の処理を繰り返す。なお、IPデパケット化部95によって時刻が1:0:00:00であるNTPが取得できなかった場合、ネットワーク30でパケットがロスしたと判定する。一定時間パケットのロスを測定することによりパケットロス率を測定することができる。
ステップS14では、比較部96はタイマによるカウント動作を終了する。
ステップS15では、比較部96は、タイマによってカウントされたカウント値を伝送遅延を示す値として取得する。
ステップS16では、比較部96は、ステップS10~ステップS15の動作を所定の回数繰り返したか否かを判定し、所定回数繰り返したと判定した場合(ステップS16:Y)にはステップS17に進み、それ以外の場合(ステップS16:N)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、ステップS10~ステップS15の処理を100~1000回繰り返した場合には、Yと判定してステップS17に進む。
ステップS17では、判定部97は、ステップS10~ステップS15の処理によって得られた伝送遅延の平均値τaを算出する。
ステップS18では、判定部97は、測定を行った加入者の属する地域を示す情報(例えば、郵便番号)と、測定時の時刻を示す情報(時刻情報)をサーバ装置100に対して送信する。
ステップS19では、判定部97は、ステップS18で送信した加入者が属する地域と、測定時の時刻に対応する伝送遅延の典型値τtをサーバ装置100から受信する。
ステップS20では、判定部97は、ステップS17で算出した伝送遅延の平均値τaを所定の閾値と比較して伝送遅延が所定の条件を満足しているか判定するとともに、ステップS19において受信した典型値τtと比較するとこで、加入者が属する地域および時刻における妥当性を判定する。
ステップS21では、判定部97は、ステップS10~ステップS15の処理によって測定された伝送遅延の最大値と最小値の差分値からジッタJを算出する。なお、前述したように、伝送遅延の分布曲線からジッタを求めるようにしてもよい。
ステップS22では、判定部97は、ステップS18で送信した加入者が属する地域と、測定時の時刻に対応するジッタの典型値Jtをサーバ装置100から受信する。
ステップS23では、判定部97は、ステップS21で算出したジッタJを所定の閾値と比較してジッタJが所定の条件を満足しているか判定するとともに、ステップS22において受信した典型値Jtと比較するとこで、地域および時刻における妥当性を判定する。
ステップS24では、判定部97は、測定結果と判定結果を、例えば、図示しない表示部に表示する。これにより、担当者が、測定結果を確認することができる。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、放送信号に含まれるNTPを用いて伝送遅延を測定するようにしたので、屋内配線に伝送されていることが多い放送信号を用いることで、建物の内部であっても伝送遅延を測定することができる。
また、以上の実施形態では、サーバ装置100に対して測定結果と、加入者の属する地域および測定時刻を送信し、典型値(Typical Value)を受信するようにしたので、測定条件による影響を知ることができる。
また、複数回の測定に基づいてジッタを求めるようにしたので、伝送遅延だけでなく、ジッタを知ることができる。
(E)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、パケット送信装置70は、放送信号からNTPを抽出して送信するようにしたが、放送信号を全て送信するようにしてもよい。
図6および図7は、放送信号を全て送信する場合の構成例である。まず、図6は、変形実施形態に係るパケット送信装置70Aを示している。図6に示す構成例では、図3に比較すると、NTP抽出部73が除外されている。これ以外は図3と同様である。
また、図7は、変形実施形態に係る測定装置90Aの構成例を示している。図7に示す実施形態では、図4と比較すると、NTP抽出部98が追加されている。これ以外は図4と同様である。なお、NTP抽出部98は、IPデパケット化部95から供給されるデータストリームからNTPを抽出して比較部96に供給する。
図6および図7に示す変形実施形態では、パケット送信装置70Aは、放送信号を全てIPパケット化し、マルチキャストによって送信する。
測定装置90Aでは、比較部96は、NTP抽出部93から供給されるNTPと、NTP抽出部98から供給されるNTPを比較し、これらの時間差に基づいて伝送遅延を測定する。
以上の変形実施形態によれば、パケット送信装置70AがNTPパケットを抽出する必要がなくなるので、例えば、図1に示すヘッドエンド装置20と同様の構成の装置を用いることができる。
また、以上の実施形態では、特定情報として、NTPを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、PCR(Program Clock Reference)、TOT(Time Offset Table)、PTS(Presentation Time Stamp)、DTS(Decoding Time Stamp)、および、PID(Packet Identification)を用いることができる。なお、本実施形態では、所定の時間内(すなわち、想定される最大の遅延時間内)において、ユニーク(唯一無二)であることが担保できればよいので、特定情報は時刻や時間に関する情報を有する必要はない。すなわち、特定情報は、NTP、PCR、TOT、PTS、DTS、および、PIDに限定されない。
また、以上の実施形態では、ネットワーク30として、例えば、1秒未満の伝送遅延を有するネットワークを例に挙げて説明したが、例えば、5G(5th Generation)のように、伝送遅延が1ミリ秒以内の低遅延ネットワークにも使用することができる。なお、このような低遅延ネットワークに使用する場合には、測定装置90に「調整モード」と、「測定モード」を設け、調整モードで動作している際の伝送遅延を“0”として各部を調整し、測定モードにおいて測定を実行するようにしてもよい。より詳細には、例えば、測定装置90を調整モードに設定し、図3に示すパケット送信装置70と図4に示す測定装置90を距離の短いLANケーブルによって直接接続する。そして、このときの伝送遅延を“0”として比較部96に、例えば、オフセット値として記憶し、測定モードにおいては当該オフセット値を基準として伝送遅延を測定するようにしてもよい。そのような構成によれば、例えば、5G等のように、伝送遅延がマイクロ秒単位の測定精度が要求されるネットワークにおいても、伝送遅延を正確に測定することができる。
また、以上の各実施形態では、伝送遅延とジッタを測定するようにしたが、これら以外にも、例えば、エラーレートを測定するようにしてもよい。具体的には、図7に示す変形実施形態において、復調部92から出力されるデータと、IPデパケット化部95から出力されるデータを比較し、一致していないビットが存在する場合には、エラーが生じていると判定することができる。そして、エラーが生じているビット数を、比較したビット数によって除算することで、エラーレートを求めることができる。
また、以上の実施形態では、サーバ装置100に、測定装置90による測定結果の情報を、例えば、地域および時間帯によって層別して記憶させるとともに、測定装置90からの要求に応じて層別して記憶されている情報の典型値(Typical Value)を取得して供給するようにしたが、このような情報をサーバ装置100ではなく、測定装置90に記憶させるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、放送信号としてはBS/CS放送信号を例に挙げて説明したが、本発明はBS/CS放送信号のみに限定されるものではない。例えば、衛星放送である高度広帯域BS/CS放送信号、地上波放送信号、ケーブルテレビ放送信号等を対象としてもよい。なお、図2等では、アンテナ60としてパラボラアンテナを例示したが、本発明は、パラボラアンテナには限定されない。また、ケーブルテレビ放送信号の場合には、アンテナ60を有しない構成としてもよい。
また、図5に示すフローチャートは一例であって、本発明が図5に示すフローチャートの処理に限定されるものではないことは言うまでもない。
10 アンテナ
20 ヘッドエンド装置
30 ネットワーク
40-1~40-2 IP-STB
50-1~50-2 TV受像機
60 アンテナ
70,70A パケット送信装置
71 受信部
72 復調部
73 NTP抽出部
74 IPパケット化部
75 送信部
80 アンテナ
90,90A 測定装置
91 受信部
92 復調部
93 NTP抽出部
94 受信部
95 IPデパケット化部
96 比較部
97 判定部
98 NTP抽出部
100 サーバ装置

Claims (9)

  1. ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムにおいて、
    前記パケット送信装置は、
    所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された前記放送信号をパケット化するパケット化手段と、
    前記パケット化手段によって得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信手段と、を有し、
    前記測定装置は、
    電波によって伝送される前記放送信号を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定手段と、
    前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第3受信手段と、
    前記特定手段によって前記特定情報が抽出されてから、前記第3受信手段によって前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定手段によって抽出された前記特定情報と前記第3受信手段によって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測手段と、を有する、
    ことを特徴とする伝送遅延測定システム。
  2. 前記特定情報は、NTP(Network Time Protocol)、PCR(Program Clock Reference)、TOT(Time Offset Table)、PTS(Presentation Time Stamp)、DTS(Decoding Time Stamp)、および、PID(Packet Identification)であることを特徴とする請求項1に記載の伝送遅延測定システム。
  3. 前記放送信号は、衛星放送信号、地上波放送信号、または、ケーブルテレビ放送信号であることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送遅延測定システム。
  4. 前記パケット送信装置は、前記放送信号から前記特定情報を抽出し、抽出した前記特定情報を前記パケット化手段によってパケット化し、前記送信手段によって送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伝送遅延測定システム。
  5. 前記計測手段によって計測された前記伝送遅延の揺らぎから前記ネットワークのジッタを推定する推定手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の伝送遅延測定システム。
  6. 前記ネットワークに接続されたサーバ装置をさらに有し、
    前記サーバ装置は、前記測定装置によって測定された前記伝送遅延を地域または時間帯毎に層別し、前記地域または前記時間帯の典型値(Typical Value)を前記測定装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の伝送遅延測定システム。
  7. ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定方法において、
    前記パケット送信装置は、
    所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信ステップと、
    前記第1受信ステップにおいて受信された前記放送信号をパケット化するパケット化ステップと、
    前記パケット化ステップにおいて得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信ステップと、を有し、
    前記測定装置は、
    電波によって伝送される前記放送信号を受信する第2受信ステップと、
    前記第2受信ステップにおいて受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定ステップと、
    前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第3受信ステップと、
    前記特定ステップにおいて前記特定情報が抽出されてから、前記第3受信ステップにおいて前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定ステップによって抽出された前記特定情報と前記第3受信ステップによって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測ステップと、を有する、
    ことを特徴とする伝送遅延測定方法。
  8. ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムの前記パケット送信装置において、
    所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記特定情報をパケット化するパケット化手段と、
    前記パケット化手段によって得られた前記パケットを、前記ネットワークを介して送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするパケット送信装置。
  9. ネットワークを介して接続されるパケット送信装置と測定装置とを有し、前記ネットワークを伝送されるパケットの伝送遅延を測定する伝送遅延測定システムの前記測定装置において、
    所定の期間内においてユニークである特定情報を含む放送信号であって、電波によって伝送される前記放送信号を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された前記放送信号から、前記特定情報を抽出する特定手段と、
    前記ネットワークを介して伝送される前記パケットを受信する第2受信手段と、
    前記特定手段によって前記特定情報が抽出されてから、前記第2受信手段によって前記ネットワークを経由して伝送される対応する前記特定情報を取得し、前記特定手段によって抽出された前記特定情報と前記第2受信手段によって受信された前記特定情報が同じであると判定するまでの期間を前記伝送遅延として計測する計測手段と、
    を有することを特徴とする測定装置。
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