JP7409066B2 - 送信制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送信制御装置に関する。
近年、郵便局およびコンビニエンスストアなどの店舗において、通信販売での購入代金または公共料金の支払いを行うための収納代行システムが広く利用されている。このようなコンビニエンスストアなどの店舗での収納代行業務と、当該業務用の装置については、例えば、特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、顧客から料金を徴収した後に、当該業務用の装置により領収印の押印、受領証のカットを行う、または、印字ヘッドにより領収印を印刷することによって、料金の徴収漏れを防止する技術について記載されている。
特開2008-276432号公報
一つの例において、収納票は、払込取扱票、店舗控え、および受領証からなり、店員は、収納代行業務において、収納票から受領証を切り離し、受領証を顧客に渡している。しかし、上記の収納票から受領証を切り離す作業によって、店員に多くの手間が掛かってしまう。特に、収納票にミシン目が無い場合、または、一度切り離された受領証がテープで収納票に貼り付けられている場合などには、上記の切り離し作業は煩雑である。さらに、かかる収納代行業務では、誤処理が発生しやすい。例えば、収納代行業務に不慣れな店員は、収納票から受領証を切り離さず、受領証を含む収納票の全体を顧客に渡してしまうこともある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、収納代行業務の作業負荷を軽減することが可能な、新規かつ改良された送信制御装置を提供することにある。
本発明の他の観点によれば、読取部によって収納票から読み取られたデータに基づいて顧客によって支払われるべき支払金額と印紙代と店舗の取り分とを取得し、前記印紙代から前記店舗の取り分を減算した割引金額を、前記支払金額から減算することによって割引後の支払金額を算出する取得部と、前記割引後の支払金額に対応する金額の入金が確認された場合に、前記割引後の支払金額の支払いを示す受領証データが顧客の端末に送信されるようにデータ送信機を制御する出力制御部と、を備える、送信制御装置が提供される
前記出力制御部は、前記入金が確認された場合に、前記読取部によって得られた前記収納票の一部である受領証部分の画像が、前記受領証データとして前記端末に送信されるように前記データ送信機を制御してもよい。
前記受領証部分の画像は、領収印領域に領収印が形成された受領証が前記読取部によってスキャンされて得られてもよい。
前記送信制御装置は、前記読取部を備えてもよい。
前記送信制御装置は、現金処理機を備え、前記入金の確認は、現金の前記現金処理機への入金の確認によって行われてもよい。

前記送信制御装置は、前記データ送信機を備えてもよい。
以上説明したように本発明によれば、収納代行業務の作業負荷を軽減することが可能である。
本発明の実施形態による収納代行システムを示す説明図である。 収納票処理装置の外観構成例を示す説明図である。 収納票の構成例を示す説明図である。 データコード領域に形成されるデータコードのコード体系の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態による収納票処理装置の構成を示す説明図である。 制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。 端末によって表示される受領証部分の画像の具体例である。 収納票処理部の構成を示す説明図である。 第1の実施形態による収納票処理装置の動作を示すフローチャートである。 端末によって表示される受領証部分の画像と収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額との具体例である。 第2の実施形態による収納票処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<<1.収納代行システムの概要>>
近日、収納代行業務のための一連の作業は、店舗の店員による手作業に行われることが多い。例えば、店舗の店員は、以下のような手作業を行うことにより、収納代行業務を遂行する。
まず、店員は顧客から受け取った収納票の枚数を確認し、店員側タッチパネルまたはキーボードなどを操作してPOS(Point Of Sales)端末に収納票の枚数を入力する。続いて、店員は、収納票に記載されたデータコードをデータコードリーダで読み取り、合計金額の確認と承認を顧客に依頼する。このとき、合計金額と承認ボタンが顧客側タッチパネルに表示される。顧客が承認ボタンを押下すると、店員は、顧客から現金を受け取り、現金収納部(キャッシュドロワ―)に現金を入金して、釣銭があった場合には釣銭を顧客に返却する。
また、店員は店員側タッチパネルまたはキーボードなどを操作して、当該顧客から収納金額を領収したことをPOS端末に入力する。さらに、店員は、収納票の領収印欄に当日の日附を含む領収印を押印する。また、印紙が必要な場合には、店員は収納票の印紙貼付欄に印紙を貼り付ける。その後、店員は領収印欄を含む顧客控え(受領証領域)を収納票から切り離して顧客に渡す。最後に、店員は収納票の保管場所に顧客控えが切り離された収納票を格納する。
しかし、上記の処理の大部分は店員の手作業により行われるので、不備が発生しやすい。特に、収納代行業務に慣れていない店員(主にアルバイト店員)が処理を行う場合には、処理に長時間かかってしまうことがある。あるいは、収納代行業務に慣れていない店員は、処理を間違えてしまうことがある。
<1-1.収納代行システムの構成>
本発明の実施形態は、上記の収納票から顧客控え(受領証領域)を切り離す作業の必要性を排除することにより、店員の負荷を軽減しつつ、処理の確実性を向上することが可能な収納代行システムに関する。以下、図1~図4を参照し、このような収納代行システムの構成を説明する。
図1は、本発明の実施形態による収納代行システムを示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による収納代行システムは、収納票処理装置1、通信網12および収納票処理装置1と通信網12を介して接続されるセンタサーバ8を備える。
通信網12は、通信網12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、通信網12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、通信網12は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
センタサーバ8は、収納票処理装置1と通信網12を介して収納代行業務に関する情報を通信する。例えば、センタサーバ8は、収納票処理装置1において収納代行業務が行われた収納票に関する情報を受信し、当該情報を記憶してもよい。
収納票処理装置1は、商品の登録や代金支払いのための物販処理装置としての機能と、収納票のような媒体を機械的に処理する媒体処理装置としての機能を有する。以下、図2を参照し、収納票処理装置1の外観構成例を説明する。
<1-2.収納票処理装置1の外観構成>
図2は、収納票処理装置1の外観構成例を示す説明図である。図2に示したように、収納票処理装置1は、POS端末部20と、現金処理部30(現金処理機)と、収納票処理部40と、送受信機50と、を備える。その他、収納票処理装置1は、図示しない印刷部を備える。収納票処理装置1は、送信制御装置の例として機能し得る。POS端末部20は、現金処理部30、収納票処理部40、送受信機50、および、図示しない印刷部と、図示しない通信部により接続されている。
POS端末部20は、図2に示したように、ハンディスキャナ122、店員側操作表示部124および顧客側操作表示部126を有する。
ハンディスキャナ122は、商品に形成されているバーコードから情報を光学的に読取る構成である。店員310が、ハンディスキャナ122を把持し、商品に形成されているバーコードにハンディスキャナ122を近付けることにより、ハンディスキャナ122による情報の読み取りが行われる。
店員側操作表示部124は、表示機能を有する表示部と入力機能を有する操作部とを備える。かかる表示部は、ディスプレイによって構成される。さらに、かかる操作部は、入力デバイス(例えば、タッチパネルなど)によって構成される。例えば、店員側操作表示部124は、収納票処理装置1が設置される店舗の店員310が各種情報の確認や収納票処理装置1の操作を行うために用いられる。
顧客側操作表示部126は、店員側操作表示部124と同様に、表示機能を有する表示部と入力機能を有する操作部とを備える。かかる表示部は、ディスプレイによって構成される。さらに、かかる操作部は、入力デバイス(例えば、タッチパネルなど)によって構成される。顧客側操作表示部126は、例えば、商品の購入や収納代行による支払を行う顧客320が各種情報の確認や、承認などを行うために用いられる。
現金処理部30は、現金の入出金に関する処理を行う構成である。例えば、現金処理部30は、入金された現金を計数し、POS端末部20に計数結果を通知する。また、現金処理部30は、計数された現金の格納処理、および釣銭の出金処理を行う。
収納票処理部40は、取込口および排出口として機能する開口141を有する。収納票処理部40は、1または2以上の収納票を開口141から取り込み、取り込んだ収納票を用いて収納代行に関する処理を行う。例えば、収納票処理部40は、収納票をスキャンし、収納票をスキャンした結果に基づいて支払金額を特定し、支払金額の入金が確認されると、収納票を所定の領域に集積する。当該収納票処理部40については、図5~図8などを参照してより詳細に後述する。
送受信機50は、顧客320の端末200との間で通信を行う。すなわち、送受信機50は、端末200にデータを送信するデータ送信機として機能するとともに、端末200からデータを受信するデータ受信機として機能する。本発明の実施形態では、端末200がスマートフォンである場合を想定する。しかし、端末200は、スマートフォンに限定されず、タブレット端末であってもよいし、携帯電話などであってもよい。送受信機50と端末200との間の通信の種類は限定されない。例えば、送受信機50と端末200との間の通信は、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信によって行われてもよい。
その他、図示しない印刷部は、紙状媒体へ情報を印刷し、情報が印刷された紙状媒体を排出する。例えば、図示しない印刷部は、紙状媒体に支払金額などを印刷することにより、支払いの収納票を発行する。例えば、かかる収納票は、店員310から顧客320に手渡される。
<1-3.収納票の構成例>
ここで、図3および図4を参照し、収納票処理部40により処理される収納票の構成例を説明する。
図3は、収納票60の構成例を示す説明図である。図3に示したように、収納票60は、払込取扱票70、店舗控え80および受領証90からなる。
払込取扱票70は、図3に示したように、支払先の口座番号や収納金額などの情報の他、領収印領域72とデータコード領域74を含む。領収印領域72には領収印が形成(押印)される。データコード領域74には、情報コードの一例として、収納に関する情報を含む一次元のデータコードが形成される。
図4は、データコード領域74に形成されるデータコードのコード体系の一例を示す説明図である。図4に示したように、データコード、印紙フラグ(6)、支払金額(7)などの情報を含む。例えば、印刷フラグ(6)には、印紙貼付領域94への収入印紙の貼付が不要である場合には、「0:貼らない」が設定され、印紙貼付領域94への収入印紙の貼付が必要である場合には、「1:貼る」が設定される。また、データコードに含まれる自由記載欄(3)には、当該収納票による支払金額の受取人名を示す情報が含まれてもよい。
なお、払込取扱票70は、本部控えとも呼ばれ、収納票処理装置1により当該収納票の処理が行われた後に本部に送られる。
店舗控え80は、図3に示したように領収印領域82を含む。領収印領域82には領収印が形成(押印)される。
受領証90は、図3に示したように、領収印領域92、印紙貼付領域94を含む。領収印領域92は、領収印の形成(押印)のために設けられた領域である。印紙貼付領域94には、必要に応じて印紙が貼り付けられる。受領証90によって、支払金額に対応する現金の支払いが示される(証明される)。なお、受領証90は、お客様控えとも呼ばれ、ある処理においては顧客320に返却される部分である。
<1-4.背景>
上記の受領証90の返却に関し、幾つかの問題が発見された。まず、受領証90を収納票60から切り離す作業によって店員310に多くの手間が掛かってしまう。特に、収納票60にミシン目が無い場合、または、一度切り離された受領証90がテープで収納票60に貼り付けられている場合などには、上記の切り離し作業は煩雑である。さらに、かかる受領証90の返却においては、誤処理が発生しやすい。例えば、収納代行業務に不慣れな店員310(主にアルバイト店員)は、収納票60から受領証90を切り離さず、受領証90を含む収納票60の全体を顧客320に渡してしまうこともある。
さらに、収納票の支払金額によっては印紙が必要になる場合がある。このように印紙が必要な場合において、領収印が形成された受領証を金銭のやり取りを証明する書類として用いる場合には、かかる受領証は課税文書となる。そのため、店員は収納票の印紙貼付欄に印紙税法上定められた金額の印紙を貼り付け、割印を押さなくてはならないのが一般的である。このように収納票の印紙貼欄に印紙を貼り付け、割印を押す作業によっても、店員310に多くの手間が掛かってしまう。
そこで、本件発明者は、上記事情を一着眼点にして、受領証90の処理に関する作業負荷の軽減、および、確実性の向上を実現する収納票処理装置1を創作するに至った。以下、このような本実施形態による収納票処理装置1の構成および動作を順次詳細に説明する。
<<2.第1の実施形態>>
<2-1.収納票処理装置の構成>
図5は、本発明の第1の実施形態による収納票処理装置1の構成を示す説明図である。図5に示したように、本発明の第1の実施形態による収納票処理装置1は、現金処理部30、収納票処理部40、送受信機50、制御部110、通信部120、ハンディスキャナ122、店員側操作表示部124、顧客側操作表示部126および記憶部160を備える。現金処理部30、送受信機50、ハンディスキャナ122、店員側操作表示部124および顧客側操作表示部126については、「1-2.収納票処理装置1の外観構成」において説明済であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(制御部)
制御部110は、記憶部160に格納されている制御プログラムに基づいて収納票処理装置1の各構成を制御する。例えば、制御部110は、ハンディスキャナ122またはスキャナ部144により読み取られたデータコードを解析して、データコードに含まれる各種情報を取得する。また、制御部110は、店員側操作表示部124および顧客側操作表示部126の表示を制御する。また、制御部110は、収納票処理部40による収納票の処理を制御する。なお、収納票処理部40による収納票の処理は、収納票処理部40の内部に設けられた制御機能により制御されてもよい。
図6は、制御部110の詳細な構成例を示すブロック図である。図6に示したように、制御部110は、取得部112および出力制御部114を備える。取得部112は、ハンディスキャナ122または、スキャナ部144により読み取られたデータコードに基づいて、データコードに含まれる各種情報を取得する。そして、データコードに含まれる各種情報には、支払金額(顧客によって支払われるべき代金を示す情報)などが含まれる。
出力制御部114は、支払金額を顧客側操作表示部126に表示させる。ここでは、収納票の支払金額としてデータコードに含まれる支払金額が顧客側操作表示部126に表示される場合を想定する。しかし、支払金額を含んだ収納票の画像の全体が顧客側操作表示部126に表示されてもよい。収納票の画像の全体が顧客側操作表示部126に表示される場合には、収納票の画像のうち個人情報(例えば、氏名など)に該当する部分には、他の顧客に見られないように所定の加工(例えば、塗りつぶし、非表示など)が施されるとよい。
店員が顧客から現金を受け取り、顧客から受け取った現金を現金処理部30に投入すると、現金処理部30は、投入された現金を計数する。支払金額に対応する現金が現金処理部30に入金されると、出力制御部114は、確認用画面を顧客側操作表示部126に表示させる。確認用画面には、少なくとも計数結果と確認操作のためのボタン(確認用ボタン)とが含まれていればよい。
顧客側操作表示部126によって顧客による確認操作が検出されると、出力制御部114は、端末200へのデータ送信依頼操作のためのボタン(データ送信依頼用ボタン)を顧客側操作表示部126に表示させる。続いて、顧客側操作表示部126によって顧客によるデータ送信依頼操作が検出され、収納票処理部40によって、図3を参照して説明した各領収印領域に領収印が形成され、各領収印領域に領収印が形成された収納票がスキャンされると、出力制御部114は、端末200を送受信機50にかざすことを促す内容(例えば、テキストデータ、画像データなど)を顧客側操作表示部126に表示させる。例えば、端末200を送受信機50にかざすことを促す内容は、「スマートフォンをかざしてください」などといったテキストデータであってもよい。そして、顧客によって端末200が送受信機50にかざされる。
顧客によって端末200が送受信機50にかざされると、出力制御部114は、領収印が形成された収納票の画像のうち、受領証部分の画像(受領証データ)が送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する。端末200は、受領証部分の画像を送受信機50から受信すると、送受信機50から受信した受領証部分の画像を表示する。
図7は、端末200によって表示される受領証部分の画像190の具体例である。図7に示したように、送受信機50から受信される受領証部分の画像190は、領収印領域に対して領収印192が形成されている。顧客は、(受領証の提供を受ける代わりに)端末200によって表示された受領証部分の画像190を見ることによって、受領証を確認することが可能である。
かかる構成によれば、受領証を収納票から切り離す作業が不要になるため、店員に係る手間が低減され得る。さらに、かかる構成によれば、受領証を収納票から切り離す作業が不要になるため、受領証が顧客に返却される際に発生しやすい店員による誤処理が発生しなくなるという効果も享受され得る。
さらに、印紙が必要な場合においても、領収印が形成された受領証の代わりに、受領証部分の画像が用いられるようになれば、課税文書が生じなくなる。そのため、収納票の印紙貼欄に印紙を貼り付け、割印を押す作業によって店員に掛かっていた手間がなくなる。なお、上記では、受領証部分の画像190に領収印192が形成されている場合を主に想定したが、後にも説明するように、受領証部分の画像190には、領収印192が形成されていなくてもよい。
また、端末200には、送受信機50から受領証部分の画像190を受信するためのアプリケーションがあらかじめインストールされている。そして、かかるアプリケーションが顧客の手動により起動され、あるいは、自動的に起動された状態において、端末200が送受信機50にかざされれば、アプリケーションの機能によって、端末200は送受信機50から受領証部分の画像190を受信することができる。
また、端末200に受領証部分の画像が送信される場合には、顧客は、受領証を端末200によって確認できるため、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がない。しかし、顧客によっては、端末200を持っていない場合があり得る。あるいは、顧客によっては、端末200を持っていても受領証を紙上で確認したいと考える場合もあり得る。かかる場合には、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がある。
したがって、出力制御部114は、データ送信依頼用ボタンだけではなく、受領証発行依頼操作のためのボタン(受領証発行依頼用ボタン)を顧客側操作表示部126に表示させてもよい。そして、受領証発行依頼操作が顧客側操作表示部126によって検出された場合には、出力制御部114は、収納票処理部40によって領収印が形成された受領証が発行(排出)されるように収納票処理部40を制御してもよい。これによって、顧客へのより柔軟な対応が可能となる。図5に戻って説明を続ける。
(通信部)
通信部120は、有線/無線により他の情報処理装置との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部120は、LAN(Local Area Network)などに接続され、同一店舗内に設置された図示されない他のPOS端末やコンピュータと通信する。また、通信部120は、LAN(Local Area Network)や電話回線などに接続され、通信網12を介してセンタサーバ8と通信する。例えば、通信部120は、通信網12を介してセンタサーバ8に、収納票処理装置1で収納代行処理が行われた収納票に関する情報を送信してもよい。
(記憶部)
記憶部160は、物販処理や収納代行処理における入力データ、および収納票処理装置1の動作を制御するための制御プログラムなどを格納する。また、店員側操作表示部124、顧客側操作表示部126の表示を制御するための情報も記憶部160に格納されている。また、本実施形態による記憶部160は、収納票のスキャンにより得られた画像も記憶する。
(収納票処理部)
収納票処理部40は、1または2以上の収納票を開口141から取り込み、取り込んだ収納票を用いて収納代行に関する処理を行う。図8を参照し、この収納票処理部40の構成をより具体的に説明する。
図8は、収納票処理部40の構成を示す説明図である。図6に示したように、収納票処理部40は、開口141と、スキャナ部144と、カッタ部145と、一時保留部146と、領収印形成部147と、ブレード148と、集積部149と、を備える。
収納票は開口141から取り込まれ、スキャナ部144は、開口141から取り込まれた収納票をスキャンし、収納票の画像を取得する。さらに、スキャナ部144は、領収印形成部147によって領収印が形成された収納票をスキャンし、領収印が形成された収納票の画像を取得する。
一時保留部146は、収納票を一時的に集積し、集積していた収納票を支払金額の入金後に繰り出す。領収印形成部147は、一時保留部146から繰り出された収納票の、図3を参照して説明した各領収印領域に領収印を形成する。なお、領収印形成部147は、必要な場合にのみ、各領収印領域に領収印を形成してもよい。例えば、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がある場合にのみ、各領収印領域に領収印が形成されてもよい。
カッタ部145は、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がある場合に、領収印が形成された収納票を、図3を参照して説明した店舗控えと受領証との間で切断することによって、収納票から受領証を切り離す。一方、カッタ部145は、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がない場合には、領収印が形成された収納票を特に切断しなくてもよい。
ブレード148は、一時保留部146から繰り出された収納票の搬送先を、制御部110からの制御に従って開口141と集積部149との間で切り替える。例えば、制御部110は、収納代行処理がキャンセルされた収納票は開口141に向けて搬送され、収納代行処理が行われた収納票は集積部149に搬送されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御する。
このとき、制御部110は、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がない場合には、収納票の全体が集積部149に搬送されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御する。一方、制御部110は、収納票から切り離された受領証が顧客に提供される必要がある場合には、収納票の受領証が開口141に搬送されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御し、収納票の払込取扱票と店舗控えとが集積部149に搬送されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御する。
なお、図2および図8においては、収納票の取込みと排出が同じ開口141を介して行われる例を示したが、収納票処理部40は、収納票の取り込みのための開口、および収納票の排出のための開口を別個に有してもよい。
集積部149は、ブレード148の作用により集積部149に搬送された収納票を集積(保管)する。
<2-2.動作>
以上、第1の実施形態による収納票処理装置1の構成を説明した。続いて、図9を参照し、第1の実施形態による収納票処理装置1の動作を整理する。
図9は、第1の実施形態による収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。まず、開口141から収納票の取り込みが行われると(S101)、スキャナ部144が収納票をスキャンし、収納票の画像を取得する(S102)。なお、S102において、スキャナ部144により読み取られたデータコードを解析して、データコードに含まれる支払金額等の各種情報を取得する場合を想定する。しかし、当該各種情報の取得の仕方はこれに限定されず、ハンディスキャナ122により読み取られたデータコードに基づいて、データコードに含まれる支払金額等の各種情報を取得してもよい。スキャナ部144によりスキャンされた収納票は、一時保留部146に一時的に集積される。その後、当該画像の解析により特定された支払金額を顧客側操作表示部126が表示し、店員が顧客から受け取った現金を現金処理部30に投入すると、投入された現金を現金処理部30が計数する(S103)。
続いて、支払金額に対応する現金が現金処理部30に入金されると、顧客側操作表示部126が現金処理部30による計数結果を含む確認用画面を表示する(S104)。そして、顧客側操作表示部126が、顧客による確認操作を検出し(S105)、データ送信依頼操作を検出すると(S106)、一時保留部146は、収納票を繰出し、領収印形成部147は、収納票の各領収印領域に領収印を形成する(S107)。スキャナ部144は、領収印形成部147によって領収印が形成された収納票をスキャンし(S108)、領収印が形成された収納票の画像を取得する。
顧客によって端末200が送受信機50にかざされると、出力制御部114は、領収印が形成された収納票の画像のうち、受領証部分の画像が送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する(S109)。端末200は、受領証部分の画像を送受信機50から受信すると、送受信機50から受信した受領証部分の画像を表示する。さらに、制御部110は、領収印が形成された収納票が内部に集積されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御すると、領収印が形成された収納票が内部(集積部149)に集積される(S110)。
<<3.第2の実施形態>>
<3-1.収納票処理装置の構成>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態への機能追加の提案に関する。より詳細に、第2の実施形態では、印紙代の一部を店舗の取り分とし、残りを顧客に還元することによって、顧客の満足度を向上させる。なお、第2の実施形態では、支払金額と印紙代と店舗の取り分とが対応付けられたテーブルが、あらかじめ記憶部160に格納されている場合を想定する。しかし、かかるテーブルは、記憶部160以外の他の場所(センタサーバ8など)に格納されていてもよい。
第1の実施形態と同様に、取得部112は、収納票が収納票処理部40によってスキャンされたデータとして収納票の画像を取得する。そして、取得部112は、収納票の画像に基づいて、支払金額などの情報を取得する。取得部112は、収納票の画像を解析し、収納票の画像から認識されるデータコードに含まれる支払金額などの情報を取得する。このとき、取得部112によってデータコードから取得される情報には、印紙フラグも含まれる。
取得部112は、印紙が必要であるかを判定する。より詳細には、印紙フラグに印紙が不要であること(すなわち、「0:貼らない」)が設定されている場合には、第1の実施形態と同様に現金の計数以降の動作が行われる。一方、取得部112は、印紙フラグに印紙が必要であること(すなわち、「1:貼る」)が設定されている場合には、記憶部160に格納されているテーブルから、支払金額に対応する印紙代と店舗の取り分とを取得し、印紙代から店舗の取り分を減算することによって、割引金額を算出する。なお、印紙が必要であるか否かは、テーブル上で支払金額に対応する印紙代が有料であるか否かによって判定されてもよい。
さらに、取得部112は、支払金額から割引金額を減算することによって、割引後の支払金額を算出する。第1の実施形態と同様に、出力制御部114は、支払金額を顧客側操作表示部126に表示させる。その他、第2の実施形態では、出力制御部114は、割引金額と割引後の支払金額とを顧客側操作表示部126に表示させる。
店員が顧客から現金を受け取り、顧客から受け取った現金を現金処理部30に投入すると、現金処理部30は、投入された現金を計数する。割引後の支払金額に対応する現金が現金処理部30に入金されると、出力制御部114は、確認用画面を顧客側操作表示部126に表示させる。確認用画面には、少なくとも計数結果と確認操作のためのボタン(確認用ボタン)とが含まれていればよい。
顧客側操作表示部126によって顧客による確認操作が検出されると、第1の実施形態と同様に、出力制御部114は、端末200へのデータ送信依頼操作のためのボタン(データ送信依頼用ボタン)を顧客側操作表示部126に表示させる。続いて、顧客側操作表示部126によって顧客によるデータ送信依頼操作が検出され、収納票処理部40によって、各領収印領域に領収印が形成され、各領収印領域に領収印が形成された収納票がスキャンされると、出力制御部114は、端末200を送受信機50にかざすことを促す内容を顧客側操作表示部126に表示させる。そして、顧客によって端末200が送受信機50にかざされる。
顧客によって端末200が送受信機50にかざされると、第1の実施形態と同様に、出力制御部114は、領収印が形成された収納票の画像のうち、受領証部分の画像(受領証データ)が送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する。その他、第2の実施形態では、出力制御部114は、収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額とが送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する。
端末200は、第1の実施形態と同様に、受領証部分の画像を送受信機50から受信すると、送受信機50から受信した受領証部分の画像を表示する。さらに、第2の実施形態では、端末200は、収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額とを送受信機50から受信すると、送受信機50から受信した収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額とを表示する。
図10は、端末200によって表示される受領証部分の画像190と収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額との具体例である。図10に示したように、第2の実施形態では、端末200は、送受信機50から受信した受領証部分の画像190の他に、送受信機50から受信した収納票の支払金額と割引金額と割引後の支払金額とを表示する。顧客は、これらの金額を見ることによって、(受領証の提供を受ける代わりに)受領証部分の画像190の受信により還元される金額を把握することが可能である。
かかる構成によれば、第1の実施形態と同様の効果が享受され得る。その他、第2の実施形態によれば、印紙代の一部が店舗の取り分とされるが、残りが顧客に還元されるため、顧客の満足度を向上させることが可能となる。
<3-2.動作>
以上、第2の実施形態による収納票処理装置1の構成を説明した。続いて、図11を参照し、第2の実施形態による収納票処理装置1の動作を整理する。
図11は、第2の実施形態による収納票処理装置1の動作を示すフローチャートである。図11に示したS101~S102の処理は、図9を参照して説明した第1の実施形態の処理と実質的に同一である。スキャナ部144によりスキャンされた収納票は、一時保留部146に一時的に集積される。
第2の実施形態においては、取得部112は、印紙が必要であるかを判定する(S201)。印紙が不要である場合には(S201において「NO」)、図9に示したS103以降の動作が行われる。一方、取得部112は、印紙が必要である場合には(S201において「YES」)、記憶部160に格納されているテーブルから、支払金額に対応する印紙代を取得し(S202)、印紙代に対応する店舗の取り分を取得する。取得部112は、印紙代から店舗の取り分を減算することによって、割引金額を算出する。さらに、取得部112は、支払金額から割引金額を減算することによって、割引後の支払金額を算出する(S203)。
続いて、当該画像の解析により特定された支払金額と算出結果(すなわち、割引金額と割引後の支払金額)とを顧客側操作表示部126が表示し、店員が顧客から受け取った現金を現金処理部30に投入すると、投入された現金を現金処理部30が計数する(S103)。
続いて、割引後の支払金額に対応する現金が現金処理部30に入金されると、顧客側操作表示部126が現金処理部30による計数結果を含む確認用画面を表示する(S104)。そして、顧客側操作表示部126が、顧客による確認操作を検出し(S105)、データ送信依頼操作を検出すると(S106)、一時保留部146は、収納票を繰出し、領収印形成部147は、収納票の各領収印領域に領収印を形成する(S107)。スキャナ部144は、領収印形成部147によって領収印が形成された収納票をスキャンし(S108)、領収印が形成された収納票の画像を取得する。
顧客によって端末200が送受信機50にかざされると、第1の実施形態と同様に、出力制御部114は、領収印が形成された収納票の画像のうち、受領証部分の画像が送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する。さらに、第2の実施形態では、出力制御部114は、収納票の支払金額と算出結果(すなわち、割引金額と割引後の支払金額)とが送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する(S209)。
端末200は、受領証部分の画像と収納票の支払金額と算出結果(すなわち、割引金額と割引後の支払金額)とを送受信機50から受信すると、送受信機50から受信した受領証部分の画像と収納票の支払金額と算出結果(すなわち、割引金額と割引後の支払金額)とを表示する。さらに、第1の実施形態と同様に、制御部110は、領収印が形成された収納票が内部に集積されるように、ブレード148による搬送先の切替えを制御すると、領収印が形成された収納票が内部(集積部149)に集積される(S110)。
<<4.むすび>>
以上説明したように、本発明の第1の実施形態および第2の実施形態によれば、店員が収納票から受領証を切り離す手間を削減することができる。また、収納票は収納票処理部40の集積部149に集積されるので、店員が誤って収納票の全体を顧客に渡してしまうことも防止することができる。すなわち、本実施形態によれば、受領証の処理に関する作業負荷の軽減、および確実性の向上を実現することが可能である。
さらに、第2の実施形態によれば、印紙代の一部が店舗の取り分とされるが、残りが顧客に還元されるため、顧客の満足度を向上させることが可能となる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態では、領収印が形成された収納票の画像のうち、受領証部分の画像が送受信機50によって顧客の端末200に送信される場合を主に想定した。しかし、領収印が形成された収納票の画像の全体が送受信機50によって顧客の端末200に送信されてもよい。かかる場合には、顧客の端末200においては、領収印が形成された収納票の画像の全体が表示される。
さらに、受領証部分の画像の代わりに、支払金額の支払いを示す(証明する)画像以外の受領証データ(例えば、テキストデータなど)が送受信機50によって顧客の端末200に送信されてもよい。例えば、受領証データの例として支払金額や受取人を示すテキストデータが送受信機50によって顧客の端末200に送信されてもよい。かかる場合には、端末200の会計管理アプリケーションなどによって、支払金額が容易に管理され得る。
さらに、S106で顧客側操作表示部126がデータ送信依頼操作を検出した場合において、S107とS108の処理を省略してもよい。この場合、取得部112は、S102で取得した収納票のスキャンデータから、受領証部分の画像または収納票の画像全体を取得し、出力制御部114は、取得部112によって取得された受領証部分の画像または収納票の画像全体を、支払金額の支払を示すテキストデータとともに送受信機50によって顧客の端末200に送信されるように送受信機50を制御する。
さらに、本実施形態では、取得部112が収納票60に形成されているデータコード領域から支払金額や受取人情報を取得したが、支払金額や受取人情報の取得の仕方はこれに限定されない。例えば、スキャナ部144により得られた画像を制御部110が解析することで支払金額および受取人を特定してもよい。
さらに、本実施形態では、現金処理部30に支払金額に対応する現金を投入したが、支払金額に対応する金額の入金の仕方はこれに限定されない。例えば、収納代行システムがICカードや携帯端末を利用した電子マネーによる決済処理を実行する決済端末を備えることで、現金処理部30に現金を投入することなく、支払金額に対応する金額を入金してもよい。
さらに、第2の実施形態では、取得部112が、支払金額に対応する印紙代を取得し、印紙代に対応する店舗の取り分を印紙代から減算することによって、割引金額を算出し、割引金額を支払金額から減算することによって割引後の支払金額を算出した。しかし、割引後の支払金額の算出の仕方は、これに限定されない。例えば、取得部112は、印紙代の全額を支払金額から減算することによって割引後の支払金額を算出してもよい。
さらに、収納票の支払処理に店舗の店員が介在せずに、顧客自身の操作により収納票の支払処理を実行するように構成してもよい。この場合は、上記した例における店舗側操作表示部側を顧客操作側とし、上記した例において店員が行なうとして説明した処理を顧客自身が実行する。
また、本実施形態では、収納票を処理する場合を主に想定した。しかし、本実施形態の適用は、収納票を処理する場合に限定されない。例えば、商品に付されたデータコードがハンディスキャナ122によって読み取られた場合、取得部112は、ハンディスキャナ122によって読み取られた、商品に付されたデータコードに基づいて、支払金額を取得してもよい。このとき、出力制御部114は、現金処理部30に支払金額に対応する現金が入金された場合に、受領証データが端末200に送信されるように送受信機50を制御してもよい。
さらに、本実施形態では、店員により操作される収納票処理装置1が用いられる場合を主に想定した。しかし、本実施形態は、顧客により操作される自立型装置に適用されてもよい。
また、本明細書の収納票処理装置1の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、収納票処理装置1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、収納票処理装置1に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した収納票処理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 収納票処理装置
110 制御部
112 取得部
114 出力制御部
120 通信部
122 ハンディスキャナ
144 スキャナ部
147 領収印形成部
20 POS端末部
30 現金処理部
40 収納票処理部
50 送受信機
200 端末

Claims (6)

  1. 読取部によって収納票から読み取られたデータに基づいて顧客によって支払われるべき支払金額と印紙代と店舗の取り分とを取得し、前記印紙代から前記店舗の取り分を減算した割引金額を、前記支払金額から減算することによって割引後の支払金額を算出する取得部と、
    前記割引後の支払金額に対応する金額の入金が確認された場合に、前記割引後の支払金額の支払いを示す受領証データが顧客の端末に送信されるようにデータ送信機を制御する出力制御部と、
    を備える、送信制御装置。
  2. 前記出力制御部は、前記入金が確認された場合に、前記読取部によって得られた前記収納票の一部である受領証部分の画像が、前記受領証データとして前記端末に送信されるように前記データ送信機を制御する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  3. 前記受領証部分の画像は、領収印領域に領収印が形成された受領証が前記読取部によってスキャンされて得られる、
    請求項2に記載の送信制御装置。
  4. 前記送信制御装置は、前記読取部を備える、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の送信制御装置。
  5. 前記送信制御装置は、現金処理機を備え、
    前記入金の確認は、現金の前記現金処理機への入金の確認によって行われる、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の送信制御装置。
  6. 前記送信制御装置は、前記データ送信機を備える、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の送信制御装置。
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